JP2017215090A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】天部ダクト内に冷却器とドレンパンとが配されている冷蔵庫において、冷却器により生成された冷気により、除霜水が天部ダクト内に飛散し難く、しかも天部ダクトの庫内側のカバー表面に結露や結氷が生じることをより確実に防ぐ。
【解決手段】天部ダクト13の内部に、冷蔵庫本体1の上壁1aとドレンパン17との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れる上流路30と、ドレンパン17の下面と前記天井カバー12の上面との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れない下流路31とを形成する。
【選択図】図1
【解決手段】天部ダクト13の内部に、冷蔵庫本体1の上壁1aとドレンパン17との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れる上流路30と、ドレンパン17の下面と前記天井カバー12の上面との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れない下流路31とを形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷蔵庫の天部ダクト構造に関する。本発明は、リーチインショーケース、オープンショーケースなどに適用される。
本発明の冷蔵庫では、庫内上方に設けられた天部ダクト内に冷却器を配するとともに、冷却器に付着した霜をヒータで溶かして除霜するが、除霜により生じた除霜水を受けるドレンパンを天部ダクト内に配すること自体は、例えば特許文献1に開示されており公知である。
特許文献1の冷蔵庫(ショーケース)では、天部ダクトに上下二段の冷却器26・27を配置し、これら冷却器26・27の下流側(右側)に送風機28を配置している(特許文献1の図2参照)。庫内と天部ダクトとを仕切る天部仕切部材9は、下流側(右側)に向かって下り傾斜しており、冷却器26・27と送風機28との間の天部仕切部材9の上面にドレンパン32が配されている。送風機28と上方側の冷却器26との間には、中間仕切板31が設けられており、送風機28から送られた空気は、冷却器26、次いで冷却器27を経て、天部仕切部材9と下方側の冷却器27との間を通って、天部ダクトの前端から吐出されるようになっている。同様の構造は特許文献2にも見受けられる。
また、本発明の冷蔵庫は冷却器の下方にドレンパンが一体的に設けられているが、当該構成は特許文献3に開示されている。特許文献3の冷蔵庫では、冷却器3の下面にドレンパン10が設けられており、ドレンパン10の下面はカバー13で覆われている(図1参照)。カバー13の庫内ファン6に臨む前部には通気孔27が設けられており、通気孔27から庫内ファン6により吸い込まれた庫内空気の全ては冷却器3に送られ、該冷却器3により冷却されたのち、再び庫内2へ送気されるようになっている。同様の構成は特許文献4にも見受けられる(図4参照)。
特許文献1、2のショーケースによれば、送風機から送出される空気の全てを冷却器に送ることができるので、より大量の冷気を生成して、より効率的に庫内を冷却できる。しかし、冷却器により生成された冷気が天部仕切部材に直接当たるため、天部仕切部材の温度が過剰に低下して、天部仕切部材の表面に結露や結氷が生じるおそれがある。また、冷却器からドレンパンに向かって流下中の除霜水が、送風機からの送気に乗って、天部ダクト内に飛散するおそれもある。
特許文献3、4の冷蔵庫によれば、カバーとドレンパンとの間に閉鎖空間が設けられているため、冷却器により生成された冷気がカバーに直接当たることはない。冷却器とドレンパンとの距離が近く、冷却器から落下した除霜水が天部ダクト内に飛散するおそれも少ない。しかし、特許文献3、4の冷蔵庫では、冷却器とカバーとの間の熱伝導については考慮されておらず、熱伝導により冷却器の冷熱がカバーに伝わると、特許文献1、2と同様に、カバーの表面(庫内側の表面)の温度が過剰に低下して、結露や結氷が生じるおそれがある。
本発明は、天部ダクト内に冷却器とドレンパンとが配されている冷蔵庫において、冷却器により生成された冷気により、除霜水が天部ダクト内に飛散し難く、しかも天部ダクトの庫内側のカバー表面に結露や結氷が生じることを確実に防ぐことを目的とする。
本発明は、冷蔵庫本体1の天井部に形成されて天井カバー12により区画された天部ダクト13内に、冷気を生成して庫内を冷却するための冷却器14と、該冷却器14に向けて空気を送る送風機15と、前記冷却器14を加熱して除霜する除霜ヒータ16と、除霜によって生じた除霜水を受けるドレンパン17とが設けられている冷蔵庫を対象とする。ドレンパン17は、冷却器14の下方に配されており、送風機15は、冷却器14の上流側に設けられている。そして、天部ダクト13の内部に、冷蔵庫本体1の上壁1aとドレンパン17との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れる上流路30と、ドレンパン17の下面と前記天井カバー12の上面との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れない下流路31とが形成されていることを特徴とする。
上流路30と下流路31とがドレンパン17の底壁25により区画されている構成を採ることができる。
送風機15から送出される上下方向の送風方向が上流路30に向かって指向しており、ドレンパン17の上流側の側面に、送風機15からの送風の一部を下流路31側に変向させるための変向案内面が形成されている構成を採ることができる。
本発明においては、天部ダクト13の内部のドレンパン17の下方に、冷却器14により生成された冷気が流れない下流路31を設けたため、冷却器14により生成された冷気が天井カバー12に当たって、天井カバー12の温度が過剰に低下することを防ぐことができる。従って、天井カバー12の庫内側の表面(天井カバー12の下面)に結露や結氷が生じることを防ぐことができる。
送風機15による送風時においては、下流路31に庫内空気を流し続けることができる。このため、ドレンパン17と天井カバー12との間に、空気の流れない閉鎖空隙を形成する構成(特許文献3、4参照)に比べて、ドレンパン17或いは冷却器14の冷熱が天井カバー12に伝導するおそれは少なく、この点でも天井カバー12の庫内側の表面(天井カバー12の下面)に結露や結氷が生じることを確実に防ぐことができる。冷却器14の直下にドレンパン17を配したため、冷却器14から流下した除霜水が、上流路30を流れる庫内ファン15からの送気に乗って飛翔するおそれがなく、天部ダクト13内に除霜水が飛散して、天部ダクト13内を汚染することもない。また、ドレンパン17の下方に下流路31を設けたため、該下流路31を流れる送気に乗って除霜水が飛散することもない。
上流路30と下流路31とがドレンパン17の底壁25で区画される構成を採ると、別途に区画壁を設ける場合に比べて、構造を簡素化することができる。従って、コストアップを招来すること無く、下流路31を備える天部ダクト構造を得ることができる。
送風機15から送出される上下方向の送風方向を上流路30に向かって指向させていると、送風機15から送気された庫内空気の大部分を上流路30に送ることができるので、上流路30と下流路31の二つの流路を備える天部ダクト構造でありながら、一つの流路のみを備える従来の天部ダクト構造に比べて、冷却器14に向かう空気量、並びに冷却器14で生成される冷気量が大きく減少することを防ぐことができ、下流路31を設けたことに伴う、冷蔵庫の冷却効率の低下を抑えることができる。このとき、ドレンパン17の上流側の側面に、送風機15からの送風の一部を下流路31側に変向させるための変向案内面が形成されていると、送風機15から送気された庫内空気の一部を確実に下流路31側に流すことができるので、該下流路31による過冷却防止効果が確実に発揮される。
(実施例1)
図1から図3は、本発明の冷蔵庫をリーチイン型のショーケースに適用した実施例1を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2および図3において、断熱箱からなるショーケース本体(冷蔵庫本体)1の内部には冷蔵室2が設けられており、その前面の物品出し入れ用の開口部3が左右一対のスライド扉4・4でスライド開閉できるように構成されている。冷蔵室2の内部には複数の棚板5が多段状に設けられており、棚板5上には飲食料品が載置して冷却される。ショーケース本体1の下方には機械室6が配置されており、機械室6内には、冷凍サイクルを構成する圧縮機7、凝縮器8、送風ファン9などが収容されている。
図1から図3は、本発明の冷蔵庫をリーチイン型のショーケースに適用した実施例1を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2および図3において、断熱箱からなるショーケース本体(冷蔵庫本体)1の内部には冷蔵室2が設けられており、その前面の物品出し入れ用の開口部3が左右一対のスライド扉4・4でスライド開閉できるように構成されている。冷蔵室2の内部には複数の棚板5が多段状に設けられており、棚板5上には飲食料品が載置して冷却される。ショーケース本体1の下方には機械室6が配置されており、機械室6内には、冷凍サイクルを構成する圧縮機7、凝縮器8、送風ファン9などが収容されている。
図1および図3に示すように、ショーケース本体1の天井部の上壁1aの下方には、所定の間隔を置いて天井カバー12が取り付けられており、これら上壁1aと天井カバー12との間に天部ダクト13が形成されている。天井カバー12は、前方側が高く、後方側が低い傾斜姿勢でショーケース本体1に組み付けられており、天部ダクト13は、側面視において、後方側の上下寸法が大きく、前方側の上下寸法が小さな、前窄まりのテーパー状とされている。
天部ダクト13には、圧縮機7から供給された冷媒によって庫内の空気と熱交換する冷却器14と、冷却器14よりも後側に設けられて庫内の空気を冷却器14に向かって送気する左右一対の庫内ファン(送風機)15と、冷却器14の下端に設けられて、冷却器14を加熱して除霜する除霜ヒータ16と、冷却器14の下側に配されたドレンパン17と、ドレンパン17に接続された排水管18などが配されている。天井カバー12の後部には吸込口20が、天井カバー12の前部には吹出口21が設けられており、庫内ファン15により吸込口20から天部ダクト13内に吸い込まれた冷蔵室2内の空気は冷却器14で冷却されて吹出口21から送出され、これにて冷蔵室2内の空気を循環送給して、庫内を冷却することができる。
冷却器14と除霜ヒータ16とドレンパン17の三者は、冷却ユニット23としてユニット部品化されている。冷却器14の上面がショーケース本体1の上壁1aの内面に組み付けられることで、ドレンパン17を含む冷却ユニット23の全体は天部ダクト13内に上吊り状に固定されている。
ドレンパン17は、四角形状の底壁25と、底壁25の四周縁から上方に立設される左右、および前後の側壁26とを備え、上方開口を有する偏平容器状に形成されており、その後端に排水管18が接続されている。冷却ユニット23としてユニット部品化された状態において、ドレンパン17の側壁の上端は、冷却器14の下端よりも上方に位置しており、これにて冷却器14の下端はドレンパン17により覆われている。ドレンパン17の底壁25は、排水管18側である後端側が低くなる傾斜状に形成されており、冷却器14から排出された除霜水は、底壁25で受け止められたのち、排水管18を介して庫外に排出される。
ドレンパン17の底壁25は、天部ダクト13を上流路30と下流路31の二つの流路に区分する区画壁として働く。すなわち、天部ダクト13の内部は、上壁1aとドレンパン17との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れる上流路30と、ドレンパン17と天井カバー12の上面との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れない下流路31とに、ドレンパン17の底壁25により区画されている。ドレンパン17を含む冷却ユニット23、次いで天井カバー12をショーケース本体1に組み付けた状態において、前後方向におけるドレンパン17の底壁25の伸び方向と、天井カバー12の伸び方向とは略平行とされており、下流路31は、前後方向において対向間隔が均一な前上がりの傾斜ダクトとして形成されている。上流路30は、前方向に向かって上下の寸法が小さくなる前窄まり状のダクトとして形成されている。
冷却器14の上流側(図1の右方)に位置して、該冷却器14に向けて庫内空気を送気する庫内ファン15は、吸気面40から排気面41に至る通風路42を有するハウジング43と、通風路42内に組み付けられる回転翼体44と、回転翼体44を回転させるモータ45とを含む軸流ファンであり、ファンユニットとしてユニット部品化されている。庫内ファン15は、通風路42の伸び方向で規定される上下方向の送風方向が斜め前方方向を向く傾斜姿勢で天部ダクト13内に固定されている。より具体的には、通風路42の伸び方向で規定される送風方向は、ドレンパン17の後側壁26a(ドレンパン17の上流側の側面)の上端よりも上方側に指向しており、庫内ファン15から送気された庫内空気の大部分は、ドレンパン17に邪魔されることなく、上流路30に送られるようになっている。また、庫内ファン15から送気された庫内空気の一部は、後側壁26aに衝突して下方に向かって変向案内されて、下流路31に送られるようになっている。すなわち、ドレンパン17の後側壁26aは、庫内ファン15から送気された庫内空気の一部を下流路31に送る変向案内面として働く。なお、上流路30を通って吹出口21から勢い良く吹出される冷気流の負圧作用によっても、下流路31内に吸い込まれる空気の流れは形成される。
以上のような構成からなるショーケースにおいては、庫内ファン15により吸込口20から天部ダクト13内に吸い込まれた庫内空気は、その大部分が上流路30に送られ、冷却器14により冷却されて冷気とされたのち、吹出口21から冷蔵室2内に送風される。このときに、庫内ファン15により吸込口20から天部ダクト13内に吸い込まれた庫内空気の一部は、ドレンパン17の後側壁26aに変向案内され、或いは上流路30を通って吹出口21から吹出される冷気流の負圧作用によって下流路31に流れたのち、冷却器14により生成された冷気とともに吹出口21より吹出される。従って、下流路31には、庫内ファン15により吸い込まれた庫内空気のみが流れ、下流路31には、冷却器14により冷却された冷気は流れ込まない。
以上のように本実施例のショーケースでは、天部ダクト13の内部を、上壁1aとドレンパン17との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れる上流路30と、ドレンパン17の底壁25の下面と天井カバー12の上面との間に形成されて、冷却器14により生成された冷気が流れない下流路31とに、ドレンパン17の底壁25により区分した。このように、ドレンパン17の下方に冷却器14により生成された冷気が流れない下流路31を形成すると、冷却器14により生成された冷気が天井カバー12に直接当たることがなくなり、天井カバー12の温度が過剰に低下することを抑えることができる。従って、天井カバー12の庫内側の表面(天井カバー12の下面)に結露や結氷が生じることを確実に防ぐことができる。
庫内ファン15による送風時においては、下流路31に庫内空気を流し続けることができる。このため、ドレンパン17と天井カバー12との間に、空気の流れない閉鎖空隙を形成する構成(特許文献3、4参照)に比べて、ドレンパン17或いは冷却器14の冷熱が天井カバー12に伝導するおそれは少なく、この点でも天井カバー12の庫内側の表面(天井カバー12の下面)に結露や結氷が生じることを確実に防ぐことができる。冷却器14の直下にドレンパン17を配したため、冷却器14から流下した除霜水が庫内ファン15からの送気に乗って飛翔するおそれがなく、天部ダクト13内に除霜水が飛散して、天部ダクト13内を汚染することもない。
通風路42の伸び方向で規定される庫内ファン15の上下方向の送風方向を、ドレンパン17の後側壁26aの上端よりも上方側に指向させて、庫内ファン15から送気された庫内空気の大部分が上流路30に送られるようにしたので、上流路30と下流路31の二つの流路を備える天部ダクト構造でありながら、一つの流路のみを備える従来の天部ダクト構造に比べて、冷却器14に向かう空気量、並びに冷却器14で生成される冷気量が大きく減少することはない。従って、下流路31を設けたことに伴って、ショーケースの冷却効率が大きく低下することはない。
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2を示す。この実施例2では、ドレンパン17の後側壁26aに、庫内ファン15からの送風の一部を下流路31側に変向させるための変向案内体(変向案内面)50を装着した点が先の実施例1と相違する。変向案内体50は、後側壁26aに沿う支持片50aと、支持片50aの上端から片持ち状に後方に伸びる変向片50bとからなる断面L字状の成形品であり、接着等によりドレンパン17に固定されている。それ以外の点は、先の実施例1と同様である。
図4は、本発明の実施例2を示す。この実施例2では、ドレンパン17の後側壁26aに、庫内ファン15からの送風の一部を下流路31側に変向させるための変向案内体(変向案内面)50を装着した点が先の実施例1と相違する。変向案内体50は、後側壁26aに沿う支持片50aと、支持片50aの上端から片持ち状に後方に伸びる変向片50bとからなる断面L字状の成形品であり、接着等によりドレンパン17に固定されている。それ以外の点は、先の実施例1と同様である。
この実施例2のように、ドレンパン17の後側壁26aに変向案内体50を装着していると、実施例1の構成に比べてより大量の空気を下流路31に向けて送り込むことができる。従って、冷却器14からの冷熱が天井カバー12に伝導されて、該天井カバー12が過冷却状態となることをより確実に防ぐことができる。なお、このように変向案内体50を装着した場合には、変向案内体50を設けない構成に比べて、庫内ファン15から冷却器14に向かう空気量が少なくなるため、冷却効率は若干低下することを念のため補足する。
上記実施例においては、本発明の冷蔵庫をリーチインショーケースに適用した例を示したが、本発明をこれに限られず、例えば、オープンショーケース、アイスクリームストッカー、或いは業務用冷蔵庫にも適用できる。上記実施例においては、冷却器、除霜ヒータ、およびドレンパンの三者を冷却ユニットとしてユニット部品化した例を示したが、本発明はこれに限られない。庫内ファン等の個数等も実施例に記載したものに限られない。
1 ショーケース本体
2 冷蔵室
12 天井カバー
13 天部ダクト
14 冷却器
15 送風機(庫内ファン)
17 ドレンパン
25 ドレンパンの底壁
26 ドレンパンの側壁
26a ドレンパンの後側壁
30 上流路
31 下流路
42 送風機の通風路
2 冷蔵室
12 天井カバー
13 天部ダクト
14 冷却器
15 送風機(庫内ファン)
17 ドレンパン
25 ドレンパンの底壁
26 ドレンパンの側壁
26a ドレンパンの後側壁
30 上流路
31 下流路
42 送風機の通風路
Claims (3)
- 冷蔵庫本体(1)の天井部に形成されて天井カバー(12)により区画された天部ダクト(13)内に、冷気を生成して庫内を冷却するための冷却器(14)と、該冷却器(14)に向けて空気を送る送風機(15)と、前記冷却器(14)を加熱して除霜する除霜ヒータ(16)と、除霜によって生じた除霜水を受けるドレンパン(17)とが設けられている冷蔵庫であって、
前記ドレンパン(17)は、前記冷却器(14)の下方に配されており、
前記送風機(15)は、前記冷却器(14)の上流側に設けられており、
前記天部ダクト(13)の内部に、冷蔵庫本体(1)の上壁(1a)と前記ドレンパン(17)との間に形成されて、前記冷却器(14)により生成された冷気が流れる上流路(30)と、前記ドレンパン(17)の下面と前記天井カバー(12)の上面との間に形成されて、前記冷却器(14)により生成された冷気が流れない下流路(31)とが形成されていることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記上流路(30)と前記下流路(31)とが前記ドレンパン(17)の底壁(25)により区画されている、請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記送風機(15)から送出される上下方向の送風方向が前記上流路(30)に向かって指向しており、
前記ドレンパン(17)の上流側の側面に、前記送風機(15)からの送風の一部を前記下流路(31)側に変向させるための変向案内面が形成されている、請求項2に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016108828A JP2017215090A (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 冷蔵庫 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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2016
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