JP2017202319A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 被検体に光を照射する光源と、
   前記光に起因して前記被検体内で発生した音響波を受信し、電気信号に変換して出力する複数の音響波検出器と、
   前記電気信号に基づいて、前記被検体内の情報を取得する情報取得手段と、
   を有し、
   前記情報取得手段は、造影剤が注入された被検体に対して、前記造影剤を分解する光を照射した後の、前記電気信号の強度変化を前記音響波検出器ごとに取得し、前記電気信号の強度変化に基づいて、前記被検体内の血液流に関する情報を取得する
   ことを特徴とする、光音響装置。
2. 前記血液流に関する情報は、血液の流速または方向の少なくともいずれか一方を含む情報である
   ことを特徴とする、請求項１に記載の光音響装置。
3. 前記被検体に対する関心領域の指定を受け付ける関心領域設定手段をさらに有し、
   前記情報取得手段は、前記関心領域に対応する音響波検出器のみを用いて、前記電気信号の強度変化を取得する
   ことを特徴とする、請求項１または２に記載の光音響装置。
4. 前記関心領域設定手段は、前記情報取得手段が取得した前記被検体内の情報を画像によって出力し、出力した画像上で関心領域の指定を受け付ける
   ことを特徴とする、請求項３に記載の光音響装置。
5. 前記関心領域設定手段は、前記光音響装置の外部の被検体情報取得装置から前記被検体内の情報を取得して画像によって出力し、出力した画像上で関心領域の指定を受け付ける
   ことを特徴とする、請求項３に記載の光音響装置。
6. 前記光源は、前記被検体内で音響波を発生させるための第一の波長を持つ光と、前記造影剤を分解するための、第一の波長より波長が長い第二の波長を持つ光を照射可能である
   ことを特徴とする、請求項１から５のいずれか１項に記載の光音響装置。
7. 前記光源は、前記被検体内で音響波を発生させるためのパルス光と、前記造影剤を分解するための連続光を照射可能である
   ことを特徴とする、請求項１から５のいずれか１項に記載の光音響装置。
8. 前記光源は、前記被検体内で音響波を発生させるための第一のパルス幅を持つ光と、前記造影剤を分解するための、第一の波長よりパルス幅が広い第二のパルス幅を持つ光を照射可能である
   ことを特徴とする、請求項１から５のいずれか１項に記載の光音響装置。
9. 被検体に光を照射する光源と、
   前記光に起因して前記被検体内で発生した音響波を受信し、電気信号に変換する複数の音響波検出器と、を有する光音響装置の制御方法であって、
   前記電気信号に基づいて、前記被検体内の情報を取得する第一の情報取得ステップと、
   造影剤が注入された被検体に対して、造影剤を分解する光を照射した後の、前記電気信号の強度変化を前記音響波検出器ごとに取得し、前記電気信号の強度変化に基づいて、前記被検体内の血液流に関する情報を取得する第二の情報取得ステップと、
   を含むことを特徴とする、光音響装置の制御方法。
10. 前記血液流に関する情報は、血液の流速または方向のいずれかを含む情報である
    ことを特徴とする、請求項９に記載の光音響装置の制御方法。
11. 前記被検体に対する関心領域の指定を受け付ける関心領域設定ステップをさらに含み、
    前記第二の情報取得ステップでは、前記関心領域に対応する音響波検出器のみを用いて、前記電気信号の強度変化を取得する
    ことを特徴とする、請求項９または１０に記載の光音響装置の制御方法。
12. 前記関心領域設定ステップでは、前記第一の情報取得ステップで取得した前記被検体内の情報を画像によって出力し、出力した画像上で関心領域の指定を受け付ける
    ことを特徴とする、請求項１１に記載の光音響装置の制御方法。
13. 前記関心領域設定ステップでは、前記光音響装置の外部の被検体情報取得装置から前記被検体内の情報を取得して画像によって出力し、出力した画像上で関心領域の指定を受け付ける
    ことを特徴とする、請求項１１に記載の光音響装置の制御方法。