JP2017214615A - 電解研磨液および電解研磨された金属成形体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1).
金属成形体を電解研磨するための電解研磨液であって、アルキルスルホン酸と1種以上のアミノカルボン酸型キレート剤とを含有することを特徴とする電解研磨液、
(2).
アルキルスルホン酸の含有率が20重量%以上、99.9重量%以下であることを特徴とする(1)に記載の電解研磨液、
(3).
アミノカルボン酸型キレート剤の含有率が0.1重量%以上、5重量%以下であることを特徴とする(1)または(2)に記載の電解研磨液、
(4).
前記アミノカルボン酸型キレート剤がエチレンジアミン四酢酸およびエチレンジアミン四酢酸塩から選ばれる1種以上であることを特徴とする、(1)〜(3)のいずれかに記載の電解研磨液、
(5).
ノニオン界面活性剤を含有していることを特徴とする、(1)〜(4)のいずれかに記載の電解研磨液、
(6).
前記ノニオン界面活性剤が、エチレンオキシドの付加モル数が1〜30であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、および、エチレンオキシドの付加モル数が1〜30であるポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルから選ばれる1種以上であることを特徴とする(5)に記載の電解研磨液、
(7).
前記ノニオン界面活性剤の含有率が、0.001重量%以上、0.1重量%以下であることを特徴とする(5)または(6)に記載の電解研磨液、
(8).
グリコール類を含有していることを特徴とする(1)〜(7)に記載の電解研磨液、
(9).
前記グリコール類がエチレングリコールであることを特徴とする(8)に記載の電解研磨液、
(10).
前記グリコール類の含有率が1重量%以上、80重量%以下であることを特徴とする(8)または(9)に記載の電解研磨液、
(11).
(1)〜(10)のいずれかに記載の電解研磨液を用い、電圧を一定時間印加する電解研磨工程を1回以上含むことを特徴とする金属成形体の製造方法、
(12).
前記電解研磨液に、オルトエステル化合物を混合する工程を含むことを特徴とする(11)に記載の金属成形体の製造方法、
(13).
前記オルトエステル化合物が、オルトぎ酸トリイソプロピル、オルトぎ酸トリブチル、オルト酢酸トリエチル、オルト酢酸トリエチル、オルトぎ酸トリエチル、オルトプロピオン酸トリエチル、オルト吉草酸トリエチル、オルト酢酸トリメチル、オルト酪酸トリメチル、オルトぎ酸トリメチル、オルトイソ酪酸トリメチル、オルトプロピオン酸トリメチル、オルト吉草酸トリメチル、オルトぎ酸トリプロピルから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、(12)に記載の金属成形体の製造方法、
(14).
前記オルトエステル化合物を、混合前の電解研磨液の重量に対し0.1重量%以上、40重量%以下混合することを特徴とする(12)または(13)に記載の金属成形体の製造方法、
(15).
前記金属成形体が卑金属からなる金属成形体であることを特徴とする(11)〜(14)のいずれかに記載の金属成形体の製造方法、
(16).
前記金属成形体が鉄、クロム、マグネシウム、アルミニウム、チタンから選ばれる1種以上を含有する金属成形体であることを特徴とする(15)に記載の金属成形体の製造方法、
(17).
前記金属成形体がチタンまたはチタン合金であることを特徴とする(16)に記載の金属成形体の製造方法、
(18).
前記金属成形体がニッケルチタン合金であることを特徴とする、(17)に記載の金属成形体の製造方法、
(19).
前記金属成形体が医療用管状体であることを特徴とする、(11)〜(18)のいずれかに記載の金属成形体の製造方法、
(20).
前記医療用管状体が、ステントであることを特徴とする(19)に記載の金属成形体の製造方法、
(21).
(20)に記載のステントを有する医療用カテーテルの製造方法、
に関する。
本発明における被研磨体の金属成形体は、本発明の電解研磨液または電解研磨方法で電解研磨できる金属であれば特に限定されないが、表面が酸化されやすい卑金属からなる金属成形体が好適に用いられる。卑金属からなる金属成形体としては、例えば、鉄、クロム、マグネシウム、アルミニウム、チタンから選ばれる1種以上を含有する金属成形体が好適に用いられる。ここで言う卑金属とは、化学的に、イオン化傾向が水素より大きい金属のことを言う。とりわけ、表面に強固な酸化皮膜を形成するチタンまたはチタン合金を含む金属成形体(以下、チタン系金属成形体と称することがある。)を特に好適に用いることが出来る。チタン系金属成形体は、純チタンからなる成形体のほか、チタンとその他の少なくとも1種の金属からなる成形体を含む。
本発明の電解研磨液は、アルキルスルホン酸と少なくとも1種のアミノカルボン酸型キレート剤とを含有していることを特徴としている。
本発明の電解研磨液においてアミノカルボン酸型キレート剤は、1種を用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。
本発明における電解研磨方法では、本発明の電解研磨液中にカソードと、金属成形体からなるアノードとを浸漬し、両電極間に電圧を印加して金属成形体の表面の研磨を行う電解研磨工程を1回以上含んでいる。
電解研磨液217の温度を一定に保持するために、電解液槽215は、循環水入口27および循環水出口28を有している。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸を溶解し、電解研磨液1を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルを溶解して電解研磨液2を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルと1500gのエチレングリコールを溶解して電解研磨液3を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸を溶解して電解研磨液41を調整した。次いで、1000gの電解研磨液41にオルト酢酸トリエチルを100g混合して電解研磨液42を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルを溶解して電解研磨液51を調整した。次いで、1000.1gの電解研磨液51にオルト酢酸トリエチルを100g混合し電解研磨液52を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルと1500gのエチレングリコールを溶解して電解研磨液61を調整した。次いで、2500.1gの電解研磨液51にオルト酢酸トリエチルを100g混合して電解研磨液62を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸を溶解して電解研磨液71を調整した。次いで、1000gの電解研磨液71にオルト酢酸トリエチルを100g混合し、次いで、ニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、水を30g添加して電解研磨液72を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸を溶解して電解研磨液81を調整した。次いで、1000gの電解研磨液81にニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加し、次いで、オルト酢酸トリエチルを100g混合し電解研磨液82を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルを溶解して電解研磨液91を調整した。次いで、1000.1gの電解研磨液91にオルト酢酸トリエチルを100g混合し、次いで、ニッケルチタン合金を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加して電解研磨液92を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルを溶解して電解研磨液101を調整した。次いで、1000.1gの電解研磨液101にニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加し、次いで、オルト酢酸トリエチルを100g混合して電解研磨液102を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルと1500gのエチレングリコールを溶解して電解研磨液111を調整した。次いで、2500.1gの電解研磨液111にオルト酢酸トリエチルを100g混合し、次いで、ニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加して電解研磨液112を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルと1500gのエチレングリコールを溶解して電解研磨液121を調整した。次いで、2500.1gの電解研磨液121にニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、水を30g添加し、次いで、オルト酢酸トリエチルを100g混合し電解研磨液122を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸を溶解して電解研磨液131を調整した。次いで、1000gの電解研磨液131にニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加し電解研磨液132を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルを溶解して電解研磨液141を調整した。次いで、1000.1gの電解研磨液141にニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加し電解研磨液142を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチレンジアミン四酢酸と0.1gのポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテルと1500gのエチレングリコールを溶解して電解研磨液151を調整した。次いで、2500.1gの電解研磨液151にニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加し電解研磨液152を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのマロン酸を溶解し、電解研磨液16を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのエチドロン酸を溶解し、電解研磨液17を調整した。
990gのメタンスルホン酸に10gのN,N,N’,N’−エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホン酸)を溶解し、電解研磨液18を調整した。
1000gのメタンスルホン酸のみからなる電解研磨液19を調整した。
1000gのメタンスルホン酸のみからなる電解研磨液201を調整した。次いで、1000gの電解研磨液201にニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)を4g/L電解研磨にて溶解させ、次いで、水を30g添加し電解研磨液202を調整した。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
電圧20Vで20秒間、電解研磨液に対して電力供給し、この電解研磨液に被研磨物が浸されることで、被研磨物の表面の電解研磨が行われた。電力供給完了後、被研磨物を水で洗浄して乾燥させ、被研磨物とアノード導電性部材の電気接点を変更した。
被研磨物として、外径が1.0mmの純チタン製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
被研磨物として、外径が1.0mmのチタン合金Ti−6Al−4V製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例2の電解研磨液2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmの純チタン製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例2の電解研磨液2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmのチタン合金Ti−6Al−4V製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例2の電解研磨液2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例3の電解研磨液3を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmの純チタン製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例3の電解研磨液3を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmのチタン合金Ti−6Al−4V製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例3の電解研磨液3を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例4の電解研磨液42を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmの純チタン製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例4の電解研磨液42を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmのチタン合金Ti−6Al−4V製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例4の電解研磨液42を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例5の電解研磨液52を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmの純チタン製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例5の電解研磨液52を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmのチタン合金Ti−6Al−4V製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例5の電解研磨液52を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例6の電解研磨液62を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmの純チタン製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例6の電解研磨液62を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.0mmのチタン合金Ti−6Al−4V製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
製造例6の電解研磨液62を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例7の電解研磨液72を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例8の電解研磨液82を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例9の電解研磨液92を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例10の電解研磨液102を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例11の電解研磨液112を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例12の電解研磨液122を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例13の電解研磨液132を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例14の電解研磨液142を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例15の電解研磨液152を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.2mmのステンレス鋼SUS304製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
それ以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.6mmのマグネシウム合金AZ61製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
それ以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、外径が1.5mmの純アルミニウムA1070製のワイヤを用意した。
アノード導電性部材の延長部を取り外し、直接ワイヤをアノード接続部に取り付けた。
それ以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例16の電解研磨液16を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例17の電解研磨液17を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例18の電解研磨液18を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例19の電解研磨液19を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
被研磨物として、内径が10.0mmのニッケルチタン合金(ASTM F2063−05に適合)製のステントを用意した。
製造例20の電解研磨液202を用いた以外は、実施例1と同様の方法で電解研磨を実施した。すべての電解研磨時の電流密度は100〜1000mA/cm2の範囲内であった。
各実施例で作製した金属成形体について、実体顕微鏡(Nikon製 MM−400)を用いて、50倍の倍率で表面外観を観察することにより外観評価を行った。実施例1〜4、7、10、19、20、25、28〜30、比較例1〜3について、実体顕微鏡にデジタル一眼レフカメラ(Canon製 EOS Kiss X5)を接続して拡大写真を撮影した表面観察結果をそれぞれ図3〜17に示した。また、その結果を表3に示した。
実施例1および比較例1で作製した金属成形体について、レーザー顕微鏡(KEYENCE製、VK−9510)を用いて、JIS B0601−1994に基づき、算術平均粗さRaと最大高さRyを測定した。実施例1および比較例1の表面粗さ測定結果を表4に示した。実施例1のほうが比較例1よりも算術平均粗さRaと最大高さRyがともに小さく、実施例1は比較例1よりも平滑性に優れていることがわかった。また、実施例1および比較例1で作製した金属成形体について、レーザー顕微鏡(KEYENCE製、VK−9510)を用いて、1000倍で観察した3D表面画像を図18、19にそれぞれ示した。
実施例1〜30では、本発明の効果により、金属成形体を電解研磨して、平滑性に優れた研磨面が得られることが確認された。なお、実施例25〜27の結果からわかるように、研磨効果の低下した電解研磨液においても、部分的に白色の曇り面が見られたものの、概ね全体的には平滑な研磨面が得られることが確認された。
12a、12b 導電性ワイヤ
13 アノード導電性部材
14 金属成形体
15 電解研磨液槽
16 カソード
17 電解研磨液
18 電気接点
21 細長部材
22 延長部
23 アノード接続部
24 アノード回転部
25 アノード支持部
26 アノード全体回転部
27 循環水入口
28 循環水出口
29 スターラーバー
200 マグネチックスターラー
211 電源
212 導電性ワイヤ
213 アノード導電性部材
214 ステント
215 電解研磨液槽
216 カソード
217 電解研磨液
218 電気接点
Claims (21)
- 金属成形体を電解研磨するための電解研磨液であって、アルキルスルホン酸と1種以上のアミノカルボン酸型キレート剤とを含有することを特徴とする電解研磨液。
- アルキルスルホン酸の含有率が20重量%以上、99.9重量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の電解研磨液。
- アミノカルボン酸型キレート剤の含有率が0.1重量%以上、5重量%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の電解研磨液。
- 前記アミノカルボン酸型キレート剤がエチレンジアミン四酢酸およびエチレンジアミン四酢酸塩から選ばれる1種以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の電解研磨液。
- ノニオン界面活性剤を含有していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の電解研磨液。
- 前記ノニオン界面活性剤が、エチレンオキシドの付加モル数が1〜30であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、および、エチレンオキシドの付加モル数が1〜30であるポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルから選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項5に記載の電解研磨液。
- 前記ノニオン界面活性剤の含有率が、0.001重量%以上、0.1重量%以下であることを特徴とする請求項5または6に記載の電解研磨液。
- グリコール類を含有していることを特徴とする請求項1〜7に記載の電解研磨液。
- 前記グリコール類がエチレングリコールであることを特徴とする、請求項8に記載の電解研磨液。
- 前記グリコール類の含有率が1重量%以上、80重量%以下であることを特徴とする請求項8または9に記載の電解研磨液。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の電解研磨液を用い、電圧を一定時間印加する電解研磨工程を1回以上含むことを特徴とする金属成形体の製造方法。
- 前記電解研磨液に、オルトエステル化合物を混合する工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の金属成形体の製造方法。
- 前記オルトエステル化合物が、オルトぎ酸トリイソプロピル、オルトぎ酸トリブチル、オルト酢酸トリエチル、オルト酢酸トリエチル、オルトぎ酸トリエチル、オルトプロピオン酸トリエチル、オルト吉草酸トリエチル、オルト酢酸トリメチル、オルト酪酸トリメチル、オルトぎ酸トリメチル、オルトイソ酪酸トリメチル、オルトプロピオン酸トリメチル、オルト吉草酸トリメチル、オルトぎ酸トリプロピルから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項12に記載の金属成形体の製造方法。
- 前記オルトエステル化合物を、混合前の電解研磨液の重量に対し0.1重量%以上、40重量%以下混合することを特徴とする請求項12または13に記載の金属成形体の製造方法。
- 前記金属成形体が卑金属からなる金属成形体であることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の金属成形体の製造方法。
- 前記金属成形体が鉄、クロム、マグネシウム、アルミニウム、チタンから選ばれる1種以上を含有する金属成形体であることを特徴とする請求項15に記載の金属成形体の製造方法。
- 前記金属成形体がチタンまたはチタン合金であることを特徴とする請求項16に記載の金属成形体の製造方法。
- 前記金属成形体がニッケルチタン合金であることを特徴とする、請求項17に記載の金属成形体の製造方法。
- 前記金属成形体が医療用管状体であることを特徴とする、請求項11〜18のいずれかに記載の金属成形体の製造方法。
- 前記医療用管状体が、ステントであることを特徴とする請求項19に記載の金属成形体の製造方法。
- 請求項20に記載のステントを有する医療用カテーテルの製造方法。
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