JP2017212488A - サーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置 - Google Patents

サーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザを待たせることがない印刷方式を設定することができるサーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】サーバ装置は、入力手段と、第1算出手段と、第2算出手段と、設定手段と、送信手段とを備える。入力手段は、ユーザからの印刷要求を受け付ける。第1算出手段は、入力手段が受け付けた印刷要求を実行する画像形成装置が当該印刷要求に係る印刷を実行する場合にかかる印刷時間を算出する。第2算出手段は、画像形成装置が印刷要求に応じた場所に到着するまでの移動時間を算出する。設定手段は、第1算出手段が算出した印刷時間と、第2算出手段が算出した移動時間とに応じて、画像形成装置が印刷対象の印刷データを印刷した印刷媒体の排出時における当該印刷媒体に印刷された印刷面の鉛直方向の向きに係る印刷方式を設定する。送信手段は、設定手段が設定した印刷方式を画像形成装置に送信する。
【選択図】図8

Description

本発明は、サーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置を複数人で共有するオフィス等の環境において、自律走行可能な自走型画像形成装置が登場しつつある。このような、自走型画像形成装置は、印刷要求を受け付けた場合に、印刷要求を出した要求元まで移動しつつ印刷を行う。
特許文献1には、印刷要求の要求元に移動して印刷物を排出する画像形成装置が開示されている。
また、インクを印刷媒体に吹き付けるインクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタは、片面印刷の場合に、ページ順に印刷した印刷物について印刷面を上にして排出する。そして、排出された印刷物は、積み重ねられる。すなわち、印刷物は、ページ順が逆転した降順で積み重ねられる。よって、ユーザは、ページ順である昇順に印刷物を並び替えなければならなかった。この様な問題に対して、片面印刷の場合であっても両面印刷の排出経路で排出することにより、ページ順に印刷物を重ねることができるインクジェットプリンタが知られている。
ここで、ユーザは、自走型画像形成装置がインクジェットプリンタである場合には、据え置き型のインクジェットプリンタと同様に、印刷物をページ順に並び替えなければならない。よって、自走型画像形成装置がインクジェットプリンタである場合には、片面印刷の場合であっても両面印刷の排出経路で排出することにより、ページ順に印刷物を重ねる方式を採用することが求められる。
しかしながら、両面印刷の排出経路で排出するためには、通常よりも多くの時間が必要となるため、自走型画像形成装置が印刷要求において指示された移動先に到着しても印刷が完了していないおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザを待たせることがない印刷方式を設定することができるサーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るサーバ装置は、入力手段と、第1算出手段と、第2算出手段と、設定手段と、送信手段とを備える。前記入力手段は、ユーザからの印刷要求を受け付ける。前記第1算出手段は、前記入力手段が受け付けた前記印刷要求を実行する画像形成装置が当該印刷要求に係る印刷を実行する場合にかかる印刷時間を算出する。前記第2算出手段は、前記画像形成装置が前記印刷要求に応じた場所に到着するまでの移動時間を算出する。前記設定手段は、前記第1算出手段が算出した前記印刷時間と、前記第2算出手段が算出した前記移動時間とに応じて、前記画像形成装置が印刷対象の印刷データを印刷した印刷媒体の排出時における当該印刷媒体に印刷された印刷面の鉛直方向の向きに係る印刷方式を設定する。前記送信手段は、前記設定手段が設定した前記印刷方式を前記画像形成装置に送信する。
本発明によれば、ユーザを待たせることがない印刷方式を設定することができるサーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る印刷システムの一例を示す説明図である。 図2は、自走型画像形成装置の構成の概要を示した説明図である。 図3は、ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、自律走行装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図7は、ユーザ端末が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図8は、サーバ装置が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図9は、画像形成装置が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図10は、自律走行装置が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。 図11は、印刷処理の流れを示すアクティビティ図である。 図12は、選択処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、変形例1に係るサーバ装置が実行する選択処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、変形例2に係るサーバ装置が実行する選択処理の流れを示すフローチャートである。 図15は、変形例3に係る印刷システムの一例を示す説明図である。 図16は、選択処理の流れを示すフローチャートである。 図17は、装置選択処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るサーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、サーバ装置、印刷システム、及び画像形成装置の一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る印刷システム1の一例を示す説明図である。印刷システム1は、ユーザに指定された場所等の所定の場所まで自律して走行可能な画像形成装置を有するシステムである。印刷システム1は、複数のユーザ端末2と、サーバ装置3と、複数の自走型画像形成装置4とを備える。印刷システム1においてユーザ端末2と、サーバ装置3とは、第1ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。第1ネットワーク5は、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、WAN(Wide Area Network)等を用いて、ユーザ端末2とサーバ装置3とを無線又は有線により接続する。また、印刷システム1においてサーバ装置3と、自走型画像形成装置4とは、第2ネットワーク6を介して通信可能に接続されている。第2ネットワーク6は、LAN、VPN、WAN等を用いて、サーバ装置3と自走型画像形成装置4とを無線により接続する。なお、第2ネットワーク6は、自走型画像形成装置4が移動するため無線により接続することが好ましいが有線により接続してもよい。また、図1に示す印刷システム1は、第1の実施形態において第1ネットワーク5と第2ネットワーク6とを区別したが、同一のネットワークにより各装置を接続してもよい。
ユーザ端末2は、パーソナルコンピュータやモバイル端末等の印刷システム1のユーザが使用する情報処理装置である。ユーザ端末2は、文書等を印刷する印刷要求を受け付ける。そして、ユーザ端末2は、受け付けた印刷要求をサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、印刷システム1を管理する装置である。サーバ装置3は、ユーザ端末2から印刷要求を受け付けた場合に、複数の自走型画像形成装置4から一の自走型画像形成装置4を選択する。そして、サーバ装置3は、選択した自走型画像形成装置4に走行経路情報と、印刷情報とを送信する。ここで、走行経路情報は、自走型画像形成装置4の走行経路が示された情報である。すなわち、走行経路情報は、自走型画像形成装置4が印刷した印刷物の配送先が示された情報である。印刷情報は、印刷対象の印刷データと、印刷の方式が示された印刷方式とを有する情報である。
自走型画像形成装置4は、ユーザに指定された場所等の所定の場所まで自律して走行可能な画像形成装置である。ここで、図2は、自走型画像形成装置4の構成の概要を示した説明図である。自走型画像形成装置4は、画像形成装置7と、自律走行装置8とを備えている。画像形成装置7と、自律走行装置8とは、それぞれ第2ネットワーク6を介して、サーバ装置3と通信することができる。画像形成装置7と自律走行装置8とは、サーバ装置3から各種命令を受信する。また、画像形成装置7と自律走行装置8とは、待機中であるか否か等の稼働状態や現在位置を示す位置情報等を送信する。
画像形成装置7は、印刷対象の印刷データが印刷された印刷面を鉛直方向の上向きにして、印刷データが印刷された印刷物を排出するインクジェットプリンタである。なお、画像形成装置7は、インクジェットプリンタに限らず、印刷対象の印刷データが印刷された印刷面を鉛直方向の上向きにして、印刷データが印刷された印刷物を排出する装置であればよい。すなわち、画像形成装置7は、コピー装置や、スキャナ装置や、ファクス装置であってもよい。または、画像形成装置7は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機であってもよい。
自律走行装置8は、自律して走行する走行装置である。自律走行装置8は、画像形成装置7が印刷した印刷物を所定の場所に配送可能な走行装置である。
次に、印刷システム1が備える各装置のハードウェア構成を説明する。
ユーザ端末2のハードウェア構成について説明する。ここで、図3は、ユーザ端末2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。ユーザ端末2は、コントローラ21と、表示部22と、操作部23とを備える。
コントローラ21は、ユーザ端末2を制御する。コントローラ21は、第1ネットワークI/F211と、PROGRAM ROM(Read Only Memory)212と、記憶部213と、CPU(Central Processing Unit)214と、RAM(Random Access Memory)215と、NV(Non Volatile)−RAM216と、表示I/F217と、操作I/F218とを備える。第1ネットワークI/F211と、PROGRAM ROM212と、記憶部213と、CPU214と、RAM215と、NV−RAM216と、表示I/F217と、操作I/F218とは、バス219を介して接続されている。
第1ネットワークI/F211は、第1ネットワーク5を介して、サーバ装置3等と通信するためのインタフェースである。
PROGRAM ROM212は、コントローラ21におけるデータ管理や、周辺モジュールを制御する為のプログラム220を記憶する不揮発性の記憶媒体である。
記憶部213は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。
CPU214は、ユーザ端末2の動作を統括的に制御する。RAM215は、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。CPU214は、RAM215をワークエリア(作業領域)としてPROGRAM ROM212等に格納されたプログラム220を実行する。
NV−RAM216は、電力が供給されない場合であってもデータを保持する不揮発性のRAMである。
表示I/F217は、コントローラ21と表示部22との接続を制御するインタフェースである。操作I/F218は、コントローラ21と操作部23との接続を制御するインタフェースである。
表示部22は、例えば、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)である。
操作部23は、タッチパネルやキーボードやマウス等の操作装置である。
サーバ装置3のハードウェア構成について説明する。ここで、図4は、サーバ装置3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。サーバ装置3は、コントローラ31を備える。
コントローラ31は、サーバ装置3を制御する。コントローラ31は、第1ネットワークI/F311と、第2ネットワークI/F312と、PROGRAM ROM313と、記憶部314と、CPU315と、RAM316と、NV−RAM317とを備える。第1ネットワークI/F311と、第2ネットワークI/F312と、PROGRAM ROM313と、記憶部314と、CPU315と、RAM316と、NV−RAM317とは、バス318を介して接続されている。
第1ネットワークI/F311は、第1ネットワーク5を介して、ユーザ端末2等と通信するためのインタフェースである。第2ネットワークI/F312は、第2ネットワーク6を介して、自走型画像形成装置4等と通信するためのインタフェースである。
PROGRAM ROM313は、コントローラ31におけるデータ管理や、周辺モジュールを制御する為のプログラム319を記憶する不揮発性の記憶媒体である。
記憶部314は、HDDやSSD等の不揮発性の記憶装置である。記憶部314は、地図情報320と、自走型画像形成装置一覧情報321とを記憶する。地図情報320は、印刷システム1が設置された設置場所の地図の情報である。地図情報320は、自走型画像形成装置4が使用する走行経路情報の作成に用いられる。自走型画像形成装置一覧情報321は、印刷システム1が備える自走型画像形成装置4の一覧を示す情報である。自走型画像形成装置一覧情報321には、自走型画像形成装置4を識別可能な識別情報と、自走型画像形成装置4の現在位置を示す位置情報とが関連付けられている。そして、自走型画像形成装置一覧情報321は、使用する自走型画像形成装置4の選択に用いられる。
CPU315は、サーバ装置3の動作を統括的に制御する。RAM316は、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。CPU315は、RAM316をワークエリア(作業領域)としてPROGRAM ROM313等に格納されたプログラム319を実行する。
NV−RAM317は、電力が供給されない場合であってもデータを保持する不揮発性のRAMである。
画像形成装置7のハードウェア構成について説明する。ここで、図5は、画像形成装置7のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置7は、コントローラ71と、操作パネル72と、プリンタエンジン73と、駆動バッテリー77とを備える。
コントローラ71は、画像形成装置7を制御する。コントローラ71は、第2ネットワークI/F711と、PROGRAM ROM712と、FONT ROM713と、記憶部714と、CPU715と、RAM716と、NV−RAM717と、操作I/F718と、エンジンI/F719と、バッテリーI/F720とを備える。第2ネットワークI/F711と、PROGRAM ROM712と、FONT ROM713と、記憶部714と、CPU715と、RAM716と、NV−RAM717と、操作I/F718と、エンジンI/F719と、バッテリーI/F720とは、バス721を介して接続されている。
第2ネットワークI/F711は、第2ネットワーク6を介して、サーバ装置3等と通信するためのインタフェースである。
PROGRAM ROM712は、コントローラ71におけるデータ管理や、周辺モジュールを制御する為のプログラム722を記憶する不揮発性の記憶媒体である。FONT ROM713は、印刷する文字に使用する様々な種類のフォントを記憶する。
記憶部714は、HDDやSSD等の不揮発性の記憶装置である。
CPU715は、画像形成装置7の動作を統括的に制御する。RAM716は、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。CPU715は、RAM716をワークエリア(作業領域)としてPROGRAM ROM712等に格納されたプログラム722を実行する。
NV−RAM717は、電力が供給されない場合であってもデータを保持する不揮発性のRAMである。
操作I/F718は、コントローラ71と操作パネル72との接続を制御するインタフェースである。エンジンI/F719は、コントローラ71とプリンタエンジン73との接続を制御するインタフェースである。バッテリーI/F720は、コントローラ71と駆動バッテリー77との接続を制御するインタフェースである。
操作パネル72は、ユーザの操作に応じた各種操作の入力を受け付けるとともに、各種の情報を表示する。例えば、操作パネル72は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)である。または、操作パネル72は、タッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro Luminescence)表示装置であってもよい。さらに、操作パネル72は、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。なお、操作パネル72は、この構成に限られるものではなく、画像を表示するとともに画像に応じた操作を受け付けるものであればよい。
プリンタエンジン73は、コントローラ71からの要求に基づき、プリンタヘッド74と、搬送部75と、印刷面反転部76とを制御する。プリンタヘッド74は、インク等を印刷媒体に吹き付ける。搬送部75は、印刷用紙等の印刷媒体を搬送する。なお、印刷媒体は、OHP(Over Head Projector)フィルム等の紙以外の媒体であってもよい。
プリンタエンジン73は、プリンタヘッド74にインク等を吹き付けさせつつ、搬送部75に印刷媒体を搬送させることにより、印刷対象の印刷データを印刷媒体の片面に形成する。ここで、プリンタヘッド74は、印刷媒体の鉛直上方向に配置されている。よって、プリンタエンジン73は、片面印刷の場合には、印刷データが印刷された印刷面を鉛直方向の下向きに変えることなく、鉛直方向の上向きの状態で印刷物を排出させる。
印刷面反転部76は、印刷データが印刷された印刷媒体の印刷面を反転させる。すなわち、印刷面反転部76は、印刷データが印刷された印刷面を鉛直方向の上向きから、鉛直方向の下向きに反転させる。プリンタエンジン73は、両面印刷の場合には、印刷面が反転された印刷媒体に対して、印刷データを形成する処理を再度実行する。これにより、プリンタエンジン73は、印刷媒体の両面に印刷データを形成する。
また、プリンタエンジン73は、印刷物をページ順に積み重ねる場合に印刷面反転部76を使用する。ここで、排出した印刷物を並び替える機構のない画像形成装置7は、排出した順番で印刷物を積み重ねる。すなわち、画像形成装置7は、片面印刷の場合に、印刷データが印刷された印刷面を鉛直方向の上向きの状態で印刷物を積み重ねる。従って、画像形成装置7は、複数ページの片面印刷を実行した場合に、ページの順番を逆の降順にして印刷物を積み重ねてしまう。そこで、プリンタエンジン73は、複数ページの片面印刷を実行する場合に、片面印刷の搬送経路を通過した印刷物を、さらに両面印刷の搬送経路を通過させた後に排出させる。すなわち、プリンタエンジン73は、印刷データが印刷された印刷面を鉛直方向の上向きから、印刷面反転部76が鉛直方向の下向きに反転させた印刷物を排出させる。従って、画像形成装置7は、複数ページの片面印刷を実行した場合であっても、印刷面反転部76によりページの順番で印刷物を積み重ねることができる。
駆動バッテリー77は、画像形成装置7を駆動させるための二次電池である。
自律走行装置8のハードウェア構成について説明する。ここで、図6は、自律走行装置8のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。自律走行装置8は、コントローラ81と、位置認識装置82と、障害物センサ83と、駆動モータ84と、駆動バッテリー85とを備える。
コントローラ81は、画像形成装置7を制御する。コントローラ81は、第2ネットワークI/F811と、PROGRAM ROM812と、CPU813と、RAM814と、NV−RAM815と、位置認識装置I/F816と、障害物センサI/F817と、モータI/F818と、バッテリーI/F819とを備える。第2ネットワークI/F811と、PROGRAM ROM812と、CPU813と、RAM814と、NV−RAM815と、位置認識装置I/F816と、障害物センサI/F817と、モータI/F818と、バッテリーI/F819とは、バス820を介して接続されている。
第2ネットワークI/F811は、第2ネットワーク6を介して、サーバ装置3等と通信するためのインタフェースである。
PROGRAM ROM812は、コントローラ81におけるデータ管理や、周辺モジュールを制御する為のプログラム821を記憶する不揮発性の記憶媒体である。
CPU813は、自律走行装置8の動作を統括的に制御する。RAM814は、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。CPU813は、RAM814をワークエリア(作業領域)としてPROGRAM ROM812等に格納されたプログラム821を実行する。
NV−RAM815は、電力が供給されない場合であってもデータを保持する不揮発性のRAMである。
位置認識装置I/F816は、コントローラ81と位置認識装置82との接続を制御するインタフェースである。障害物センサI/F817は、コントローラ81と障害物センサ83との接続を制御するインタフェースである。モータI/F818は、コントローラ81と駆動モータ84との接続を制御するインタフェースである。バッテリーI/F819は、コントローラ81と駆動バッテリー85との接続を制御するインタフェースである。
位置認識装置82は、自律走行装置8の現在位置を測位する装置である。
障害物センサ83は、走行経路上の障害物を認識するセンサである。
駆動モータ84は、自律走行装置8の走行を実現するためのモータである。
駆動バッテリー85は、自律走行装置8を駆動させるための二次電池である。
次に、印刷システム1の各装置が有する特徴的な機能について説明する。
ここで、図7は、第1の実施形態に係るユーザ端末2が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図7では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、ユーザ端末2が有する機能は、これらに限られるものではない。
ユーザ端末2のCPU214は、PROGRAM ROM212に格納されたプログラム220等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU214は、データ処理部2001と、通信制御部2002と、操作制御部2003と、表示制御部2004とを実現する。
データ処理部2001は、各機能におけるデータ処理を制御する。
通信制御部2002は、第1ネットワークI/F211を制御して、サーバ装置3と通信する。
操作制御部2003は、操作部23を制御して、各種操作を受け付ける。例えば、操作制御部2003は、自走型画像形成装置4に印刷データを印刷させる印刷要求を受け付ける。操作制御部2003は、印刷要求において、印刷する印刷対象の画像データと、印刷方式とを受け付ける。さらに詳しくは、操作制御部2003は、例えばインターネット上のWeb画面において印刷要求等の各種操作を受け付ける。
表示制御部2004は、表示部22を制御して、各種画面を表示させる。
ここで、図8は、第1の実施形態に係るサーバ装置3が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図8では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、サーバ装置3が有する機能は、これらに限られるものではない。
サーバ装置3のCPU315は、PROGRAM ROM313に格納されたプログラム319等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU315は、データ処理部3001と、第1通信制御部3002と、第2通信制御部3003と、記憶制御部3004と、印刷データ変換部3005と、装置選択部3006と、走行経路作成部3007と、移動時間算出部3008と、印刷時間算出部3009と、印刷方式設定部3010とを実現する。
データ処理部3001は、各機能におけるデータ処理を制御する。
第1通信制御部3002は、第1ネットワークI/F311を制御して、ユーザ端末2と通信する。例えば、入力手段である第1通信制御部3002は、ユーザ端末2から印刷要求を受信する。
送信手段である第2通信制御部3003は、第2ネットワークI/F312を制御して、自走型画像形成装置4と通信する。すなわち、第2通信制御部3003は、第2ネットワークI/F312を制御して、画像形成装置7及び自律走行装置8と通信する。例えば、第2通信制御部3003は、印刷情報を画像形成装置7に送信する。または、第2通信制御部3003は、走行経路情報を自律走行装置8に送信する。
記憶制御部3004は、記憶部314やNV−RAM317を制御して、各種情報の書き込みや読み込みを実行する。
印刷データ変換部3005は、指定された印刷対象のデータを印刷対象の印刷データに変換する。
装置選択部3006は、印刷システム1が有する複数の自走型画像形成装置4から印刷対象の印刷データを印刷する自走型画像形成装置4を選択する。例えば、装置選択部3006は、印刷システム1の自走型画像形成装置4において、印刷物の配送先に近くにある待機中の自走型画像形成装置4を使用する自走型画像形成装置4に決定する。
走行経路作成部3007は、使用する自走型画像形成装置4から印刷物を配送する配送先までの走行経路を示した走行経路情報を作成する。ここで、配送先は、例えば、印刷を指示したユーザ端末2がある場所である。なお、配送先は、印刷を指示したユーザ端末2がある場所に限らず、印刷指示においてユーザに指定された場所等であってもよい。
第2算出手段である移動時間算出部3008は、使用する自走型画像形成装置4が印刷要求情報に応じた配送先に到着するまでにかかる移動時間を算出する。例えば、移動時間算出部3008は、走行経路作成部3007が作成した走行経路情報が示している移動距離と、自走型画像形成装置4の走行速度とに基づいて移動時間を算出する。
第1算出手段である印刷時間算出部3009は、第1通信制御部3002が受け付けた印刷要求を実行する画像形成装置が印刷要求に係る印刷を実行する場合にかかる印刷時間を算出する。例えば、印刷時間算出部3009は、印刷対象の印刷データを印刷媒体に形成するために必要なプリンタヘッド74の走査回数を算出する。そして、印刷時間算出部3009は、走査回数と、一回の走査にかかる時間と、印刷媒体の搬送速度とから印刷時間を算出する。また、印刷時間算出部3009は、印刷方式に応じた印刷時間を算出する。ここで、印刷方式には、印刷媒体の両面に印刷データを印刷する両面印刷と、印刷媒体の片面に印刷データを印刷する片面印刷とがある。そして、片面印刷には、第1印刷方式と、第2印刷方式とがある。第1印刷方式は、印刷面反転部76に印刷媒体の印刷面を反転させてから印刷物を排出する方式である。すなわち、第1印刷方式は、印刷媒体の片面に印刷データを印刷する片面印刷の場合に、印刷媒体に印刷された印刷データの印刷面を鉛直方向の下向きにして印刷媒体を排出する方式である。第2印刷方式は、印刷面反転部76に印刷媒体の印刷面を反転させずに印刷物を排出する方式である。すなわち、第2印刷方式は、印刷媒体の片面に印刷データを印刷する片面印刷の場合に、印刷媒体に印刷された印刷データの印刷面を鉛直方向の上向きにして印刷媒体を排出する方式である。
印刷方式設定部3010は、印刷時間算出部3009が算出した印刷時間と、移動時間算出部3008が算出した移動時間とに応じて、自走型画像形成装置4に送信する印刷方式を設定する。すなわち、設定手段である印刷方式設定部3010は、画像形成装置7が印刷対象の印刷データを印刷した印刷媒体の排出時における印刷媒体に印刷された印刷面の鉛直方向の向きに係る印刷方式を設定する。そして、印刷方式設定部3010は、印刷時間算出部3009が算出した印刷時間よりも、移動時間算出部3008が算出した移動時間が長いことを条件に、第1印刷方式を設定する。一方、印刷方式設定部3010は、印刷時間算出部3009が算出した印刷時間よりも、移動時間算出部3008が算出した移動時間が短いことを条件に、第2印刷方式を設定する。
ここで、図9は、第1の実施形態に係る画像形成装置7が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図9では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、画像形成装置7が有する機能は、これらに限られるものではない。
画像形成装置7のCPU715は、PROGRAM ROM712に格納されたプログラム722等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU715は、データ処理部7001と、通信制御部7002と、表示制御部7003と、記憶制御部7004と、描画制御部7005と、搬送制御部7006とを実現する。
データ処理部7001は、各機能におけるデータ処理を制御する。
通信制御部7002は、第2ネットワークI/F711を制御して、サーバ装置3と通信する。例えば、通信制御部7002は、サーバ装置3から印刷情報を受信する。
表示制御部7003は、操作パネル72を制御して、各種画面を表示させる。
記憶制御部7004は、記憶部714やNV−RAM717を制御して、各種情報の書き込みや読み込みを実行する。
描画制御部7005は、エンジンI/F719を介して、プリンタエンジン73を制御して印刷媒体に印刷データを描画させる。すなわち、描画制御部7005は、プリンタエンジン73を制御することで、プリンタヘッド74に印刷媒体に印刷データを描画させる。
搬送制御部7006は、エンジンI/F719を介して、プリンタエンジン73を制御して、印刷媒体を搬送させる。すなわち、搬送制御部7006は、プリンタエンジン73を制御することで、搬送部75と、印刷面反転部76とに印刷媒体を搬送させる。すなわち、描画制御部7005と搬送制御部7006とは、協働で印刷対象の印刷データを印刷媒体に印刷する印刷制御手段である。
また、排出制御手段である搬送制御部7006は、印刷情報に含まれる印刷方式に基づいて、印刷対象の印刷データが印刷された印刷媒体を排出させる。搬送制御部7006は、印刷方式として第1印刷方式が設定された印刷情報を通信制御部7002が受信した場合に、印刷媒体に印刷された印刷データの印刷面を鉛直方向の下向きに印刷面反転部76に反転させた後に印刷媒体を排出させる。または、搬送制御部7006は、印刷方式として第2印刷方式が設定された印刷情報を通信制御部7002が受信した場合に、印刷媒体に印刷された印刷データの印刷面を鉛直方向の上向きのまま印刷媒体を排出させる。
ここで、図10は、第1の実施形態に係る自律走行装置8が有する特徴的な機能構成を示す機能ブロックの例を示すブロック図である。便宜上、図10では、第1の実施形態に係る機能を主に例示しているが、自律走行装置8が有する機能は、これらに限られるものではない。
自律走行装置8のCPU813は、PROGRAM ROM812に格納されたプログラム821等を実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU813は、データ処理部8001と、通信制御部8002と、記憶制御部8003と、障害物検知部8004と、位置測位部8005と、走行制御部8006とを実現する。
データ処理部8001は、各機能におけるデータ処理を制御する。
通信制御部8002は、第2ネットワークI/F811を制御して、サーバ装置3と通信する。例えば、通信制御部8002は、サーバ装置3から走行経路情報を受信する。または、通信制御部8002は、自走型画像形成装置4の現在位置を示す位置情報や、自走型画像形成装置4が稼働中であるか否かを示す状態情報を送信する。
記憶制御部8003は、NV−RAM815を制御して、各種情報の書き込みや読み込みを実行する。例えば、記憶制御部8003は、通信制御部8002がサーバ装置3から受信した走行経路情報をNV−RAM815に記憶させる。
障害物検知部8004は、障害物センサ83を制御して、走行経路上にある障害物を検知する。
位置測位部8005は、位置認識装置82を制御して、自走型画像形成装置4の現在位置を測位する。また、位置測位部8005は、自走型画像形成装置4の現在位置を示す位置情報をサーバ装置3に向けて通信制御部8002に送信させる。ここで、位置情報を送信するタイミングは、配送先に到着した時等の予め定められた事象を検出した場合であってもよいし、予め定められた期間が経過した場合であってもよい。
走行制御手段である走行制御部8006は、記憶制御部8003と、障害物検知部8004と、位置測位部8005と協働して、配送先等のユーザに指定された所定の場所までの自律走行装置8の走行を制御する。走行制御部8006は、走行制御部8006が測位した自走型画像形成装置4の現在位置と、走行経路情報とに基づいて、駆動モータ84を制御する。また、走行制御部8006は、障害物検知部8004が走行経路上にある障害物を検知した場合には、障害物を迂回する等の障害物に対応した制御を実行する。
次に、第1の実施形態に係る印刷システム1の各装置が実行する印刷処理について説明する。図11は、第1の実施形態に係る印刷システム1の各装置が実行する印刷処理の流れを示すアクティビティ図である。
まず、ユーザ端末2の操作制御部2003は、ユーザから印刷要求を受け付ける(ステップS21)。
次いで、サーバ装置3の第1通信制御部3002は、ユーザ端末2が受け付けた印刷要求が示された印刷要求情報を受信する(ステップS31)。次いで、サーバ装置3の走行経路作成部3007は、印刷要求情報により印刷される印刷物の配送先を示す位置情報を取得する(ステップS32)。なお、走行経路作成部3007は、印刷物の配送先を示す位置情報が印刷要求情報に含まれている場合には、この処理を実行しなくてもよい。
次いで、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷要求情報において指定された印刷内容が両面印刷又は複数ページの印刷であるかを識別する(ステップS33)。
次いで、サーバ装置3は、後述する選択処理を実行する(ステップS34)。サーバ装置3は、選択処理において印刷物を印刷させる自走型画像形成装置4と、自走型画像形成装置4の印刷方式とを選択する。
次いで、サーバ装置3の走行経路作成部3007は、選択処理において選択された自走型画像形成装置4から配送先までの走行経路が示された走行経路情報を作成する(ステップS35)。
次いで、サーバ装置3の印刷データ変換部3005は、印刷対象の印刷データを作成する(ステップS36)。
次いで、サーバ装置3の第2通信制御部3003は、選択処理において選択された自走型画像形成装置4の自律走行装置8に走行経路情報を送信する(ステップS37)。すなわち、第2通信制御部3003は、走行経路情報を送信により自律走行装置8の走行の開始を要求する。
次いで、サーバ装置3の第2通信制御部3003は、選択処理において選択された自走型画像形成装置4の画像形成装置7に印刷情報を送信する(ステップS38)。すなわち、第2通信制御部3003は、印刷対象の印刷データと、選択処理において選択された印刷方式とを有する印刷情報を画像形成装置7に送信する。
画像形成装置7の描画制御部7005及び搬送制御部7006は、受信した印刷情報において設定された印刷方式により、受信した印刷情報に含まれる印刷データを印刷媒体に印刷する(ステップS41)。
自律走行装置8の走行制御部8006は、受信した走行経路情報に基づいて自律走行を開始する(ステップS51)。次いで、自律走行装置8の通信制御部8002は、配送先に到着した場合に、サーバ装置3に配送先に到着したことを通知する(ステップS52)。
ユーザは、印刷対象の印刷データが印刷された印刷物を自走型画像形成装置4から受け取ることができる(ステップS11)。
以上により、印刷システム1の各装置は、印刷処理を終了する。
次に、第1の実施形態に係るサーバ装置3が実行する選択処理について説明する。図12は、第1の実施形態に係るサーバ装置3が実行する選択処理の流れを示すフローチャートである。
サーバ装置3の装置選択部3006は、印刷物を配送する配送先までの距離が近い順番で自走型画像形成装置4を整列する(ステップS101)。
次に、サーバ装置3の装置選択部3006は、配送先までの距離が最も近い自走型画像形成装置4を稼働状態の判定対象に設定する(ステップS102)。
次いで、サーバ装置3の装置選択部3006は、稼働状態の判定を実施していない自走型画像形成装置4があるか否かを判定する(ステップS103)。全ての自走型画像形成装置4の稼働状態を判定した場合に(ステップS103;No)、サーバ装置3の装置選択部3006は、待機中の使用可能な自走型画像形成装置4はないとして選択処理を終了する。
一方、稼働状態の判定を実施していない自走型画像形成装置4がある場合に(ステップS103;Yes)、サーバ装置3の装置選択部3006は、判定対象の自走型画像形成装置4の稼働状態を識別する(ステップS104)。
次いで、サーバ装置3の装置選択部3006は、判定対象の自走型画像形成装置4が待機中であるか否かを判定する(ステップS105)。判定対象の自走型画像形成装置4が待機中でない場合に(ステップS105;No)、サーバ装置3の装置選択部3006は、配送先までの距離が次に近い自走型画像形成装置4を稼働状態の判定対象に設定する(ステップS106)。そして、サーバ装置3は、ステップS103に移行して、次に近い自走型画像形成装置4の稼働状態を判定する。
一方、判定対象の自走型画像形成装置4が待機中である場合に(ステップS105;Yes)、サーバ装置3の装置選択部3006は、判定対象の自走型画像形成装置4を使用する自走型画像形成装置4として決定する(ステップS107)。
次いで、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷要求情報の印刷内容が印刷媒体の片面を複数ページ印刷するものであるか否かを判定する(ステップS108)。
印刷内容が印刷媒体の片面を複数ページ印刷するものでない場合に(ステップS108;No)、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷内容に応じた印刷方式を設定する(ステップS109)。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷媒体の両面に印刷する場合には、印刷方式を両面設定にする。または、印刷方式設定部3010は、印刷媒体の片面に1ページ印刷する場合には、印刷方式を第2印刷方式に設定にする。
次いで、印刷内容が印刷媒体の片面を複数ページ印刷するものである場合に(ステップS108;Yes)、サーバ装置3の移動時間算出部3008は、配送先への移動時間を算出する(ステップS110)。
次いで、サーバ装置3の印刷時間算出部3009は、印刷対象の印刷データを第1印刷方式で印刷した場合の印刷時間を算出する(ステップS111)。
次いで、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、算出した移動時間よりも算出した印刷時間が短いか否かを判定する(ステップS112)。移動時間よりも印刷時間が長い場合に(ステップS112;No)、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷媒体を反転させない第2印刷方式を設定する(ステップS113)。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷物についてページ逆順で積み重ねる印刷方式を設定する。
一方、移動時間よりも印刷時間が短い場合に(ステップS112;Yes)、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷媒体を反転させる第1印刷方式に設定する(ステップS114)。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷物についてページ順で積み重ねる印刷方式を設定する。
以上により、サーバ装置3は、選択処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係るサーバ装置3は、自走型画像形成装置4が印刷にかかる印刷時間と、自走型画像形成装置4が配送先に到着するまでの移動時間とを比較する。そして、サーバ装置3は、比較結果に応じて、自走型画像形成装置4が印刷対象の印刷データを印刷した印刷媒体の排出時における印刷方式を設定する。よって、第1の実施形態に係るサーバ装置3は、ユーザを待たせることがない印刷方式を設定することができる。
(変形例1)
次に、第1の実施形態の変形例である変形例1について説明する。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
変形例1に係るサーバ装置3は、印刷方式において、印刷媒体を反転させることにより印刷物をページ順に積み重ねる第1印刷方式が指定されているか否かを判定する。そして、サーバ装置3は、判定結果に応じて印刷方式を変える点が第1の実施形態と異なっている。すなわち、変形例1に係る印刷方式設定部3010は、印刷要求情報において第1印刷方式による印刷が要求されている場合に、印刷時間算出部3009が算出した印刷時間と、移動時間算出部3008が算出した移動時間とに関わらず、第1印刷方式を設定する。
ここで、図13は、変形例1に係るサーバ装置3が実行する選択処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201からステップS209までの処理は、第1の実施形態に係るステップS101からステップS109までの処理と同様となっている。
次いで、印刷方式設定部3010は、印刷要求情報において第1印刷方式が指定されているか否かを判定する(ステップS210)。印刷要求情報において第1印刷方式が指定されている場合に(ステップS210;No)、印刷方式設定部3010は、印刷方式を第1印刷方式に設定する(ステップS211)。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷物についてページ順で積み重ねる印刷方式を設定する。
一方、印刷要求情報において第1印刷方式が指定されていない場合に(ステップS210;Yes)、移動時間算出部3008は、配送先への移動時間を算出する(ステップS212)。
ステップS213からステップS216までの処理は、第1の実施形態に係るステップS111からステップS114までの処理と同様となっている。
以上により、サーバ装置3は、選択処理を終了する。
以上のように、変形例1に係るサーバ装置3は、印刷要求情報において第1印刷方式による印刷が要求されている場合に、印刷時間算出部3009が算出した印刷時間と、移動時間算出部3008が算出した移動時間とに関わらず、第1印刷方式を設定する。よって、サーバ装置3は、ユーザの利便性を向上させることができる。
(変形例2)
次に、第1の実施形態の変形例である変形例2について説明する。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
変形例2に係るサーバ装置3は、印刷物の枚数が閾値未満であるか否かを判定する。そして、サーバ装置3は、判定結果に応じて印刷方式を変える点が第1の実施形態と異なっている。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷要求情報において閾値以上の枚数を印刷することが要求されている場合に、印刷時間算出部3009が算出した印刷時間と、移動時間算出部3008が算出した移動時間とに関わらず、第1印刷方式を設定する。
ここで、画像形成装置7は、片面印刷の搬送経路の場合に、ページの順番を逆にして印刷物を積み重ねてしまう。この場合に、ユーザは、印刷物をページ順にするために印刷物のページの順番を並び替える必要があるが、印刷物のページの枚数が少ない場合には少ない負担で印刷物を並び替えることができる。しかし、印刷物のページの枚数が多い場合には、ユーザは、印刷物の並び替えに多大な負担がかかる。そこで、サーバ装置3は、印刷物のページの枚数が閾値以上である場合に、印刷方式を第1印刷方式に設定にする。すなわち、サーバ装置3は、印刷物についてページ順で積み重ねる印刷方式に設定することにより、ユーザの負担を軽減する。なお、第1印刷方式に設定にする印刷物のページの枚数の閾値は、任意の値を設定することができる。
ここで、図14は、変形例2に係るサーバ装置3が実行する選択処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301からステップS309までの処理は、第1の実施形態に係るステップS101からステップS109までの処理と同様となっている。
次いで、印刷方式設定部3010は、印刷物のページの枚数が閾値未満であるか否かを判定する(ステップS310)。印刷物のページの枚数が閾値以上である場合に(ステップS310;No)、印刷方式設定部3010は、第1印刷方式に設定する(ステップS311)。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷物についてページ順で積み重ねる印刷方式を設定する。
一方、印刷物のページの枚数が閾値未満である場合に(ステップS310;Yes)、移動時間算出部3008は、配送先への移動時間を算出する(ステップS312)。
ステップS313からステップS316までの処理は、第1の実施形態に係るステップS111からステップS114までの処理と同様となっている。
以上により、サーバ装置3は、選択処理を終了する。
以上のように、変形例2に係るサーバ装置3は、印刷要求情報において閾値以上の枚数を印刷することが要求されている場合に、第1印刷方式を設定する。よって、サーバ装置3は、ユーザの利便性を向上させることができる。
(変形例3)
次に、第1の実施形態の変形例である変形例3について説明する。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
ここで、図15は、変形例3に係る印刷システム10の一例を示す説明図である。変形例3の印刷システム10は、印刷面反転部76を備えた自走型画像形成装置4と、印刷面反転部76を備えていない自走型画像形成装置9とが混在している。ここで、印刷面反転部76を備えた自走型画像形成装置4は、第1印刷方式による印刷が実行可能である。一方、印刷面反転部76を備えていない自走型画像形成装置9は、第1印刷方式による印刷が実行不可能である。
そして、サーバ装置3は、印刷内容等に応じて、印刷面反転部76を備えた自走型画像形成装置4と、印刷面反転部76を備えていない自走型画像形成装置9とを選択する選択処理を実行する。すなわち、装置選択部3006は、印刷システム10において、第1印刷方式による印刷を実行可能な自走型画像形成装置4がないことを条件に、第1印刷方式による印刷を実行不可能な自走型画像形成装置9を使用する自走型画像形成装置4として決定する。この場合に、印刷方式設定部3010は、第2印刷方式を設定する。
ここで、図16は、変形例3に係るサーバ装置3が実行する選択処理の流れを示すフローチャートである。
まず、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷要求情報の印刷内容が印刷媒体の片面を複数ページ印刷するものであるか否かを判定する(ステップS401)。
印刷内容が印刷媒体の片面を複数ページ印刷するものでない場合に(ステップS401;No)、サーバ装置3は、後述する装置選択処理を実行する(ステップS402)。サーバ装置3は、装置選択処理において、印刷面反転部76を備えていない自走型画像形成装置9から使用する自走型画像形成装置9を選択する。
次いで、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、装置選択処理において選択された自走型画像形成装置9の印刷方式について印刷内容に応じた印刷方式を設定する(ステップS403)。
一方、印刷内容が印刷媒体の片面を複数ページ印刷するものである場合に(ステップS401;Yes)、サーバ装置3の装置選択部3006は、配送先までの距離が最も近い自走型画像形成装置4を稼働状態の判定対象に設定する(ステップS404)。すなわち、サーバ装置3の装置選択部3006は、印刷面反転部76を備えている自走型画像形成装置4から使用する自走型画像形成装置4を選択する処理を実行する。
ステップS405からステップS410までの処理は、第1の実施形態に係るステップS102からステップS107までの処理と同様となっている。
次いで、サーバ装置3の移動時間算出部3008は、配送先への移動時間を算出する(ステップS411)。
次いで、サーバ装置3の移動時間算出部3008は、印刷対象の印刷データを第1印刷方式で印刷した場合の印刷時間を算出する(ステップS412)。
次いで、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、算出した移動時間よりも算出した印刷時間が長いか否かを判定する(ステップS413)。移動時間よりも印刷時間が長い場合に(ステップS413;Yes)、サーバ装置3は、後述する装置選択処理を実行する(ステップS414)。
次いで、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷媒体を反転させない第2印刷方式を設定する(ステップS415)。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷物についてページ逆順で積み重ねる印刷方式を設定する。
一方、移動時間よりも印刷時間が短い場合に(ステップS413;No)、サーバ装置3の印刷方式設定部3010は、印刷媒体を反転させる第1印刷方式に設定する(ステップS416)。すなわち、印刷方式設定部3010は、印刷物についてページ順で積み重ねる印刷方式を設定する。
以上により、サーバ装置3は、選択処理を終了する。
ここで、図17は、変形例3に係るサーバ装置3が実行する装置選択処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501からステップS507までの処理は、第1の実施形態に係るステップS101からステップS107までの処理と同様となっている。しかし、サーバ装置3は、装置選択処理において、印刷面反転部76を備えていない自走型画像形成装置9から使用する自走型画像形成装置9を選択する点が異なっている。
以上のように、変形例3に係る印刷システム10は、印刷面反転部76を備えた自走型画像形成装置4と、印刷面反転部76を備えていない自走型画像形成装置9とが混在している。サーバ装置3は、待機中の自走型画像形成装置4がないことを条件に、自走型画像形成装置9を使用対象に決定する。そして、サーバ装置3は、この場合に第2印刷方式を設定する。このように、サーバ装置3は、可能な限り第1印刷方式を実行可能な自走型画像形成装置4を使用するため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述したユーザ端末2の各部の機能(データ処理部2001、通信制御部2002、操作制御部2003、及び表示制御部2004)は、CPU214が、記憶装置(例えばPROGRAM ROM212)に格納されたプログラム220等を実行することにより実現する。しかし、ユーザ端末2の各部の機能は、これに限らず、例えば上記ユーザ端末2の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述したサーバ装置3の各部の機能(データ処理部3001、第1通信制御部3002、第2通信制御部3003、記憶制御部3004、印刷データ変換部3005、装置選択部3006、走行経路作成部3007、移動時間算出部3008、印刷時間算出部3009、及び印刷方式設定部3010)は、CPU315が、記憶装置(例えばPROGRAM ROM313等)に格納されたプログラム319等を実行することにより実現する。しかし、サーバ装置3の各部の機能は、これに限らず、例えば上記サーバ装置3の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述した画像形成装置7の各部の機能(データ処理部7001、通信制御部7002、表示制御部7003、記憶制御部7004、描画制御部7005、及び搬送制御部7006)は、CPU715が、記憶装置(例えばPROGRAM ROM712)に格納されたプログラム722等を実行することにより実現する。しかし、画像形成装置7の各部の機能は、これに限らず、例えば上記画像形成装置7の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述した自律走行装置8の各部の機能(データ処理部8001、通信制御部8002、記憶制御部8003、障害物検知部8004、位置測位部8005、及び走行制御部8006)は、CPU813が、記憶装置(例えばPROGRAM ROM812)に格納されたプログラム821等を実行することにより実現する。しかし、自律走行装置8の各部の機能は、これに限らず、例えば上記自律走行装置8の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記各実施形態及び各変形例の各装置を、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1、10 印刷システム
2 ユーザ端末
3 サーバ装置
4、9 自走型画像形成装置
7 画像形成装置
8 自律走行装置
3001 データ処理部
3002 第1通信制御部
3003 第2通信制御部
3004 記憶制御部
3005 印刷データ変換部
3006 装置選択部
3007 走行経路作成部
3008 移動時間算出部
3009 印刷時間算出部
3010 印刷方式設定部
特開2015−83514号公報

Claims (9)

  1. ユーザからの印刷要求を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けた前記印刷要求を実行する画像形成装置が当該印刷要求に係る印刷を実行する場合にかかる印刷時間を算出する第1算出手段と、
    前記画像形成装置が前記印刷要求に応じた場所に到着するまでの移動時間を算出する第2算出手段と、
    前記第1算出手段が算出した前記印刷時間と、前記第2算出手段が算出した前記移動時間とに応じて、前記画像形成装置が印刷対象の印刷データを印刷した印刷媒体の排出時における当該印刷媒体に印刷された印刷面の鉛直方向の向きに係る印刷方式を設定する設定手段と、
    前記設定手段が設定した前記印刷方式を前記画像形成装置に送信する送信手段と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記第1算出手段は、前記印刷媒体の片面に印刷する片面印刷の場合に、前記印刷媒体に印刷された前記印刷面を前記鉛直方向の下向きにして当該印刷媒体を排出する第1印刷方式の印刷にかかる前記印刷時間を算出する、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記設定手段は、前記印刷時間よりも前記移動時間が長いことを条件に、前記第1印刷方式を設定する、
    請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記設定手段は、前記印刷時間よりも前記移動時間が短いことを条件に、前記印刷媒体に印刷された前記印刷面を前記鉛直方向の上向きにして当該印刷媒体を排出する第2印刷方式を設定する、
    請求項2に記載のサーバ装置。
  5. 前記設定手段は、前記入力手段が受け付けた前記印刷要求において前記第1印刷方式による印刷が要求されている場合に、前記印刷時間と前記移動時間とに関わらず、前記第1印刷方式を設定する、
    請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーバ装置。
  6. 前記設定手段は、前記入力手段が受け付けた前記印刷要求において閾値以上の枚数を印刷することが要求されている場合に、前記印刷時間と前記移動時間とに関わらず、前記第1印刷方式を設定する、
    請求項1乃至5の何れか一項に記載のサーバ装置。
  7. 前記設定手段は、前記第1印刷方式による印刷を実行可能な前記画像形成装置と、前記第1印刷方式による印刷を実行不可能な前記画像形成装置とから前記印刷対象の前記印刷データを印刷させる前記画像形成装置を選択することができる場合に、前記第1印刷方式による印刷を実行可能な前記画像形成装置がないことを条件に、前記第2印刷方式を設定する、
    請求項1乃至6の何れか一項に記載のサーバ装置。
  8. 所定の場所まで自律して走行可能な自走型画像形成装置を有する印刷システムであって、
    サーバ装置は、
    ユーザからの印刷要求を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けた前記印刷要求を実行する画像形成装置が当該印刷要求に係る印刷を実行する場合にかかる印刷時間を算出する第1算出手段と、
    前記画像形成装置が前記印刷要求に応じた場所に到着するまでの移動時間を算出する第2算出手段と、
    前記第1算出手段が算出した前記印刷時間と、前記第2算出手段が算出した前記移動時間とに応じて、前記画像形成装置が印刷対象の印刷データを印刷した印刷媒体の排出時における当該印刷媒体に印刷された印刷面の鉛直方向の向きに係る印刷方式を設定する設定手段と、
    前記設定手段が設定した前記印刷方式を前記画像形成装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記自走型画像形成装置は、
    前記印刷対象の前記印刷データを前記印刷媒体に印刷する印刷制御手段と、
    所定の前記場所までの走行を制御する走行制御手段と、
    前記送信手段が送信した前記印刷方式に基づいて、前記印刷対象の前記印刷データが印刷された前記印刷媒体を排出させる排出制御手段と、
    を備える印刷システム。
  9. 印刷対象の印刷データを印刷媒体に印刷する印刷制御手段と、
    所定の場所までの走行を制御する走行制御手段と、
    印刷方式に基づいて、前記印刷対象の前記印刷データが印刷された前記印刷媒体の排出させる排出制御手段と、
    を備える画像形成装置。
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