JP2017207621A - 投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明装置の光源として固体光源を用いる新規な投射装置を実現する。【解決手段】この発明の投射装置は、固体光源11R、11G、11Bから放射される光を照明光学系により反射型の画像表示素子に導光し、前記画像表示素子の画像表示面に表示された画像を照明し、前記画像により変調された画像光を投射光学系により被投射面上に前記画像の拡大像として結像投射する投射装置であって、画像表示素子100の画像表示面に合致させた仮想平面Aと、画像表示面の中心を含み、画像表示面の短手方向に直交する仮想平面Bとにより、装置領域を4つの領域に仮想的に分けた状態において、屈折光学系LSから反射光学系RFを介して被投射面に至る光路上で、最終ミラーRFの光線反射領域と、固体光源11Rとが、同一の領域(III)に配備されている。【選択図】図1

Description

この発明は投射装置に関する。
画像表示素子の画像表示面に表示された画像を、照明装置からの照明光束で照射し、前記画像により変調された画像光を、投射光学系によりスクリーン等の被投射面上に前記画像の拡大像として結像投射する投射装置は種々のものが提案され、広く実施されている。
近来、投射装置の照明装置の光源として、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)、有機EL等の「固体光源」の使用が意図されている(特許文献1、2等)。
固体光源は、従来の投射装置において光源として使用されてきた「ランプ光源」に比してサイズが小さい。從って、固体光源を用いることにより照明装置を小型化でき、投射装置自体のコンパクト化も期待できる。
この発明は、照明装置の光源として固体光源を用いる新規な投射装置の実現を課題とする。
この発明の投射装置は、1以上の固体光源から放射される光を照明光学系により反射型の画像表示素子に導光し、前記画像表示素子の画像表示面に表示された画像を照明し、前記画像により変調された画像光を投射光学系により被投射面上に前記画像の拡大像として結像投射する投射装置であって、前記投射光学系は、屈折光学系と、1以上のミラーを有する反射光学系と、を有し、前記照明光学系は、前記1以上の固体光源の側から前記画像表示素子に向かって順に、1以上のカップリングレンズ群、インテグレータ素子、集光光学系および全反射プリズムを有し、前記画像表示素子の画像表示面に合致させた仮想平面Aと、前記画像表示面の中心を含み、前記画像表示面の短手方向に直交する仮想平面Bとにより、装置領域を4つの領域に仮想的に分けた状態において、前記屈折光学系から前記反射光学系を介して前記被投射面に至る光路上で、前記反射光学系中で最も前記被投射面側に位置する最終ミラーの光線反射領域と、前記固体光源とが、前記4つの領域における同一の領域に配備されている。
この発明によれば、固体光源を照明装置の光源として用いる新規な投射装置を実現できる。
第1の実施の形態を説明するための図である。 第2の実施の形態を説明するための図である。 第3の実施の形態を説明するための図である。 第4の実施の形態を説明するための図である。 第5の実施の形態を説明するための図である。 第6の実施の形態を説明するための図である。
この発明の投射装置は、上述の如く「1以上の固体光源から放射される光を照明光学系により反射型の画像表示素子に導光し、前記画像表示素子の画像表示面に表示された画像を照明し、前記画像により変調された画像光を投射光学系により被投射面上に前記画像の拡大像として結像投射する投射装置」である。
從って、この発明の投射装置は「1以上の固体光源と、照明光学系と、画像表示素子と、投射光学系と」を有する。
固体光源と照明光学系とは「照明装置」の要部を構成する。
「固体光源」は、LEDやLD、有機EL等であり、1個以上が用いられる。即ち、モノクロ画像を投射する場合には1個の固体光源が用いられ、複数色画像やカラー画像を投射するときには「発光色が異なる2以上の固体光源」が用いられる。
「画像表示素子」は反射型で、投射されるべき画像を表示する画像表示面を有する。
「画像表示面」は長方形形状である。
反射型の画像表示素子としてはDMD(デジタルミラーデバイス)を例示できる。DMDは、画像表示面に「独立してミラー面の向きを変化させることができるマイクロミラーが2次元的にアレイ配列され、マイクロミラーを画素として、ミラー面の向きを変化させたマイクロミラーの2次元的な配列により、投射されるべき画像」が表示される。
このように「投射されるべき画像」が表示された画像表示面に、所定の方向から照明光を照射すると、ミラー面の向きが変化したマイクロミラーによる反射により変調された反射光束が得られる。この反射光束が、前記画像により変調された「画像光」であり、投射光学系により、スクリーン等の被投射面上に拡大画像として結像投射される。
この発明の投射装置に用いられる投射光学系は、屈折光学系と反射光学系とを有する。
「屈折光学系」は、1以上のレンズ(通常は複数枚のレンズによるレンズ系)により構成される。
「反射光学系」は、屈折光学系の像側に配置される。從って、画像光は屈折光学系を通過して屈折光学系の光学作用を受けたのち反射光学系を介して被投射面に投射される。
反射光学系は「1以上のミラー」を有する。反射光学系を構成する1以上のミラーは屈折力を持たない「平面ミラー」であることもでき、1以上のミラーのうちに正の屈折力をもつ「凹面ミラー」や負の屈折力を持つ「凸面ミラー」を含むこともできる。
反射光学系を構成する1以上のミラーのうち、結像投射される画像光の光路上で最も被投射面に近い位置に配置されるものが「最終ミラー」である。
1以上の固体光源とともに、照明装置の要部を構成する「照明光学系」は、固体光源の側から画像表示素子に向かって順に「1以上のカップリングレンズ群、インテグレータ素子、集光光学系および全反射プリズム」を有する。
「カップリングレンズ群」は、固体光源から放射される光(一般に発散性である。)を以後の光学素子に適した光束形態(たとえば平行光束状や弱い発散性もしくは弱い収束性の状態)に変換するレンズ群であり、1枚以上のレンズで構成される。カップリングレンズ群は、固体光源が複数個用いられるときには、個々の固体光源ごとに設けられる。
「インテグレータ素子」は、カップリングレンズ群の側から入射してくる光束における光強度分布を均一化し、画像表示面が「均一な強度分布の照明光束」により照明されるようにするために用いられる光学系であり、ライトトンネルやフライアイレンズ等、従来から知られたものを適宜用いることができるが、「フライアイレンズ」は好適なもののひとつである。
「集光光学系」は、インテグレータ素子で光強度分布を均一化された光束を、画像表示面に向けて集光させ、画像表示面を照明するための光学系である。
「全反射プリズム」は、画像表示面に向かう照明光束と「画像表示面により反射された画像光」のうちの一方を透過させ、他方を全反射により反射させるプリズムである。
上記「1以上の固体光源と照明光学系により要部を構成される照明装置、画像表示素子および投射光学系」を組み付けた状態において、これら照明装置、画像表示素子、投射光学系が配置された空間領域を「装置領域」と呼ぶ。
この発明の投射装置の特徴の一端は、以下の点にある。
即ち、画像表示素子の画像表示面に合致させて仮想平面Aと、「画像表示面の中心を含み、画像表示面の短手方向に直交する仮想平面B」とを想定する。
「仮想平面A」は画像表示面を仮想的に拡張した平面である。「仮想平面B」も大きさに制限のない仮想的な平面である。
仮想平面Aと仮想平面Bとは互いに直交し、これら2面の仮想平面の交線は「画像表示面の中心を通り、画像表示面の長手方向に平行である。
上述の「装置領域」において、仮想平面Aと仮想平面Bを想定すると、装置領域は仮想平面A、仮想平面Bにより「4つの領域」に分けられる。
このように仮想的に分けられた4つの領域において、最終ミラーの光線反射領域(最終ミラーの反射面のうちで、屈折光学系から入射する光束光線の全てを反射させる反射面領域)と固体光源が、共に「同じ領域」に配備されている。
以下、図面を参照して、実施の形態を具体的に説明する。
「第1の実施の形態」
図1を参照して、第1の実施の形態を説明する。
図1(a)に示す如くY方向とZ方向を設定し、同図(b)に示す如くにX方向を設定する。これらX、Y、Z方向は互いに直交する。因みに、これら3方向のうち図1(a)に示すY方向は鉛直方向であり、矢印の向きが「鉛直上方」である。
図1に実施の形態を示す投射装置(全体を収納するケーシング等は図示を省略されている。)は、カラー画像を投射する投射装置であり、カラー画像を構成するための赤(R)色光、緑(G)色光、青(B)色光をそれぞれ放射する固体光源11R、11G、11Bを有している。固体光源11R、11G、11Bは、この実施の形態においてはLEDが用いられている。
図1において、符号LSは「屈折光学系」を示し、符号RFは、屈折光学系LSと共に投射光学系を構成する「反射光学系」を示している。屈折光学系LSは複数枚のレンズを鏡筒に収納して構成されている。反射光学系RFは、この実施の形態においては「1枚の凹面ミラー」により構成されている。反射光学系RFをなす凹面ミラーは、屈折光学系LSから反射光学系RFを介して被投射面に至る光路上で、反射光学系中で最も被投射面側に位置するものであり「最終ミラー」である。從って、以下においてこの凹面ミラーを「最終ミラーRF」とも呼ぶ。
符号M1、M2は「平面鏡」を示し、符号CLR、CLG、CLBは「カップリングレンズ群」を示している。カップリングレンズ群CLRは固体光源11R用のもので、2枚のレンズにより構成されている。カップリングレンズ群CLGは固体光源11G用のものであり、カップリングレンズ群CLBは固体光源11B用のものである。カップリングレンズ群CLG、CLBは共に「1枚のレンズ」により構成されている。
また、符号DFは「ダイクロイック素子」を示している。
符号INTは「インテグレータ素子」、符号L1、L2はレンズを示す。レンズL1、L2は、平面鏡M2とともに「集光光学系」を構成する。レンズL1は以下において「コンデンサレンズL1」とも言い、レンズL2は以下において「フィールドレンズL2」とも言う。
インテグレータ素子INTは、この実施の形態においては「微小なレンズをアレイ配列した周知のフライアイレンズ」が用いられている。以下においてインテグレータ素子INTを「フライアイレンズINT」とも言う。
符号PLは「全反射プリズム」を示し、符号100は「画像表示素子」を示す。画像表示素子100は、この実施の形態においては「DMD」であり、以下において「DMD100」とも言う。
從って、図示の如く「照明光学系」は、固体光源11R、11G、11Bの側からDMD100に向かって順に、カップリングレンズ群CLR、CLG、CLB、インテグレータ素子INT、集光光学系L1、M2、L2および全反射プリズムPLを有する。
画像の投射プロセスを簡単に説明する。
図1(b)を参照すると、固体光源11Rから放射される発散性の「赤色光」は、カップリングレンズ群CLR(この例では2枚のレンズにより構成されている。)を透過し、カップリングレンズ群CLRのレンズ作用を受けて光束形態を変換される。
説明中の例では、カップリングレンズ群CLRのレンズ作用は「コリメート作用」であり、カップリングレンズ群CLRを透過した赤色光は平行光束となる。この平行光束は平面鏡M1によりZ方向の正の向きに反射され、ダイクロイック素子DFに入射する。ダイクロイック素子DFは、2枚のダイクロイックフィルタを直交させて交叉させたものであり、これら2枚のダイクロイックフィルタは共に「赤色光」を透過させる光学特性を有する。従って、赤色光はダイクロイック素子DFを透過してフライアイレンズINTに入射し、フライアイレンズINTにより光束断面上における光強度分布を均一化されて、集光光学系のコンデンサレンズL1に入射する。
図1(a)に示すように、コンデンサレンズL1を透過した赤色光は平面鏡M2により反射され、集光光学系のフィールドレンズL2を介して全反射プリズムPLに入射し、全反射プリズムPLを透過してDMD100の画像表示面を「均一な強度分布の赤色照明光束」として照明する。
DMD100の画像表示面は「長方形形状」をなしており、その短手方向(短辺方向)をZ方向に向け、長手方向(長辺方向)はX方向に向けている。画像表示面を照明した赤色照明光束は「傾けられたマイクロミラーの2次元的な配列として画像表示面に表示された赤色画像成分」により反射され、赤色画像成分に応じて変調された画像光となって全反射プリズムPLに入射し、全反射されると投射光学系の屈折光学系LSに入射する。
屈折光学系LSを透過した画像光は、反射光学系RFに入射して反射され、図示を省略されたスクリーン等の被投射面に「赤色画像成分の拡大像」を結像投射する。
この「赤色画像成分の結像プロセス」が実行される間、固体光源11G、11Bは発光していない。
続いて、固体光源11Rが消灯し、代わって、固体光源11Gが発光し、DMD100の画像表示面には「緑色画像成分」が表示される。
固体光源11Gから放射された緑色光は、図1(b)に示すようにカップリングレンズ群CLG(この例では1枚のレンズにより構成されている。)を透過し、カップリングレンズ群CLGのレンズ作用(コリメート作用)を受けて平行光束となる。この平行光束はダイクロイック素子DFに入射する。ダイクロイック素子を構成する2枚のダイクロイックフィルタの1枚は、緑色光を透過させ、他の1枚は反射させる。
從って、緑色光はダイクロイック素子DFによりZ方向へ反射されてフライアイレンズINTに入射する。フライアイレンズINT以降は上述の赤色光の場合と同様であり、被投射面上に「緑色画像成分の拡大像」が結像投射される。
続いて、固体光源11Gが消灯し、固体光源11Bが発光し、DMD100の画像表示面には「青色画像成分」が表示される。
固体光源11Bから放射された青色光は、図1(b)に示すようにカップリングレンズ群CLB(この例では1枚のレンズにより構成されている。)を透過し、カップリングレンズ群CLBのレンズ作用(コリメート作用)を受けて平行光束となる。この平行光束は
ダイクロイック素子DFに入射する。ダイクロイック素子を構成する2枚のダイクロイックフィルタの1枚は青色光を透過させ、他の1枚は反射させる。
從って、青色光はダイクロイック素子DFによりZ方向へ反射されてフライアイレンズINTに入射する。フライアイレンズINT以降は上述の赤色光の場合と同様であり、被投射面上に「青色画像成分の拡大像」が結像投射される。
このように、3原色(R、G、B)の画像成分の拡大像が、被投射面上に順次サイクリックに結像投射されることにより、カラー画像の拡大投射が行われる。
なお、この拡大投射においては、画像表示面からの画像光が屈折光学系LSにより、最終ミラーRFの手前側で中間像IMを結像する。最終ミラーRFは、この中間像を物体として被投射面上に拡大画像を結像する。
さて、図1(a)において、符号SAは「仮想平面A」、符号SBは「仮想平面B」を示す。從って、以下、図1(a)に符号SA、SBで示す平面を単に「仮想平面A、仮想平面B」と呼ぶ。
仮想平面Aは、図示の如く「画像表示素子(MDM100)の画像表示面に合致」している。仮想平面Bは、画像表示面の中心を含み、画像表示面の短手方向(Z方向)に直交する。即ち、仮想平面Bは、図1に示すX、Y、Z座標においてXY面に平行な平面であり、図1(a)に示す如く「画像表示面の中心」を含む。
なお、後述の説明のように、仮想平面Aと仮想平面Bとに直交し、画像表示素子(DMD100)の画像表示面の中心を含む仮想的な平面を「仮想平面C」と呼ぶ。仮想平面Cは図1(a)において「図面で示された面」であり、YZ平面に平行である。
図1(a)は、投射装置の「装置領域」を表しており、この装置領域は、仮想平面Aと仮想平面Bとにより図の如く4つの領域、即ち、領域(I)、領域(II)、領域(III)及び領域(IV)に「仮想的」に分けられる。
そして、屈折光学系SLから反射光学系RFを介して被投射面に至る光路上で、反射光学系中で最も被投射面側に位置する最終ミラーRFの光線反射領域と、固体光源11R、11G、11Bが、同一の領域(III)に配備されている。
また、反射光学系は凹面ミラーRFを有し、屈折光学系LSにより、画像表示素子100の画像表示面に表示された画像の中間像IMを凹面ミラーRFの物体側に1回形成し、凹面ミラーRFを有する反射光学系により、中間像IMの拡大像が被投射面に結像投射される。
なお、固体光源11R、11G、11Bは、図1の位置関係でなくても問題ない。
2枚のレンズで構成されたカップリングレンズ群CLRの、1枚のレンズを平面鏡M1とダイクロイック素子DFとの間に配置するような構成でもよく、このようなレンズ配置は固体光源11Rの光利用効率を上げる方法として有効である。
投射装置を、図1の如く構成することにより、投射装置のコンパクト化が可能になる。 即ち、照明装置の光源として用いられる固体光源が「小さ」く、カップリングレンズ群やコンデンサレンズL1等のレンズ径も小さくできるので、固体光源やカップリングレンズ群、インテグレート素子、コンデンサレンズ等を屈折光学系LSに近接させて配置することが可能であり、特に図のY方向におけるコンパクト化の効果が大きい。
また、インテグレータ素子としてフライアイレンズINTを用いているが、例えば「インテグレータ素子としてライトトンネルを用いる場合」と比較すると、フライアイレンズINTは光軸方向に薄いので「固体光源から集光光学系に至る光路長」を短かくでき、図のZ方向におけるコンパクト化の効果がある。
コンデンサレンズL1、平面鏡M2、フィールドレンズL2により構成される「集光光学系」の機能は、フライアイレンズINTにより「複数の光線束に分割」された光を、DMD100の画像表示面上で「1つの光線束」に収束させる機能である。
集光光学系の屈折力は、フライアイレンズINTのサイズ(図1のフライアイレンズINTの中心を通る光線に直交する方向のサイズ)と「DMD100の画像表示面におけるマイクロミラーの傾き角度」で決定される。
このように決定される「屈折力」を、コンデンサレンズL1のみで実現することも可能であるが、図1の実施の形態のように、コンデンサレンズL1とフィールドレンズL2に屈折力を配分することで、コンデンサレンズL1の屈折力を弱く設定することが可能となる。コンデンサレンズL1の屈折力を弱く設定できると、コンデンサレンズL1から全反射プリズムPLまでの光路長を長く設定できるので、平面鏡M2の配置レイアウトが容易になる。
図1の実施の形態では、固体光源11G、11BからフライアイレンズINTに至る光路長は同一であり、カップリングレンズCLG、CLBも同じ構成のものを1枚用いている。しかし、固体光源11RからフライアイレンズINTに至る光路長は、固体光源11G、11Bからの光路長に対して長めである。
上述の如く、カップリングレンズ群の光学作用は「コリメート作用」で、固体光源からの発散光束を平行光束に変換する。しかし実際に変換された光束は厳密な平行光束ではなく、弱いながらも発散性となっている。固体光源11RからフライアイレンズINTに至る距離は、固体光源11G、11Bからの光路長に比して長い。從って、固体光源11Rに対しても、固体光源11G、11Bに対するのと同じ1枚構成のカップリングを用いると、固体光源11Rからの赤色光がフライアイレンズINTの入射面に入射するときの光束径は、固体光源11G、11Bからの緑色光、青色光の光束径よりも大きくなる。
フライアイレンズINTに入射する光束の光束径は「固体光源の全てに対して同一」であることが好ましい。この観点から、図1の実施の形態では、固体光源11Rからの赤色光束に対しても、青色光束や緑色光束と同じ光束径となるように、カップリングレンズ群CLRとして「2枚のレンズを有する構成」とした。このようにするほかに、カップリングレンズ群CLRに「非球面レンズ」を用いて、カップリングレンズ群CLG、CLBと同等の光学機能を実現することもできる。
「第2の実施の形態」
図2を参照して第2の実施の形態を説明する。繁雑を避けるため、混同の恐れが無いと思われるものについては、図1におけると同一の符号を付してある。
図2に示す実施の形態が、図1に示す形態と異なる点は、固体光源11Rの位置と、カップリングレンズ群CLRの構成である。
第2の実施の形態では、固体光源11Rは、コンデンサレンズL1の光軸上に配置されており、フライアイレンズINTまでの光路長は、固体光源11G、11BからフライアイレンズINTまでの光路長と等しい。從って、この実施の形態では、カップリングレンズ群CLRとして、カップリングレンズCLG、CLBと同一の1枚構成のものが用いられている。
即ち、第2の実施の形態は、全ての固体光源に対して同一のカップリングレンズ群を用いることができるメリットがある。
「第3の実施の形態」
図3を参照して第3の実施の形態を説明する。繁雑を避けるため、混同の恐れが無いと思われるものについては、図1におけると同一の符号を付してある。
図3に示す実施の形態が、図1に示す形態と異なる点は、固体光源11R、11G、11Bの位置と、カップリングレンズ群CLR、CLG、CLBの構成、および「ダイクロイック素子」の構成である。
第3の実施の形態では、固体光源11R、11G、11Bの位置は、XZ面内において、屈折光学系LSの片側に揃えられている。ダイクロイック素子は2枚のダイクロイックフィルタDFG、DFBにより構成されている。ダイクロイックフィルタDFGは、固体光源11Gからの緑色光を反射させ、固体光源11Rからの赤色光を透過させる。ダイクロイックフィルタDFBは、固体光源11Bからの青色光を反射し、固体光源11Rからの赤色光、固体光源11Gからの緑色光は透過させる。
固体光源11R、11G、11Bの配置を図3の如くにすると、フライアイレンズINTまでの光路長は「固体光源ごとに異なった」ものとなるので、カップリングレンズ群CLR、CLG、CLBの光学機能を同じにするために、カップリングレンズ群CLB、カップリングレンズ群CLGは2枚のレンズで構成し、光路長の長いカップリングレンズCLRは3枚のレンズで構成している。
カップリングレンズCLRを構成する3枚のレンズのうちの1枚は、平面鏡M1とダイクロイックフィルタDFGとの間に配置されている。このようにすれば、固体光源11Rと平面鏡の間に余裕をもって2枚のレンズを配置できる。
第3の実施の形態では、3つの固体光源11R、11G、11Bが全て、X方向において「屈折光学系LSの片側」に揃えられているので、図1(b)や図2の光源配置に比して、投射光学のサイズを「X方向においてコンパクト化」できるメリットがある。
「第4の実施の形態」
図4を参照して第4の実施の形態を説明する。繁雑を避けるため、混同の恐れが無いと思われるものについては、図1におけると同一の符号を付してある。
第4の実施の形態は、「反射光学系」を平面ミラーRF1と凹面ミラーRF2とで構成し、凹面ミラーRF2を「最終ミラー」とした構成である。中間像IMは、屈折光学系LSと平面ミラーRF1との間に結像する。
「固体光源11R、11G、11Bの配置」は、図1の配置と同様である。
屈折光学系LSから射出した画像光の光束は、屈折光学系LSから離れるほど光束径が拡大するので、図6の配置では、平面ミラーRF1よりも最終ミラーである凹面ミラーRF2の方が「サイズが大きく」なる。
從って、このような構成で、図のYZ面内での投射装置の薄型化には、サイズの大きい凹面ミラーRF2と固体光源11R、11G、11Bを、同一の領域(III)に配置することが最も好ましい。このようなレイアウトは、DMD100と屈折光学系LSおよび全反射プリズムPLの位置関係を調節することで可能となる.
「第5の実施の形態」
図5を参照して、第5の実施の形態を説明する。繁雑を避けるため、混同の恐れが無いと思われるものについては、図1におけると同一の符号を付してある。
第5の実施の形態では、「反射光学系」が1枚の凸面ミラーRFNで構成されている。
「固体光源11R、11G、11Bの配置」は、図1の配置と同様である。
この実施の形態では「最終ミラー」である凸面ミラーRFNが「実像を結像する機能」を持たないので、屈折光学系LSは「中間像」を結像しない。
第5の実施の形態の場合にも、固体光源と最終ミラーRFNとが同一の領域(III)に位置するレイアウトにより、投射装置の薄型化や小型化を実現できる。
「第6の実施の形態」
図6を参照して、第6の実施の形態を説明する。繁雑を避けるため、混同の恐れが無いと思われるものについては、図1におけると同一の符号を付してある。
第6の実施の形態では、「反射光学系」が1枚の平面ミラーRF0で構成されている。
「固体光源11R、11G、11Bの配置」は、図1の配置と同様である。
この実施の形態では、「最終ミラー」である平面ミラーRF0が実像を結像する機能を持たないので、屈折光学系LSは「中間像」を結像しない。
第6の実施の形態の場合にも、固体光源と最終ミラーRF0とが同一の領域(III)に位置するレイアウトにより、投射装置の薄型化や小型化を実現できる。
上に説明した第4、第5、第6の各実施の形態において、「固体光源11R、11G、11Bの配置」の配置を図1の配置と同様であるとした。しかし、これに限らず、図2や図3に示す固体光源の配置と同様の配置とすることも勿論できる。
上記の如く、この発明の投射装置では、投射装置の薄型化や小型化の実現が可能であるが、これは、固体光源を用いることと、固体光源と最終ミラーを「仮想平面A、仮想平面Bにより仮想的に4分割された装置領域における同じ領域」に配置することにより実現される。
固体光源は小さく「それに付帯するカップリングレンズ群等の光学素子」も小型化できるため、固体光源やカップリングレンズ群等の光学素子を、屈折光学系に近接させて配置させることができ、このことが投射光学系を小型化するうえで大きな役割を担っている。
また、固体光源は、従来、光源として用いられてきた「ランプ光源」に比して、発熱量がずっと小さいので、固体光源を屈折光学系や反射光学系に近接させても、固体光源の発熱による熱が投射光学系に与える影響は実際上無視できる場合が多い。
とは言え、固体光源の発熱による熱の影響は回避できるに越したことはない。この観点から、固体光源の配置態位として、上に図1、図2、図3に示した3種類の配置態位を見ると、図2に示す配置態位では、固体光源11Rが、Y方向(鉛直方向)において屈折光学系LSの直下にあり、また、最終ミラーRFにも近い。固体光源11Rが発熱するとその熱により周囲の空気が加熱されて温度上昇し、鉛直上方へ対流して屈折光学系LSを加熱することが考えられ、この場合は、固体光源11R、11G、11Bを「ある程度」屈折光学系から離して熱の影響を回避するのがよい。
一方、図1や図3の「固体光源の配置」では、何れの固体光源も、屈折光学系LSの直下に無く、最終ミラーからも離れているので、上記の如き「熱の問題」は有効に回避されている。なお、図2の如き、固体光源の配置の場合でも、冷却手段による冷却風等により固体光源の冷却を図ることにより、上記熱の影響を有効に回避できる。
図1ないし図6に即して説明した第1ないし第6の実施の形態の投射装置は、1以上の固体光源(11R、11G、11B)から放射される光を照明光学系により反射型の画像表示素子(100)に導光し、画像表示素子の画像表示面に表示された画像を照明し、前記画像により変調された画像光を投射光学系により被投射面上に前記画像の拡大像として結像投射する投射装置であり、投射光学系は、屈折光学系(LS)と、1以上のミラーを有する反射光学系(RF)と、を有し、照明光学系は、固体光源(11R、11G、11B)の側から前記画像表示素子(100)に向かって順に、カップリングレンズ群(CLR、CLG、CLB)、インテグレータ素子(INT)、集光光学系(L1、M1、L2)および全反射プリズム(PL)を有し、画像表示素子(100)の画像表示面に合致させた仮想平面A(SA)と、画像表示面の中心を含み、画像表示面の短手方向に直交する仮想平面B(SB)とにより、装置領域を4つの領域に仮想的に分けた状態において、屈折光学系(LS)から反射光学系(RF、RF1、RF2、RFN、RF0)を介して被投射面(100)に至る光路上で、前記反射光学系中で最も前記被投射面側に位置する最終ミラー(RF、RF2、RFN、RF0)の光線反射領域と、固体光源(11R、11G、11B)とが、前記4つの領域における同一の領域(III)に配備されている。
また、第1及び第4の実施の形態の投射装置は、反射光学系が凹面ミラー(RF、RF2)を有し、屈折光学系(LS)により、画像表示素子(100)の画像表示面に表示された画像の中間像(IM)を、凹面ミラー(RF、RF2)の物体側に1回形成し、前記凹面ミラーを有する反射光学系により、中間像(IM)の拡大像を被投射面に結像投射する。
第4の実施形態の投射装置はまた、反射光学系が有する凹面ミラー(RF2)が反射光学系の最終ミラーであり、該最終ミラーと屈折光学系(LS)との間に平面ミラー(RF1)が配置されている。
第1ないし第6の実施の形態の投射装置では、インテグレータ素子INTが、小レンズをアレイ状に配列したフライアイレンズである。
このように、インテグレータ素子としてフライアイレンズを用いることにより、固体光源から集光光学系までの光路長を短縮できる。また、反射光学系と固体光源の距離を大きくとることができ、固体光源で発熱する熱の反射光学系への影響を軽減できる。
第1ないし第6の実施の形態の投射装置はまた、仮想平面A(SA)と仮想平面B(SB)に直交し、画像表示素子の画像表示面の中心を含む「仮想平面C」上において、インテグレータ素子(INT)から射出した光の進行方向を、集光光学系内部の折返しミラー(M2)による反射によって屈曲させたのち、全反射プリズム(PL)での反射によって光路を再度屈曲させ、光の進行方向を略180度反転する。
このような構成により、投射装置の薄型化のみならず「屈折光学系の光軸方向(Z方向)における小型化」も可能となる。
第1ないし第6の実施の形態の投射装置はまた、複数個の固体光源(11R、11G、11B)を有し、カップリングレンズ系(CLR、CLG、CLB)とインテグレータ素子(INT)との間に、ダイクロイック素子(DF、DFG、DFB)が配置されており、ダイクロイック素子(DF、DFG、DFB)は、屈折光学系(SL)の鉛直方向直下に配置されている。
ダイクロイック素子を屈折光学系の鉛直方向直下におくことにより、第1、第3の実施の形態のように、固体光源を「屈折光学系の直下からずらして配置」することが可能となり、固体光源で発生する熱の屈折光学系への影響を有効に軽減できる。
第3の実施の形態の投射装置では、複数個の固体光源(11R、11G、11B)の個々は、照明光学系のインテグレータ素子(INT)に至る光路上に、カップリングレンズ群(CLR、CLG、CLB)を個別に有するとともに、個々の固体光源に共通のダイクロイック素子(DFB)を有し、さらに固体光源のうちの1つ(11R)は、該固体光源に固有のカップリングレンズ群(CLR)と前記ダイクロイック素子(DFB)との間に平面ミラー(M1)を有することにより、複数の固体光源からインテグレータに至る光路として、カップリングレンズ群と平面ミラー(M1)とダイクロイック素子(DFB)とを介してインテグレータ素子に至る第1光路と、カップリングレンズ群とダイクロイック素子とを介してインテグレータ素子に至る第2光路とが形成され、第1光路に含まれるカップリングレンズ群(CLR)は、第2光路に含まれるカップリングレンズ群(CLG、CLB)と構成が異なり、第1光路に含まれるカップリングレンズ群(CLR)は、第2光路に含まれるカップリングレンズ群よりも、正屈折力のレンズが1枚以上多い。
また、第1光路において、第2光路に含まれるカップリングレンズ群よりも1枚以上多い正屈折力のレンズは、平面ミラー(M1)とダイクロイック素子(DFB)との間の光路上に配置されている。
このように、固体光源からインテグレータ素子に至る光路長の大小に応じて、カップリングレンズの構成を異ならせることにより、インテグレータ素子に入射する光束の光束径を揃えることができる。
以上、発明の好ましい実施の形態について説明したが、この発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
この発明の実施の形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
11R、11G、11B 固体光源
CLR、CLG、CLB カップリングレンズ群
DF ダイクロイック素子
INT インテグレータ素子
L1、L2 レンズ
M1 平面鏡
PL 全反射プリズム
100 画像表示素子
LS 屈折光学系
RF 反射光学系(最終ミラー)
SA 仮想平面A
SB 仮想平面B
(I)、(II)、(III)、(IV) 仮想平面A、Bで分割された領域
特開2006−285043号公報 特開2014−160233号公報

Claims (9)

  1. 1以上の固体光源から放射される光を照明光学系により反射型の画像表示素子に導光し、前記画像表示素子の画像表示面に表示された画像を照明し、前記画像により変調された画像光を投射光学系により被投射面上に前記画像の拡大像として結像投射する投射装置であって、
    前記投射光学系は、屈折光学系と、1以上のミラーを有する反射光学系と、を有し、
    前記照明光学系は、前記固体光源の側から前記画像表示素子に向かって順に、1以上のカップリングレンズ群、インテグレータ素子、集光光学系および全反射プリズムを有し、
    前記画像表示素子の画像表示面に合致させた仮想平面Aと、前記画像表示面の中心を含み、前記画像表示面の短手方向に直交する仮想平面Bとにより、装置領域を4つの領域に仮想的に分けた状態において、
    前記屈折光学系から前記反射光学系を介して前記被投射面に至る光路上で、前記反射光学系中で最も前記被投射面側に位置する最終ミラーの光線反射領域と、前記固体光源とが、前記4つの領域における同一の領域に配備されている投射装置。
  2. 請求項1記載の投射装置であって、
    反射光学系は、凹面ミラーを有し、
    屈折光学系により、画像表示素子の画像表示面に表示された画像の中間像を、前記凹面ミラーの物体側に1回形成し、前記凹面ミラーを有する前記反射光学系により、前記中間像の拡大像を被投射面に結像投射する投射装置。
  3. 請求項2記載の投射装置であって、
    反射光学系が有する凹面ミラーは、前記反射光学系の最終ミラーであり、該最終ミラーと屈折光学系との間に平面ミラーが配置されている投射装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の投射装置であって、
    インテグレータ素子が、小レンズをアレイ状に配列したフライアイレンズである投射装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の投射装置であって、
    仮想平面Aと仮想平面Bに直交し、画像表示素子の画像表示面の中心を含む仮想平面C上において、インテグレータ素子から射出した光の進行方向を、集光光学系内部の折返しミラーによる反射によって屈曲させたのち、全反射プリズムでの反射によって光路を再度屈曲させ、光の進行方向を略180度反転することを特徴とする投射装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の投射装置であって、
    複数個の固体光源を有し、
    カップリングレンズ系とインテグレータ素子との間に、ダイクロイック素子が配置されている投射装置。
  7. 請求項6記載の投射装置であって、
    ダイクロイック素子は、屈折光学系の鉛直方向直下に配置されている投射装置。
  8. 請求項6または7記載の投射装置であって、
    複数個の固体光源の個々は、照明光学系のインテグレータ素子に至る光路上に、カップリングレンズ群を個別に有するとともに、前記個々の固体光源に共通のダイクロイック素子を有し、
    さらに前記複数個の固体光源のうちの1つは、該固体光源に固有のカップリングレンズ群と前記ダイクロイック素子との間に平面ミラーを有することにより、
    前記複数の固体光源から前記インテグレータに至る光路として、カップリングレンズ群と前記平面ミラーと前記ダイクロイック素子とを介して前記インテグレータ素子に至る第1光路と、前記カップリングレンズ群と前記ダイクロイック素子とを介して前記インテグレータ素子に至る第2光路とが形成され、
    前記第1光路に含まれるカップリングレンズ群は、前記第2光路に含まれるカップリングレンズ群と構成が異なり、前記第1光路に含まれるカップリングレンズ群は、前記第2光路に含まれるカップリングレンズ群よりも、正屈折力のレンズが1枚以上多い投射装置。
  9. 請求項8記載の投射装置であって、
    第1光路において、第2光路に含まれるカップリングレンズ群よりも1枚以上多い正屈折力のレンズは、平面ミラーとダイクロイック素子との間の光路上に配置される投射装置。
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