JP2017209750A - 機能装置ならびにその制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体との干渉判定感度の適当性の向上を図りうる機能装置等を提供する。【解決手段】複数の判定面Piのそれぞれおいて、ロボット1の少なくとも1つの部位と物体との干渉可能性の高低が判定される。当該判定結果が肯定的である場合、当該少なくとも1つの部位のその他の部位に対する相対的な位置・姿勢が変更されるようにロボット1の行動計画が変更される。【選択図】 図8B

Description

本発明は、アクチュエータにより作動する機能装置およびその制御技術に関する。
鉛直方向の位置が異なる複数の判定面のそれぞれにおいて移動装置(例えばロボット)を表現する基準空間要素および物体を表わす空間要素の干渉有無を判定する技術が提案されている(特許文献1および2参照)。これにより、移動装置および物体のそれぞれの立体的形状特性に鑑みて適当な頻度で経路が変更され、かつ、両者の確実な接触回避の観点から適当な経路が設定される。
特許第4143103号公報 (特に明細書/第0075段落〜第0082段落および図面/図8) 特許第4171510号公報 (特に明細書/第0065段落〜第0073段落および図面/図8)
しかし、各空間要素の形状が簡略化された場合、当該各空間要素により表現される移動装置と物体との干渉判定感度が過度に高くなるなど、不適当なものになる可能性がある。
そこで、本発明は、物体との干渉判定感度の適当性の向上を図りうる機能装置等を提供することを解決課題とする。
本発明は、複数の部位と、前記複数の部位を相対的に駆動するアクチュエータと、行動計画にしたがって前記アクチュエータの動作を制御する制御装置と、を備えている機能装置に関する。
本発明の機能装置は、前記制御装置が、実空間において前記機能装置および一または複数の物体のそれぞれが異なる形態で含まれるように定義された複数の判定空間のそれぞれにおいて、現在の前記行動計画に基づき、前記機能装置および前記物体の干渉可能性を判定する干渉判定要素と、前記干渉判定要素により、前記複数の判定空間のうち少なくとも1つの判定空間において、前記機能装置および前記物体の干渉可能性が高いと判定されたことを要件として、前記複数の部位のうち前記少なくとも1つの判定空間に含まれる少なくとも1つの部位の他の部位に対する相対的な位置・姿勢が変更されるように前記行動計画を生成する行動計画要素と、を備えていることを特徴とする。
本発明の機能装置またはその制御装置もしくは制御方法によれば、現在の行動計画にしたがって機能装置を構成する複数の部位が作動した場合、複数の判定空間のそれぞれにおいて機能装置と物体との干渉可能性が判定される。「判定空間」は、仮想的な2次元的空間(平面または曲面)のほか、仮想的な3次元的空間(一対の平面または曲面により挟まれた空間など)を包含する概念である。異なる判定空間のそれぞれに含まれる物体は、同一の物体であっても個別の物体であってもよい。
少なくとも1つの判定空間において、少なくとも1つの部位と物体との干渉可能性が高いと判定されたことを要件として、当該少なくとも1つの部位のその他の部位に対する相対的な位置・姿勢が変更されるように機能装置の行動計画が変更される。「位置・姿勢」とは「位置」および「姿勢」のうち一方または両方を意味する。
これにより、少なくとも1つの部位の他の部位に対する相対的な位置・姿勢を変更すれば、物体との干渉可能性が低いと判定されるにもかかわらず、物体との干渉可能性が高いという判定に拘束されて複数の部位の動作の自由度が全体的に低下するような事態が回避されうる。
本発明の機能装置の一実施形態としてのロボットの構成説明図。 ロボットの制御装置の構成説明図。 ロボットの制御方法に関する説明図。 変更前の行動計画(第1実施例)に関する説明図。 変更後の行動計画(第1実施例)に関する説明図。 行動計画変更前の干渉判定結果(第1実施例)に関する説明図。 行動計画変更後の干渉判定結果(第1実施例)に関する説明図。 変更前の行動計画(第2実施例)に関する説明図。 変更後の行動計画(第2実施例)に関する説明図。 行動計画変更前の干渉判定結果(第2実施例)に関する説明図。 行動計画変更後の干渉判定結果(第2実施例)に関する説明図。 変更前の行動計画(第3実施例)に関する説明図。 変更後の行動計画(第3実施例)に関する説明図。 行動計画変更前の干渉判定結果(第3実施例)に関する説明図。 行動計画変更後の干渉判定結果(第3実施例)に関する説明図。
(構成)
図1に示されている本発明の機能装置の一実施形態であるロボット1は脚式移動ロボットであり、人間と同様に、基体10と、基体10の上方に配置された頭部11と、基体10の上部に上部両側から延設された左右の腕体12と、左右の腕体12のそれぞれの先端に設けられている手部126と、基体10の下部から下方に延設された左右の脚体14とを備えている。図面においては、左右を区別するために「L(左)」および「R(右)」が符号に付されている。
基体10はヨー軸回りに相対的に回動しうるように上下に連結された基体上部101および基体下部102により構成されている。頭部11は基体10に対してヨー軸回りに回動する等、動くことができる。
腕体12は第1腕体リンク122と、第2腕体リンク124とを備えている。基体10と第1腕体リンク122とは肩関節機構(第1腕関節機構)121を介して連結され、第1腕体リンク122と第2腕体リンク124とは肘関節機構(第2腕関節機構)123を介して連結され、第2腕体リンク124と手部126とは手首関節機構(第3腕関節機構)125を介して連結されている。肩関節機構121はロール、ピッチおよびヨー軸回りの回動自由度を有し、肘関節機構123はピッチ軸回りの回動自由度を有し、手首関節機構125はロール、ピッチ、ヨー軸回りの回動自由度を有している。
脚体14は第1脚体リンク142と、第2脚体リンク144と、足部146とを備えている。基体10と第1脚体リンク142とは股関節機構(第1脚関節機構)141を介して連結され、第1脚体リンク142と第2脚体リンク144とは膝関節機構(第2脚関節機構)143を介して連結され、第2脚体リンク144と足部146とは足関節機構(第3脚関節機構)145を介して連結されている。股関節機構141はロール、ピッチおよびヨー軸回りの回動自由度を有し、膝関節機構143はピッチ軸回りの回動自由度を有し、足関節機構145はロールおよびピッチ軸回りの回動自由度を有している。股関節機構141、膝関節機構143および足関節機構145は「脚関節機構群」を構成する。
なお、脚関節機構群に含まれる各関節機構の並進および回転自由度は適宜変更されてもよい。また、股関節機構141、膝関節機構143および足関節機構145のうち任意の1つの関節機構が省略された上で、残りの2つの関節機構の組み合わせにより脚関節機構群が構成されていてもよい。さらに、脚体14が膝関節とは別の第2脚関節機構を有する場合、当該第2脚関節機構が含まれるように脚関節機構群が構成されてもよい。足部146の底には着床時の衝撃緩和のため、特開2001−129774号公報に開示されているような弾性素材が設けられている。
基体上部101および基体下部102、頭部11、腕体12のリンク122および124、手部126(正確にはその構成要素である手の平部および各指機構のリンク)、脚体14のリンク142および144、ならびに足部146は、アクチュエータ4により相対的な位置・姿勢が変更可能な「複数の部位」に該当する。
ロボット1には、その世界座標系における位置および姿勢などの内部状態を測定するための複数の内部状態センサS1が搭載されている。ロボット1の各関節機構の屈曲角度(関節角度)に応じた信号を出力するエンコーダ(図示略)、基体10の姿勢(方位角および仰角により特定される。)に応じた信号を出力する傾斜センサ、および、足部146および着床および離床の別を判定するための圧力センサなどが内部状態センサS1に該当する。ロボット1の周囲の様子を撮像し、当該撮像座標に基づいて世界座標系に固定されている標識の位置を認識することにより、世界座標系におけるロボット1の位置を認識するための撮像装置が内部状態センサS1に該当する。
例えば、頭部11に搭載され、ロボット1の前方を撮像範囲とするCCDカメラ、赤外線カメラ等、種々の周波数帯域における光を感知しうる左右一対の頭カメラC1が撮像装置として採用されうる。また、基体10の前側下部に搭載され、ロボット1の前方下方に向けて発せられた近赤外レーザー光の物体による反射光を検知することによりこの物体の位置や方位等を測定するための腰カメラ(アクティブセンサ)C2が撮像装置として採用されうる。
ロボット1には、その周辺における物体の位置などの外部状態を測定するための外部状態センサS2が搭載されている。前記のような撮像装置が外部状態センサS2に該当する。
ロボット1は、制御装置2と、前記複数の関節機構のそれぞれを駆動することにより、前記複数の部位のそれぞれを駆動する複数のアクチュエータ4と、をさらに備えている。
(制御装置の構成)
図2に示されている制御装置2は、ハードウェアとしてのECU(電子制御ユニット)と、ソフトウェアとしてのアプリケーションプログラムと、により構成されている。ECUまたはコンピュータは、CPUまたはマルチコアプロセッサ(演算処理装置)、ROMまたはRAMなどのメモリ(記憶装置)および入力・出力用のインターフェース回路等により構成されている。
前記プログラムは記憶装置に予め記憶保持されているほか、ロボット1から外部のサーバに要求信号が送信されたことに応じて当該サーバによって制御プログラムがネットワークや人工衛星を介して当該コンピュータに配信または放送された上でそのメモリに格納されてもよい。
制御装置2は、干渉判定要素21と、行動計画要素22と、を備えている。制御装置およびその各要素21、22は、プロセッサがメモリの所定の領域から必要なデータおよびプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって当該データを対象として担当の演算処理(詳細が後述する。)を実行するように構成または設計されている。
制御装置2は、ロボット1の「行動計画」にしたがって、内部状態および外部状態に応じてアクチュエータ4のそれぞれの動作を制御する。「行動計画」には、優先順位が異なる複数の行動計画要素が含まれ、本実施形態では、指定行動計画要素としての「第1行動計画要素」と、その他の行動計画要素としての「第2行動計画要素」とが含まれている。すなわち、本実施形態において指定行動計画または少なくとも1つの行動計画要素は、制御装置2に対して外部から入力され、または、制御装置2により生成される。
「第1行動計画要素」は、例えばロボット1の全体的な位置を移動させることを優先する行動計画の部分である。「第1行動計画要素」には、基体下部102および第1脚体リンク142、第1脚体リンク142および第2脚体リンク144、ならびに第2脚体リンク144および足部146のそれぞれの組み合わせの相対的な位置・姿勢の時系列が含まれている。「第1行動計画要素」が、一方または両方の手部126を用いた物体の運搬である場合、そこに含まれる複数の部位の組み合わせは異なる。
「第2行動計画要素」は、例えばロボット1の全体的な姿勢を安定させること(常に上位制御で全体的な姿勢の安定がはかられている(歩容生成の際に大局的な安定をはかっているということ))を優先させて障害物との干渉を避ける行動計画の部分である。「第2行動計画要素」には、基体上部101および基体下部102、基体上部101および第1腕体リンク122、第1腕体リンク122および第2腕体リンク124、ならびに第2腕体リンク124および手部126のそれぞれの組み合わせの相対的な位置・姿勢の時系列が含まれている。「第2行動計画要素」が、両方の脚体14による規律状態の維持である場合、そこに含まれる複数の部位の組み合わせは異なる。
(ロボットの制御方法)
ロボット1が行動計画にしたがって移動または歩行を開始する際、第1行動計画要素の変更回数を表わす指数i1および第2行動計画要素の変更回数を表わす指数i2がともに「0」にリセットされる(図3/STEP02)。
ロボット1が行動計画にしたがって移動している状態で、干渉判定要素21が、複数の判定空間のそれぞれにおいて、当該行動計画に基づき、ロボット1および一または複数の物体のそれぞれの存在態様を算定する(図3/STEP04)。
「判定空間」は、ロボット1および一または複数の物体のそれぞれが異なる形態で含まれるように定義されている。本実施形態では、水平面に対して平行であり、かつ、鉛直方向の位置または高さが異なる複数の平面(以下「判定面」という。)が複数の判定空間として定義されている。
図4A、図4B、図6A、図6B、図8Aおよび図8Bのそれぞれには、高さが異なる3つの判定面P1〜P3が示されている。3つの判定面P1〜P3のうち、第1行動計画要素に関する脚体14が含まれている判定面P3が「指定判定面」に該当する。判定面の数は、任意の複数に設定される。後述するようにロボット1と物体との干渉可能性が高いと判定された判定面が存在する場合、当該判定面のそばに判定面が追加されるなど、その数が増やされてもよい。これとは逆に、ロボット1と物体との干渉可能性が低いと判定された判定面が存在する場合、当該判定面に対して所定距離内にある判定面が省略されるなど、その数が減らされてもよい。判定面同士の間隔も任意に設定されてもよい。指定判定面同士の間隔が、その他の判定面同士の間隔よりも狭く設定されていてもよい。
少なくとも1つの判定面が、鉛直面に対して平行に定義されていてもよく、床面またはその概略形状を表わす平面に対して平行に定義されていてもよい。少なくとも1つの判定面が、平面ではなく曲面として定義されていてもよい。一の判定面と他の判定面とが交差していてもよい。判定空間が複数の平面または曲線により囲まれた3次元空間として定義されていてもよい。
各判定面Pi(i=1,2,‥)におけるロボット1の各部位の存在態様を定めるため、例えば、ロボット1の各部位が、実際の形状よりも簡略化された3次元形状を有する立体により表わされているモデルが用いられる。各部位の他の部位に対する相対的な位置・姿勢の時系列に基づき、このモデルにおいて各時点の複数の部位のそれぞれのロボット座標系における位置および姿勢が計算される。「位置」は各部位の重心などの代表点の位置により定義される。「姿勢」はロボット座標系の原点(例えば基体下部102に配置される。)よりも近位側にある端点および遠位側にある端点を結ぶベクトルの方位により定義される。
各判定面Piおよび各部位の表面の交差線(閉曲線)により輪郭が定義される2次元領域が、各判定面Piにおける各部位またはこれを表わす空間要素として算定される。ロボット1の全体的な位置の時系列により、世界座標系における各時点のロボット座標系の原点の位置または座標変換式が算定される。このため、世界座標系における各時点での各部位の各判定面Piにおける存在態様が計算される。
各判定面Piにおける物体の存在態様を定めるため、例えば、内部状態センサS1を構成するカメラC1を通じて得られた画像が用いられる。この画像の解析結果に基づいて当該物体の種類(人間、犬、他のロボットなどの動的な物体、建造物の一部などの静的な物等)が認識される。その上で、当該認識結果に基づく記憶装置またはデータベース(ロボット1の外部にあってもよい。)の照会によって、物体またはこれを構成する複数の部位のそれぞれが、実際の形状よりも簡略化された3次元形状を有する立体として認識される。物体が動物である場合、当該物体の現時点における位置および速度から、ロボット座標系または世界座標系における将来の各時点における物体の位置および姿勢が予測される。そして、各判定面Piおよび物体の表面の交差線(閉曲線)により輪郭が定義される2次元領域が、各判定面Piにおける物体またはこれを表わす空間要素として算定される。
図1に示されているロボット1の外形的特徴に由来して、高さが異なる各判定面にロボット1が含まれる形態、すなわち各判定面においてロボット1の複数の部位のうち少なくとも一部を表わす空間要素の形状およびサイズ(さらには位置・姿勢)が異なる。
例えば、図4Aに示されている判定面P2において、図5Aに示されているように、異なる時刻におけるロボット1またはその該当部位(基体上部101および左右の第2腕体リンク124L、124R)および物体Xの外形、位置および姿勢を含む存在態様が認識される。図6Aに示されている判定面P2において、図7Aに示されているように、異なる時刻におけるロボット1またはその該当部位(基体上部101および左右の第2腕体リンク124L、124R)および物体X1およびX2の外形、位置および姿勢を含む存在態様が認識される。図8Aに示されている判定面P3において、図9Aに示されているように、異なる時刻におけるロボット1またはその該当部位(左右の第2脚体リンク144L、144R)および物体X1およびX2の外形、位置および姿勢を含む存在態様が認識される。
干渉判定要素21が、指定判定面Pjにおいて、前記のように各時点における存在態様が定められたロボット1および物体の干渉可能性の高低を判定する(図3/STEP06)。
例えば、各判定面Piにおいて、いずれかの時点におけるロボット1および物体の間隔が基準間隔以下である場合、両者の干渉可能性が高いと判定される。第1行動計画要素に関連する第1脚体リンク142等の部位に対する基準間隔は、第2行動計画要素に関連する第1腕体リンク122等の部位に対する基準間隔よりも小さく設定されていてもよい。
現在時点と、ロボット1および物体の間隔が初めて基準間隔以下となる将来時点との時間間隔が基準時間以下である場合、両者の干渉可能性が高いと判定されてもよい。この場合、第1行動計画要素に関連する第1脚体リンク142等の部位に対する基準時間は、第2行動計画要素に関連する第1腕体リンク122等の部位に対する基準時間よりも短く設定されていてもよい。
現在時点から当該将来時点までのロボット1の各部位の移動距離が基準距離以下である場合、両者の干渉可能性が高いと判定されてもよい。この場合、第1行動計画要素に関連する第1脚体リンク142等の部位に対する基準距離は、第2行動計画要素に関連する第1腕体リンク122等の部位に対する基準距離よりも小さく設定されていてもよい。
図9Aの例では、指定判定面に該当する判定面P3において現在時点t=t0では各部位が物体X1およびX2から十分に離間している一方、矢印で示されているように現在の行動計画にしたがって移動した場合、将来時点t=tkでは右の第2脚体リンク144Rおよび物体X1が干渉または接触している。このため、図9Aの例では、当該判定結果は肯定的となる。これは、図8Aに示されているように、ロボット1をその進行方向側から見た場合に、右脚体14Rの手前に重なるように(または横方向について近接して)物体X1が存在している状況に対応している。
当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP06‥YES)、行動計画要素22が第1行動計画要素を変更する(図3/STEP10)。第1行動計画要素には、前記のように基体下部102および第1脚体リンク142、第1脚体リンク142および第2脚体リンク144、ならびに第2脚体リンク144および足部146のそれぞれの組み合わせの相対的な位置・姿勢の時系列が含まれている。このため、第1行動計画要素の変更により、左右の脚体14L、14Rの動作態様、ひいてはロボット1の全体的な移動態様が変更される。
これにより、例えば図8Bに示されているように、ロボット1が左方向に蟹歩きしながら物体X1およびX2の間をすり抜けるように左右の脚体14L、14Rの動作態様、ひいてはロボット1の全体的な移動態様が変更される。この場合、図9Bに示されているように、指定判定面P3において、各時点t=t0、t1およびt2のそれぞれの左右の第2脚体リンク144L、144Rのそれぞれが物体X1およびX2のそれぞれから十分に離間するように第1行動計画要素が変更されうる。
第1行動計画要素の変更に伴い、第1指数i1が第1閾値N1以上であるか否かが判定される(図3/STEP12)。当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP12‥YES)、ロボット1の移動停止などの停止処理が実行される。当該判定結果が否定的である場合(図3/STEP12‥NO)、第1指数i1が「1」だけ増加され(図3/STEP14)、干渉判定要素21が、指定判定面とは別の判定面Piにおいて、前記のように各時点における存在態様が定められたロボット1および物体の干渉可能性の高低を判定する(図3/STEP16)。
図5Aの例では、判定面P2において現在時点t=t0では各部位が物体Xから十分に(基準間隔を超えて)離間している一方、矢印で示されているように現在の行動計画にしたがって移動した場合、将来時点t=tkでは右の第2腕体リンク124Rおよび物体Xが干渉または接触する。このため、図5Aの例では、当該判定結果は肯定的となる。これは、図4Aに示されているように、ロボット1をその進行方向側から見た場合に、右腕体12Rの手前に重なるように(または横方向について近接して)物体Xが存在している状況に対応している。
図7Aの例では、判定面P2において現在時点t=t0では各部位が物体X1およびX2から十分に離間している一方、矢印で示されているように現在の行動計画にしたがって移動した場合、将来時点t=tkでは右の第2腕体リンク124Rが物体X1に近接し、かつ、左の第2腕体リンク124Lおよび物体X2が干渉または接触している。このため、図7Aの例では、当該判定結果は肯定的となる。これは、図6Aに示されているように、ロボット1をその進行方向側から見た場合に、右腕体12Rおよび左腕体12Lのそれぞれの手前に重なるように(または横方向について近接して)物体X1およびX2のそれぞれが存在している状況に対応している。図9Aの例も図7Aの例と同様のことがいえる。
当該判定結果が否定的である場合(「図3/STEP16‥NO」、行動計画に基づき行動を実行する。その一方、当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP16‥YES)、行動計画要素22が第2行動計画要素を変更する(図3/STEP20)。第2行動計画要素には、前記のように基体上部101および基体下部102、基体上部101および第1腕体リンク122、第1腕体リンク122および第2腕体リンク124、ならびに第2腕体リンク124および手部126のそれぞれの組み合わせの相対的な位置・姿勢の時系列が含まれている。このため、第2行動計画要素の変更により、基体10のほか、左右の腕体12L、12Rの動作態様、ひいてはロボット1の全体的な移動態様に対する影響がないまたは軽微な動作態様が変更される。
これにより、例えば図4Bに示されているように、ロボット1が右の腕体12を全体的にあげるように右の腕体12Rの動作態様が変更される。この場合、図5Bに示されているように、判定面P2において、時点t=tmの右の第2腕体リンク124Rが消滅するように第2行動計画要素が変更されうる。また、図6Bに示されているように、ロボット1が基体上部101の右側が左側よりも後方に位置するように基体下部102に対してヨー軸回りに回動され、ロボット1をその進行方向側(前側)から見た際、右腕体12Rが基体10の奥側に位置する一方、左腕体12Lが基体10の手前側に位置するように基体10および左右の腕体12L、12Rの動作態様が変更される。この場合、図7Bに示されているように、判定面P2において、時点t=tnの左右の第2腕体リンク124L、124Rが物体X1、X2から十分に(基準距離を超えて)離間するように第2行動計画要素が変更されうる。図8Bの例におけるロボット1の基体10および腕体12の動作態様は、図6Bの例におけるそれと同様である。すなわち、図8Bの例では、ロボット1が蟹歩きをしながら基体10をひねるように第1行動計画要素および第2行動計画要素の両方が変更される。
第2行動計画要素の変更に伴い、第2指数i2が第2閾値N2以上であるか否かが判定される(図3/STEP22)。当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP22‥YES)、第1行動計画要素が変更される(図3/STEP10)。当該判定結果が否定的である場合(図3/STEP22‥NO)、第2指数i2が「1」だけ増加され(図3/STEP24)、各判定面Piにおいて、各時点におけるロボット1および物体の存在態様の算定以降の処理が繰り返される(図3/STEP04等参照)。
(作用効果)
本発明によれば、少なくとも1つの判定面Piにおいて、ロボット1の少なくとも1つの部位と物体との干渉可能性が高いと判定されたことを要件として、当該少なくとも1つの部位のその他の部位に対する相対的な位置・姿勢が変更されるようにロボット1の行動計画が変更される(図3/STEP06‥YES→STEP10、STEP16‥YES→STEP20、図4A→図4B、図6A→図6B、図8A→図8B参照)。これにより、少なくとも1つの部位の他の部位に対する相対的な位置・姿勢を変更すれば、物体との干渉可能性が低いと判定されるにもかかわらず図5A→図5B、図7A→図7B、図9A→図9B参照)、物体との干渉可能性が高いという判定に拘束されて複数の部位の動作の自由度が全体的に低下するような事態が回避されうる。
(本発明の他の実施形態)
前記実施形態とは構成が異なるヒューマノイドロボットのほか、動物型ロボット、作業用アームロボットまたは車両など、アクチュエータによって相対的に動かされる複数の部位を備え、当該複数の部位の相対的な位置・姿勢の変更によって物体との干渉可能性の高低を変化させ得るあらゆる機械が本発明の機能機械として採用されてもよい。
前記実施形態では、複数の判定面Piが「指定判定面(図4A等の判定面P3参照)」および「その他の判定面(図4A等の判定面P1、P2参照)」に区分され、各区分の判定面における干渉判定結果に応じて優先順位が異なる2つの行動計画要素のそれぞれが変更されたが、他の実施形態として判定面が区別されることなく、各判定面における干渉判定結果に応じて行動計画が変更されてもよい。そのほか、判定面が3つ以上に区分され、各区分の判定面における干渉判定結果に応じて優先順位が異なる3つ以上の行動計画要素のそれぞれが変更されてもよい。
1‥ロボット(機能装置)、2‥制御装置、21‥干渉判定要素、22‥行動計画要素、10‥基体、11‥頭部、12‥腕体、14‥脚体、101‥基体上部、102‥基体下部、122‥第1腕体リンク、124‥第2腕体リンク、126‥手部、142‥第1脚体リンク、144‥第2脚体リンク、126‥足部、P1〜P3‥判定面、X、X1、X2‥物体。

Claims (7)

  1. 複数の部位と、前記複数の部位を相対的に駆動するアクチュエータと、行動計画にしたがって前記アクチュエータの動作を制御する制御装置と、を備えている機能装置であって、
    前記制御装置が、
    実空間において前記機能装置および一または複数の物体のそれぞれが異なる形態で含まれるように定義された複数の判定空間のそれぞれにおいて、現在の前記行動計画に基づき、前記機能装置および前記物体の干渉可能性を判定する干渉判定要素と、
    前記干渉判定要素により、前記複数の判定空間のうち少なくとも1つの判定空間において、前記機能装置および前記物体の干渉可能性が高いと判定されたことを要件として、前記複数の部位のうち前記少なくとも1つの判定空間に含まれる少なくとも1つの部位の他の部位に対する相対的な位置・姿勢が変更されるように前記行動計画を生成する行動計画要素と、を備えていることを特徴とする機能装置。
  2. 請求項1記載の機能装置において、
    前記行動計画要素が、前記干渉判定要素により、前記複数の部位のうち前記複数の判定空間のうち一部である指定判定空間において、前記機能装置および前記物体の干渉可能性が低いと判定されたことを要件として、前記複数の部位のうち前記指定判定空間に含まれる一または複数の指定部位の他の部位に対する相対的な位置・姿勢が変更されないように前記行動計画を生成することを特徴とする機能装置。
  3. 請求項2記載の機能装置において、
    前記干渉判定要素が、前記複数の判定空間のうち前記指定判定空間とは別の判定空間における干渉可能性の高低の判定基準として、前記指定判定空間における干渉可能性の高低の判定基準よりも高い基準を用いることを特徴とする機能装置。
  4. 請求項2または3記載の機能装置において、
    前記制御装置が、優先順位が異なる複数の行動計画要素が含まれている行動計画にしたがって前記アクチュエータの動作を制御し、
    前記行動計画要素が、前記複数の行動計画要素のうち優先順位が基準順位よりも高い指定行動計画要素のために用いられる部位が含まれている判定空間を前記指定判定空間として前記行動計画を生成することを特徴とする機能装置。
  5. 請求項4記載の機能装置において、
    前記行動計画要素が、前記機能装置の移動を前記指定行動計画要素として前記行動計画を生成することを特徴とする機能装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の制御装置を構成することを特徴とする前記制御装置。
  7. 複数の部位と、前記複数の部位を相対的に駆動するアクチュエータと、を備えている機能装置の動作を行動計画にしたがって制御する方法であって、
    実空間において前記機能装置および物体のそれぞれが異なる形態で含まれるように定義された複数の判定空間のそれぞれにおいて、現在の前記行動計画に基づき、前記機能装置および前記物体の干渉可能性を判定する干渉判定過程と、
    前記干渉判定過程において、前記複数の判定空間のうち少なくとも1つの判定空間において、前記機能装置および前記物体の干渉可能性が高いと判定されたことを要件として、前記複数の部位のうち前記少なくとも1つの判定空間に含まれる少なくとも1つの部位の他の部位に対する相対的な位置および姿勢が変更されるように前記行動計画を生成する行動計画過程と、を備えていることを特徴とする方法。
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