JP2017202882A - 記録装置 - Google Patents

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Satoshi Kawamura
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Abstract

【課題】記録装置において、装置の小型化または低コスト化を実現する。或いは、装置の構成部材に不要な負荷がかかる虞を低減する。
【解決手段】用紙Pに記録を行う記録ヘッド8と、記録ヘッド8に向けて用紙Pを送る給送ローラー7と、用紙Pの少なくとも一部を支持する支持面4aを備え、支持した用紙Pを給送ローラー7に接触させる給送状態と、支持した用紙Pを給送ローラー7から離間させる非給送状態と、を切換可能であるとともに、前記給送状態に向けて付勢されるホッパー4と、ホッパー4の支持面4aの背面側に位置し、記録ヘッド8により記録された用紙Pを反転させる反転ローラー22と、反転ローラー22に対して付勢され、従動回転する従動ローラー23と、ホッパー4と従動ローラー23とを共通の付勢部材によって付勢する付勢機構30と、を備えるプリンター1。
【選択図】図2

Description

本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置において、媒体としての用紙を前記記録装置本体に対して傾斜姿勢にセットする媒体セット部を備えるものがある。
前記媒体セット部は、給送ローラー等の給送手段に対して揺動可能に設けられたホッパーを備え、前記用紙は、前記ホッパーの用紙載置面に複数枚重ねて支持された状態でセットされる。
前記ホッパーは、付勢手段により前記給送ローラーに向けて付勢されており、当該ホッパーは前記給送ローラー側に付勢されつつ揺動して、その最上位の用紙を前記給送ローラーに当接させるとともに、該給送ローラーが回転することによって、前記最上位の用紙が一枚ずつ給送されるように構成されている。
このような記録装置としては、例えば特許文献1に記載の記録装置がある。
特開2014−196201号公報
ここで、特許文献1に記載の記録装置は、前記用紙を反転させる反転機構を備え、記録後の用紙を反転させて、用紙の両面(第1面と第2面)に記録が可能に構成されている。前記反転機構は、前記用紙を反転させる反転搬送路を有し、前記反転搬送路に用紙Pを送る反転駆動ローラー(特許文献1における第1反転ローラー42、第2反転ローラー44、及び第3反転ローラー46)と、前記搬送駆動ローラーの回転に従動回転する反転従動ローラー(特許文献1における従動ローラー43、従動ローラー45、及び従動ローラー47)を備えている。 反転従動ローラーは、不図示の付勢手段により反転駆動ローラーに向けて付勢されており、反転駆動ローラーとの間で用紙Pを圧接しつつ従動回転するように構成されている。
したがって、このような記録装置においては、前記媒体セット部を構成する前記ホッパーを付勢するホッパー用付勢手段と、前記反転機構を構成する反転従動ローラーを付勢するローラー用付勢手段の複数の付勢手段が必要であった。前記付勢手段における十分な荷重を確保しつつ複数の前記付勢手段を配置するため、装置の小型化には限界があった。
一方で、ユーザーのニーズとしては装置の一層の小型化があり、また、より廉価な記録装置が望まれている。
ところで、前記媒体セット部と前記反転機構を備える記録装置において、廉価な機種では、コスト削減のために前記媒体セット部にセットされた用紙を給送する給送手段(例えば、特許文献1における給送ローラー11)の駆動と、前記反転機構の反転駆動ローラー(例えば、特許文献1における第1反転ローラー42等)の駆動とを、共通の駆動源で行う場合がある。 この場合、例えば前記媒体セット部からの給紙時、すなわち、反転機構を用いる必要が無い時にも、前記反転従動ローラーが付勢された状態の前記反転駆動ローラーが駆動し続けるので、前記反転従動ローラー、前記反転駆動ローラー、及び前記駆動源に不要な負荷がかかる。
上記問題点に鑑み、本発明の目的は、媒体をセットする媒体セット部と、媒体の反転機構を備える記録装置において、装置の小型化または低コスト化を実現することにある。或いは、装置の構成部材に不要な負荷がかかる虞を低減することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドに向けて媒体を送る送りローラーと、前記媒体の少なくとも一部を支持する支持面を備え、支持した前記媒体を前記送りローラーに接触させる給送状態と、支持した前記媒体を前記送りローラーから離間させる非給送状態と、を切換可能であるとともに、前記給送状態に向けて付勢される媒体支持部材と、前記媒体支持部材の前記支持面の背面側に位置し、前記記録ヘッドにより記録された前記媒体を反転させる反転ローラーと、前記反転ローラーに対して付勢され、従動回転する従動ローラーと、前記媒体支持部材と前記従動ローラーとを共通の付勢部材によって付勢する付勢機構と、を備えている、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記支持面が前記送りローラーに近づく方向に付勢される前記媒体支持部材と、前記反転ローラーに対して付勢される前記従動ローラーと、を共通の付勢部材によって付勢する付勢機構を備えているので、部品点数を減らし、装置の小型化或いは低コスト化を実現することができる。
本発明の第2の態様に係る記録装置は、第1の態様において、前記付勢機構は、前記媒体支持部材の前記非給送状態から前記給送状態への切り換わりに応じて、前記従動ローラーが前記反転ローラーに対して付勢する付勢力が減少する構成を備える、ことを特徴とする。
本態様によれば、第1の態様の作用効果に加え、前記付勢機構は、前記媒体支持部材の前記非給送状態から前記給送状態への切り換わりに応じて、前記従動ローラーが前記反転ローラーに対して付勢する付勢力が減少する構成を備えるので、前記送りローラーによる媒体給送時に、前記反転ローラーにかかる負荷を低減することができる。
本発明の第3の態様に係る記録装置は、第1の態様または第2の態様において、前記付勢部材が圧縮バネである、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記付勢部材として圧縮バネを用い、第1の態様から第3の態様のいずれかと同様の効果を得ることができる。
本発明の第4の態様に係る記録装置は、第3の態様において、前記圧縮バネは、前記媒体支持部材と、前記従動ローラーが回動可能に取り付けられる取付部を備えたホルダーと、の間に設けられ、前記ホルダーは、当該ホルダーにおいて前記圧縮バネが接触する接触部と、前記接触部から離れた位置に設けられる回動支点と、を備え、前記取付部は、前記接触部と前記回動支点との間に設けられている、ことを特徴とする。
本態様によれば、圧縮バネを用いた前記付勢機構或いは構成を構造簡単にして実現できる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、第3の態様において、前記圧縮バネは、前記媒体支持部材と、前記従動ローラーが回動可能に取り付けられる取付部を備えたホルダーと、の間に設けられ、前記ホルダーは、前記圧縮バネの付勢力が変化する方向に変位可能に構成されている、ことを特徴とする。
本態様によれば、圧縮バネを用いた前記付勢機構或いは構成を構造簡単にして実現できる。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、第1の態様または第2の態様において、前記付勢部材がねじりバネである、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記付勢部材としてねじりバネを用い、第1の態様または第2の態様と同様の効果を得ることができる。
また、前記付勢部材としてねじりバネを用いると、前記付勢機構をよりコンパクトにすることができる。具体的な構成については後で詳述する。
本発明の第7の態様に係る記録装置は、第1の態様または第2の態様において、前記付勢部材が引っ張りバネである、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記付勢部材として引っ張りバネを用い、第1の態様または第2の態様と同様の効果を得ることができる。
また、前記付勢部材として引っ張りバネを用いると、前記付勢機構をよりコンパクトにすることができる。具体的な構成については後で詳述する。
本発明の第8の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドに向けて媒体を送る送りローラーと、前記媒体の少なくとも一部を支持する支持面を備え、支持した前記媒体を前記送りローラーに接触させる給送状態と、支持した前記媒体を前記送りローラーから離間させる非給送状態と、を切換可能であるとともに、前記給送状態に向けて付勢される媒体支持部材と、前記媒体支持部材の前記支持面の背面側に位置し、前記記録ヘッドにより記録された前記媒体を反転させる反転ローラーと、前記反転ローラーに対して付勢され、従動回転する従動ローラーと、前記従動ローラーを前記反転ローラーに向けて付勢する付勢機構と、を備え、前記媒体支持部材の前記非給送状態から前記給送状態への切り換わりに応じて、前記付勢機構が前記従動ローラーを前記反転ローラーに向けて付勢する付勢力を減少させる構成を備える、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記従動ローラーを前記反転ローラーに向けて付勢する付勢部材が、前記媒体支持部材を前記給送状態に向けて付勢するとともに、前記媒体支持部材が前記非給送状態から前記給送状態に切り換わる際に、前記従動ローラーを前記反転ローラーに向けて付勢する付勢力が減少する構成を備えるので、前記送りローラーによる媒体給送時に、前記反転ローラーにかかる負荷を低減することができる。
特に、前記送りローラーと前記反転ローラーの駆動源が共通であり、前記送りローラーによる媒体給送時に前記反転ローラーを駆動し続ける構成である場合には、前記従動ローラーの前記反転ローラーに対する付勢力が減少するので、前記駆動源にかかる負荷も低減することができる。
実施例1に係るプリンターの概略断面図。 実施例1に係るプリンターの部分概略断面図。 実施例2に係るプリンターの部分概略断面図。 実施例3に係るプリンターの部分概略断面図。 実施例4に係るプリンターの部分概略断面図。 実施例5に係る付勢機構の概略図。
[実施例1]
本発明に係る記録装置の一例として、インクジェットプリンターを例に挙げる。以下において、インクジェットプリンター1(以下、プリンター1と言う)の概略について説明する。図1は、実施例1に係るプリンターの概略断面図である。図2は、実施例1に係るプリンターの部分概略断面図である。
尚、各図において示すX−Y−Z座標系は、X方向が記録装置の幅方向であり、記録ヘッドの走査方向である。Y方向は記録装置の奥行き方向であり、媒体としての用紙Pの搬送方向である。Z方向は重力方向であり、記録装置の高さ方向を示している。
また、+Y方向を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とする。また、+Z方向を上方(上部、上面等を含む)といい、−Z方向を下方(下部、下面等を含む)という。
プリンター1において、媒体としての用紙Pは、図1の+Y方向へ搬送される構成である。プリンター1において用紙Pが搬送されていく方向を「下流」といい、これと反対の方向を「上流」という。
まず、プリンター1の概略について、図1に基づき説明する。尚、図1には用紙Pの搬送経路(破線)が示してある。
プリンター1は、プリンター1の本体を構成する筐体2を備え、筐体2の背面側(−Y方向側)には、複数枚の用紙Pをセット可能な媒体セット部3が設けられている。媒体セット部3は「媒体支持部材」の一例としてのホッパー4を備え、ホッパー4の支持面4aに用紙Pの先端側の一部が傾斜姿勢に支持される(図2も参照)。
また、ホッパー4の用紙搬送方向上流側には、ホッパー4によって支持されていない用紙Pの後端側を支持する支持部材としてのペーパーサポート5を備えている。
ホッパー4は、媒体搬送方向上流側においてX軸方向に延びる揺動軸6を軸として、用紙Pの支持面4aが、給送ローラー7に対して進退するように揺動可能に設けられているとともに、「付勢手段」としての圧縮バネ31を備える付勢機構30によって給送ローラー7側に付勢されている。
言い換えると、ホッパー4は、支持した用紙Pを給送ローラー7に接触させる給送状態と、支持した用紙Pを給送ローラー7から離間させる非給送状態と、を切換可能であり、付勢機構30によって前記給送状態に向けて付勢されている。尚、付勢機構30については、後で更に詳述する。
給送ローラー7は、後述する記録ヘッド8に向けて用紙Pを送る「送りローラー」であり、ホッパー4に複数枚セットされた用紙Pは、最上位の用紙Pが給送ローラー7と接し、給送ローラー7の回転により1枚ずつピックアップされて搬送方向下流に向けて送られる。
搬送方向上流側から送られる用紙Pは、搬送駆動ローラー9と搬送従動ローラー10とにより構成される搬送手段11によって、記録ヘッド8の下方の記録位置に搬送される。
記録ヘッド8はキャリッジ12に設けられている。キャリッジ12は、インクを記録ヘッド8に供給するためのインクカートリッジ13を搭載するとともに、不図示のモーターからの動力を受け、用紙Pの搬送方向(+Y方向)と交差する方向、すなわち、用紙幅方向(X軸方向)に往復動する。
記録ヘッド8の下方には、記録ヘッド8と対向して記録ヘッド8のインク吐出面と用紙Pとの間のギャップを規定するプラテン14が設けられている。記録ヘッド8とプラテン14との間において、用紙P等の媒体に記録ヘッド8からインクを吐出することによって記録が実行される。
記録ヘッド8の下流側には、排出駆動ローラー15と排出従動ローラー16とを備える排出手段17が設けられている。記録後の用紙Pは,排出手段17によって装置前面に形成された用紙排出口19から装置前方に向けて排出される。
尚、排出従動ローラー16の上流側に設けられる規制ローラー18は、排出従動ローラー16の上流側において用紙P浮き上がることを規制するローラーである。
また、プリンター1は、用紙Pの反転機構20を備えており、用紙Pの両面に記録を行うことが可能に構成されている。
反転機構20は、ホッパー4の支持面4aの背面側に位置し、記録ヘッド8により記録された用紙Pを反転させる反転ローラー22と、反転ローラー22に対して付勢され、従動回転する複数の従動ローラー(第1従動ローラー23、第2従動ローラー24、及び第3従動ローラー25)を備えている。
第1従動ローラー23を付勢する構成については、後に説明する。尚、第2従動ローラー24及び第3従動ローラー25は、個別の付勢手段26、27により付勢されている。
プリンター1において用紙Pの両面に記録を行う場合には、記録ヘッド8によって用紙Pの第1面に記録が行われた後、用紙Pは搬送手段11及び排出手段17の逆送り動作により前記第1面に記録が実行された際に用紙後端となっていた側が先端となって搬送手段11の上流側に戻される。さらに用紙Pは、搬送手段11の逆戻り動作により矢印Aで示す部分から反転経路21へと送られる。反転経路21内に送られた用紙Pは、反転ローラー22と第1従動ローラー23、第2従動ローラー24、及び第3従動ローラー25のそれぞれとによりニップされて反転経路21を進み、矢印Bで示す部分から用紙搬送経路に戻される。
用紙搬送経路に戻された用紙Pは、給送ローラー7により用紙搬送経路下流側の搬送手段11へと再度送られて、搬送手段11により記録ヘッド8の下方へ送られる。このとき、反転機構20によって反転された用紙Pの第2面(第1面の裏面)が記録ヘッド8と対向している。記録ヘッド8により前記第2面の記録が行われた用紙Pは、排出手段17により用紙排出口19から排出される。
<付勢機構について>
次に、前述したホッパー4を付勢する付勢機構30と、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する構成について、図2を用いて説明する。
本実施例に係る付勢機構30は、図2に示すように、ホッパー4と第1従動ローラー23とを共通の付勢部材(圧縮バネ31)によって付勢する点が特徴である。
付勢機構30は、圧縮バネ31と、第1従動ローラー23が回動可能に取り付けられる取付部33を備えたホルダー32を備えている。圧縮バネ31は、ホッパー4とホルダー32側との間に設けられている。ホルダー32において符号34は、圧縮バネ31が接触する部位であり、以下において接触部34と称する。
第1従動ローラー23は、ホルダー32の取付部33の回動軸33aに回動可能に軸支されており、ホルダー32は、接触部34から離れた位置に設けられる回動支点35を備えている。
回動支点35は、ホルダー32における−Y側の端部に設けられており、本実施例においては筐体2に支持されている。尚、ホルダー32の回動支点35を支持する部材は筐体2に限られず、筐体2内に配設されるフレーム等に設けることも可能である。
そして、ホルダー32において取付部33は接触部34と回動支点35との間に設けられている。
言い換えると、ホルダー32は、圧縮バネ31が接触する接触部34から第1従動ローラー23が設けられている背面側(−Y方向)に向けて延設されており、筐体2に固定された回動支点35を中心に回動する。ホルダー32において、第1従動ローラー23は、接触部34と回動支点35との間であって、反転ローラー22側にくるように配置されている。
以上のように付勢機構30は、ホッパー4の背面と、第1従動ローラー23が取り付けられるホルダー32の接触部34との間に圧縮バネ31を備えて構成されているので、給送ローラー7に近づく方向に付勢されるホッパー4と、反転ローラー22に対して付勢される第1従動ローラー23とを、共通の付勢部材である圧縮バネ31によって付勢することができる。
このことによって、プリンター1において部品点数を減らし、装置の小型化を実現することができる。また、製造コストを低減することができる。
続いて、ホッパー4が用紙Pの非給送状態(図2の上図)から用紙Pの給送状態(図2の下図)に切り換わったときの付勢機構30の動作について説明する。
ホッパー4が、用紙Pの非給送状態(図2の上図)から用紙Pの給送状態(図2の下図)に切り換わると、ホッパー4は揺動軸6を軸として先端が給送ローラー7に近づくように矢印C方向に揺動するので、圧縮バネ31のバネ長さが長くなり、即ちバネ力が減少する。これにより、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力は減少する。
このように、ホッパー4と第1従動ローラー23との間に設けられる圧縮バネ31が、ホッパー4を前記給送状態に向けて付勢するとともに、ホッパー4が前記非給送状態から前記給送状態に切り換わる際に、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力が減少するように構成されていることにより、給送ローラー7による用紙Pの給送時に、反転ローラー22にかかる負荷を低減することができる。
ここで、プリンター1においては、給送ローラー7の駆動と、反転ローラー22の駆動を共通の駆動源28(図1を参照)により行っている。駆動源28を共通にすることによって、プリンター1の製造コストを低減することができる。
給送ローラー7と反転ローラー22を同じ駆動源28で駆動する場合、給送ローラー7による給送時に、駆動する必要のない反転ローラー22も駆動し続ける。
しかし、本実施例においては、付勢機構30が、ホッパー4が前記非給送状態から前記給送状態に切り換わる際に、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力が減少する構成を備えるので、給送ローラー7による給送時に、第1従動ローラー23によって反転ローラー22にかかる負荷を低減することができる。
このことにより、第1従動ローラー23及び反転ローラー22の継続使用による摩耗の虞を減らすことができる。また、給送ローラー7による給送時に駆動源28に掛かる負荷を低減することができる。
また、付勢機構30を、回動支点35を有するホルダー32を用いて構成した本実施例によれば、ホッパー4が前記非給送状態から前記給送状態に切り換わる際に、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力が減少する構成を、構造簡単にして実現できる。
尚、本実施例においてホッパー4は、支持面4aが給送ローラー7に対して進退するように揺動軸6を軸として揺動する構成であるが、例えば、ホッパー4全体が進退することにより、支持面4aが給送ローラー7に対して進退するリフター式の構成にすることもできる。
[実施例2]
実施例2では、図3に基づき、プリンター1においてホッパー4と第1従動ローラー23を付勢する付勢機構の他の例について説明する。図5は、実施例2に係るプリンターの部分概略断面図である。
本実施例において実施例1と同一の構成については同一の符号を付し、その構成の説明は省略する。
実施例2においては、ホッパー4と第1従動ローラー23を付勢する付勢機構40を構成する付勢部材として、実施例1と同様に圧縮バネ41が用いられている。
圧縮バネ41は、ホッパー4と、第1従動ローラー23が回動可能に取り付けられる取付部43を備えたホルダー42と、の間に設けられ、ホルダー42は、圧縮バネ41の付勢力によって所定方向に進退可能に構成されている。
より具体的には、第1従動ローラー23は、ホルダー42の取付部43の回動軸43aに回動可能に軸支されている。
また、ホルダー42はスライド部44を備え、スライド部44が、壁部46、46により形成される第1ガイド部45にガイドされて圧縮バネ41のホッパー4に対する付勢方向(図3の下図の矢印Dの方向)に沿って進退可能になっている。
尚、ホルダー42の取付部43も、壁部48、48によって形成される第2ガイド部47にガイドされている。
ホッパー4が、用紙Pの非給送状態(図3の上図)から用紙Pの給送状態(図3の下図)に切り換わると、ホッパー4は揺動軸6を軸として先端が給送ローラー7に近づくように揺動するので、圧縮バネ41のバネ長さが長くなり、即ちバネ力が減少する。これにより、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力が減少する。
以上のように、付勢機構40の構成によれば、ホッパー4と第1従動ローラー23とを共通の付勢部材(圧縮バネ41)によって付勢するので、プリンター1において部品点数を減らし、装置の小型化を実現することができる。また、製造コストを低減することができる。
加えて、給送ローラー7による給送時に、第1従動ローラー23によって反転ローラー22にかかる負荷を低減することができる。したがって、第1従動ローラー23及び反転ローラー22の継続使用による摩耗の虞を減らすことができる。また、給送ローラー7による給送時に駆動源28(図1)に掛かる負荷を低減することができる。
尚、圧縮バネ41は、ホルダー42において、第1従動ローラー23の取付部43に近い位置に設けられることが好ましい。
このことによって、圧縮バネ41によってホッパー4と第1従動ローラー23の両方をより安定して付勢することができる。
[実施例3]
実施例3では、図4に基づき、プリンター1においてホッパー4と第1従動ローラー23を付勢する付勢機構の更に他の例について説明する。図4は、実施例3に係るプリンターの部分概略断面図である。
本実施例においても実施例1と同一の構成については同一の符号を付し、その構成の説明は省略する。
実施例3においては、ホッパー4と第1従動ローラー23を付勢する付勢機構50を構成する付勢部材としてねじりバネ51が用いられている。
第1従動ローラー23は、ローラー取付部53の回動軸53aに回動可能に軸支されている。また、ローラー取付部53は、2つの壁部55、55によって形成されるガイド部54にガイドされており、ねじりバネ51による付勢方向に沿って進退可能に構成されている。
ねじりバネ51は、コイル部57と2つの腕部56a、56bを備えており、コイル部57において支持軸52に取り付けられている。腕部56aはホッパー4の背面に当接し、腕部56bはローラー取付部53に当接しており、ホッパー4を給送ローラー7に向けて付勢し、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢するようになっている。
ホッパー4が、用紙Pの非給送状態(図4の上図)から用紙Pの給送状態(図4の下図)に切り換わると、ホッパー4は揺動軸6を軸として先端が給送ローラー7に近づくように揺動する。このとき、ねじりバネ51の腕部56aがホッパー4を矢印E方向(図4の下図)に付勢すると、腕部56bにかかる荷重が減り、腕部56bが第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力は減少する。
実施例3によれば、付勢部材としてねじりバネ51を用いた付勢機構50によって、実施例1または実施例2と同様の効果を得ることができる。
また、前記付勢部材としてねじりバネ51を用いると、付勢機構50を構成する部品点数が少なく、付勢機構50をよりコンパクトにすることができる。
[実施例4]
実施例4では、図5に基づき、プリンター1においてホッパー4と第1従動ローラー23を付勢する付勢機構の更に他の例について説明する。図5は、実施例4に係るプリンターの部分概略断面図である。
本実施例においても実施例1と同一の構成については同一の符号を付し、その構成の説明は省略する。
実施例4においては、ホッパー4と第1従動ローラー23を付勢する付勢機構60を構成する付勢部材として引っ張りバネ61が用いられている。
より具体的には、付勢機構60は、引っ張りバネ61の一端を取り付けるバネ取付部64と、第1従動ローラー23のローラー取付部63と、を備えるホルダー62を備えている。第1従動ローラー23は、ローラー取付部63の回動軸63aに回動可能に軸支されている。
ホルダー62は、バネ取付部64とローラー取付部63との間に回動支点65を備え、回動支点65は、本実施例においては筐体2に支持されている。尚、回動支点65は筐体2内に配設されるフレーム等に設けることも可能である。
引っ張りバネ61において、バネ取付部64に取り付けられた端部の反対側の端部は、ホッパー4を揺動させる直動カム66に取り付けられている。
直動カム66は、ホッパー4の背面側に設けられるカムフォロア68の斜面68a(図5の下図を参照)に接触している。
ホッパー4が、用紙Pの非給送状態(図4の上図)の時には、引っ張りバネ61が引っ張られて伸ばされた状態であり、ホルダー62が回動支点65を軸として矢印F方向に回動しようとするので、第1従動ローラー23が反転ローラー22に近づく方向(矢印G方向)に付勢される。
用紙Pの非給送状態から用紙Pの給送状態(図4の下図)に切り換わる際には、引っ張りバネ61が縮み、直動カム66がガイド部67にガイドされつつ矢印H方向に変位する。
このとき、直動カム66の変位に追従して、カムフォロア68が、ホッパー4を給送ローラー7に近づける方向に変位する。
引っ張りバネ61が縮むと、ホルダー62が回動支点65を軸として矢印J方向に回動しようとする。このことによって、ローラー取付部63に対して矢印K方向に力が働いて、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力は減少する。
実施例4によれば、付勢部材として引っ張りバネ61を用いた付勢機構60によって、実施例1または実施例2と同様の効果を得ることができる。
また、付勢機構60において、引っ張りバネ61をホッパー4の支持面4aにほぼ沿う方向に伸縮するように配置するので、ホッパー4と第1従動ローラー23の間をより狭く設計することが可能になる。以って、プリンター1の装置奥行方向(Y軸方向)をよりコンパクトにすることができる。
尚、実施例1〜4において、ホッパー4を付勢する付勢部材を、反転ローラー22に付勢される第1従動ローラー23以外の構成部材(第2従動ローラー24や第3従動ローラー25、或いは従動ローラー以外の構成部材を含む)を付勢する付勢部材と共通化した場合にも、本発明と同様の作用効果を得ることができる。
[実施例5]
実施例5では、図6に基づき、プリンター1においてホッパー4と第1従動ローラー23を付勢する付勢機構の更に他の例について説明する。図6は、実施例5に係る付勢機構の概略図である。
本実施例においても実施例1と同一の構成については同一の符号を付し、その構成の説明は省略する。
実施例5に係る付勢機構70は、ホッパー4を前記給送状態に向けて付勢する第1の付勢手段である圧縮バネ71と、第1従動ローラー23を反転ローラー22に対して付勢する第2の付勢手段である圧縮バネ72を備えている。
圧縮バネ71は、ホッパー4の裏面と、筐体2内に設けられる第1保持部74との間に配設されている。
また、圧縮バネ72は、第1従動ローラー23を回転可能に支持するホルダー73と、筐体2内に設けられる第2保持部75との間に配設されている。符号73aは、ホルダー73において第1従動ローラー23を支持する回動軸である。
ここで、第2保持部75は、図6におけるZ軸方向に変位可能に構成されているとともに、制御部76によって制御されて変位する様になっている。
より具体的には、制御部76は、ホッパー4が矢印L方向に変位する際に、第2保持部75を矢印M方向に変位させる制御を行う。
以上の構成によって、ホッパー4の非給送状態から給送状態への切り換わりに応じて、第1従動ローラー23を反転ローラー22に向けて付勢する付勢力を減少させることができる。以って、用紙給送時に、第1従動ローラー23によって反転ローラー22にかかる負荷を低減することができる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1…インクジェットプリンター(記録装置)、2…筐体、3…媒体セット部、
4…ホッパー、4a…支持面、5…ペーパーサポート、6…揺動軸、
7…給送ローラー(送りローラー)、8…記録ヘッド、9…搬送駆動ローラー、
10…搬送従動ローラー、11…搬送手段、12…キャリッジ、
13…インクカートリッジ、14…プラテン、15…排出駆動ローラー、
16…排出従動ローラー、17…排出手段、18…規制ローラー
19…用紙排出口、20…反転機構、21…反転経路、22…反転ローラー、
23…第1従動ローラー、24…第2従動ローラー、25…第3従動ローラー、
26…付勢手段、27…付勢手段、28…駆動源、
30…付勢機構、31…圧縮バネ(付勢部材)、
32…ホルダー、33…取付部、33a…回動軸、34…接触部、35…回動支点、
40…付勢機構、41…圧縮バネ(付勢部材)、42…ホルダー、43…取付部、
43a…回動軸、44…スライド部、45…第1ガイド部、46…壁部、
47…第2ガイド部、48…壁部、50…付勢機構、51…ねじりバネ(付勢部材)、
52…支持軸、53…ローラー取付部、53a…回動軸、
54…ガイド部、55…壁部、56a、56b…腕部、57…コイル部、
60…付勢機構、61…引っ張りバネ(付勢部材)、62…ホルダー、
63…ローラー取付部、63a…回動軸、64…バネ取付部、65…回動支点、
66…直動カム、67…ガイド部、68…カムフォロア、
70…付勢機構、71…圧縮バネ、72…圧縮バネ、73…ホルダー、
74…第1保持部、75…第2保持部、76…制御部、P…用紙

Claims (8)

  1. 媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに向けて媒体を送る送りローラーと、
    前記媒体の少なくとも一部を支持する支持面を備え、支持した前記媒体を前記送りローラーに接触させる給送状態と、支持した前記媒体を前記送りローラーから離間させる非給送状態と、を切換可能であるとともに、前記給送状態に向けて付勢される媒体支持部材と、
    前記媒体支持部材の前記支持面の背面側に位置し、前記記録ヘッドにより記録された前記媒体を反転させる反転ローラーと、
    前記反転ローラーに対して付勢され、従動回転する従動ローラーと、
    前記媒体支持部材と前記従動ローラーとを共通の付勢部材によって付勢する付勢機構と、を備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記付勢機構は、前記媒体支持部材の前記非給送状態から前記給送状態への切り換わりに応じて、前記従動ローラーが前記反転ローラーに対して付勢する付勢力が減少する構成を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、
    前記付勢部材が圧縮バネである、ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置において、
    前記圧縮バネは、前記媒体支持部材と、前記従動ローラーが回動可能に取り付けられる取付部を備えたホルダーと、の間に設けられ、
    前記ホルダーは、当該ホルダーにおいて前記圧縮バネが接触する接触部と、前記接触部から離れた位置に設けられる回動支点と、を備え、前記取付部は、前記接触部と前記回動支点との間に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項3に記載の記録装置において、
    前記圧縮バネは、前記媒体支持部材と、前記従動ローラーが回動可能に取り付けられる取付部を備えたホルダーと、の間に設けられ、
    前記ホルダーは、前記圧縮バネの付勢力が変化する方向に変位可能に構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、
    前記付勢部材がねじりバネである、ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、
    前記付勢部材が引っ張りバネである、ことを特徴とする記録装置。
  8. 媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに向けて媒体を送る送りローラーと、
    前記媒体の少なくとも一部を支持する支持面を備え、支持した前記媒体を前記送りローラーに接触させる給送状態と、支持した前記媒体を前記送りローラーから離間させる非給送状態と、を切換可能であるとともに、前記給送状態に向けて付勢される媒体支持部材と、
    前記媒体支持部材の前記支持面の背面側に位置し、前記記録ヘッドにより記録された前記媒体を反転させる反転ローラーと、
    前記反転ローラーに対して付勢され、従動回転する従動ローラーと、
    前記従動ローラーを前記反転ローラーに向けて付勢する付勢機構と、を備え、
    前記媒体支持部材の前記非給送状態から前記給送状態への切り換わりに応じて、前記付勢機構が前記従動ローラーを前記反転ローラーに向けて付勢する付勢力を減少させる構成を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
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