JP2017207320A - 位置センサ - Google Patents

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孝昌 金原
Takamasa Kanehara
金原  孝昌
青山 正紀
Masanori Aoyama
正紀 青山
佑樹 松本
Yuki Matsumoto
佑樹 松本
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Abstract

【課題】温度が変化した際の出力変動を抑制することができる位置センサを提供する。
【解決手段】第1磁気抵抗素子30の抵抗値は、検出対象100が磁石20に引きつけられないことにより第1領域32に発生する第1の向きの磁気ベクトルに対応した第1抵抗値と、検出対象100が磁石20に引きつけられることにより第2領域33に発生する第2の向きの磁気ベクトルに対応した第2抵抗値と、の割合によって決まる。信号処理部50は、第1磁気抵抗素子30の抵抗値と、磁界の影響を受けないと共に第1磁気抵抗素子30と同じ構成の第2磁気抵抗素子40の抵抗値と、の抵抗比に対応した検出信号を取得する。これにより、温度が変化した際に第1磁気抵抗素子30の抵抗値に含まれる抵抗値温度係数及び抵抗変化率温度係数が相殺されるので、温度が変化した際の出力変動を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、検出対象の位置を検出する位置センサに関する。
従来より、直線上の位置を検出する位置センサが、例えば特許文献1で提案されている。具体的には、位置センサは、厚さ方向に着磁された磁石の片面に当該磁石の長さ方向に対する幅が当該長さ方向の位置によって異なる磁性板が設けられたセンサ本体を備えている。また、位置センサは、センサ本体の磁性板の上方に一定のギャップを空けて長手方向に沿って移動する磁気変換素子を備えている。
このような構成によると、磁石から出る磁界が幅の異なる磁性板によって遮蔽されるので、磁性板の表面の磁界強さが磁石の長さ方向の位置によって変化する。したがって、移動する磁気変換素子からの出力を検知することで、磁気変換素子の磁石に対する位置を検出することができる。
特開平5−264326号公報
しかしながら、上記従来の技術では、例えば位置センサの温度が変化する等の問題が起こった際に磁気変換素子の出力が変化してしまう。このため、検出対象の位置検出の誤差が発生してしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、温度が変化した際の出力変動を抑制することができる位置センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、位置センサは、一面(11)を有する支持基板(10)と、支持基板の一面側に設けられ、磁界を発生させる磁界発生部(20)と、支持基板のうち磁界が貫通する位置に設けられ、磁界によって発生する磁気ベクトルの向きに応じて抵抗値が変化する第1磁気抵抗素子(30)と、支持基板のうち磁界が貫通しない位置に設けられ、第1磁気抵抗素子と同じ材料で構成され、第1磁気抵抗素子に直列接続された第2磁気抵抗素子(40)と、第1磁気抵抗素子の抵抗値と、第2磁気抵抗素子の抵抗値と、の抵抗比に対応した検出信号を取得する信号処理部(50)と、を備えている。
そして、第1磁気抵抗素子の抵抗値は、磁性体で構成された検出対象(100)のうちの一面の面方向の先端部(110)が第1磁気抵抗素子から離れていると共に基準位置から当該面方向のうちの一つの方向である移動方向に移動する位置に応じて、検出対象が磁界発生部に引きつけられないことにより第1磁気抵抗素子の第1領域(32)に発生する第1の向きの磁気ベクトルに対応した第1抵抗値と、検出対象が磁界発生部に引きつけられることにより第1磁気抵抗素子の第2領域(33)に発生する第2の向きの磁気ベクトルに対応した第2抵抗値と、の割合によって決まる。
これによると、磁界の影響を受ける第1磁気抵抗素子(30)と、磁界の影響を受けない第2磁気抵抗素子(40)と、が同じ材料で構成されている。このため、温度が変化した際に第1磁気抵抗素子(30)の抵抗値に含まれる抵抗値温度係数及び抵抗変化率温度係数が相殺され、信号成分のみが得られる。したがって、温度が変化した際の出力変動を抑制することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る位置センサの側面図である。 図1のII−II断面図である。 第1磁気抵抗素子及び第2磁気抵抗素子のハーフブリッジ回路を示した図である。 図1のIV−IV断面図である。 第1磁気抵抗素子に印加される磁界のBy成分とBz成分とを説明するための図である。 検出対象移動量に対する信号処理後の出力を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る位置センサの側面図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 図7のIX−IX断面図である。 本発明の第3実施形態に係る位置センサの側面図である。 図10のXI−XI断面図である。 図10のXII−XII断面図である。 本発明の第4実施形態に係る位置センサの側面図である。 図13のXIV−XIV断面図である。 図13のXV−XV断面図である。 本発明の第5実施形態に係る位置センサの側面図である。 図16のXVII−XVII断面図である。 図16のXVIII−XVIII断面図である。 本発明の第6実施形態に係る位置センサの側面図である。 図19のXX−XX断面図である。 図19のXXI−XXI断面図である。 図19に示された第1磁気抵抗素子に発生する第1の向きの磁気ベクトルと第2の向きの磁気ベクトルを示した斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る位置センサの側面図である。 図23のXXIV−XXIV断面図である。 図23のXXV−XXV断面図である。 図23に示された第1磁気抵抗素子に発生する第1の向きの磁気ベクトルと第2の向きの磁気ベクトルを示した斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る位置センサは、検出対象の位置を検出するものである。図1〜図3に示されるように、位置センサ1は、支持基板10、磁石20、第1磁気抵抗素子30、第2磁気抵抗素子40、及び信号処理部50を備えて構成されている。
支持基板10は、一面11と、一面11とは反対側の他面12と、を有する板状に構成された部品である。支持基板10は、図示しないパッドや配線パターンが形成された回路基板である。支持基板10として、プリント基板等の磁界を透過するものが用いられる。
磁石20は、磁界を発生させる部品である。磁石20は、検出対象100の有無に応じて磁気ベクトルの向きが変化する磁界を第1磁気抵抗素子30に印加する役割を果たす。磁石20は、支持基板10の一面11に直交する方向に磁界が発生するように当該一面11に固定されている。例えば、磁石20のN極が支持基板10の一面11側に向けられている。これにより、磁界の向きが支持基板10の一面11側から他面12側となる。なお、磁石20のS極が支持基板10の一面11側に向けられていても良い。
ここで、検出対象100は、板状の磁性体によって構成されている。検出対象100は、支持基板10の他面12から離れて位置している。また、検出対象100は、支持基板10の他面12(一面11)の面方向に基準位置から移動する。具体的には、検出対象100のうち支持基板10の他面12の面方向の先端部110が、当該他面12の上方の空間部200を基準位置から当該面方向のうちの一つの方向である移動方向に移動する。磁石20は、この移動方向に延設されている。
第1磁気抵抗素子30及び第2磁気抵抗素子40は、磁界によって発生する磁気ベクトルの向きに応じて抵抗値が変化する素子である。各磁気抵抗素子30、40は、同じ材料で構成されている。
例えば、各磁気抵抗素子30、40は、下部電極の上にピン磁性層、非磁性層、フリー磁性層、及び上部電極が順に形成されたGMR素子として構成されている。ピン磁性層は磁化の向きが固定された強磁性金属層である。非磁性層はフリー磁性層からピン磁性層に電流を流すための層である。フリー磁性層は、外部の磁場の影響を受けて磁化の向きが変化する強磁性金属層である。なお、各磁気抵抗素子30、40は、GMR素子に限られず、TMR素子、AMR素子として構成されていても良い。
第1磁気抵抗素子30は、支持基板10の他面12のうち磁界が貫通する位置に設けられている。すなわち、第1磁気抵抗素子30は、支持基板10の他面12のうち磁石20に対応した磁気範囲に設けられている。第1磁気抵抗素子30は、移動方向に延設されている。
また、図2に示されるように、第1磁気抵抗素子30は、支持基板10の他面12の面方向のうち移動方向に垂直な幅方向の中心位置31が磁石20における幅方向の中心位置21から当該幅方向のうちの一方向にずらされている。これにより、第1磁気抵抗素子30には磁石20の解放磁界(By成分)が充分に印加される。
一方、第2磁気抵抗素子40は、支持基板10のうち磁界が貫通しない位置に設けられている。すなわち、第2磁気抵抗素子40は、支持基板10の他面12のうち上記の磁気範囲から離れた位置に配置されている。本実施形態では、第2磁気抵抗素子40は、信号処理部50に設けられている。
なお、第2磁気抵抗素子40は、信号処理部50とは別体として支持基板10に設けられていても良い。この場合、第2磁気抵抗素子40は、支持基板10のうち磁界の影響を受けない位置に実装される。
さらに、図3に示されるように、第2磁気抵抗素子40は、第1磁気抵抗素子30に直列接続されている。これにより、各磁気抵抗素子30、40はハーフブリッジ回路部60を構成している。第1磁気抵抗素子30の抵抗値をRaとし、第2磁気抵抗素子40の抵抗値をRfとする。Rfは一定値であるが、Raは変化する。つまり、第2磁気抵抗素子40は基準抵抗として機能する。そして、各磁気抵抗素子30、40の接続点の電圧が検出信号となる。すなわち、検出信号は、第1磁気抵抗素子30の抵抗値と、第2磁気抵抗素子40の抵抗値と、の抵抗比に対応した電圧となる。
信号処理部50は、検出信号を取得して感度やオフセット等の信号処理を行う回路部である。信号処理部50は、第2磁気抵抗素子40及び電圧検出部51を有している。電圧検出部51は、各磁気抵抗素子30、40の接続点の電圧を検出する。
信号処理部50は、例えばICチップとして構成されている。また、信号処理部50は、支持基板10の他面12のうち磁石20の磁界の影響を受けない位置に実装されている。信号処理部50は、支持基板10の一面11に実装されていても良い。
以上が、位置センサ1の構成である。なお、位置センサ1は、上記各構成を収容する筐体や、他の装置と電気的接続を行うための端子等を備えている。
次に、位置センサ1の作動について説明する。まず、図1に示されるように、検出対象100は、先端部110が磁気範囲に対応する空間部200を基準位置から移動方向に移動する。これにより、空間部200での先端部110に位置に応じて、第1磁気抵抗素子30が受ける磁界の磁気ベクトルの向きが当該第1磁気抵抗素子30の領域毎に異なる。検出対象100が第1磁気抵抗素子30に近づくと、磁気ベクトルの向きが変化して第1磁気抵抗素子30の全体の抵抗値が変化する。
具体的には、支持基板10の一面11に直交する方向に検出対象100が位置しない場合、検出対象100は磁石20に引きつけられない。このため、図2に示された第1磁気抵抗素子30の第1領域32には、上述のように磁界のBy成分が印加される。磁界のBy成分を第1の向きの磁気ベクトルとする。また、当該第1領域32は、第1の向きの磁気ベクトルに対応した第1抵抗値となる。
一方、支持基板10の一面11に直交する方向に検出対象100が位置する場合、検出対象100は磁石20に引きつけられる。このため、図4に示された第1磁気抵抗素子30の第2領域33には磁界のBz成分が印加される。磁界のBz成分を第2の向きの磁気ベクトルとする。また、当該第2領域33は、第2の向きの磁気ベクトルに対応した第2抵抗値となる。
したがって、図5に示されるように、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の正面に位置しない状態では第1領域32に印加される磁界の磁気ベクトルの向きは第1の向きが維持される。このため、第1領域32では、磁界のBy成分の抵抗変化率に従った第1抵抗値となり、当該By成分に基づいて小さい抵抗値となる。なお、図5に示された磁界のBx成分は移動方向に沿った成分であり、第1磁気抵抗素子30の抵抗値の変化には影響しない。
一方、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の正面に位置する状態では磁界が第2領域33に垂直に印加される。このため、第2領域33では、磁界のBz成分の抵抗変化率に従った第2抵抗値となり、抵抗変化がほぼ無い部分となる。
なお、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の全体に対向しない場合、第1磁気抵抗素子30の全体が第1領域32となる。一方、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の全体に対向する場合、第1磁気抵抗素子30の全体が第2領域33となる。
以上のことから、ハーフブリッジ回路部60の第1磁気抵抗素子30の総抵抗Raは、検出対象100の先端部110の位置により決まる。すなわち、第1磁気抵抗素子30の第1領域32の第1抵抗値と、第2領域33の第2抵抗値と、の割合によって決まる。つまり、総抵抗Raは、磁界のBy成分の抵抗値の割合に応じて決まる。したがって、ハーフブリッジ回路部60は、検出対象100の先端部110の位置に応じた検出信号を出力する。
そして、電圧検出部51は、当該検出信号を第2磁気抵抗素子40の抵抗値(Rf)と第1磁気抵抗素子30の総抵抗値(Ra)との抵抗比に応じた電圧として検出する。また、信号処理部50は、検出信号の感度とオフセットを調整する。これにより、図6に示されるように、信号処理部50は、検出対象100の移動量に対して比例して変化する出力を得ることができる。検出対象100が磁性体であれば磁気ベクトルの向きを変化させることができるので、検出対象100が磁石でなくても良いというメリットがある。
また、検出信号を取得するための各磁気抵抗素子30、40が同じ材料で構成されている。したがって、磁気ベクトルの向きに応じて抵抗値が変化する第1磁気抵抗素子30だけでなく、磁界の影響を受けない第2磁気抵抗素子40も温度に応じて抵抗値が変動する。このため、検出信号に含まれる信号成分のうち第1磁気抵抗素子30の総抵抗値Raの誤差要因となる抵抗値温度係数(+3000ppm/℃)と抵抗変化率温度係数(−3500ppm/℃)と、を相殺することが可能となる。つまり、検出信号に含まれる信号成分のみが得られるので、温度が変化した際の出力変動を抑制することができる。
さらに、検出対象100が磁石20に引き寄せられることにより第1磁気抵抗素子30の第2領域33には磁界のBz成分が印加される。すなわち、第1磁気抵抗素子30と検出対象とのギャップが変動したとしても、第2領域33に印加される磁界のBz成分の大きさは変化しない。言い換えると、第2抵抗値は、ギャップの変動の影響を受けない。このため、第1磁気抵抗素子30と検出対象100との間のギャップが変化したとしても、当該第2領域33の第2抵抗値は抵抗変化が無い。したがって、第1磁気抵抗素子30の総抵抗値Raの誤差要因となるギャップ特性の影響を受けないので、ギャップが変化した際の出力変動を抑制することができる。
位置センサ1は、例えば、自動車ドライブシャフト、カムシャフト、ギヤ等の回転体の軸方向の移動位置検出、シフトポジション検出、ピストンやバルブ等の位置検出に適用される。もちろん、位置センサ1は自動車以外の他の用途に適用されても良い。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、磁石20が特許請求の範囲の「磁界発生部」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図7及び図8に示されるように、磁石20は、第1の磁石21及び第2の磁石22を有して構成されている。第1の磁石21は、支持基板10の一面11に直交する方向に磁界を発生させると共に移動方向に延設されている。第2の磁石22は、支持基板10の一面11に直交する方向に第1の磁石21とは逆向きの磁界を発生させると共に第1の磁石21に離間して移動方向に延設されている。
第1磁気抵抗素子30は、支持基板10の他面12のうち各磁石21、22の最大範囲に設けられている。具体的には、第1磁気抵抗素子30は、他面12のうち移動方向における各磁石21、22の最大幅、及び、他面12の面方向のうち移動方向に垂直な幅方向において第1の磁石21から第2の磁石22までの最大幅の磁気範囲に設けられている。さらに、第1磁気抵抗素子30は、当該磁気範囲において移動方向に延設されている。
このような構成によると、図8に示されるように、支持基板10の一面11に直交する方向に検出対象100が位置しない場合、支持基板10の一面11側で第1の磁石21の磁界と第2の磁石22の磁界とが引き合う。これにより、第1磁気抵抗素子30には、支持基板10の他面12に傾斜したBy成分、すなわち第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
ここで、幅方向における第1磁気抵抗素子30の中心位置は、幅方向における第1の磁石21から第2の磁石22までの最大幅の中心位置に対して当該幅方向のうちの一方向または他方向にずれていても良いし、一致していても良い。上記の磁気範囲であれば、第1の向きの磁気ベクトルの磁界が第1磁気抵抗素子30に印加されるからである。
一方、図9に示されるように、支持基板10の一面11に直交する方向に検出対象100が位置する場合、検出対象100が各磁石21、22に引きつけられる。これにより、第1磁気抵抗素子30の第2領域33には、支持基板10の他面12に垂直なBz成分、すなわち第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
以上のことから、先端部110の位置に応じて、第1磁気抵抗素子30の第1領域32の第1抵抗値と、第2領域33の第2抵抗値と、の割合が変化する。これにより、第1実施形態と同様に、検出対象100の移動量に対して変化する出力が得られる。また、第1実施形態と同様に、温度の変化及びギャップの変化に対する効果が得られる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第1の磁石21が特許請求の範囲の「第1の磁界発生部」に対応し、第2の磁石22が特許請求の範囲の「第2の磁石22」に対応する。
(第3実施形態)
本実施形態では、第2実施形態と異なる部分について説明する。図10及び図11に示されるように、第1の磁石21及び第2の磁石22は、支持基板10の一面11に直交する方向に同じ向きの磁界を発生させる。
このような構成によると、図11に示されるように、支持基板10の一面11に直交する方向に検出対象100が位置しない場合、支持基板10の一面11側で第1の磁石21の磁界と第2の磁石22の磁界とが反発し合う。これにより、第1磁気抵抗素子30には、支持基板10の他面12に対して傾斜した第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
なお、各磁石21、22の磁界の磁気ベクトルは、支持基板10の他面12から離れた位置で第2の向きに近づく。このため、幅方向における第1磁気抵抗素子30の中心位置は、幅方向における第1の磁石21から第2の磁石22までの最大幅の中心位置に対して当該幅方向のうちの一方向または他方向にずれていることが好ましい。本実施形態では他方向にずれている。
一方、図12に示されるように、支持基板10の一面11に直交する方向に検出対象100が位置する場合、検出対象100が各磁石21、22に引きつけられる。これにより、第1磁気抵抗素子30の第2領域33には、第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。したがって、第1実施形態と同様に、検出対象100の移動量に対して変化する出力が得られる。また、第1実施形態と同様に、温度の変化及びギャップの変化に対する効果が得られる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分について説明する。図13及び図14に示されるように、磁石20は、支持基板10の一面11の面方向に磁界を発生させるように、N極とS極との境界部を含んだ側面が一面11に固定されている。
支持基板10は、一面11のうち磁石20の隣に配置された支持部13を有している。支持部13は、第1磁気抵抗素子30が配置される土台である。支持部13は磁石20に対する第1磁気抵抗素子30の高さを調整するための部品である。
このような構成によると、図14に示されるように、磁石20及び第1磁気抵抗素子30の上方の空間部210に検出対象100が位置しない場合、支持基板10の一面11の面方向に平行な第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
そして、検出対象100は、先端部110が空間部210を支持基板10の一面11の面方向に基準位置から移動する。これにより、図15に示されるように、支持基板10の一面11に直交する方向に検出対象100が位置する場合、検出対象100が磁石20に引きつけられる。
したがって、第1磁気抵抗素子30の第2領域33には、第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加されるので、第1実施形態と同様に、検出対象100の移動量に対して変化する出力が得られる。また、第1実施形態と同様に、温度の変化及びギャップの変化に対する効果が得られる。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図16及び図17に示されるように、第1磁気抵抗素子30は、支持基板10の他面12のうち磁石20に対応した磁気範囲に設けられている。
また、図17に示されるように、幅方向において、第1磁気抵抗素子30の中心位置31と磁石20の中心位置21とが一致している。これにより、第1磁気抵抗素子30には、支持基板10の一面11に垂直な第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
そして、本実施形態では、図16に示されるように、検出対象100は、先端部110が支持基板10の側面14、磁石20、及び第1磁気抵抗素子30の上方の空間部220を基準位置から移動方向に移動する。
上記の構成によると、図17に示されるように、検出対象100が空間部220に位置しない場合、第1磁気抵抗素子30には支持基板10の他面12に垂直な第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。これに対し、図18に示されるように、検出対象100が空間部220に位置する場合、検出対象100が磁石20に引きつけられる。このため、第1磁気抵抗素子30の第2領域33には、第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
したがって、第1実施形態と同様に、検出対象100の移動量に対して変化する出力が得られる。また、第1実施形態と同様に、温度の変化及びギャップの変化に対する効果が得られる。
(第6実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図19及び図20に示されるように、第1磁気抵抗素子30は、移動方向における一端部34から他端部35まで複数に分割されている。
また、第1磁気抵抗素子30の一端部34から他端部35までの各部分が移動方向に支持基板10の一面11と他面12とに交互に配置されている。検出精度の観点から、移動方向において、第1磁気抵抗素子30のうち一面11側の部分と他面12側の部分との隣同士が離間しないように配置されていることが好ましい。分割された各部分は、支持基板10に設けられた金属配線等の低抵抗な材料によって直列接続されている。
磁石20は、第1磁気抵抗素子30のうち支持基板10の一面11側に配置された各部分の上に配置されている。磁石20の姿勢は、図示しない部品によって固定されている。
上記の構成によると、図20に示されるように、検出対象100が空間部200に位置しない場合、第1磁気抵抗素子30の各部分には支持基板10の他面12に対して傾斜した第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。これに対し、図21に示されるように、検出対象100が空間部200に位置する場合、検出対象100が磁石20に引きつけられる。このため、第1磁気抵抗素子30の各部分のうちの第2領域33には、第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
したがって、図22に示されるように、第1磁気抵抗素子30が複数に分割されていても、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の正面に位置しない状態では第1磁気抵抗素子30に印加される磁界の磁気ベクトルは第1の向きとなる。一方、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の正面に位置する状態では磁界が第1磁気抵抗素子30に垂直に印加される。このため、第1磁気抵抗素子30のうち検出対象100に対向する部分は、磁界のBz成分に従った抵抗値となり、抵抗変化がほぼ無い部分となる。
なお、第1磁気抵抗素子30は複数に分割されているが、第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される部分は全て第1領域32となる。また、第1磁気抵抗素子30のうち第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される部分は全て第2領域33となる。検出対象100の先端部110の位置によって、第1磁気抵抗素子30の一部分に第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加され、他の部分に第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される場合もある。この場合は、当該一部分のうち第1の向きの磁気ベクトルの磁界が印加された部分が第1領域32となり、第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加された部分が第2領域33となる。つまり、第1磁気抵抗素子30の一部分に2つの領域が存在することもある。
以上のように、第1磁気抵抗素子30が複数に分割されることにより、検出対象100の移動量に対するバリエーション対応が容易となる。また、第1実施形態と同様に、検出対象100の移動量に対して変化する出力が得られると共に、温度の変化及びギャップの変化に対する効果が得られる。
(第7実施形態)
本実施形態では、第6実施形態と異なる部分について説明する。図23及び図24に示されるように、複数に分割された第1磁気抵抗素子30は、支持基板10の他面12のうち磁石20に対応した磁気範囲に設けられている。
また、第1磁気抵抗素子30の各部分は、支持基板10の他面12の面方向のうち移動方向に垂直な幅方向の中心位置31が幅方向における磁石20の中心位置21から当該幅方向の一方向と他方向とに一端部34から他端部35まで交互にずらされて配置されている。
上記の構成によると、図24に示されるように、検出対象100が空間部200に位置しない場合、第1磁気抵抗素子30の各部分のうち幅方向のうちの一方向にずらされた部分には中心位置31から一方向側に傾斜した向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。また、第1磁気抵抗素子30の各部分のうち幅方向のうちの他方向にずらされた部分には、上記の中心位置31から他方向側に傾斜した向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。一方向及び他方向に傾斜した磁気ベクトルは傾斜する方向は逆になっているが、磁石20の中心位置21を基準とした対称の角度になっているので、両方とも第1の向きとする。
これに対し、図25に示されるように、検出対象100が空間部200に位置する場合、検出対象100が磁石20に引きつけられる。このため、第1磁気抵抗素子30の各部分が一方向及び他方向に交互に配置されていることにかかわらず、第2領域33には第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
したがって、図26に示されるように、第1磁気抵抗素子30の各部分が幅方向の一方向及び他方向に交互に配置されていても、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の正面に位置しない状態では第1磁気抵抗素子30に印加される磁界の磁気ベクトルは第1の向きとなる。一方、検出対象100が第1磁気抵抗素子30の正面に位置する状態では第2の向きの磁気ベクトルの磁界が印加される。
以上のように、第1磁気抵抗素子30の各部分が幅方向の一方向及び他方向に交互に配置された構成においても、検出対象100の移動量に対するバリエーション対応が容易となる。また、第1実施形態と同様に、検出対象100の移動量に対して変化する出力が得られると共に、温度の変化及びギャップの変化に対する効果が得られる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された位置センサ1の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。
上記各実施形態では、磁束を発生させるものとして磁石20や各磁石21、22が用いられていたが、これは構成の一例である。例えば、電磁石等の磁束発生手段が用いられても良い。
上記各実施形態では、検出対象100は板状に構成されていたが、これは形状の一例である。したがって、検出対象100は板状に限られず、他の形状でも良い。
10 支持基板
11 一面
12 他面
20 磁石(磁界発生部)
30 第1磁気抵抗素子
32 第1領域
33 第2領域
40 第2磁気抵抗素子
50 信号処理部

Claims (8)

  1. 一面(11)を有する支持基板(10)と、
    前記支持基板の前記一面側に設けられ、磁界を発生させる磁界発生部(20)と、
    前記支持基板のうち前記磁界が貫通する位置に設けられ、前記磁界によって発生する磁気ベクトルの向きに応じて抵抗値が変化する第1磁気抵抗素子(30)と、
    前記支持基板のうち前記磁界が貫通しない位置に設けられ、前記第1磁気抵抗素子と同じ材料で構成され、前記第1磁気抵抗素子に直列接続された第2磁気抵抗素子(40)と、
    前記第1磁気抵抗素子の抵抗値と、前記第2磁気抵抗素子の抵抗値と、の抵抗比に対応した検出信号を取得する信号処理部(50)と、
    を備え、
    前記第1磁気抵抗素子の抵抗値は、磁性体で構成された検出対象(100)のうちの前記一面の面方向の先端部(110)が前記第1磁気抵抗素子から離れていると共に基準位置から当該面方向のうちの一つの方向である移動方向に移動する位置に応じて、前記検出対象が前記磁界発生部に引きつけられないことにより前記第1磁気抵抗素子の第1領域(32)に発生する第1の向きの磁気ベクトルに対応した第1抵抗値と、前記検出対象が前記磁界発生部に引きつけられることにより前記第1磁気抵抗素子の第2領域(33)に発生する第2の向きの磁気ベクトルに対応した第2抵抗値と、の割合によって決まる位置センサ。
  2. 前記支持基板は、前記一面とは反対側の他面(12)を有する板状に構成され、
    前記磁界発生部は、前記一面に直交する方向に前記磁界を発生させ、前記移動方向に延設されており、
    前記第1磁気抵抗素子は、前記支持基板の前記他面のうち前記磁界発生部に対応した磁気範囲に設けられ、前記移動方向に延設されており、さらに、前記面方向のうち前記移動方向に垂直な幅方向の中心位置(31)が前記磁界発生部における前記幅方向の中心位置(21)から当該幅方向にずらされており、
    前記検出対象は、前記先端部が前記磁気範囲に対応する空間部(210)を当該面方向に前記基準位置から移動する請求項1に記載の位置センサ。
  3. 前記支持基板は、前記一面とは反対側の他面(12)を有する板状に構成され、
    前記磁界発生部は、前記一面に直交する方向に磁界を発生させると共に前記移動方向に延設された第1の磁界発生部(21)と、前記一面に直交する方向に前記第1の磁界発生部とは逆向きの磁界を発生させると共に前記第1の磁界発生部に離間して前記移動方向に延設された第2の磁界発生部(22)と、を有し、
    前記第1磁気抵抗素子は、前記他面のうち前記移動方向における前記第1の磁界発生部及び前記第2の磁界発生部の最大幅、及び、前記面方向のうち前記移動方向に垂直な幅方向において前記第1の磁界発生部から前記第2の磁界発生部までの最大幅の磁気範囲に前記移動方向に延設されており、
    前記検出対象は、前記先端部が前記磁気範囲に対応する空間部(210)を当該面方向に前記基準位置から移動する請求項1に記載の位置センサ。
  4. 前記支持基板は、前記一面とは反対側の他面(12)を有する板状に構成され、
    前記磁界発生部は、前記一面に直交する方向に磁界を発生させると共に前記移動方向に延設された第1の磁界発生部(21)と、前記一面に直交する方向に前記第1の磁界発生部と同じ向きの磁界を発生させると共に前記第1の磁界発生部に離間して前記移動方向に延設された第2の磁界発生部(22)と、を有し、
    前記第1磁気抵抗素子は、前記他面のうち前記移動方向における前記第1の磁界発生部及び前記第2の磁界発生部の最大幅、及び、前記面方向のうち前記移動方向に垂直な幅方向において前記第1の磁界発生部から前記第2の磁界発生部までの最大幅の磁気範囲に前記移動方向に延設されており、
    前記検出対象は、前記先端部が前記磁気範囲に対応する空間部(210)を当該面方向に前記基準位置から移動する請求項1に記載の位置センサ。
  5. 前記磁界発生部は、前記面方向に前記磁界を発生させ、
    前記第1磁気抵抗素子は、前記支持基板の一面に設けられた支持部(13)の上に固定され、
    前記検出対象は、前記先端部が前記磁界発生部及び前記第1磁気抵抗素子の上方の空間部(210)を当該面方向に前記基準位置から移動する請求項1に記載の位置センサ。
  6. 前記支持基板は、前記一面とは反対側の他面(12)と、前記一面及び前記他面に接続された側面(14)と、を有する板状に構成され、
    前記磁界発生部は、前記一面に直交する方向に前記磁界を発生させ、前記移動方向に延設されており、
    前記第1磁気抵抗素子は、前記支持基板の前記他面のうち前記磁界発生部に対応した磁気範囲に設けられており、
    前記検出対象は、前記先端部が前記支持基板の前記側面、前記磁界発生部、及び前記第1磁気抵抗素子の上方の空間部(220)を当該面方向に前記基準位置から移動する請求項1に記載の位置センサ。
  7. 前記支持基板は、前記一面とは反対側の他面(12)を有する板状に構成され、
    前記磁界発生部は、前記一面に直交する方向に前記磁界を発生させ、前記移動方向に延設されており、
    前記第1磁気抵抗素子は、前記移動方向の一端部(34)から他端部(35)まで複数に分割されていると共に前記他面のうち前記磁界発生部に対応した磁気範囲に設けられており、さらに、前記面方向のうち前記移動方向に垂直な幅方向の中心位置(31)が前記幅方向における前記磁界発生部の中心位置(21)から当該幅方向のうちの一方向または他方向にずらされていると共に前記一端部から前記他端部までの各部分が前記移動方向に前記一面と前記他面とに交互に配置され、
    前記検出対象は、前記先端部が前記磁気範囲に対応する空間部(210)を当該面方向に前記基準位置から移動する請求項1に記載の位置センサ。
  8. 前記支持基板は、前記一面とは反対側の他面(12)を有する板状に構成され、
    前記磁界発生部は、前記一面に直交する方向に前記磁界を発生させ、前記移動方向に延設されており、
    前記第1磁気抵抗素子は、前記移動方向の一端部(34)から他端部(35)まで複数に分割されていると共に前記他面のうち前記磁界発生部に対応した磁気範囲に設けられており、さらに、前記面方向のうち前記移動方向に垂直な幅方向の中心位置(31)が前記幅方向における前記磁界発生部の中心位置(21)から当該幅方向のうちの一方向と他方向とに前記一端部から前記他端部までの各部分が交互にずらされて配置され、
    前記検出対象は、前記先端部が前記磁気範囲に対応する空間部(210)を当該面方向に前記基準位置から移動する請求項1に記載の位置センサ。
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