JP2017204818A - データ処理装置、データ処理制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】他の機器からの遠隔操作に応じて処理されたデータを自動で他の機器に送信する際の操作を簡略にすること。【解決手段】撮影装置1は、携帯端末装置2と連携して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であり、撮影制御部53と、第2通信部21−1と、第1通信部20−1と、通信制御部51と、を備える。撮影制御部53は、リモート撮影を実行する。第2通信部21−1は、携帯端末装置2からの指示を受付可能であり、リモート撮影を実行可能な第1の動作状態にない場合であっても、携帯端末装置2との通信接続が可能である第2通信方式により通信を行う。第1通信部20−1は、第1の動作状態にあることを条件として、携帯端末装置2との通信接続が可能である第1通信方式により通信を行う。通信制御部51は、第2通信部21−1による第2通信方式を介し、携帯端末装置2に対して、第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う。【選択図】図3
Description
本発明は、データ処理装置、データ処理制御方法及びプログラムに関する。
従来より、撮影装置により撮影された画像を、撮影した撮影装置だけではなく、他の機器でも活用することが行われている。特許文献1では、他の機器でも活用するために画像が撮影されると自動的に他の機器に送信する技術が開示されている。一方、他の機器からの遠隔操作により、撮影装置に撮影を実行させる技術も知られており、他の機器からの遠隔操作により撮影された画像を自動的に他の機器に送信することも可能となっている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、撮影装置と他の機器各々を操作して、この動作を可能とするための準備が必要があるという問題がある。また、この問題は、画像の撮影に限らず、他の機器からの遠隔操作に応じて処理されるデータを自動的に他の機器に送信する技術に共通していえることである。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、他の機器からの遠隔操作に応じて処理されたデータを自動で他の機器に送信する際の操作を簡略にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様のデータ処理装置は、
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行手段と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により通信を行う第1の通信手段と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により通信を行う第2の通信手段と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御手段と、
を備え、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とする。
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行手段と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により通信を行う第1の通信手段と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により通信を行う第2の通信手段と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御手段と、
を備え、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、他の機器からの遠隔操作に応じて処理されたデータを自動で他の機器に送信する際の操作を簡略にすることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像送信システムSのシステム構成を示すシステム構成図である。
画像送信システムSは、図1に示すように、撮影装置1と、携帯端末装置2とを備える。
画像送信システムSでは、撮影装置1で撮影された画像(以下、「撮影画像」という。)を、撮影後に、外部装置である携帯端末装置2に自動的に送信する機能を有する。
本実施形態においては、撮影装置1は、撮影画像のうち、(図中ハッチングで示した)送信対象となっている撮影画像のみを携帯端末装置2に送信する。撮影装置1では、撮影画像の送信対象と送信状況を撮影画像のIDで管理する送信対象リストを保持しており、当該送信対象リストを参照して、撮影画像の送信を行う。即ち、撮影装置1では、送信対象リストに記憶される未送信IDに基づいて、対応する撮影画像を携帯端末装置2に送信する。なお、送信対象への設定は、例えば、撮影時の設定(「自動送信設定:入/切」)等に基づき行われる。
画像送信システムSは、図1に示すように、撮影装置1と、携帯端末装置2とを備える。
画像送信システムSでは、撮影装置1で撮影された画像(以下、「撮影画像」という。)を、撮影後に、外部装置である携帯端末装置2に自動的に送信する機能を有する。
本実施形態においては、撮影装置1は、撮影画像のうち、(図中ハッチングで示した)送信対象となっている撮影画像のみを携帯端末装置2に送信する。撮影装置1では、撮影画像の送信対象と送信状況を撮影画像のIDで管理する送信対象リストを保持しており、当該送信対象リストを参照して、撮影画像の送信を行う。即ち、撮影装置1では、送信対象リストに記憶される未送信IDに基づいて、対応する撮影画像を携帯端末装置2に送信する。なお、送信対象への設定は、例えば、撮影時の設定(「自動送信設定:入/切」)等に基づき行われる。
撮影装置1における自動送信機能を実行するために、以下の処理系統を複合したシーケンスシステムを構築して実現している。
(1)ステータス管理および自動送信シーケンス
(自動送信ループとステータス管理およびステータス処理)
(2)送信禁止処理シーケンス
(事前の送信禁止確認処理等)
(3)送信要求が無くても自主的に再送信を試みるシーケンス
(送信枚数管理)
(4)割り込み処理シーケンス
(通信切断、送信中断、強制電源オフ等)
(5)接続タイムアウト処理シーケンス
(通信接続、送信応答、送信完了後通信切断)
(6)WiFi切断処理シーケンス
(WiFi接続管理)
(7)自動送信電源オフ処理シーケンス
(8)送信要求通知シーケンス
(送信画像ファイルの管理)
(9)送信禁止要求及び解除シーケンス
(送信以外の処理と並行して送信処理を実行するための状態管理)
(1)ステータス管理および自動送信シーケンス
(自動送信ループとステータス管理およびステータス処理)
(2)送信禁止処理シーケンス
(事前の送信禁止確認処理等)
(3)送信要求が無くても自主的に再送信を試みるシーケンス
(送信枚数管理)
(4)割り込み処理シーケンス
(通信切断、送信中断、強制電源オフ等)
(5)接続タイムアウト処理シーケンス
(通信接続、送信応答、送信完了後通信切断)
(6)WiFi切断処理シーケンス
(WiFi接続管理)
(7)自動送信電源オフ処理シーケンス
(8)送信要求通知シーケンス
(送信画像ファイルの管理)
(9)送信禁止要求及び解除シーケンス
(送信以外の処理と並行して送信処理を実行するための状態管理)
また、本実施形態の画像送信システムSにおいては、撮影装置1では、画像の送信にあたり、2つの通信方式を用いる。即ち、高速でありファイルの送受信に適した無線通信方式(以下、「第1通信方式」という。)と、低速であるが省電力であり常時接続に適した無線通信方式(以下、「第2通信方式」という。)との通信方式で、画像の送信を行う。
なお、本実施形態において、第1通信方式は、無線LAN(Local Area Network)のうちWi−Fi(Wireless Fidelity)の通信規格に基づいた通信方式を用いる。また、第2通信方式は、BLE(Bluetooth low energy/Bluetooth LE,「Bluetooth」は登録商標)(商標)の通信規格に基づいた通信方式を用いる。
なお、本実施形態において、第1通信方式は、無線LAN(Local Area Network)のうちWi−Fi(Wireless Fidelity)の通信規格に基づいた通信方式を用いる。また、第2通信方式は、BLE(Bluetooth low energy/Bluetooth LE,「Bluetooth」は登録商標)(商標)の通信規格に基づいた通信方式を用いる。
本実施形態の画像送信システムSにおいて撮影画像の自動送信機能を発揮する場合には、撮影装置1と携帯端末装置2の間で、第2通信方式であるBLEで通信が確立した状態(常時接続状態)で行われる。即ち、撮影装置1と携帯端末装置2との間で、第2通信方式であるBLEで接続がされていることが前提となって撮影画像の自動送信機能が発揮される。
具体的には、撮影装置1から、携帯端末装置2に対して、第2通信方式での通信を介して、第1通信方式であるWi−Fiでの通信を確立するように指示(制御信号)を出して、撮影装置1と携帯端末装置2との間で第1通信方式であるWi−Fiでの通信を確立する。なお、本実施形態においては、撮影装置1では、Wi−Fiにおいて親機となるようにし、携帯端末装置2では、第1通信方式であるWi−Fiにおいて子機となるようにして、撮影装置1と携帯端末装置2の1対1の直接通信で通信を確立する。
その後、撮影装置1から、携帯端末装置2に対して、第1通信方式で、画像を送信する。これにより、携帯端末装置2では、操作を行うことなく、第1通信方式で、画像を受信することができるようになる。
具体的には、撮影装置1から、携帯端末装置2に対して、第2通信方式での通信を介して、第1通信方式であるWi−Fiでの通信を確立するように指示(制御信号)を出して、撮影装置1と携帯端末装置2との間で第1通信方式であるWi−Fiでの通信を確立する。なお、本実施形態においては、撮影装置1では、Wi−Fiにおいて親機となるようにし、携帯端末装置2では、第1通信方式であるWi−Fiにおいて子機となるようにして、撮影装置1と携帯端末装置2の1対1の直接通信で通信を確立する。
その後、撮影装置1から、携帯端末装置2に対して、第1通信方式で、画像を送信する。これにより、携帯端末装置2では、操作を行うことなく、第1通信方式で、画像を受信することができるようになる。
また、画像送信システムSでは、撮影装置1に保存されている画像を、ユーザが呼び出して、任意に外部装置である携帯端末装置2に手動で送信する機能を有する。
また、撮影装置1は、画像を撮影するRECモードと記憶されている画像を呼び出して表示するPLAYモードを有し、自動送信はRECモードで行われ、手動送信PLAYモードで行われる。
また、撮影装置1は、画像を撮影するRECモードと記憶されている画像を呼び出して表示するPLAYモードを有し、自動送信はRECモードで行われ、手動送信PLAYモードで行われる。
さらに、携帯端末装置2では、撮影装置1から受信した撮影画像を、例えば、記憶・管理したり、他の外部機器との画像の共有を目的として、クラウドサーバにアップロードしたりする等の撮影画像の外部装置での活用がなされる。
図2は、本発明の一実施形態に係る撮影装置1及び携帯端末装置2のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮影装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。
撮影装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。
撮影装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、撮像部16と、入力部17と、出力部18と、記憶部19と、第1通信部20と、第2通信部21と、ドライブ22と、電源部23と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、撮像部16、入力部17、出力部18、記憶部19、第1通信部20、第2通信部21、ドライブ22及び電源部23が接続されている。
撮像部16は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮影画像のデータ」とも呼ぶ。撮影画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮影画像のデータ」とも呼ぶ。撮影画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
入力部17は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはフラッシュメモリ等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
第1通信部20は、高速でありファイルの送受信に適した無線通信方式である第1通信方式で外部装置(本実施形態においては、携帯端末装置2)との間で行う通信を制御する。本実施形態においては、第1通信方式は、無線LANのうちWi−Fiの通信規格に基づいた通信方式を用いる。
第2通信部21は、低速であるが省電力であり常時接続に適した無線通信方式である第2通信方式で外部装置(本実施形態においては、携帯端末装置2)との間で行う通信を制御する。本実施形態においては、第2通信方式は、BLEの通信規格に基づいた通信方式を用いる。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部19に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部19と同様に記憶することができる。
電源部23は、例えば、リチウムイオン二次電池により構成され、電源回路(図示せず)を介して、撮影装置1に駆動用の電力を供給する電力供給源であり、撮影装置1の駆動源としての電流を撮影装置1の各構成へ供給する。電源部23は、CPU11により制御され、例えば、電源オフ状態において、出力部18等への電源の供給を停止して表示出力をオフして、第1通信部20や第2通信部21等の通信における電源の供給を維持して、電源オフ状態においても画像送信を可能に制御される。
また、携帯端末装置2は、例えば、タブレット端末として構成される。
なお、ハードウェアの構成については、撮影装置1と同様であるため省略する。以下、撮影装置1と携帯端末装置2におけるハードウェアを説明として用いる場合には、撮影装置1には、符号の末尾に「−1」を付すものとし、携帯端末装置2には符号の末尾に「−2」を付すものとする。即ち、撮影装置1は、CPU11−1乃至リムーバブルメディア31−1と表記するものとし、携帯端末装置2は、CPU11−2乃至リムーバブルメディア31−2と表記するものとする。
なお、ハードウェアの構成については、撮影装置1と同様であるため省略する。以下、撮影装置1と携帯端末装置2におけるハードウェアを説明として用いる場合には、撮影装置1には、符号の末尾に「−1」を付すものとし、携帯端末装置2には符号の末尾に「−2」を付すものとする。即ち、撮影装置1は、CPU11−1乃至リムーバブルメディア31−1と表記するものとし、携帯端末装置2は、CPU11−2乃至リムーバブルメディア31−2と表記するものとする。
このように構成される撮影装置1では、携帯端末装置2からの遠隔操作に基づいて所定のデータ処理となる動作(以下、「リモート動作」という。)することができる機能を有する。リモート動作は、携帯端末装置2でのリモート動作用のアプリケーション(以下、「リモートアプリ」という。)を操作することにより行う。
本実施形態のリモート動作は、携帯端末装置2からの指示に基づいて、撮影装置1において撮影(以下、「リモート撮影」という。)を行う動作である。なお、携帯端末装置2において、リモート撮影を指示するアプリケーションを「リモート撮影アプリ」という。
本実施形態のリモート動作は、携帯端末装置2からの指示に基づいて、撮影装置1において撮影(以下、「リモート撮影」という。)を行う動作である。なお、携帯端末装置2において、リモート撮影を指示するアプリケーションを「リモート撮影アプリ」という。
また、撮影装置1では、携帯端末装置2との間のWi−Fi接続が完了するまでの間に、撮影装置1において操作があった場合には、対応する動作(以下、「手動動作」という。)を行う機能を有する。
本実施形態の手動動作は、撮影装置1への撮影操作に基づいて、撮影(以下、「手動撮影」という。)を行う動作である。
また、撮影装置1では、電源オフ時に携帯端末装置2において起動しているリモートアプリを自動で終了させる機能を有する。なお、本実施形態においては、撮影装置1と携帯端末装置2とがともに、Wi−Fi接続完了状態で、かつ、リモート操作可能な状態を「第1の動作状態」とし、Wi−Fi接続完了状態であり、リモート操作不能な状態を「第2の動作状態」とする。
本実施形態の手動動作は、撮影装置1への撮影操作に基づいて、撮影(以下、「手動撮影」という。)を行う動作である。
また、撮影装置1では、電源オフ時に携帯端末装置2において起動しているリモートアプリを自動で終了させる機能を有する。なお、本実施形態においては、撮影装置1と携帯端末装置2とがともに、Wi−Fi接続完了状態で、かつ、リモート操作可能な状態を「第1の動作状態」とし、Wi−Fi接続完了状態であり、リモート操作不能な状態を「第2の動作状態」とする。
図3は、図2の撮影装置1及び携帯端末装置2の機能的構成のうち、リモート動作処理及び自動送信電源オフ処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
「リモート動作処理」とは、携帯端末装置2から撮影装置1に対してリモートアプリを介してリモート動作(本実施形態において、リモート撮影)を行わせる一連の処理をいう。リモート動作処理では、BLE接続によって自動で、Wi−Fi接続によるリモート動作を行うリモートアプリを起動させ、Wi−Fiの未接続状態では、撮影装置1での操作による手動動作(本実施形態においては、手動撮影)を可能にする。
「自動送信電源オフ処理」とは、撮影装置1をリモート動作可能で、撮影装置1で撮影された画像を携帯端末装置2へ自動送信する設定において、撮影装置1の電源オフの操作をした場合に、携帯端末装置2のリモートアプリを自動で終了させ、未送信の画像を送信後に、電源オフとなる一連の処理をいう。
撮影装置1側のリモート動作処理を実行する場合には、図3に示すように、CPU11−1において、通信制御部51と、入力検出部52と、撮影制御部53と、が機能する。
また、記憶部19−1の一領域には、画像記憶部71が設定される。
画像記憶部71には、撮影画像のデータが記憶される。
画像記憶部71には、撮影画像のデータが記憶される。
通信制御部51は、携帯端末装置2との間で通信(BLE通信及びWi−Fi通信)を行うように第2通信部21−1及び第1通信部20−1を制御する。
具体的には、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してWi−Fi接続要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。また、通信制御部51は、第1通信部20−1において携帯端末装置2との間のWi−Fiの接続の有無を示すステータスを確認する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2との間でWi−Fiの接続が完了しているか否かを判定する。また、通信制御部51は、リモート撮影アプリの起動待ち状態であるか否かを判定する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの起動要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影要求を受信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からリモート撮影アプリ終了応答を受信するように第1通信部20−1を制御する。
具体的には、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してWi−Fi接続要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。また、通信制御部51は、第1通信部20−1において携帯端末装置2との間のWi−Fiの接続の有無を示すステータスを確認する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2との間でWi−Fiの接続が完了しているか否かを判定する。また、通信制御部51は、リモート撮影アプリの起動待ち状態であるか否かを判定する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの起動要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影要求を受信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からリモート撮影アプリ終了応答を受信するように第1通信部20−1を制御する。
入力検出部52は、ユーザによる入力部17−1に対する各種入力操作を検出する。
具体的には、入力検出部52は、携帯端末装置2との間のWi−Fiの接続がされていない状態において、入力部17−1に対するシャッタ釦押下操作があったか否かを判定する。
具体的には、入力検出部52は、携帯端末装置2との間のWi−Fiの接続がされていない状態において、入力部17−1に対するシャッタ釦押下操作があったか否かを判定する。
撮影制御部53は、撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する。
具体的には、撮影制御部53は、携帯端末装置2とのWi−Fiの接続が完了していない状態において、手動撮影となる撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する。また、撮影制御部53は、受信したリモート撮影要求に基づいて、リモート撮影となる撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する。
具体的には、撮影制御部53は、携帯端末装置2とのWi−Fiの接続が完了していない状態において、手動撮影となる撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する。また、撮影制御部53は、受信したリモート撮影要求に基づいて、リモート撮影となる撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する。
携帯端末装置2側のリモート動作処理を実行する場合には、CPU11−2において、通信制御部91と、アプリ管理部92と、入力検出部93と、が機能する。
通信制御部91は、撮影装置1との間で通信(BLE通信及びWi−Fi通信)を行うように第2通信部21−2及び第1通信部20−2を制御する。
具体的には、通信制御部91は、撮影装置1からのWi−Fi接続要求を受信するように第2通信部21−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1との間でWi−Fi接続を確立するWi−Fi接続処理を実行するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、リモート撮影アプリの起動要求を受信するように第2通信部21−2を制御する。また、通信制御部91は、リモート撮影アプリの起動操作があり、リモート撮影アプリが起動した場合に、撮影装置1に対して、リモート撮影アプリが起動した旨を通知するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影要求を送信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの終了要求を送信するように第1通信部20−2を制御する。
具体的には、通信制御部91は、撮影装置1からのWi−Fi接続要求を受信するように第2通信部21−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1との間でWi−Fi接続を確立するWi−Fi接続処理を実行するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、リモート撮影アプリの起動要求を受信するように第2通信部21−2を制御する。また、通信制御部91は、リモート撮影アプリの起動操作があり、リモート撮影アプリが起動した場合に、撮影装置1に対して、リモート撮影アプリが起動した旨を通知するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影要求を送信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの終了要求を送信するように第1通信部20−2を制御する。
アプリ管理部92は、起動や終了、状態の把握等のアプリケーションの管理を行う。
具体的には、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリを起動するように制御する。
具体的には、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリを起動するように制御する。
入力検出部93は、ユーザによる入力部17−2に対する各種入力操作を検出する。
具体的には、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影アプリの起動操作があったか否かを判定する。また、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影操作があったか否かを判定する。また、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影アプリの終了操作があったか否かを判定する。
具体的には、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影アプリの起動操作があったか否かを判定する。また、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影操作があったか否かを判定する。また、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影アプリの終了操作があったか否かを判定する。
撮影装置1側の自動送信電源オフ処理を実行する場合には、CPU11−1において、通信制御部51と、出力制御部54と、電源管理部55と、が機能する。
通信制御部51は、携帯端末装置2との間で通信(BLE通信及びWi−Fi通信)を行うように第2通信部21−1及び第1通信部20−1を制御する。
また、通信制御部51は、携帯端末装置2から取得したアプリケーションの起動状況を判定して、アプリケーションの終了要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。
具体的には、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの起動状態の調査要求を送信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影アプリの起動状態の調査結果を受信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からの受信したリモート撮影アプリの起動状態の調査結果から、リモート撮影アプリが起動状態であるか否かを判定する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの終了要求を送信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影アプリの終了応答を受信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2に対して未送信画像を順次送信するように第1通信部20−1を制御する。
また、通信制御部51は、携帯端末装置2から取得したアプリケーションの起動状況を判定して、アプリケーションの終了要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。
具体的には、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの起動状態の調査要求を送信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影アプリの起動状態の調査結果を受信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からの受信したリモート撮影アプリの起動状態の調査結果から、リモート撮影アプリが起動状態であるか否かを判定する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの終了要求を送信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影アプリの終了応答を受信するように第1通信部20−1を制御する。また、通信制御部51は、携帯端末装置2に対して未送信画像を順次送信するように第1通信部20−1を制御する。
出力制御部54は、画像を表示出力するように出力部18−1を制御する。
具体的には、出力制御部54は、未送信画像の残り枚数やその旨を警告表示するように出力部18−1を制御する。
具体的には、出力制御部54は、未送信画像の残り枚数やその旨を警告表示するように出力部18−1を制御する。
電源管理部55は、電源のオン/オフ等の電源部23−1の電源管理を行う。
具体的には、電源管理部55は、送信停止、又は、未送信画像がなくなった場合に、電源をオフする処理を実行するように電源部23−1を制御する。
具体的には、電源管理部55は、送信停止、又は、未送信画像がなくなった場合に、電源をオフする処理を実行するように電源部23−1を制御する。
携帯端末装置2側の自動送信電源オフ処理を実行する場合には、CPU11−2において、通信制御部91と、アプリ管理部92と、が機能する。
また、記憶部19−2の一領域には、画像記憶部111が設定される。
画像記憶部111には、撮影画像のデータが記憶される。
画像記憶部111には、撮影画像のデータが記憶される。
通信制御部91は、撮影装置1との間で通信(BLE通信及びWi−Fi通信)を行うように第2通信部21−2及び第1通信部20−2を制御する。
具体的には、通信制御部91は、撮影装置1からのリモート撮影アプリの起動状態の調査要求を受信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの起動状態の調査結果を送信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1からのリモート撮影アプリの終了要求を受信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの終了応答を送信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に未送信画像がある場合には、撮影装置1に対して撮影画像を受信するように第1通信部20−2を制御する。
具体的には、通信制御部91は、撮影装置1からのリモート撮影アプリの起動状態の調査要求を受信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの起動状態の調査結果を送信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1からのリモート撮影アプリの終了要求を受信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの終了応答を送信するように第1通信部20−2を制御する。また、通信制御部91は、撮影装置1に未送信画像がある場合には、撮影装置1に対して撮影画像を受信するように第1通信部20−2を制御する。
アプリ管理部92は、起動や終了、状態の把握等のアプリケーションの管理を行う。
具体的には、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリの起動状態を調査する。また、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリを終了させる。
具体的には、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリの起動状態を調査する。また、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリを終了させる。
<撮影装置1側のリモート動作処理>
図4は、図3の機能的構成を有する図2の撮影装置1及び携帯端末装置2が実行するリモート動作処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影装置1側のリモート動作処理は、例えば、電源オン操作といった、ユーザによる入力部17−1へのリモート動作処理開始の操作により開始される。なお、リモート動作処理では、電源オフの状態も含め、事前に第2通信部21−1により、携帯端末装置2との間でBLE接続が完了した状態となっている。
図4は、図3の機能的構成を有する図2の撮影装置1及び携帯端末装置2が実行するリモート動作処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影装置1側のリモート動作処理は、例えば、電源オン操作といった、ユーザによる入力部17−1へのリモート動作処理開始の操作により開始される。なお、リモート動作処理では、電源オフの状態も含め、事前に第2通信部21−1により、携帯端末装置2との間でBLE接続が完了した状態となっている。
ステップS11において、CPU11−1は、撮影装置1内の初期化処理を実行する。
ステップS12において、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してWi−Fi接続要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。
ステップS13において、通信制御部51は、第1通信部20−1において携帯端末装置2との間のWi−Fiの接続の有無を示すステータスを確認する。
ステップS14において、入力検出部52は、携帯端末装置2との間のWi−Fiの接続がされていない状態において、入力部17−1に対するシャッタ釦押下操作があったか否かを判定する。
シャッタ釦押下操作がない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS16に進む。
シャッタ釦押下操作があった場合には、ステップS14においてYESと判定されて、処理はステップS15に進む。
シャッタ釦押下操作がない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS16に進む。
シャッタ釦押下操作があった場合には、ステップS14においてYESと判定されて、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、撮影制御部53は、携帯端末装置2とのWi−Fiの接続が完了していない状態において、撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する(手動撮影)。
ステップS16において、通信制御部51は、携帯端末装置2との間でWi−Fiの接続が完了しているか否かを判定する。
Wi−Fiの接続が完了していない場合には、ステップS16においてNOと判定されて、処理はステップS13に戻る。
Wi−Fiの接続が完了している場合には、ステップS16においてYESと判定されて、処理はステップS17に進む。
Wi−Fiの接続が完了していない場合には、ステップS16においてNOと判定されて、処理はステップS13に戻る。
Wi−Fiの接続が完了している場合には、ステップS16においてYESと判定されて、処理はステップS17に進む。
ステップS17において、通信制御部51は、リモート撮影アプリの起動待ち状態であるか否かを判定する。
リモート撮影アプリの起動待ち状態でない場合には、ステップS17においてNOと判定されて処理は待機状態となる。
リモート撮影アプリの起動待ち状態である場合には、ステップS17においてYESと判定されて処理はステップS18に進む。
リモート撮影アプリの起動待ち状態でない場合には、ステップS17においてNOと判定されて処理は待機状態となる。
リモート撮影アプリの起動待ち状態である場合には、ステップS17においてYESと判定されて処理はステップS18に進む。
ステップS18において、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの起動要求を送信するように第2通信部21−1を制御する。
ステップS19において、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影要求を受信するように第1通信部20−1を制御する。
ステップS20において、撮影制御部53は、受信したリモート撮影要求に基づいて、撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する(リモート撮影)。撮影処理によって、撮像部16−1から出力された撮影画像は、画像記憶部71に記憶される。
ステップS21において、通信制御部51は、携帯端末装置2からリモート撮影アプリ終了応答を受信するように第1通信部20−1を制御する。その後処理は、ステップS17に戻り、再びリモート撮影アプリの起動待ち状態となる。
<携帯端末装置2側のリモート動作処理>
携帯端末装置2側のリモート動作処理では、電源オフの状態も含め、事前に第2通信部21−2により、撮影装置1との間でBLE接続が完了した状態となっているため、ユーザによるリモート動作処理開始の操作を必要とせず、自動で処理が実行される。
携帯端末装置2側のリモート動作処理では、電源オフの状態も含め、事前に第2通信部21−2により、撮影装置1との間でBLE接続が完了した状態となっているため、ユーザによるリモート動作処理開始の操作を必要とせず、自動で処理が実行される。
ステップS31において、通信制御部91は、撮影装置1からのWi−Fi接続要求及びリモート撮影アプリ起動要求を受信するように第2通信部21−2を制御する。
ステップS32において、通信制御部91は、撮影装置1との間でWi−Fi接続を確立するWi−Fi接続処理を実行するように第1通信部20−2を制御する。
ステップS33において、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリを起動するように制御する。
ステップS34において、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影操作があったか否かを判定する。
リモート撮影操作がない場合には、ステップS34においてNOと判定されて、処理は待機状態となる。
リモート撮影操作があった場合には、ステップS34においてYESと判定されて、処理はステップS35に進む。
リモート撮影操作がない場合には、ステップS34においてNOと判定されて、処理は待機状態となる。
リモート撮影操作があった場合には、ステップS34においてYESと判定されて、処理はステップS35に進む。
ステップS35において、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影要求を送信するように第1通信部20−2を制御する。ここで、通信制御部91は、BLEを使用しなくとも、リモコン操作を可能とするため、リモート撮影指示をWi−Fi経由で行うように構成する。
ステップS36において、入力検出部93は、入力部17−2に対するリモート撮影アプリの終了操作があったか否かを判定する。
リモート撮影アプリの終了操作がない場合には、ステップS36においてNOと判定されて、処理はステップS34に戻る。
リモート撮影アプリの終了操作があった場合には、ステップS36においてYESと判定されて、処理はステップS37に進む。
リモート撮影アプリの終了操作がない場合には、ステップS36においてNOと判定されて、処理はステップS34に戻る。
リモート撮影アプリの終了操作があった場合には、ステップS36においてYESと判定されて、処理はステップS37に進む。
ステップS37において、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの終了要求を送信するように第1通信部20−2を制御する。その後処理は、ステップS33に戻り、再びリモート撮影アプリの起動操作の待ち状態となる。
<撮影装置1側の自動送信電源オフ処理>
図5は、図3の機能的構成を有する図2の撮影装置1及び携帯端末装置2が実行する自動送信電源オフ処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影装置1側の自動送信電源オフ処理は、例えば、電源オフ操作といった、ユーザによる入力部17−1への自動送信電源オフ処理開始の操作により開始される。
図5は、図3の機能的構成を有する図2の撮影装置1及び携帯端末装置2が実行する自動送信電源オフ処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影装置1側の自動送信電源オフ処理は、例えば、電源オフ操作といった、ユーザによる入力部17−1への自動送信電源オフ処理開始の操作により開始される。
ステップS51において、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの起動状態の調査要求を送信するように第1通信部20−1を制御する。
ステップS52において、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影アプリの起動状態の調査結果を受信するように第1通信部20−1を制御する。
ステップS53において、通信制御部51は、携帯端末装置2からの受信したリモート撮影アプリの起動状態の調査結果から、リモート撮影アプリが起動状態であるか否かを判定する。
リモート撮影アプリが起動状態でない場合には、ステップS53においてNOと判定されて、処理はステップS56に進む。
リモート撮影アプリが起動状態である場合には、ステップS53においてYESと判定されて、処理はステップS54に進む。
リモート撮影アプリが起動状態でない場合には、ステップS53においてNOと判定されて、処理はステップS56に進む。
リモート撮影アプリが起動状態である場合には、ステップS53においてYESと判定されて、処理はステップS54に進む。
ステップS54において、通信制御部51は、携帯端末装置2に対してリモート撮影アプリの終了要求を送信するように第1通信部20−1を制御する。
ステップS55において、通信制御部51は、携帯端末装置2からのリモート撮影アプリの終了応答を受信するように第1通信部20−1を制御する。
ステップS56において、通信制御部51及び出力制御部54は、自動送信シーケンス処理を実行する。自動送信シーケンス処理では、携帯端末装置2に対して未送信画像がある場合には、通信制御部51は、撮影装置1に対して未送信画像を順次送信するように第1通信部20−1を制御し、その際、出力制御部54は、未送信画像の残り枚数やその旨を警告表示するように出力部18−1を制御する。
ステップS57において、電源管理部55は、電源をオフするように電源部23−1を制御する。その後、撮影装置1側の自動送信電源オフ処理は、終了する。
<携帯端末装置2側の自動送信電源オフ処理>
携帯端末装置2側の自動送信電源オフ処理は、リモート撮影アプリが起動している状態では、ユーザによる自動送信電源オフ処理開始の操作を必要とせず、自動で実行される。
携帯端末装置2側の自動送信電源オフ処理は、リモート撮影アプリが起動している状態では、ユーザによる自動送信電源オフ処理開始の操作を必要とせず、自動で実行される。
ステップS71において、通信制御部91は、撮影装置1からのリモート撮影アプリの起動状態の調査要求を受信するように第1通信部20−2を制御する。
ステップS72において、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリの起動状態を調査する。
ステップS73において、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの起動状態の調査結果を送信するように第1通信部20−2を制御する。
ステップS74において、通信制御部91は、撮影装置1からのリモート撮影アプリの終了要求を受信するように第1通信部20−2を制御する。
ステップS75において、アプリ管理部92は、リモート撮影アプリを終了させる。
ステップS76において、通信制御部91は、撮影装置1に対してリモート撮影アプリの終了応答を送信するように第1通信部20−2を制御する。
ステップS77において、通信制御部91は、撮影装置1に対して未送信画像がある場合には、撮影画像を受信するように第1通信部20−2を制御する。受信した撮影画像は、逐次画像記憶部111に記憶される。
その後、携帯端末装置2側の自動送信電源オフ処理は、終了する。
その後、携帯端末装置2側の自動送信電源オフ処理は、終了する。
従来からカメラに対してPCなどからリモート撮影できるものはあったが、もともとカメラ単体での撮影操作がメインなので、リモート撮影状態にするためには、リモート撮影用のモードに移行させた状態で実施できるものであり、リモート撮影をメインとしてはいなかった。
そこで、本実施形態の撮影装置1では、電源オンと同時に無線接続を行いリモートアプリ起動させ、リモートアプリ終了後も次のリモートアプリ待ち状態となるという、リモートコントロール操作を前面に出すように構成した。また、本実施形態の画像送信システムSにおいては、リモート撮影を前面に出した撮影装置1と電源オンと同時に無線接続を行い、携帯端末装置2においてリモートアプリを起動させ、リモートアプリ終了後も次のリモートアプリの待ち状態となるように構成する。
即ち、画像送信システムSでは、撮影装置1の電源オン後、BLEにより常時接続している携帯端末装置2に対して、Wi−Fi接続指示と合わせて、リモートアプリの起動指示を行うように構成する。また、リモートアプリの起動が検出されるまでは、撮影装置1側の手動撮影を可能とし、手動撮影処理に移行する一方、起動が検出されると、本体側の手動撮影を禁止するように構成する。
また、撮影装置1では、電源オフ操作時に、起動中のリモートアプリの調査を行い、リモートアプリの終了指示を行ってから、電源オフ処理を行うように構成する。
即ち、画像送信システムSでは、撮影装置1の電源オン後、BLEにより常時接続している携帯端末装置2に対して、Wi−Fi接続指示と合わせて、リモートアプリの起動指示を行うように構成する。また、リモートアプリの起動が検出されるまでは、撮影装置1側の手動撮影を可能とし、手動撮影処理に移行する一方、起動が検出されると、本体側の手動撮影を禁止するように構成する。
また、撮影装置1では、電源オフ操作時に、起動中のリモートアプリの調査を行い、リモートアプリの終了指示を行ってから、電源オフ処理を行うように構成する。
したがって、画像送信システムSにおいては、電源オンの直後から無線接続を行い、リモートアプリを即座に起動することができる上に、リモートアプリ終了後も次のリモートアプリ待ち状態となり、リモート動作を前面に出したことにより、リモートコントロールに特化した撮影装置1として操作しやすいものとすることができる。
以上のように構成される撮影装置1は、他の機器である携帯端末装置2と連携して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置である。
また、撮影装置1は、撮影制御部53と、第2通信部21−1と、第1通信部20−1と、通信制御部51と、を備える。
撮影制御部53は、所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行する。
第1通信部20−1は、第1の動作状態にあることを条件として、他の機器である携帯端末装置2との通信接続が可能である第1通信方式により通信を行う。
第2通信部21−1は、第1の動作状態にない場合であっても、他の機器である携帯端末装置2との通信接続が可能である第2通信方式により通信を行う。
通信制御部51は、第2通信部21−1による第2通信方式を介し、他の機器である携帯端末装置2に対して、第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う。
第1の動作状態は、
(i)データ処理装置である撮影装置1が、他の機器である携帯端末装置2から所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)他の機器である携帯端末装置2が、データ処理装置である撮影装置1から第1通信部20−1による第1通信方式を介して実行される所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を受付可能な状態である。
これにより、撮影装置1においては、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作に応じて処理されたデータを自動で他の機器である携帯端末装置2に送信する際の操作を簡略にすることができる。
また、撮影装置1は、撮影制御部53と、第2通信部21−1と、第1通信部20−1と、通信制御部51と、を備える。
撮影制御部53は、所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行する。
第1通信部20−1は、第1の動作状態にあることを条件として、他の機器である携帯端末装置2との通信接続が可能である第1通信方式により通信を行う。
第2通信部21−1は、第1の動作状態にない場合であっても、他の機器である携帯端末装置2との通信接続が可能である第2通信方式により通信を行う。
通信制御部51は、第2通信部21−1による第2通信方式を介し、他の機器である携帯端末装置2に対して、第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う。
第1の動作状態は、
(i)データ処理装置である撮影装置1が、他の機器である携帯端末装置2から所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)他の機器である携帯端末装置2が、データ処理装置である撮影装置1から第1通信部20−1による第1通信方式を介して実行される所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を受付可能な状態である。
これにより、撮影装置1においては、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作に応じて処理されたデータを自動で他の機器である携帯端末装置2に送信する際の操作を簡略にすることができる。
通信制御部51は、データ処理装置である撮影装置1が所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行可能なモードに移行したことに呼応して、他の機器である携帯端末装置2に対して第1の指示を行う。
これにより、撮影装置1においては、ユーザ操作等を必要とせずに自動で、リモート動作(リモート撮影)可能な状態に移行させることができ、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作に応じて処理されたデータを自動で他の機器である携帯端末装置2に送信する際の操作を簡略にすることができる。
これにより、撮影装置1においては、ユーザ操作等を必要とせずに自動で、リモート動作(リモート撮影)可能な状態に移行させることができ、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作に応じて処理されたデータを自動で他の機器である携帯端末装置2に送信する際の操作を簡略にすることができる。
また、撮影装置1は、撮像部16−1を、更に備える。
通信制御部51は、ユーザによる電源オン操作に呼応して、他の機器である携帯端末装置2に対して、第1の指示を行い。
撮影制御部53は、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作に呼応して、撮像部16−1による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を第1通信部20−1による第1通信方式を介し、当該他の機器である携帯端末装置2に送信する処理を、所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)として実行する。
これにより、撮影装置1においては、リモート動作としてリモート撮影を実行することができる。
通信制御部51は、ユーザによる電源オン操作に呼応して、他の機器である携帯端末装置2に対して、第1の指示を行い。
撮影制御部53は、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作に呼応して、撮像部16−1による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を第1通信部20−1による第1通信方式を介し、当該他の機器である携帯端末装置2に送信する処理を、所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)として実行する。
これにより、撮影装置1においては、リモート動作としてリモート撮影を実行することができる。
撮影制御部53は、ユーザによる撮影指示に呼応して、撮像部16−1による撮影を実行する。
撮影制御部53は、他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態にない場合は、撮影を許可し、当該第1の動作状態にある場合は、撮影を制限する制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、手動撮影を実行することができる。
撮影制御部53は、他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態にない場合は、撮影を許可し、当該第1の動作状態にある場合は、撮影を制限する制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、手動撮影を実行することができる。
撮影制御部53は、通信制御部51により、他の機器である携帯端末装置2に対して第1の指示が行われた後であっても、当該他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態に移行する前は、撮影を許可する制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態に移行する前は、手動撮影を実行することができる。
これにより、撮影装置1においては、他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態に移行する前は、手動撮影を実行することができる。
通信制御部51は、データ処理装置が、第1の動作状態とは異なる第2の動作状態に移行したことに呼応して、更に、第2通信部21−1による第2通信方式を介し、他の機器である携帯端末装置2に対して、第2の動作状態に移行させる第2の指示を行い、
(i)データ処理装置である撮影装置1が、他の機器である携帯端末装置2から所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行不能であり、かつ
(ii)他の機器である携帯端末装置2が、データ処理装置である撮影装置1から第1通信部20−1による第1通信方式を介して実行される当該所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を受付可能な状態である。
これにより、撮影装置1においては、撮影装置1が所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行不能なモードに移行したことに呼応して、遠隔操作を実行不能な第2の動作状態に移行させることができる。
(i)データ処理装置である撮影装置1が、他の機器である携帯端末装置2から所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行不能であり、かつ
(ii)他の機器である携帯端末装置2が、データ処理装置である撮影装置1から第1通信部20−1による第1通信方式を介して実行される当該所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を受付可能な状態である。
これにより、撮影装置1においては、撮影装置1が所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行不能なモードに移行したことに呼応して、遠隔操作を実行不能な第2の動作状態に移行させることができる。
通信制御部51は、データ処理装置である撮影装置1が所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行不能なモードに移行したことに呼応して、他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態にあるか否かを判別する。
通信制御部51は、他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態にあると判別された場合に、当該他の機器である携帯端末装置2に対して、第2の指示を行う。
これにより、撮影装置1においては、携帯端末装置2が第1の動作状態にあると判別された場合に、遠隔操作を実行不能な第2の動作状態に移行させることができる。
通信制御部51は、他の機器である携帯端末装置2が第1の動作状態にあると判別された場合に、当該他の機器である携帯端末装置2に対して、第2の指示を行う。
これにより、撮影装置1においては、携帯端末装置2が第1の動作状態にあると判別された場合に、遠隔操作を実行不能な第2の動作状態に移行させることができる。
撮影制御部53は、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作に呼応して、撮像部16−1による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を第1通信部20−1による第1通信方式を介し、当該他の機器である携帯端末装置2に送信する処理を、所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)として実行する。
通信制御部51は、ユーザによる電源オフ操作に呼応して、他の機器である携帯端末装置2に対して、第2の指示を行う。
撮影制御部53は、所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行不能なモードに移行した後であっても、他の機器である携帯端末装置2に送信すべき画像がある場合は、当該画像を当該他の機器である携帯端末装置2に送信する処理を実行する。
これにより、撮影装置1においては、ユーザによる電源オフ操作に呼応して、携帯端末装置2に撮影画像を送信する処理を実行することができる。
通信制御部51は、ユーザによる電源オフ操作に呼応して、他の機器である携帯端末装置2に対して、第2の指示を行う。
撮影制御部53は、所定のデータ処理であるリモート動作(リモート撮影)を実行不能なモードに移行した後であっても、他の機器である携帯端末装置2に送信すべき画像がある場合は、当該画像を当該他の機器である携帯端末装置2に送信する処理を実行する。
これにより、撮影装置1においては、ユーザによる電源オフ操作に呼応して、携帯端末装置2に撮影画像を送信する処理を実行することができる。
他の機器である携帯端末装置2からデータ処理装置である撮影装置1への遠隔操作は、第1通信部20−1による第1通信方式を介して行われる。
これにより、撮影装置1においては、第2通信方式を用いずに、第1通信方式で遠隔操作を行うことができる。
これにより、撮影装置1においては、第2通信方式を用いずに、第1通信方式で遠隔操作を行うことができる。
第2通信方式は、通信速度が速い通信方式(Wi−Fi)である。
第1通信方式は、消費電力が低い通信方式(BLE)である。
これにより、撮影装置1においては、消費電力が低いBLEと、通信速度が速いWi−Fiを使い分けて、通信接続、アプリケーションの起動指示等の各種指示、画像送信等の処理を実行することができる。
第1通信方式は、消費電力が低い通信方式(BLE)である。
これにより、撮影装置1においては、消費電力が低いBLEと、通信速度が速いWi−Fiを使い分けて、通信接続、アプリケーションの起動指示等の各種指示、画像送信等の処理を実行することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、電源オン時を例として、データ処理装置である撮影装置1が所定のデータ処理を実行可能なモードへの移行することを説明したが、これに限られない。データ処理装置である撮影装置1が所定のデータ処理を実行可能なモードへの移行することは、例えば、PLAYモードからRECモードへの移行するような場合も含む。
また、上述の実施形態では、電源オフ時を例として、データ処理装置である撮影装置1が所定のデータ処理を実行不能なモードへの移行することを説明したが、これに限られない。データ処理装置である撮影装置1が所定のデータ処理を実行不能なモードへの移行することは、例えば、RECモードからPLAYモードへの移行するような場合も含む。
また、上述の実施形態では、リモートアプリの例を、撮影装置1においてリモート撮影を行うリモート撮影アプリで説明したがこれに限られない。リモートアプリを、例えば、他の機器である携帯端末装置2からの遠隔操作(サムネイル一覧の送信要求)に対して、撮影装置1内の画像のサムネイル一覧を送信し、他の遠隔操作(個別の画像送信要求)に対して、指定された画像を送信するようなアプリケーション(「カメラ内画像閲覧アプリ」)とするように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、リモート撮影アプリをWi−Fiの接続/電源オフを契機にして自動で起動/終了するように構成していたが、ユーザにより手動で起動/終了するように構成してもよい。この場合、携帯端末装置2は、起動/終了があった旨を撮影装置1に対して通知する。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される撮影装置1及び携帯端末装置2は、デジタルカメラ及びタブレット端末を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、リモート動作処理及び自動送信電源オフ処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
例えば、本発明は、リモート動作処理及び自動送信電源オフ処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮影装置1及び携帯端末装置2に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮影装置1及び携帯端末装置2に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行手段と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により通信を行う第1の通信手段と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により通信を行う第2の通信手段と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御手段と、
を備え、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするデータ処理装置。
[付記2]
前記制御手段は、当該データ処理装置が前記所定のデータ処理を実行可能なモードに移行したことに呼応して、前記他の機器に対して前記第1の指示を行う、
ことを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
[付記3]
撮像手段を、更に備え、
前記制御手段は、ユーザによる電源オン操作に呼応して、前記他の機器に対して、前記第1の指示を行い、
前記実行手段は、前記他の機器からの遠隔操作に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介し、当該他の機器に送信する処理を、前記所定のデータ処理として実行する、
ことを特徴とする付記2に記載のデータ処理装置。
[付記4]
ユーザによる撮影指示に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行する手動撮影手段と、
前記他の機器が前記第1の動作状態にない場合は、前記手動撮影手段による撮影を許可し、当該第1の動作状態にある場合は、当該手動撮影手段による撮影を制限する制御を行う撮影制御手段と、を備える、
ことを特徴とする付記3に記載のデータ処理装置。
[付記5]
前記撮影制御手段は、前記制御手段により、前記他の機器に対して前記第1の指示が行われた後であっても、当該他の機器が前記第1の動作状態に移行する前は、前記手動撮影手段による撮影を許可する制御を行う、
ことを特徴とする付記4に記載のデータ処理装置。
[付記6]
前記制御手段は、当該データ処理装置が、前記第1の動作状態とは異なる第2の動作状態に移行したことに呼応して、更に、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、当該第2の動作状態に移行させる第2の指示を行い、
前記第2の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行不能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される当該所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
[付記7]
当該データ処理装置が前記所定のデータ処理を実行不能なモードに移行したことに呼応して、前記他の機器が前記第1の動作状態にあるか否かを判別する判別手段を、更に備え、
前記制御手段は、前記判別手段により前記他の機器が前記第1の動作状態にあると判別された場合に、当該他の機器に対して、前記第2の指示を行う、
ことを特徴とする付記6に記載のデータ処理装置。
[付記8]
撮像手段を、更に備え、
前記実行手段は、前記他の機器からの遠隔操作に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介し、当該他の機器に送信する処理を、前記所定のデータ処理として実行し、
前記制御手段は、ユーザによる電源オフ操作に呼応して、前記他の機器に対して、前記第2の指示を行い、
前記実行手段は、前記所定のデータ処理を実行不能なモードに移行した後であっても、前記他の機器に送信すべき画像がある場合は、当該画像を当該他の機器に送信する処理を実行する、
ことを特徴とする付記6又は7に記載のデータ処理装置。
[付記9]
前記他の機器から当該データ処理装置への遠隔操作は、前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して行われる、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載のデータ処理装置。
[付記10]
前記第1の通信方式は、通信速度が速い通信方式であって、
前記第2の通信方式は、消費電力が低い通信方式である、
ことを特徴とする付記1乃至9の何れか1つに記載のデータ処理装置。
[付記11]
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行し、第1の通信手段と、第2の通信手段とを備えるデータ処理装置で実行されるデータ処理方法であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行ステップと、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により第1の通信手段で通信を行う第1の通信ステップと、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により第2の通信手段で通信を行う第2通信ステップと、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御ステップと、
を含み、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信ステップにおいて前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするデータ処理方法。
[付記12]
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行し、第1の通信手段と、第2の通信手段とを備えるデータ処理装置を制御するコンピュータを、
前記所定のデータ処理を実行する実行機能と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により第1の通信手段で通信を行う第1の通信機能と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により第2の通信手段で通信を行う第2通信機能と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御機能と、
を実行し、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信機能による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするプログラム。
[付記1]
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行手段と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により通信を行う第1の通信手段と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により通信を行う第2の通信手段と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御手段と、
を備え、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするデータ処理装置。
[付記2]
前記制御手段は、当該データ処理装置が前記所定のデータ処理を実行可能なモードに移行したことに呼応して、前記他の機器に対して前記第1の指示を行う、
ことを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
[付記3]
撮像手段を、更に備え、
前記制御手段は、ユーザによる電源オン操作に呼応して、前記他の機器に対して、前記第1の指示を行い、
前記実行手段は、前記他の機器からの遠隔操作に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介し、当該他の機器に送信する処理を、前記所定のデータ処理として実行する、
ことを特徴とする付記2に記載のデータ処理装置。
[付記4]
ユーザによる撮影指示に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行する手動撮影手段と、
前記他の機器が前記第1の動作状態にない場合は、前記手動撮影手段による撮影を許可し、当該第1の動作状態にある場合は、当該手動撮影手段による撮影を制限する制御を行う撮影制御手段と、を備える、
ことを特徴とする付記3に記載のデータ処理装置。
[付記5]
前記撮影制御手段は、前記制御手段により、前記他の機器に対して前記第1の指示が行われた後であっても、当該他の機器が前記第1の動作状態に移行する前は、前記手動撮影手段による撮影を許可する制御を行う、
ことを特徴とする付記4に記載のデータ処理装置。
[付記6]
前記制御手段は、当該データ処理装置が、前記第1の動作状態とは異なる第2の動作状態に移行したことに呼応して、更に、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、当該第2の動作状態に移行させる第2の指示を行い、
前記第2の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行不能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される当該所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
[付記7]
当該データ処理装置が前記所定のデータ処理を実行不能なモードに移行したことに呼応して、前記他の機器が前記第1の動作状態にあるか否かを判別する判別手段を、更に備え、
前記制御手段は、前記判別手段により前記他の機器が前記第1の動作状態にあると判別された場合に、当該他の機器に対して、前記第2の指示を行う、
ことを特徴とする付記6に記載のデータ処理装置。
[付記8]
撮像手段を、更に備え、
前記実行手段は、前記他の機器からの遠隔操作に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介し、当該他の機器に送信する処理を、前記所定のデータ処理として実行し、
前記制御手段は、ユーザによる電源オフ操作に呼応して、前記他の機器に対して、前記第2の指示を行い、
前記実行手段は、前記所定のデータ処理を実行不能なモードに移行した後であっても、前記他の機器に送信すべき画像がある場合は、当該画像を当該他の機器に送信する処理を実行する、
ことを特徴とする付記6又は7に記載のデータ処理装置。
[付記9]
前記他の機器から当該データ処理装置への遠隔操作は、前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して行われる、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載のデータ処理装置。
[付記10]
前記第1の通信方式は、通信速度が速い通信方式であって、
前記第2の通信方式は、消費電力が低い通信方式である、
ことを特徴とする付記1乃至9の何れか1つに記載のデータ処理装置。
[付記11]
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行し、第1の通信手段と、第2の通信手段とを備えるデータ処理装置で実行されるデータ処理方法であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行ステップと、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により第1の通信手段で通信を行う第1の通信ステップと、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により第2の通信手段で通信を行う第2通信ステップと、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御ステップと、
を含み、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信ステップにおいて前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするデータ処理方法。
[付記12]
他の機器と連携して所定のデータ処理を実行し、第1の通信手段と、第2の通信手段とを備えるデータ処理装置を制御するコンピュータを、
前記所定のデータ処理を実行する実行機能と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により第1の通信手段で通信を行う第1の通信機能と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により第2の通信手段で通信を行う第2通信機能と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御機能と、
を実行し、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信機能による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするプログラム。
1・・・撮影装置,2・・・携帯端末装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・撮像部,17・・・入力部,18・・・出力部,19・・・記憶部,20・・・第1通信部,21・・・第2通信部,22・・・ドライブ,23・・・電源部,31・・・リムーバブルメディア,51・・・通信制御部,52・・・入力検出部,53・・・撮影制御部,54・・・出力制御部,55・・・電源管理部,71・・・画像記憶部,91・・・通信制御部,92・・・アプリ管理部,93・・・入力検出部,111・・・画像記憶部,S・・・画像送信システム
Claims (12)
- 他の機器と連携して所定のデータ処理を実行するデータ処理装置であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行手段と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により通信を行う第1の通信手段と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により通信を行う第2の通信手段と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御手段と、
を備え、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記制御手段は、当該データ処理装置が前記所定のデータ処理を実行可能なモードに移行したことに呼応して、前記他の機器に対して前記第1の指示を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 撮像手段を、更に備え、
前記制御手段は、ユーザによる電源オン操作に呼応して、前記他の機器に対して、前記第1の指示を行い、
前記実行手段は、前記他の機器からの遠隔操作に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介し、当該他の機器に送信する処理を、前記所定のデータ処理として実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。 - ユーザによる撮影指示に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行する手動撮影手段と、
前記他の機器が前記第1の動作状態にない場合は、前記手動撮影手段による撮影を許可し、当該第1の動作状態にある場合は、当該手動撮影手段による撮影を制限する制御を行う撮影制御手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。 - 前記撮影制御手段は、前記制御手段により、前記他の機器に対して前記第1の指示が行われた後であっても、当該他の機器が前記第1の動作状態に移行する前は、前記手動撮影手段による撮影を許可する制御を行う、
ことを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、当該データ処理装置が、前記第1の動作状態とは異なる第2の動作状態に移行したことに呼応して、更に、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、当該第2の動作状態に移行させる第2の指示を行い、
前記第2の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行不能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して実行される当該所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 当該データ処理装置が前記所定のデータ処理を実行不能なモードに移行したことに呼応して、前記他の機器が前記第1の動作状態にあるか否かを判別する判別手段を、更に備え、
前記制御手段は、前記判別手段により前記他の機器が前記第1の動作状態にあると判別された場合に、当該他の機器に対して、前記第2の指示を行う、
ことを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。 - 撮像手段を、更に備え、
前記実行手段は、前記他の機器からの遠隔操作に呼応して、前記撮像手段による撮影を実行し、当該撮影により取得された画像を前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介し、当該他の機器に送信する処理を、前記所定のデータ処理として実行し、
前記制御手段は、ユーザによる電源オフ操作に呼応して、前記他の機器に対して、前記第2の指示を行い、
前記実行手段は、前記所定のデータ処理を実行不能なモードに移行した後であっても、前記他の機器に送信すべき画像がある場合は、当該画像を当該他の機器に送信する処理を実行する、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のデータ処理装置。 - 前記他の機器から当該データ処理装置への遠隔操作は、前記第1の通信手段による前記第1の通信方式を介して行われる、
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記第1の通信方式は、通信速度が速い通信方式であって、
前記第2の通信方式は、消費電力が低い通信方式である、
ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載のデータ処理装置。 - 他の機器と連携して所定のデータ処理を実行し、第1の通信手段と、第2の通信手段とを備えるデータ処理装置で実行されるデータ処理方法であって、
前記所定のデータ処理を実行する実行ステップと、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により第1の通信手段で通信を行う第1の通信ステップと、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により第2の通信手段で通信を行う第2の通信ステップと、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御ステップと、
を含み、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信ステップにおいて前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするデータ処理方法。 - 他の機器と連携して所定のデータ処理を実行し、第1の通信手段と、第2の通信手段とを備えるデータ処理装置を制御するコンピュータを、
前記所定のデータ処理を実行する実行機能と、
第1の動作状態にあることを条件として、前記他の機器との通信接続が可能である第1の通信方式により第1の通信手段で通信を行う第1の通信機能と、
前記第1の動作状態にない場合であっても、前記他の機器との通信接続が可能である第2の通信方式により第2の通信手段で通信を行う第2の通信機能と、
当該データ処理装置が前記第1の動作状態に移行したことに呼応して、前記第2の通信手段による前記第2の通信方式を介し、前記他の機器に対して、前記第1の動作状態に移行させる第1の指示を行う制御機能と、
を実行し、
前記第1の動作状態は、
(i)当該データ処理装置が、前記他の機器から前記所定のデータ処理を実行するように遠隔操作を実行可能であり、かつ
(ii)前記他の機器が、当該データ処理装置から前記第1の通信機能による前記第1の通信方式を介して実行される前記所定のデータ処理を受付可能な状態である、
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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