JP2017205512A - 粉末容器 - Google Patents
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Description
微小な粉末で構成されている化粧品用の容器(化粧品容器)は、例えば、容器本体(粉末収容部)、中央の領域にパウダー状の化粧品の通過貫通部分(メッシュや多数の微小貫通口)が形成されたシフター、シフターの上方に重ねられて内部にパフを収容する中皿、容器本体を閉塞するための蓋を備えている。そして、パフを用いてパウダー状の化粧品をユーザーの顔に塗布する場合以外は容器本体を蓋で閉じ、内部に収容されたパウダー状の化粧品が容器外に漏出しない様に工夫されている(例えば特許文献1)。
例えば上述した従来技術(特許文献1)では、上体20、中体30、ショルダーキャップ40、パフ収納キャップ50、加圧手段60等の機構を有することで、上記の問題を解決しているが、部品数が多く複雑な機構の容器となっている。容器の部品数が増えると製造コストが増加してしまう。また、容器の気密性を維持するために容器開閉時の操作が複雑になり、ユーザーにとっては使用感が良くないものとなってしまう。このため、部品数が少なく、開閉時の操作も少ない、使用感の良い容器が求められていた。
シフター(20)に中皿(30)を収容した状態で蓋(50)を閉めていない状態(図6)では中皿(30)の上縁部(33)がシフター上縁部(25)よりも上方に突出しており、
蓋(50)を閉じた状態(図3)では中皿(30)の上縁部(33)がシフター上縁部(25)と面一になることを特徴としている。
本明細書では、蓋(キャップ50)、中皿(30)、シフター(20)等を、粉末収納部(10)に組み付けた場合において、粉末収納部(10)から離隔する方向を「上」、「上方」、「上側」等の文言で表現している。一方、粉末収納部(10)側の方向を「下」、「下方」、「下側」等の文言で表現している。
また、本明細書において、面一とは、二つの面の間に段差がないことを示し、例えば図3のように、蓋の開放時にはシフターよりも上方に突出していた中皿が、蓋を閉めた時には蓋によって押圧され、シフターよりも上方への突出量が0となり、中皿上縁部とシフターの上縁部の両方とも蓋の裏面(蓋用シール材60)に当接し、中皿上縁部とシフター上縁部の上下方向の位置が揃った状態のことを示している。
より詳細には、蓋(50)を閉めた状態で中皿上縁部(33)が変形しても、当該中皿上縁部(33)がシフター(20)のリブ(24)と干渉することが無い様に、前記リブ(24)の内径寸法(D2i)と中皿上縁部(33)の外径寸法(D3o)は設定されているのが好ましい。
この場合、中皿上縁部(33)の外径寸法はシフター(20)の立上部(21)の内径寸法以上であるのが好ましい。
その結果、中皿上縁部(33)と蓋(50)(蓋用シール材60)との当接箇所(P1)、中皿(30)(中皿用シール材70)とシフター(20)(シフター周辺部)との当接箇所(P2)、シフター上縁部(25)と蓋(50)(蓋用シール材60)との当接箇所(P3)は十分にシールされるので、粉末収納部(10)に収容された粉末(化粧品)が漏出することが防止される(図8)。
さらに、パフ(40)に付着した化粧品がパフを収納した中皿(30)の収納部(30D)から中皿(30)外に漏出しようとしても、中皿上縁部(33)と蓋(50)(蓋用シール60)との当接箇所(P1)でシールされているのに加えて、リブ(24)の上縁部(25)が蓋(50)(厳密には蓋用シール60)に当接(P3)してシールされているので、パフ(40)に付着した化粧品が漏出することは防止される。
そのため、粉末が化粧品の場合に、化粧品がパフ(40)に余分に付着してしまうことが防止される。
その結果、中皿(30)内部に収容されるパフ(40)の半径方向寸法も大きくすることが可能である。
図1、図2において、本発明の第1実施形態に係る粉末容器100(図示の実施形態では化粧品容器:以下、「容器100」、「化粧品容器100」等と記載する場合がある)は、粉末収納部10(容器本体)と、シフター20或いは20Aと、中皿30と、パフ40と、蓋50を有している。添付図面ではスクリューキャップタイプの蓋50を用いているが、ヒンジキャップタイプで天面が開閉できるタイプの蓋も使用することが出来る。ただし、蓋の天面で中皿30を押圧した場合に、蓋の天面が開いてしまう恐れがないことを考慮すると、スクリューキャップタイプの蓋が好ましい。
図1、図2では図示を省略しているが、第1実施形態では蓋50下方に設けられた第1のシール部材60(蓋用シール)と、中皿30の下方に設けられた第2のシール部材70(中皿用シール)を備えている。
ここで、シール部材(60、70)は本発明における必須の構成要件ではないが、シール部材を設けた中皿の方が、容器の気密性を高めることが出来るので好ましい。シール部材の素材は特に限定されず、例えば、発泡体(ポリエチレン)、ゴム、シリコン等の公知の素材を用いることが出来る。
一方、図5で示すように、蓋50は、下方が開放された円筒部51と、天蓋部52を有し、円筒部51の下方の内周面には雌ネジ53が形成されて、雌ネジ53は粉末収納部10に形成された雄ネジ14と螺合する。雄ネジ14と雌ネジ53を螺合することにより粉末収納部10を蓋50で閉鎖することが出来て、雄ネジ14と雌ネジ53の螺号解除することにより、粉末収納部10の蓋50が開けられた状態になる。
中皿30の下方(中皿30の底部32の裏面側:粉末収納部10側)には、中皿用シール材70が配置されている。
図2を参照して上述した通り、シフター20Aの中央部20chの様に、メッシュ状部材に代えて多数の小径貫通口を形成することも出来る。
蓋50を閉めた状態では、シフター上縁部25と中皿上縁部33は共に蓋用シール材60と当接して面一となっている。
中皿30の形状は前述した形状に限定されるものではなく、蓋50を閉めた状態で中皿上縁部33が変形する(撓む)ことが出来て、中皿上縁部33が変形した結果、シフター上縁部25と面一になる形状であれば良い。
また中皿30の材質は、中皿上縁部33が変形するような弾性を有する材質であれば良く、例えば、180〜840MPaの曲げ弾性率を有する材質を用いることが出来る。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等の材質を用いることが出来て、或いは、それ等を混合して弾性率を調整した材質を用いることが出来る。
図6で示す蓋50が開いた状態(蓋50が緩めた状態)においても、中皿上縁部33の半径方向外方縁部33eは、シフター上縁部25の縦リブ24の、半径方向内方の段部(肩部)23近傍に位置する。
中皿上縁部33がシフター上縁部25に比較して(上方に)突出している突出量は、図7では符号「δ」により明示されている。
ここで、図7では突出量δを明示するため、或いは、蓋50が閉じられた場合における中皿上縁部33が変形する変形量(撓み量)を明示するため、蓋50が緩められて(蓋50が開かれて)中皿上縁部33がシフター上縁部25に比較して僅かに上方に突出している状態と、仮想の蓋50(及び蓋用シール材60)を重ね合わせている。
換言すれば図7は、蓋50が緩められてシフター上縁部25に比較して僅かに上方に突出している中皿上縁部33と、粉末収容部10を蓋50で閉鎖した状態とを重ね合わせた仮想図である。
中皿上縁部33と蓋用シール60との当接箇所(P1:図8)、中皿用シール材70とシフター周辺部22fとの当接箇所(P2:図8)は、十分にシールされて、粉末収納部10に収容された化粧品の漏出が防止される。
さらに図3で示す様に、蓋50を閉めた状態では、シフター20の縦リブ24の上縁部(シフター上縁部)25は、蓋用シール材60の下面に当接している。その結果、当該当接箇所(P3:図8)も十分にシールされ、粉末である化粧品の漏出を防止する。
そして蓋50を閉めた際に中皿上縁部33がシフターの縦リブ24と干渉しないので、その様な干渉により蓋50の雌ネジ53と粉末収容部の雄ネジ14の螺合が妨げられてしまうことも無い。
図8は第1実施形態の作用効果を示している。図3〜図7を参照して説明した様に、図8で示す様に蓋50が閉じた状態では、中皿用シール材70とシフター周辺部22fとが当接して、当該当接箇所P2は十分にシールされている。そのため、シフター20の領域B(メッシュ或いは小径貫通口が形成されている領域)から化粧品が矢印A61で示す経路に沿って移動しようとしても、当該化粧品は中皿用シール材70とシフター周辺部22fとの当接箇所P2で遮断される。そのため、化粧品が矢印A61で示す経路を経て外部に漏出することが防止される。
第1実施形態ではシフター上縁部25は蓋用シール60に当接(P3)しており、十分にシールされている。そのため、矢印A62で示す経路で化粧品が移動してもシール箇所P3で遮断され、化粧品容器100外に漏出することが防止される。
さらに、パフ40に付着した化粧品が容器100外部へ漏出しようとしても(その場合の経路は図8では図示せず)、中皿上縁部33と蓋用シール60との当接箇所(P1)で遮断されるため、(パフ40に付着した化粧品が)化粧品容器100外に漏出することは無い。また、中皿30の立上部31とシフター20の立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に滞留した化粧品が中皿30の収納部30Dに侵入し、パフ40に付着することも無い。
それに対して第1実施形態では、シフター上縁部25が蓋用シール60に当接してシールしているため(図8参照:シール箇所P3)、図9の矢印A63で示す経路を経て化粧品が容器100外部に漏出することが防止できる。
しかし、当該滞留した化粧品は中皿30の半径方向内方に移動して(矢印A65)パフ40に付着する。そのため、蓋50を開けてパフ40を取り出し、化粧品を塗布した際に、ユーザーが予想する以上の化粧品が付着してしまうという問題を有している。
さらに、中皿30はシフター20に積載されているだけであるため、中皿用シール材70とシフター周辺部22fとが十分にシールされない。そのため、例えば当該容器を持ち運ぶ際に、粉末がシフター20を通過して容器内部に飛散する。そして蓋のシール部材60、中皿の立上部31、シフターの立上部21に常時化粧品が滞留するため、それらの部材(60、31、21)に化粧品が付着し易くなり、容器を開けた際に化粧品が周囲に散乱してしまうので、ユーザーにとっては好ましくない。
図11、図12の第2実施形態では、図9で示す場合と同様に、シフター20に縦リブが設けられていない。ただし図11、図12の第2実施形態では、特に図12で明示する様に、中皿上縁部33とシフター上縁部25Xが面一となった状態で、中皿上縁部33の外周縁部33e(図12)がシフター上縁部25Xの内周面25Xiに当接している。そのため、中皿30の立上部31とシフター20の立上部21の間の領域(中皿30とシフター20との半径方向の隙間)に化粧品が滞留し、当該滞留した化粧品が矢印A64で示す経路を経由して移動しても、中皿30の外周縁部33eがシフター20の上縁部25Xの内周面25Xiに当接する箇所で遮断されるので、化粧品容器外部に漏出することは無い。
それに対して図1〜図8の第1実施形態では、蓋50を閉めた際に中皿上縁部33が変形しても、中皿上縁部33はシフター20の縦リブ24近傍の段部23に配置され、中皿上縁部33がシフターの縦リブ24と干渉することは無い。そのため、図12で示す様に、中皿上縁部33を図12の寸法εだけ半径方向内方に位置せしめる必要がない。そのため、第1実施形態では、第2実施形態に比較して、パフ40を半径方向寸法ε(図12)だけ小型化させる必要がない。そして容器全体を大型化する必要も無い。
第1実施形態において、中皿上縁部33を変形させる(撓ませる)ことができ、
且つ、気密性が十分な容器を得るために、曲げ弾性率(MPa)を指標に中皿30とシフター20の材質を検討した。その実験結果を図13Aに表の形式で示し、各種材質の曲げ弾性率(MPa)を図13Bに表の形式で示している。なお、容器本体の直径が82mmの容器を使用した。
図13(13A、13B)の実験では、中皿上縁部がシフター上縁部から上方に突出する突出量を調整した、単一或いは2種類の材料で構成された中皿30(中皿なし:符号「Control」を含めた6種類)と、2種類の材料のシフター20を組み合わせた場合において、締め付けトルクを弱から強まで3段階に変化させた時の気密性の評価実験を行った。
ここで、記号「◎」は「最適」であることを示し、標準的な力で蓋50を閉めた時に、容器外部への粉漏れや容器内部での粉末の飛散がないように閉栓できることを示す。記号「○」は「適応」に相当することを示し、容器外部への粉漏れや容器内部での粉末の飛散がないように閉栓するために、やや強い力を要することを示す。記号「△」は「難適」を示し、容器外部への粉漏れや容器内部での粉末の飛散がないように閉栓するために、強い力を要することを示す。記号「×」は「使用不可」を示し、中皿30の変形がなく、容器100を閉栓できないこと、または容器内部で粉末の飛散が防止できていないことを示す。
ここで、記号「○」は「適合」を示し、容器内部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器内部で粉末が飛散したり、粉末が中皿30の半径方向内方に侵入したりしないように、容器を密閉できることを示す。また、容器外部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器外部への粉漏れがないように容器を密閉できることを示す。記号「×」は「不可」を示し、容器内部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器内部で粉末が飛散したり、粉末が中皿の半径方向内方に侵入したりすることを示す。また、容器外部の気密性の判定では、所定の力で蓋50を閉めたときに、容器外部への粉末の漏出を防止できていないことを示す。
さらに、曲げ弾性率が180〜840MPaの中皿全て(中皿の材質がLDPEのもの、PP2のもの、PPとLDPEを7対3で混ぜたもの、PPとPP2を7対3で混ぜたもの)で、容器内部での粉末の飛散がなく、容器外部への粉漏れが発生しない容器を得ることができた。
図14に示す第3実施形態の粉末容器100Aは、図1に示す第1実施形態の粉末容器100に対して、蓋50Aが異なる。
図1に示す第1実施形態の粉末容器100の蓋50が、一体物であるのに対して、第3実施形態の蓋50Aは、図14、図15に示すように、蓋本体51、蓋体52及びヒンジ53の三つの部材によって構成されている。蓋体52は、蓋本体51の上端外縁の1箇所に設けられたヒンジ53によって回動自在に、蓋本体51に取り付けられている。
これに対して、第3実施形態の蓋50Aは、蓋体52におけるヒンジ53取り付け部の反対側を持ち上げるだけで、容器本体10内の上端に配置されたパフ40を取り出すことができる。そして、蓋体52におけるヒンジ53取り付け部の反対側を持ち上げる動作は、容器本体10に対して蓋50を回転して螺合を解除する動作に比べて遥かに容易であり、且つ、その動作は一瞬で完了する。
図14、図15の第3実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図1〜図8の第1実施形態と同様である。
図16の第4実施形態は、シフター20Bにおける段部23の形状が、図1〜図8の第1実施形態におけるシフター20とは異なっている。すなわち、図16において、段部23には、円筒部21の内周面よりも半径方向内側に突出する突起28が形成されている。
図16の第4実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図1〜図8の第1実施形態と同様である。
図17の第5実施形態は、図16の第4実施形態における蓋50と異なる構成の蓋50Aを備えている。図17の蓋50Aは、蓋本体51、蓋体52及びヒンジ53の三つの部材により構成されている。
図17の第5実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図14、図15の第3実施形態および図16の第4実施形態と同様である。
図18の第6実施形態は、図11の第2実施形態におけるシフター20とは、上縁部25Xの構造が異なるシフター20Cを備えている。そして、図18で示すシフター20Cの上縁部25Xは、半径方向内包に突出する突起28Aを設けている。
図18の第6実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図11、図12の第2実施形態と同様である。
図19の第7実施形態では、図18の第6実施形態に対して、蓋50Aの構成が異なっている。図19の第7実施形態では、蓋50Aは、蓋本体51、蓋体52及びヒンジ53の三つの部材により構成されている。
図19の第7実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図14、図15の第3実施形態および図18の第6実施形態と同様である。
図20において、第8実施形態で用いられる中皿は、全体が符号30Aで示されている。中皿30Aは、その上縁部近傍において、半径方向内方に突出する複数の突起32A(図20では4個)が、周方向等間隔に形成されている。そして、中皿30Aの突起32Aの上方の領域は、半径方向外方且つ斜め上方に延在するフランジ34Aとなっており、フランジ34Aは、第1実施形態における中皿上縁部33の半径方向外方縁部33eと同様に可撓性を有しており、変形可能に構成されている。なお、複数の突起32Aとフランジ34Aは中皿30Aと一体に形成されている。
図21、図22において、蓋50Bの蓋本体51Bは、円周方向に同一間隔で形成されたL字状部材515が4箇所設けられておりL字状部材515とフランジ512の下面により中皿収納部512nを構成している。
中皿30Aを蓋本体51Bで保持する際には、中皿30Aにおける突起32A及びフランジ34Aを中皿収納部512nの直近の円周方向位置にせしめ、その状態で蓋50Bを中皿30Aに対して相対的に回転すれば、突起32A及びフランジ34Aが中皿収納部512n内に嵌入されて、中皿30Aは蓋本体51Bに保持される。一方、中皿30Aを蓋本体51Bから分離するためには、蓋50Bを中皿30Aに対して相対的に回転して、突起32A及びフランジ34Aを中皿収納部512nから嵌入解除(或いは離脱)させれば良い。
これに対して、図22で示す様に、蓋50を閉めると(粉末収納部10の雄ネジ14と蓋本体51Bの雌ネジ513とが完全に螺合した状態では)、中皿30Aのフランジ34Aは蓋本体51Bにおけるフランジ512の下面に押圧されて変形し(撓み)、シフター20Bの上縁部25Bと面一になる。
図20〜図22の第8実施形態のその他の構成及び作用効果は、図1〜図8の第1実施形態および図14、図15の第3実施形態と同様である。
例えば、図示の実施形態は粉末としての化粧品を収容する容器について述べているが、化粧品以外の粉末を収容する容器についても本発明は適用可能である。
20・・・シフター
30・・・中皿
40・・・パフ
50・・・蓋
60・・・蓋用シール材
70・・・中皿用シール材
100・・・粉末容器
Claims (4)
- 蓋、中皿、シフター、粉末収納部を有する粉末容器において、
シフターに中皿を収容した状態で蓋を閉めていない状態では中皿の上縁部がシフター上縁部よりも上方に突出しており、
蓋を閉じた状態では中皿の上縁部がシフター上縁部と面一になることを特徴とする粉末容器。 - シフターの半径方向外方縁部には上方に延在するリブが形成されている請求項1の粉末容器。
- 前記リブの内径寸法は中皿上縁部の外径寸法以上である請求項2の粉末容器。
- 中皿上縁部の外径寸法はシフターの立上部の内径寸法以上である請求項3の粉末容器。
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