JP2017207131A - シフト装置 - Google Patents

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【課題】油圧シリンダのピストンが急停止してしまう場合に発生する推力を抑制することができる。【解決手段】内部に作動油を供給可能な油圧シリンダ30と、油圧シリンダ30内を、キャップ側作動油室32と、ヘッド側作動油室33とに画成し、軸方向に移動可能なピストン31と、キャップ側作動油室32に対する作動油の供給及び排出を行うための配管46と、ヘッド側作動油室33に対する作動油の供給及び排出を行うための配管47と、ピストン31に接続され、軸方向に移動可能なシフトロッド10と、シフトロッド10に固定され、スリーブ52と係合するシフトフォークFと、を有し、ピストン31には、キャップ側作動油室32とヘッド側作動油室33とを連通する連通孔31aが形成されており、連通孔31aの流路断面積は、配管46及び配管47のそれぞれの流路断面積よりも小さいように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、変速機の変速を行うシフト装置に関する。
従来、油圧シリンダに設けたピストンによりシフトロッドを移動させて、変速機の変速を行うシフト装置が知られている。
変速機の変速を具体的に説明すると、シフト装置によりシフトロッドの移動が開始されると、シフトロッドに固定されているシフトフォークが移動を開始する。シフトフォークが移動すると、シフトフォークに係合している変速機のスリーブが変速先の変速ギヤに固定されているドグギヤの方に移動する。変速ギヤとスリーブとの間には、シンクロナイザリングが介装されているので、スリーブが移動するとシンクロナイザリングと接触する。スリーブがシンクロナイザリングに接触すると、シンクロナイザリングと変速ギヤとが同期を開始し、同期が終了すると、スリーブが変速ギヤ側にさらに移動できるようになり、スリーブの歯がドグギヤと噛合し、すなわち、ギヤインして変速が完了する。
一方、油圧シリンダ及びピストンに関する技術として、自動変速機のサンギアを固定するために用いられるピストンにおいて、ピストンの一方の端面側の締結室内のエアをピストンの他方の端面側の解除室に排出する連通孔を設けるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−32824号公報
シフト装置において、油圧シリンダに設けたピストンによりシフトロッドを移動させて変速を行う場合に、スリーブがシンクロナイザリングと接触すると、シンクロナイザリングと変速ギヤとの同期が完了するまでは、シフトロッドはそれ以上移動することができず、急に停止することとなる。
このように、シフトロッドが移動している状態から急に停止してしまうと、シンクロナイザリングに多大な推力が加えられてしまう。
そして、シンクロナイザリングに多大な推力が加えられると、シンクロナイザリングと変速ギヤとの間の同期における摩擦抵抗が急激に大きくなって、シンクロナイザリングの温度が上昇し、シンクロナイザリングに損傷を発生させてしまったり、シンクロナイザリングの消耗を早めてしまったりする虞がある。
本発明は、油圧シリンダのピストンが急停止してしまう場合に発生する推力を抑制することのできる技術を提供することを目的とする。

上述の目的を達成するため、本発明の一観点に係るシフト装置は、回転可能なシャフトと、シャフトと一体回転可能且つシャフトの軸方向に移動可能なスリーブと、シャフトに相対回転可能に設けられている変速ギヤと、変速ギヤとスリーブとの間に介装され、変速ギヤとスリーブとの回転を同期させるためのシンクロナイザリングと、を有する変速機の変速を行うシフト装置であって、内部に作動油を供給可能な油圧シリンダと、油圧シリンダ内を、第1作動油室と、第2作動油室とに画成し、軸方向に移動可能なピストンと、第1作動油室に対する作動油の供給及び排出を行うための第1配管と、第2作動油室に対する作動油の供給及び排出を行うための第2配管と、ピストンに接続され、軸方向に移動可能なシフトロッドと、シフトロッドに固定され、スリーブと係合するシフトフォークと、を有し、ピストンには、第1作動油室と、第2作動油室とを連通する連通孔が形成されており、連通孔の流路断面積は、第1配管及び第2配管のそれぞれの流路断面積よりも小さい。
上記シフト装置において、連通孔の流路断面積は、第1作動油室又は第2作動油室に変速を行うための所定の圧力の作動油を供給している場合において、シンクロナイザリングと、変速ギヤとの回転を同期させる際の回転数差の変化率が所定以下となるように決定されていてもよい。
また、上記シフト装置において、連通孔は、ピストンの重力方向の逆側の端部に形成されていてもよい。
本発明によれば、油圧シリンダのピストンが急停止してしまった場合に発生する推力を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るシフト装置と、変速機の一部とを示す模式的な構成図である。 本発明の一実施形態に係る油圧シリンダを詳細に示す模式的な構成図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るシフト装置を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係るシフト装置と、変速機の一部とを示す模式的な構成図である。
シフト装置1を説明する前に、シフト装置1により変速を行う変速機5について説明する。変速機5は、例えば、マニュアルトランスミッション(MT)である。本実施形態では、シフト装置1及び変速機5との組み合わせにより、自動制御式マニュアルトランスミッション(AMT)が構成される。
変速機5は、アウトプットシャフト(シャフト)50を有する。アウトプットシャフト50には、変速ギヤ53、ハブ51、変速ギヤ55が設けられている。ハブ51は、アウトプットシャフト50に一体回転可能に設けられ、変速ギヤ53及び変速ギヤ55は、アウトプットシャフト50に相対回転可能に設けられている。
変速ギヤ53は、例えば、3速用のギヤであり、変速ギヤ55は、例えば、4速用のギヤである。変速ギヤ53には、ドグギヤ54が固定されている。変速ギヤ55には、ドグギヤ56が固定されている。
ハブ51には、回転不能且つ軸方向に移動可能にスリーブ52が設けられている。スリーブ52と、各ドグギヤ54,56との間には、それぞれシンクロナイザリングSRが介装されている。スリーブ52の外周凹溝には、スリーブ52を軸方向(XY方向)に移動させる後述するシフトフォークFが係合されている。
スリーブ52には、内周側にスプライン歯52Gが形成されている。シンクロナイザリングSRには、外周側にシンクロ場SGが形成されている。また、ドグギヤ54には、ドグ歯54Gが形成され、ドグギヤ56には、ドグ歯56Gが形成されている。
次に、シフト装置1について説明する。シフト装置1は、1以上のシフトロッド10と、シフトロッド10を所定の位置(ディテント位置)に位置決めするための押圧部14と、シフトロッド10を移動させるための推力を与えるアクチュエータ6とを有する。
シフトロッド10は、所定の方向(図中XY方向)に延びた形状をし、図示しないシフトロッドガイド等により、所定方向へ移動可能に支持されている。シフトロッド10の一端は、アクチュエータ6の後述する油圧シリンダ30のピストン31に接続されている。
シフトロッド10には、変速機5のスリーブ52の外周凹部と係合するシフトフォークFが固定されている。したがって、シフトロッド10が移動すると、それに伴ってシフトフォークF及びスリーブ52が移動することとなる。本実施形態では、シフトロッド10を移動させた位置により、スリーブ52を変速ギヤ53のドグギヤ54と適切に噛合する位置(第1ギヤイン位置)と、スリーブ52を変速ギヤ55のドグギヤ56と適切に噛合する位置(第2ギヤイン位置)と、スリーブ52が変速ギヤ53のドグギヤ54及び変速ギヤ55のドグギヤ56のいずれとも噛合しない位置(ニュートラル位置)との何れかの位置に合わせることができる。
押圧部14は、弾性部材15と、ロックボール16とを有する。ロックボール16は、例えば、金属製の球状の部材である。弾性部材15は、例えば、金属製のバネであり、一端が変速機ケース2に固定され、他端がロックボール16に接続されている。弾性部材15は、シフトロッド10の外周面にロックボール16を接触させた状態で、圧縮された状態、すなわち付勢された状態となっている。したがって、弾性部材15の付勢力によってロックボール16がシフトロッド10の外周に常時押し付けられるようになっている。すなわち、シフトロッド10は、XY方向と交差されている方向から押圧部14によって押圧されている。
シフトロッド10には、押圧部14のロックボール16と係合することにより、シフトロッド10の位置決めを行うための1以上の凹部(第1凹部11、第2凹部12、第3凹部13)が形成されている。これら凹部11〜13は、例えば、略円錐状の窪みであるが、ロックボール16と係合する形状であれば、この形状に限られず、例えば、半球状や部分球状の窪みであってもよい。
第1凹部11は、スリーブ52が第1ギヤイン位置にある場合にロックボール16と対向するシフトロッド10の位置に形成されている。第2凹部12は、スリーブ52がニュートラル位置にある場合に、ロックボール16と対向するシフトロッド10の位置に形成されている。第3凹部13は、スリーブ52が第2ギヤイン位置にある場合に、ロックボール16と対向するシフトロッド10の位置に形成されている。
アクチュエータ6は、油タンク45に貯留された油を供給する油圧ポンプ40と、油圧ポンプ40により供給された油の圧力を所定の圧力(ライン圧)に調整して下流の配管42に流す圧力調整弁41と、配管42に供給されている油を下流側に供給するか否かを切り替えるオン/オフ弁43,44と、オン/オフ弁43,44の下流に配置された油圧シリンダ30とを有する。
油圧シリンダ30においては、シリンダ本体34内を左右移動可能なピストン31によって、キャップ側作動油室(第1作動油室)32と、ヘッド側作動油室(第2作動油室)33とが画成されている。シリンダ本体34のキャップ側作動油室32には、オン/オフ弁43に連通する配管46が接続され、シリンダ本体34のヘッド側作動油室33には、オン/オフ弁44に連通する配管47が接続されている。
ピストン31には、前述のようにシフトロッド10の一端が接続されている。油圧シリンダ30は、キャップ側作動油室32に作動油が供給され、ヘッド側作動油室33から油が排出されると、ピストン31及びシフトロッド10をY方向に移動させ、ヘッド側作動油室33に油が供給され、キャップ側作動油室32から油が排出されると、ピストン31及びシフトロッド10をX方向に移動させる。
ピストン31には、キャップ側作動油室32と、ヘッド側作動油室33とを連通させる連通孔31aが形成されている。連通孔31aは、例えば、ピストン31の重力方向に対して逆側(図面上側)の端部に配置されている。
連通孔31aの作動油の流路となる部分の断面積(流路断面積)は、図2に示すように、配管46の流路断面積(シリンダ本体34の流通孔34aの流路断面積)及び配管47の流路断面積(シリンダ本体34の流通孔34bの流路断面積)のそれぞれよりも小さい。したがって、配管46又は配管47から供給されるすべての作業油がピストン31を押すために寄与せずに連通孔31aを通過してしまうことはない。
本実施形態では、連通孔31aの流路断面積は、シフトロッド10を移動させるためにキャップ側作動油室32又はヘッド側作動油室33に所定の圧力の作動油を供給している場合において、シンクロナイザリングSRと、変速ギヤ53との回転を同期させる際の回転数差の変化率が所定以下となるように決定されている。これにより、同期時におけるシンクロナイザリングSRへの負荷を適切に抑えることができる。
オン/オフ弁43は、配管42から油圧シリンダ30のキャップ側作動油室32に繋がる配管(第1配管)46に油を供給する状態(オン:開弁)及び配管42から配管46へ油を供給しない状態(オフ:閉弁)を切り替える。オン/オフ弁43は、配管42から配管46へ油を供給しない状態においては、キャップ側作動油室32から排出される油を油タンク45に排出することができるようになっている。
オン/オフ弁44は、配管42から油圧シリンダ30のヘッド側作動油室33に繋がる配管47(第2配管)へ油を供給する状態(オン)及び配管42から配管47へ油を供給しない状態(オフ)を切り替える。オン/オフ弁44は、配管42から配管47へ油を供給しない状態においては、ヘッド側作動油室33から排出される油を油タンク45に排出することができるようになっている。
シフト装置1は、更に、変位センサ65と、電子制御ユニット(以下、ECUと称する)60とを備える。
変位センサ65は、シフトロッド10の所定方向(XY方向)の変位(位置)を測定する。なお、変位の基準位置は、任意の位置であってよい。変位センサ65のセンサ値(変位)は、電気的に接続されたECU60に送信される。
ECU60は、アクチュエータ6等の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備える。
ECU60は、変速制御部61と、供給制御部62と、を一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアであるECU60に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
変速制御部61は、図示しない操作レバーによる運転者の変速操作を検出した場合、又は、アクセル開度や車速等に基づいて、変速の必要性を検出した場合に、供給制御部62に変速指示を送信する。
供給制御部62は、変速制御部61から指示された変速段への変速を行うために、圧力調整弁41と、オン/オフ弁43及びオン/オフ弁44のオンと、オフとを制御する。具体的には、供給制御部62は、変速制御部61から3速への変速指示があった場合には、オン/オフ弁43をオン、且つオン/オフ弁44をオフとし、変速制御部61から4速への変速指示があった場合には、オン/オフ弁43をオフ、且つオン/オフ弁44をオンとする。
次に、シフト装置1による変速機5におけるニュートラル位置から3速への同期結合及びギヤイン動作の一例を図1を参照して説明する。他の変速段やリバースへの同期結合及びギヤイン動作も同様のため、詳細な説明は省略する。
変速制御部61により、3速への変速が決定されると、3速への変速指示が供給制御部62に通知される。供給制御部62は、オン/オフ弁43をオン、且つオン/オフ弁44をオフとする。これにより、ピストン31、シフトロッド10、及びシフトフォークFがY方向に移動を開始する。
シフトフォークFがY方向に移動すると、シフトフォークFに係合しているスリーブ52もY方向に移動する。
スリーブ52がY方向に移動すると、スリーブ52の図示しないキーがシンクロナイザリングSRと接触し、スリーブ52のスプライン歯52GがシンクロナイザリングSRのシンクロ歯SGと接触した状態で、スリーブ52とシンクロナイザリングSRとが一体となって回転するようになる。この時、シンクロナイザリングSRとドグギヤ54とが接触することにより同期荷重が生じる。
この際には、スリーブ52は、Y方向に移動できなくなるので、シフトフォークF、シフトロッド10も移動できなくなり、急停止することとなる。ここで、スリーブ52は、シフトフォークFからY方向に移動させる推力が加えられた状態となっている。
このように、スリーブ52に推力が加えられた状態においては、シンクロナイザリングSRがドグギヤ54に抑えつけられることになり、シンクロナイザリングSRとドグギヤ54(すなわち、変速ギヤ53)との回転数の差が徐々に減少して、結果的に、回転数差が一致する。すなわち、スリーブ52とドグギヤ54(変速ギヤ53)とが同期して回転する状態となる。
このようにスリーブ52とドグギヤ54との回転が同期されると、シンクロナイザリングSRに生じていた同期荷重がなくなるので、スリーブ52のスプライン歯52Gがシンクロ歯SGを掻き分けることで、スリーブ52はY方向に向けて移動を再開する。
その後、スリーブ52のスプライン歯52Gとドグギヤ54のドグ歯54Gとが噛合を開始し、スプライン歯52Gとドグ歯54Gとが完全に噛合されることで、3速のギヤイン動作が終了する。
次に、本実施形態に係るシフト装置1による作用効果について説明する。
ピストン31に形成された連通孔31aによると、変速を行う際に、作動油を供給する側の作動油室(供給側室:キャップ側作動油室32又はヘッド側作動油室33のいずれか)に空気が存在する場合には、連通孔31aを通って他の作動油室(排出側室)に移動して排出されることとなるので、ピストン31を適切に移動させることができる。
また、変速を行うために、供給側室に作動油を供給してシフトロッド10を移動させている場合には、それに伴って移動するスリーブ52がシンクロナイザリングSRに接触することにより、シフトロッド10が急停止することとなる。この場合においては、ピストン31の連通孔31aを介して供給側室から排出側室に作動油が流入することになる。これにより、供給側室からピストン31を押す力が低減するとともに、排出側室の作動油の圧力が上昇して、排出側室からピストン31を押し返す力が増加し、結果として、ピストン31に加えられる推力が抑制される。このため、シンクロナイザリングSRに加えられる推力が抑制され、シンクロナイザリングSRの破損や、シンクロナイザリングSRの消耗を適切に低減できる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、連通孔31aを重力方向の逆側の端部に設けるようにしていたが、本発明はこれに限られず、重力方向側の端部に設けるようにしてもよく、要は、任意の箇所に設けてもよい。
1 シフト装置
5 変速機
10 シフトロッド
30 油圧シリンダ
31 ピストン
31a 連通孔
32 キャップ側作動油室
33 ヘッド側作動油室
34 シリンダ本体
34a,34b 流通孔
46,47 配管
50 シャフト
51 ハブ
52 スリーブ
53,55 変速ギヤ
54,56 ドグギヤ
F シフトフォーク
SR シンクロナイザリング

Claims (3)

  1. 回転可能なシャフトと、
    前記シャフトと一体回転可能且つ前記シャフトの軸方向に移動可能なスリーブと、
    前記シャフトに相対回転可能に設けられている変速ギヤと、
    前記変速ギヤと前記スリーブとの間に介装され、前記変速ギヤと前記スリーブとの回転を同期させるためのシンクロナイザリングと、を有する変速機の変速を行うシフト装置であって、
    内部に作動油を供給可能な油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダ内を、第1作動油室と、第2作動油室とに画成し、前記軸方向に移動可能なピストンと、
    前記第1作動油室に対する作動油の供給及び排出を行うための第1配管と、
    前記第2作動油室に対する作動油の供給及び排出を行うための第2配管と、
    前記ピストンに接続され、前記軸方向に移動可能なシフトロッドと、
    前記シフトロッドに固定され、前記スリーブと係合するシフトフォークと、を有し、
    前記ピストンには、前記第1作動油室と、前記第2作動油室とを連通する連通孔が形成されており、
    前記連通孔の流路断面積は、前記第1配管及び第2配管のそれぞれの流路断面積よりも小さい
    シフト装置。
  2. 前記連通孔の前記流路断面積は、前記第1作動油室又は第2作動油室に変速を行うための所定の圧力の作動油を供給している場合において、前記シンクロナイザリングと、前記変速ギヤとの回転を同期させる際の回転数差の変化率が所定以下となるように決定されている
    請求項1に記載のシフト装置。
  3. 前記連通孔は、前記ピストンの重力方向に対して逆側の端部に形成されている
    請求項1又は請求項2に記載のシフト装置。
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