JP2017212513A - 携帯機登録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯機登録時のセキュリティレベル向上のために、予め設定された特定の場所でのみ携帯機登録が可能なシステムにおいて、コストを上げず利便性を低下させない携帯機登録システムを得る。【解決手段】車両外に設置された携帯機管理装置200との通信手段を車両に内蔵せず、また、車両に付属していない携帯通信機器100であることと、登録対象と紐づけられた登録することが許可された期間(時間)情報をTOKENをクラウド上のサーバが発行する。【選択図】図4

Description

この発明は、携帯機を通信対象の制御装置に登録する携帯機登録システムに関するものである。
従来より、携帯機の操作部を操作して車両ドアの施錠/解錠を行う遠隔操作機能に加えて、前記操作部を操作することなく、車両側からの送信要求信号に対して返送コード信号を返送し、コードを照合することにより、ドアの施錠/解錠を行うスマートエントリシステムがある。
例えば特開平5−106376号公報(特許文献1)には、第1の受信手段で呼出信号が受信されると、応答信号を送信する第1の送信手段を備えた携帯無線装置と、第2の送信手段から所定の時間間隔で送信された呼出信号を受信して送信された応答信号が第2の受信手段で受信されると、車両のドアを解錠するための信号を出力し、応答信号が受信されなければ、所定時間経過後に車両のドアを施錠するための信号を出力する制御手段とを備えた車両無線装置とから構成されたシステムが記載されている。
また、従来より、車両側からの送信要求信号に対して、返送コード信号を返送し、コードを照合することにより、ステアリングロック機構の解錠とエンジン始動禁止装置の解除を行い、機械的キーを使用しないエンジン始動操作を可能にしたスマートスタートシステムがある。
例えば特開昭63−1765号公報(特許文献2)には、携帯無線機に呼出信号を送信して、携帯無線機からの暗証コード信号を受信し、内部コードと照合して一致したときには、ステアリングロック機構の解錠動作、イグニッションスイッチのスイッチング動作、及びアクセサリスイッチのスイッチング動作を各々許可する手段から構成されたシステムが記載されている。
前記二つのシステムを合わせたシステムの名称として、以下、スマートエントリ/スタートシステムと称す。このようにしたスマートエントリ/スタートシステムでは、前記携帯機と車載機間にセキュリティ性をもった通信を成立させるために、照合するための携帯機コードを予め車載機に登録しておく必要がある。一般に携帯機コード登録作業は、所定の操作を行うことによって車載機を携帯機コード登録モードに切り替えて行っている。セキュリティに関しては、ディーラ等の信頼済みの業者において特定の作業者を指名するなどして保たれているが、万全のセキュリティではない。セキュリティ性を高くするため、例えば特開2005−226385号公報(特許文献3)では、外部の携帯機管理装置によってIDコードの妥当性を評価し、ユーザに異常を報知したり、登録を禁止又は制限する車両用セキュリティ制御システムが提案されている。
特開平5−106376号公報 特開昭63−1765号公報 特開2005−226385号公報
ところで前記車両用セキュリティ制御システムにおいては、車両外に設置された携帯機管理装置との通信のために、車両内に設置されたセキュリティ制御装置にセキュリティ通
信部を設けている。
また、前記車両用セキュリティ制御システムによると、携帯機登録時のセキュリティレベル向上のために、予め設定された特定の場所でのみ携帯機登録が可能なシステムとしており、特定の位置検出のために、車両内に設置されたセキュリティ制御装置にGPSモジュールを接続して位置検出を行うことを提案している。
ここで、車両外に設置された携帯機管理装置との通信の手段としては、無線LAN、携帯電話通信網、公衆通信回線網、有線イーサネット(イーサネットは登録商標)などが想定されるが、こうした手段はコストが高く、車両に内蔵すると車両コストが高くなってしまう課題がある。携帯機登録作業は頻繁に実施されるものではなく、またオーナユーザの利便性を高めることもなく、本コストのオーナユーザへの転嫁は困難である。
また、特定の場所でのみ携帯機登録を行う場合に車両外に設置された携帯機管理装置との通信を行っているが、例えば携帯電話通信網の電波が不達のエリアに於いては携帯機登録が行えず、利便性が悪い。
この発明は、前記の課題を解決するために成されたもので、携帯機登録時のセキュリティレベル向上のために、予め設定された特定の場所でのみ携帯機登録が可能なシステムにおいて、コストを上げず利便性を低下させない携帯機登録システムの提供を目的とするものである。
この発明に係る携帯機登録システムは、車載機器の遠隔操作信号を送信する携帯機と、前記遠隔操作信号に基づいて前記車載機器の作動を制御する車載機と、前記携帯機との通信により、対応する前記携帯機の管理を行う携帯機管理装置と、前記携帯機と前記携帯機管理装置との間を中継し、制御する携帯通信機器と、を備えた携帯機登録システムであって、
前記携帯機は携帯機登録情報を通信する携帯機登録通信手段と第1短距離通信手段を含み、
前記携帯通信機器はHMI部と、前記HMI部からの入力に基づき携帯機登録通信制御を行う携帯機登録通信制御部と、メモリと、位置検知手段と、第1長距離通信手段と、前記第1短距離通信手段との間で通信を行う第2短距離通信手段と、を含む車両に付属しない構成にし、
前記携帯機管理装置は、登録及び不登録を判定する登録許可不許可判定手段と、登録することが許可された情報を記憶する記憶手段と、前記第1長距離通信手段との間で通信を行う第2長距離通信手段と、を含み、
前記携帯機と前記携帯通信機器との間は、前記第1短距離通信手段と前記第2短距離通信手段との短距離通信によりペアリング(リンク)通信を保持すると共に、前記携帯通信機器と前記携帯機管理装置との間は、前記第1長距離通信手段と前記第2長距離通信手段との間で長距離通信を行い、
前記携帯機と前記携帯機管理装置との間は、前記短距離通信と前記長距離通信による通信が行われ、前記短距離通信と前記長距離通信による通信経路により、前記メモリの保持する前記携帯機登録通信手段による携帯機登録情報、前記位置検知手段で検知された現在位置信号、及び携帯機登録モードを前記携帯機管理装置に集約し、
前記携帯機管理装置は集約された情報と前記記憶手段に記憶された情報を照合して登録対象携帯機毎の有効期間を有するTOKENを発行し、
前記TOKENの情報により前記携帯機と前記車載機との間の携帯機登録通信の登録及び不登録を前記登録許可不許可判定手段で判定する。
この発明に係る携帯機登録システムによれば、利便性を下げずに出荷後のセキュリティ性が高い携帯機登録システムを安価に提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る携帯機登録システムを構成する車載機器遠隔制御装置の車載機を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車載機器遠隔制御装置の携帯機を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車載機器遠隔制御装置の車載アンテナと携帯機との通信を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る携帯機登録システムの概略構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る携帯機登録システムのシーケンスチャートである。 この発明の実施の形態1に係る携帯機登録システムのシーケンスチャートである。 この発明の実施の形態1に係るTOKENのデータ構造を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る携帯機登録システムのシーケンスチャートである。
以下、この発明に係る携帯機登録システムの好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る携帯機登録システムを構成する車載機器遠隔制御装置の車載機を示すブロック図である。
図1において、符号10は車載機を示している。以下、この車載機10の構成について説明する。符号11は車載用の車内送信アンテナを示し、第1車内送信アンテナ11a、第2車内送信アンテナ11bを備えている。符号12は車載用の車外送信アンテナを示し、第1車外送信アンテナ12a、第2車外送信アンテナ12b、第3車外送信アンテナ12c、第4車外送信アンテナ12dを備えている。送信アンテナは、前記のように6つ設けられている。後述する図3に示されるように、第1車内送信アンテナ11aは、車室内のセンターコンソールに、第2車内送信アンテナ11bは、後部座席下付近に設置される。一方、第1車外送信アンテナ12a、第2車外送信アンテナ12b、第3車外送信アンテナ12c、第4車外送信アンテナ12dは、それぞれ車両(4輪車)の例えばドアの取っ手に設けられている。
符号13は各アンテナが接続された送信部、符号14は受信アンテナ、符号15は受信アンテナ14が接続された受信部を示している。また、符号16は送信部13と受信部15が接続されたECU(電子制御装置)を示しており、このECU16は車載機10を制御する。
ECU16は、送信部13に送信コードと、車内送信アンテナ11及び車外送信アンテナ12のうちの一つを指定する信号を供給し、この送信コードが変調された周波数、例えば134kHz(LF)の質問信号が、指定された送信アンテナから後述する携帯機に対して送信される。
また、車両には受信アンテナ14が設けられており、この受信アンテナ14で受信された携帯機からの周波数、例えば300MHz(RF)の信号は、受信部15で復調されてECU16に供給される。ECU16はメモリ17を内蔵しており、メモリ17は電源が遮断されてもその記憶内容は保持されるEEPROM等の不揮発性メモリによって構成されている。メモリ17にはドアロック用の第1質問コードと第3質問コード、エンジン始動用の第2質問コード、トランスポンダ用のIDコード等に対応した互いに異なる複数の暗号キーが格納されている。
符号18はユーザによる各種スイッチ操作を検出する操作検出部を示し、例えば各アウタドアハンドルに設置された起動スイッチ(質問信号の送信を開始するための信号源である通信開始スイッチ)や、エンジンスタート操作を検出するためのスタートスイッチや、イグニッションスイッチ(始動、イグニッションオン、アクセサリオン、オフそしてロックなど)の位置を検出し、その操作検出信号をECU16に供給する。ドア開閉検出部19は全てのドアの個別の開閉、及び全てのドアの個別の施錠/解錠状態を検出し、その検出信号をECU16に供給する。センサ群20は車速やエンジン運転状態を検出する各種センサからなり、センサ群20の各種センサの検出信号はECU16に供給される。
符号21は報知部を示し、ドアロック/アンロックをした場合のいわゆるアンサーバックとしての車両のライト点灯やホーン吹鳴を行うアンサーバック装置や、各種警報のためのブザーを発音する警報装置や、状態表示のための表示装置を含んでいる。ECU16に接続されたエンジン制御部22は、セルモータを利用してエンジン23の始動を制御すると共に、エンジン23の駆動停止も制御する。ステアリングロック部24はステアリングの操作を機械的に禁止する機構を有し、イモビライザ部25はエンジン23への燃料供給及びイグニッション動作を禁止する機構を有する。また、ドアロック部26は全てのドアのロック/アンロックを行う機構を有している。シフトロック部27は変速機ギアシフト機構によりパーキングレンジからその他のレンジへの移行を禁止するロック装置によって構成されており、ECU16からロック解除の許可/不許可の信号が出される。ステアリングロック部24、イモビライザ部25、ドアロック部26、シフトロック部27及び報知部21は、それぞれECU16に接続されている。
図2は、実施の形態1に係る車載機器遠隔制御装置の携帯機を示すブロック図である。
図2において、符号50は携帯機を示し、以下、この携帯機50の構成について説明する。符号51は携帯機50のECUを示しており、このECU50にはメモリ52が内蔵されている。メモリ52には、正規であれば車載機10のメモリ17に格納されているのと同じ、ドアロック用、エンジン始動用の互いに異なる複数の暗号キー、携帯機登録情報が格納されている。
符号53は送信アンテナを示し、送信部54に接続されている。また、符号55は受信アンテナを示し、受信部56に接続されている。送信部54と受信部56はECU51に接続されている。ECU51には報知部57、ユーザによるスイッチ操作を検出して、ECU51に通知する操作検出部58が接続されている。なお、ECU51、メモリ52、送信アンテナ53、送信部54、受信アンテナ55、受信部56は、携帯機登録通信手段を構成している。
受信アンテナ55で受信された車載機10からの周波数、例えば134kHzの質問信号は、受信部56で復調されてECU51に供給される。ECU51は、質問信号に対応した暗号キーをメモリ52から読み出し、質問信号中の質問コードを暗号化して、応答信号を作成し、送信部54に供給し、送信部54で変調された周波数、例えば300MHzの信号として送信アンテナ53から車載機10に対して送信される。また、携帯機50は、キーレスエントリ機能としての、ドアのロック/アンロックの遠隔操作をするLOCKキー/UNLOCKキーなどを有し、これらの信号は操作検出部58よりECU51に入
力される。
ECU51はメモリ52から読みだした携帯機登録情報を第1短距離通信手段59を用いて後述する携帯通信機器へ送出する。また、携帯機50と携帯通信機器との間は、短距離通信手段であるBLE(Bluetooth Low Energy)(Bluetoothは登録商標)にて通信・ペアリング(リンク)通信される。なお、短距離通信手段は、NFC、Bluetooth Classicなどであってもよい。
図3は、実施の形態1に係る車載機器遠隔制御装置の車載アンテナと携帯機50の通信を示す模式図で、図3(a)は、携帯機50が車外にある場合、図3(b)は、携帯機50が車内にある場合を示している。図3において、第1車内送信アンテナ11a、第2車内送信アンテナ11b、及び第1車外送信アンテナ12a、第2車外送信アンテナ12b、第3車外送信アンテナ12c、第4車外送信アンテナ12dは、図1で説明しものと同一のものであり、携帯機50は、図2で説明しものと同一のものである。
図4は、実施の形態1に係る携帯機登録システムの概略構成を示すブロック図である。
図4において、車載機10と携帯機50の間は図示していない一般的な携帯機登録通信を行う。この間はLF/RF通信にて通信を行う。
携帯機50と携帯通信機器100との間は前記のように、第1短距離通信手段59であるBLEにて通信・ペアリング(リンク)通信され、携帯機50から携帯通信機器100へ携帯機登録情報が送出される。なお、第1短距離通信手段59は、NFC、Bluetooth Classicなどであってもよい。なお。ペアリング(リンク)とは両者間の通信の成立性を担保するものであり、定期的なチャレンジ・レスポンスにより保持を確認する。
携帯通信機器100は、HMI(Human Machine Interface)部110、携帯機登録通信制御部120、メモリ130、位置検知手段140、時間計測手段150、第1長距離通信手段160、第2短距離通信手段170を有しており、一般的なスマートフォンの形態を想定している。
HMI部110は、物理的なプッシュボタン、タッチセンサなどが考えられる。携帯機登録通信制御部120は、後述する図5A、図5B、又は図7のシーケンスに従い、HMI部110からの入力に基づき携帯機登録通信制御を行う。この制御はスマートフォンのアプリにて制御されることを想定している。その際にメモリ130ではペアリング保持のための情報や携帯機登録情報、現在位置情報、携帯機登録モード、TOKENを保持する。メモリ130はRAMである。ただし、一部又は全部を不揮発性メモリに配置しても良い。
位置検知手段140はGPSを想定しているが、ジャイロ、磁気センサ等であってもよい。また、時間計測手段150は、携帯機登録通信制御の中で時間を計測するもので、TOKENの有効期間を判定するものである。
第1長距離通信手段160は外部の携帯機管理装置200と通信する手段である。本実施形態では携帯通信機器100はスマートフォンを想定しているので、3G/LTE等の携帯通信網で通信するものである。
第2短距離通信手段170は携帯機50の第1短距離通信手段59と通信するものであり、第1短距離通信手段59と同様にBLEにて通信・ペアリング(リンク)通信される。なお、短距離通信手段は、NFC、Bluetooth Classicなどであってもよい。
携帯機管理装置200は登録許可不許可判定手段210、第2長距離通信手段220、第1記憶手段230、第2記憶手段240から構成されている。
登録許可不許可判定手段210は、後述する図5A、図5B、又は図7のシーケンスに従って登録許可不許可判定を行い、TOKEN発行・不発行を制御する。この制御はクラウド上のサーバにて制御されることを想定している。
第2長距離通信手段220は、第1長距離通信手段160を介して外部の携帯通信機器100と通信する手段である。本実施形態では携帯機管理装置200はクラウド上のサーバを想定しているので、3G/LTE等の携帯通信網を経由してクラウドサーバへインターネット網で通信するものである。
第1記憶手段230はサーバ上のデータベースを想定しており、そこに登録されている情報は登録することが許可された地点情報であって、既定のディーラ所在地、修理業者拠点、信頼済み地点、出荷先国、等である。
第2記憶手段240はサーバ上のデータベースを想定しており、登録することが許可された期間(時間)情報であって、携帯機特別登録操作可能期間、携帯機特別登録操作可能時間帯、携帯機特別登録操作可能期日、等である。
図5A及び図5Bは、実施の形態1に係る携帯機登録システムのシーケンスチャートで、このシーケンスチャートに従って携帯機50の登録処理手順について詳細に説明する。
ここでは、携帯通信機器100としてスマートフォンを用いて、スマートフォンのHMIである画面をタップしてアプリを「携帯機登録モード」として起動し、待ち受け(ポーリング)状態とする(ステップS601)。
続いてユーザは、登録対象の携帯機50の携帯機登録通信を開始させる。携帯機50には通常複数のボタンが具備されているので、通常のドア開閉等とは異なる複数のボタンの順次・組み合わせ押下にて、携帯機登録通信を開始させる。前記操作をトリガとして携帯機ペアリング(リンク)要求を携帯通信機器100へ送出する(ステップS602)。
携帯通信機器100は、携帯機ペアリング(リンク)要求を受け、ペアリング(リンク)通信シーケンスを携帯機50との間で行う。このシーケンスは、BLEのペアリング通信を想定しており公知であるので説明を省略する(ステップS603)。
そしてペアリング(リンク)通信が成立すると、以降のシーケンスに移行する(ステップS604)。
次に、携帯機50と車載機10の間で携帯機登録モード通信を行う。このシーケンスは一般に所定の操作を行うことによって車載機を携帯機コード登録モードに切り替えて行っている。セキュリティに関わるシーケンスであり、かつ既存の技術であるので、ここでは詳細には説明しない(ステップS605)。前記携帯機登録モード通信は、一般に車両停止状態を前提条件とするなど安全を確保したうえで行われる。
そして携帯機登録モード通信が成立すると、以降のシーケンスに移行する(ステップS606)。ここで携帯機登録モード通信の成立時、車載機10は、携帯機登録許可不許可の応答を待つ待機状態である。
前記ペアリング(リンク)通信と前記携帯機登録モード通信は、ステップS603→ステップS604→ステップS605→ステップS06の順序で行われたが、ステップS605→ステップS606→ステップS603→ステップS604であってもよく、また、ステップS603→ステップS604と、ステップS605→ステップS606は互いに独立の通信であるので、並行に実行されてもよい。
ステップS603→ステップS604と、ステップS605→ステップS606の両方の通信が成立すると、携帯機50は携帯通信機器100へ携帯機登録情報を送出する(ステップS607)。
ここで、TOKENについて説明する。TOKENとは携帯機管理装置200が発行し、携帯通信機器100が携帯機50へ送信する登録許可不許可を判定するためのしるしである。
図6は、TOKENのデータ構造である。図6に示されるように、TOKENは登録対象となる登録対象携帯機情報とその登録対象携帯機毎のTOKEN有効期間を保持する。TOKEN有効期間は期間、時間帯(日毎、週毎、月毎等)、期限等の形で表現される。
図5Aに戻り、ステップS608にて、携帯機登録情報を受信した携帯通信機器100は、その携帯機50に応じたTOKENの有効期間を判定し、TOKENが有効であれば、図5BのステップS615へ移行し、携帯機登録許可不許可判定に移る。また、TOKENが無効であれば、ステップS609へ移行する。
ステップS609では、携帯通信機器100に内蔵されたGPS等を用いて位置計測を行い、現在位置を取得する。続いて、TOKEN発行要求を携帯機管理装置200へ送信する(ステップS610)。TOKEN発行要求には、現在位置信号、携帯機登録情報、携帯機登録モードが紐づけられている。
図5Bに移り、TOKEN発行要求を受けた携帯機管理装置200は、第1記憶手段230から予め設定された所定の場所を読みだす(ステップS611)。予め設定された所定の場所とは、携帯機毎の出荷先地点、既定のディーラ所在地、修理業者拠点、信頼済み地点、出荷先国等である。
TOKEN発行要求を受けた携帯機管理装置200は、第2記憶手段240から、TOKEN有効時間を読みだす(ステップS612)。
TOKEN有効時間とは、期間、時間帯(日毎、週毎、月毎等)、期限等の形で表現されるデータであり、前記予め設定された所定の場所又は携帯機登録モード、もしくはその両方と紐づけられている。
例えば、携帯機Xの出荷先はα地点であり、α地点でのTOKEN有効時間は、出荷日の翌日から1週間、といった紐づけである。
また別の例では、ディーラYは規定の信頼済みの出荷先であり、ディーラYの営業時間は火曜日を除く10時〜18時であるので、ディーラY地点でのTOKEN有効期間は火曜日を除く10時〜18時、といった紐づけである。
携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所の一致、又は不一致を判定する(ステップS613)。
前記判定の一致を判定する厳しさ精度は、現在位置信号の精度がGPSの電波状況等に依存するので、一定の余裕幅(エリア)をもっている。この一定の余裕幅(エリア)は、携帯機管理装置200にて任意に設定できる。
携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が一致した場合、次のTOKEN発行シーケンスに移行する。また、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が不一致であった場合、次のTOKEN不発行シーケンスに移行する(ステップS613)。なお、TOKEN不発行シーケンスは無応答(タイムアウト)、TOKEN不発行信号などであるが、一般的な否定応答であり、ステップS615でTOKENの有効性を判定するので、特に図示しない。
ステップS614では、TOKENを発行し、携帯通信機器100へ送信する。
TOKENを受信した携帯通信機器100は、TOKENの有効性を判定し(ステップS615)、TOKENが有効であれば、携帯機登録許可信号を生成する(ステップS616)。TOKENが無効であれば、携帯機登録不許可信号を生成する(ステップS617)。
ステップS618では登録許可不許可信号を携帯機50へ送信する。
登録許可不許可信号を受信した携帯機50は携帯機登録許可不許可判定を行い(ステップS619)、携帯機登録許可不許可返信を車載機10へ送信する(ステップS620)。
ステップS606にて携帯機登録許可不許可の応答を待つ待機状態である車載機10は、携帯機登録許可不許可返信結果をもって、携帯機50の登録制御又は不登録制御を実行する(ステップS621)。
ステップS601〜S621の実行の時間は長くともせいぜい数分であり、車両の不正な移動は困難であると考えられるが、よりセキュリティ性を高めるために、ステップS621の実行の前提条件として、車両が移動していないことを条件としてもよい。車両が移動していない条件としては、例えば、ステップS605の実行後に車速を検出していないことを条件としてもよい。他の車両が移動していない条件としては、例えば、車載機10が携帯機登録モード通信とペアリング(リンク)通信によって携帯通信機器100に紐づけられているので、携帯通信機器100が検出した現在位置を車両の現在位置をみなすことを条件としてもよい。
以上詳述したように、実施の形態1に係る携帯機登録システムによれば、スマートキーレエントリスシステムなどに適用される携帯機登録システムにおいて、車両外に設置された携帯機管理装置200との通信の手段として、無線LAN、携帯電話通信網、公衆通信回線網、有線イーサネットなどを用いつつも、これらを車両に内蔵しないことで、車両コスト上げない、すなわちオーナユーザへのコスト転嫁なしで、携帯機登録作業の利便性とセキュリティ性を高めることができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る携帯機登録システムについて説明する。実施の形態2は、携帯機の登録に具体化した実施の形態を示すものである。図1から図4と、図6から図7に基づいて実施の形態2に係る携帯機登録システムを詳細に説明する。なお、図1から図4と図6については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
図7は、実施の形態2に係る携帯機登録システムのシーケンスチャートを示し、このシーケンスチャートに従って携帯機50の登録処理手順について詳細に説明する。
ここでは携帯通信機器100としてスマートフォンを用いて、図7に示されるように、スマートフォンのHMIである画面をタップしてアプリの「携帯機特別登録モードTOKEN発行」操作をして起動する(ステップS701)。
ステップS702では、携帯通信機器100に内蔵されたGPS等を用いて位置計測を行い、現在位置を取得する。続いて、ステップS703では、TOKEN発行要求を携帯機管理装置200へ送信する。TOKEN発行要求には、現在位置信号、携帯機登録情報、携帯機登録モードが紐づけられている。
ここで、携帯機特別登録モードであるので、携帯機50との前記ペアリング(リンク)通信と車載機10との前記携帯機登録モード通信は成立していないので、携帯機登録情報は携帯機特別登録モード専用の仮想的な携帯機情報であり、携帯機登録モードは携帯機特別登録モードである。
TOKEN発行要求を受けた携帯機管理装置200は、第1記憶手段230から予め設定された所定の場所を読みだす(ステップS704)。予め設定された所定の場所とは、携帯機毎の出荷先地点、既定のディーラ所在地、修理業者拠点、信頼済み地点、出荷先国等である。
TOKEN発行要求を受けた携帯機管理装置200は、第2記憶手段240から、TOKEN有効時間を読みだす(ステップS705)。TOKEN有効時間とは、期間、時間帯(日毎、週毎、月毎等)、期限等の形で表現されるデータであり、前記予め設定された所定の場所又は携帯機登録モード、もしくはその両方と紐づけられている。
本実施形態では、例えば、修理業者拠点Zは規定のかつ、特別な信頼済みの修理業者拠点であり、JAF(日本自動車連盟)のように駐屯する拠点を持ち、故障車オーナからの呼び出しに応じて、出張先で故障修理対応する業者である。修理業者拠点Zにおいて、図7のシーケンスに従ってTOKEN発行要求があった場合は、携帯機登録情報は携帯機特別登録モード専用の仮想的な携帯機情報であり、携帯機登録モードは携帯機特別登録モードであるので、この例では、TOKEN発行要求後修理が完了するまでの短時間、例えばTOKEN有効期間はTOKEN発行要求後4時間といった紐づけである。
また、図示していないが、前記特別な信頼済みの修理業者が用いた携帯通信機器100は予め携帯機管理装置200の認証・登録を受けている信頼できるスマートフォンであってもよい。
携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所の一致、又は不一致を判定する(ステップS706)。
前記判定の一致を判定する厳しさ精度は、現在位置信号の精度がGPSの電波状況等に依存するので、一定の余裕幅(エリア)をもっている。この一定の余裕幅(エリア)は、携帯機管理装置200にて任意に設定できる。
ステップS706にて、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が一致した場合、次のTOKEN発行シーケンスに移行する。
ステップS706にて、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が不一致であった場合、次のTOKEN不発行シーケンスに移行する。TOKEN不発行シーケンスは無応答(タイムアウト)、TOKEN不発行信号などであるが、一般的な否定応答であり、ステップS615でTOKENの有効性を判定するので、特に図示しない。
ステップS707では、TOKENを発行し、携帯通信機器100へ送信する。
ここで、前記例の修理業者拠点Zを持つ特別な信頼済みの修理業者は、携帯通信機器100を所持して、携帯機登録を行う対象の車両位置へ移動する。移動後のシーケンスは図5A、図5Bにて説明したシーケンスと同様であるので、説明を省略する。
実施の形態1に係る携帯機登録システムでは、特定の場所でのみ携帯機登録を行うために車両外に設置された携帯機管理装置200との通信を行っているが、例えば携帯電話通信網の電波が不達のエリアに置いては携帯機登録が行えない課題がある。これに対し、実施の形態2に係る携帯機登録システムによれば、スマートキーレエントリスシステムなどに適用される携帯機登録システムにおいて、実施の形態1の利便性が悪いことを解決するために、携帯機50の携帯機登録通信手段の状態が携帯機登録モード通信成立と、携帯機50と前記携帯通信機器との間のペアリング(リンク)通信を保持が成立していることに先だって、現在位置計測と登録許可不許可判定を行うことで携帯機登録作業の利便性とセキュリティ性を高めることができる。
以上、この発明の実施の形態1及び2について説明したが、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 車載機、11 車内送信アンテナ、12 車外送信アンテナ、13 送信部、14 受信アンテナ、15 受信部、16 ECU、17 メモリ、18 操作検出部、19 ドア開閉検出部、20 センサ群、21 報知部、22 エンジン制御部、23 エンジン、24 ステアリングロック部、25 イモビライザ部、26 ドアロック部、27 シフトロック部、50 携帯機、51 ECU、52 メモリ、53 送信アンテナ、54 送信部、55 受信アンテナ、56 受信部、57 報知部、58 操作検出部、59 第1短距離通信手段、100 携帯通信機器、110 HMI部、120 携帯機登録通信制御部、130 メモリ、140 位置検知手段、150 時間計測手段、160 第1長距離通信手段、170 第2短距離通信手段、200 携帯機管理装置、210 登録許可不許可判定手段、220 第2長距離通信手段、230 第1記憶手段、240 第2記憶手段
この発明に係る携帯機登録システムは、車載機器の遠隔操作信号を送信する携帯機と、
前記遠隔操作信号に基づいて前記車載機器の作動を制御する車載機と、前記携帯機との通信により、対応する前記携帯機の管理を行う携帯機管理装置と、前記携帯機と前記携帯機管理装置との間を中継し、制御する携帯通信機器と、を備えた携帯機登録システムであって、
前記携帯機は携帯機登録情報を通信する携帯機登録通信手段と第1短距離通信手段を含み、
前記携帯通信機器はHMI部と、前記HMI部からの入力に基づき携帯機登録通信制御を行う携帯機登録通信制御部と、メモリと、位置検知手段と、第1長距離通信手段と、前記第1短距離通信手段との間で通信を行う第2短距離通信手段と、を含む車両に付属しない構成にし、
前記携帯機管理装置は、登録及び不登録を判定する登録許可不許可判定手段と、登録することが許可された情報を記憶する記憶手段と、前記第1長距離通信手段との間で通信を行う第2長距離通信手段と、を含み、
前記携帯機と前記携帯通信機器との間は、前記第1短距離通信手段と前記第2短距離通信手段との短距離通信によりペアリング(リンク)通信を保持すると共に、前記携帯通信機器と前記携帯機管理装置との間は、前記第1長距離通信手段と前記第2長距離通信手段との間で長距離通信を行い、
前記携帯機と前記携帯機管理装置との間は、前記携帯通信機器を介して前記短距離通信と前記長距離通信による通信が行われ、
前記携帯機管理装置は、前記短距離通信と前記長距離通信による通信経路により、前記メモリの保持する前記携帯機登録通信手段による携帯機登録情報、前記位置検知手段で検知された現在位置信号、及び携帯機登録モードと前記記憶手段に記憶された情報を前記登録許可不許可判定手段で照合して登録対象携帯機情報と登録対象携帯機毎の有効期間を有するTOKENを発行し、
前記携帯通信機器は、前記TOKENの情報により前記携帯機と前記車載機との間の携帯機登録通信の登録及び不登録を判定し、前記TOKENが有効であれば携帯機登録許可信号を生成し、前記携帯機へ送信する。
図2は、実施の形態1に係る車載機器遠隔制御装置の携帯機を示すブロック図である。
図2において、符号50は携帯機を示し、以下、この携帯機50の構成について説明する。符号51は携帯機50のECUを示しており、このECU51にはメモリ52が内蔵されている。メモリ52には、正規であれば車載機10のメモリ17に格納されているのと同じ、ドアロック用、エンジン始動用の互いに異なる複数の暗号キー、携帯機登録情報が格納されている。
第2記憶手段240はサーバ上のデータベースを想定しており、そこに登録されている情報は登録することが許可された期間(時間)情報であって、携帯機特別登録操作可能期間、携帯機特別登録操作可能時間帯、携帯機特別登録操作可能期日、等である。
登録許可不許可判定手段210は、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所の一致、又は不一致を判定する(ステップS613)。
前記判定の一致を判定する厳しさ精度は、現在位置信号の精度がGPSの電波状況等に依存するので、一定の余裕幅(エリア)をもっている。この一定の余裕幅(エリア)は、携帯機管理装置200にて任意に設定できる。
携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が一致した場合、携帯機管理装置200は、次のTOKEN発行シーケンスに移行する。
また、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が不一致であった場合、携帯機管理装置200は、次のTOKEN不発行シーケンスに移行する(ステップS613)。なお、TOKEN不発行シーケンスは無応答(タイムアウト)、TOKEN不発行信号などであるが、一般的な否定応答であり、ステップS615でTOKENの有効性を判定するので、特に図示しない。
ステップS614では、携帯機管理装置200は、TOKENを発行し、携帯通信機器100へ送信する。
ステップS601〜S621の実行の時間は長くともせいぜい数分であり、車両の不正な移動は困難であると考えられるが、よりセキュリティ性を高めるために、ステップS621の実行の前提条件として、車両が移動していないことを条件としてもよい。車両が移動していない条件としては、例えば、ステップS605の実行後に車速を検出していないことを条件としてもよい。それ以外に車両が移動していない条件としては、例えば、車載機10が携帯機登録モード通信とペアリング(リンク)通信によって携帯通信機器100に紐づけられているので、携帯通信機器100が検出した現在位置を車両の現在位置みなすことを条件としてもよい。
登録許可不許可判定手段210は、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所の一致、又は不一致を判定する(ステップS706)。
前記判定の一致を判定する厳しさ精度は、現在位置信号の精度がGPSの電波状況等に依存するので、一定の余裕幅(エリア)をもっている。この一定の余裕幅(エリア)は、携帯機管理装置200にて任意に設定できる。
ステップS706にて、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が一致した場合、携帯機管理装置200は、次のTOKEN発行シーケンスに移行する。
ステップS706にて、携帯通信機器100から受信した現在位置信号と第1記憶手段230から読みだされた予め設定された所定の場所が不一致であった場合、携帯機管理装置200は、次のTOKEN不発行シーケンスに移行する。TOKEN不発行シーケンスは無応答(タイムアウト)、TOKEN不発行信号などであるが、一般的な否定応答であり、ステップS615でTOKENの有効性を判定するので、特に図示しない。
ステップS707では、携帯機管理装置200は、TOKENを発行し、携帯通信機器100へ送信する。
実施の形態1に係る携帯機登録システムでは、特定の場所でのみ携帯機登録を行うために車両外に設置された携帯機管理装置200との通信を行っているが、例えば携帯電話通信網の電波が不達のエリアに置いては携帯機登録が行えない課題がある。これに対し、実施の形態2に係る携帯機登録システムによれば、スマートキーレエントリスシステムなどに適用される携帯機登録システムにおいて、実施の形態1の利便性が悪いことを解決するために、携帯機50の携帯機登録通信手段の状態が携帯機登録モード通信成立と、携帯機50と前記携帯通信機器との間のペアリング(リンク)通信保持が成立していることに先だって、現在位置計測と登録許可不許可判定を行うことで携帯機登録作業の利便性とセキュリティ性を高めることができる。

Claims (4)

  1. 車載機器の遠隔操作信号を送信する携帯機と、前記遠隔操作信号に基づいて前記車載機器の作動を制御する車載機と、前記携帯機との通信により、対応する前記携帯機の管理を行う携帯機管理装置と、前記携帯機と前記携帯機管理装置との間を中継し、制御する携帯通信機器と、を備えた携帯機登録システムであって、
    前記携帯機は携帯機登録情報を通信する携帯機登録通信手段と第1短距離通信手段を含み、
    前記携帯通信機器はHMI部と、前記HMI部からの入力に基づき携帯機登録通信制御を行う携帯機登録通信制御部と、メモリと、位置検知手段と、第1長距離通信手段と、前記第1短距離通信手段との間で通信を行う第2短距離通信手段と、を含む車両に付属しない構成にし、
    前記携帯機管理装置は、登録及び不登録を判定する登録許可不許可判定手段と、登録することが許可された情報を記憶する記憶手段と、前記第1長距離通信手段との間で通信を行う第2長距離通信手段と、を含み、
    前記携帯機と前記携帯通信機器との間は、前記第1短距離通信手段と前記第2短距離通信手段との短距離通信によりペアリング(リンク)通信を保持すると共に、前記携帯通信機器と前記携帯機管理装置との間は、前記第1長距離通信手段と前記第2長距離通信手段との間で長距離通信を行い、
    前記携帯機と前記携帯機管理装置との間は、前記短距離通信と前記長距離通信による通信が行われ、前記短距離通信と前記長距離通信による通信経路により、前記メモリの保持する前記携帯機登録通信手段による携帯機登録情報、前記位置検知手段で検知された現在位置信号、及び携帯機登録モードを前記携帯機管理装置に集約し、
    前記携帯機管理装置は集約された情報と前記記憶手段に記憶された情報を照合して登録対象携帯機毎の有効期間を有するTOKENを発行し、
    前記TOKENの情報により前記携帯機と前記車載機との間の携帯機登録通信の登録及び不登録を前記登録許可不許可判定手段で判定することを特徴とする携帯機登録システム。
  2. 前記記憶手段を第1記憶手段と第2記憶手段で構成し、前記第1記憶手段には、登録することが許可された地点情報が記憶されていると共に、前記第2記憶手段には、登録することが許可された期間(時間)情報が記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯機登録システム。
  3. 前記携帯機登録通信手段の状態が携帯機登録モード通信成立であることと、前記携帯機と前記携帯通信機器間のペアリング(リンク)通信の保持が成立していることを条件として、前記位置検知手段による現在位置計測と前記登録許可不許可判定手段による登録及び不登録の判定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯機登録システム。
  4. 前記携帯機登録通信手段の状態が携帯機登録モード通信成立であることと、前記携帯機と前記携帯通信機器間のペアリング(リンク)通信の保持が成立していることに先だち、前記位置検知手段による現在位置計測と前記登録許可不許可判定手段による登録及び不登録の判定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯機登録システム。
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