JP2017200399A - リニア振動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】リニア振動モータの薄型化を可能にすること、シャフトに沿って可動子を振動させる場合にも可動子のシャフト回りの回転振動を抑えて異音の発生を抑止する。
【解決手段】リニア振動モータ1は、マグネット20と錘21を備える可動子2と、通電によりマグネット20に駆動力を付与するコイル4と、コイル4が固定された枠体3と、枠体3に軸支又は固定され、可動子2を一軸方向に沿って振動自在に支持するシャフト5と、可動子2と枠体3との間に配置され、可動子2の一軸方向に沿った振動を可動子2の振動方向両側で弾性支持するコイルバネ11,12,13,14とを備え、一軸方向に沿って往復振動している可動子2が、シャフト5回りに回転振動するのを抑止するように、コイルバネ11,12,13,14の巻き方向が設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニア振動モータに関するものである。
振動モータ(或いは振動アクチュエータ)は、携帯電子機器に内蔵され、着信やアラームなどの信号発生を振動によって携帯者に伝える装置として広く普及しており、携帯者が身につけて持ち運ぶウエアラブル電子機器においては、不可欠な装置になっている。また、振動モータは、タッチパネルなどのヒューマン・インターフェイスにおけるハプティクス(皮膚感覚フィードバック)を実現する装置として、近年注目されている。
振動モータは、各種の形態が開発されている中で、可動子の直線的な往復振動によって比較的大きな振動を発生させることができるリニア振動モータが注目されている。従来のリニア振動モータは、可動子側に錘とマグネットを設け、固定子側に設けたコイルに通電することでマグネットに作用するローレンツ力が駆動力となり、振動方向に沿って弾性支持される可動子を一軸方向に往復振動させるものである。このような従来のリニア振動モータにおいて、振動方向に沿ったシャフトを配置し、可動子の振動方向両側にコイルバネを配置して、可動子をシャフトでガイドしながら振動させるものが知られている(下記特許文献1参照)。
特開2016−13554号公報
前述した従来のリニア振動モータは、シャフトでガイドしながら可動子を振動させることで、往復振動の安定した直進性が得られ、また、落下衝撃時にもシャフトが可動子を保持するので損傷しにくい利点がある。しかしながら、可動子が円柱状に形成されており、その中心軸に沿ってシャフトを貫通させているので、リニア振動モータの厚さを薄厚にするには構造的に限界がある。これに対して、携帯電子機器の小型化・薄型化に伴い、それに装備される振動モータには一層の小型化・薄型化の要求がなされており、特に、スマートフォンなどのフラットパネル表示部を備える電子機器においては、表示面と直交する厚さ方向の機器内スペースが限られていることから、そこに配備される振動モータには薄型化の高い要求がある。
このような薄型化の要求に対応可能なリニア振動モータの構造として、可動子の形状を薄厚状(例えば、矩形断面形状)にすることが検討されている。しかしながら、このような薄厚状の可動子をシャフトに沿って振動させる場合には、可動子がシャフトの回りに回転振動すると、可動子のシャフトから遠い側部が可動子を囲む枠体などに繰り返し衝突して異音を発生し易くなる問題がある。
このような事情に対処することが、本発明の課題である。すなわち、リニア振動モータの薄型化を可能にすること、シャフトに沿って可動子を振動させる場合にも可動子のシャフト回りの回転振動を抑えて異音の発生を抑止すること、などが本発明の課題である。
このような課題を解決するために、本発明によるリニア振動モータは、以下の構成を具備するものである。
マグネットと錘を備える可動子と、通電により前記マグネットに駆動力を付与するコイルと、前記コイルが固定された枠体と、前記枠体に軸支又は固定され、前記可動子を一軸方向に沿って振動自在に支持するシャフトと、前記可動子と前記枠体との間に配置され、前記可動子の一軸方向に沿った振動を前記可動子の振動方向両側で弾性支持するコイルバネとを備え、一軸方向に沿って往復振動している前記可動子が、前記シャフト回りに回転振動するのを抑止するように、前記コイルバネの巻き方向が設定されていることを特徴とするリニア振動モータ。
本発明の実施形態(第1実施形態)に係るリニア振動モータの内部構造を示した斜視図である。 本発明の実施形態(第1実施形態)に係るリニア振動モータの内部構造を示した平面図である。 本発明の実施形態(第1実施形態)に係るリニア振動モータの内部構造を示した平面図である。 本発明の実施形態(第1実施形態)に係るリニア振動モータにおけるコイルバネの巻方向を示した断面図である。 本発明の実施形態(第2実施形態)に係るリニア振動モータの内部構造を示した平面図である。 本発明の実施形態(第2実施形態)に係るリニア振動モータの内部構造を示した平面図である。 本発明の実施形態(第2実施形態)に係るリニア振動モータの内部構造を示した平面図である。 本発明の実施形態(第2実施形態)に係るリニア振動モータの内部構造を示した平面図である。 本発明の実施形態(第2実施形態)に係るリニア振動モータにおけるコイルバネの巻方向を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るリニア振動モータを備えて携帯電子機器を示した斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図面における同一符号は共通部位を指し、重複説明を適宜省略する。各図において、矢印の±X方向が可動子の振動方向(一軸方向)を示しており、矢印の±Y方向が可動子の振動方向に直交する幅方向を示している。また、矢印の±Z方向が可動子の厚さ方向を示している。
本発明の実施形態に係るリニア振動モータ1は、図1〜図8に示すように、マグネット20と錘21を備える可動子2と、通電によりマグネット20に駆動力を付与するコイル4と、コイル4が固定された枠体3と、枠体3に軸支又は固定され、可動子2を一軸方向に沿って振動自在に支持するシャフト5と、可動子2と枠体3との間に配置され、可動子2の一軸方向に沿った振動を可動子2の振動方向両側で弾性支持するコイルバネ11,12,13,14とを備えている。
このようなリニア振動モータ1は、可動子2をシャフト5に沿って往復振動させる際に、可動子2がシャフト5回りに回転振動すると、厚さ方向(図示±Z方向)に対して幅方向(図示±Y方向)の寸法が大きい薄厚断面形状(矩形断面形状)を有する可動子2の場合には、シャフト5の中心から遠い可動子2の側部が枠体3の底枠3Aなどに繰り返し衝突することになり、異音を発生し易くなる。
本発明の実施形態におけるリニア振動モータ1は、このような可動子2のシャフト5回りの回転振動の一つの原因が、コイルバネ11〜14の巻き方向に由来する与圧(回転力)にあるという新たな知見に基づき、シャフト5(一軸方向)に沿って往復振動している可動子2が、シャフト5回りに回転振動するのを抑止するように、コイルバネ11〜14の巻き方向を設定したものである。以下、図面の例に従って詳細を説明するが、本発明は特にこれに限定されるものではない。
先ず、図1〜図8に示した例の共通した全体構成を説明する。可動子2が備えるマグネット20は、コイル4への通電で±X方向への駆動力が付与されるものであれば良い。図示の例では、±X方向に沿って着磁され、同極が互いに近接配置された3つのマグネット20を備え、そのマグネット20の同極間にスペーサ22を配置している。
枠体3に固定されたコイル4は、スペーサ22の周囲に巻き回されている。これによって、コイル4への通電で生じるローレンツ力が駆動力となって、可動子2を±X方向に振動させる。コイル4には、可動子4の重量とコイルバネ11〜14のバネ定数によって設定される共振周波数のパルス又は交流電流を入力することで、可動子2を効果的に振動させることができる。
可動子2は、重量を高めるための錘21を備える。錘21には、タングステンなどの高比重材料が用いられる。図示の例では錘21は、マグネット20の振動方向両側に取り付けられている。マグネット20とスペーサ22は、連結補強枠24で一体に補強され、この連結補強枠24を一方の錘21に連結し、連結補強枠24の端部が連結される連結枠23が他方の錘21に連結されている。これによって、マグネット20とスペーサ22と錘21が一体になって、剛性の高い可動子2が形成されている。
図示±X方向に沿って配置されるシャフト5は、錘21の振動方向外側に向けて設けられた凹部21B内に固定されている。シャフト5は、図示の例では、可動子2側に固定され、枠体3の軸受支持枠3Dに取り付けられた軸受6に軸支されている。錘21の凹部21Bは、軸受支持枠3Dを収容できる幅を備えており、これによって可動子2の振幅を充分に確保している。シャフト5は、このような例に限らず、枠体3側に固定して、可動子2側に軸受を設けるようにしてもよいし、シャフト5の両端を枠体3に固定して、可動子2を貫通させるようにしてもよい。
枠体3は、コイル4が固定される底枠3Aを備えると共に、±X方向に対面する一対のバネ支持枠3B、±Y方向に対面する一対の側枠3Cを備えている。底枠3Aからはコイル4の端子部が接続される入力端子部3Eが延設されている。図示省略しているが、バネ支持枠3B及び側枠3Cの上縁に当接して、底枠3Aに対面する蓋枠を設けることができる。
可動子2における錘21の端部にはバネ支持端21Aが設けられており、このバネ支持端21Aと枠体3のバネ支持枠3Bとの間に、コイルバネ(圧縮コイルバネ)11,12,13,14が配置されている。また、バネ支持枠3Bの内面側には、シャフト5の端部の衝突を緩衝する緩衝部材3Fが配置されている。
このような全体構成を備えるリニア振動モータ1の第1実施形態を図1〜図4によって説明する。以下の説明で、コイルバネ11〜14の巻き方向を「R」又は「L」と示す。ここでの「R」は、可動子2側からみてコイルバネの圧縮方向に向いた巻き方向が右巻きであることを示しており、「L」は、可動子2側からみてコイルバネの圧縮方向に向いた巻き方向が左巻きであることを示している。
第1の実施形態は、シャフト5(一軸方向)に沿って往復振動している可動子2が、シャフト5回りの一方向に回転付勢されるように、コイルバネ11〜14の巻き方向が設定されている。図示の例ではコイルバネを4個設けた例を示しているが、この実施形態においては、可動子2の振動方向両側にそれぞれ1個以上のコイルバネが配置されていれば良い。
コイルバネ11〜14は、圧縮される際にコイルバネ11〜14の巻き方向に沿った与圧が生じるが、第1実施形態においては、この与圧を利用して、可動子2を積極的にシャフト5回りに回転させ、枠体3に片当たり状態で振動させることで、回転振動を抑制して異音の発生を抑止している。この実施形態では、枠体3における可動子2の接触箇所を滑面とすることで、接触異音を生じない円滑な振動が可能になる。
図1及び図2に示した例では、可動子2の振動方向一方側のコイルバネ11とコイルバネ12を共に左巻き(L)としており、可動子2の振動方向他方側のコイルバネ13とコイルバネ14を共に右巻き(R)としている。また、図3に示した例では、可動子2の振動方向一方側のコイルバネ11とコイルバネ12を共に右巻き(R)としており、可動子2の振動方向他方側のコイルバネ13とコイルバネ14を共に左巻き(L)としている。
このような第1実施形態では、可動子2のシャフト5に沿った一方側に配置されるコイルバネ(11,12)と、可動子2のシャフト5に沿った他方側に配置されるコイルバネ(13,14)とでは、コイルバネの巻き方向が、可動子2側からみて互いに逆方向に巻かれている。これによって、可動子2が振動方向一方側のコイルバネ(11,12)を圧縮させる際に受ける回転力と、可動子2が振動方向他方側のコイルバネ(13,14)を圧縮させる際に受ける回転力が同方向になり、可動子2は往復振動時に回転振動を起こすこと無く、一方向に回転付勢された状態で常時振動することができる。
図4は、可動子側からコイルバネをみた断面図であり、第1実施形態における動作原理を示してる。可動子2の振動でコイルバネ11(14)とコイルバネ12(13)が圧縮されると、図示の矢印に示すように右巻き(R)のコイルバネには、右回りの回転力Fが生じることになるが、シャフト5に軸支されている可動子2に対しては、この回転力Fによってシャフト5からの距離に応じた力のモーメントが加わることになる。これによって、シャフト5から遠い距離で働く回転力Fの方向に支配される力のモーメントが可動子2に加わることになり、図示状態では、可動子2はシャフト5に対して右回りに回転付勢されることになる。
図4に示すように、可動子2と枠体3との間に、複数のコイルバネ11,12(或いは13,14)を配置している場合には、これらのコイルバネ11,12(或いは13,14)の巻き方向を同方向にすることで、可動子2にシャフト5回りの回転付勢を効果的に加えることができる。このように加えられる回転付勢が可動子2の往復振動時に切り替わらないように、可動子2の振動方向両側のコイルバネの巻き方向を設定することで、可動子2のシャフト5回りの回転振動を抑止することが可能になる。
図5〜図8は、リニア振動モータ1の第2実施形態を示している。この実施形態では、コイルバネ11〜14の圧縮によって可動子2に付与される回転力が相殺されるように、コイルバネ11〜14の巻き方向が設定されている。これによると、可動子2と枠体3との間に複数配置されるコイルバネ11,12(或いは13,14)の回転力をバランスさせることで、可動子2の回転振動を抑止している。
具体的には、図5〜図8に示すように、シャフト5の左右に一対配置されるコイルバネ11,12(或いは13,14)は、可動子2側からみて互いに逆向きに巻き方向が設定されている。すなわち、図5に示した例では、可動子2の一方側への移動で同時に圧縮されるコイルバネ11,12は、コイルバネ11が左巻き(L)であり、コイルバネ12は右巻き(R)に設定されている。また、可動子2の他方側への移動で同時に圧縮されるコイルバネ13,14は、コイルバネ13が左巻き(L)であり、コイルバネ14は右巻き(R)に設定されている。
図6に示した例では、可動子2の一方側への移動で同時に圧縮されるコイルバネ11,12は、コイルバネ11が左巻き(L)であり、コイルバネ12は右巻き(R)に設定されており、可動子2の他方側への移動で同時に圧縮されるコイルバネ13,14は、コイルバネ13が右巻き(R)であり、コイルバネ14は左巻き(L)に設定されている。
図7に示した例では、可動子2の一方側への移動で同時に圧縮されるコイルバネ11,12は、コイルバネ11が右巻き(R)であり、コイルバネ12は左巻き(L)に設定されており、可動子2の他方への移動で同時に圧縮されるコイルバネ13,14は、コイルバネ13が左巻き(L)であり、コイルバネ14は右巻き(R)に設定されている。
図8に示した例では、可動子2の一方側への移動で同時に圧縮されるコイルバネ11,12は、コイルバネ11が右巻き(R)であり、コイルバネ12は左巻き(L)に設定されており、可動子2の他方側への移動で同時に圧縮されるコイルバネ13,14は、コイルバネ13が右巻き(R)であり、コイルバネ14は左巻き(L)に設定されている。
図9は、可動子側からコイルバネをみた断面図であり、第2実施形態の動作原理を示している。可動子2の振動でコイルバネ11(14)とコイルバネ12(13)が同時に圧縮されると、図示の矢印に示すように右巻き(R)のコイルバネには、右回りの回転力Fが生じることになるが、シャフト5に軸支されている可動子2に対しては、この回転力Fによってシャフト5からの距離に応じた力のモーメントが加わることになる。これによって、シャフト5から遠い距離で働く回転力Fの方向に支配される力のモーメントが可動子2に加わることになるが、図示のように、シャフト5に対してコイルバネ11(14)とコイルバネ12(13)の回転力Fを逆向きに等しく作用させることで、可動子2は振動時に回転力が相殺されてバランスした状態を維持することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るリニア振動モータ1は、シャフト5(一軸方向)に沿って往復振動している可動子2が、シャフト5回りに回転振動するのを抑止するように、コイルバネ11〜14の巻き方向が設定されている。これによって、可動子2を薄厚断面形状にした場合にも、可動子2がシャフト5回りに回転振動して異音を発生する不具合を解消することができる。このように本発明の実施形態によると、シャフト5に沿った安定した直進振動を得ながら、耐落下損傷性が高く、異音発生を抑止した、薄厚のリニア振動モータ1を得ることができる。
図10は、本発明の実施形態に係るリニア振動モータ1を装備した電子機器の一例として、携帯情報端末(携帯電子機器)100を示している。安定した振動が得られ薄型化や小型化が可能なリニア振動モータ1を備える携帯情報端末100は、通信機能における着信やアラーム機能などの動作開始・終了時を異音が発生しにくい安定した振動で使用者に伝えることができる。また、リニア振動モータ1の薄型化・小型化によって高い携帯性或いはデザイン性を追求した携帯情報端末100を得ることができる。更に、リニア振動モータ1は、厚さを抑えた直方体形状の枠体3内に各部を収容したコンパクト形状であるから、薄型化された携帯情報端末100の内部にスペース効率よく装備することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:リニア振動モータ,2:可動子,
3:枠体,3A:底枠,3B:バネ支持枠,
3C:側枠,3D:軸受支持枠,3E:入力端子部,3F:緩衝部材,
20:マグネット,21:錘,21A:バネ支持端,21B:凹部,
22:スペーサ,23:連結枠,24:連結補強枠,
4:コイル,5:シャフト,6:軸受,
11,12,13,14:コイルバネ,
100:携帯情報端末

Claims (8)

  1. マグネットと錘を備える可動子と、
    通電により前記マグネットに駆動力を付与するコイルと、
    前記コイルが固定された枠体と、
    前記枠体に軸支又は固定され、前記可動子を一軸方向に沿って振動自在に支持するシャフトと、
    前記可動子と前記枠体との間に配置され、前記可動子の一軸方向に沿った振動を前記可動子の振動方向両側で弾性支持するコイルバネとを備え、
    一軸方向に沿って往復振動している前記可動子が、前記シャフト回りに回転振動するのを抑止するように、前記コイルバネの巻き方向が設定されていることを特徴とするリニア振動モータ。
  2. 一軸方向に沿って往復振動している前記可動子が、前記シャフト回りの一方向に回転付勢されるように、前記コイルバネの巻き方向が設定されていることを特徴とする請求項1記載のリニア振動モータ。
  3. 前記可動子の前記シャフトに沿った一方側に配置される前記コイルバネと、前記可動子の前記シャフトに沿った他方側に配置される前記コイルバネとでは、前記コイルバネの巻き方向が、前記可動子側からみて互いに逆方向に巻かれていることを特徴とする請求項2記載のリニア振動モータ。
  4. 前記可動子と前記枠体との間には、前記可動子側からみて同方向に巻かれた複数の前記コイルバネが配置されていることを特徴とする請求項3記載のリニア振動モータ。
  5. 前記コイルバネの圧縮によって前記可動子に付与される回転力が相殺されるように、前記コイルバネの巻き方向が設定されていることを特徴とする請求項1記載のリニア振動モータ。
  6. 前記シャフトの左右に一対配置される前記コイルバネは、前記可動子側からみて互いに逆向きに巻き方向が設定されていることを特徴とする請求項5記載のリニア振動モータ。
  7. 前記可動子は、薄厚断面形状を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のリニア振動モータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のリニア振動モータを備えた携帯電子機器。
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