JP2017214948A - 固定装置及び光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具等を差し込むスペースがない場合であっても、ボルト及びナットを用いたねじ止めを好適に実行することが可能な固定装置及び光学装置を提供する。
【解決手段】測距装置100は、固定対象物である球面台座部43及び光源支持部44と、固定部材であるボルト70、ワッシャー71及びナット72とを備える。光源支持部44は、ボルト70の頭部と隣接するワッシャー71の凸曲面部と対向する第1凹部69と、第1凹部69に形成されたねじ穴68とを有する。球面台座部43は、ナット72の凸曲面部と対向する第2凹部67と、第2凹部67に形成されたねじ穴66とを有する。ナット72は、回転を妨げる突出部73A、73Bを有し、第2凹部67は、突出部73A、73Bを遊嵌する溝部65A、65Bを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、固定対象物をねじ止めにより固定する技術に関する。
従来から、非平行となる固定対象物をボルトとナットとを用いてねじ止めする技術が知られている。例えば、特許文献1には、傾斜取り付けされる取り付け対象物をボルト及びナットにより締結する場合に、ボルト螺合用のナットの座板に対する座面を凸曲球面座にし、座板のナットに対する座面を凹曲球面座とする構造が開示されている。
特開2002−168224号公報
ボルト及びナットによりねじ止めする場合には、空転防止のため、一般的にナットを固定しながらボルトを回す必要がある。しかしながら、ナットを固定するための工具を差し込むスペースがない場合には、ボルトの締め付けが困難となるという問題があった。この問題点については、特許文献1には何ら開示及び示唆がない。
本発明の解決しようとする課題としては、上記のものが一例として挙げられる。本発明は、工具等を差し込むスペースがない場合であっても、ボルト及びナットを用いたねじ止めを好適に実行することが可能な固定装置及び光学装置を提供することを主な目的とする。
請求項1に記載の発明は、固定対象物と、ボルトとナットを含む固定部材とを備える固定装置であって、前記固定対象物は、前記ボルトとナットとにそれぞれ対向する凹部と、前記凹部に形成されたねじ穴と、を有し、前記固定部材は、前記凹部と当接する凸曲面部を有し、前記凹部と前記ボルト又はナットとの組合せのうちの一つで、当該凹部と当該ボルト又はナットとのどちらか一方に、回転を妨げる突出部を有し、他方に当該突出部をはめ込む溝部を有する。
実施例に係る測距装置の概略構成を示すブロック図である。 実施例に係る測距装置の内部構造を示す。 実施例に係る測距装置の上半分の内部構造を示す。 図3の状態から光源支持部を移動させた状態を示す測距装置の内部構造を示す。 ねじ止めが行われた状態の光源支持部の上面図を示す。 ねじ止め部分の断面図を示す。 球面台座部及び光源支持部を透過表示した場合のねじ止め部分の斜視図を示す。 ナットをそれぞれ異なる角度から観察した図である。 第2凹部を俯瞰した図である。 ボルトを締結する方向に回す状態を示した図である。 突出部の延出方向と垂直方向から観察した場合の締結されたボルト及びナットの球面台座部及び光源支持部に対する位置関係を示す。 突出部の延出方向から観察した場合の締結されたボルト及びナットの球面台座部及び光源支持部に対する位置関係を示す。 (A)ワッシャーと同様の曲面形状を有するボルトとナットとを締結させた状態を表す図である。(B)第2凹部と接するワッシャーを設けた場合のボルトとナットとの締結状態を示す図である。 突出部が設けられたボルトとナットとの締結状態を表す図である。 変形例に係るねじ止め部分の断面図を示す。
本発明の好適な実施形態では、固定装置は、固定対象物と、ボルトとナットを含む固定部材とを備える固定装置であって、前記固定対象物は、前記ボルトとナットとにそれぞれ対向する凹部と、前記凹部に形成されたねじ穴と、を有し、前記固定部材は、前記凹部と当接する凸曲面部を有し、前記凹部と前記ボルト又はナットとの組合せのうちの一つで、当該凹部と当該ボルト又はナットとのどちらか一方に、回転を妨げる突出部を有し、他方に当該突出部をはめ込む溝部を有する。
上記固定装置は、固定対象物と、ボルトとナットとを含む固定部材とを備える。固定対象物は、ボルトとナットとにそれぞれ対向する凹部と、凹部に形成されたねじ穴と、を有する。固定部材は、前記凹部と当接する凸曲面部を有し、凹部とボルト又はナットとの組合せのうちの一つで、当該凹部と当該ボルト又はナットとのどちらか一方に、回転を妨げる突出部を有し、他方に当該突出部をはめ込む溝部を有する。
この態様では、固定装置に凹部が形成され、固定部材に凸曲面部が形成されることにより、固定対象物を任意の状態に保ったまま、固定対象物に対するボルトの挿入角度を調整して固定部材により固定することができる。さらに、ボルト及びナットの締結時において、突出部が設けられたボルト又はナットの回転が溝部により規制されるため、空転させることなくボルト及びナットを締結させることができる。従って、この場合、工具などでボルト又はナットの一方を抑えて固定する必要がないため、工具を差し込むスペースがない場合であっても、ボルト及びナットを締結させることができる。
上記固定装置の一態様では、前記固定部材は、前記固定対象物として、対向する面が非平行となる第1対象物と第2対象物とを固定し、前記第1対象物には、前記凹部として前記ボルトの頭部と対向する第1凹部が形成され、前記第2対象物には、前記凹部として前記ナットと対向する第2凹部が形成され、前記ボルトと前記第1凹部の組合せ、又は、前記ナットと前記2凹部の組合せのいずれかの組合せにおいて、一方に前記突出部、他方に前記溝部が設けられる。この態様により、対向する面が傾いた第1及び第2対象物を好適にボルトとナットとにより固定することができ、かつ、締結時での空転防止のためにナット等を工具で固定する必要がない。
上記固定装置の他の一態様では、前記固定部材は、前記ボルトの頭部と前記凹部との間、又は、前記ナットと前記凹部との間の少なくとも一方に設けられたワッシャーを備え、前記ワッシャーは、前記凸曲面部を形成する。この態様により、固定対象物に対するボルトの挿入角度に幅がある場合であっても、任意の挿入角度で好適に固定対象物をねじ止めすることができる。
上記固定装置の他の一態様では、前記凹部と対向するボルトの頭部又は前記ナットの少なくともいずれか一方に、前記凸曲面部が形成される。この態様によっても、固定対象物に対するボルトの挿入角度に幅がある場合に、任意の挿入角度で好適に固定対象物をねじ止めすることができる。
上記固定装置の他の一態様では、前記突出部は円柱状の突起である。この態様により、突出部の延出方向を軸としたボルト又はナットの回転角度を調整することができる。
上記固定装置の他の一態様では、前記突出部と前記溝部との間には、前記固定部材の傾きを妨げない程度の間隔が存在する。この態様により、固定対象物に対するボルトの挿入角度を調整して固定対象物をねじ止めにより固定させることができる。
上記固定装置の好適な例では、前記凹部は、前記ねじ穴にかけて先細りとなる形状を有する。
上記固定装置の他の一態様では、前記固定対象物は、少なくとも一部に凸球面を有する球面台座部と、前記球面台座部の前記凸球面上で摺動するように設置される光源支持部と、前記光源支持部に設置される光源部と、をさらに備える。ここで、「凸球面」は、設置面に対して凸となる所定半径の曲面であって、光路上の一部などが欠けていてもよい。この態様では、非平行に対応する面で接触する球面台座部及び光源支持部を、位置調整後の任意の状態で好適にねじ止めすることができる。
本発明の他の好適な実施形態では、光学装置は、上記記載の固定装置と、回転軸を中心に回転し、反射面の少なくとも一部が前記回転軸上となるように配置された反射部と、を備え、前記光源部は、前記反射部で光が反射するように設置され、前記凸球面の中心は、前記反射面上に存在する。ここで、「凸球面の中心」とは、凸球面を球面として含む球の中心を指す。また、「反射面上」とは、厳密に反射面に重なる位置に限らず、製造工程において生じ得る許容可能な誤差の範囲内で反射面から離れた位置も含む。この態様では、回転軸と交わる反射面上に球面台座部の凸球面の中心が存在することから、光の出射方向等の調整のために光源支持部を球面台座部の凸球面上で摺動させた場合であっても、反射面での光の照射位置が変化しにくい。好適には、光学装置は、前記反射部で反射して出射された光の反射光を受光することで測距を行う測距装置である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[測距装置の構成]
(1)概略構成
図1は、本発明の光学装置が適用された測距装置の概略構成を示す。測距装置100は、測定対象物5に対して赤外線(例えば、波長905nm)の投射光L1を投射し、その反射光L2を受光して測定対象物5までの距離を測定する。図示のように、測距装置100は、モータ14と、受光部16と、制御部18と、回転体30と、光源40とを備える。回転体30は、集光レンズ33と、プリズム34とを備える。
光源40は、赤外線の投射光L1をプリズム34へ向けて出射する。プリズム34は、投射光L1を反射し、測距装置100の外部へ出射する。プリズム34は回転体30に設けられており、回転しながら投射光L1を外部へ出射する。これにより、測距装置100の全方位(周囲360度)にある測定対象物5の距離を測定することができる。光源40は、本発明における「光源部」の一例である。
集光レンズ33は、測定対象物5により反射された反射光L2を受光し、プリズム34へ送る。プリズム34は、反射光L2を受光部16の方向へ反射する。受光部16は、例えばアバランシェフォトダイオード(Avalanche PhotoDiode)であり、受光した反射光L2の光量に対応する検出信号を生成して制御部18へ送る。
制御部18は、光源40からの投射光L1の出射を制御するとともに、受光部16から供給された検出信号を処理して測定対象物5までの距離を算出する。また、制御部18は、モータ14を制御して回転体30を回転させる。
(2)内部構造
図2は、測距装置100の内部構造を示す断面図である。測距装置100の筐体10は略円筒状であり、大別して底部10aと、カバー10bと、上部10cとにより構成される。測距装置100は、筐体10の内部で回転体30が回転することにより、投射光L1を全方位へ出射するとともに、その反射光L2を受光する。カバー10bは、光源40から出射される赤外線を透過する材料で製作される。
底部10a内には、支柱部13とモータ14が設けられている。支柱部13は、回転体30の回転軸59上に位置し、底部10aに固定されている。一方、回転体30は、一体化された底部30aと上部30bを備え、支柱部13を回転軸として回転する。具体的には、回転体の30の底部30aは、複数のベアリング15を介して支柱部13の回りに回転可能に設けられており、モータ14により駆動されて回転する。なお、測距装置100の構成要素のうち、回転体30以外は全て筐体10に対して固定されている。
支柱部13には、受光部16と受光部基板22とが配置されている。また、受光部16の上方には、光学部材により構成されるバンドパスフィルタ17が設けられている。バンドパスフィルタ17は、光源40から出射される赤外線の波長(本例では、約905nm)以外の光を除外する波長選択機能を有する。
モータ14はモータ基板21に電気的に接続されている。また、モータ基板21の下方には制御部(制御基板)18が設けられている。制御基板18とモータ基板21とは配線24により接続されている。また、制御基板18と受光部基板22とは配線23により接続されている。
回転体30の上部30bの上面には、回転軸59上にプリズム34が設けられている。プリズム34は、投射光L1と反射光L2を精度良く反射する。プリズム34は本発明における「反射部」の一例である。また、回転体30の上部30bの側面には、その周方向の一か所に集光レンズ33が設けられている。集光レンズ33の位置は、測定対象物5からの反射光L2が到来する方向、即ち、プリズム34の投射光L1を反射する反射面51及び反射光L2を反射する反射面52が向けられた方向と一致している。
筐体10の上部10cには、光源40と、コリメータレンズ41と、光源基板42と、球面台座部43と、光源支持部44と、が設けられている。光源40は、赤外線の投射光L1を出射する。コリメータレンズ41は、光源40からの投射光L1を平行光に変換し、カバー10bの上部に形成された開口11xを通してプリズム34へ導く。なお、光源40は光源基板42と接続されており、光源基板42は配線25により制御基板18と接続されている。
球面台座部43は、カバー10bの上部に載置され、光源40及びコリメータレンズ41を支持する光源支持部44を保持する。球面台座部43の中心には、開口11xと連通する円筒状の光路孔47が形成される。また、球面台座部43には、光路孔47の壁面及び光源支持部44と対向する凸球面63を形成する隆起部48が形成されている。凸球面63は、中心がプリズム34の反射面51上に存在し、測距装置100の上方に凸の球面形状を有する。凸球面63の一部は光源支持部44と接触し、光源支持部44を支持する。球面台座部43は本発明における「固定対象物」及び「第2対象物」の一例である。
光源支持部44は、光源40及びコリメータレンズ41を支持する。具体的には、光源支持部44の中心部分に光源40が嵌め込まれると共に、光源40の出射方向に延出するアーム部45により、コリメータレンズ41が挟持されている。そして、光源支持部44は、延出するアーム部45が光路孔47内に挿入されるように、球面台座部43上に載置される。光源支持部44の縁部分は、アーム部45の延出方向と同方向に隆起しており、すり鉢状の凹面64が形成される。凹面64は、光源支持部44が球面台座部43に載置された状態で凸球面63に対して摺動自在に接触する。光源支持部44は、本発明における「固定対象物」及び「第1対象物」の一例である。
[角度調整機構]
次に、球面台座部43及び光源支持部44が有する投射光L1の出射角度の調整機構について説明する。概略的には、球面台座部43は、光源支持部44が載置された状態で、プリズム34の反射面51と回転軸59との交点に、凸球面63により特定される球の中心位置が重なるように形成される。これにより、投射光L1の出射角度の調整のために光源支持部44の位置合わせを行う場合であっても、反射面51での投射光L1の反射位置が変動するのを好適に防ぐ。
図3は、測距装置100の上半分の内部構造を拡大した図である。図3では、凸球面63により特定される球55の中心位置「Pc」を図示している。
図3に示すように、中心位置Pcは、回転軸59上であって、かつ、反射面51上に存在する。また、光源40及びコリメータレンズ41は、光源支持部44が球面台座部43に載置された状態で、投射光L1の光軸が球55の中心位置を通過するように位置調整が行われている。よって、光源40及びコリメータレンズ41から出射された投射光L1の光軸は、中心位置Pcと重なる反射面51上の点を反射点として反射して測距装置100の外部に出射される。
ここで、測距装置100の組立時には、まず、カバー10bの上面に球面台座部43が固定された後、位置調整が行われた光源40及びコリメータレンズ41を保持する光源支持部44が球面台座部43上に載置される。その後、投射光L1の光軸がプリズム34から水平方向に測距装置100外に出射されるように、球面台座部43上での光源支持部44の位置調整が行われる。この光源支持部44の位置調整では、球面台座部43の凸球面63上で光源支持部44の凹面64を摺動させることで、光源40及びコリメータレンズ41を保持する光源支持部44の傾きを調整する。これにより、プリズム34で反射された投射光L1の光軸の出射角度(即ち仰俯角)の調整を行う。そして、図3に示す構成によれば、光源支持部44の位置調整において、投射光L1の光軸の反射面51上での反射点が変位しない。これについて、図4を参照してさらに詳しく説明する。
図4(A)は、図3の状態から光源支持部44を所定角度だけ反時計回りに摺動させた場合の測距装置100を示す。図4(B)は、図3の状態から光源支持部44を所定角度だけ時計周りに摺動させた場合の測距装置100を示す。なお、図4(A)、(B)において、破線L1cは、投射光L1の光軸を示す。
図4(A)及び図4(B)のいずれの場合においても、光源支持部44は、中心位置Pcの球面形状を有する凸球面63上で摺動するため、光源40及びコリメータレンズ41から出射される投射光L1の光軸L1cは、光源支持部44を摺動させる前の状態と同様、中心位置Pcと重なる反射面51上の点を反射点として反射している。このように、光源支持部44は、中心位置Pcの球面形状を有する凸球面63上で摺動するため、光軸L1cの反射面51上での反射点は、光源支持部44の移動の前後で変化せず、常に回転軸59上に存在する。
一方、光源支持部44を所定角度だけ摺動させた場合、反射面51に対する光源40及びコリメータレンズ41の相対位置が変化することから、反射面51での反射後の投射光L1の出射角度(即ち仰俯角)は、光源支持部44を回転させた方向及び角度に応じて変化する。具体的には、図3の状態から光源支持部44を所定角度だけ反時計回りに回転させた図4(A)の例では、反射面51での反射後の投射光L1の出射角度は、上述の所定角度に応じた角度だけ上方向に変化し、図3の状態から光源支持部44を所定角度だけ時計回りに回転させた図4(B)の例では、反射面51での反射後の投射光L1の出射角度は、上述の所定角度に応じた角度だけ下方向に変化する。
このように、投射光L1の出射角度の調整時に光源支持部44の位置調整を行う場合であっても、投射光L1の光軸の反射点は、回転軸59上の中心位置Pcから変化しない。これにより、測距装置100の組み立てを容易かつ高精度に実行することができる。一方、仮に球面台座部43が下に凸の球面を有し、当該球面上を光源支持部44が摺動する構造の場合、光源支持部44の移動中心が反射面51と離れた光源40の上方に位置することになるため、光源支持部44を移動させたときに反射面51上での投射光L1の光軸の反射点が大きく変位し、結果として反射点が回転軸59からずれやすくなり、製品の性能低下要因となる。以上を勘案し、本実施例に係る測距装置100の球面台座部43は、プリズム34と反対側に凸の凸球面63を有し、光源支持部44の移動中心が反射面51上となるように設計されている。これにより、投射光L1の出射角度の調整時での投射光L1の光軸の反射点が回転軸59からずれるのを防ぎ、製品の性能低下を好適に抑制することができる。
[ねじ止め機構]
球面台座部43に対する光源支持部44の位置調整が完了した後では、ねじ止めにより光源支持部44が球面台座部43に対して固定される。ねじ止めでの固定を行う際には、球面台座部43の水平面と光源支持部44の水平面とがなす角度は、図4で説明した投射光L1の出射角度の調整によって変化するため、ねじ止めの角度も上述の調整に伴って変化する。以上を勘案し、測距装置100は、球面台座部43の水平面と光源支持部44の水平面とがなす角度が所定範囲の角度をとり得る構造であっても、上述の所定範囲内の任意の角度において球面台座部43に対して光源支持部44を固定可能なねじ止め機構を備える。以後では、説明の便宜上、球面台座部43及び光源支持部44の形状を適宜簡略化して図示する。
図5は、ねじ止めが行われた状態の光源支持部44の上面図を示す。図5の例では、4箇所でボルト70によるねじ止めが行われている。この場合、光源支持部44には、図示しないねじ穴にかけて先細りとなるテーパー形状(すり鉢形状)の4つの第1凹部69が形成され、各第1凹部69は、ボルト70の軸部が挿通されたワッシャー71と接している。
図6は、図5に示す切断面BCを矢印29の方向から観察した場合のねじ止め部分の断面図を示す。図7は、球面台座部43及び光源支持部44を透過表示した場合の上述のねじ止め部分の斜視図を示す。
図6及び図7の例では、ボルト70は、軸部が光源支持部44のねじ穴68及び球面台座部43のねじ穴66を挿通した状態で、ナット72により締め付けられて球面台座部43及び光源支持部44を固定している。ここで、ねじ穴66、68は、ボルト70が傾いた状態でもボルト70の軸部がねじ穴68、68を挿通可能なように、ボルト70の軸部よりも大きい幅を有する。また、球面台座部43と対向しない光源支持部44の上面には、ねじ穴68にかけて先細りとなるテーパー形状の第1凹部69が形成されている。また、光源支持部44と対向しない球面台座部43の面には、ねじ穴68と通じる第2凹部67が形成される。そして、第1凹部69にはワッシャー71が嵌め込まれ、第2凹部67にはナット72が嵌め込まれる。
ワッシャー71は、光源支持部44と対向する凸曲面部を有し、当該凸曲面部が第1凹部69に当接している。同様に、ナット72は、球面台座部43と対向する凸曲面部を有し、当該凸曲面部が第2凹部67に当接している。また、ナット72には、ボルト70の軸部が挿通する方向(「挿通方向」とも呼ぶ。)と垂直方向に突出した円筒状の突出部73A、73Bが形成されている。突出部73A、73Bは、後述するように、第2凹部67からボルト70の挿通方向と垂直方向に突き出た溝部65A、65Bに遊嵌される。これにより、ナット72は、ボルト70による締結前では、切断面BCの面方向(図6の矢印AR1参照)に所定角度分だけ回転自在、かつ、突出部73A、73Bを軸とする回転方向(矢印AR2参照)に所定角度分だけ回転自在な状態で第2凹部67に嵌め込まれる。以後では、矢印AR1が示す回転方向を「ロール方向」、矢印AR2が示す回転方向を「ピッチ方向」とも呼ぶ。ボルト70、ナット72、球面台座部43、及び光源支持部44は、本発明における「固定装置」の一例である。
図8(A)〜(D)は、ナット72をそれぞれ異なる角度から観察した図である。図8(A)は、図7の矢印90の方向から観察したナット72を示し、図8(B)は、図8(A)の矢印91の方向から観察したナット72を示す。また、図8(C)は、図8(A)の状態から180度回転させたナット72を示し、図8(D)は、図8(A)の矢印92の方向から観察したナット72を示す。
図8(A)〜(D)に示すように、ナット72は、突出部73A、73Bと、ボルト70の軸部と螺合するねじ穴75と、を有する。突出部73A、73Bは、それぞれ対称となる位置に設けられ、突出部73Aの延長線上に突出部73Bが延在するように設けられている。これにより、ナット72は、突出部73A、73Bを軸とする回転動作に基づく位置調整(即ちピッチ方向での角度調整)が容易となる。また、突出部73A、73Bは、円筒形状となっているため、上述の回転動作時に溝部65A,65Bの内壁に引っかからない。
図9(A)は、ナット72を嵌め込む前の第2凹部67をナット72が嵌め込まれる方向から俯瞰した図であり、図9(B)は、ナット72が嵌め込まれた状態の第2凹部67を俯瞰した図である。
図9(A)、(B)に示すように、第2凹部67には、突出部73A、73Bにそれぞれ嵌め込むための溝部65A、65Bが形成されている。溝部65A、65Bは、それぞれボルト70の挿通方向への突出部73A、73Bの移動を阻害しないように、ボルト70の挿通方向に貫通している。これにより、ボルト70とナット72とを締結させる際に、球面台座部43の水平面と光源支持部44の水平面とがなす角度に応じ、ナット72の矢印AR1が示すロール方向での角度調整が可能となる。
また、突出部73A、73Bは、それぞれ溝部65A、65Bに嵌め込まれた状態において、締結時にボルト70が回される方向(「ヨー方向」とも呼ぶ。)におけるナット72の回転を規制する。
図10は、ボルト70を締結する方向に回す状態を示した図である。この場合、矢印AR3が示すボルト70のヨー方向の回転に伴って、ナット72に対してヨー方向に回転させる力が作用する。この場合であっても、突出部73A、73Bは、それぞれ溝部65A、65Bの内壁により係止することで、ナット72のヨー方向の回転動作を規制する。よって、この態様によれば、ボルト70を回すことで、ボルト70がナット72に対して相対的に回転し、好適にボルト70とナット72との締結が行われる。
ここで、ロール方向でのナット72の角度調整について具体的に説明する。
図11(A)、(B)は、突出部73A、73Bの延出方向と垂直方向から観察した場合の締結されたボルト70及びナット72の球面台座部43及び光源支持部44に対する位置関係を示す。ここで、図11(A)は、球面台座部43と光源支持部44とが仮に略平行に対向している場合について図示し、図11(B)は、本実施例に基づき球面台座部43と光源支持部44とが非平行に対向している場合について図示している。
図11(A)の例では、球面台座部43と光源支持部44とが略平行に対向しているため、ボルト70の軸部は、光源支持部44及び球面台座部43に対して略垂直に挿入される。よって、この場合、ボルト70及びワッシャー71は光源支持部44に対して傾くことなく載置される。そして、ナット72は、球面台座部43に対してロール方向においていずれか一方に偏ることなく載置される。
一方、図11(B)の例では、突出部73A、73Bの延在方向と垂直な方向から観察した場合に球面台座部43に対して光源支持部44が傾いており、ボルト70の軸部が当該傾きに応じて傾いた状態で球面台座部43のねじ穴66に挿通している。一方、ナット72は、ロール方向に角度調整が自在に構成されている。具体的には、溝部65A、65Bは突出部73A、73Bの移動を阻害しないようにボルト70の挿通方向に貫通している。よって、この場合、ナット72は、ボルト70の軸部の傾きに応じて図11(A)の状態からロール方向に所定角度だけ傾けられた状態でボルト70との締結が行われる。従って、ボルト70及びナット72は、球面台座部43と光源支持部44との傾きを図11(B)の状態で維持したまま、好適に球面台座部43と光源支持部44とを固定する。
次に、ピッチ方向でのナット72の角度調整について具体的に説明する。
図12(A)、(B)は、突出部73A、73Bの延出方向から観察した場合の締結されたボルト70及びナット72の球面台座部43及び光源支持部44に対する位置関係を示す。ここで、図12(A)は、球面台座部43と光源支持部44とが仮に略平行に対向している場合について図示し、図12(B)は、本実施例に基づき球面台座部43と光源支持部44とが非平行に対向している場合について図示している。
図12(A)の例では、突出部73A、73Bの延在方向から観察した場合に球面台座部43に対して光源支持部44が傾いていないため、図11(A)の例と同様に、ボルト70及びワッシャー71は光源支持部44に対して傾くことなく載置される。そして、この場合、ナット72は、球面台座部43に対してピッチ方向においていずれか一方に偏ることなく載置される。
一方、図12(B)の例では、突出部73A、73Bの延在方向と垂直な方向から観察した場合に球面台座部43に対して光源支持部44が傾いており、ボルト70の軸部が当該傾きに応じて傾いた状態で球面台座部43のねじ穴66に挿通している。この場合であっても、ナット72は、上述したように、突出部73A、73Bを回転軸とするピッチ方向の回転角度の調整が自在に構成されている。よって、この場合、ナット72は、ボルト70の軸部の傾きに応じて図12(A)の状態からピッチ方向に所定角度だけ傾けられた状態でボルト70との締結が行われる。従って、ボルト70及びナット72は、球面台座部43と光源支持部44との傾きを図12(B)の状態で維持したまま好適にこれらを固定する。
以上説明したように、本実施例に係る測距装置100は、固定対象物である球面台座部43及び光源支持部44と、固定部材であるボルト70、ワッシャー71及びナット72とを備える。光源支持部44は、ボルト70の頭部と隣接するワッシャー71の凸曲面部と対向する第1凹部69と、第1凹部69に形成されたねじ穴68とを有する。球面台座部43は、ナット72の凸曲面部と対向する第2凹部67と、第2凹部67に形成されたねじ穴66とを有する。ナット72は、回転を妨げる突出部73A、73Bを有し、第2凹部67は、突出部73A、73Bを遊嵌する溝部65A、65Bを有する。これにより、ボルト70の挿入方向が球面台座部43と光源支持部44との位置調整によって変化する場合であっても、位置調整後の球面台座部43及び光源支持部44の相対位置を保ったまま、これらを好適にねじ止めすることができる。また、ボルト70及びナット72の締結時には、突出部73A、73Bによりナット72の空転が抑制されるため、ナット72を工具等で抑え込む必要なくボルト70及びナット72の締結を行うことができる。
[変形例]
次に、実施例に好適な変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用してもよい。
(変形例1)
実施例では、ボルト70の頭部と第1凹部69との間にワッシャー71が設けられていた。しかし、本発明が適用可能な構成はこれに限定されない。
図13(A)は、ワッシャー71と同様の曲面形状を有するボルト70Aとナット72とを締結させた状態を表す図である。図13(A)の例では、ボルト70Aの頭部は、光源支持部44の第1凹部69に対する座面がワッシャー71と同様の曲面形状となっている。この態様によっても、光源支持部44と球面台座部43とがなす角度に応じてボルト70Aを第1凹部69に対して任意の角度で嵌め込むことができる。よって、この態様により、位置調整後の光源支持部44と球面台座部43との相対位置を保ったままボルト70Aとナット72とを締結させることができる。
図13(B)は、第2凹部67と接するワッシャー70Bを設けた場合のボルト70とナット72Aとの締結状態を示す図である。図13(B)の例では、第2凹部67に対する座面が曲面形状となるワッシャー70Bが第2凹部67とナット72Aとの間に設けられる。また、ボルト70を回転させる締結時でのナット72Aのヨー方向への回転を規制するための突出部73A、73Bがナット72Aに設けられている。
このように、固定対象物である球面台座部43又は光源支持部44に対する座面が曲面形状となるワッシャーをボルト又はナット側のいずれか一方又は両方に設けてもよく、ワッシャーを設ける代わりに曲面形状の座面を有するボルト又はナットを用いてもよい。
(変形例2)
突出部73A、73Bは、ナット72に設けられる代わりに、ボルト70に設けられてもよい。
図14(A)は、突出部73A、73Bが設けられたボルト70Bとナット72Bとの締結状態を表す図である。図14(A)の例では、ボルト70Bの頭部に突出部73A、73Bが設けられており、ナット72Bには突出部73A、73Bが設けられていない。この例では、例えば突出部73A、73Bを遊嵌するための溝が第1凹部69に設けられ、第1凹部69にボルト70Bの頭部が嵌め込まれた状態でナット72Bを回転させることで締結を行う。この場合、ボルト70Bは突出部73A、73Bによりヨー方向の回転が規制されるため、好適にボルト70Bとナット72Bとの締結が行われる。
図14(B)は、光源支持部44と対向する面が曲面に形成されたボルト70Cとナット72Bとの締結状態を表す図である。図14(B)の例では、ボルト70Cは、第1凹部69に対する座面が曲面に形成され、かつ、ボルト70Cの頭部に突出部73A、73Bが設けられている。この例においても、図14(A)の例と同様に、第1凹部69にボルト70Cの頭部が嵌め込まれた状態でナット72Bを回転させることで、好適にボルト70Cとナット72Bとの締結を行うことが可能である。
他の例では、突出部73A、73Bは、第2凹部67に設けられ、溝部65A、65Bは、ナット72に設けられてもよい。この場合、突出部73A、73Bは、第2凹部67の壁面から延出するように設けられ、ナット72側の溝部65A、65Bは、延出する突出部73A、73Bにそれぞれ対応して設けられる。そして、この場合、溝部65A、65Bは、実施例と同様に、ナット72がロール方向又はピッチ方向に所定角度分回転できるように、突出部73A、73Bを遊嵌する。同様に、突出部73A、73Bは、第1凹部69に設けられ、溝部65A、65Bは、ボルト70に設けられてもよい。
(変形例3)
図6及び図7の例では、溝部65A、65Bは、ボルト70の挿通方向に球面台座部43を貫通するように形成されていた。これに代えて、溝部65A、65Bは、球面台座部43を貫通することなく、ナット72がロール方向へ所定角度だけ調整可能なように、突出部73A、73Bの幅よりも大きなスペースを有していればよい。
図15は、本変形例に係るねじ止め部分の断面図を示す。図15の例では、突出部73A、73Bがそれぞれ遊嵌される溝部65A、65Bは貫通しておらず、ボルト70の延頭部が挿通するねじ穴66のみが球面台座部43を貫通して形成されている。この態様であっても、溝部65A、65Bには、突出部73A、73Bが嵌め込まれた際にクリアランス(隙間)が発生する。これにより、実施例の構成と同様に、光源支持部44に対する球面台座部43の傾きに応じて、ナット72のロール方向への角度を好適に調整することが可能となる。
(変形例4)
締結時のボルト70又はナット72のいずれか一方のヨー方向の回転動作を規制する突出部(実施例では突出部73A、73B)は、2つ設けられる態様に限定されず、1つのみ又は3つ以上設けられてもよい。また、突出部73A、73Bは、互いの延長線上となる対称の位置に設けられたが、これに代えて、非対称の位置に設けられてもよい。これらの場合であっても、各突出部が嵌め込まれる溝部(実施例では溝部65A、65B)は、当該突出部が設けられるボルト70又はナット72がロール方向又はピッチ方向に所定角度分回転できるように突出部よりも大きな幅を有し、突出部が嵌め込まれた状態でクリアランスを生じさせる。
(変形例5)
[ねじ止め機構]のセクションで説明した構造は、測距装置100への適用に限定されない。これに代えて、固定対象物を有する任意の装置に適用されてもよい。この場合、固定対象物は、球面台座部43及び光源支持部44と同様、互いの水平面のなす角度が所定範囲の角度をとり得る構造を有し、ボルトとナットとを用いたねじ止めにより固定される。
10 筐体
13 支柱部
16 受光部
18 制御部
30 回転体
33 集光レンズ
34 プリズム
40 光源部
41 コリメータレンズ
43 球面台座部
44 光源支持部
70、70A、70B ボルト
71、71A ワッシャー
72、72A、72B ナット
100 測距装置

Claims (10)

  1. 固定対象物と、ボルトとナットを含む固定部材とを備える固定装置であって、
    前記固定対象物は、前記ボルトとナットとにそれぞれ対向する凹部と、前記凹部に形成されたねじ穴と、を有し、
    前記固定部材は、前記凹部と当接する凸曲面部を有し、
    前記凹部と前記ボルト又はナットとの組合せのうちの一つで、当該凹部と当該ボルト又はナットとのどちらか一方に、回転を妨げる突出部を有し、他方に当該突出部をはめ込む溝部を有する固定装置。
  2. 前記固定部材は、前記固定対象物として、対向する面が非平行となる第1対象物と第2対象物とを固定し、
    前記第1対象物には、前記凹部として前記ボルトの頭部と対向する第1凹部が形成され、
    前記第2対象物には、前記凹部として前記ナットと対向する第2凹部が形成され、
    前記ボルトと前記第1凹部の組合せ、又は、前記ナットと前記2凹部の組合せのいずれかの組合せにおいて、一方に前記突出部、他方に前記溝部が設けられる請求項1に記載の固定装置。
  3. 前記固定部材は、前記ボルトの頭部と前記凹部との間、又は、前記ナットと前記凹部との間の少なくとも一方に設けられたワッシャーを備え、
    前記ワッシャーは、前記凸曲面部を形成する請求項1または2に記載の固定装置。
  4. 前記凹部と対向するボルトの頭部又は前記ナットの少なくともいずれか一方に、前記凸曲面部が形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の固定装置。
  5. 前記突出部は円柱状の突起である請求項1〜4のいずれか一項に記載の固定装置。
  6. 前記突出部と前記溝部との間には、前記固定部材の傾きを妨げない程度の間隔が存在する請求項1〜5のいずれか一項に記載の固定装置。
  7. 前記凹部は、前記ねじ穴にかけて先細りとなる形状を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の固定装置。
  8. 前記固定対象物は、
    少なくとも一部に凸球面を有する球面台座部と、
    前記球面台座部の前記凸球面上で摺動するように設置される光源支持部と、
    前記光源支持部に設置される光源部と、
    をさらに備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の固定装置。
  9. 請求項8に記載の固定装置と、
    回転軸を中心に回転し、反射面の少なくとも一部が前記回転軸上となるように配置された反射部と、を備え、
    前記光源部は、前記反射部で光が反射するように設置され、
    前記凸球面の中心は、前記反射面上に存在する光学装置。
  10. 前記反射部で反射して出射された光の反射光を受光することで測距を行う測距装置である請求項9に記載の光学装置。
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