JP2017216562A - 光加入者装置、光通信システム、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

光加入者装置、光通信システム、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光加入者装置における異常発光を確実に抑止することが可能な光加入者装置、光通信システム、制御方法及び制御プログラムを提供すること【解決手段】本発明にかかる光加入者装置は、局内装置と光通信を行う光通信部11と、光通信部11の異常発光状態を検出する第一の検出部12と、第一の検出部12の故障状態を検出する第二の検出部13と、異常発光状態が検出された場合または故障状態が検出された場合、光通信部11の発光を停止する発光停止部14と、を備えるものである。【選択図】図5

Description

本発明は光加入者装置、光通信システム、制御方法及び制御プログラムに関する。
光ファイバを用いてインターネット等のネットワークにアクセスするための光アクセスネットワークシステムが、広く利用されている。光アクセスネットワークシステムの1つに、PON(Passive Optical Network)システムがある。PONシステムでは、1本の光ファイバに複数の加入者回線を集約することで経済的に複数の加入者を収容することが可能となっている。
PONシステムでは、光加入者装置から局内装置への光ファイバによる上り方向通信路を、複数の加入者が時分割多重方式で共用している。このため、1つの光加入者装置が、許可されていない時間内に光ファイバへ発光してしまうと、異常発光の状態になることがある。1つの光加入者装置が異常発光の状態になると、複数の光加入者装置からの光信号が衝突するため、複数の加入者が通信できない状態に陥るという問題がある。関連する技術として、例えば、特許文献1〜5が知られている。
特許文献1には、光加入者装置が局内装置から光信号の送信許否を指示する信号を受信し、光モジュールに対し光信号の送信許否を指示する制御信号、及び光モジュールの異常を検出する手段を有する。当該検出手段で、光信号の送信許否を指示する制御信号、及び光モジュールの異常を検出すると、異常状態を是正するために、光モジュールに対する電源供給を停止することが記載されている。
特許文献2には、光加入者装置の外部に光加入者装置を監視する監視サーバを設け、当該監視サーバが光加入者装置の異常発光を検出し、異常発光をしている光加入者装置を特定することが記載されている。
特許文献3には、ディスカバリプロセスにより光加入者装置の上り回線に異常があるかを判定し、各光加入者装置が順次発光停止を試行し上り回線の異常が回復したかを確認することが記載されている。
特許文献4には、光加入者装置が異常発光をしているかを判定する発光制御回路が異常で、当該光加入者装置が異常発光である場合に、局内装置であるOLT(Optical Line Terminal)側にて異常発光を検出することが記載されている。
特開2011−029883号公報 特開2014−154992号公報 国際公開第2010/116410号 特開2010−219878号公報 特開2002−359423号公報
特許文献1などのように、関連する技術では、光加入者装置における異常発光の状態を検出する検出回路を設けることで、ある程度は異常発光を抑止することが可能である。しかし、関連する技術では、当該検出回路が常に異常発光の状態を検出可能であることが前提となっているため、検出回路自体が故障し異常となった場合については考慮されていない。このため、関連する技術では、検出回路が異常となった場合などにおいて、光加入者装置における異常発光を確実に抑止することが困難であるという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、光加入者装置における異常発光を確実に抑止することが可能な光加入者装置、光通信システム、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかる光加入者装置は、局内装置と光通信を行う光通信部と、前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部と、前記第一の検出部の故障状態を検出する第二の検出部と、前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止する発光停止部と、を備えるものである。
また、本発明にかかる光通信システムは、局内装置と複数の加入者装置とを備えた光通信システムであって、前記複数の光加入者装置は、前記局内装置と光通信を行う光通信部と、前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部と、前記第一の検出部の故障状態を検出する第二の検出部と、前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止する発光停止部と、を備えるものである。
さらに、本発明にかかる制御方法は、局内装置と光通信を行う光通信部と前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部とを備えた光加入者装置の制御方法であって、前記第一の検出部の故障状態を検出するステップと、前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止するステップと、を備えるものである。
またさらに、本発明にかかる制御プログラムは、局内装置と光通信を行う光通信部と前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部とを備えた光加入者装置に実行させる制御プログラムであって、前記第一の検出部の故障状態を検出するステップと、前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止するステップと、を備えるものである。
本発明によれば、光加入者装置における異常発光を確実に抑止することが可能となる。
PONシステムの構成例を示す構成図である。 PONシステムにおける下り方向フレーム転送の一例を説明するための図である。 PONシステムにおける上り方向フレーム転送の一例を説明するための図である。 PONシステムにおける上り方向フレーム転送の一例を時間軸で説明するための図である。 実施の形態1にかかる光加入者装置の構成例を示す構成図である。 実施の形態2にかかる光加入者装置の構成例を示す構成図である。 実施の形態2にかかる光加入者装置の下り方向の動作を例示するフローチャートである。 実施の形態2にかかる光加入者装置の上り方向の動作を例示するフローチャートである。 実施の形態2にかかる光加入者装置の上り方向の動作を例示するフローチャートである。 実施の形態3にかかる光加入者装置の構成例を示す構成図である。 実施の形態4にかかる光加入者装置の構成例を示す構成図である。 実施の形態5にかかる光加入者装置の構成例を示す構成図である。 実施の形態6にかかる光加入者装置の構成例を示す構成図である。
(PONシステムの概要)
まず、実施の形態1の説明に先立って、本発明にかかるPONシステムの概要を説明する。図1は、加入者系アクセスネットワークであるPONシステムの一例を示している。図1に示すように、本発明にかかるPONシステムは、局内装置1、複数の光加入者装置2−1〜2−3(いずれかを光加入者装置2ともいう)、光カプラ3、複数の通信機器4−1〜4−4(いずれかを通信機器4ともいう)を備えている。このPONシステムは、局内装置1と複数の光加入者装置2−1〜2−3との間を光カプラ3を介してスター型に接続した光通信システムである。すなわち、局内装置1及び複数の光加入者装置2−1〜2−3と光カプラ3との間は、それぞれ光ファイバ5を介して接続されている。光加入者装置2−1〜2−3と通信機器4−1〜4−3との間、局内装置1と通信機器4−4との間は、それぞれLANケーブル6を介して接続されている。なお、光加入者装置2−1〜2−3と通信機器4−1〜4−3との間、局内装置1と通信機器4−4との間は、LANケーブルに限らず、その他の有線/無線ネットワークを介して接続してもよい。
局内装置1は、例えば通信事業者の局舎に設置されたOLTである。光カプラ3は、例えば局舎から離れた加入者宅・集合住宅・ビルなどに設置され、局内装置1及び光加入者装置2−1〜2−3からの光を分岐/集合する装置である。局内装置1は、光カプラ3を介して、複数の光加入者装置2−1〜2−3からの加入者回線を収容する。光加入者装置2−1〜2−3は、インターネット等のネットワークにアクセスするための回線を加入者(通信機器)に提供するONU(Optical Network Unit)である。通信機器4−1〜4−4は、例えばルータやスイッチングハブ、パソコンなどのLANに接続可能な通信機器である。
次に、PONシステムにおける通信方法(フレーム転送方法)について説明する。ここでは、局内装置1から光加入者装置2へ向かう方向を下り方向、光加入者装置2から局内装置1へ向かう方向を上り方向を称し、下り方向へ送信(転送)されるフレームを下り方向フレーム、上り方向へ送信(転送)されるフレームを上り方向フレームと称する。局内装置1〜光カプラ3〜各光加入者装置2の区間では、上り方向の通信路と下り方向の通信路が波長分割多重により独立しているため、上り方向フレームと下り方向フレームが同時刻に光ファイバ5上を通過することができる。一方、上り方向の通信路内あるいは下り方向の通信路内では、時分割多重により各光加入者装置2が1つの通信路を共有する構成となっている。共有の様子について以降に説明する。
図2は、図1に示したPONシステムにおける下り方向フレームの転送の一例を示している。図2に示すように、局内装置1は、光カプラ3に接続された複数の光加入者装置2−1〜2−3へ送信すべき下り方向フレームを、時分割多重によって同一の光ファイバ5の伝送路を介して光カプラ3へ送信する。局内装置1から送信された全ての下り方向フレームは、光カプラ3に接続された全ての光加入者装置2−1〜2−3に同報分配される。このため、各光加入者装置2は、光カプラ3から受信した全ての下り方向フレームの中から、自装置宛のフレームのみを抽出し、他の光加入者装置2宛のフレームは廃棄するように構成されている。
図3は、図1に示したPONシステムにおける上り方向フレームの転送の一例を示している。図3に示すように、各光加入者装置2から局内装置1へフレームを送信する場合、複数の光加入者装置2−1〜2−3から送信された各上り方向フレーム列が光カプラ3で合流し、合流した上り方向フレーム列は同一の光ファイバ5の伝送路を介して局内装置1へ転送される。PONシステムでは、異なる光加入者装置2から送信されたフレーム列どうしの衝突を防ぐため、各光加入者装置2がフレーム列の送信タイミングを調整して送り出している。ここで、フレーム列とは、複数のフレームを示している。フレーム列の送信タイミングは、局内装置1から各光加入者装置2に指示(許可)されている。なお、局内装置1から指示を受けた期間内(許可された期間内)であれば、複数のフレームを1回の送信機会内で送ることができるため、ここでは、複数のフレームを1つのかたまりとして扱うフレーム列という表現を用いている。
図4に、図3の補足として、各光加入者装置2から送信された上り方向フレーム列が光カプラ3で合流する様子を、横軸を時間として示す。図4の例では、時刻T1において光加入者装置2−1がフレーム列#1を送信し、時刻T2において光加入者装置2−2がフレーム列#2を送信し、時刻T3において光加入者装置2−3がフレーム列#3を送信し、光カプラ3で時刻T1のフレーム列#1、時刻T2のフレーム列#2、時刻T3のフレーム列#3が合流し、局内装置1へ転送される。上り方向フレームの送信において重要なことは、ある時刻においてフレームを送信できる装置、すなわち、ある時刻において発光(光カプラ3に光信号を出力)してよい装置は、1つの光加入者装置のみであるということである。
上記のように、PONシステムでは、光ファイバの上り方向通信路を複数の加入者が時分割多重で共用している関係上、1つの光加入者装置の光出力禁止機能や光送信部に異常をきたし許可されていない時間に発光してしまう異常発光状態になると、他のすべての加入者が通信できなくなってしまう。そこで、以下の実施の形態は、PONシステムの構成要素のうち、主に光加入者装置2において、このような課題を解決するものである。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。PONシステムの全体の構成は、図1と同様であるため、本実施の形態の主な特徴である光加入者装置について説明する。なお、以降の実施の形態でも同様である。図5は、本発明の実施の形態1にかかる光加入者装置10の構成を示す構成図である。図5に示すように、本実施の形態にかかる光加入者装置10は、光通信部11、第一の検出部12、第二の検出部13、及び発光停止部14を有している。
光通信部11は、光信号を送信(発光)することにより、図1の局内装置1との間で光通信を行う。第一の検出部12は、光通信部11の状態を取得し、光通信部11の異常発光状態を検出する。光通信部11の異常発光状態とは、局内装置1から許可されていない時間に光通信部11が発光する状態であり、例えば、光通信部11内の光信号を発光する光送信部の異常(故障)や、光通信部11内の光出力禁止機能(内部の許可/禁止信号による制御)の異常などを含む。
第二の検出部13は、第一の検出部12の状態を取得し、第一の検出部12の故障状態を検出する。第一の検出部12の故障状態とは、第一の検出部12の動作が異常(故障)により停止した状態、すなわち、光通信部11の異常発光状態の検出動作が不可能となった状態である。
発光停止部14は、第一の検出部12により光通信部11の異常発光状態が検出された場合、または第二の検出部13により第一の検出部12の故障状態が検出された場合、光通信部11の発光を停止する。例えば、発光停止部14は、光通信部11への電源供給を遮断することで光通信部11の発光を停止することができる。
このように、局内装置と複数の光加入者装置との間を光カプラを介してスター型に接続するPONシステムにおいて、本実施の形態にかかる光加入者装置は、異常発光状態を検出する手段(第一の検出部)と異常発光状態を検出する手段の異常を検出する手段(第二の検出部)とを有し、特に異常発光状態を検出する手段の異常を検出した場合には、光送信回路部を含む光通信部への電源供給の遮断などにより、発光を停止する機能を持つことを特徴とする。
すなわち、本実施の形態にかかる堅牢な異常発光抑止機能を有する光加入者装置は、異常発光状態を検出する回路の異常を検出する回路を備え、また、フェールセーフの考え方により、異常発光状態を検出する回路の異常を検出した場合には、光送信回路部への電源供給を遮断すること等により、異常発光状態を検出する回路が異常である場合にも異常発光を抑止することができる。したがって、光加入者装置における異常発光を確実に抑止することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2にかかる光加入者装置の構成例を説明する。図6は、実施の形態2かかる光加入者装置200の構成を示す構成図である。
光加入者装置200は、実施の形態1における光加入者装置10に相当し、図1の局内装置1とともにPONシステムを構成する。図6に示すように、本実施の形態にかかる光加入者装置200は、光送信部202を含む光/電気変換部201、電源部203、PON終端部204、フレームバッファ部205、イーサネット終端部206、トランス207、LANコネクタ208、スイッチ部209、異常検出部211を含む制御部210、監視部214、AND回路213を有する。
例えば、光/電気変換部201、PON終端部204、フレームバッファ部205、イーサネット終端部206、トランス207は実施の形態1における光通信部11に相当する。
光/電気変換部201は、光ファイバ5とPON終端部204との間で、光信号から電気信号への変換および電気信号から光信号への変換を行う。光/電気変換部201は、光ファイバ5を介して、光カプラ3に接続されている。光送信部202は、光/電気変換部201内に設けられており、光ファイバ5へ光信号を出力(発光)する。光送信部202は、PON終端部204からの光送信の許可及び禁止を示す光送信許可/禁止信号S1に応じて、光信号を出力する。
PON終端部204は、PONの通信をプロトコルにしたがって終端する終端部であり、PONシステムで使用されるプロトコルで局内装置1との間で情報のやりとりを行う。PON終端部204は、フレームバッファ部205からのフレームを送信するため、局内装置1から受信する制御メッセージにしたがって光送信許可/禁止信号S1を生成し、光送信部202へ出力する。
フレームバッファ部205は、PON終端部204から入出力されるデータ(フレーム)とイーサネット終端部206から入出力されるデータ(フレーム)の速度差を吸収する。イーサネット終端部206は、イーサネット(登録商標)(LAN)の通信をプロトコルにしたがって終端する終端部であり、PON側で伝送するディジタル信号から撚り対線(LANケーブル6)での伝送に適した信号への変換、および撚り対線での伝送に適した信号からディジタル信号への変換を行う。
トランス207は、イーサネット終端部206とLANコネクタ208を絶縁する絶縁回路である。LANコネクタ208は、LANケーブル6を接続するコネクタである。LANコネクタ208は、LANケーブル6を介して、通信機器4と接続されている。
制御部210は、異常検出部211の検出にしたがって、スイッチ部209のオン/オフを制御する。異常検出部211は、実施の形態1における第一の検出部12に相当する。異常検出部211は、光送信部202、及びPON終端部204からの光送信許可/禁止信号S1をそれぞれ監視し、異常発光状態を検出する。
監視部214は、実施の形態1における第二の検出部13に相当する。監視部214は、制御部210を監視し、制御部210の状態に応じてスイッチ部209のオン/オフを制御する。電源部203は、光送信部202および他の回路に電源を供給する。スイッチ部209及びAND回路213は、実施の形態1における発光停止部14に相当する。
スイッチ部209は、電源部203から光送信部202への電源供給の通電/遮断を切り替えるスイッチである。スイッチ部209は、例えば、PチャネルMOSFETなどのスイッチ素子である。なお、実施の形態2以降の光加入者装置におけるスイッチ部209は、PチャネルMOSFETとして説明するが、PチャネルMOSFETに限らずNチャネルMOSFETやその他のスイッチ回路であってもよい。AND回路213は、入力された信号の論理積を出力する回路である。AND回路213は、制御部210及び監視部214のいずれからでもスイッチ部209のオン/オフを可能とする。なお、同様に制御部210及び監視部214からの制御が可能であれば、AND回路に限らずその他の論理回路としてもよい。
異常発光抑止機能を有しない光加入者装置の構成と本実施の形態にかかる光加入者装置200の構成との主な相違点は、スイッチ部209があること、異常検出部211があること、制御部210がスイッチ部209のオン/オフの制御を行うこと、監視部214があること、及びAND回路213があることである。また、関連する異常発光抑止機能を有する光加入者装置の構成と本実施の形態にかかる光加入者装置200の構成との主な相違点は、監視部214があること、及びAND回路213があることである。
次に、本実施の形態にかかる光加入者装置200の動作を説明する。まず、図7のフローチャートを用いて、図1の局内装置1から図6の光加入者装置200への下り方向の動作例について説明する。
図7に示すように、まず、光/電気変換部201は、局内装置1から下り方向に送信されたPONフレームを受信する(ステップS11)。光/電気変換部201は、受信されたPONフレームを電気信号に変換し、変換した電気信号をPON終端部204に出力する。
次に、PON終端部204は、受信したPONフレームが制御フレームであるかユーザフレームであるかを判定し(ステップS12)、受信したPONフレームが制御フレームである場合、制御フレームに応じた処理を行う(ステップS13)。受信したPONフレームがユーザフレームである場合、PON終端部204は、PONフレームをイーサネットフレームに変換し(ステップS14)、変換したユーザフレーム(イーサネットフレーム)をフレームバッファ部205に出力する。
次に、フレームバッファ部205は、PON終端部204とイーサネット終端部206の速度差を吸収し、受信したユーザフレームをイーサネット終端部206に転送する(ステップS15)。イーサネット終端部206は、フレームバッファ部205から受信したユーザフレームを撚り対線での伝送に適した信号に変換し、変換した信号を出力する。出力された信号は、トランス207、LANコネクタ208を経て、LANケーブル6に接続されたパソコンなどの通信機器4に到達する。
続いて、図8のフローチャートを用いて、図6の光加入者装置200から図1の局内装置1への上り方向の正常時の動作例について説明する。
図8に示すように、まず、ユーザフレーム(イーサネットフレーム)が通信機器4からLANケーブル6を介してLANコネクタ208に入力されると、イーサネット終端部206は、LANコネクタ208、トランス207を経て、ユーザフレームを受信する(ステップS21)。イーサネット終端部206は、受信されたユーザフレームをディジタル信号に変換し、変換した信号をフレームバッファ部205に送信する。このとき、フレームバッファ部205は、イーサネット終端部206からユーザフレームを受信しても直ぐには送信は行わない。
PON終端部204は、送信を希望する上りフレームがフレームバッファ部205にあるか否かを判定する(ステップS22)。PON終端部204は、フレームバッファ部205に送信を希望する上りフレームがある場合、局内装置1から定期的かつ短時間間隔で下り方向に送られるレポート要求メッセージに対して、送信を希望する上りフレームがあることをレポートメッセージで局内装置1へ報告する(ステップS23)。なお、局内装置1から送られるレポート要求メッセージは、図7のステップS13においてPON終端部204が処理する制御フレーム(制御メッセージ)の一つである。次に、PON終端部204は、レポートメッセージに対して局内装置1から送信が許可された時刻に、ユーザフレームをフレームバッファ部205から引き取る(取得する)(ステップS24)。PON終端部204は、引き取ったユーザフレームをPONフレームに変換し(ステップS25)、変換したPONフレームを光送信部202に送信する(ステップS26)。
ステップS23及びS26におけるレポートメッセージの送信時及びPONフレームに変換したユーザフレームの送信時ともに、これらの上りフレームの送信開始に先駆け、PON終端部204は光送信部202への光送信許可/禁止信号S1を“許可”にする。そして、PON終端部204は、局内装置1に同期させるためのアイドルパターンを送信した後、ユーザフレーム(PONフレーム)を送信する。
このとき、光送信部202は、スイッチ部209から給電を受け、かつ、光送信許可/禁止信号S1が“許可”である場合、PON終端部204から受信した電気信号を光信号に変換し)、変換した光信号を送信する)。光送信部202は、PON終端部204から受信したアイドルパターンに続いて、ユーザフレーム(PONフレーム)を光信号として光ファイバ5に送信する。アイドルパターン及びユーザフレームは光ファイバ5、光カプラ3を経て、局内装置1に到達する。上り方向フレーム送信が完了すると、PON終端部204は光送信部202への光送信許可/禁止信号S1を“禁止”に変更する。当該信号S1を受信した光送信部202は、その後、PON終端部204から電気信号を受信した場合でも光信号を出力しない。また、スイッチ部209から給電を受けていないときは、光送信許可/禁止信号S1が“許可”であっても“禁止”であっても、光送信部202は光信号を出力しない。
続いて、図9のフローチャートを用いて、本実施の形態にかかる光加入者装置200の異常発生時の上り方向の動作例について説明する。この動作は、異常検出部211、制御部210、監視部214、AND回路213、スイッチ部209における動作である。
まず、図9に示すように、異常検出部211における異常発光状態の監視(ステップS41)と監視部214における故障状態の監視(ステップS42)が行われる。ステップS41において、異常発光状態とは、局内装置1から許可されていない時刻に光送信部202から光ファイバ5に光が出力されることである。異常発光状態になると、他の光加入者装置200の通信が阻害される。
異常発光状態につながる要因は二つある。一つは、光送信許可/禁止信号S1の異常であり、もう一つは光送信部202の異常である。一つ目の要因による光送信許可/禁止信号S1の異常は、局内装置1から許可されていない時刻に、光送信許可/禁止信号S1が“許可”となることである。この異常を検出する検出方法の例としては、光送信許可/禁止信号S1が常に“許可”となってしまう状態、あるいは局内装置1から許可されている期間を超えて“許可”となる状態を検出するため、異常検出部211により光送信許可/禁止信号S1が“許可”となる時間をカウントし、最大バースト長時間を超える場合に異常とするという方法がある。
二つ目の要因による光送信部202の異常は、光送信許可/禁止信号S1が“禁止”であるにも関わらず、光送信部202が発光するという状態である。この異常を検出する検出方法の例としては、異常検出部211が光送信部202の光送信パワー又は光送信部の電流を監視し、光送信許可/禁止信号S1が“禁止”である期間に光送信部202の光送信パワーや電流の増大がある場合に異常とするという方法がある。
異常検出部211は、上述の方法等により異常発光状態を検出する(ステップS43)。制御部210は、異常発光状態であることを検出すると、AND回路213に“Low”を入力し、異常発光状態であることを検出しない場合、AND回路213に“High”を入力する。
AND回路213は、制御部210から“Low”が入力されると監視部214から入力される信号の極性に関わらずスイッチ部209に“Low”を出力する。スイッチ部209は、PチャネルMOSFETで構成されているため、AND回路213から“Low”が入力されると、スイッチがオフとなり、電源部203から光送信部202への電源供給を断つ(ステップS44)。電源供給を遮断された光送信部202は、光ファイバ5に光を送信しなくなるため、他の光加入者装置200の通信を阻害する状態は解消される。
一方、ステップS42において、監視部214は、異常検出部211及び制御部210の故障状態(異常状態)を監視する。例えば、監視部214は、ウォッチドッグタイマ回路あるいは単安定マルチバイブレータ回路により構成され、制御部210は、定期的にクリアパルス(正常動作信号)を送信する。監視部214は、制御部210から定期的(所定期間内)にクリアパルスを受け取ることで、制御部210の正常動作(故障状態)を監視する。
監視部214は、所定期間内にクリアパルスを受信すると、制御部210が正常動作していると判定し(ステップS43)、AND回路213に“High”を出力する。AND回路213は、制御部210から入力される信号と監視部214から入力される信号が“High”である場合(異常発光状態が検出されず、故障状態も検出されない場合)、スイッチ部209へ“High”を出力し、光送信部202へ給電するようにスイッチ部209を制御する(ステップS45)。
制御部210が故障状態に陥りクリアパルスを出力できなくなると、監視部214のウォッチドッグタイマや単安定マルチバイブレータがタイムアウトする。そうすると、監視部214は、所定期間内にクリアパルスを受信しないため、制御部210が故障状態であると判定し(ステップS43)、AND回路213に“Low”を出力する。監視部214は、この“Low”の出力状態を制御部210が正常状態に復旧し、クリアパルスを受信するまで継続する。あるいは、監視部214は、この“Low”の出力状態を電源が再投入されるまで継続しても良い。
AND回路213は、監視部214から“Low”が入力されると、制御部210から入力される信号の極性に関わらずスイッチ部209に“Low”を出力する異常発光状態が検出された場合と同様に、スイッチ部209は、AND回路213から“Low”が出力されると電源部203から光送信部202への電源供給を断つ(ステップS44)。電源供給を遮断された光送信部202は、光ファイバ5に光を送信しなくなるため、制御部210が異常を検出できない状態であっても、他の光加入者装置200の通信を阻害する状態を未然に防ぐことができる。
次に、本実施の形態の効果について説明する。第一の効果は、異常発光状態を検出する回路(異常検出部や制御部)が異常となっても、異常発光を確実に抑制できることである。理由は、異常検出を行う回路が異常のときであっても、光送信部202の電源供給を断ち、異常発光が起こりえない状態にするからである。
第二の効果は、本実施の形態のために回路を追加しているものの、異常発光の可能性を高めずに実現できることである。理由は、監視部214(または制御部210)の出力信号が監視部214(または制御部210)自身の異常により“Low”又は“High”のいずれかを出力したとしても、光送信部202への電源供給を遮断することが不可能とならないからである。監視部214の出力信号が異常により“Low”となった場合には制御部210からの受信信号の極性に関わらず、AND回路213がスイッチ部209に“Low”を出力する。これにより、光送信部202への電源供給が遮断され、異常発光が起こらない状態とすることが可能となる。また、監視部214の出力信号が異常により“High”となった場合には、制御部210が異常検出部211の機能で異常発光状態を検出した時にAND回路213に“Low”を出力する。これにより、スイッチ部209が光送信部202への電源供給を遮断し、異常発光を抑制することが可能となる。
第三の効果は、局内装置や光カプラに変更を与えずに本実施の形態を実現できることである。理由は、光加入者装置200の中の構成のみを変更することで本実施の形態を実現しており、対向装置である局内装置に機能の追加などを要していないためである。
第四の効果は、通信帯域を消費せずに本実施の形態を実現できることである。理由は、局内装置に対して本実施の形態実現のために追加の信号を送信する必要はなく、また、主信号通信路に遅延を加えるような変更も行っていないためである。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、実施の形態2の他の例である。図10は、実施の形態3にかかる光加入者装置200の構成例を示している。図10に示すように、本実施の形態にかかる光加入者装置200は、実施の形態2の構成に加えて、表示部215を備えている。
表示部215は、例えば、LED(発光ダイオード)であり、異常発光状態および故障状態をランプ表示する。表示部215は、電源部203から給電され、AND回路213の出力信号が“Low”の場合、点灯し、異常発光状態又は故障状態を加入者に通知する。なお、表示部(通知部)215は、その他の方法により加入者に異常を通知してもよい。例えば、LEDによる点滅又は点灯により通知しても良く、その他、音を発することにより加入者に通知をしても良い。
本実施の形態によれば、実施の形態2の効果に加えて、異常発光状態および故障状態を確実に加入者に知らせることが可能となる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4は、実施の形態2の他の例である。図11は、実施の形態4にかかる光加入者装置200の構成例を示している。図11に示すように、本実施の形態にかかる光加入者装置200では、実施の形態2の構成に対して、監視部214から制御部210へ出力するリセット信号S2を追加している。
本実施の形態では、制御部210が異常となりクリアパルスが出力されなくなったとき、監視部214は、AND回路213に“Low”を出力して異常発光を抑制するとともに、制御部210へリセット信号S2を出力して制御部210をリセットし復旧を試みる。例えば、制御部210からクリアパルスを受信できるようになるまで、制御部210のリセットを繰り返してもよい。
本実施の形態によれば、実施の形態2と同様、制御部が異常となった場合に異常発光を抑止することができるとともに、自動的に制御部210をリセットし復旧させることができる。なお、本実施の形態においても、実施の形態3と同様に表示部215を備えていてもよい。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態4は、実施の形態2の他の例である。図12は、実施の形態5にかかる光加入者装置200の構成例を示している。図12に示すように、本実施の形態にかかる光加入者装置200では、実施の形態2の構成に対して、制御部210および監視部214から各部をリセットするリセット信号S2を追加している。
本実施の形態では、制御部210又は監視部214は、異常発光状態又は故障状態を検出した場合、PON終端部204、フレームバッファ部205、及びイーサネット終端部206の各部へリセット信号S2を出力し、各部をリセットする(復旧を試みる)。
本実施の形態によれば、実施の形態2と同様、異常発光状態や制御部210が異常となった場合に異常発光を抑止することができるとともに、自動的に光加入者装置200の各部をリセット状態にすることで消費電力の低減を図ることができる(復旧させることができる)。なお、本実施の形態においても、実施の形態3と同様に表示部215を備えていてもよい。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6は、実施の形態2の他の例である。図13は、実施の形態6にかかる光加入者装置200の構成例を示している。図13に示すように、本実施の形態にかかる光加入者装置200では、実施の形態2の構成に対して、光送信部202だけでなく、他の回路の電源も遮断する手段を備えている。
本実施の形態では、制御部210又は監視部214が、異常発光状態又は故障状態を検出した場合、スイッチ部209は、光送信部202のみならず、PON終端部204、フレームバッファ部205、イーサネット終端部206、及びトランス207の各部の電源供給も遮断する。
本実施の形態によれば、異常発光状態や制御部210が異常となった場合に異常発光を抑止することができるとともに、自動的に光加入者装置200の各部への電源供給を遮断することで消費電力の低減を図ることができる。なお、本実施の形態においても、実施の形態3と同様に表示部215を備えていてもよい。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、各処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
PONシステムにおいて、光送信許可/禁止信号および/または光送信部の異常を検出する回路とそれを監視する回路を持ち、異常検出回路とその監視回路のどちらからでも光送信部への電源供給を遮断できる機能を持ち、前記異常検出回路が異常を検出したときには前記異常検出回路が光送信部への電源供給を遮断し、異常検出回路の監視回路が異常検出回路の異常を検出したときには前記監視回路が光送信部への電源供給を遮断することを特徴とした光加入者装置。
(付記2)
付記1に加え、異常検出回路が動作停止などの異常となったとき異常検出回路をリセットし、異常検出回路の復旧を試み、異常検出回路が復旧したら光送信部への電源供給遮断を解除する機能を持つ光加入者装置。
(付記3)
PONシステムにおいて、光送信許可/禁止信号および/または光送信部の異常を検出する回路とそれを監視する回路を持ち、異常検出回路とその監視回路のどちらからでも光送信部およびその他回路部への電源供給を遮断できる機能を持ち、前記異常検出回路が異常を検出したときには前記異常検出回路が光送信部およびその他回路部への電源供給を遮断し、異常検出回路の監視回路が異常検出回路の異常を検出したときには前記監視回路が光送信部およびその他回路部への電源供給を遮断することを特徴とした光加入者装置。
(付記4)
付記1に加え、表示により加入者へ異常を知らせる機能を有する光加入者装置。
(付記5)
付記2に加え、表示により加入者へ異常を知らせる機能を有する光加入者装置。
(付記6)
付記3に加え、表示により加入者へ異常を知らせる機能を有する光加入者装置。
1 局内装置
2−1〜2−3 光加入者装置
3 光カプラ
4−1〜4−4 通信機器
5 光ファイバ
6 LANケーブル
10 光加入者装置
11 光通信部
12 第一の検出部
13 第二の検出部
14 発光停止部
200 光加入者装置
201 光/電気変換部
202 光送信部
203 電源部
204 PON終端部
205 フレームバッファ部
206 イーサネット終端部
207 トランス
208 LANコネクタ
209 スイッチ部
210 制御部
211 異常検出部
213 AND回路
214 監視部
215 表示部

Claims (10)

  1. 局内装置と光通信を行う光通信部と、
    前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部と、
    前記第一の検出部の故障状態を検出する第二の検出部と、
    前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止する発光停止部と、
    を備える光加入者装置。
  2. 前記発光停止部は、前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部への電源供給を遮断する、
    請求項1に記載の光加入者装置。
  3. 前記光通信部は、前記局内装置へ光信号を送信する光送信部を備え、
    前記発光停止部は、前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光送信部への電源供給を遮断する、
    請求項2に記載の光加入者装置。
  4. 前記第一の検出部は、前記第二の検出部へ定期的に正常動作信号を送信し、
    前記第二の検出部は、所定期間内に前記正常動作信号を受信しない場合、前記第一の検出部の故障状態を検出する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光加入者装置。
  5. 前記第二の検出部は、前記第一の検出部の故障状態を検出した場合、前記第一の検出部をリセットする、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光加入者装置。
  6. 前記第一の検出部は、前記光通信部の異常発光状態を検出した場合、前記光通信部をリセットし、
    前記第二の検出部は、前記第一の検出部の故障状態を検出した場合、前記光通信部をリセットする、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光加入者装置。
  7. 前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、加入者に通知する通知部をさらに有する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光加入者装置。
  8. 局内装置と複数の光加入者装置とを備えた光通信システムであって、
    前記複数の光加入者装置は、
    前記局内装置と光通信を行う光通信部と、
    前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部と、
    前記第一の検出部の故障状態を検出する第二の検出部と、
    前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止する発光停止部と、
    を備える光通信システム。
  9. 局内装置と光通信を行う光通信部と前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部とを備えた光加入者装置の制御方法であって、
    前記第一の検出部の故障状態を検出するステップと、
    前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止するステップと、
    を備える制御方法。
  10. 局内装置と光通信を行う光通信部と前記光通信部の異常発光状態を検出する第一の検出部とを備えた光加入者装置に実行させる制御プログラムであって、
    前記第一の検出部の故障状態を検出するステップと、
    前記異常発光状態が検出された場合または前記故障状態が検出された場合、前記光通信部の発光を停止するステップと、
    を備える制御プログラム。
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