JP2017205512A - 粉末容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡単で、且つ、微小な粉末が外部に漏れだすことを防止することが出来る粉末容器の提供。【解決手段】 シフター(20)に中皿(30)を収容した状態で蓋(50)を閉めていない状態(図6)では中皿(30)の上縁部(33)がシフター上縁部(25)よりも上方に突出しており、蓋(50)を閉じた状態では中皿(30)の上縁部(33)がシフター上縁部(25)と面一になることを特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、化粧品等の粉末を収容するための容器に関する。
化粧品における乾式又は湿式のパウダーや圧縮パウダー、ファンデーション等は、粉末用の容器である化粧品容器に収容されている場合が多く、ユーザーが携帯して移動中或いは外出中に必要に応じて使用可能になっている。係るパウダー、ファンデーション等の化粧品は、微小な粉末で構成されている場合が存在する。
微小な粉末で構成されている化粧品用の容器(化粧品容器)は、例えば、容器本体(粉末収容部)、中央の領域にパウダー状の化粧品の通過貫通部分(メッシュや多数の微小貫通口)が形成されたシフター、シフターの上方に重ねられて内部にパフを収容する中皿、容器本体を閉塞するための蓋を備えている。そして、パフを用いてパウダー状の化粧品をユーザーの顔に塗布する場合以外は容器本体を蓋で閉じ、内部に収容されたパウダー状の化粧品が容器外に漏出しない様に工夫されている(例えば特許文献1)。
しかし、化粧品等の粉末はその粒径が非常に小さいため、微小な隙間から容器外部に漏出してしまう。また、容器外部への粉末の漏出対策が十分であっても、シフターに形成されたパウダー状の化粧品の通過貫通部分を十分にシールできる機構を有していないと、容器を持ち運ぶ際に容器内部で化粧品が飛散し、パフに過剰に化粧品が付着したり、中皿や、蓋、シフターに化粧品が過剰に付着し、容器を開けた際に、周囲に化粧品を散乱させたりしてしまう。
例えば上述した従来技術(特許文献1)では、上体20、中体30、ショルダーキャップ40、パフ収納キャップ50、加圧手段60等の機構を有することで、上記の問題を解決しているが、部品数が多く複雑な機構の容器となっている。容器の部品数が増えると製造コストが増加してしまう。また、容器の気密性を維持するために容器開閉時の操作が複雑になり、ユーザーにとっては使用感が良くないものとなってしまう。このため、部品数が少なく、開閉時の操作も少ない、使用感の良い容器が求められていた。
特表2015−529133号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、構造が簡単で、且つ、微小な粉末が外部に漏れだすことや容器内部で飛散することを防止することが出来る粉末用の容器の提供を目的としている。
本発明の粉末容器(例えば化粧品容器100)は、蓋(キャップ50)、中皿(30)、シフター(20)、粉末収納部(容器本体10)を有する粉末容器(化粧品容器100)において、
シフター(20)に中皿(30)を収容した状態で蓋(50)を閉めていない状態(図6)では中皿(30)の上縁部(33)がシフター上縁部(25)よりも上方に突出しており、
蓋(50)を閉じた状態(図3)では中皿(30)の上縁部(33)がシフター上縁部(25)と面一になることを特徴としている。
本明細書では、蓋(キャップ50)、中皿(30)、シフター(20)等を、粉末収納部(10)に組み付けた場合において、粉末収納部(10)から離隔する方向を「上」、「上方」、「上側」等の文言で表現している。一方、粉末収納部(10)側の方向を「下」、「下方」、「下側」等の文言で表現している。
また、本明細書において、面一とは、二つの面の間に段差がないことを示し、例えば図3のように、蓋の開放時にはシフターよりも上方に突出していた中皿が、蓋を閉めた時には蓋によって押圧され、シフターよりも上方への突出量が0となり、中皿上縁部とシフターの上縁部の両方とも蓋の裏面(蓋用シール材60)に当接し、中皿上縁部とシフター上縁部の上下方向の位置が揃った状態のことを示している。
本発明において、シフター(20)の半径方向外方縁部(24E)には上方に延在するリブ(縦リブ24)が形成されているのが好ましい。
また本発明において、前記リブ(24)の内径寸法(D2i)は中皿上縁部(33)の外径寸法(D3o)以上であるのが好ましい。
より詳細には、蓋(50)を閉めた状態で中皿上縁部(33)が変形しても、当該中皿上縁部(33)がシフター(20)のリブ(24)と干渉することが無い様に、前記リブ(24)の内径寸法(D2i)と中皿上縁部(33)の外径寸法(D3o)は設定されているのが好ましい。
この場合、中皿上縁部(33)の外径寸法はシフター(20)の立上部(21)の内径寸法以上であるのが好ましい。
上述の構成を具備する本発明によれば、蓋(50)を閉めると中皿上縁部(33)は蓋(50)(蓋用シール材60)に押圧されて、シフター上縁部(25)と面一になる様に変形する(撓む)。当該変形(撓み)により、中皿(30)は全体が下方に押圧され、中皿(中皿用シール材70)はシフター(シフター周辺部:メッシュ或いは小径貫通口が形成されている領域よりも半径方向外方の領域22f)の上面に押圧される。それと共に、シフター上縁部(25)が蓋(50)(蓋用シール材60)に押圧されることにより、微小な粉末(例えば化粧品)の漏出を防止することが出来る。
その結果、中皿上縁部(33)と蓋(50)(蓋用シール材60)との当接箇所(P1)、中皿(30)(中皿用シール材70)とシフター(20)(シフター周辺部)との当接箇所(P2)、シフター上縁部(25)と蓋(50)(蓋用シール材60)との当接箇所(P3)は十分にシールされるので、粉末収納部(10)に収容された粉末(化粧品)が漏出することが防止される(図8)。
本発明において、蓋(50)を閉めた時に、中皿(30)の立上部(31)とシフター(20)の立上部(21)の間の領域に粉末(化粧品)が滞留し、当該滞留した粉末が漏出しようとしても、シフター(20)に形成されたリブ(縦リブ24)の上縁部(25)が蓋(50)(蓋用シール60)に当接して、当該当接箇所(P3)が十分にシールされる。そのため、中皿(30)の立上部(31)とシフター(20)の立上部(21)の間の領域に粉末(化粧品)が滞留し、当該滞留した粉末が漏出しようとしても、その様な粉末の漏出を防止することが出来る。
さらに、パフ(40)に付着した化粧品がパフを収納した中皿(30)の収納部(30D)から中皿(30)外に漏出しようとしても、中皿上縁部(33)と蓋(50)(蓋用シール60)との当接箇所(P1)でシールされているのに加えて、リブ(24)の上縁部(25)が蓋(50)(厳密には蓋用シール60)に当接(P3)してシールされているので、パフ(40)に付着した化粧品が漏出することは防止される。
さらに本発明によれば、中皿上縁部(33)と蓋(50)(蓋用シール60)とが当接(P1)してシールしているので、中皿(30)の立上部(31)とシフター(20)の立上部(21)の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に粉末(例えば化粧品)が滞留しても、当該滞留した粉末が中皿(30)の半径方向内方に移動して中皿(30)内に収容されたパフ(40)に付着してしまうことが防止される。
そのため、粉末が化粧品の場合に、化粧品がパフ(40)に余分に付着してしまうことが防止される。
さらに、本発明の請求項2、3、4によれば、シフターに縦リブ(24)が形成された場合は、形成されていない場合(図11、図12で示す場合)のように中皿上縁部の半径方向外周縁部(33e:図12)がシフター立上部(21)の内周面(25Xi:図12)よりも半径方向内方に位置するように構成する(図11、図12参照)必要がない。そのため、縦リブ(24)を形成せず、シフター上縁部(25X:図12)と中皿上縁部(33)を面一にして、中皿上縁部(33)をシフター(20)の半径方向内方に位置させた場合(図11、図12で示す場合)に比較して、縦リブ(24)を形成した場合は、中皿上縁部の半径方向外周縁部(33e)がシフター立上部(21)の内周面(25Xi)よりも半径方向外方に位置するように構成することが出来るので(図8参照)、本発明における中皿(30)の内径寸法を大きくすることが出来る。
その結果、中皿(30)内部に収容されるパフ(40)の半径方向寸法も大きくすることが可能である。
本発明の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態の分解斜視図である。 第1実施形態において蓋を閉じた状態を示す部分断面図である。 第1実施形態における粉末収納部の各部名称を説明する部分断面図である。 第1実施形態における蓋の各部名称を説明する部分断面図である。 第1実施形態において蓋を開ける直前まで緩めた状態を示す部分断面図である。 蓋を閉じた状態における中皿の変形量を示す説明図である。 第1実施形態における作用効果を示す説明断面図である。 第1実施形態の作用効果を示す説明図であって、実施形態とは異なる構成における不都合を説明するための説明断面図である。 図9と同様に第1実施形態の作用効果を示す説明図であって、図9とは異なる構成における不都合を説明するための説明断面図である。 本発明の第2実施形態を示す説明断面図である。 図11の部分拡大説明図である。 図示の実施形態における中皿の材質及び各種強度に関する実験結果を表として示す図である。 本発明の第3実施形態を示す斜視図である。 第3実施形態において蓋を閉じた状態を示す部分断面図である。 本発明の第4実施形態を示す説明断面図である。 本発明の第5実施形態を示す説明断面図である。 本発明の第6実施形態を示す説明断面図である。 本発明の第7実施形態を示す説明断面図である。 本発明の第8実施形態で用いられる中皿を示す斜視図である。 第8実施形態において蓋が緩められた状態を示す部分断面図である。 第8実施形態において蓋が閉じた状態を示す部分断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。最初に図1〜図10を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1、図2において、本発明の第1実施形態に係る粉末容器100(図示の実施形態では化粧品容器:以下、「容器100」、「化粧品容器100」等と記載する場合がある)は、粉末収納部10(容器本体)と、シフター20或いは20Aと、中皿30と、パフ40と、蓋50を有している。添付図面ではスクリューキャップタイプの蓋50を用いているが、ヒンジキャップタイプで天面が開閉できるタイプの蓋も使用することが出来る。ただし、蓋の天面で中皿30を押圧した場合に、蓋の天面が開いてしまう恐れがないことを考慮すると、スクリューキャップタイプの蓋が好ましい。
図1、図2では図示を省略しているが、第1実施形態では蓋50下方に設けられた第1のシール部材60(蓋用シール)と、中皿30の下方に設けられた第2のシール部材70(中皿用シール)を備えている。
ここで、シール部材(60、70)は本発明における必須の構成要件ではないが、シール部材を設けた中皿の方が、容器の気密性を高めることが出来るので好ましい。シール部材の素材は特に限定されず、例えば、発泡体(ポリエチレン)、ゴム、シリコン等の公知の素材を用いることが出来る。
図2において、中央部20cがメッシュ状となっているシフター20と、中央部20chに多数の小径貫通口が形成されているシフター20Aの二種類のシフターが示されている。粉末収納部10に収容される粉末である化粧品の種類や性質、パフの種類や性質により、シフター20、20Aの何れか一方を選択することが出来る。シフター20、20Aの材質は特に限定されるものではなく、公知の材質、例えばABS樹脂、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等を用いることが出来る。容器の気密性が高い点で、特にLLDPEが好ましい。
図4で詳細を示すように、粉末収納部10は、上方が開放された円筒部11と、底部12とを有し、円筒部11の上部(或いは粉末収納部10の上縁部13)には、雄ネジ14が形成されている。
一方、図5で示すように、蓋50は、下方が開放された円筒部51と、天蓋部52を有し、円筒部51の下方の内周面には雌ネジ53が形成されて、雌ネジ53は粉末収納部10に形成された雄ネジ14と螺合する。雄ネジ14と雌ネジ53を螺合することにより粉末収納部10を蓋50で閉鎖することが出来て、雄ネジ14と雌ネジ53の螺号解除することにより、粉末収納部10の蓋50が開けられた状態になる。
図3において、蓋50の下方(天蓋部52の裏面:粉末収納部10側)には蓋用シール材60が配置されている。
中皿30の下方(中皿30の底部32の裏面側:粉末収納部10側)には、中皿用シール材70が配置されている。
図3において、シフター20は、円筒部21(或いは立上部)と底部22を有し、円筒部21の上端近傍には半径方向外方に延在する段部23が形成され、段部23の半径方向外方縁部には上方に延在する縦リブ24が形成されている。縦リブ24の上縁部が、シフター20の上縁部25となる。
シフター20の底部22の中央部20cには貫通孔22dが形成されており、貫通孔22dの全域にメッシュ状部材が張られている。すなわち、シフター20の底部22の中央部20cにはメッシュ状部材が設けられている。
図2を参照して上述した通り、シフター20Aの中央部20chの様に、メッシュ状部材に代えて多数の小径貫通口を形成することも出来る。
図3において、中皿30は、円筒部31(立上部)と底部32とを有し、円筒部31の上縁部33(中皿上縁部)は半径方向外方に湾曲するように折れ曲がっている。換言すれば、中皿30の上縁において、半径方向外方に折れ曲がった領域が中皿上縁部33を構成している。
蓋50を閉めた状態では、シフター上縁部25と中皿上縁部33は共に蓋用シール材60と当接して面一となっている。
中皿30の形状は前述した形状に限定されるものではなく、蓋50を閉めた状態で中皿上縁部33が変形する(撓む)ことが出来て、中皿上縁部33が変形した結果、シフター上縁部25と面一になる形状であれば良い。
また中皿30の材質は、中皿上縁部33が変形するような弾性を有する材質であれば良く、例えば、180〜840MPaの曲げ弾性率を有する材質を用いることが出来る。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等の材質を用いることが出来て、或いは、それ等を混合して弾性率を調整した材質を用いることが出来る。
前述した様に、シフター上縁部25において縦リブ24が形成された箇所の半径方向内方の領域は段部(肩部)23となっており、縦リブ24の半径方向内方の段部(肩部)23に中皿上縁部33の半径方向外方縁部33e(図6参照)が位置している。そのため、図3で示す蓋50を閉めた状態では、中皿上縁部33の半径方向外方縁部33eが変形して、シフター20の段部(肩部)23に収容される様な態様となる。
図6で示す蓋50が開いた状態(蓋50が緩めた状態)においても、中皿上縁部33の半径方向外方縁部33eは、シフター上縁部25の縦リブ24の、半径方向内方の段部(肩部)23近傍に位置する。
図6で示す様に、蓋50を緩めた状態(図6で示す様に、蓋50が粉末収納部10から離隔している状態)では、中皿上縁部33はシフター上縁部25に比較して、僅かに上方(粉末収納部10から離隔する側)に突出している。
中皿上縁部33がシフター上縁部25に比較して(上方に)突出している突出量は、図7では符号「δ」により明示されている。
ここで、図7では突出量δを明示するため、或いは、蓋50が閉じられた場合における中皿上縁部33が変形する変形量(撓み量)を明示するため、蓋50が緩められて(蓋50が開かれて)中皿上縁部33がシフター上縁部25に比較して僅かに上方に突出している状態と、仮想の蓋50(及び蓋用シール材60)を重ね合わせている。
換言すれば図7は、蓋50が緩められてシフター上縁部25に比較して僅かに上方に突出している中皿上縁部33と、粉末収容部10を蓋50で閉鎖した状態とを重ね合わせた仮想図である。
突出量δとしては、容器の成形誤差を考慮し、中皿30が必ず上方に突出するように、0mmより大きな値にすれば良く、容器の蓋50を閉じた際に、標準的な締め付け力(成人女性の蓋を閉める力)で蓋を閉じることができ、容器内部での粉末の飛散や、容器外部への粉漏れも生じない点から、0.3〜1.0mmが好ましく、0.5〜0.7mmが特に好ましい。
図3で示す様に、蓋50を閉めると中皿上縁部33は蓋用シール材60に押圧されて、中皿上縁部33が蓋用シール材60を押圧する箇所(P1:図8)は、十分にシールされて、化粧品の漏出を防止する。また、蓋50を閉めると中皿上縁部33はシフター上縁部25と面一になる様に変形し(撓み)、中皿30は全体が下方に押圧され、シフター20における領域22fの上面に押圧される。ここで領域22fはシフター周辺部(メッシュ部材或いは小径貫通口が形成されている領域よりも半径方向外方の領域)であり、領域22fと中皿用シール材70とが当接してシールされるので、粉末の漏出を防止することが出来る。
中皿上縁部33と蓋用シール60との当接箇所(P1:図8)、中皿用シール材70とシフター周辺部22fとの当接箇所(P2:図8)は、十分にシールされて、粉末収納部10に収容された化粧品の漏出が防止される。
さらに図3で示す様に、蓋50を閉めた状態では、シフター20の縦リブ24の上縁部(シフター上縁部)25は、蓋用シール材60の下面に当接している。その結果、当該当接箇所(P3:図8)も十分にシールされ、粉末である化粧品の漏出を防止する。
図3において、シフターの縦リブ24の内径寸法D2iは中皿上縁部33の外径寸法D3o以上である。そのため、蓋50を閉めた際に中皿上縁部33が変形しても、中皿上縁部33はシフターの縦リブ24よりも半径方向内側に位置することになり、中皿上縁部33がシフターの縦リブ24と干渉することは無い。
そして蓋50を閉めた際に中皿上縁部33がシフターの縦リブ24と干渉しないので、その様な干渉により蓋50の雌ネジ53と粉末収容部の雄ネジ14の螺合が妨げられてしまうことも無い。
図8〜図10を参照して、第1実施形態の作用効果を説明する。
図8は第1実施形態の作用効果を示している。図3〜図7を参照して説明した様に、図8で示す様に蓋50が閉じた状態では、中皿用シール材70とシフター周辺部22fとが当接して、当該当接箇所P2は十分にシールされている。そのため、シフター20の領域B(メッシュ或いは小径貫通口が形成されている領域)から化粧品が矢印A61で示す経路に沿って移動しようとしても、当該化粧品は中皿用シール材70とシフター周辺部22fとの当接箇所P2で遮断される。そのため、化粧品が矢印A61で示す経路を経て外部に漏出することが防止される。
ここで、化粧品をパフ40につけて使用した際に、図8における中皿の立上部31とシフターの立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に化粧品が滞留する場合がある。当該滞留した化粧品は、蓋50を閉じた際に、矢印A62で示す経路を経て容器100外部に漏出しようとする可能性がある。
第1実施形態ではシフター上縁部25は蓋用シール60に当接(P3)しており、十分にシールされている。そのため、矢印A62で示す経路で化粧品が移動してもシール箇所P3で遮断され、化粧品容器100外に漏出することが防止される。
さらに、パフ40に付着した化粧品が容器100外部へ漏出しようとしても(その場合の経路は図8では図示せず)、中皿上縁部33と蓋用シール60との当接箇所(P1)で遮断されるため、(パフ40に付着した化粧品が)化粧品容器100外に漏出することは無い。また、中皿30の立上部31とシフター20の立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に滞留した化粧品が中皿30の収納部30Dに侵入し、パフ40に付着することも無い。
図9で示す様にシフター20に縦リブが設けられていないと、中皿30の立上部31とシフター20の立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に化粧品が滞留していると、蓋50を閉じていても、当該滞留した化粧品が矢印A63で示す経路に沿って移動して、化粧品容器100の外部に漏出する可能性がある。
それに対して第1実施形態では、シフター上縁部25が蓋用シール60に当接してシールしているため(図8参照:シール箇所P3)、図9の矢印A63で示す経路を経て化粧品が容器100外部に漏出することが防止できる。
図10ではシフター20に縦リブが設けられておらず、中皿30の上縁部33は半径方向外方に折曲していない構造である。図10ではシフター20の上縁部が、蓋用シール60に当接してシールしているので、中皿の立上部31とシフターの立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に化粧品が滞留しても、当該滞留した化粧品が化粧品容器100外部に漏出することは無い。
しかし、当該滞留した化粧品は中皿30の半径方向内方に移動して(矢印A65)パフ40に付着する。そのため、蓋50を開けてパフ40を取り出し、化粧品を塗布した際に、ユーザーが予想する以上の化粧品が付着してしまうという問題を有している。
また、パフ40に必要以上の化粧品が付着すると見栄えが悪くなり、さらにパフ40の使用時にユーザーの手に化粧品が付着してしまうという問題もある。
さらに、中皿30はシフター20に積載されているだけであるため、中皿用シール材70とシフター周辺部22fとが十分にシールされない。そのため、例えば当該容器を持ち運ぶ際に、粉末がシフター20を通過して容器内部に飛散する。そして蓋のシール部材60、中皿の立上部31、シフターの立上部21に常時化粧品が滞留するため、それらの部材(60、31、21)に化粧品が付着し易くなり、容器を開けた際に化粧品が周囲に散乱してしまうので、ユーザーにとっては好ましくない。
第1実施形態で示すパフ40は、図8で示す様に中皿上縁部33と蓋用シール60とが当接してシールしているので、中皿30の立上部31とシフター20の立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に化粧品が滞留しても、当該滞留した化粧品が矢印A62で示す経路から半径方向内方に移動することは無く、パフ40に余分に付着してしまうことも防止される。
次に図11、図12(図11のC部拡大図)を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図11、図12の第2実施形態では、図9で示す場合と同様に、シフター20に縦リブが設けられていない。ただし図11、図12の第2実施形態では、特に図12で明示する様に、中皿上縁部33とシフター上縁部25Xが面一となった状態で、中皿上縁部33の外周縁部33e(図12)がシフター上縁部25Xの内周面25Xiに当接している。そのため、中皿30の立上部31とシフター20の立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に化粧品が滞留し、当該滞留した化粧品が矢印A64で示す経路を経由して移動しても、中皿30の外周縁部33eがシフター20の上縁部25Xの内周面25Xiに当接する箇所で遮断されるので、化粧品容器外部に漏出することは無い。
第2実施形態においては、図12で示す様に、中皿上縁部33がシフター20の内周面25Xiよりも半径方向内方に位置しているため、第1実施形態に比較すると、図12の符号εで示す寸法(シフター20の内周面25Xiから中皿の外周面31Xoの間の寸法)だけ中皿30の内径寸法が小さくなり、その結果、パフ40が小型化されてしまう。
それに対して図1〜図8の第1実施形態では、蓋50を閉めた際に中皿上縁部33が変形しても、中皿上縁部33はシフター20の縦リブ24近傍の段部23に配置され、中皿上縁部33がシフターの縦リブ24と干渉することは無い。そのため、図12で示す様に、中皿上縁部33を図12の寸法εだけ半径方向内方に位置せしめる必要がない。そのため、第1実施形態では、第2実施形態に比較して、パフ40を半径方向寸法ε(図12)だけ小型化させる必要がない。そして容器全体を大型化する必要も無い。
[実験例1]
第1実施形態において、中皿上縁部33を変形させる(撓ませる)ことができ、
且つ、気密性が十分な容器を得るために、曲げ弾性率(MPa)を指標に中皿30とシフター20の材質を検討した。その実験結果を図13Aに表の形式で示し、各種材質の曲げ弾性率(MPa)を図13Bに表の形式で示している。なお、容器本体の直径が82mmの容器を使用した。
図13(13A、13B)の実験では、中皿上縁部がシフター上縁部から上方に突出する突出量を調整した、単一或いは2種類の材料で構成された中皿30(中皿なし:符号「Control」を含めた6種類)と、2種類の材料のシフター20を組み合わせた場合において、締め付けトルクを弱から強まで3段階に変化させた時の気密性の評価実験を行った。
図13において、実験例における総合判定は、記号「◎」、「○」、「△」、「×」で示している。
ここで、記号「◎」は「最適」であることを示し、標準的な力で蓋50を閉めた時に、容器外部への粉漏れや容器内部での粉末の飛散がないように閉栓できることを示す。記号「○」は「適応」に相当することを示し、容器外部への粉漏れや容器内部での粉末の飛散がないように閉栓するために、やや強い力を要することを示す。記号「△」は「難適」を示し、容器外部への粉漏れや容器内部での粉末の飛散がないように閉栓するために、強い力を要することを示す。記号「×」は「使用不可」を示し、中皿30の変形がなく、容器100を閉栓できないこと、または容器内部で粉末の飛散が防止できていないことを示す。
実験例における気密性の判定は、「○」、「×」で示している。
ここで、記号「○」は「適合」を示し、容器内部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器内部で粉末が飛散したり、粉末が中皿30の半径方向内方に侵入したりしないように、容器を密閉できることを示す。また、容器外部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器外部への粉漏れがないように容器を密閉できることを示す。記号「×」は「不可」を示し、容器内部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器内部で粉末が飛散したり、粉末が中皿の半径方向内方に侵入したりすることを示す。また、容器外部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器外部への粉末の漏出を防止できていないことを示す。
シフター20の材質に直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を選択した場合には、全てのサンプルが「最適◎」であった。また、シフター20の材質にABS樹脂を選択した場合でも、容器内部で粉末の飛散がなく、容器外部への粉漏れが発生しない容器を得ることができた。
さらに、曲げ弾性率が180〜840MPaの中皿全て(中皿の材質がLDPEのもの、PP2のもの、PPとLDPEを7対3で混ぜたもの、PPとPP2を7対3で混ぜたもの)で、容器内部での粉末の飛散がなく、容器外部への粉漏れが発生しない容器を得ることができた。
次に、図14、図15を参照して、第3実施形態を説明する。
図14に示す第3実施形態の粉末容器100Aは、図1に示す第1実施形態の粉末容器100に対して、蓋50Aが異なる。
図1に示す第1実施形態の粉末容器100の蓋50が、一体物であるのに対して、第3実施形態の蓋50Aは、図14、図15に示すように、蓋本体51、蓋体52及びヒンジ53の三つの部材によって構成されている。蓋体52は、蓋本体51の上端外縁の1箇所に設けられたヒンジ53によって回動自在に、蓋本体51に取り付けられている。
パフを粉末容器外に取り出すに際しては、図1〜図13の実施形態では、容器本体10に対して蓋50を回転して螺合を解除し、蓋50を容器本体10から取り外した後、容器本体10内の上端に配置されたパフ40を取り出していた。
これに対して、第3実施形態の蓋50Aは、蓋体52におけるヒンジ53取り付け部の反対側を持ち上げるだけで、容器本体10内の上端に配置されたパフ40を取り出すことができる。そして、蓋体52におけるヒンジ53取り付け部の反対側を持ち上げる動作は、容器本体10に対して蓋50を回転して螺合を解除する動作に比べて遥かに容易であり、且つ、その動作は一瞬で完了する。
図14、図15の第3実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図1〜図8の第1実施形態と同様である。
次に、図16を参照して、第4実施形態を説明する。
図16の第4実施形態は、シフター20Bにおける段部23の形状が、図1〜図8の第1実施形態におけるシフター20とは異なっている。すなわち、図16において、段部23には、円筒部21の内周面よりも半径方向内側に突出する突起28が形成されている。
図16の第4実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図1〜図8の第1実施形態と同様である。
次に、図17を参照して、第5実施形態を説明する。
図17の第5実施形態は、図16の第4実施形態における蓋50と異なる構成の蓋50Aを備えている。図17の蓋50Aは、蓋本体51、蓋体52及びヒンジ53の三つの部材により構成されている。
図17の第5実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図14、図15の第3実施形態および図16の第4実施形態と同様である。
次に、図18を参照して、第6実施形態を説明する。
図18の第6実施形態は、図11の第2実施形態におけるシフター20とは、上縁部25Xの構造が異なるシフター20Cを備えている。そして、図18で示すシフター20Cの上縁部25Xは、半径方向内包に突出する突起28Aを設けている。
図18の第6実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図11、図12の第2実施形態と同様である。
次に、図19を参照して、第7実施形態を説明する。
図19の第7実施形態では、図18の第6実施形態に対して、蓋50Aの構成が異なっている。図19の第7実施形態では、蓋50Aは、蓋本体51、蓋体52及びヒンジ53の三つの部材により構成されている。
図19の第7実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図14、図15の第3実施形態および図18の第6実施形態と同様である。
次に、図20〜図22を参照して、本発明の第8実施形態を説明する。
図20において、第8実施形態で用いられる中皿は、全体が符号30Aで示されている。中皿30Aは、その上縁部近傍において、半径方向内方に突出する複数の突起32A(図20では4個)が、周方向等間隔に形成されている。そして、中皿30Aの突起32Aの上方の領域は、半径方向外方且つ斜め上方に延在するフランジ34Aとなっており、フランジ34Aは、第1実施形態における中皿上縁部33の半径方向外方縁部33eと同様に可撓性を有しており、変形可能に構成されている。なお、複数の突起32Aとフランジ34Aは中皿30Aと一体に形成されている。
図21、図22において、蓋50Bの蓋本体51Bは、円周方向に同一間隔で形成されたL字状部材515が4箇所設けられておりL字状部材515とフランジ512の下面により中皿収納部512nを構成している。
中皿30Aを蓋本体51Bで保持する際には、中皿30Aにおける突起32A及びフランジ34Aを中皿収納部512nの直近の円周方向位置にせしめ、その状態で蓋50Bを中皿30Aに対して相対的に回転すれば、突起32A及びフランジ34Aが中皿収納部512n内に嵌入されて、中皿30Aは蓋本体51Bに保持される。一方、中皿30Aを蓋本体51Bから分離するためには、蓋50Bを中皿30Aに対して相対的に回転して、突起32A及びフランジ34Aを中皿収納部512nから嵌入解除(或いは離脱)させれば良い。
ここで、突起32A及びフランジ34Aが中皿収納部512n内に嵌入されていても、粉末収納部10の雄ネジ14と蓋本体51Bの雌ネジ513とが完全に螺合してはおらず、蓋50Bが緩んでいる図21の状態では、中皿30Aのフランジ34Aは、シフター20Bの上縁部25Bに比較して、僅かに上方(粉末収納部10から離隔する側)に突出している。
これに対して、図22で示す様に、蓋50を閉めると(粉末収納部10の雄ネジ14と蓋本体51Bの雌ネジ513とが完全に螺合した状態では)、中皿30Aのフランジ34Aは蓋本体51Bにおけるフランジ512の下面に押圧されて変形し(撓み)、シフター20Bの上縁部25Bと面一になる。
中皿30Aのフランジ34Aが変形して(撓んで)、シフター20Bの上縁部25Bと面一になる結果、中皿30Aのフランジ34Aが蓋本体51Bにおけるフランジ512の下面を押圧する箇所(P1A:図22)は、十分にシールされて、容器内部の紛体の漏出を防止する。また、フランジ34Aの変形(撓み)により、中皿30A全体が下方に押圧され、シフター20Bにおける領域22Bfの上面に押圧されてシールされるので、粉末の漏出を防止することが出来る。
図20〜図22の第8実施形態のその他の構成及び作用効果は、図1〜図8の第1実施形態および図14、図15の第3実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
例えば、図示の実施形態は粉末としての化粧品を収容する容器について述べているが、化粧品以外の粉末を収容する容器についても本発明は適用可能である。
10・・・粉末収容部
20・・・シフター
30・・・中皿
40・・・パフ
50・・・蓋
60・・・蓋用シール材
70・・・中皿用シール材
100・・・粉末容器

Claims (4)

  1. 蓋、中皿、シフター、粉末収納部を有する粉末容器において、
    シフターに中皿を収容した状態で蓋を閉めていない状態では中皿の上縁部がシフター上縁部よりも上方に突出しており、
    蓋を閉じた状態では中皿の上縁部がシフター上縁部と面一になることを特徴とする粉末容器。
  2. シフターの半径方向外方縁部には上方に延在するリブが形成されている請求項1の粉末容器。
  3. 前記リブの内径寸法は中皿上縁部の外径寸法以上である請求項2の粉末容器。
  4. 中皿上縁部の外径寸法はシフターの立上部の内径寸法以上である請求項3の粉末容器。
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