JP2017214978A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の回転電機は、シャフトを回転可能に支持する軸受と、軸受が隙間嵌めされたブラケットと、軸受とブラケットとに挟み込まれ、軸受とブラケットとの間に介在する潤滑剤を間に保持する第1シール部材および第2シール部材と、を備える。ブラケットには、第1シール部材が配置される第1溝部と、第2シール部材が配置される第2溝部と、が設けられている。
【選択図】図2
Description
以下、第1の実施形態の回転電機1の構成について説明する。なお、以下の説明では、回転電機として、かご形誘導電動機を例に挙げて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る回転電機の部分断面図である。
図1に示すように、回転電機1は、固定子10と、回転子20と、ケース30と、を備えている。回転電機1は、以下の説明では、回転子20のシャフト21の中心軸Oに沿う方向を軸方向といい、中心軸Oに直交する方向を径方向といい、中心軸O周りに周回する方向を周方向という。
図2に示すように、外側ブラケット35におけるケース30の内側を向く面には、第1凹部37が形成されている。第1凹部37は、ケース30の内側に向けて開口している。第1凹部37は、軸方向から見て中心軸Oと同軸の円形状に形成されている。第1凹部37は、軸方向に沿って延在する内周面37a(周面)と、軸方向に直交する面方向に沿って延びる底面37b(端部対向面、第1端部対向面)と、を有する。
本実施形態では、シール部材61A,61B,62が配置される溝部34A,34B,46が各ブラケット33,45に設けられている。これにより、各軸受51,53として汎用品の軸受を用いることが可能となるため、部品コストが増加することを抑制できる。
以下、第2の実施形態の回転電機101の構成について説明する。
図3は、第2の実施形態に係る回転電機の拡大断面図である。
図2に示す第1の実施形態では、一対の溝部34A,34Bが外側ブラケット35の内周面37aに設けられている。これに対して図3に示す第2の実施形態では、一対の溝部134A,134Bのうち第2溝部134Bが内側ブラケット41の先端面43aに設けられている点で、第1の実施形態と異なっている。なお、図1および図2に示す第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する(以下の変形例についても同様)。
第2溝部134Bには、第2シール部材161Bが配置されている。第2シール部材161Bは、第1シール部材161Aと同様に、例えばゴム等により形成されたOリングが用いられている。第2シール部材161Bは、第2溝部134Bの内面、および第1軸受51の外輪51bにおけるケース30の内側を向く端部と全周に亘って接している。
一対のシール部材161A,161Bは、外側ブラケット35の内周面37aと、第1軸受51の外輪51bの外周面51cと、の間に介在する潤滑剤Lを、第1シール部材161Aと第2シール部材161Bとの間に保持している。
図4は、第2の実施形態の変形例に係る回転電機の拡大断面図である。
図3に示す第2の実施形態では、一対の溝部134A,134Bのうち第2溝部134Bが内側ブラケット41の先端面43aに設けられている。これに対して図4に示す第2の実施形態の変形例では、一対の溝部234A,234Bのうち第2溝部234Bが外側ブラケット35の底面37bに設けられている点で、第2の実施形態と異なっている。
第2溝部234Bには、第2シール部材261Bが配置されている。第2シール部材261Bは、第1シール部材261Aと同様に、例えばゴム等により形成されたOリングが用いられている。第2シール部材261Bは、第2溝部234Bの内面、および第1軸受51の外輪51bにおけるケース30の外側を向く端部と全周に亘って接している。
一対のシール部材261A,261Bは、外側ブラケット35の内周面37aと、第1軸受51の外輪51bの外周面51cと、の間に介在する潤滑剤Lを、第1シール部材261Aと第2シール部材261Bとの間に保持している。
以下、第3の実施形態の回転電機301の構成について説明する。
図5は、第3の実施形態に係る回転電機の拡大断面図である。
図2に示す第1の実施形態では、一対の溝部34A,34Bが外側ブラケット35の内周面37aに設けられている。これに対して図5に示す第3の実施形態では、一対の溝部334A,334Bが外側ブラケット35の底面37b、および内側ブラケット41の先端面43aに設けられている点で、第1の実施形態と異なっている。なお、図1から図4に示す各実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第2溝部334Bには、第2シール部材361Bが配置されている。第2シール部材361Bは、第2の実施形態における第2シール部材161Bと同様に形成されている。
一対のシール部材361A,361Bは、外側ブラケット35の内周面37aと、第1軸受51の外輪51bの外周面51cと、の間に介在する潤滑剤Lを、第1シール部材361Aと第2シール部材361Bとの間に保持している。
また、上述した各実施形態では、回転電機として、かご形誘導電動機を例に挙げて説明したが、これに限定されない。回転電機は、かご形誘導電動機以外の電動機や発電機であってもよい。
Claims (4)
- シャフトを回転可能に支持する軸受と、
前記軸受が隙間嵌めされたブラケットと、
前記軸受と前記ブラケットとに挟み込まれ、前記軸受と前記ブラケットとの間に介在する潤滑剤を間に保持する第1シール部材および第2シール部材と、
を備え、
前記ブラケットには、
前記第1シール部材が配置される第1溝部と、
前記第2シール部材が配置される第2溝部と、
が設けられた回転電機。 - 前記ブラケットは、前記軸受を前記シャフトの径方向の外側から囲む周面を備え、
前記第1溝部および前記第2溝部は、前記周面に形成された請求項1に記載の回転電機。 - 前記ブラケットは、
前記軸受を前記シャフトの径方向の外側から囲む周面と、
前記周面と連なり、前記シャフトの軸方向における前記軸受の一端部に当接可能に設けられた端部対向面と、
を備え、
前記第1溝部は、前記周面に形成され、
前記第2溝部は、前記端部対向面に形成された請求項1に記載の回転電機。 - 前記ブラケットは、
前記軸受を前記シャフトの径方向の外側から囲む周面と、
前記周面と連なり、前記シャフトの軸方向における前記軸受の一端部に当接可能に設けられた第1端部対向面と、
前記周面と連なり、前記軸方向における前記軸受の他端部に当接可能に設けられた第2端部対向面と、
を備え、
前記第1溝部は、前記第1端部対向面に形成され、
前記第2溝部は、前記第2端部対向面に形成された請求項1に記載の回転電機。
Priority Applications (1)
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JP2016108725A JP2017214978A (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | 回転電機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020041577A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | トヨタ自動車株式会社 | 動力伝達装置 |
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2016
- 2016-05-31 JP JP2016108725A patent/JP2017214978A/ja active Pending
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