JP2017203601A - 冷却装置およびショーケース - Google Patents

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Koji Takiguchi
浩司 滝口
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Abstract

【課題】非共沸混合冷媒を用いる場合において、効率が低下するのを抑制することが可能な冷却装置を提供する。【解決手段】このショーケース100では、蒸発器14は、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の温度T1よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなるように、蒸発器14の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。【選択図】図1

Description

この発明は、冷却装置およびショーケースに関し、特に、非共沸混合冷媒を蒸発させる蒸発器を備える冷却装置およびショーケースに関する。
従来、非共沸混合冷媒を蒸発させる蒸発器を備える冷却装置(冷凍サイクル装置)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。なお、非共沸混合冷媒とは、互いに異なる沸点を有する複数の冷媒を混合した冷媒を意味する。上記特許文献1に記載の冷凍サイクル装置では、蒸発器の流路は、冷媒入口部から冷媒出口部に向かう温度変化に応じて、空気の流れと対向するように非共沸混合冷媒が流れる流路(対向流)と、空気の流れと並行するように非共沸混合冷媒が流れる流路(並行流)とに切り替え可能に構成されている。
具体的には、非共沸混合冷媒の流量が少ない場合などの蒸発器の圧力損失が小さい場合には、冷媒出口部における非共沸混合冷媒の温度が、冷媒入口部における非共沸混合冷媒の温度よりも高くなる。この場合、蒸発器の流路は、空気の流れと対向するように非共沸混合冷媒が流れる流路(対向流)に切り替えられる。また、非共沸混合冷媒の流量が多い場合などの蒸発器の圧力損失が大きい場合には、冷媒出口部における非共沸混合冷媒の温度が、冷媒入口部における非共沸混合冷媒の温度よりも低くなる。この場合、蒸発器の流路は、空気の流れと並行するように非共沸混合冷媒が流れる流路(並行流)に切り替えられる。
特開2012−202624号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の冷凍サイクル装置では、蒸発器の圧力損失が大きい場合には、冷媒出口部における非共沸混合冷媒の温度が、冷媒入口部における非共沸混合冷媒の温度よりも低くなる。このため、空気と非共沸混合冷媒との温度差が比較的大きくなる場合があり、この場合には、蒸発器の表面に霜が付着する。このため、蒸発器の性能が低下して、冷凍サイクル装置の効率が低下するという問題点が考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、非共沸混合冷媒を用いる場合において、効率が低下するのを抑制することが可能な冷却装置およびショーケースを提供することである。
この発明の第1の局面による冷却装置は、非共沸混合冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機によって圧縮された非共沸混合冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器によって凝縮された非共沸混合冷媒を膨張させる膨張部と、膨張部によって膨張された非共沸混合冷媒を蒸発させるとともに、非共沸混合冷媒の流れる方向と、非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れるように構成されている蒸発器とを備え、蒸発器は、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方が高くなるように、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。
この発明の第1の局面による冷却装置では、上記のように、蒸発器は、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方が高くなるように、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。これにより、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度が、蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも高くなるので、非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体と非共沸混合冷媒との温度差が比較的小さくなる。その結果、蒸発器の表面に霜が付着するのが抑制される。または、蒸発器の表面に霜が付着する場合でも、霜により被冷却媒体の流路が塞がれてしまうまでの時間を比較的長くすることができる。これにより、蒸発器の性能が低下するのが抑制されるので、非共沸混合冷媒を用いる場合において、冷却装置の効率が低下するのを抑制することができる。
また、蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度が、蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも高くなるので、蒸発器の出口(すなわち、圧縮機の入口)の圧力が比較的高くなる。これにより、圧縮機の入口の圧力が低下することに起因して、圧縮機の吐出量が低下するのが抑制されるので、これによっても、冷却装置の効率が低下するのを抑制することができる。
また、蒸発器が、非共沸混合冷媒の流れる方向と、非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れる(対向流)ように構成されているので、蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度よりも低い温度を有する蒸発器の入口における非共沸混合冷媒により、蒸発器から流出する被冷却媒体の温度を、所望の温度に低下させることができる。
上記第1の局面による冷却装置において、好ましくは、非共沸混合冷媒の露点と沸点との温度差が、4K以上であるとともに、蒸発器は、圧力損失が40kPa以下になるような構造を有している。このように構成すれば、露点と沸点との温度差が4K以上である非共沸混合冷媒において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方を高くすることができる。なお、この点は、後述する本願発明者の非共沸混合冷媒の物性に基づいた圧力損失の決定方法により確認済みである。
上記第1の局面による冷却装置において、好ましくは、蒸発器は、非共沸混合冷媒の流路数、配管径および配管長さのうちの少なくとも1つを調整することにより、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。このように構成すれば、容易に、蒸発器の圧力損失を、所望の圧力損失に調整することができる。
上記第1の局面による冷却装置において、好ましくは、非共沸混合冷媒の蒸発器の出口における過熱度は、略ゼロになるように構成されている。ここで、非共沸混合冷媒の蒸発器の出口における過熱度が比較的大きい場合には、蒸発器の出口(つまり圧縮機の入口)における非共沸混合冷媒の密度が小さくなる。そこで、非共沸混合冷媒の蒸発器の出口における過熱度が、略ゼロになるように構成することによって、蒸発器の出口(つまり圧縮機の入口)における非共沸混合冷媒の密度が比較的大きくなるので、冷却装置の効率を向上させることができる。
上記第1の局面による冷却装置において、好ましくは、非共沸混合冷媒は、蒸発器の上下方向に沿って流れるように構成されており、非共沸混合冷媒が流れる上下方向に沿った方向の蒸発器の長さは、非共沸混合冷媒が流れる方向に沿った上下方向に直交する方向の蒸発器の厚み以上である。このように構成すれば、蒸発器内における非共沸混合冷媒が流れる流路が比較的長くなるので、非共沸混合冷媒と被冷却媒体との熱交換を効率よく行うことができる。
この発明の第2の局面によるショーケースは、非共沸混合冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機によって圧縮された非共沸混合冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器によって凝縮された非共沸混合冷媒を膨張させる膨張部と、膨張部によって膨張された非共沸混合冷媒を蒸発させるとともに、非共沸混合冷媒の流れる方向と、非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れるように構成されている蒸発器とを備え、蒸発器は、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方が高くなるように、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。
この発明の第2の局面によるショーケースでは、上記のように、蒸発器は、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方が高くなるように、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。これにより、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度が、蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも高くなるので、非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体と非共沸混合冷媒との温度差が比較的小さくなる。その結果、蒸発器の表面に霜が付着するのが抑制される。または、蒸発器の表面に霜が付着する場合でも、霜により被冷却媒体の流路が塞がれてしまうまでの時間を比較的長くすることができる。これにより、蒸発器の性能が低下するのが抑制されるので、非共沸混合冷媒を用いる場合において、効率が低下するのを抑制することが可能なショーケースを提供することができる。
また、蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度が、蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも高くなるので、蒸発器の出口(すなわち、圧縮機の入口)の圧力が比較的高くなる。これにより、圧縮機の入口の圧力が低下することに起因して、圧縮機の吐出量が低下するのが抑制されるので、これによっても、ショーケースの効率が低下するのを抑制することができる。
また、蒸発器が、非共沸混合冷媒の流れる方向と、非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れる(対向流)ように構成されているので、蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度よりも低い温度を有する蒸発器の入口における非共沸混合冷媒により、蒸発器から流出する被冷却媒体の温度を、所望の温度に低下させることができる。
本発明によれば、上記のように、非共沸混合冷媒を用いる場合において、冷却装置およびショーケースの効率が低下するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態によるショーケースの側面図である。 本発明の一実施形態によるショーケースの斜視図である。 本発明の一実施形態によるショーケースのブロック図である。 本発明の一実施形態によるショーケースの蒸発器を示す図である。 非共沸混合冷媒のP−h線図である。 単一冷媒のP−h線図である。 圧力損失の決定方法を説明するための図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[本実施形態]
(ショーケースの構成)
まず、図1〜図5を参照して、本実施形態によるショーケース100の構成について説明する。このショーケース100では、非共沸混合冷媒を冷媒として使用している。また、ショーケース100は、ショーケース本体部101と、冷凍機102とを含む。なお、ショーケース100は、特許請求の範囲の「冷却装置」の一例である。
図1および図2に示すように、ショーケース本体部101は、商品(図示せず)を前面側が開放された陳列室10に陳列して販売するオープンタイプ(開放型)である。また、ショーケース本体部101には、庫内ダクト20が設けられている。庫内ダクト20は、陳列室10の背面側(X1方向側)に設けられ、垂直方向(Z方向)に延びる部分21と、陳列室10の下方(Z2方向側)に設けられ、水平方向(X方向)に延びる部分22とを含む。
図1に示すように、ショーケース本体部101は、壁部200よりもX2方向側の空間201に配置されている。また、冷凍機102は、壁部200よりもX1方向側の空間202に配置されている。
図3に示すように、ショーケース100には、非共沸混合冷媒を圧縮する圧縮機11が設けられている。圧縮機11は、冷凍機102に設けられている。圧縮機11は、AC電源(図示せず)から供給される交流電力により回転駆動されるように構成されている。また、圧縮機11は、低圧側から吸入されたガス冷媒を圧縮して高圧側に吐出する役割を有している。
ショーケース100には、圧縮機11によって圧縮された非共沸混合冷媒を凝縮する凝縮器12が設けられている。凝縮器12は、冷凍機102に設けられている。凝縮器12は、内部を流通するガス状態の冷媒を、外気を用いて冷却(凝縮)する機能を有している。このとき、冷媒の凝縮熱が発生する。また、凝縮器12内で凝縮(液化)された冷媒は、後述する膨張弁13に流入される。
また、ショーケース100には、凝縮器12によって凝縮された非共沸混合冷媒を膨張させる膨張弁13が設けられている。膨張弁13は、冷凍機102に設けられている。膨張弁13は、凝縮器12で冷却(液化)された冷媒を絞り膨張(減圧)させて蒸発器14に供給する役割を有している。また、膨張弁13により膨張された液冷媒は、気相および液相からなる気液二相状態のまま蒸発器14に流入される。なお、膨張弁13は、特許請求の範囲の「膨張部」の一例である。
また、ショーケース100には、膨張弁13によって膨張された非共沸混合冷媒を蒸発させる蒸発器14が設けられている。図1に示すように、蒸発器14は、ショーケース本体部101の庫内ダクト20の垂直方向(Z方向)に延びる部分21に設けられている。蒸発器14は、流通する冷媒が蒸発(気化)する際に、庫内ダクト20内を流通する空気から熱を奪って冷却する。そして、蒸発器14によって冷却された空気(冷気)は、陳列室10に供給される。また、蒸発器14における蒸発後の冷媒は、ガス状態となって圧縮機11に戻される。また、蒸発器14は、たとえば、フィンアンドチューブ型であり、銅やアルミニウムなどにより形成されている。なお、空気は、特許請求の範囲の「被冷却媒体」の一例である。
また、図4に示すように、蒸発器14は、非共沸混合冷媒の流れる方向と、非共沸混合冷媒により冷却される空気の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れる(対向流)ように構成されている。具体的には、非共沸混合冷媒は、蒸発器14の上方(Z1方向)に設けられる入口14aから蒸発器14に流入する。そして、非共沸混合冷媒は、蒸発器14内を、下方側に向かって流れた後、蒸発器14の下方(Z2方向)に設けられる出口14bから流出する。一方、空気は、蒸発器14の下方に設けられる入口(図示せず)から蒸発器14に流入する。そして、空気は、蒸発器14内を、上方側に向かって流れた後、蒸発器14の上方に設けられる出口(図示せず)から流出する。
ここで、本実施形態では、図5に示すように、蒸発器14は、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなるように、蒸発器14の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。なお、「非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合」および「非共沸混合冷媒の流量が比較的少ない場合」とは、ショーケース100が使用される際において、通常、蒸発器14に流れる非共沸混合冷媒の流量の「上限」と「下限」との間における、「比較的多い場合」、および、「比較的少ない場合」の流量を意味する。言い換えると、蒸発器14は、非共沸混合冷媒の流量に関わらず(ショーケース100の通常使用時の流量の範囲内において)、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなるように構成されている。
具体的には、本実施形態では、非共沸混合冷媒の露点と沸点との温度差(温度勾配)が、4K以上である。そして、蒸発器14は、圧力損失が40kPa以下になるような構造を有している。たとえば、非共沸混合冷媒は、R448A、または、R449Aである。なお、圧力損失(40kPa)の決定方法については、後述する。
また、本実施形態では、非共沸混合冷媒の蒸発器14の出口14b(点P2)における過熱度は、略ゼロになるように構成されている。すなわち、図5のP−h(モリエル)線図において、蒸発器14の出口14bである点P2は、乾燥飽和蒸気線上に位置しており、点P2において、非共沸混合冷媒は、飽和蒸気となる。なお、点P2が乾燥飽和蒸気線の外側(紙面右側)に位置する場合、非共沸混合冷媒の過熱度が、ゼロよりも大きくなり、非共沸混合冷媒は、過熱蒸気となる。非共沸混合冷媒が過熱蒸気となった場合にも、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなる。すなわち、本実施形態では、非共沸混合冷媒が過熱蒸気となった場合に加えて、非共沸混合冷媒の過熱度が略ゼロ(飽和蒸気)である場合でも、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなる。なお、蒸発器14の入口14a(点P1)の非共沸混合冷媒の温度T1と、蒸発器14の出口14b(点P2)の非共沸混合冷媒の温度T2との差は、たとえば、約2Kである。
また、本実施形態では、図4に示すように、蒸発器14は、非共沸混合冷媒の流路14cの数、配管14dの径および配管14dの長さのうちの少なくとも1つを調整することにより、蒸発器14の圧力損失が所定の値(40kPa)以下になるような構造を有している。具体的には、蒸発器14において、非共沸混合冷媒の入口14aおよび出口14bは、各々、2個ずつ設けられている。そして、非共沸混合冷媒の流路14cが2個設けられている。これにより、非共沸混合冷媒の流路14cの数が1個である場合に比べて、蒸発器14の圧力損失を低下させることが可能になる。また、蒸発器14の圧力損失が所定の値(40kPa)以下になるように、配管14dの径および配管14dの長さが調整されている。
また、本実施形態では、非共沸混合冷媒は、蒸発器14の上下方向(Z方向)に沿って流れるように構成されている。そして、非共沸混合冷媒が流れる上下方向(Z方向)に沿った方向の蒸発器14の長さL1は、非共沸混合冷媒が流れる方向に沿った上下方向に直交する方向(X方向)の蒸発器14の厚みt以上である。具体的には、蒸発器14を側面側(Y方向側)から見た場合に、蒸発器14のZ方向に沿った方向の長さL1は、蒸発器14の厚みtよりも大きくなるように構成されている。
なお、ショーケース100では、陳列室10の後方(X1方向側)の比較的幅(X方向の幅)の小さい庫内ダクト20の部分21に蒸発器14が収容されている。このため、蒸発器14は、X方向の厚みtが比較的小さくなるように構成されている。一方、図2に示すように、蒸発器14は、陳列室10の一方端側(Y1方向側)から他方端側(Y2方向側)に渡るように設けられている。そして、蒸発器14のY方向に沿った方向の長さL2は、Z方向の長さL1よりも大きい。
また、図1および図2に示すように、ショーケース100(ショーケース本体部101)には、蒸発器送風ファン15が設けられている。具体的には、蒸発器送風ファン15は、庫内ダクト20の垂直方向(Z方向)に延びる部分21と水平方向(X方向)に延びる部分22との境界部分近傍に配置されている。そして、蒸発器送風ファン15は、ショーケース本体部101の前面側(X2方向)に設けられた吸込口16(図1参照)から冷気を取り入れて、蒸発器14に送風するように構成されている。また、蒸発器送風ファン15は、複数(たとえば、3個、図2参照)設けられている。
そして、ショーケース100では、圧縮機11から吐出された冷媒が、凝縮器12、膨張弁13、蒸発器14の順に流れて圧縮機11に帰還されるサイクルが繰り返される。
次に、図1を参照して、ショーケース100の冷気の流れについて説明する。
ショーケース100(ショーケース本体部101)では、蒸発器14により冷却された冷気が、庫内ダクト20から陳列室10に供給される。また、冷気は、ショーケース本体部101の上方(Z1方向)に設けられた吹出口17から吹き出されるとともに、ショーケース本体部101の下方(Z2方向)に設けられた吸込口16から吸い込まれる。これにより、ショーケース本体部101の前方側(X2方向側)にエアーカーテンが形成される。その結果、外気が陳列室10に侵入することが抑制される。また、吸込口16から吸い込まれた冷気は、蒸発器送風ファン15により、再び蒸発器14に送風される。
(圧力損失の決定方法)
次に、図5〜図7を参照して、蒸発器14の圧力損失の決定方法について説明する。
まず、図6を参照して非共沸混合冷媒でない単一冷媒のP−h(モリエル)線図について説明する。図6に示すように、単一冷媒では、等温線が略水平であり、蒸発器14の入口14a(点P21)における単一冷媒の温度T1と、蒸発器14の出口14b(点P22)における単一冷媒の温度T2とは略同じである。
一方、図5に示すように、非共沸混合冷媒では、等温線が蒸発器14の入口14a(点P1)から蒸発器14の出口14b(点P2)に向かって傾斜(右下がり)している。これにより、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなる。しかしながら、実際の蒸発器14では、圧力損失が存在するため、圧力損失が大きい場合には、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が低くなる場合がある。
そこで、非共沸混合冷媒を用いる場合において、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなるような、圧力損失の範囲について検討を行った。
図7では、所定の圧力で沸点(飽和液)と露点(乾燥飽和蒸気)との温度差が4.9Kである非共沸混合冷媒について、凝縮温度を約45℃とし、蒸発温度を約−10℃とした場合の圧力差と温度差とを表している。なお、圧力差とは、蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の圧力と、蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の圧力との差(すなわち、圧力損失)を表している。また、温度差とは、蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の温度と、蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度との差を表している。また、蒸発器14の出口14b(点P2)は、P−h線図(図5参照)において、乾燥飽和蒸気線上に位置している。すなわち、蒸発器14の出口14b(点P2)において、非共沸混合冷媒の過熱度は、略ゼロである。なお、図7の圧力差および温度差は、非共沸混合冷媒の物性値に基づいて求められた値である。
図7に示すように、圧力差(圧力損失)が45kPa以上の場合、温度差が0よりも小さくなることが確認された。すなわち、蒸発器14の圧力差(圧力損失)が45kPa以上の場合、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が低くなることが判明した。一方、圧力差(圧力損失)が40kPa以下では、温度差が0よりも大きくなることが確認された。すなわち、蒸発器14の圧力差(圧力損失)を40kPa以下にすることにより、過熱度が略ゼロの場合でも、蒸発器14の入口14a(点P1)における非共沸混合冷媒の温度T1よりも、蒸発器14の出口14b(点P2)における非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなることが判明した。これにより、蒸発器14の圧力差(圧力損失)を40kPa以下にすることにより、過熱度が略ゼロの場合でも、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の温度T1よりも、蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなることが確認された。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、蒸発器14は、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の温度T1よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2の方が高くなるように、蒸発器14の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。これにより、非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2が、蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の温度T1よりも高くなるので、非共沸混合冷媒により冷却される空気と非共沸混合冷媒との温度差が比較的小さくなる。その結果、蒸発器14の表面に霜が付着するのが抑制される。または、蒸発器14の表面に霜が付着する場合でも、霜により空気の流路が塞がれてしまうまでの時間を比較的長くすることができる。これにより、蒸発器14の性能が低下するのが抑制されるので、非共沸混合冷媒を用いる場合において、ショーケース100の効率が低下するのを抑制することができる。
また、蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2が、蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の温度T1よりも高くなるので、蒸発器14の出口14b(すなわち、圧縮機11の入口)の圧力が比較的高くなる。これにより、圧縮機11の入口の圧力が低下することに起因して、圧縮機11の吐出量が低下するのが抑制されるので、これによっても、ショーケース100の効率が低下するのを抑制することができる。
また、蒸発器14が、非共沸混合冷媒の流れる方向と、非共沸混合冷媒により冷却される空気の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れる(対向流)ように構成されているので、蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2よりも低い温度T1を有する蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒により、蒸発器14から流出する空気の温度を、所望の温度に低下させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、非共沸混合冷媒の露点と沸点との温度差が、4K以上であるとともに、蒸発器14は、圧力損失が40kPa以下になるような構造を有している。これにより、露点と沸点との温度差が4K以上である非共沸混合冷媒において、非共沸混合冷媒が流入する蒸発器14の入口14aにおける非共沸混合冷媒の温度T1よりも、非共沸混合冷媒が流出する蒸発器14の出口14bにおける非共沸混合冷媒の温度T2の方を高くすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、蒸発器14は、非共沸混合冷媒の流路14cの数、配管14dの径および配管14dの長さのうちの少なくとも1つを調整することにより、蒸発器14の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している。これにより、容易に、蒸発器14の圧力損失を、所望の圧力損失に調整することができる。
また、本実施形態では、上記のように、非共沸混合冷媒の蒸発器14の出口14bにおける過熱度を、略ゼロになるように構成する。ここで、非共沸混合冷媒の蒸発器14の出口14bにおける過熱度が比較的大きい場合には、蒸発器14の出口14b(つまり圧縮機11の入口)における非共沸混合冷媒の密度が小さくなる。そこで、非共沸混合冷媒の蒸発器14の出口14bにおける過熱度が、略ゼロになるように構成することによって、蒸発器14の出口14b(つまり圧縮機11の入口)における非共沸混合冷媒の密度が比較的大きくなるので、ショーケース100の効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、非共沸混合冷媒は、蒸発器14の上下方向に沿って流れるように構成されており、非共沸混合冷媒が流れる上下方向に沿った方向の蒸発器14の長さL1は、非共沸混合冷媒が流れる方向に沿った上下方向に直交する方向の蒸発器14の厚みt以上である。これにより、蒸発器14内における非共沸混合冷媒が流れる流路14cが比較的長くなるので、非共沸混合冷媒と空気との熱交換を効率よく行うことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、非共沸混合冷媒の露点と沸点との温度差が4K以上である場合に、蒸発器の圧力損失を40kPa以下にすることにより、蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方が高くなる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、非共沸混合冷媒の露点と沸点との温度差が4K未満の場合には、蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方が高くなる圧力損失の条件は、40kPa以下とは異なる場合がある。この場合、蒸発器の入口における非共沸混合冷媒の温度よりも蒸発器の出口における非共沸混合冷媒の温度の方が高くなるように、圧力損失の条件が設定される。
また、上記実施形態では、非共沸混合冷媒の流路数、配管径および配管長さを調整することにより、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、非共沸混合冷媒の流路数、配管径および配管長さのうちの少なくとも1つを調整することにより、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有していればよい。
また、上記実施形態では、非共沸混合冷媒の流路の数が2個である例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、非共沸混合冷媒の流路の数が3個以上であってもよい。また、蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるのであれば、非共沸混合冷媒の流路の数が1個でもよい。
また、上記実施形態では、非共沸混合冷媒として、R448A、または、R449Aを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、R448A、または、R449A以外の非共沸混合冷媒を用いてもよい。
また、上記実施形態では、非共沸混合冷媒の蒸発器の出口における過熱度が、略ゼロになる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、非共沸混合冷媒の蒸発器の出口における過熱度が、略ゼロでなくてもよい。たとえば、蒸発器の出口において、非共沸混合冷媒が過熱蒸気であってもよい。
また、上記実施形態では、非共沸混合冷媒が流れる上下方向に沿った方向の蒸発器の長さが、蒸発器の厚みよりも大きい例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、非共沸混合冷媒が流れる上下方向に沿った方向の蒸発器の長さが、蒸発器の厚みと等しくてもよい。
また、上記実施形態では、蒸発器がショーケース本体部に設けられ、圧縮機、凝縮器、および、膨張弁が冷凍機に設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器の全てがショーケース本体部(または、冷凍機)に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の「膨張部」として膨張弁を用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、「膨張部」として、膨張弁以外の部材(キャピラリなど)を用いてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の「被冷却媒体」が空気である例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、「被冷却媒体」が空気以外の物質でもよい。
また、上記実施形態では、ショーケースに設けられる蒸発器に本発明を適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、ショーケース以外の装置に設けられる蒸発器に本発明を適用してもよい。
11 圧縮機
12 凝縮器
13 膨張弁(膨張部)
14 蒸発器
14a 入口
14b 出口
14c 流路
14d 配管
100 ショーケース(冷却装置)
L1 長さ
t 厚み

Claims (6)

  1. 非共沸混合冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機によって圧縮された前記非共沸混合冷媒を凝縮する凝縮器と、
    前記凝縮器によって凝縮された前記非共沸混合冷媒を膨張させる膨張部と、
    前記膨張部によって膨張された前記非共沸混合冷媒を蒸発させるとともに、前記非共沸混合冷媒の流れる方向と、前記非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れるように構成されている蒸発器とを備え、
    前記蒸発器は、前記非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、前記非共沸混合冷媒が流入する前記蒸発器の入口における前記非共沸混合冷媒の温度よりも、前記非共沸混合冷媒が流出する前記蒸発器の出口における前記非共沸混合冷媒の温度の方が高くなるように、前記蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している、冷却装置。
  2. 前記非共沸混合冷媒の露点と沸点との温度差が、4K以上であるとともに、前記蒸発器は、圧力損失が40kPa以下になるような構造を有している、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記蒸発器は、前記非共沸混合冷媒の流路数、配管径および配管長さのうちの少なくとも1つを調整することにより、前記蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している、請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記非共沸混合冷媒の前記蒸発器の出口における過熱度は、略ゼロになるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却装置。
  5. 前記非共沸混合冷媒は、前記蒸発器の上下方向に沿って流れるように構成されており、
    前記非共沸混合冷媒が流れる上下方向に沿った方向の前記蒸発器の長さは、前記非共沸混合冷媒が流れる方向に沿った上下方向に直交する方向の前記蒸発器の厚み以上である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却装置。
  6. 非共沸混合冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機によって圧縮された前記非共沸混合冷媒を凝縮する凝縮器と、
    前記凝縮器によって凝縮された前記非共沸混合冷媒を膨張させる膨張部と、
    前記膨張部によって膨張された前記非共沸混合冷媒を蒸発させるとともに、前記非共沸混合冷媒の流れる方向と、前記非共沸混合冷媒により冷却される被冷却媒体の流れる方向とが互いに向かい合う方向に流れるように構成されている蒸発器とを備え、
    前記蒸発器は、前記非共沸混合冷媒が流れる上下方向に沿った方向の長さが、前記非共沸混合冷媒が流れる方向に沿った上下方向に直交する方向の厚みよりも大きくなるとともに、前記非共沸混合冷媒の流量が比較的多い場合と比較的少ない場合との両方において、前記非共沸混合冷媒が流入する前記蒸発器の入口における前記非共沸混合冷媒の温度よりも、前記非共沸混合冷媒が流出する前記蒸発器の出口における前記非共沸混合冷媒の温度の方が高くなるように、前記蒸発器の圧力損失が所定の値以下になるような構造を有している、ショーケース。
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