JP2017216194A - 照明灯及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明灯を点灯させるための電流を好適な所定の電流に制御する。【解決手段】照明灯は、半導体発光素子と、入力部から供給される交流電圧を整流し整流後の電圧を出力する整流回路と、半導体発光素子を点灯駆動するドライブ回路とを有する。ドライブ回路は、半導体発光素子に流れる電流を検出する電流検出部と、検出された電流に応じて調光制御のための信号のデューティを表す調光制御信号デューティを生成するデューティ生成部と、生成された調光制御信号デューティに対する調光制御信号を生成する信号生成部と、生成された調光制御信号に基づいて整流後の電圧を変換し、変換後の電圧を半導体発光素子に出力するコンバータ部とを有する。デューティ生成部は、調光制御信号デューティをランプ状に増加し、検出された電流が目標電流以上になった場合に、調光制御信号デューティの変化を停止する。【選択図】図4

Description

本発明は、照明灯及び制御方法に関する。
従来、蛍光灯を点灯させる灯具に接続し、点灯動作を行なうことができる照明灯が知られている。照明灯としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)照明灯等の半導体発光素子を用いたものが挙げられる。特許文献1(特許第4994101号公報)や特許文献2(特開2015−179654号公報)に開示されているように、蛍光灯の点灯方式(点灯回路)は、グロースタータ式、ラピッドスタート式、インバータ式に大別される。例えば、ラピッドスタート式の蛍光灯用の照明器具には、蛍光管が1本の場合(1灯式)と、2本の蛍光管を直列に接続した場合(2灯式)との2種類が存在する。
一般に、LED照明灯の定電流回路には、LED電流を検出して適正な電流となるようにフィードバック制御するためのドライブ回路が使用されている。しかし、ラピッドスタート式の2灯式の蛍光灯の照明器具では、2灯1組で点灯させようとすると、1灯しか点灯しなかったり、2灯とも点灯はするものの両灯の明るさが揃わなかったりするといったことが発生する場合がある。そこで、特許文献3(特開2012−195222号公報)では、LED照明灯に印加する電圧を、灯具から出力可能な最大電圧の半分以下で、各LED照明灯が点灯可能な電圧となるように、電流値を制御する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術は、照明灯を点灯させるための電流を好適な所定の電流に制御することが困難であるという問題がある。上述した特許文献3では、基準となる1灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続し、所定のLED電流が流れるようにドライブ回路を調整することで実現できる。ここで、基準となる1灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具の出力電圧は、直列に接続した2灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具の出力電圧の半分程度である。基準となる安定器で所定のLED電流が流れるようにドライブ回路を調整することで、2倍程度の出力電圧である2灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具のLED照明灯を点灯させ、2灯間の明るさを揃えようとしている。しかしながら、上述した従来技術では、基準となる安定器で所定のLED電流が流れるように固定的に調整するため、安定器ごとの出力電圧差には対応できず、1灯式と2灯式とでLED電流のばらつきが発生する。つまり、従来技術では、1灯式のLED電流が2灯式よりも大きくなる。この結果、従来技術は、照明灯を点灯させるための電流を好適な所定の電流に制御することが困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、照明灯を点灯させるための電流を好適な所定の電流に制御することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る照明灯は、半導体発光素子と、入力部から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を出力する整流回路と、前記半導体発光素子を点灯駆動するドライブ回路と、を有し、前記ドライブ回路は、前記半導体発光素子に流れる電流を検出する電流検出部と、検出された前記電流に応じて、調光制御のための信号のデューティを表す調光制御信号デューティを生成するデューティ生成部と、生成された前記調光制御信号デューティに対する調光制御信号を生成する信号生成部と、生成された前記調光制御信号に基づいて、整流後の前記電圧を変換し、変換後の電圧を前記半導体発光素子に出力するコンバータ部と、を有し、前記デューティ生成部は、前記調光制御信号デューティをランプ状に増加し、検出された前記電流が目標電流以上になった場合に、前記調光制御信号デューティの変化を停止する。
本発明の一つの様態によれば、照明灯を点灯させるための電流を好適な所定の電流に制御することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の外観の例を示す斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る1灯式の照明灯の例を示す図である。 図3は、実施の形態1に係る照明灯の回路ブロックの例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係るドライブ回路の回路ブロックの例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。 図6は、実施の形態2に係る2灯式の照明灯の例を示す図である。 図7は、実施の形態2に係る照明灯の回路ブロックの例を示す図である。 図8は、実施の形態2に係るハイサイドのLED照明灯のPWM信号デューティのみを変えた場合のLED電流の変化の例を示す図である。 図9は、実施の形態2に係るドライブ回路の回路ブロックの例を示す図である。 図10は、実施の形態2に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。 図11は、実施の形態3に係るドライブ回路の回路ブロックの例を示す図である。 図12は、実施の形態3に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。 図13は、実施の形態4に係るドライブ回路の回路ブロックの例を示す図である。 図14は、実施の形態4に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る照明灯及び制御方法の実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。なお、各実施の形態は、内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることができる。
(実施の形態1)
[照明装置の外観]
図1を用いて、実施の形態1に係る照明装置100の外観を説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置100の外観の例を示す斜視図である。
図1に示すように、照明装置100は、照明灯10と、照明灯10を着脱可能に装着する灯具5とを有する。照明灯10は、透光部20と、口金110と、口金120とを有する。透光部20は、照明灯10に内蔵された光源であるLEDモジュールから出射された光を透過する。例えば、透光部20は、樹脂製やガラス製等の部材で構成される。また、透光部20は、端部に設けられた口金110と、他端部に設けられた口金120とにより封止されており、内部には電気回路が設けられている。一つの様態として、透光部20は、直管形とすることができる。口金110は、凸型の端子111及び端子112を備える。同様に、口金120は、凸型の端子121及び端子122を備える。なお、図1では、端子の一部は図示されていない。
灯具5は、蛍光灯の安定器と、照明灯10とを着脱可能に装着するソケット51及びソケット52を有し、例えば、商用交流電源等と接続可能に構成されている。商用交流電源の周波数は、例えば、50Hzや60Hzである。商用交流電源からの電力は、蛍光灯の安定器に供給される。安定器は、例えば、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器等である。図2は、実施の形態1に係る1灯式の照明灯10(LED照明灯)の例を示す図である。図2に示すように、蛍光管が1本である1灯式の照明灯10には、安定器が接続される。但し、照明灯10は、商用交流電源と直結可能に構成される場合がある。かかる場合には、蛍光灯の安定器は不要となる。このように、照明灯10は、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器、及び、商用交流電源の何れとも接続可能に構成することができる。
ソケット51は、凹型の端子511及び端子512を備える。同様に、ソケット52は、凹型の端子521及び端子522を備える。なお、図1では、端子の一部は図示されていない。口金110の端子111及び端子112は、ソケット51の端子511及び端子512に差し込まれて嵌合し、電気的に接続される。同様に、口金120の端子121及び端子122は、ソケット52の端子521及び端子522に差し込まれて嵌合し、電気的に接続される。
このように、照明灯10の形状は直管形の蛍光灯と類似しており、灯具5に取り付けられる既存の蛍光灯と容易に交換可能である。但し、照明灯10の形状は、蛍光灯と類似していなくても構わない。例えば、照明灯10の形状は、透光部20の断面形状が円筒形ではなく、半円筒形等であっても良い。
[実施の形態1に係る照明灯の回路ブロック]
次に、図3を用いて、実施の形態1に係る照明灯の回路ブロックを説明する。図3は、実施の形態1に係る照明灯の回路ブロックの例を示す図である。なお、図3では、照明灯の一つの様態としてLED照明灯を例に挙げ、適宜「LED照明灯」と呼ぶ場合がある。
図3に示すように、LED照明灯10は、口金110と、口金120と、整流回路130と、整流回路140と、ドライブ回路150と、LEDモジュール170と、インバータ式検知回路180と、ラピッドスタート式検知回路190とを有する。
整流回路130及び整流回路140は、入力部である口金110及び口金120から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を、ドライブ回路150を介してLEDモジュール170に供給する。ドライブ回路150は、LEDモジュール170を点灯駆動する。例えば、ドライブ回路150は、昇降圧回路や定電流回路等を含む構成とすることができる。ドライブ回路150を設けることにより、整流回路130及び整流回路140から供給される電圧が変動した場合であっても、定格を超えない適正な電圧をLEDモジュール170に供給することが可能となる。また、ドライブ回路150を設けることにより、LEDモジュール170の故障を防止するとともに省電力を実現する。LEDモジュール170は、ドライブ回路150によって供給された電圧により駆動し、複数の発光ダイオード(半導体発光素子)を備える。
LED照明灯10は、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器、及び、商用交流電源の何れの電力供給部とも接続可能であり、接続される対象によって使用する回路を選択可能に構成されている。インバータ式検知回路180やラピッドスタート式検知回路190は、口金110や口金120等の入力部に接続された電力供給部の方式を検知する検知回路である。例えば、インバータ式検知回路180は、LED照明灯10が灯具5に接続され通電された際に、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器が蛍光灯インバータ安定器であるか否かを検知する。また、例えば、ラピッドスタート式検知回路190は、LED照明灯10が灯具5に接続され通電された際に、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器が蛍光灯ラピッド安定器であるか否かを検知する。
[実施の形態1に係るドライブ回路の回路ブロック]
次に、図4を用いて、実施の形態1に係るドライブ回路150の回路ブロックを説明する。図4は、実施の形態1に係るドライブ回路150の回路ブロックの例を示す図である。
図4に示すように、ドライブ回路150は、LED電流検出部151と、制御部152と、PWM信号デューティ生成部153と、PWM信号生成部154と、コンバータ部155とを有する。
LED電流検出部151は、LEDモジュール170に流れる電流を検出する。制御部152は、ドライブ回路150全体を制御する。PWM信号デューティ生成部153は、PWM信号のデューティ(調光制御のための信号のデューティ)を生成する。PWM信号生成部154は、コンバータ部155の変換率を決定するPWM信号を生成する。コンバータ部155は、整流回路130及び整流回路140からの整流回路出力をLED電圧に変換し、LED電圧をLEDモジュール170に出力する。
以下に、LED照明灯10の動作を説明する。ラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されたLED照明灯10は、インバータ式検知回路180からの出力がインバータ非検知であれば、インバータ式蛍光灯ではない照明器具に接続されていると判断する。また、LED照明灯10は、ラピッドスタート式検知回路190からの出力がラピッドスタート検知であれば、ラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されていると判断する。これにより、ドライブ回路150では、ラピッドスタート式蛍光灯の照明器具用に、コンバータ部155の制御が開始される。なお、インバータ式蛍光灯の照明器具に接続されていると判断された場合には、インバータ式蛍光灯の照明器具に対応するドライブ回路(本実施の形態では図示していない)が使用される。また、インバータ式蛍光灯の照明器具にも、ラピッドスタート式蛍光灯の照明器具にも接続されていない場合には、グロースタータ式蛍光灯の照明器具に接続されている、又は、商用交流電源に直結されているため、本実施の形態では図示していないドライブ回路(例えば、定電流フィードバック制御回路)が使用される。
図5は、実施の形態1に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。図5に示すように、PWM信号デューティ生成部153は、制御部152による制御に従い、ランプ状のPWM信号デューティを生成する。これにより、PWM信号生成部154は、PWM信号デューティ生成部153によって生成されたランプ状のデューティに対応するPWM信号を生成する。コンバータ部155は、該コンバータ部155内のスイッチング素子を駆動して、PWM信号生成部154によって生成されたPWM信号に対応するLED電圧をLEDモジュール170に出力する。コンバータ部155は、降圧型、昇圧型、昇降圧型の何れのコンバータであっても良い。
図5では、PWM信号のデューティが大きくなると、出力するLED電圧を大きくするコンバータを例に挙げている。出力するLED電圧が大きくなれば、これに応じてLED電流も大きくなる。LED電流検出部151は、LEDモジュール170に流れるLED電流を検出する。このとき、制御部152は、LED電流検出部151によって検出されたLED電流を監視する。そして、PWM信号デューティ生成部153は、所定の電流である目標電流と比較して、LED電流が小さい場合はランプ状にPWM信号デューティを増加し続ける。その後、PWM信号デューティ生成部153は、LED電流が目標電流以上になった場合に、PWM信号デューティの変化を停止させ、一定値として、LED電流を目標電流の近傍で維持する。
[実施の形態1による効果]
上述したように、照明灯は、PWM信号デューティをランプ状に増加し、LED電流が目標電流以上になった場合に、PWM信号デューティの変化を停止し、一定値に維持するので、照明灯を点灯させるための電流を好適な所定の電流に制御することができる。換言すると、照明灯は、接続されたラピッドスタート式蛍光灯の照明器具の出力電圧に関わらず、LED電流を目標電流の近傍で維持するので、照明灯を点灯させるための電流を好適な所定の電流に制御することができる。また、このような制御によれば、直列に接続された2灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されたLED照明灯の場合であっても、同様に、LED電流を目標電流の近傍で維持して点灯させることが可能である。
(実施の形態2)
[実施の形態2に係る照明灯の回路ブロック]
図7を用いて、実施の形態2に係る照明灯の回路ブロックを説明する。図7は、実施の形態2に係る照明灯の回路ブロックの例を示す図である。なお、図7では、照明灯の一つの様態としてLED照明灯を例に挙げ、便宜的にハイサイド・ローサイドの照明灯に区別し、ハイサイドの照明灯を「LED照明灯10a」、ローサイドの照明灯を「LED照明灯10b」と呼ぶ場合がある。
図7に示すように、ハイサイドのLED照明灯10aは、口金110aと、口金120aと、整流回路130aと、整流回路140aと、ドライブ回路150aと、LEDモジュール170aとを有する。また、ローサイドのLED照明灯10bは、口金110bと、口金120bと、整流回路130bと、整流回路140bと、ドライブ回路150bと、LEDモジュール170bとを有する。また、図7に示す例では、LED照明灯10a及びLED照明灯10bには安定器Aが接続される。
図6は、実施の形態2に係る2灯式の照明灯の例を示す図である。図6に示すように、蛍光管2本が直列に接続される2灯式のLED照明灯のそれぞれには、安定器が接続される。2灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されたLED照明灯の場合、安定器の出力電圧は、LED照明灯それぞれの入力インピーダンスに応じて分圧される。
2灯式のLED照明灯のLEDモジュールは、電流が増減しても順方向の電圧は大きく変わらないため、電流の増減によりインピーダンスが変化する。例えば、LED照明灯内でLED電流を増加させるためにコンバータのデューティを大きくすると、LED電流が増加し、LEDモジュールのインピーダンスが小さくなる。LED照明灯の入力インピーダンスが小さくなると、分圧比が小さくなり、安定器の出力電圧が分圧されたLED照明灯の入力電圧は小さくなり、LED電流が小さくなる。LED照明灯の入力インピーダンスの変化によるLED電流の減少効果がLED電流の増加分よりも大きい場合は、2灯のうち片方のコンバータのデューティを変えたとしても、自身のLED電流を増減させることができない。
図8は、実施の形態2に係るハイサイドのLED照明灯10aのPWM信号デューティのみを変えた場合のLED電流の変化の例を示す図である。すなわち、図8は、ローサイドのLED照明灯10bのコンバータのPWM信号デューティは固定し、ハイサイドのLED照明灯10aのコンバータのPWM信号デューティを変化させたときのLED電流の波形を示すものである。
図8に示すように、ハイサイドのLED照明灯10aのコンバータのPWM信号デューティが大きくなる区間、PWM信号デューティを変化させたハイサイドのLED照明灯10aのLED電流は変わらないが、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流が大きくなる。また、ハイサイドのLED照明灯10aで検出されたLED電流の増減により、ハイサイドのLED照明灯10aのPWM信号デューティを変化させることはできるが、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流を変化させることができないことが分かる。
[実施の形態2に係るドライブ回路の回路ブロック]
次に、図9を用いて、実施の形態2に係るドライブ回路150aの回路ブロックを説明する。図9は、実施の形態2に係るドライブ回路150aの回路ブロックの例を示す図である。なお、ドライブ回路150aの構成は、ドライブ回路150bの構成と同様であるものとする。以下に説明するように、ドライブ回路150aは、直列に接続された2灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されたLED照明灯それぞれのLED電流を揃える。
図9に示すように、ドライブ回路150aは、LED電流検出部151aと、制御部152aと、PWM信号デューティ生成部153aと、PWM信号生成部154aと、コンバータ部155aと、2灯間調整タイマ156aと、PWMデューティ計算部157aとを有する。
LED電流検出部151aは、LEDモジュール170aに流れる電流を検出する。制御部152aは、ドライブ回路150a全体を制御する。PWM信号デューティ生成部153aは、PWMデューティ計算部157aによって補正されたPWM信号のデューティを生成する。PWM信号生成部154aは、コンバータ部155aの変換率を決定するPWM信号を生成する。コンバータ部155aは、整流回路130a及び整流回路140aからの整流回路出力をLED電圧に変換し、LED電圧をLEDモジュール170aに出力する。
2灯間調整タイマ156aは、LED電流の補正を行なうタイミング(時刻)を設定する。LED電流の補正を行なうタイミングは、予め決定されているものとする。例えば、2灯間調整タイマ156aは、LED照明灯10aのスイッチがオンされてから1秒後を、LED電流の補正を行なう時刻に設定する。なお、LED電流の補正を行なうタイミング(時刻)は、LED電流調整後の安定時間を実験等で予め計測しておき、決定されれば良い。すなわち、2灯間調整タイマ156aは、PWM信号デューティの増加が停止された後(PWM信号デューティが一定値に維持された後)の時刻を設定することになる。
PWMデューティ計算部157aは、2灯間調整タイマ156aによって設定された時刻にPWM信号デューティを補正し、補正後のPWM信号デューティを出力する。例えば、PWMデューティ計算部157aは、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流が目標電流より大きい場合に、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流が目標電流より小さいと仮定して、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流を増加させるために、ハイサイドのLED照明灯10aのPWM信号デューティを増加させる。一方、PWMデューティ計算部157aは、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流が目標電流より小さい場合に、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流が目標電流より大きいと仮定して、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流を減少させるために、ローサイドのLED照明灯10bのPWM信号デューティを減少させる。
これらにより、PWM信号デューティ生成部153aは、PWMデューティ計算部157aによって補正されたデューティを出力する。その後、補正されたデューティのPWM信号がコンバータ部155aに入力され、2灯間のLED電流の差が減少し、LED照明の明るさが揃う。
以下に、補正式の一例を示す。
補正後のPWM信号デューティ=
補正前のPWM信号デューティ×((補正前の電流値÷目標電流値−1)×係数+1)
なお、補正式に示す係数は、実験的に求められるかシミュレーション等で求められる。
また、LED電流の補正は、LED電流の差によって以下の条件で補正することができる。
(1)目標値±5%以内は補正しない
(2)目標値±5%超〜±20%以内は上述した補正式を用いて補正する
(3)目標値±20%超は±20%の値で補正する
上記(3)の条件について説明する。例えば、目標値が100mAである場合、LED電流が79mA以下であれば、目標値−20%に相当する80mAの値を補正に適用する。また、例えば、目標値が100mAである場合、LED電流が121mA以上であれば、目標値+20%に相当する120mAの値を補正に適用する。
図10は、実施の形態2に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。図10に示すように、PWM信号デューティ生成部153aは、制御部152aによる制御に従い、ランプ状のPWM信号デューティを生成し、目標電流に達したらPWM信号デューティの変化を停止し、LED電流が安定するまで待機する。なお、図10では、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流(図10中の破線参照)が、LEDモジュールの特性のばらつきにより、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流(図10中の実線参照)よりも大きくなる場合を例に挙げている。2灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されたLED照明灯の2灯間の電流差は、並んで点灯するLED照明の明るさの差となって出現する。このため、2灯間の電流差は、小さくすることが好ましい。
その後、2灯間調整時間において、2灯間の電流の補正制御が行なわれる。具体的には、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流が目標電流より大きい場合には、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流が目標電流より小さいものとして、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流を増加させるために、ハイサイドのLED照明灯10aのPWM信号デューティを増加させる。一方、ローサイドのLED照明灯10bのLED電流が目標電流より小さい場合には、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流が目標電流より大きいものとして、ハイサイドのLED照明灯10aのLED電流を減少させるために、ローサイドのLED照明灯10bのPWM信号デューティを減少させる。LED電流の補正制御に係る条件や補正式は、上述したものが使用される。
なお、図10に示すように、2灯間のLED電流の補正制御において、PWM信号デューティを補正値まで変更する場合には、急変させてしまうとLED照明灯の明るさも急変してしまい、ユーザがちらつきとして感知してしまう可能性がある。このため、PWM信号デューティを補正値まで徐々に変えていき、ユーザにちらつきを感知させないように制御する。
[実施の形態2による効果]
上述したように、照明灯は、PWM信号デューティの増加が停止された後(一定値に維持された後)の2灯間調整時刻に、PWM信号デューティの補正値を計算し、計算した補正値に合わせてPWM信号デューティを生成するので、2灯間のLED電流の差を減少し、LED照明の明るさを揃えることができる。
(実施の形態3)
[実施の形態3に係るドライブ回路の回路ブロック]
図11を用いて、実施の形態3に係るドライブ回路150cの回路ブロックを説明する。図11は、実施の形態3に係るドライブ回路150cの回路ブロックの例を示す図である。以下に説明するように、ドライブ回路150cは、1灯式に接続されている場合に、2灯間の電流の補正制御を無効とすることで、目標値からの電流差を減少させる。
図11に示すように、ドライブ回路150cは、LED電流検出部151cと、制御部152cと、PWM信号デューティ生成部153cと、PWM信号生成部154cと、コンバータ部155cと、2灯間調整タイマ156cと、PWMデューティ計算部157cと、1灯再調整タイマ158cと、1灯再調整決定部159cと、PWMデューティ計算部160cとを有する。
LED電流検出部151cは、LEDモジュール170cに流れる電流を検出する。制御部152cは、ドライブ回路150c全体を制御する。PWM信号デューティ生成部153cは、PWMデューティ計算部157c及びPWMデューティ計算部160cによって補正されたPWM信号のデューティを生成する。PWM信号生成部154cは、コンバータ部155cの変換率を決定するPWM信号を生成する。コンバータ部155cは、整流回路出力をLED電圧に変換し、LED電圧をLEDモジュール170cに出力する。なお、2灯間調整タイマ156c、PWMデューティ計算部157cは、上述した2灯間調整タイマ156a、PWMデューティ計算部157aと同様である。
1灯再調整タイマ158cは、LED照明灯が1灯の照明器具に接続されている場合に、LED電流の補正を行なうタイミング(時刻)を設定する。1灯でのLED電流の補正を行なうタイミングは、予め決定されているものとする。例えば、1灯再調整タイマ158cは、LED照明灯のスイッチがオンされてから1.2秒後を、1灯でのLED電流の補正を行なう時刻に設定する。すなわち、本実施の形態では、LED照明灯のスイッチがオンされてから、2灯間調整タイマ156cによって例えば1秒後に2灯の補正制御が行なわれる時刻が設定され、1灯再調整タイマ158cによって例えば1.2秒後に1灯の補正制御が行なわれる時刻が設定される。なお、LED電流の補正を行なうタイミング(時刻)は、LED電流調整後の安定時間を実験等で予め計測しておき、決定されれば良い。
1灯再調整決定部159cは、2灯間の電流の補正制御において、PWM信号デューティを増加させ、且つ、LED電流が増加した場合に、1灯の電流の補正制御を行なうことを決定する。また、1灯再調整決定部159cは、2灯間の電流の補正制御において、PWM信号デューティを減少させ、且つ、LED電流が減少した場合に、1灯の電流の補正制御を行なうことを決定する。LED電流の増減について、1灯再調整決定部159cは、LED電流検出部151cによって検出されるLED電流値をもとに、2灯間の電流の補正制御の前後で電流差を監視する。なお、2灯間の電流の補正制御が行なわれない場合は、LED電流値が目標電流値の近傍にあると考えられるため、1灯の電流の補正制御を行なわない。
PWMデューティ計算部160cは、1灯再調整決定部159cによって1灯の電流の補正制御を行なうことが決定された場合に、1灯再調整タイマ158cによって設定された時刻に、PWM信号デューティを補正し、補正後のPWM信号デューティを出力する。これらにより、PWM信号デューティ生成部153cは、PWMデューティ計算部160cによって補正されたデューティを出力する。その後、補正されたデューティのPWM信号がコンバータ部155cに入力され、LED照明灯の目標電流からの電流差が減少する。
以下に、補正式の一例を示す。
1灯補正後のPWM信号デューティ=
2灯間電流補正制御前のPWM信号デューティ×
(1−((電流補正制御前の電流値−目標電流値)÷目標電流値))
図12は、実施の形態3に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。図12に示すように、PWM信号デューティ生成部153cは、制御部152cによる制御に従い、ランプ状のPWM信号デューティを生成し、目標電流に達したらPWM信号デューティの変化を停止し、LED電流が安定するまで待機する。その後、2灯間調整時間において、電流の補正制御が行なわれる。図12に示す例において、2灯間の電流の補正制御は、PWM信号デューティを増加し、且つ、LED電流が増加した場合である。このような2灯間の電流の補正制御は、1灯のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具では、目標値からの差を増加させる補正となり得る。例えば、LED電流が目標値より大きい場合はPWM信号デューティを増加させるように補正するので、1灯のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具の接続では、LED電流をさらに増加させ、これにより目標値からの差が増大する。このため、本実施の形態では、1灯式に接続されているのであれば、2灯間の電流の補正制御を無効とし、1灯に対する補正制御を行なっている。
1灯再調整決定部159cは、2灯間の補正制御において、PWM信号デューティを増加し、且つ、LED電流が増加しているため、1灯の再調整を行なうことを決定する。これにより、PWMデューティ計算部160cは、1灯再調整時間になった場合に、PWM信号デューティを補正し、補正後のPWM信号デューティを出力する。この結果、PWM信号デューティ生成部153cは、2灯間の電流の補正制御を無効として、PWMデューティ計算部160cによって補正されたPWM信号デューティに応じてPWM信号を生成する。
なお、図12に示すように、1灯の電流の補正制御において、PWM信号デューティを補正値まで変更する場合に、急変させてしまうとLED照明灯の明るさも急変してしまい、ユーザがちらつきとして感知してしまう可能性がある。このため、PWM信号デューティを補正値まで徐々に変えていき、ユーザにちらつきを感知させないように制御する。1灯の電流の補正制御は、共振型ラピッド安定器のように出力電圧の高い1灯のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具の目標値のばらつきに有効である。
[実施の形態3による効果]
上述したように、照明灯は、2灯間調整の際のLED電流の変化に応じて、2灯間調整時刻の後の時刻である1灯再調整時刻に、PWM信号デューティの補正値を計算し、計算した補正値に合わせてPWM信号デューティを生成するので、目標電流からのLED電流の差を減少させることができる。換言すると、照明灯は、2灯式を前提とした条件に応じて2灯間のLED電流の調整が行なわれた後に、2灯間調整時のPWM信号デューティ及びLED電流に応じて、1灯のための再調整を行なうので、1灯に対する目標電流からのLED電流の差を減少させることができる。
(実施の形態4)
[実施の形態4に係るドライブ回路の回路ブロック]
図13を用いて、実施の形態4に係るドライブ回路150dの回路ブロックを説明する。図13は、実施の形態4に係るドライブ回路150dの回路ブロックの例を示す図である。
図13に示すように、ドライブ回路150dは、LED電流検出部151dと、制御部152dと、PWM信号デューティ生成部153dと、PWM信号生成部154dと、コンバータ部155dと、PWM信号ランプ波形途中停止タイマ161dとを有する。
LED電流検出部151dは、LEDモジュール170dに流れる電流を検出する。制御部152dは、ドライブ回路150d全体を制御する。PWM信号デューティ生成部153dは、PWM信号ランプ波形途中停止タイマ161dによって設定された停止時刻(停止時間)に応じて、PWM信号のデューティを生成する。PWM信号生成部154dは、コンバータ部155dの変換率を決定するPWM信号を生成する。コンバータ部155dは、整流回路出力をLED電圧に変換し、LED電圧をLEDモジュール170dに出力する。
PWM信号ランプ波形途中停止タイマ161dは、PWM信号デューティ生成部153dによって生成されるランプ状のデューティを途中で停止させるための停止時刻(停止時間)を設定する。これにより、PWM信号デューティ生成部153dは、PWM信号ランプ波形途中停止タイマ161dによって設定された停止時刻に、ハイサイドのLED照明灯のPWM信号デューティの変化を停止させ、所定時間一定とする。上記の処理は、直列に接続された2灯式のラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されたLED照明灯において行なわれる。
図10で説明したように、LEDモジュールの特性がばらついた2灯式のLED照明灯において、ランプ状のPWM信号デューティを生成し、LED電流を目標電流の近傍で維持して点灯させる場合に、LED電流の変化にばらつきが生じる。例えば、PWM信号デューティをランプ状に変化させたときに、ハイサイドのLED照明灯のLED電流の変化に、ローサイドのLED照明灯のLED電流の変化が追随できていない。このように、2灯間でLED電流の変化が異なる場合には、安定時間後のLED電流にも差が生じる可能性がある。そこで、本実施の形態では、停止時間を設けることでLEDモジュールの追随性のばらつきを吸収する。
図14は、実施の形態4に係るPWM信号に対するLED電流の例を示す図である。図14に示すように、PWM信号デューティをランプ状に変化させたときに、ローサイドとハイサイドとのLED電流に差が生じているため、PWM信号ランプ波形途中停止タイマ161dによって設定された停止時刻に、PWM信号デューティを停止して所定時間一定にする。これにより、PWM信号デューティが所定時間一定の間に、2灯間のLED電流が揃う(差が所定値以下になる)ので、所定時間の経過後に再びランプ状にPWM信号デューティを増加しながら、LED電流が目標値になることを監視すれば良い。
[実施の形態4による効果]
上述したように、照明灯は、PWM信号デューティをランプ状に増加させる場合に、停止時刻から所定時間の間、PWM信号デューティの増加を停止し、所定時間の経過後に、PWM信号デューティをランプ状に再度増加させ、LED電流を目標電流の近傍で維持するので、LEDモジュールの追随性のばらつきを吸収することができる。
なお、上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタ等を含む情報は、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散又は統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に、分散又は統合することができる。
10 照明灯
110 口金
120 口金
130 整流回路
140 整流回路
150 ドライブ回路
151 LED電流検出部
152 制御部
153 PWM信号デューティ生成部
154 PWM信号生成部
155 コンバータ部
170 LEDモジュール
180 インバータ式検知回路
190 ラピッドスタート式検知回路
特許第4994101号公報 特開2015−179654号公報 特開2012−195222号公報

Claims (12)

  1. 半導体発光素子と、
    入力部から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を出力する整流回路と、
    前記半導体発光素子を点灯駆動するドライブ回路と、を有し、
    前記ドライブ回路は、
    前記半導体発光素子に流れる電流を検出する電流検出部と、
    検出された前記電流に応じて、調光制御のための信号のデューティを表す調光制御信号デューティを生成するデューティ生成部と、
    生成された前記調光制御信号デューティに対する調光制御信号を生成する信号生成部と、
    生成された前記調光制御信号に基づいて、整流後の前記電圧を変換し、変換後の電圧を前記半導体発光素子に出力するコンバータ部と、を有し、
    前記デューティ生成部は、前記調光制御信号デューティをランプ状に増加し、検出された前記電流が目標電流以上になった場合に、前記調光制御信号デューティの変化を停止する
    ことを特徴とする照明灯。
  2. 前記入力部に接続された電力供給部の方式を検知する検知部をさらに有し、
    前記デューティ生成部は、ラピッドスタート式蛍光灯の照明器具に接続されていることが検知された場合に、前記調光制御信号デューティをランプ状に増加し、検出された前記電流が目標電流以上になった場合に、前記調光制御信号デューティの変化を停止することを特徴とする請求項1に記載の照明灯。
  3. 前記調光制御信号デューティの変化が停止された後の時刻であって、予め定められた2灯間調整時刻に、前記調光制御信号デューティの補正値を算出する補正値算出部をさらに有し、
    前記デューティ生成部は、算出された前記補正値に基づいて、前記調光制御信号デューティを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明灯。
  4. 前記補正値算出部は、ハイサイドの前記照明灯の前記電流が前記目標電流より大きい場合に、ハイサイドの前記照明灯の前記調光制御信号デューティを増加させる前記補正値を算出することを特徴とする請求項3に記載の照明灯。
  5. 前記補正値算出部は、ローサイドの前記照明灯の前記電流が前記目標電流より小さい場合に、ローサイドの前記照明灯の前記調光制御信号デューティを減少させる前記補正値を算出することを特徴とする請求項3に記載の照明灯。
  6. 前記調光制御信号デューティの変化が停止された後の時刻であって、予め定められた2灯間調整時刻に、前記調光制御信号デューティの補正値を表す第1補正値を算出する第1補正値算出部と、
    前記2灯間調整時刻の後の時刻であって、予め定められた1灯再調整時刻に、前記調光制御信号デューティの新たな補正値を表す第2補正値を算出する第2補正値算出部と、をさらに有し、
    前記デューティ生成部は、算出された前記第1補正値と前記第2補正値とに基づいて、前記調光制御信号デューティを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明灯。
  7. 前記第2補正値算出部は、前記2灯間調整時刻に前記調光制御信号デューティが増加され、前記電流が増加した場合に、前記第2補正値を算出することを特徴とする請求項6に記載の照明灯。
  8. 前記第2補正値算出部は、前記2灯間調整時刻に前記調光制御信号デューティが減少され、前記電流が減少した場合に、前記第2補正値を算出することを特徴とする請求項6に記載の照明灯。
  9. 前記デューティ生成部は、前記補正値まで徐々に変化させる前記調光制御信号デューティを生成することを特徴とする請求項3〜8の何れか一つに記載の照明灯。
  10. 前記デューティ生成部は、前記調光制御信号デューティをランプ状に増加させる場合に、予め定められた停止時刻から所定時間の間、前記調光制御信号デューティの増加を停止し、前記所定時間の経過後に、前記調光制御信号デューティをランプ状に再度増加させることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明灯。
  11. 前記電力供給部は、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器、及び、商用交流電源の何れかであることを特徴とする請求項2に記載の照明灯。
  12. 照明灯で実行される制御方法であって、
    前記照明灯は、
    半導体発光素子と、
    入力部から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を出力する整流回路と、
    前記半導体発光素子を点灯駆動するドライブ回路と、を有し、
    前記半導体発光素子に流れる電流を検出するステップと、
    検出された前記電流に応じて、調光制御のための信号のデューティを表す調光制御信号デューティを生成するステップと、
    生成された前記調光制御信号デューティに対する調光制御信号を生成するステップと、
    生成された前記調光制御信号に基づいて、整流後の前記電圧を変換し、変換後の電圧を前記半導体発光素子に出力するステップと、を含み、
    前記調光制御信号デューティを生成するステップは、前記調光制御信号デューティをランプ状に増加し、検出された前記電流が目標電流以上になった場合に、前記調光制御信号デューティの変化を停止する
    ことを特徴とする制御方法。
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