JP2014154992A - 光通信システム、光通信装置および監視装置、並びに故障検出方法 - Google Patents

光通信システム、光通信装置および監視装置、並びに故障検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来、送信回路が発光を維持した状態である常時発光状態に陥った光通信装置を特定することが難しかった。
【解決手段】
本件開示の光通信システムは、端末装置と、端末装置が各々接続される複数の第1の通信装置と、複数の第1の通信装置との間で光信号を時分割多重して通信を行う第2の通信装置とを有し、第2の通信装置からインターネットに接続する光通信システムにおいて、第1の通信装置は、端末装置を接続するためのゲートウェイ部と、第2の通信装置に光信号を時分割多重して通信を行う光終端部とを有し、ゲートウェイ部は、対応する端末装置からインターネットへの通信が切断された場合に、予め設定された時刻から予め設定された第1の時間、光終端部が第2の通信装置に送信する光信号を停止させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信システム、光通信装置および監視装置、並びに故障検出方法に関する。
近年、光通信システムの一つとしてPON(Passive Optical Network)システムが普及している。PONシステムは、親局装置のOLT(Optical Line Terminator)と、子局装置のONU(Optical Network Unit)とを有する。そして、複数のONUは、一本の光ファイバを共有してOLTと通信する。OLTに接続される一本の光ファイバは、光カプラで分岐されて各ONUに接続される。複数のONUは、OLTへの上り方向のデータを同一波長の光信号で時分割多重して送信する。このため、OLTは、複数のONUから送信される光信号が衝突しないように、各ONUが光信号を送信するタイミングと送信している時間とを制御している。
一方、OLTに光信号を送信するためのONUのレーザーダイオードは、故障により、常に発光した状態(以降、常時発光状態と称する)になる場合がある。ところが、上り方向の光信号は、時分割で多重され、同一波長で送信される。このため、常時発光状態になったONUが送信する光信号は、他のONUから送信される光信号と衝突し、OLTとONUは、通信が困難な状態になる。OLTは、ONUと通信が困難なため、常時発光状態になったONUを特定することは難しい。そこで、OLTは、通信が可能な受信側の経路により、ONUの光出力をオフする指令を送信して、常時発光状態に陥ったONUを特定する技術が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−112746号公報
ところが、ONUの受信側の経路に問題がある場合、もしくはONU自身の制御部が制御受付不能な状態に陥っている場合、ONUは、OLTから光出力をオフする指令を受信することが難しい。このような場合、システム管理者は、ONUのユーザから故障の連絡があるのを待ったり、各ONUが設置されている場所に保守者を派遣してONU毎に動作を確認する作業を行っている。しかしながら、常時発光状態のONUが出現してから、そのONUを特定して修理や交換を行うまでの間、システム管理者は、PONシステムの通信サービスを停止する。このため、ユーザやシステム運用会社は、多大な損害を受けてしまうという問題があった。
本件開示の光通信システム、光通信装置および監視装置、並びに故障検出方法は、常時発光状態に陥ったONUを自動的に特定できる技術を提供することを目的とする。
一つの観点によれば、光通信システムは、端末装置と、端末装置が各々接続される複数の第1の通信装置と、複数の第1の通信装置との間で光信号を時分割多重して通信を行う第2の通信装置とを有し、第2の通信装置からインターネットに接続する光通信システムにおいて、第1の通信装置は、端末装置を接続するためのゲートウェイ部と、第2の通信装置に光信号を時分割多重して通信を行う光終端部とを有し、ゲートウェイ部は、対応する端末装置からインターネットへの通信が切断された場合に、予め設定された時刻から予め設定された第1の時間、光終端部が第2の通信装置に送信する光信号を停止させることを特徴とする。
一つの観点によれば、光通信装置は、端末装置が接続され、端末装置がインターネットにアクセスするデータを光信号に変換し、変換された光信号を時分割多重して第2の通信装置と通信を行う光通信装置において、端末装置を接続するためのゲートウェイ部と、第2の通信装置に光信号を時分割多重して通信を行う光終端部とを有し、ゲートウェイ部は、対応する端末装置からインターネットへの通信が切断された場合に、予め設定された時刻から予め設定された第1の時間、光終端部が第2の通信装置に送信する光信号を停止させることを特徴とする。
一つの観点によれば、監視装置は、端末装置と、端末装置が接続される第1の通信装置と、複数の第1の通信装置との間で光信号を時分割多重して通信を行う第2の通信装置とを有する光通信システムの第2の通信装置と複数の第1の通信装置とのリンク状態を監視し、第2の通信装置と複数の第1の通信装置とのリンクの切断が予め設定された条件に合致するか否かを判断する監視部と、第2の通信装置と複数の第1の通信装置とのリンクの切断が予め設定された条件を満たす場合に、リンクが復旧した時刻である復旧時刻およびリンクが復旧してから再びリンクが切断されるまでの時間である復旧継続時間を計測し、複数の第1の通信装置から第2の通信装置に送信する光信号を一台ずつ順番に停止する時刻および停止している時間が復旧時刻および復旧継続時間に合致する第1の通信装置を障害が生じた装置として特定する特定部とを有することを特徴とする。
一つの観点によれば、故障検出方法は、端末装置と、端末装置が各々接続される複数の第1の通信装置と、複数の第1の通信装置との間で光信号を時分割多重して通信を行う第2の通信装置とを有し、第2の通信装置からインターネットに接続する光通信システムにおいて故障中の第1の通信装置を特定する故障検出方法であって、第1の通信装置は、対応する端末装置からインターネットへの通信が切断された場合に、予め設定された時刻から予め設定された第1の時間、第2の通信装置に送信する光信号を停止し、第2の通信装置と複数の第1の通信装置とのリンク状態を監視し、第2の通信装置と複数の第1の通信装置とのリンクの切断が予め設定された条件に合致する場合に、リンクが復旧した時刻である復旧時刻およびリンクが復旧してから再びリンクが切断されるまでの時間である復旧継続時間を計測し、複数の第1の通信装置のうち第2の通信装置に送信する光信号を停止する時刻および停止している時間が復旧時刻および復旧継続時間に合致する第1の通信装置を障害が生じた装置として特定することを特徴とする。
本件開示の光通信システム、光通信装置および監視装置、並びに故障検出方法は、常時発光状態に陥ったONUを自動的に特定することができる。
PONシステムの一例を示す図である。 図1に示したPONシステムにおけるデータ通信の一例を示す図である。 図1に示したONUが常時発光状態に陥った時のデータ通信の一例を示す図である。 図1に示したONUの一例を示す図である。 図1に示したPONシステムに関係するサーバの一例を示す図である。 テーブルの一例を示す図である。 常時発光状態に陥ったONUを特定する様子を示す図である。 常時発光状態に陥ったONUを特定する処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて実施形態を説明する。
図1は、PONシステム100の一例を示す。尚、PONシステム100は、光通信システムの一例であり、時分割多重して通信を行う光通信システムであれば同様に適用できる。
図1において、PONシステム100は、OLT101と、光カプラ102と、ONU103a、ONU103b、ONU103cおよびONU103dとを有する。ここで、以降の説明において、ONU103a、ONU103b、ONU103cおよびONU103dは、共通の事項を説明する場合、符号末尾のアルファベットを省略してONU103と表記する。また、特定の子局装置を示す場合は符号末尾にアルファベットを付加して例えばONU103aのように表記する。尚、ユーザ宅151についても同様に表記する。
図1において、ONU103aは、ユーザ宅151aに配置され、ONU部201と、HGW(Home GateWay)部202とを有する。
ONU部201は、PON規格に基いて、OLT101と通信を行う光終端装置である。ONU部201は、HGW部202に接続されるユーザ端末が送受信するデータをOLT101との間で送受信する。例えば、ONU部201は、OLT101から受信する光信号をデータに変換してHGW202に出力し、HGW部202から入力するデータを光信号に変換してOLT101に送信する。
例えば、HGW部202は、ブロードバンドルータとして、有線LAN、無線LAN、電話回線用のメタル線のインターフェースを有するホームゲートウェイである。
ここで、FTTH(Fiber To The Home)の通信サービスでは、図1の吹き出し900に示したように、HGW902がONU901とは別に設置されている場合がある。これに対して、本実施形態に係るPONシステム100は、ONU901と、HGW902とが独立した別の装置ではなく、ONU103の内部にホームゲートウェイの機能が一体化されている。
そして、図1の例では、ONU103は、ユーザ端末として、有線LANにパソコン104、無線LAN(例えばWiFi規格に基く無線LAN)にスマートフォン105、メタル線に電話機106がそれぞれ接続されている。
HGW部202は、制御信号線216により、ONU部201からOLT101に光信号を送信する光送信回路215の光出力を停止することができる。そして、HGW部202は、ユーザ端末がインターネット110にアクセスすることが困難になった場合に、予め設定されたタイミングでONU部201のレーザーダイオードの光出力を停止する。尚、レーザーダイオードの光出力を停止するタイミングは、後で詳しく説明する。
図2は、図1に示したPONシステム100におけるデータ通信の一例を示す。図2において、OLT101から送信される下り方向の光信号は、ONU103aへのデータa、ONU103bへのデータb、ONU103cへのデータc、ONU103dへのデータd、がそれぞれ時分割多重されている。下り方向の光信号は、受動素子(光カプラ102)で複数の光信号に分岐され、分岐先の各ONU103にデータa、データb、データcおよびデータdがそれぞれ送信される。そして、各ONU103は、自装置宛のデータを取り出して他装置宛のデータを破棄する。例えば、ONU103aは、下り方向の光信号からデータaを取り出して、ユーザ端末側(図1に示したパソコン104など)に出力し、データb、データcおよびデータdは破棄する。
一方、ONU103は、ユーザ端末から送信されるデータを光信号に変調し、変調された上り方向の光信号をOLT101に送信する。
ここで、図2に示したONU103a、ONU103b、ONU103cおよびONU103dは、OLT101から指定される送信タイミングおよび送信時間(送信開始から送信終了までの時間)に基づいて、上り方向の光信号をOLT101に送信する。例えばONU103aは送信タイミングTaでデータAを送信し、ONU103bは送信タイミングTbでデータBを送信する。同様に、ONU103cは送信タイミングTcでデータC、ONU103dは送信タイミングTdでデータDを送信する。ここで、OLT101は、データA、B、CおよびDが互いに重複しないように、各ONU103の送信タイミングTa、Tb、TcおよびTdと、送信時間とを制御する。つまり、各ONU103の送信タイミングTa、Tb、TcおよびTdは、互いに異なるタイミングで、各タイミングでの送信時間は重複しない。
このように、PONシステム100は、OLT101と複数のONU103との間でデータを送受信することができる。
ところが、ONU103は、OLT101に光信号を出力するレーザーダイオードや制御回路の故障などにより、レーザーダイオードが常時発光状態になる場合がある。上り方向の光信号は、同一波長で時分割多重により複数のONU103から送信されるので、一台のONU103が常時発光状態になった場合、他のONU103から送信される光信号と衝突するという問題が生じる。
図3は、図1に示したONU103が常時発光状態になった時のデータ通信の一例を示す。尚、図3において、図2と同符号のものは、図2と同じものを示す。また、図3において、×印のONU103aは、常時発光状態になったONU103であることを示している。
図3の例において、ONU103aは、送信タイミングTaでデータAを送信後に故障して常時発光状態になり、ONU103bが送信タイミングTbで送信するデータBと衝突する。このため、ONU103bは正常なデータBをOLT101に送信することが困難である。同様に、ONU103cの送信タイミングTcおよびONU103dの送信タイミングTdになってもONU103aは常時発光状態のままなので、ONU103cおよびONU103dも正常なデータをOLT101に送信することが難しい。
ここで、OLT101に収容されるいずれかのONU103が常時発光状態に陥ると、OLT101に収容される全部または大部分のONU103が同時に通信不良になる。尚、常時発光状態に陥った場合、OLT101と複数のONU103との間のリンクは、多数のONU103のリンクが確立しない状態またはリンクの確立と切断を繰り返す不安定な状態になる。この場合でも、大部分のONU103が通信不良になるので、OLT101は、いずれかのONU103が常時発光状態に陥った可能性があることを認識できる。
尚、全部のONU103が通信不良にならない例として、常時発光状態に陥ったONU103が通信できる場合がある。例えば、常時発光状態に陥ったONU103aは、自己の通信時以外も発光状態になっているが、変調機能が失われていない場合、自己の送信データの変調ができるので、OLT101との間のリンクは切断されない。或いは、常時発光状態に陥ったONU103aの影響が少ない場合、ONU103によって多少の誤りは生じても、誤り訂正を行うことにより、通信できることもある。このように、いずれかのONU103が常時発光状態に陥った場合でも、OLT101に収容される全部のONU103が通信不良にならないこともあるが、大部分のONU103は、通信不良になる。
システム管理者は、OLT101の通信アラームなどにより、OLT101とONU103との間に通信異常が発生していることを把握できるが、故障しているONU103を特定することは難しい。
そこで、本実施形態に係るPONシステム100は、常時発光状態に陥ったONU103を自動的に特定できるようになっている。
図4は、図1に示したONU103の一例を示す。尚、図4において、図1と同符号のブロックは、図1と同一または同様の機能を有する。図4において、ONU103は、ONU部201と、HGW部202とを有し、ONU部201とHGW部202は、送信するデータ以外に制御信号線216で接続されている。
ONU部201は、光モジュール211と、PON制御部212と、PHYIF(Physical InterFace)213とを有する。
光モジュール211は、光信号を送受信するための回路として、光受信回路214と、光送信回路215とを有する。
光受信回路214は、OLT101から受信する光信号を電気信号に変換してデータを復調し、復調したデータをPON制御部212およびPHYIF213を介してHGW部202に出力する。
光送信回路215は、PON制御部212およびPHYIF213を介してHGW部202から入力するデータを光信号に変調し、変調した光信号をレーザーダイオード215aによりOLT101に送信する。尚、光送信回路215は、制御信号線216の制御信号により、レーザーダイオード215aの光出力を停止する。ここで、レーザーダイオード215aの光出力のみを停止することが難しい場合、HGW部202は、レーザーダイオードに供給する電源をオフするようにしてもよいし、光モジュール211への電源供給をオフにしてもよい。尚、光モジュール211への電源供給をオフにした場合は、光送信回路214の動作を停止する。
PON制御部212は、PON規格に基いてOLT101との間の通信を制御する。例えば、PON制御部212は、OLT101に指示された送信タイミングおよび送信時間に合わせて、光モジュール211からOLT101に光信号を送信する。
PHYIF213は、HGW部202に接続するための物理インターフェースである。物理インターフェースは、図1に示した独立した筐体のONU901およびHGW902のように、LAN(Local Area Network)を用いてもよい。或いは、ONU103は、光終端装置の機能を有するONU部201と、ホームゲートウェイの機能を有するHGW部202とが、1つの筐体に一体化されているので、ONU部201とHGW部202を専用の信号線(データ信号線、制御信号線など)で接続してもよい。また、PHYIF213およびPHYIF221を用いずに、PON制御部212とルータ部222とを直接に接続してもよい。
HGW部202は、PHYIF221と、ルータ部222と、有線LAN部223と、無線LAN部224と、VoIP(Voice over Internet Protocol)部225と、HGW制御部226とを有する。また、HGW制御部226は、時計部227と、メモリ228とが接続される。
PHYIF221は、ONU部201に接続するための物理インターフェースである。尚、物理インターフェースの仕様は、ONU部201のPHYIF213と同じである。
ルータ部222は、ユーザ端末にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てたり、ユーザ端末から送信されるデータをONU部201に出力する。また、ルータ部222は、ONU部201がOLT101から受信するデータの宛先(IPアドレスなど)に応じて、ユーザ端末にデータを転送する。
有線LAN部223は、LANケーブルにより、ネットワーク機器を接続するためのインターフェースである。図4の例では、パソコン105が有線LAN部223に接続されている。
無線LAN部224は、無線LANにより、ネットワーク機器を接続するためのインターフェースである。無線LANは、例えばWiFi(登録商標)規格などに基づく。図4の例では、スマートフォン106が無線LAN部224に接続されている。
VoIP部225は、電話回線用のメタル線によって電話機を接続し、インターネットを介して電話サービスを利用するためのインターフェースである。図4の例では、電話機107がVoIP部225に接続されている。
HGW制御部226は、通信監視部251と、光出力制御部252とを有する。
通信監視部251は、ルータ部222、有線LAN部223、無線LAN部224およびVoIP部225の動作を制御する。そして、通信監視部251は、ONU部201との通信状態や、パソコン105などのユーザ端末がインターネット110にアクセスする時の通信状態を監視する。また、通信監視部251は、HGW部202とONU部201との間の通信が正常であるにも拘らず、OLT101の上位側のインターネット110とユーザ端末との通信が不良である場合に、ONU部201の故障(常時発光状態など)を疑う。そして、通信監視部251は、予め決められた時間、ユーザ端末とインターネット110との間の通信が不良である場合、光送信回路215が常時発光状態に陥ったと判断し、光出力制御部252に通知する。光出力制御部252は、予め決められた時刻から予め決められた時間、制御信号線216により、ONU部201の光モジュール211の光送信回路215の光出力を停止する。
尚、HGW制御部226は、ルータ部222がインターネット110と正常に通信できる場合、ルータ部222を介してインターネット110上のサーバから定期的に時刻情報を取得して、時計部207の時刻合わせを行っている。
また、通信不良の検出時に、レーザーダイオード215aの光出力を停止する時刻(停止時刻)および停止している時間(停止時間)は、メモリ228に予め記憶されている。さらに、レーザーダイオード215aの光出力を停止する時刻は、ONU103毎に異なり、システム管理者により予め設定されている。
このようにして、本実施形態に係るPONシステム100は、通信異常の検出時にONU103からOLT101に送信される上り方向の光信号を予め設定された時刻から予め設定された時間だけ停止する。ここで、ONU103は、光出力の停止時刻が各ONU103毎に異なるように予め設定されているので、OLT101の配下でONU103が1台ずつ順次、光出力を停止する。停止時刻のずらし方は、例えば、複数のONU103に共通の基本時刻を決めておき、基本時刻に対する相対的な時刻(オフセット時刻)をONU103毎に少しずつずらしておけばよい。尚、時刻をずらす幅(オフセット時刻の間隔)は、OLT101とのリンクが切断されたONU103が再びリンクを確立するまでに要する時間以上であればよい。
図5は、図1に示したPONシステム100に関係するサーバの一例を示す。尚、図5において、図1と同符号のブロックは、図1と同一または同様の機能を有する。
図5において、OLT101は、インターネット110を介して、HGW設定サーバ301、SNTP(Simple Network Time Protocol)サーバ302および監視サーバ303などに接続される。或いは、OLT101は、Webサーバなどインターネット110上の他のサーバに接続される。
HGW設定サーバ301は、ONU103が起動された時に、ONU103のHGW部202からアクセスされ、HGW部202の初期設定などを行う。初期設定の内容は、例えば、ルータ部202のグローバルIPアドレスや、常時発光状態の通信障害が発生した時にONU部201の光出力の停止時刻および停止時間などである。
SNTPサーバ302は、ネットワーク上のコンピュータの時刻を同期させるためのSNTPプロトコルを有するサーバである。図5の例では、HGW部202の時計部227の時刻は、SNTPサーバ302により定期的に設定され、複数のONU103の時計部227は、同じ時刻に調整される。尚、時刻設定は、SNTPサーバ302ではなく、HGW設定サーバ301や監視サーバ303が行ってもよい。
監視サーバ303は、OLT101とONU103とを有するPONシステム100の動作を監視する。図5において、監視サーバ303は、監視部351と、ONU特定部352と、テーブル353と、時計部354とを有する。
監視部351は、OLT101およびONU103が正常に動作しているか否かを監視する。例えば、監視部351は、OLT101と複数のONU103との間のリンクの確立および切断などのリンク状態を監視する。ここで、監視部351は、複数のONU103のうち予め決められた台数(またはONU103の総数に対する割合)以上のONU103のリンクが切断された場合、常時発光状態による通信異常が発生したと判断する。そして、監視部351は、ONU特定部352により常時発光状態に陥ったONU103を特定する処理を開始する。
ここで、ONU103がOLT101に光信号を送信するONU部201の光出力の停止時刻および停止時間がONU103別にテーブル353に予め設定されている。
ONU特定部352は、リンクが切断されたONU103のリンクが復旧する時刻(復旧時刻)を時計部354により確認する。さらに、ONU特定部352は、リンクが復旧して再びリンクが切断されるまでの時間(復旧継続時間)を時計部354により計測する。ONU特定部352は、リンクが切断されたONU103のリンクの復旧時刻および復旧継続時間と、テーブル353に記憶されたONU103の光出力の停止時刻および停止時間とをそれぞれ比較する。そして、ONU特定部352は、テーブル353に記憶されたONU103の光出力の停止時刻および停止時間と、復旧時刻および復旧継続時間とが合致するONU103が常時発光状態に陥ったONU103であると判断する。
このようにして、監視サーバ303は、常時発光状態に陥ったONU103を特定できる。
ここで、ONU部201の光出力を停止する時刻は、基本時刻に対するオフセット時刻で設定される。例えば、基本時刻の間隔を30分間隔とした場合、基本時刻は、00:00、00:30、・・・、16:00、16:30、17:00・・・のように30分刻みになる。また、オフセット時刻は、基本時刻の間の時刻を示し、例えば、基本時刻の間隔が30分間隔の場合、オフセット時刻は、0分以上30分未満の時刻に設定される。オフセット時刻は、ONU103毎に異なり、(基本時刻+オフセット時刻)がONU103のONU部201の出力をオフする時刻である。尚、ONU部201の光出力を停止している時間(停止時間)は、同じ時間(例えば60秒など)に統一しておくのが好ましい。また、ONU部201の光出力の停止時間は、常時発光状態のONU103の光出力が停止してから他のONU103のリンクが復旧するまでの時間以上に設定される。
図6は、テーブル353の一例を示す図である。図6のテーブル353において、ONU103aのオフセット時刻は0分00秒、ONU103bのオフセット時刻を1分00秒、ONU103cのオフセット時刻を2分00秒、ONU103dのオフセット時刻を3分00秒である。停止時間は、全てのONU103で同じ60秒に設定されている。ここで、基本時刻とオフセット時刻および停止時間を区別するために、オフセット時刻および停止時間は、1分00秒のように分と秒で表記している。尚、停止時間は、ONU103の能力に応じて変えてもよい。また、テーブル353は、図5に示した監視サーバ303に記憶されているが、HGW設定サーバ301やOLT101に記憶しておいてもよい。そして、各ONU103のオフセット時刻は、初期設定時などに、監視サーバ303からONU103のHGW部202のメモリ208に設定される。
図6において、基本時刻が16:00で停止時間が60秒の場合、ONU103aの光出力は、基本時刻の16:00から60秒間だけ停止する。同様に、ONU103bの光出力は、基本時刻の16:01から60秒間だけ停止し、ONU103cの光出力は、基本時刻の16:02から60秒間だけ停止する。また、ONU103dの光出力は、基本時刻の16:03から60秒間だけ停止する。
このようにして、ONU103aからONU103dまでの4つのONU103は、OLT101に送信する光出力を順番に停止する。
図7は、常時発光状態になったONU103を特定する様子を示す。図7において、ONU103とOLT101が正常に通信できる状態(リンクが確立した状態)を疎通可、ONU103とOLT101の正常な通信が難しい状態(リンクが切断された状態)を疎通不可と表記する。尚、図7において、太い実線はリンクが確立した期間を示し、太い実線以外の点線などの部分は、リンクが切断された期間を示している。
図7の例では、時刻16:20までは、ONU103a、ONU103b、ONU103cおよびONU103dは、疎通可である。そして、ONU103cは、時刻16:20に故障して常時発光状態になる。これにより、ONU103cに接続されるユーザ端末は、インターネット110の接続先へのデータの送信が難しくなる。そして、ONU103cのHGW部202は、ルータ部222、有線LAN部223、無線LAN部224およびVoIP部225、或いは、ユーザ端末から直接、通信不良の通知を受ける。同様に、ONU103a、ONU103bおよびONU103dのHGW部202は、通信不良を検出する。
通信不良を検出した各ONU103のHGW部202は、予め設定された時刻(基本時刻+オフセット時刻)に、ONU部201の光出力を停止する。尚、HGW部202は、通信不良が予め決められた時間以上続いた場合に、ONU部201の光出力を停止する処理を行うようにしてもよい。
例えば、HGW部202は、基本時刻が16:00、16:30のように、30分刻みに設定されている場合、HGW部202は、通信不良を検出後の直近の基本時刻から処理を開始する。図7の例では、HGW部202は、16:30から16:31までONU部202の光出力を停止する。同様に、ONU103bは16:31から16:32まで、ONU103cは16:32から16:33まで、ONU103dは16:33から16:34まで、それぞれのレーザーダイオードの光出力を順番に停止する。
ここで、図7の例では、常時発光状態に陥ったONU103cが光出力を停止している16:32から16:33までの間、ONU103a、ONU103bおよびONU103dのリンクが復旧している。そして、16:33にONU103cの光出力の停止時間が終了すると、4つのONU103は、再び、疎通不可の状態になっている。尚、ONU103の疎通が復旧した場合、OLT101から監視サーバ303に疎通の復旧を通知するメッセージが送信される。図7の例では、ONU103a、ONU103bおよびONU103dの疎通が復旧した16:32から16:33までの期間に、OLT101は、監視サーバ303に各ONU103の疎通復旧のメッセージを送信する。
このようにして、監視サーバ303は、ONU103毎に、疎通の復旧時刻や復旧継続時間を知ることができる。例えば、監視サーバ303は、16:32から16:33までの間、OLT101からONU103a、ONU103bおよびONU103dの疎通復旧のメッセージを受け取る。これを受けた監視サーバ303は、図6に示したテーブル353を参照して、リンクが復旧した16:32から16:33までの間に、光出力を停止することになっているONU103リンク状態を調べる。図7の例では、リンクが復旧した16:32のオフセット時刻は、基本時刻が16:30の場合、2分00秒である。そこで、監視サーバ303は、図6に示したテーブル353を参照して、オフセット時刻が2分00秒のONU103cが常時発光状態に陥ったと判断する。
このように、複数のONU103は、予め設定された互いに異なる時刻に光出力を停止するので、監視サーバ303は、テーブル353を参照して、常時発光状態に陥ったONU103を特定できる。尚、ONU103のHGW制御部226は、ルータ部222とONU部221との間のリンクが正常な状態で、インターネット110側との一定期間の通信不良を検出した場合に、ONU部201が常時発光状態の故障に陥った可能性があることを認識する。そして、HGW制御部226は、上記に説明したように、予め設定された時刻から予め設定された時間、ONU部201の光出力を停止する動作を行う。
そして、監視サーバ303の監視部351は、予め設定された台数以上のONU103のリンクが切断されたことをOLT101から通知された場合に、OLT101に収容されるいずれかのONU103が常時発光状態の故障に陥った可能性があると認識する。或いは、監視部351は、OLT101と正常にPON区間のリンクを確立しているONU103の台数と、ONU103の総数との割合でOLT101に収容されるいずれかのONU103が常時発光状態の故障に陥った可能性があると認識してもよい。例えば、監視部351は、OLT101と正常にPON区間のリンクを確立しているONU103の台数と、ONU103の総数との割合が予め設定された閾値以下になった場合にいずれかのONU103が常時発光状態の故障に陥った可能性があると認識する。または、監視部351は、OLT101とのリンクが切断されたONU103の台数と、ONU103の総数との割合が予め設定された閾値以上になった場合にいずれかのONU103が常時発光状態の故障に陥った可能性があると認識してもよい。
そして、ONU特定部352は、上記に説明したように、予め設定された時刻から予め設定された時間、ONU103とOLT101との間のリンクが復旧したか否かに基づいて、常時発光状態に陥ったONU103を特定する。尚、常時発光状態以外にも、光ファイバの断線やOLT101の故障などにより、複数のONU103が同時に通信不良になる場合がある。この場合、監視サーバ303は、複数のONU103のうちいずれかのONU103のリンクが基本時刻間で復旧するか否かを判別することにより、常時発光状態以外の障害であるか否かを知ることができる。
図8は、常時発光状態に陥ったONU103を特定する処理を示す。尚、図8の処理は、監視サーバ303が実行する処理である。
ステップS101において、監視部351は、OLT101から通知される各ONU103とのリンクの接続情報により、常時発光状態に陥った疑いがあるか否かを検出する。そして、監視サーバ303は、常時発光状態に陥った疑いがある場合はステップS102の処理に進み、常時発光状態に陥った疑いがない場合はステップS101の処理を継続する。尚、常時発光状態に陥った疑いがあるか否かは、先に説明したように、リンクが切断されたONU103の台数などによって判断される。
ステップS102において、ONU特定部352は、時計部354により、テーブル353に設定された基本時刻になったか否かを判別する。そして、ONU特定部352は、基本時刻になった場合はステップS103に進み、基本時刻になるまでステップS102で待機する。
ステップS103において、監視部351は、OLT101とONU103との間で切断されたリンクの復旧状況をモニタする。そして、監視部351は、リンクが復旧した場合、リンクの復旧時刻および復旧継続時間とを計測する。
ステップS104において、監視部351は、対象となる全てのONU103のオフセット時刻が経過したか否かを確認する。そして、監視部351は、一番遅いオフセット時刻が経過した場合はステップS105の処理に進み、全てのONU103のオフセット時刻が経過していない場合はステップS103の処理に戻る。
ステップS105において、監視部351は、ステップS103の処理で取得した各ONU103のリンクの復旧時刻および復旧継続時間から常時発光状態に陥ったONU103を特定する。尚、常時発光状態に陥ったONU103の特定方法は、図7で説明した通りである。
このように、各ONU103について、監視サーバ303は、ONU103とOLT101とのリンク状態を監視して、切断されたリンクの復旧時刻と復旧継続時間とを取得することにより、常時発光状態に陥ったONU103を特定できる。そして、システム管理者は、特定したONU103の設置場所に保守者を派遣して、異常発光状態に陥ったONU103を修理または交換し、PONシステム100を復旧する。尚、ONU103は、予め設定された所定の時間、通信可能な状態が続いた場合、指定時刻にONU部201の光出力を停止する動作を中止する。これにより、異常発光状態のONU103の撤去や交換によりPONシステム100が復旧後、他のONU103は自動的に正常な状態に戻る。
以上、説明したように、本実施形態に係るPONシステム100は、常時発光状態に陥ったONU103をOLT101や監視サーバ303から制御することが難しい場合でも、ONU103のHGW部202からONU部201の光送信回路215のレーザーダイオード215aを制御して発光を停止することができる。これにより、ONU部201のレーザーダイオード215aの発光そのものをモニタする検出回路を設けることなく、HGW部202は、インターネット110とユーザ端末との通信状態をモニタして、常時発光状態を認識する。そして、HGW部202は、予め設定された停止時刻および停止時間にOLT101へ送信する光出力を停止する。そして、監視サーバ303は、OLT101とONU103とのリンクの復旧状態をモニタして、常時発光状態のONU103を特定できる。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずである。したがって、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
100・・・PONシステム;101・・・OLT;102・・・光カプラ;103・・・ONU;104・・・パソコン;105・・・スマートフォン;106・・・電話機;110・・・インターネット;151・・・ユーザ宅;201・・・ONU部;202・・・HGW部;207・・・時計部;208・・・メモリ;211・・・光モジュール;212・・・PON制御部;213・・・PHYIF;214・・・光受信回路;215・・・光送信回路;215a・・・レーザダイオード;216・・・制御信号;221・・・PHYIF;222・・・ルータ部;223・・・有線LAN部;224・・・無線LAN部;225・・・VoIP部;226・・・HGW制御部;227・・・時計部;228・・・メモリ;251・・・通信監視部;252・・・光出力制御部;301・・・HGW設定サーバ;302・・・SNTPサーバ;303・・・監視サーバ;351・・・監視部;352・・・ONU特定部;353・・・テーブル;354・・・時計部;901・・・ONU;902・・・HGW

Claims (20)

  1. 端末装置と、前記端末装置が各々接続される複数の第1の通信装置と、前記複数の第1の通信装置との間で光信号を時分割多重して通信を行う第2の通信装置とを有し、前記第2の通信装置からインターネットに接続する光通信システムにおいて、
    前記各第1の通信装置は、
    前記端末装置を接続するためのゲートウェイ部と、
    前記第2の通信装置に光信号を時分割多重して通信を行う光終端部と
    を有し、
    前記ゲートウェイ部は、対応する前記端末装置から前記インターネットへの通信が切断された場合に、予め設定された時刻から予め設定された第1の時間、前記光終端部が前記第2の通信装置に送信する光信号を停止させる
    ことを特徴とする光通信システム。
  2. 請求項1に記載の光通信システムにおいて、
    前記予め設定された時刻は、前記複数の第1の通信装置毎に異なり、
    前記第1の通信装置は、一台ずつ順番に前記第2の通信装置に送信する光信号を停止する
    ことを特徴とする光通信システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光通信システムにおいて、
    前記予め設定された時刻は、前記複数の第1の通信装置に共通の基本時刻に、前記複数の第1の通信装置毎に異なるオフセット時刻を加算した時刻である
    ことを特徴とする光通信システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイ部は、対応する前記端末装置から前記インターネットへの通信が切断されている時間を検出し、予め設定された第2の時間以上の通信の切断を検出した場合に、前記光終端部が前記第2の通信装置に送信する光信号を停止させる
    ことを特徴とする光通信システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光通信システムにおいて、
    前記第2の通信装置と前記複数の第1の通信装置とのリンク状態を監視し、前記第2の通信装置と前記複数の第1の通信装置とのリンクの切断が予め設定された条件に合致する場合に、リンクが復旧した時刻である復旧時刻およびリンクが復旧してから再びリンクが切断されるまでの時間である復旧継続時間を計測し、前記複数の第1の通信装置のうち前記第2の通信装置に送信する光信号を停止する時刻および停止している時間が前記復旧時刻および前記復旧継続時間に合致する前記第1の通信装置を障害が生じた装置として特定する
    ことを特徴とする光通信システム。
  6. 請求項5に記載の光通信システムにおいて、
    前記条件は、前記複数の第1の通信装置のうち予め設定された台数以上の前記第1の通信装置のリンクの切断を検出した場合である
    ことを特徴とする光通信システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光通信システムにおいて、
    前記複数の第1の通信装置のうちいずれかの前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置に光信号を送信する前記光終端部の送信回路が、発光を維持した状態にある
    ことを特徴とする光通信システム。
  8. 端末装置が接続され、前記端末装置がインターネットにアクセスするデータを光信号に変換し、変換された光信号を時分割多重して第2の通信装置と通信を行う光通信装置において、
    前記端末装置を接続するためのゲートウェイ部と、
    前記第2の通信装置に光信号を時分割多重して通信を行う光終端部と
    を有し、
    前記ゲートウェイ部は、対応する前記端末装置から前記インターネットへの通信が切断された場合に、予め設定された時刻から予め設定された第1の時間、前記光終端部が前記第2の通信装置に送信する光信号を停止させる
    ことを特徴とする光通信装置。
  9. 請求項8に記載の光通信装置において、
    複数の前記光通信装置が前記第2の通信装置に接続されている場合に、前記予め設定された時刻は、前記光通信装置毎に異なり、
    前記ゲートウェイ部は、前記第2の通信装置に送信する光信号を前記予め設定された時刻に停止する
    ことを特徴とする光通信装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載の光通信装置において、
    前記予め設定された時刻は、前記複数の光通信装置に共通の基本時刻に、前記複数の光通信装置毎に異なるオフセット時刻を加算した時刻である
    ことを特徴とする光通信装置。
  11. 請求項8または請求項10に記載の光通信装置において、
    前記ゲートウェイ部は、対応する前記端末装置から前記インターネットへの通信が切断されている時間を検出し、予め設定された第2の時間以上の通信の切断を検出した場合に、前記光終端部が前記第2の通信装置に送信する光信号を停止させる
    ことを特徴とする光通信装置。
  12. 端末装置と、前記端末装置が接続される第1の通信装置と、前記複数の第1の通信装置との間で光信号を時分割多重して通信を行う第2の通信装置とを有する光通信システムの前記第2の通信装置と前記複数の第1の通信装置とのリンク状態を監視し、前記第2の通信装置と前記複数の第1の通信装置とのリンクの切断が予め設定された条件に合致するか否かを判断する監視部と、
    前記第2の通信装置と前記複数の第1の通信装置とのリンクの切断が予め設定された条件を満たす場合に、リンクが復旧した時刻である復旧時刻およびリンクが復旧してから再びリンクが切断されるまでの時間である復旧継続時間を計測し、前記複数の第1の通信装置から前記第2の通信装置に送信する光信号を一台ずつ順番に停止する時刻および停止している時間が前記復旧時刻および前記復旧継続時間に合致する前記第1の通信装置を障害が生じた装置として特定する特定部と
    を有することを特徴とする監視装置。
  13. 請求項12に記載の監視装置において、
    前記条件は、前記複数の第1の通信装置のうち予め設定された台数以上の前記第1の通信装置のリンクの切断を検出した場合である
    ことを特徴とする監視装置。
  14. 請求項12または請求項13に記載の監視装置において、
    前記複数の第1の通信装置のうちいずれかの前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置に光信号を送信する前記光終端部の送信回路が、発光を維持した状態にある
    ことを特徴とする監視装置。
  15. 端末装置と、前記端末装置が各々接続される複数の第1の通信装置と、前記複数の第1の通信装置との間で光信号を時分割多重して通信を行う第2の通信装置とを有し、前記第2の通信装置からインターネットに接続する光通信システムにおいて故障中の前記第1の通信装置を特定する故障検出方法であって、
    前記第1の通信装置は、対応する前記端末装置から前記インターネットへの通信が切断された場合に、予め設定された時刻から予め設定された第1の時間、前記第2の通信装置に送信する光信号を停止し、
    前記第2の通信装置と前記複数の第1の通信装置とのリンク状態を監視し、前記第2の通信装置と前記複数の第1の通信装置とのリンクの切断が予め設定された条件に合致する場合に、リンクが復旧した時刻である復旧時刻およびリンクが復旧してから再びリンクが切断されるまでの時間である復旧継続時間を計測し、前記複数の第1の通信装置のうち前記第2の通信装置に送信する光信号を停止する時刻および停止している時間が前記復旧時刻および復旧継続時間に合致する前記第1の通信装置を障害が生じた装置として特定する
    ことを特徴とする故障検出方法。
  16. 請求項15に記載の故障検出方法において、
    前記予め設定された時刻は、前記複数の第1の通信装置毎に異なり、
    前記第1の通信装置は、一台ずつ順番に前記第2の通信装置に送信する光信号を停止する
    ことを特徴とする故障検出方法。
  17. 請求項15または請求項16に記載の故障検出方法において、
    前記予め設定された時刻は、前記複数の光通信装置に共通の基本時刻に、前記複数の光通信装置毎に異なるオフセット時刻を加算した時刻である
    ことを特徴とする故障検出方法。
  18. 請求項15から請求項17のいずれか一項に記載の故障検出方法において、
    前記第1の通信装置は、対応する前記端末装置から前記インターネットへの通信が切断されている時間を検出し、予め設定された第2の時間以上の通信の切断を検出した場合に、前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に送信する光信号を停止させる
    ことを特徴とする故障検出方法。
  19. 請求項15から請求項18のいずれか一項に記載の故障検出方法において、
    前記複数の第1の通信装置のうち予め設定された台数以上の前記第1の通信装置のリンクの切断を検出した場合に、故障中の前記第1の通信装置を特定する処理を行う
    ことを特徴とする故障検出方法。
  20. 請求項15から請求項19のいずれか一項に記載の故障検出方法において、
    前記複数の第1の通信装置のうちいずれかの前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置に光信号を送信する前記光終端部の送信回路が、発光を維持した状態にある
    ことを特徴とする故障検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017098655A (ja) * 2015-11-19 2017-06-01 三菱電機株式会社 通信システム及び加入者側装置
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