JP2017214224A - 昇降路の計測方法及び干渉判定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】昇降路全体の寸法データを得ることができる昇降路の計測方法を提供する。
【解決手段】エレベータのかご12より昇降路8の一端側で計測器1による計測を行い、昇降路8の一端の寸法データを含む第1寸法データを取得する。次に、かご12を昇降路8の一端側に移動させて停止させる。かご12を停止させた後、かご12より昇降路8の他端側で計測器1による計測を行い、昇降路8の他端の寸法データを含む第2寸法データを取得する。そして、取得した第1寸法データと第2寸法データとを統合し、昇降路8全体の寸法データを作成する。
【選択図】図2
【解決手段】エレベータのかご12より昇降路8の一端側で計測器1による計測を行い、昇降路8の一端の寸法データを含む第1寸法データを取得する。次に、かご12を昇降路8の一端側に移動させて停止させる。かご12を停止させた後、かご12より昇降路8の他端側で計測器1による計測を行い、昇降路8の他端の寸法データを含む第2寸法データを取得する。そして、取得した第1寸法データと第2寸法データとを統合し、昇降路8全体の寸法データを作成する。
【選択図】図2
Description
この発明は、昇降路の寸法を計測する方法と干渉判定システムとに関する。
エレベータの改修では、機器の一部或いは全部が交換される。また、不要な機器が取り外され、必要な機器が新たに追加される。これらの工事を行うためには、現在の昇降路の正確な寸法データが必要になる。例えば、新たな機器を設置するためのスペースが足りない場合は、昇降路の壁をどのくらい削れば良いのかを寸法データから判断しなければならない。
特許文献1に、昇降路の寸法を計測するシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムは、レーザ距離計を備える。レーザ距離計は、エレベータのかごの上に設けられる。かごを移動させながら、レーザ距離計によって昇降路の壁までの距離を計測する。
特許文献1に記載されたレーザ距離計は、エレベータのかごの上に設けられる。このため、このレーザ距離計を用いて、かごより下方に位置する部分の計測を行うことができない。即ち、特許文献1に記載されたシステムでは、昇降路全体の寸法データを得ることができなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、昇降路全体の寸法データを得ることができる昇降路の計測方法を提供することである。また、他の目的は、その計測方法によって得られた寸法データを利用する干渉判定システムを提供することである。
この発明に係る昇降路の計測方法は、エレベータのかごより昇降路の一端側で計測器による計測を行い、昇降路の一端の寸法データを含む第1寸法データを取得する工程と、かごを昇降路の一端側に移動させて停止させる工程と、かごを停止させた後、かごより昇降路の他端側で計測器による計測を行い、昇降路の他端の寸法データを含む第2寸法データを取得する工程と、取得した第1寸法データと第2寸法データとを統合し、昇降路全体の寸法データを作成する工程と、を備える。
この発明に係る干渉判定システムは、上記計測方法によって作成された昇降路全体の寸法データが記憶された記憶部と、入力装置から入力された寸法データ又は計測器による計測によって取得された寸法データと記憶部に記憶された寸法データとを比較する比較部と、比較部による比較結果を報知する報知装置と、を備える。
この発明によれば、昇降路全体の寸法データを得ることができる。また、その寸法データを利用した干渉判定システムを提供できる。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における干渉判定システムの構成例を示す図である。
本干渉判定システムは、例えば、計測器1、データ取得部2、記憶部3、データ統合部4、比較部5、報知装置6及び入力装置7を備える。
図1はこの発明の実施の形態1における干渉判定システムの構成例を示す図である。
本干渉判定システムは、例えば、計測器1、データ取得部2、記憶部3、データ統合部4、比較部5、報知装置6及び入力装置7を備える。
計測器1は、昇降路8(図1において図示せず)の寸法データを取得するための装置である。計測器1は、例えば、被計測物までの距離を3次元的に非接触で検出するセンサからなる。計測器1は、例えば、照射部9と受信部10と計測部11とを備える。
照射部9は、エネルギーを照射する。照射部9が照射するエネルギーとして、光(例えば、レーザ光)、超音波及び電磁波が例として挙げられる。照射部9は、直交する2軸のそれぞれを中心に回転可能に設けられる。このため、照射部9は、放射状にエネルギーを照射できる。
受信部10は、被計測物で反射した照射部9からのエネルギー(以下、「反射エネルギー」という)を受信する。例えば、照射部9がレーザ光を照射する場合、受信部10は、被計測物で反射したレーザ光を受信する。
計測部11は、計測器1(例えば、照射部9)から被計測物までの距離を計測する。計測部11は、照射部9から照射されたエネルギーと受信部10によって受信された反射エネルギーとに基づいて距離の計測を行う。
データ取得部2は、計測器1による計測によって得られたデータを取得する。データ取得部2は、取得したデータを記憶部3に記憶する。データ統合部4は、複数のデータを統合し、一つのデータを作成する。データ統合部4によって作成されたデータは、記憶部3に記憶される。比較部5は、データの比較を行う。比較部5による比較結果は、報知装置6から報知される。報知装置6として、例えば表示装置が採用される。報知装置6として、アナウンス装置を採用しても良い。入力装置7は、データを入力する際に使用される。
符号2、4、5及び10に示す各部は、本干渉判定システムが有する機能を示す。本システムは、ハードウェア資源として、例えば入出力インターフェースとCPUとメモリとを含む回路を備える。記憶部3は、上記メモリの一部の機能を示している。本システムは、メモリに記憶されたプログラムをCPUによって実行することにより、各部2、4、5及び10が有する各機能を実現する。符号2、4、5及び10に示す各部の機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
本干渉判定システムを利用するためには、昇降路8の寸法を計測することが必要となる。このため、以下において、図2から図6も参照し、本干渉判定システムと昇降路8の寸法を計測する方法とを併せて説明する。図2は昇降路8の寸法を計測する方法を説明するための図である。
昇降路8の寸法計測は、例えば、エレベータを改修する際に行われる。昇降路8の寸法を計測する場合、先ず、エレベータのかご12を昇降路8の下部で停止させる。例えば、かご12を最下階の停止位置に停止させる。図2では、最下階の停止位置に停止させたかごを符合12aで示している。
次に、計測器1をかご12のガイドレール13に取り付ける。ガイドレール13は、かご12の移動を案内するためのレールである。ガイドレール13は、昇降路8内にかご12の昇降範囲に渡って垂直に設けられる。計測器1は、かご12より上方でガイドレール13に取り付けられる。なお、計測器1をつり合いおもりのガイドレール(図示せず)に取り付けても良い。つり合いおもりのガイドレールは、昇降路8内につり合いおもりの昇降範囲に渡って垂直に設けられている。
図3は、図2のA−A断面を示す図である。計測器1は、取付部14に設けられる。計測器1は、取付部14を介してガイドレール13に取り付けられる。取付部14は、ガイドレール13に着脱自在な構成を有している。
図4は、計測器1をガイドレール13に取り付けた状態を示す図である。かご12のガイドレール13は、横断面がT字状を呈する。ガイドレール13は、例えば、フランジ部15とガイド部16とを有する。ガイド部16は、フランジ部15から突出する。ガイド部16に、かご12の移動を案内するための案内面16aが形成される。ガイドレール13は、各階の乗場の敷居17からガイド部16の案内面16aまでの距離が一定になるように、かご12の昇降範囲に渡って精度良く据え付けられている。
取付部14に、ガイド面14aが形成される。ガイド面14aは、取付部14がガイドレール13に取り付けられる際にガイド部16の案内面16aに対向する。計測器1は、取付部14を介してガイドレール13に取り付けられると、水平投影面上、乗場の敷居17に対する位置が常に同じになるように配置される。また、計測器1は、取付部14を介してガイドレール13に取り付けられると、向きが常に同じになるように配置される。例えば、計測器1のある面が常に水平に配置される。
取付部14をガイドレール13に固定する方法は、如何なる方法であっても良い。例えば、取付部14は、磁力を利用してガイドレール13に固定される。他の例として、取付部14は、ばねの力を利用してガイドレール13に固定される。他の例として、取付部14は、ガイドレール13を挟み込むように固定される。
計測器1をかご12より上方でガイドレール13に取り付けると、計測器1による計測を行う。これにより、昇降路8の第1寸法データが取得される。第1寸法データは、昇降路8の上部の寸法データを含むデータである。第1寸法データには、少なくとも昇降路8の最上部の寸法データが含まれる。計測器1はかご12より上方に配置されているため、この計測によって昇降路8の最下部の寸法データを取得することはできない。このため、第1寸法データに、昇降路8の最下部の寸法データは含まれない。
図5は第1寸法データの内容を説明するための図である。例えば、第1寸法データに、特定の乗場の三方枠上枠18の下面を示すデータとその乗場の敷居17の上面を示すデータとが含まれる。第1寸法データにこのようなデータを含めるため、計測器1は、その乗場の三方枠上枠18の下面より下方で且つその乗場の敷居17の上面より上方となる高さに取り付けられる。
計測器1による計測が行われると、データ取得部2によって昇降路8の第1寸法データが取得される。データ取得部2によって取得された昇降路8の第1寸法データは、記憶部3に記憶される。
昇降路8の第1寸法データを取得した後、計測器1をガイドレール13から取り外す。計測器1をガイドレール13から取り外した後、かご12を上方に移動させて停止させる。例えば、かご12を昇降路8の上部に停止させる。図2では、最上階の停止位置に停止させたかごを符合12bで示している。
かご12を昇降路8の上部に停止させると、計測器1をかご12のガイドレール13に再び取り付ける。この時、計測器1は、かご12より下方でガイドレール13に取り付けられる。
計測器1をかご12より下方でガイドレール13に取り付けると、計測器1による計測を行う。これにより、昇降路8の第2寸法データが取得される。第2寸法データは、昇降路8の下部の寸法データを含むデータである。第2寸法データには、少なくとも昇降路8の最下部の寸法データが含まれる。計測器1はかご12より下方に配置されているため、この計測によって昇降路8の最上部の寸法データを取得することはできない。このため、第2寸法データに、昇降路8の最上部の寸法データは含まれない。
図6は第2寸法データの内容を説明するための図である。例えば、第2寸法データに、上記特定の乗場の三方枠上枠18の下面を示すデータとその乗場の敷居17の上面を示すデータとが含まれる。即ち、第1寸法データと第2寸法データとに、同じ場所を示すデータが含まれる。第2寸法データにこのようなデータを含めるため、計測器1は、その乗場の三方枠上枠18の下面より下方で且つその乗場の敷居17の上面より上方となる高さに取り付けられる。
計測器1による計測が行われると、データ取得部2によって昇降路8の第2寸法データが取得される。データ取得部2によって取得された昇降路8の第2寸法データは、記憶部3に記憶される。
記憶部3に昇降路8の第1寸法データと第2寸法データとの双方が記憶されると、データ統合部4は、第1寸法データと第2寸法データとの統合を行う。第1寸法データと第2寸法データとが統合されることにより、昇降路8全体の寸法データが作成される。
データ統合部4は、第1寸法データと第2寸法データとの双方に含まれる共通のデータを一致させることにより、上記統合を行う。例えば、データ統合部4は、第1寸法データに含まれる特定の乗場の三方枠上枠18の下面を示すデータと第2寸法データに含まれるその乗場の三方枠上枠18の下面を示すデータとを一致させる。また、データ統合部4は、第1寸法データに含まれる上記特定の乗場の敷居17の上面を示すデータと第2寸法データに含まれるその乗場の敷居17の上面を示すデータとを一致させる。
上述したように、ガイドレール13の据付精度は極めて高く、ガイド部16は、各階の乗場の敷居17からの距離が一定になるようにかご12の昇降範囲に渡って配置されている。また、乗場の敷居17と三方枠上枠18との位置関係は予め定められている。ガイドレール13を基準に取得されたデータを使用することにより、昇降路8を形成する壁面のように同一の形状が連続する面を示すデータを統合する場合であっても、その統合を簡単に行うことができる。昇降路8全体の正確な寸法データを容易に得ることが可能となる。
データ統合部4によって作成された昇降路8全体の寸法データは、記憶部3に記憶される。
記憶部3に記憶された昇降路8全体の寸法データは、エレベータの改修が完了した時の寸法データと比較される。改修完了時の寸法データは、例えば、入力装置7から入力される。比較部5は、入力装置7から入力された寸法データと記憶部3に記憶された昇降路8全体の寸法データとを比較する。比較部5による比較結果は、報知装置6から報知される。例えば、入力装置7から入力された寸法データと記憶部3に記憶された寸法データとの差が表示装置に表示される。
上記構成を有する干渉判定システムであれば、昇降路8全体の正確な寸法データとの比較を行うことができる。例えば、エレベータの改修時に、昇降路8の壁をどのくらい削れば良いのかといった情報を簡単に且つ正確に得ることができる。
上記構成を有する干渉判定システムを他の用途に利用しても良い。例えば、地震発生後に発生した機器のずれを検知するために本干渉判定システムを利用しても良い。かかる場合、例えば、エレベータの完成時に上記手順によって昇降路8全体の寸法データが記憶部3に記憶される。また、エレベータの改修後に上記手順によって昇降路8全体の寸法データが記憶部3に記憶される。
地震が発生した後、計測器1をガイドレール13に取り付ける。或いは、ガイドレール13のうちかご12に干渉しない位置に計測器1を予め取り付けておく。地震の発生後に計測器1による計測を行い、昇降路8全体或いは一部の寸法データを取得する。比較部5は、地震後に取得された寸法データと記憶部3に予め記憶された対応する部分の寸法データとを比較する。比較部5による比較結果は、報知装置6から報知される。例えば、地震後に取得された寸法データと記憶部3に予め記憶された寸法データとの差が表示装置に表示される。
図7は地震によって昇降路8内の機器19がずれた状態を示す図である。図7(a)は、エレベータの完成時或いは改修後に計測器1による計測を実施している状態を示す。図7(b)は、地震発生後に計測器1による計測を実施している状態を示す。図7(a)に示す計測によって取得された寸法データが予め記憶部3に記憶される。比較部5は、この記憶部3に記憶された寸法データと図7(b)に示す計測によって取得された寸法データとの差分を表示装置に表示させる。なお、地震の揺れによってガイドレール13に歪みが発生した場合は、上記差分が極めて大きくなる。このため、異常の発生を容易に把握することができる。
本実施の形態では、昇降路8の寸法計測においてかご12を初めに昇降路8の下部に移動させる場合について説明した。これは一例である。かご12を初めに昇降路8の上部に移動させても良い。かかる場合、かご12より下方で計測器1がガイドレール13に取り付けられ、第1寸法データが取得される。第1寸法データには、昇降路8の下部の寸法データが含まれる。その後、かご12を下方に移動させ、昇降路8の下部に停止させる。かご12より上方で計測器1がガイドレール13に取り付けられ、第2寸法データが取得される。第2寸法データには、昇降路8の上部の寸法データが含まれる。その他の手順は、本実施の形態で開示した手順と同じである。
図8は、計測器1の取り付け例を示す図である。本実施の形態では、昇降路8の中央部で計測器1をガイドレール13に取り付ける場合について説明した。図8に示すように、昇降路8の上部或いは下部で計測器1をガイドレール13に取り付けても良い。
また、本実施の形態では、比較部5による比較結果を報知装置6から単に報知させる場合について説明した。比較部5による比較によって得られた差分が基準値より大きい場合に警告を発するように構成しても良い。
この発明は、昇降路の寸法計測が必要な場合に利用できる。
1 計測器、 2 データ取得部、 3 記憶部、 4 データ統合部、 5 比較部、 6 報知装置、 7 入力装置、 8 昇降路、 9 照射部、 10 受信部、 11 計測部、 12 かご、 13 ガイドレール、 14 取付部、 14a ガイド面、 15 フランジ部、 16 ガイド部、 16a 案内面、 17 敷居、 18 三方枠上枠、 19 機器
Claims (6)
- エレベータのかごより昇降路の一端側で計測器による計測を行い、前記昇降路の一端の寸法データを含む第1寸法データを取得する工程と、
前記かごを前記昇降路の一端側に移動させて停止させる工程と、
前記かごを停止させた後、前記かごより前記昇降路の他端側で前記計測器による計測を行い、前記昇降路の他端の寸法データを含む第2寸法データを取得する工程と、
取得した前記第1寸法データと前記第2寸法データとを統合し、前記昇降路全体の寸法データを作成する工程と、
を備えた昇降路の計測方法。 - 前記昇降路の一端は上端であり、
前記昇降路の他端は下端である請求項1に記載の昇降路の計測方法。 - 前記昇降路の一端は下端であり、
前記昇降路の他端は上端である請求項1に記載の昇降路の計測方法。 - 前記第1寸法データに、特定の乗場の三方枠上枠の下面を示すデータと前記乗場の敷居の上面を示すデータとが含まれ、
前記第2寸法データに、前記乗場の三方枠上枠の下面を示すデータと前記乗場の敷居の上面を示すデータとが含まれる請求項1から請求項3の何れか一項に記載の昇降路の計測方法。 - 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の計測方法によって作成された昇降路全体の寸法データが記憶された記憶部と、
入力装置から入力された寸法データ又は計測器による計測によって取得された寸法データと前記記憶部に記憶された寸法データとを比較する比較部と、
前記比較部による比較結果を報知する報知装置と、
を備えた干渉判定システム。 - 前記計測器は、照射部と受信部とを有し、
前記照射部は、直交する2軸のそれぞれを中心に回転可能に設けられ、放射状にエネルギーを照射でき、
前記受信部は、被計測物で反射した前記照射部からのエネルギーを受信する請求項5に記載の干渉判定システム。
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