JP2017215132A - 熱交換器およびこれを備えるケミカルヒートポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
(構成)
図1〜図8を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるケミカルヒートポンプについて説明する。本実施の形態におけるケミカルヒートポンプ501を図1に概念的に示す。ケミカルヒートポンプ501は、熱交換器101と、熱交換器101を収容する反応槽401と、貯水槽402と、反応槽401と貯水槽402との間で気体を流通させることができる第2配管403とを備える。熱交換器101の詳細は、後述する。貯水槽402には貯水槽402の外部から導かれるように配管11が配置されている。第2配管403を通じて流通する気体は水蒸気であってよい。第2配管403の途中には弁404が設けられている。第2配管403の途中に真空ポンプ405が接続されている。弁404を開けた状態で真空ポンプ405を作動させることにより反応槽401および貯水槽402の内部を真空引きすることができる。貯水槽402には水14が溜められている。配管11には熱交換のためのオイル13が通る。オイル13によって与えられた熱によって水14の少なくとも一部は水蒸気となる場合があり、その際に弁404が開いていれば、水蒸気は第2配管403を通って反応槽401に移動することができる。反応槽401から第2配管403を通って貯水槽402に到達した水蒸気は配管11のオイル13に熱を与えることによって液化して水14として貯水槽402に溜められる。
本実施の形態では、容器2の外周壁5の内部に配置された内部空間15nを流体12が通過することができる。これは、熱交換のための配管の少なくとも一部が容器2の外周壁5として設けられているに等しい。したがって、本実施の形態における熱交換器101では、効率良く熱交換を行なうことができる。
(構成)
図9を参照して、本発明に基づく実施の形態2における熱交換器について説明する。本実施の形態における熱交換器の構成は、実施の形態1で述べた熱交換器101と同様であるが、容器の構成が以下のとおり異なる。本実施の形態における熱交換器は、容器2に代えて容器2hを備える。実施の形態1における熱交換器101が複数の容器2を備えていたのと同様に、本実施の形態における熱交換器は、上下方向に配列された複数の容器2hを備えている。容器2hに蓄熱材3が収容された状態の断面図を図9に示す。容器2hにおいては、底板が二重構造になっている。内部空間5nは、部分5naと部分5nbとを含む。
本実施の形態では、容器2hの底板が二重構造となっていることにより、流体12は、内底板18aと外底板18bとの間も流れることができるので、蓄熱材3に対して外周壁5の側から熱交換するだけでなく、下側から熱交換をすることも可能となる。したがって、効率良く熱交換を行なうことができる。
(構成)
図10〜図11を参照して、本発明に基づく実施の形態3における熱交換器について説明する。実施の形態1,2では、熱交換器に含まれる容器が、上から見て角張った正方形状となるような外周壁を備える構成を示したが、本実施の形態では、外周壁の形状が異なる。本実施の形態における熱交換器102は、図10に示すような容器2iを備える。容器2iにおいては、外周壁5は上から見て角を丸くした正方形状となっている。図10では、説明の便宜のために容器2i内の蓄熱材3を図示省略しており、容器2iが空であるように表示されているが、実際には、各容器2i内には蓄熱材3が収容されている。容器2iの断面図を図11に示す。実施の形態1,2の容器2では、外周壁5の断面が長方形となっていたが、本実施の形態における容器2iでは、外周壁5の断面はほぼ円形となっている。外周壁5の断面の内部は、内部空間5nとなっている。内部空間5nには流体12が通ることができる。
本実施の形態では、熱交換のための配管の少なくとも一部が容器2iの外周壁5となっているので、効率良く熱交換を行なうことができる。外周壁5の内部空間5nの断面が円形であるので、熱交換のための流体12を流す際の抵抗を低減することができる。したがって、熱交換媒体の流量を大きく設定することができる。
(構成)
図12〜図13を参照して、本発明に基づく実施の形態4における熱交換器について説明する。この熱交換器は、上下方向に配列された複数の容器2jを備える。容器2jの斜視図を図12に示す。容器2jの平面図を図13に示す。
本実施の形態では、第1フィン7と蓄熱材3との間でも熱交換をすることが可能となるので、熱交換の効率を上げることができる。第1フィン7の上下方向の寸法は、空間8を完全に区切る程度の大きさであってもよいが、空間8の上下方向の寸法より小さくてもよい。第1フィン7の両側にある蓄熱材3は、第1フィン7によって完全に分断されてもよい。第1フィン7の両側にある蓄熱材3は、第1フィン7の上、下または上下両方においてつながっていてもよい。
(構成)
図14〜図15を参照して、本発明に基づく実施の形態5における熱交換器について説明する。この熱交換器は、上下方向に配列された複数の容器2kを備える。容器2kの斜視図を図14に示す。容器2kの平面図を図15に示す。
本実施の形態における熱交換器の容器2jでは、第1フィン7の他に第2フィン9を備えているので、領域Aのように周囲の第1フィン7からも外周壁5からも遠い領域においても第2フィン9を用いて効率良く熱交換することができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
Claims (7)
- 上下方向に配列された複数の容器と、
前記複数の容器の各々に収容されることで少なくとも一部が露出するように保持される蓄熱材とを備え、
前記複数の容器の各々は、上から見たときに前記蓄熱材を収容する空間の最外周を規定する外周壁を有し、
前記容器は、前記蓄熱材と熱交換可能なように流体を流すための入口、内部空間および出口を有し、
前記内部空間の少なくとも一部は、前記外周壁の厚みの内部に配置されている、熱交換器。 - 前記複数の容器の各々は、前記蓄熱材に当接して前記蓄熱材を下から支持する内底板と、前記内底板から離隔して前記内底板より下方に位置する外底板とを含み、前記内部空間の一部は、前記内底板と前記外底板との間に配置されている、請求項1に記載の熱交換器。
- 前記複数の容器の各々は、上から見たとき前記外周壁の第1部位から前記空間を横切って前記外周壁の第2部位につながる第1フィンを備える、請求項1または2に記載の熱交換器。
- 前記複数の容器の各々は、上から見たとき前記外周壁から前記空間の途中まで延在する第2フィンを備える、請求項1から3のいずれかに記載の熱交換器。
- 前記蓄熱材は、粉末状または粒状である、請求項1から4のいずれかに記載の熱交換器。
- 前記蓄熱材は、CaOまたはCa(OH)2を主材料とする、請求項1から5のいずれかに記載の熱交換器。
- 請求項1から6のいずれかに記載の熱交換器と、
前記熱交換器を収容する反応槽と、
貯水槽と、
前記反応槽と前記貯水槽との間で気体を流通させることができる第2配管とを備える、ケミカルヒートポンプ。
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Citations (5)
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2016
- 2016-06-02 JP JP2016111141A patent/JP6577414B2/ja active Active
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