JP2017211745A - 情報処理装置、情報処理装置の滅菌方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の滅菌方法、及びプログラム Download PDF

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Takayuki Suzuki
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高根 藤野
Takane Fujino
高根 藤野
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Takehito Yamauchi
武仁 山内
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Keita Ishikawa
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【課題】ユーザが意識することなく簡易に滅菌する、ことを目的とする。【解決手段】ノートPC1は、キーボード4Aが設けられた本体側筐体2とタッチパネルディスプレイ6が設けられたディスプレイ側筐体3とが開閉自在に連結される。そして、本体側筐体2はディスプレイ側筐体3に対向する面に光触媒層7が設けられ、本体側筐体2とディスプレイ側筐体3とが閉じられた後、発光を所定時間継続するようにタッチパネルディスプレイ6が制御される。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の滅菌方法、及びプログラムに関するものである。
近年、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下「ノートPC」という。)等の情報処理装置が広く普及しており、医療現場等を含めて、様々な環境で使用されている。
ここで、特許文献1には、ノートPCを使用している室内の空気清浄を行うことを目的として、放熱フィンの表面に光触媒層を被覆して、放熱フィンに隣接して配置され導光体によって紫外線領域の光を光触媒層に導くノートPCが開示されている。
特開2010−117936号公報
ノートPCのキーボードやパームレストは、ユーザの指や手の平が頻繁に接触する箇所であり、ウィルス(細菌)も付着しやすい。このため、例えば医療従事者は、キーボードやパームレストをアルコール等で頻繁に滅菌する場合もあり、その作業が煩雑であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ユーザが意識することなく簡易に滅菌できる、情報処理装置、情報処理装置の滅菌方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置、情報処理装置の滅菌方法、及びプログラムは以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る情報処理装置は、キーボードが設けられた第1筐体とディスプレイが設けられた第2筐体とが開閉自在に連結された情報処理装置であって、前記第1筐体は、前記第2筐体に対向する面に光触媒層が設けられる。
本発明の第二態様に係る情報処理装置の滅菌方法は、キーボードが設けられた第1筐体とディスプレイが設けられた第2筐体とが開閉自在に連結された情報処理装置の滅菌方法であって、前記第1筐体と前記第2筐体とが閉じられた後、発光を所定時間継続するように前記ディスプレイを制御する。
本発明の第三態様に係るプログラムは、キーボードが設けられた第1筐体とディスプレイが設けられた第2筐体とが開閉自在に連結された情報処理装置が備えるコンピュータを、前記第1筐体と前記第2筐体とが閉じられた後、発光を所定時間継続するように前記ディスプレイを制御する発光制御手段として機能させる。
本発明によれば、ユーザが意識することなく簡易に滅菌できる、という効果を有する。
本発明の実施形態に係るノートPCの概略外観図である。 本発明の実施形態に係るノートPCの電気的構成を示すブロック図である。 可視光に応答性を有するCu/TiO2と紫外線に応答性を有するFe/TiO2との滅菌効果の比較例を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る滅菌処理に関する機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る滅菌照射設定に係る設定画像である。 本発明の実施形態に係る滅菌処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る情報処理装置、情報処理装置、情報処理装置の滅菌方法、及びプログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るノートPC1の概略外観図である。
ノートPC1は、図1に示すように一例として、いずれも略直方体である本体側筐体2及びディスプレイ側筐体3を備える。
本体側筐体2は、入力部4が設けられている。入力部4は、ユーザによる入力操作を行うためのユーザインターフェースであり、文字、コマンド等の入力を受け付ける各種キーやボタン等で構成され、キーボード4Aやタッチパッド4B等である。また、本体側筐体2におけるキーボード4Aよりもユーザ側にはパームレスト5が設けられている。
ディスプレイ側筐体3は、画像を表示するタッチパネルディスプレイ6が設けられている。
タッチパネルディスプレイ6は、入力される表示データをビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号に応じた各種情報を表示画面に表示すると共に、ユーザの指及びタッチペン等の指示体を用いて行われる各種操作を検出する。
本体側筐体2及びディスプレイ側筐体3は、それぞれの端部で左右一対の連結部8a,8bによって連結されている。連結部8a,8bは、ヒンジであり、本体側筐体2及びディスプレイ側筐体3を開閉自在に支持している。従って、ノートPC1は、本体側筐体2側にディスプレイ側筐体3を倒すことで閉じた状態とされる。
図2は、ノートPC1のハードウェアの構成を示す概略図である。
ノートPC1は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、メモリ22、グラフィクスアダプタ24、入力コントローラ26、フラッシュメモリ27、通信デバイス28、及び電源回路29を備えており、入力部4を含む各部は、バス30を介して直接または間接的に接続されている。なお、タッチパネルディスプレイ6は、LCD(Liquid Crystal Display)6A、タッチセンサ6B、及びバックライト6Cを含んで構成される。
CPU20は、フラッシュメモリ27に格納されたOSによりノートPC1全体の制御を行うと共に、フラッシュメモリ27に格納された各種のプログラムに基づいて、入力部4やタッチパネルディスプレイ6等を介したユーザの操作に応じた処理を実行する機能を有する。
ROM21は、BIOS(Basic Input/Output System)や各種データ等を格納している。
メモリ22は、キャッシュメモリやRAM(Random Access Memory)で構成されており、CPU20の実行プログラムの読み込み、及び実行プログラムによる処理データの書き込みを行う作業領域として利用される書き込み可能なメモリである。
LCD6Aは、CPU20の制御に従って、グラフィクスアダプタ24からのビデオ信号を画像として表示する。
グラフィクスアダプタ24は、CPU20の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をLCD6Aに出力する。
タッチセンサ6Bは、LCD6Aに対するユーザの指及びタッチペン等のタッチ位置を検出して、入力コントローラ26に出力する。そして、タッチセンサ6Bは、LCD6Aの画面に表示される各種メニュー、アイコン、ボタン、及びキーボード等の画面オブジェクトを選択して入力操作を行ったり、テキストの入力操作や、スクロールやスワイプ等の画面操作がユーザの指やタッチペン等により行われる。
入力コントローラ26は、プロセッサがROM21等に格納されたプログラムを実行することにより各種処理を行い、タッチセンサ6Bの動作を制御する。
バックライト6Cは、CPU20の制御に従って、照度(輝度)が制御される。
フラッシュメモリ27は、ノートPC1全体の制御を行うためのOS、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーション、及び各種データやファイル等を格納する機能を有する。なお、ノートPC1は、フラッシュメモリ27に替わる記憶手段としてHDD(Hard Disk Drive)等、他の記憶手段を備えてもよい。
通信デバイス28は、他のデバイスとの間との通信を行う。
電源回路29は、ACアダプタ、バッテリ、バッテリを充電するための充電器、及びDC/DCコンバータ等を備えており、CPU20の制御に従って、各デバイスに電力を供給する。
ここで、本実施形態に係るノートPC1は、図1のハッチングされた領域で示されるように、本体側筐体2のディスプレイ側筐体3に対向する面に光触媒層7が設けられる。なお、光触媒層7は、光触媒を混入した塗料が本体側筐体2に塗布(ペイント)されることで形成されてもよいし、光触媒を含む層を塗料とは別に塗布(被覆)されることで形成されてもよい。
また、本実施形態では、光触媒層7は、キーボード4A、タッチパッド4B及びパームレスト5、すなわち、本体側筐体2のディスプレイ側筐体3に対向する面全体に渡って設けられている。しかし、これに限らず、光触媒層7は、キーボード4A、タッチパッド4B、又はパームレスト5のみ等、一部領域のみに設けられてもよい。
光触媒層7は、可視光に応答性を有する光触媒で形成される。この光触媒は、例えば、Cu/TiO2である。
図3は、可視光に応答性を有するCu/TiO2と紫外線に応答性を有する光触媒(Fe/TiO2)との滅菌効果の比較例を示すグラフである。図3は、光触媒に白色光を照射した場合の活性ウィルス濃度(個/mL)の時間変化を示している。なお、活性ウィルスとしては、Qβファージが用いられている。白色光は紫外線カットフィルターを有する白色蛍光灯から照射され、照度は800lxである。
図3に示されるように、Cu/TiO2はFe/TiO2に比べて可視光である白色光に強い応答性を有しており、照度800lxでは約120分で99.9%まで滅菌できる。すなわち、可視光に応答性を有する光触媒は、LCD6Aから発せられる光によって滅菌が可能である。このため、可視光に応答性を有する光触媒を用いることで、ノートPC1は、光触媒層7を設ける以外の他の構成を必要としない。また、可視光に応答性を有する光触媒を用いることで、滅菌のために紫外線が用いられないので、紫外線によってユーザの眼が痛められることも防止される。
そして、本実施形態に係るノートPC1は、本体側筐体2とディスプレイ側筐体3とを閉じた状態、すなわちノートPC1を閉じた状態とした後、LCD6A(タッチパネルディスプレイ6)の発光を所定時間継続する滅菌処理を行う。より具体的には、ノートPC1が閉じられると、バックライト6Cが所定時間(以下「滅菌時間」という。)継続して発光し続ける。このため、バックライト6Cから発せられる白色光が光触媒層7に照射(以下「滅菌照射」という。)される。この滅菌照射により、光触媒層7が設けられているキーボード4A、タッチパッド4B、及びパームレスト5等が滅菌される。
図4は、本実施形態に係る滅菌処理に関する機能ブロック図である。
CPU20は、開閉状態判定部40、滅菌照射設定部41、及び発光制御部42を備える。なお、CPU20が有する各機能は、プログラムによって実現される。
開閉状態判定部40は、ノートPC1の開閉状態を判定する。開閉状態の判定は、従来既知のものであればよい。例えば、ホール素子が本体側筐体2とディスプレイ側筐体3の何れか一方にホール素子が設けられ、他方にマグネットが設ける。このマグネットは、閉状態となった場合にホール素子に対向するように設けられる。すなわち、ホール素子がマグネットからの磁界を検出した場合、ノートPC1が閉状態であり、ホール素子が磁界を検出しない場合、ノートPC1は開状態と判定される。
滅菌照射設定部41は、滅菌照射を実行する場合における各種設定を行う。具体的には、滅菌時間の設定、滅菌処理を行う際のバックライト6Cの照度(輝度)の設定、及び滅菌処理を行う回数やタイミング等のスケジュールの設定等である。
滅菌照射設定部41は、例えば、滅菌照射の間、バックライト6Cを最大照度で発光させるように設定する。ここで、例えば、最大照度を7000lxとすると、99.9%の滅菌を実現するための滅菌時間として約14分が自動的に設定される。すなわち、滅菌照射設定部41は、滅菌照射の間におけるバックライト6Cの照度(以下「滅菌照度」という。)に応じて、所定の滅菌度合い(例えば99.9%)を実現するための滅菌時間を算出して設定する。なお、ウィルスの滅菌度合い(抗ウィルス力)は入力エネルギーである照度に比例する。このため、滅菌時間は、例えば、抗ウィルス力と照度との関係を示した関数に基づいて算出される。
なお、滅菌照度は、ユーザによって任意に設定可能とされてもよい。
また、滅菌照度は、ノートPC1の状態に基づいて決定されてもよい。ノートPC1の状態とは、例えば、バッテリの充電残量やノートPC1の動作履歴等である。ノートPC1の動作履歴とは、例えば、ノートPC1の連続使用時間、すなわち、前回、滅菌照射を行った後にノートPC1を使用した時間である。また、ノートPC1の動作履歴は、例えば、ノートPC1の使用環境であってもよい。使用環境とは、ノートPC1を使用したときの温度や湿度等、又はノートPC1を使用した場所等である。
バッテリの充電残量に応じて滅菌照度を決定する例は、以下のとおりである。
例えば、バッテリの充電残量が80%以上から100%の場合にはバックライト6Cは最大照度で発光され、バッテリの充電残量が50%以上から80%未満の場合にはバックライト6Cは最大照度の70%で発光され、バッテリの充電残量が30%以上から50%未満の場合にはバックライト6Cは最大照度の40%で発光され、バッテリの充電残量が30%未満の場合にはバックライト6Cは発光されない。
ノートPC1の動作履歴に応じて滅菌照度を決定する例は、以下のとおりである。
例えば、ノートPC1の連続使用時間が予め定められた基準時間以上の場合、滅菌照度は最大照度とされる。一方、連続使用時間が基準時間未満の場合、連続使用時間と基準時間との差分に応じて滅菌照度は最大照度から小さくされる。
また、例えば、ノートPC1を使用したときの温度や湿度(以下「環境値」という。)が、細菌やウィルス等が繁殖しやすいとされる値(以下「繁殖基準値」という。)以上の場合、滅菌照度は最大照度とされる。一方、ノートPC1を使用したときの環境値が繁殖基準値未満の場合、環境値と繁殖基準値との差分に応じて滅菌照度は最大照度から小さくされる。なお、ノートPC1の環境値は、例えば、インターネット等を介してノートPC1が取得される。
さらに、例えば、ノートPC1を使用した場所が細菌やウィルス等が繁殖しやすいとされる領域、又は細菌やウィルス等の繁殖をより抑制する必要がある領域等(以下「特定領域」)である場合、滅菌照度は最大照度とされる。一方、ノートPC1を使用した場所が特定領域でない場合、滅菌照度は最大照度よりも小さくされる(例えば最大照度の80%)。なお、特定領域は予めノートPC1に設定されており、ノートPC1を使用した場所は、例えば、ノートPC1に内蔵されているGPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムによって判定されたり、ユーザが予めノートPC1の使用場所をノートPC1に登録される。
また、滅菌時間は、上述のノートPC1の状態に基づいて決定されてもよい。
バッテリの充電残量に応じて滅菌時間を決定する例は、以下のとおりである。
例えば、バッテリの充電残量が80%以上から100%の場合にはバックライト6Cは予め定められた最長時間で発光され、バッテリの充電残量が50%以上から80%未満の場合にはバックライト6Cは最長時間の70%で発光され、バッテリの充電残量が30%以上から50%未満の場合にはバックライト6Cは最長時間の40%で発光され、バッテリの充電残量が30%未満の場合にはバックライト6Cは発光されない。
ノートPC1の動作履歴に応じて滅菌時間を決定する例は、以下のとおりである。
例えば、ノートPC1の連続使用時間が予め定められた基準時間以上の場合、滅菌時間は最長時間とされる。一方、連続使用時間が基準時間未満の場合、連続使用時間と基準時間との差分に応じて滅菌時間は最長時間から短くされる。
また、例えば、ノートPC1を使用したときの環境値が繁殖基準値以上の場合、滅菌時間は最長時間とされる。一方、ノートPC1を使用したときの環境値が繁殖基準値未満の場合、環境値と繁殖基準値との差分に応じて滅菌時間は最長時間から短くされる。
さらに、例えば、ノートPC1を使用した場所が特定領域である場合、滅菌時間は最長時間とされる。一方、ノートPC1を使用した場所が特定領域でない場合、滅菌時間は最長時間よりも短くされる(例えば最長時間の80%)。
さらに、バックライト6Cを複数の領域に分割し、分割した領域毎に滅菌照度を異ならせてもよい。例えば、キーボード4A、パームレスト5、タッチパッド4Bに対応する領域毎にバックライト6Cが分割される。そして、キーボード4Aに比べて手との接触時間が長いパームレスト5に対応するバックライト6Cの領域の滅菌照度を相対的に高くする。また、タッチパッド4Bの使用頻度が低いユーザに対しては、タッチパッド4Bに対応するバックライト6Cの領域の滅菌照度を相対的に低くする。
図5は、ユーザが滅菌照射設定を行うための設定画像50の一例である。設定画像50は、例えば、一日に滅菌照射を行う回数や、滅菌照射を行うタイミング等の設定が可能とされている。さらに、滅菌照射が完了するまでの時間(滅菌時間)も表示される。
発光制御部42は、ノートPC1が閉じられた後、滅菌照射設定部41による設定に応じて、発光を滅菌時間の間、継続するようにバックライト6Cを制御する。
図6は、CPU20で実行される滅菌処理の流れを示すフローチャートである。滅菌処理は、開閉状態判定部40によって、ノートPC1が閉じられたと判定された場合に開始される。
まず、ステップ100では、滅菌照射の開始タイミングであるか否かが判定され、肯定判定の場合はステップ102へ移行する一方、否定判定の場合は滅菌照射を行うことなく終了する。なお、滅菌照射の開始タイミングであるか否かは、滅菌照射設定に基づいて判定される。例えば、一日に一回のみ滅菌処理を行うように設定されている場合であって、同日中に既に滅菌処理が実行されている場合、ステップ100では否定判定となる。一方、ノートPC1が閉じられる毎に滅菌処理を行うように設定されている場合、ステップ100では常に肯定判定となる。
ステップ102では、滅菌照射設定に基づいた滅菌照度でバックライト6Cを発光させることで、滅菌照射を開始する。なお、キーボード4Aにバックライトが設けられているノートPC1では、滅菌照射のために、このバックライトも同時に発光させてもよい。
ステップ104では、滅菌照射の開始から滅菌時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ106へ移行する一方、否定判定の場合はステップ108へ移行する。
ステップ106では、バックライト6Cの発光を停止することで滅菌照射を停止し、滅菌処理を終了する。
ステップ108では、ノートPC1が開かれたか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ110へ移行する一方、否定判定の場合はステップ104へ戻る。
ステップ110では、バックライト6Cの発光を停止することで滅菌照射を停止する。
次のステップ112では、滅菌処理が完了していないことをメッセージとしてタッチパネルディスプレイ6に表示し、滅菌処理を終了する。なお、このメッセージには、滅菌処理を行った時間や、未完了の滅菌処理による滅菌の程度等が同時に表示されてもよい。
なお、滅菌時間が経過する前にノートPC1が開かれた場合、ノートPC1は、滅菌処理を行った時間を記憶し、次回の滅菌処理において記憶した時間に基づいて滅菌時間を決定してもよい。例えば、滅菌処理の回数が1日1回に設定されている状態で、滅菌時間が経過する前にノートPC1が開かれた場合、次回にノートPC1が閉じられた際に、ノートPC1は、残りの滅菌時間だけ滅菌処理を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るノートPC1は、キーボード4Aが設けられた本体側筐体2とタッチパネルディスプレイ6が設けられたディスプレイ側筐体3とが開閉自在に連結される。そして、本体側筐体2はディスプレイ側筐体3に対向する面に光触媒層7が設けられ、本体側筐体2とディスプレイ側筐体3とが閉じられた後、発光を滅菌時間継続するようにタッチパネルディスプレイ6が制御される。
従って、ノートPC1を閉じている最中にキーボード4A等が滅菌されることとなるので、キーボード4A、タッチパッド4B、及びパームレスト5等は、ユーザが意識することなく簡易に滅菌される。また、光触媒層7が可視光に応答性を有する光触媒で形成されるので、ノートPC1を閉じなくてもノートPC1の通常の使用環境における可視光によっても滅菌効果が得られ、ノートPC1を閉じてバックライト6Cを発光させることで、短時間で非常に高い滅菌効果が得られる。
以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態では、ディスプレイとしてLCD6Aを適用する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ディスプレイとして有機EL(Organic Eelectro-Luminescence)ディスプレイを適用する形態としてもよい。この形態の場合、ノートPC1を閉じた際に実行される滅菌処理では、有機ELディスプレイを白色光で発光させる。
また、上記実施形態では、滅菌処理に用いる可視光を白色光とする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、他の色の可視光を用いてもよい。
また、上記実施形態で説明した滅菌処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
1 ノートPC(情報処理装置)
2 本体側筐体(第1筐体)
3 ディスプレイ側筐体(第2筐体)
6 タッチパネルディスプレイ(ディスプレイ)
7 光触媒層
42 発光制御部(発光制御手段)

Claims (8)

  1. キーボードが設けられた第1筐体とディスプレイが設けられた第2筐体とが開閉自在に連結された情報処理装置であって、
    前記第1筐体は、前記第2筐体に対向する面に光触媒層が設けられる情報処理装置。
  2. 前記光触媒層は、可視光に応答性を有する光触媒で形成される請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1筐体と前記第2筐体とが閉じられた後、発光を所定時間継続するように前記ディスプレイを制御する発光制御手段を備える請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記発光制御手段は、前記ディスプレイを最大照度で発光させる請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記発光制御手段は、前記所定時間の間における前記ディスプレイの照度を、前記情報処理装置の状態に基づいて決定する請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記発光制御手段は、前記所定時間を、前記情報処理装置の状態に基づいて決定する請求項3から請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. キーボードが設けられた第1筐体とディスプレイが設けられた第2筐体とが開閉自在に連結された情報処理装置の滅菌方法であって、
    前記第1筐体と前記第2筐体とが閉じられた後、発光を所定時間継続するように前記ディスプレイを制御する情報処理装置の滅菌方法。
  8. キーボードが設けられた第1筐体とディスプレイが設けられた第2筐体とが開閉自在に連結された情報処理装置が備えるコンピュータを、
    前記第1筐体と前記第2筐体とが閉じられた後、発光を所定時間継続するように前記ディスプレイを制御する発光制御手段として機能させるプログラム。
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