JP2017202921A - エレベータ用レール保持装置の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降路内の省スペース化を図り、かつ、水平方向の荷重に対しても強度を有するエレベータ用レール保持装置の固定構造を提供する。【解決手段】昇降路内に立設される第1立柱810a及び第2立柱810bと、第1立柱810aに固定される、昇降路壁側に屈曲している第1屈曲部材370aと、第2立柱810bに固定される、昇降路壁側に屈曲している第2屈曲部材370bと、第1屈曲部材370aと第2屈曲部材370bとに取付けられる横架部材360とを備え、レールブラケット332が横架部材360に固定される。【選択図】図4

Description

本発明は、エレベータ用ガイドレールに係るレール保持装置の固定構造に関する。
エレベータのガイドレールは、主ロープによって釣合いおもりとつるべ式に連結されたかご又は釣合錘を、昇降路内において、上下方向に案内する。
当該ガイドレールは、昇降路壁に上下方向に間隔をあけて列設状態で固定された複数のレールブラケット各々に、当該レールブラケットごとに設けられたレールクリップにより取り付けられている。そして、前記ブラケットは、梁に強固に固定されている。
特許文献1では、昇降路内の立柱から平面視中央に向かって突き出すように、レールブラケットが立柱に固定されている。
したがって、従来は、かごに対して昇降路が広く、装置スペースのコンパクト化が問題であった。
そこで、特許文献2では、レール支持梁を立柱間に配置し、平板でレール支持梁と立柱とを固定し、装置スペースのコンパクト化を図っている。
実公平4−42299号公報 特開2013−32204号公報
しかしながら、特許文献2では、平板でレール支持梁が固定されている。そのため、地震等により、レール支持梁に対して、水平方向の荷重が加わった場合、平板が変形するおそれがある。
平板が変形した場合、連動してガイドレールが変形し、エレベータがガイドレールから外れるおそれがある。つまり、エレベータが故障するおそれがある。
また、レール支持梁の固定が平板でされている場合、平板では水平方向の荷重に対して、適切な強度設計をすることは困難である。
本発明の主な目的は、昇降路内の省スペース化を図り、かつ、水平方向の荷重に対しても強度を有する構造を提供することである。
本発明の他の目的は、主ロープ等が引っ掛かり難い構造を提供することである。
本発明に係るエレベータ用レール保持装置の固定構造は、昇降路内に上下方向に延設されるガイドレールを保持する、複数のレールクリップと、前記レールクリップを固定するレールブラケットとを有する、エレベータのレール保持装置を固定する構造であって、前記昇降路内に立設される第1立柱及び第2立柱と、前記第1立柱に固定される、前記昇降路壁側に屈曲している第1屈曲部材と、前記第2立柱に固定される、前記昇降路壁側に屈曲している第2屈曲部材と、前記第1屈曲部材と前記第2屈曲部材とに取付けられる横架部材とを備え、前記レールブラケットが前記横架部材に固定される、構造である。
このような構造であれば、第1屈曲部材及び第2屈曲部材が昇降路壁側に屈曲していることから、レール保持装置が従来と比べて昇降路壁寄りに固定される。つまり、レール保持装置が従来と比べて昇降路壁寄りになるため、かご又は釣合錘のスペースが広く確保される。そのため、結果的に昇降路内の省スペース化が図られる。
また、第1屈曲部材及び第2屈曲部材は昇降路壁側に屈曲していることにより、水平方向の荷重に対して強度を有する。
なお、「屈曲」とは、一つの部材が曲げられている構造だけでなく、ボルト及びナット、又は、溶接等により部材同士が結合されているものも含む概念である。
前記第1屈曲部材及び前記第2屈曲部材の少なくともいずれか一方に、屈曲部分を補強する、リブ部材が備えられる構造が好ましい。
このような構造であれば、第1屈曲部材又は第2屈曲部材は、水平方向の荷重に対して強度が向上する。
本発明に係るエレベータ用レール保持装置の固定構造は、前記第1立柱及び前記第2立柱は、前記昇降路内の内側に配置される内側部と、前記昇降路内の昇降路壁側に配置される外側部とを備え、前記第1屈曲部材は、前記第1立柱の内側部に固定される第1固定部と、前記昇降路壁側に屈曲している第1屈曲部と、前記第1屈曲部から屈曲し、前記横架部材が取り付けられる第1取付部とを備え、前記第2屈曲部材は、前記第2立柱の内側部に固定される第2固定部と、前記昇降路壁側に屈曲している第2屈曲部と、前記第2屈曲部から屈曲し、前記横架部材が取り付けられる第2取付部とを備える、構造である。
このような構造であれば、第1屈曲部及び第2屈曲部が昇降路壁側に屈曲していることから、レール保持装置が従来と比べて昇降路壁寄りに固定される。つまり、上記と同様に、昇降路内の省スペース化が図られる。
また、第1屈曲部材及び第2屈曲部材は、昇降路壁側に屈曲していることにより、水平方向の荷重に対して強度が向上する。
前記第1取付部と前記第2取付部とが結合されており、前記第1屈曲部材と前記第2屈曲部材とが一つの部材である、構造であってもよい。
第1屈曲部材と第2屈曲部材とが一つの部材であっても、上記と同様の効果を有する。
前記リブ部材が、前記第1屈曲部及び前記第1取付部、並びに、前記第2屈曲部及び前記第2取付部の少なくともいずれか一方に取付けられている、構造が好ましい。
このような構造であれば、第1屈曲部材及び第2屈曲部材は、昇降路壁側に屈曲していることにより、水平方向の荷重に対して強度を有する。
また、リブ部材が設けられることにより、主ロープ等の長尺物が、第1立柱と第2立柱との間に入り込んだ場合であっても、立柱、屈曲部材、横架部材等に引っ掛かりにくくなる。
前記リブ部材が、前記第1屈曲部の第1立柱側、及び、前記第2屈曲部の第2立柱側の少なくともいずれか一方に取付けられている、構造であってもよい。
このような構造であれば、第1屈曲部材又は第2屈曲部材は、水平方向の荷重に対して強度が向上する。なお、リブ部材は、第1屈曲部材又は第2屈曲部材に複数設けられてもよい。
本発明によれば、昇降路内の省スペース化を図り、かつ、水平方向の荷重に対しても強度を有する。
本実施形態に係るエレベータの斜視図。 本実施形態に係るエレベータの側面視概略図。 本実施形態に係るエレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造の部分斜視図。 本実施形態に係るエレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造の部分斜視図。 同エレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のyz平面の側面図。 同エレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のxy平面図。 本実施形態に係るエレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造の部分斜視図。 同エレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のyz平面の側面図。 同エレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のxy平面図。 本実施形態に係るエレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のxy平面図。 本実施形態に係るエレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のxy平面図
以下、本発明に係る実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
(エレベータ)
図1及び図2に示すように、エレベータ100において、昇降路最上部の機械室には巻上機200が設置されている。巻上機200の駆動シーブ210に巻き掛けられた主ロープ220の一端部にはかご230が、他端部には釣合錘240が連結されている。
巻上機200のモータ(図示しない)によって駆動シーブ210が回転駆動されると、これに伴って主ロープ220が走行し、主ロープ220で吊り下げられたかご230が、第1ガイドレール300aに案内されて昇降路内を昇降する。
昇降路には、かご230を上下方向に案内する一対の第1ガイドレール300aと、釣合錘240を上下方向に案内する一対の第2ガイドレール300bとが、上下方向に延設されている。
かご230の上下端部には、一対の第1ガイドレール300aに対応する第1ガイドローラユニット231、232が取り付けられている。
これら第1ガイドローラユニット231、232によって、かご230が、第1ガイドレール300a上を上下方向に案内される。
釣合錘240の上下端部には、一対の第2ガイドレール300bに対応する第2ガイドローラユニット241、242が取り付けられている。
これら第2ガイドローラユニット241、242によって、釣合錘240が、第2ガイドレール300b上を上下方向に案内される。
エレベータ100には、かご230の昇降速度が所定速度を超過したことを機械的に検知する第1調速機400が設けられている。第1調速機400の第1ガバナシーブ410と第1ガバナシーブ410の下方に位置する第1テンションシーブ500との間には、無端状の第1ガバナロープ600が巻き掛けられている。
第1テンションシーブ500には錘700が吊設されており、第1ガバナロープ600は、これらの自重によって主ロープ220と平行に緊張した状態で張架されている。この第1ガバナロープ600の一部は、かご230側に備えた第1非常止め装置233を作動させる第1非常止めレバー250に固定されている。
このため、第1ガバナロープ600は、かご230の昇降に同期してかご230と同速度で走行する。このとき、第1ガバナロープ600の走行速度と同速度で回転させられる第1ガバナシーブ410の回転速度を第1調速機400が検出することで、昇降中のかご230の速度超過が検知される。
第1調速機400がかご230の速度超過を検知した場合、把持機構(図示しない)が第1ガバナロープ600を把持し、第1ガバナロープ600の走行を停止させる。そして、第1ガバナロープ600に固定された第1非常止めレバー250が、かご230に対して相対的に引き上げられる。
第1非常止めレバー250が引き上げられた場合、第1非常止め装置233が作動する。釣合錘240に付設された第2非常止め装置243に関しても同様である。
第2調速機420の第2ガバナシーブ430と第2ガバナシーブ430の下方に位置する第2テンションシーブ510との間には、無端状の第2ガバナロープ610が巻き掛けられている。
第2テンションシーブ510には錘710が吊設されており、第2ガバナロープ610は、これらの自重によって主ロープ220と平行に緊張した状態で張架されている。この第2ガバナロープ610の一部は、釣合錘240側に備えた第2非常止め装置243を作動させる第2非常止めレバー260に固定されている。
このため、第2ガバナロープ610は、釣合錘240の昇降に同期して釣合錘240と同速度で走行する。このとき、第2ガバナロープ610の走行速度と同速度で回転させられる第2ガバナシーブ430の回転速度を第2調速機420が検出することで、昇降中の釣合錘240の速度超過が検知される。
第2調速機420が釣合錘240の速度超過を検知した場合、把持機構(図示しない)が第2ガバナロープ610を把持し、第2ガバナロープ610の走行を停止させる。そして、第2ガバナロープ610に固定された第2非常止めレバー260が、釣合錘240に対して相対的に引き上げられる。
第2非常止めレバー260が引き上げられた場合、第2非常止め装置243が作動する。
(ガイドレール300)
本実施形態では、第1ガイドレール300aと第2ガイドレール300bとは構成が同じであるため、以後ガイドレール300として説明する。
図3に示すように、ガイドレール300は、複数のガイドレール部材310を連結して構成される。ガイドレール部材310aとガイドレール部材310bとは、連結部材(図示しない)によって連結される。他のガイドレール部材310も同様である。
ガイドレール部材310の上端部は、凸部が形成されており、ガイドレール部材310の下端部は、凹部が形成されている。そして、ガイドレール部材310aの凹部に、ガイドレール部材310bの凸部が嵌め込まれる。その状態で、連結部材(図示しない)により、ガイドレール部材310aとガイドレール部材310bとが連結される。
連結部材(図示しない)とガイドレール部材310とは、ボルト(図示しない)により固定される。他のガイドレール部材310と連結部材(図示しない)とも同様にボルト(図示しない)により固定される。
ガイドレール部材310は、平面視略T字形状であり、レール部311と、後述するレール保持装置330に保持される被保持部312と、を含む。レール部311は、第1ガイドローラユニット231、232又は第2ガイドローラユニット241、242が嵌められる。
ガイドレール300は、複数のレール保持装置330を介して昇降路内に取付けられる。具体的には、ガイドレール部材310の被保持部312がレール保持装置330に保持されることにより、ガイドレール300は、昇降路内に取付けられる。
(レール保持装置330の固定)
<第1実施形態>
図4、図5及び図6に示すように、立柱810(第1立柱810a、第2立柱810b)には、屈曲部材370(第1屈曲部材370a、第2屈曲部材370b)が固定されており、屈曲部材370には、横架部材360が固定されており、横架部材360には、レール保持装置330のレールブラケット332が固定されている。
立柱810は、yz平面の断面図が略H型であり、内側部811第1内側部811a、第2内側部811b)と、外側部812(第1外側部812a、第2外側部812b)と、中央部813(第1中央部813a、第2中央部813b)とから構成される。立柱810は、昇降路内の上下方向(z方向)に伸びて立設されている。
屈曲部材370は、xy平面の断面図が略Z型であり、固定部371と、取付部372と、屈曲部373とから構成される。屈曲部材370には、リブ部材(リブ部材A381、リブ部材B382)が取り付けられている。
屈曲部材370の固定部371は、立柱810に固定される。屈曲部材370の取付部372は、横架部材360が取り付けられる。屈曲部材370の屈曲部373は、固定部371と取付部372との間の部分である。
屈曲部373は、立柱810の内側部811から外側部812に向かって、固定部371から屈曲している。また、屈曲部373は、立柱810の外側部812から内側部811に向かって、取付部372から屈曲している。
なお、固定部371、取付部372及び屈曲部373は、各々別の部材が、ボルト及びナット又は溶接等により接続されたものであってもよい。つまり、屈曲部材370は、一つのプレートが曲げられていることに限定されず、例えば複数のプレートがボルト及びナット又は溶接等により接続されていてもよい。
本実施形態では、屈曲部材370には、リブ部材A381と、リブ部材B382とが取り付けられている。取付方法は、ボルト及びナット又は溶接等どのような方法であってもよい。
リブ部材A381及びリブ部材B382は、平面視略三角形であり、屈曲部材370の屈曲部373及び取付部372に溶接されている。
リブ部材A381は、屈曲部材370の下端側に取付けられている。一方、リブ部材B382は、屈曲部材370の上端側に取付けられている。
リブ部材A381及びリブ部材B382が設けられることにより、屈曲部材370の強度が向上するだけでなく、主ローブ220等の長尺物が、第1立柱810aと第2立柱810bとの間の空間に入り込んだ場合であっても、立柱810、屈曲部材370又は横架部材360等に引っ掛かり難くなる。
立柱810の内側部811には、長手方向(z軸方向)に複数の屈曲部材370が取り付けられている。具体的には、立柱810の内側部811には、屈曲部材370の固定部371が固定されている。固定方法は、ボルト及びナット又は溶接等どのような方法であってもよい。
具体的な構造としては、第1立柱810aと第2立柱810b、第1屈曲部材370aと第2屈曲部材370bを用いて説明する。
第1立柱810aは、昇降路内に立設されている。第1立柱810aは、第1内側部811aと、第1中央部813aと、第1外側部812aとから構成される。第1立柱810aの第1内側部811aには、長手方向(z軸方向)に複数の第1屈曲部材370aが取り付けられている。具体的には、第1立柱810aの第1内側部811aに、第1屈曲部材370aの第1固定部371aが固定されている。
第1屈曲部材370aの第1固定部371aが第1立柱810aに固定された場合、第1屈曲部373aは、第1固定部371aからx軸正方向に屈曲しており、第1立柱810aの第1外側部812a付近でy軸負方向に屈曲している。
第1屈曲部373aと第1取付部372aとには、第1リブ部材A381a及び第1リブ部材B382aが取り付けられている。具体的には、第1リブ部材A381a及び第1リブ部材B382aは、xy平面視で略三角形であり、第1屈曲部373a及び第1取付部372aの少なくともいずれか一方に溶接されている。
第2立柱810bは、第1立柱810aと対になるものであり、昇降路内に立設されている。第2立柱810bは、第2内側部811bと、第2中央部813bと、第2外側部812bとから構成される。第2立柱810bの第2内側部811bには、長手方向(z軸方向)に複数の第2屈曲部材370bが取り付けられている。具体的には、第2立柱810bの第2内側部811bに、第2屈曲部材370bの第2固定部371bが固定されている。
第2屈曲部材370bの第2固定部371bが第2立柱810bに固定された場合、第2屈曲部373bは、第2固定部371bからx軸正方向に曲がっており、第2立柱810bの第2外側部812b付近でy軸正方向に曲がっている。
第2屈曲部373bと第2取付部372bとには、第2リブ部材A381b及び第2リブ部材B382bが取り付けられている。具体的には、第2リブ部材A381b及び第2リブ部材B382bは、xy平面視で略三角形であり、第2屈曲部373b及び第2取付部372bの少なくともいずれか一方に溶接されている。
第1屈曲部材370a及び第2屈曲部材370bには、横架部材360が取り付けられている。具体的には、第1屈曲部材370aの第1取付部372aと、第2屈曲部材370bの第2取付部372bとに、横架部材360が取り付けられている。
横架部材360は、xz平面視で略L型であり、第1取付部372a及び第2取付部372bに取付けられている。取付方法は、ボルト及びナット又は溶接であってもよく、その他どのような取付方法であってもよい。
横架部材360は、z軸方向において、リブ部材A381とリブ部材B382との間に配置されている。
横架部材360は、屈曲部材370が取り付けられる屈曲部材取付部361と、レール保持装置330が取り付けられるレール保持装置取付部362とを含む。
屈曲部材取付部361は、長手方向(y軸方向)の両端において、第1屈曲部材370a及び第2屈曲部材370bの第1取付部372a及び第2取付部372bに取り付けられる。取付方法は、ボルト及びナット又は溶接であってもよく、その他どのような取付方法であってもよい。
レール保持装置取付部362には、レール保持装置330のレールブラケット332が取り付けられる。レールブラケット332は、xz平面視で略L型である。レールブラケット332のxy平面と略平行な面は、レール保持装置取付部362に取付けられる。取付方法は、ボルト及びナット又は溶接であってもよく、その他どのような取付方法であってもよい。
一方、レールブラケット332のyz平面と略平行な面には、レールクリップ331が取り付けられている。そして、レールクリップ331によりガイドレール300が保持されている。具体的には、レールクリップ331により、ガイドレール部材310の被保持部312が保持される。
このようにレール保持装置330が取り付けられることにより、レール保持装置330は、第1立柱810aと第2立柱810bとの間の空間に収められる。そして、ガイドレール300の被保持部312は、レール保持装置330に取付けられることにより、従来と比べて昇降路壁寄りに配置される。
<第2実施形態>
図7、図8及び図9に示すように、第1実施形態では、第1立柱810aに第1屈曲部材370aが取り付けられ、第2立柱810bに第2屈曲部材370bが取り付けられていた。第2実施形態では、第1立柱810a及び第2立柱810bに第3屈曲部材370cが取り付けられる構造である。
第2実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構造に関しては省略又は簡略する。
第3屈曲部材370cは、第3固定部371cと、第3屈曲部373cと、第3取付部372cと、第4屈曲部373dと、第4固定部371dとを含む。
第1立柱810aの第1内側部811aには、長手方向(z軸方向)に複数の第3屈曲部材370cが取り付けられている。具体的には、第1立柱810aの第1内側部811aに、第3屈曲部材370cの第3固定部371cが固定されている。
第3屈曲部材370cの第3固定部371cが第1立柱810aに固定された場合、第3屈曲部373cは、第3固定部371cからx軸正方向に曲がっており、第1立柱810aの第1外側部812a付近でy軸負方向に曲がっている。
第3屈曲部373cと第3取付部372cとには、第1実施形態と同様に、第1リブ部材A381a及び第1リブ部材B382aが取り付けられている。なお、第1リブ部材A381a及び第1リブ部材B382aは、第3屈曲部373c及び第3取付部372cの少なくともいずれか一方に取付けられればよい。
第2立柱810bの第2内側部811bには、長手方向(z軸方向)に複数の第3屈曲部材370cが取り付けられている。具体的には、第2立柱810bの第2内側部811bに、第3屈曲部材370cの第4固定部371dが固定されている。
第3屈曲部材370cの第4固定部371dが第2立柱810bに固定された場合、第4屈曲部373dは、第4固定部371dからx軸正方向に曲がっており、第2立柱810bの第2外側部812b付近でy軸正方向に曲がっている。
第4屈曲部373dと第3取付部372cとには、第2リブ部材A381b及び第2リブ部材B382bが取り付けられている。
第3屈曲部材370cには、横架部材360が取り付けられている。具体的には、第3屈曲部材370cの第3取付部372cに、横架部材360が取り付けられている。取付方法は、ボルト及びナット又は溶接であってもよく、その他どのような取付方法であってもよい。
<第3実施形態>
図10及び図11に示すように、第3実施形態は、屈曲部373にリブ部材C383が取り付けられた構成である。具体的には、第1実施形態又は第2実施形態の構造に対して、屈曲部373にリブ部材C383が取り付けられている。
第1実施形態において、リブ部材C383が取り付けられた構成について説明する。リブ部材C383は、リブ部材A381及びリブ部材B382と同様にxy平面視略三角形である。
第1屈曲部材370aの第1屈曲部373aのy軸正方向側に、第1リブ部材C383aが取り付けられている。第1リブ部材C383aと第1固定部371aとの間に、第1立柱810aの第1内側部811aの一部が配置されている。
第2屈曲部材370bの第2屈曲部373bのy軸負方向側に、第2リブ部材C383bが取り付けられている。第2リブ部材C383bと第2固定部371bとの間に、第2立柱810bの第2内側部811bの一部が配置されている。
このような構造により、第1屈曲部材370a及び第2屈曲部材370bに対する水平方向の荷重への強度が向上する。なお、リブ部材C383は、第1立柱810aの第1内側部811a又は第2立柱810bの第2内側部811bに対して、溶接等により固定されていてもよい。
図11において、第3屈曲部材370cの第3屈曲部373cのy軸正方向側に、第1リブ部材C383aが取り付けられている。第1リブ部材C383aと第3固定部371cとの間に、第1立柱810aの第1内側部811aの一部が配置されている。
第3屈曲部材370cの第4屈曲部373dのy軸負方向側に、第2リブ部材C383bが取り付けられている。第2リブ部材C383bと第4固定部371dとの間に、第2立柱810bの第2内側部811bの一部が配置されている。
このような構造により、第3屈曲部材370cに対する水平方向の荷重への強度が向上する。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
100…エレベータ
230…かご
240…釣合錘
300…ガイドレール
300a…第1ガイドレール
300b…第2ガイドレール
310…ガイドレール部材
311…レール部
312…被保持部
330…レール保持装置
331…レールクリップ
332…レールブラケット
360…横架部材
361…屈曲部材取付部
362…レール保持装置取付部
370…屈曲部材
370a…第1屈曲部材
370b…第2屈曲部材
370c…第3屈曲部材
371…固定部
372…取付部
373…屈曲部
381…リブ部材A
382…リブ部材B
383…リブ部材C
800…昇降路壁
810…立柱
810a…第1立柱
810b…第2立柱

Claims (6)

  1. 昇降路内に上下方向に延設されるガイドレールを保持する、複数のレールクリップと、前記レールクリップを固定するレールブラケットとを有する、エレベータのレール保持装置を固定する構造であって、
    前記昇降路内に立設される第1立柱及び第2立柱と、
    前記第1立柱に固定される、前記昇降路壁側に屈曲している第1屈曲部材と、
    前記第2立柱に固定される、前記昇降路壁側に屈曲している第2屈曲部材と、
    前記第1屈曲部材と前記第2屈曲部材とに取付けられる横架部材とを備え、
    前記レールブラケットが前記横架部材に固定される、エレベータ用レール保持装置の固定構造。
  2. 前記第1屈曲部材及び前記第2屈曲部材の少なくともいずれか一方に、屈曲部分を補強する、リブ部材を備える請求項1記載のエレベータ用レール保持装置の固定構造。
  3. 前記第1立柱及び前記第2立柱は、前記昇降路内の内側に配置される内側部と、前記昇降路内の昇降路壁側に配置される外側部とを備え、
    前記第1屈曲部材は、
    前記第1立柱の内側部に固定される第1固定部と、
    前記昇降路壁側に屈曲している第1屈曲部と、
    前記第1屈曲部から屈曲し、前記横架部材が取り付けられる第1取付部とを備え、
    前記第2屈曲部材は、
    前記第2立柱の内側部に固定される第2固定部と、
    前記昇降路壁側に屈曲している第2屈曲部と、
    前記第2屈曲部から屈曲し、前記横架部材が取り付けられる第2取付部とを備える、請求項1又は2記載のエレベータ用レール保持装置の固定構造。
  4. 前記第1取付部と前記第2取付部とが結合されており、前記第1屈曲部材と前記第2屈曲部材とが一つの部材である請求項3記載のエレベータ用レール保持装置の固定構造。
  5. 前記リブ部材が、前記第1屈曲部及び前記第1取付部、並びに、前記第2屈曲部及び前記第2取付部の少なくともいずれか一方に取付けられている、請求項3又は4記載のエレベータ用レール保持装置の固定構造。
  6. 前記リブ部材が、前記第1屈曲部の第1立柱側、及び、前記第2屈曲部の第1立柱側の少なくともいずれか一方に取付けられている、請求項3、4又は5記載のエレベータ用レール保持装置の固定構造。


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