JP2017200279A - 燃料ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】共通の回転軸を有し、モータ部とポンプ部とを設けた燃料ポンプにおいて、モータ部とポンプ部のそれぞれに設けられた軸受によって支配される回転軸の芯出しをより容易にかつ高精度とした構造を提供する。
【解決手段】モータ部2のステータコア21の下端外周面21Aが、ポンプ部3のポンプベース5の当接面5Cに当接し、かつステータコア21の下端面21Bがポンプベース5の支持面5Dで支持され、円筒状のハウジング4は、ポンプベース5の周当接面5Eで当接されるとともに、ポンプベース5の支持面5Gで支持され、ハウジング4は、モータ部2のステータ19を覆うステータモールド23のかしめ部28Bおよびポンプカバー7のかしめ部28Aにかしめ部4A、4Bを設けている。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料ポンプに関するものであり、特に燃料ポンプの駆動源であるモータのステータとロータ、およびこのロータとポンプベースとの軸中心合わせを高精度化するとともに、小型で高効率化した燃料ポンプに係るものである。
従来より、ブラシレスモータを燃料ポンプの駆動源として用い、ポンプで昇圧された燃料がモータ内を通過して吐出されるものが知られている。ブラシレスモータは整流子とブラシの摺動がなく、かつこの部分での電圧降下も生じず、モータの高効率化が図りやすいことから、燃料ポンプの効率を向上させるのに適している。
ここで、燃料ポンプの効率とは、燃料ポンプに供給する電力に対して、燃料ポンプの仕事量(燃料の吐出圧力)×(燃料吐出量)の割合である。燃料ポンプを高効率化すれば燃料ポンプに供給する電力を少なくすることができ、燃料ポンプを小型化することができる。このような観点に基づき、モータ部の外径を小径化することを目的として、ポンプ部とモータ部との間において、ほぼ均一な厚さの薄板で構成されるハウジングの内周側に突部を形成し、この突部を挟むように2つの凹部を設け、一方の凹部にポンプ部を、他方の凹部にモータ部を収容した構成が示されている。すなわち、ハウジングを介してポンプ部とモータ部の軸受を支持する構成を有している(例えば、特許文献1参照)。
また、吐出流量を大きくしてベーパロック発生を抑制可能な燃料ポンプにおいて、ポンプ部のケーシングは昇圧流路底面から吐出側カバー側に貫通する吐出孔を有し、昇圧された燃料は吐出孔、燃料流路を経由して、吐出流路に導かれ吐出口から吐出される。上記燃料流路はハウジングと固定子との間に形成される構成が示されており、かつ前記特許文献1と同様に、ハウジングを介してポンプ部とモータ部の軸受を支持する構成を有している(例えば、特許文献2参照)。
特許第4893991号公報 特開2015−86804号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された技術は、燃料ポンプの回転子を支持する軸受の1個がモータ部のエンドカバーに、他の1個がポンプケースに設けられ、前記軸受の軸芯出しはハウジングを介して行われる構成である。すなわちステータコアにつながるエンドカバーとハウジングの軸芯ずれと、ポンプケースとハウジングの軸芯ずれによって、回転子軸の軸中心にずれが発生し、この軸ずれによって軸受に加わる荷重が大きくなり、摩擦が増加し、モータに余分のトルク(電流)が必要となり燃料ポンプの効率が低下するという問題点がある。
また、上記特許文献2に示された技術も、特許文献1と同様に回転軸の軸中心ずれ発生の可能性があるとともに、燃料流路がハウジングと固定子との間に区画形成されており、燃料ポンプの小径化には適した構成ではないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、回転軸の中心軸合わせの構造をより容易に、かつ高精度に実現可能とし、かつインペラの回転によって昇圧された燃料が通る通用穴の位置を最適化するとともに、モータ室を通る燃料がロータとステータ間を流路とすることで、小型化された構造を備えた燃料ポンプを提供することを目的とする。
この発明の燃料ポンプは、燃料を吸入、昇圧して外部に吐出する燃料ポンプであって、ポンプ部と共通の回転軸を有して前記ポンプ部のインペラを駆動し、前記ポンプ部の上部に位置するモータ部とを備え、前記ポンプ部のポンプベースには前記回転軸を支持する軸受部が設けられており、前記モータ部のステータには、コイルとステータコアと前記コイルとを覆う樹脂性のステータモールドが設けられ、前記ステータモールドの上部には前記回転軸を支持する軸受部と、前記燃料の吐出口とが設けられており、前記ステータは、前記ステータの下端外周面が、前記ポンプベースの当接面に当接し、かつ下端面が前記ポンプベースの支持面で支持されており、円筒状のハウジングが前記ポンプ部と前記モータ部に連通して外径部分で接して設けられ、前記ハウジングは前記ポンプベースの周当接面で当接されるとともに、前記ポンプベースの支持面で支持され、かつ、前記ハウジングは、前記ポンプ部の前記燃料の吸入口が設けられたポンプカバーのかしめ部と、前記ステータモールドの上部のかしめ部とで構成されているものである。
この発明の燃料ポンプは、上記のような構成を採用しているので、モータ部のステータコアと、ポンプ部のポンプベースとを直接軸合わせができるため、モータ部とポンプ部との高精度な軸芯出しが可能となり、軸ずれが小さくすることで、モータ部の余分なトルクを抑制でき、燃料ポンプの高効率化に寄与する。
また、上記ポンプベースの支持面でハウジングを支持しているので、広い面積による支持となり、ハウジングの支持剛性が向上し、変形を抑制可能となる。
実施の形態1による燃料ポンプの断面図である。 実施の形態1によるインペラの正面図である。 実施の形態1によるポンプベースの平面図である。 実施の形態1によるポンプカバーの平面図である。 実施の形態1によるステータコアの斜視図である。 実施の形態1によるインシュレータの斜視図である。 実施の形態1によるステータの正面図である。 実施の形態2による燃料ポンプの断面図である。 実施の形態3による燃料ポンプの断面図である。 実施の形態4による燃料ポンプの断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は燃料ポンプ1の断面図である。燃料ポンプ1は図1の上部に示すモータ部2と下部に示すポンプ部3とによって構成される。モータ部2とポンプ部3の外部は、連通する円筒部材であるハウジング4を介して固定されている。モータ部2はステータ19とロータ20で構成されるとともに、ポンプ部3は、ポンプベース5、インペラ6、ポンプカバー7とで構成されている。
図2にインペラ6の正面図を示す。インペラ6は略円盤状であり、外周壁6Aから所定の距離を隔てて、円周方向に連続する羽根溝6Bが環状に形成されており、中心部分には軸方向に貫通する断面が略D字状の軸穴44が形成され、この軸穴44には回転軸27が係合されている。後述するモータ部2のコイル22が励磁されると、回転軸27が回転し、これによってインペラ6が回転する。
図3にインペラ6側から見たポンプベース5の平面図を示す。ポンプベース5は図1に示すように中心部分に軸受部12を設けた円筒形状をしており、断面略H字状である。内部にはインペラ6を収納するインペラ室8を備え、図2で示したインペラ6の羽根6Dと対向する側に図3に示す流路溝17AがC字状に設けられている。この流路溝17Aは、図1に示すように断面が半円形状である。
前記インペラ室8は、ポンプベース5の外径側に、インペラ6の軸方向寸法よりも大きな長さを有し、モータ部2と逆方向の下側に突出する下向円筒突出部5Aが設けられている。この下向円筒突出部5Aの下端に、ポンプカバー7に接する当接面5Fを有している。流路溝17Aの終端にはモータ部2に連通する通用穴13が設けられている。この通用穴13の外縁は軸中心から距離R3の位置に設定されている。
図1に示すようにポンプベース5の前記下向円筒突出部5Aとは逆方向でモータ部2側に突出する上向円筒突出部5Bは、モータ部2のステータコア21の外径に接する当接面5C、およびステータコア21の下端でステータコア21を支持するように設けられた支持面5Dを有している。また、この上向円筒突出部5Bの外径部分には、ハウジング4と接する周当接面5E、およびハウジング4を支持する支持面5Gが設けられている。さらに、前記ポンプベース5の軸受部12には円筒状の軸受12Bが設けられている。この軸受12Bはポンプベース5と別個体として設けているが、ポンプベース5のみで軸受12Bが設けられない軸受部12であってもよい。
上記上向円筒突出部5Bの当接面5Cの半径R1はステータコア21の外半径R1と同寸法であり、ポンプベース5の流路溝17Aの終端に設けられた通用穴13の外縁の軸中心からの距離R3は、図1では前記当接面5Cの半径R1より小さいものを示したが、R1≧R3の関係が成り立つ位置に外縁が存在するよう流路溝17Aが設けられてもよい。
図4にインペラ6側から見た円筒状のポンプカバー7の平面図を示す。このポンプカバー7にはインペラ6と対向する側に、ポンプベース5の流路溝17Aと同位置、同形状の流路溝17Bが設けられている。この流路溝17Bの始点には燃料が吸い込まれる吸込口16が設けられている。この流路溝17Bの始点には燃料が吸い込まれる吸込口16が設けられており、また、流路溝17Bの途中にはベーパ穴7Aが設けられ、インペラ室8と燃料ポンプ1の外部とを連面するための貫通穴となっている。さらにポンプカバー7の上面の外周部は、ポンプベース5に設けられた当接面5Fと接する。さらにポンプカバー7の平軸受部14には別個体の平軸受14Bが設けられているが、ポンプカバー7のみで構成され平軸受14Bが設けられない平軸受部14であってもよい。
モータ部2は、ステータ19とロータ20から構成されている。図1、図5〜7に示すようにステータ19は、ステータコア21と、ステータコア21に取り付けられたコイル22を収納する絶縁性のインシュレータ26と、そのインシュレータ26を介してステータコア21に巻回されたコイル22と、コイル22とステータコア21を樹脂部材で覆うステータモールド23を有している。ステータコア21はその外径となる円筒状のコアバック21Dと、コアバック21Dから内径方向に突出したティース21Eと、ティース21Eから周方向に展開する磁極面21Cからなる。本実施の形態1のステータ19では、図7に示すように分割されたステータコア21を12個有するものであり、薄板を複数枚積層することで構成している。ステータコア21の外径と内径は同軸である。
インシュレータ26の斜視図を図6に示す。この図6のインシュレータ26は、軸方向の半分の長さを図示し、図1の軸方向下部に設けられたものを上側としている。インシュレータ26は、その外径部に軸方向に延びる外側壁26Aと、内径部に軸方向に延びる内側壁26Fと、外側壁26Aと内側壁26Fの径方向に挟まれた空間にコイル22が巻かれる巻枠部26Cとを有する。また、外側壁26Aと内側壁26Fが延びる方向とは反対方向にティース嵌合部26Gを有する。図示省略しているが、燃料ポンプ1のモータ部2の上部つまりポンプ部3の軸方向反対側に設けられたインシュレータ26には端子を挿入するための溝が設けられているだけで、他は図6と同じ構成である。
図7に、ステータコア21にインシュレータ26を嵌めて、環状に配置した状態を示す。この図は図1のインペラ6側から見た場合のステータ19を示す平面図であり、コイル22を省略し、ステータコア21のティース21Eにインシュレータ26を装着することで構成している。複数のステータコア21は、分割面を溶接や接着で環状に一体化している。
コイル22の巻き始めの線と巻き終わりの線は端子に固定される。この端子は、導電性であり、インシュレータ26に固定されており、ステータモールド23から軸方向に飛び出している。この飛び出している箇所に外部から電源を加えることでモータ部2を駆動することができる。
ステータコア21の下端外周面21Aは、ポンプベース5に設けられた当接面5Cで径方向に当接するとともに、下端面21Bがポンプベース5に設けられた支持面5Dに当接してステータ19が支持される。上記当接面5C、支持面5Dに相当する部分のステータコア21には、ステータモールド23の樹脂が覆っていない。
ステータモールド23は、ポンプ部3のポンプカバー7に設けられた吸込口16と軸方向反対の位置に燃料を出す吐出口24と、ハウジング4と当接するかしめ部28Bと、回転軸27の軸受部25を有している。軸受部25の軸受挿入面25Cに嵌め合わされた軸受25Bを入れており、この軸受25Bの内径部に回転軸27が入る。本実施の形態1では、ステータモールド23と軸受25Bを別の個体で構成したが、これに限らず、例えばステータモールド23のみで構成しても良い。
吐出口24には、逆止弁31が設けられている。逆止弁31は、蓋30とバネ29とから構成されており、ポンプ部3で昇圧された燃料が所定圧力以上になるとバネ29が縮まることで蓋30が図1における上方向に動き、吐出口24から燃料が吐出される。
ロータ20は、ステータコア21の内周側に回転自在に設置され、回転方向に交互に異なる磁極をステータコア21と向き合う外周面に形成している永久磁石と、永久磁石の中心軸で回転する回転軸27を有している。回転軸27の軸方向の両端には、ステータ19の軸受25Bと、ポンプベース5の軸受12Bの2個がある。この2個の軸受12B、25Bによって回転軸27は支持されている。本実施の形態1の図示省略した永久磁石は、周方向に12極の磁極を有している。
金属材のハウジング4には、軸方向の両端にかしめ部4A、4Bが設けてあり、ハウジング4の外径よりも内径側に傾斜する形状をしている。このかしめ部4Aは、吸込口16側はポンプカバー7のかしめ部28Aと当接する。かしめ部4Bは、吐出口24側はステータモールド23のかしめ部28Bと当接する。すなわち、かしめ部4A、4Bは円錐状のかしめ部28A、28Bにそれぞれに当接する。
このような構成の燃料ポンプ1の製造方法を説明する。まず、薄鉄板をプレス加工し、複数枚積層することでステータコア21を製造する。このステータコア21にインシュレータ26を取り付け後、コイル22を巻回する。尚、コイル22の巻き始めと巻き終わりの線は端子に接続されている。この巻線作業の後に、ステータコア21とインシュレータ26とコイル22と端子を樹脂成型金型(モールド金型)に入れて樹脂成型をする。
これによりコイル22全てを樹脂で覆ったステータモールド23ができる。本実施の形態1では、前述の如くステータモールド23は図1に示すようにステータコア21の全長を覆っていない。次に、ステータモールド23の軸受部25を切削加工する。この切削加工は当然のことながらステータコア21の外径と軸受部25の軸受挿入面25Cを同軸芯に加工する。次に、軸受25Bを軸受部25の軸受挿入面25Cに圧入して固定する。
この時、軸受25Bの外径と内径は軸受25Bの精度によって決まるその中心軸がでるように作られているため、軸受25Bとステータ19の中心軸つまり回転軸27の軸合わせを高精度に行うことができる。このように、軸受25Bとステータコア21の中心軸のずれが精度よく設定することができ、軸芯合わせを高精度に行うことができる。
ロータ20は、回転軸27に対して図示省略した永久磁石であるプラスチックマグネットを一体成型することで製造する。プラスチックマグネットは、PPS(ポリフェニレンスルフィド)やPOM(ポリアセタール)等の熱可塑性樹脂材に磁性粉を入れて円筒状に成形されたものである。
ポンプベース5の当接面5Cと軸受部12の軸受挿入面12Cは同軸芯となるよう形成されており、この軸受部12の軸受挿入面12Cに軸受12Bを圧入して固定することでポンプベース5の当接面5Cと回転軸27の軸合わせを高精度に行うことができる。尚、本実施の形態1のポンプベース5はアルミニウムのダイカストであり、ダイカスト後に切削加工をすることで、当接面5Cと軸受部12の軸受挿入面12Cとは同軸度を高精度に出すことができる。また、支持面5D、周当接面5E、当接面5F、ハウジング4を支持する支持面5Gも切削加工をすることで、高精度な位置出しが可能となる。
次に、ハウジング4に対して、ポンプベース5の周当接面5Eで接合するよう圧入する。この時、ポンプベース5の支持面5Gでハウジング4を支持するとともに剛性を向上させて軸方向の位置を決めることができる。これにより、ハウジング4とポンプベース5の固定ができる。
次に、上記のステータ19の軸受25Bにロータ20の回転軸27を入れ、ステータ19にロータ20を入れた状態とする。この時、ロータ20の永久磁石とステータ19のステータコア21が磁気吸引力で引き合うように力が発生するため、ロータ20を図1における下側つまり吸込口16側を地面に向けても、重力によってロータ20が落下することが起こらない。このため、ロータ20を落下させないように装置で把持をするといったことが不要となり、装置費用を抑制することができる。
ステータ19にロータ20を入れた状態のまま、ハウジング4に固定されているポンプベース5の軸受12Bに、回転軸27を入れる。これと同時に、ポンプベース5の当接面5Cとステータコア21の下端外周面21Aおよび、ポンプベース5の支持面5Dとステータコア21の下端面21Bを当接させる。本実施の形態1では、ポンプベース5の当接面5Cをステータコア21の下端外周面21Aを圧入することで固定しているが、圧入に限らず、これが隙間嵌め等であってもよい。
次に、ハウジング4の吐出口24側の軸方向端面を内径方向に傾斜させるように加圧することでステータモールド23と当接するかしめ部4Aを形成する。この時、ハウジング4を介して荷重が加わるが、この荷重をポンプベース5の広い支持面積を有する支持面5Dで受けることができる。支持面5Dは金属材料であるステータコア21とポンプベース5から構成されているため、樹脂で荷重を受ける場合より、変形量を抑制することができる。また、周当接面5Eが圧入されているため、より大きな力でハウジング4をかしめることができ、燃料の漏洩を防止できる。
次に、インペラ6を回転軸27に入れて、インペラ室8に配置し、ポンプカバー7の平軸受部14に平軸受14Bを圧入したものをハウジング4内に入れる。この時、ポンプベース5の当接面5Fをポンプカバー7の当接する面とを軸方向の対向する位置に配置する。この状態で、ハウジング4の吸込口16側の軸方向端面を内径方向に傾斜させるように加圧することでハウジング4とポンプカバー7を当接させ、かしめ部4Bを形成する。この工程において、ポンプベース5の当接面5Fがポンプカバー7に当接して密着する。
このようにして製造した燃料ポンプ1は、端子から電源が供給されることでロータ20が回転し、インペラ6を回す。インペラ6が回転すると、吸込口16から燃料がポンプ部3に運び込まれる。さらにインペラ6の回転によって燃料が昇圧され、通用穴13を燃料が通り、モータ部2に運ばれる。モータ部2に運ばれた燃料は、ロータ20とステータ19の間のギャップを流路として通り、吐出口24から外部に排出される。
このような構成を備えた燃料ポンプ1は、以下の効果がある。この実施の形態1では、ステータ19のステータコア21の下端外周面21Aとポンプベース5の当接面5Cとを当接させた。先行技術文献1のように、ステータとハウジング、およびポンプベースとハウジングで軸合わせをすると、ハウジングという部品による軸ずれが含まれるが、この実施の形態1では直接軸合わせをできるため、高精度な軸出しが可能となる。
従って、ステータコア21とポンプベース5と回転子の中心軸合わせをより容易に、より高精度に実現できる。仮に、この軸ずれが大きいと、軸受に加わる荷重が大きくなり、摩擦が大きくなり、軸ずれが小さい場合に比べて、余分にモータのトルク(電流)が必要となり、燃料ポンプ1の効率が低下してしまう。この実施の形態1においては、軸ずれを小さくすることができるため、余分にモータのトルク(電流)が必要となるということを抑制することができ、燃料ポンプ1の高効率化に寄与することができる。
また、この実施の形態1では、ステータ19のステータコア21の下端面21Bをポンプベース5の支持面5Dで支持している。また、ハウジング4をポンプベース5の支持面5Gで支持している。このようにすることで、ハウジング4をかしめる際に加わる軸方向の荷重を、樹脂材料に比べ剛性の強い金属材料の支持面5D、5Gで受けることができる。これにより、かしめ部4Aをより強力な軸力で加圧しても、支持面5D、5Gやその周辺の変形を抑制することができ高精度な組み立てが可能となる。また、かしめ部4Aを強固に固定することができるので、燃料のシール性が向上し、さらなる燃料ポンプ1の高効率化に寄与することができる。
また、ポンプベース5とハウジング4を周当接面5Eで圧入させた。これにより、ポンプベース5とハウジング4の一体化固定が容易に可能となる。
また、ハウジング4の軸方向端面において、かしめ部4Bをハウジング4の外径よりも内径側に傾斜させることで、ポンプカバー7とハウジング4をかしめ部4Bで当接させた。
これにより、ポンプベース5とポンプカバー7の当接面5Fに面圧を加えることができ当接面5Fの密着性が向上するため、インペラ室8から燃料が外部に漏れ出すことを抑制することができる。さらに、かしめ部4Bによってポンプカバー7をポンプベース5側に押し当てた状態で固定することができる。かしめ部4Aを含め軸方向の両端側にかしめ部を設けているので、ポンプ部3とモータ部2の固定が容易にできる。
さらに、モータ部2とポンプ部3の外径側を覆うハウジング4を採用したため、燃料ポンプ1内で発生する音(インペラ6の回転音やモータの電磁騒音など)を燃料ポンプ1の外部に漏れにくくすることができ、騒音値を抑制することができる。さらに金属材のハウジング4があることで、剛性を高くでき、振動を抑制することができる。
また、ステータ19をステータコア21の下端外周面21Aでポンプベース5の当接面5Cで当接させた。ステータコア21はプレスで打ち抜かれた鉄系の部材であるため、精度(ステータコア21内径とステータコア21外径の同軸度)が良い。従って、精度の良いステータコア21を使って軸出しができるため、ステータモールド23後に当接面5Cの切削加工を施す必要がなく、加工工程を少なくすることができる。
本実施の形態1では、ステータ19の磁極がティース21E毎に分割されたステータコア21としたが、これに限定されるわけではなく、例えば、全ての磁極が分割されず一対となっているステータコア21に対しても有効である。一体のステータコア21であれば、部品ごとのずれを抑制できるため、さらに精度の高い組立ができ、高精度の軸出しが可能となる。
また、ポンプベース5に設けられた通用穴13が距離R3の位置で、当接面5Cつまりステータコア21の外半径R1よりも内径側に位置しており、かつ、ステータコア21の内半径R2より外側に配置(R1≧R3>R2)した。R3≦R2であると、ステータコア21の内径側に通用穴13が配置される構造となる。この場合、インペラ6の外径はステータコア21の内半径R2よりも小さいものを使用しなければならず、必要な流量を稼ごうとすると回転数を上げる必要があり、回転数の増加は音が大きくなるため、防音対策が必要となる場合がある。しかし本実施の形態1であれば、より外径が大きいインペラ6を使用できるため、回転数を低くでき、騒音を小さくすることができる。また、R1≦R3だと、当接面5Cの一部を切り欠いて燃料の流路を設ける必要があり、軸ずれが大きくなる場合があるが、本実施の形態1ではこの懸念がない。
また、ステータ19とハウジング4はかしめ部4A、28Bで当接しているだけで、その他は接触している箇所がない。つまり、ハウジング4に圧入固定されたポンプベース5に対して、ステータ19を圧入したとしても、ステータ19とハウジング4が干渉するような箇所がない。このため、組み立て時に、ステータ19とハウジング4が干渉して部品が変形するといったことを抑制することができる。
また、ハウジング4の軸方向端面において、かしめ部4Aをハウジング4の外径よりも内径側に傾斜させることで、ステータモールド23とハウジング4をかしめ部28Bで当接させた。これにより、ステータモールド23とハウジング4のかしめ部4A、28Bに面圧を加えることができ、これにより、密着性が向上するため、モータ部2から燃料が外部に漏れ出すことを抑制することができる。さらに、かしめ部4A、28Bを作成時の荷重は支持面5D、5Gで受ける。この時、剛性が強い金属材であるステータコア21とポンプベース5で受けることができ、これにより、強力な力でかしめることができるため、かしめ部4A、28Bの密着性を向上させることができ、モータ部2から燃料が外部に漏れることを抑制できる。
実施の形態2.
図8に実施の形態2による燃料ポンプ1の断面図を示す。本実施の形態2では、実施の形態1のポンプベース5とステータ19とが当接する箇所が異なるとともに、ステータ19の当接する部位の材質が異なる。本実施の形態2のステータ19は、全体にステータモールド23が形成されている。これに伴い、ポンプベース5が小型化され、実施の形態1に比べ本実施の形態2の軸方向寸法が短い。
ステータモールド23の下端であるポンプ部3側の軸方向の下端には下向円筒突出部23Bが設けられており、端面23Cがポンプベース5の上面5Nに当接する。また、下向円筒突出部23Bの外径当接面23Dは、ポンプベース5の当接面5Cに当接する。その他は、実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
図8に示すように、ステータコア21に組み込まれたインシュレータ26とコイル22全体を覆う樹脂成形のステータモールド23の下向円筒突出部23Bの外径当接面23Dと、軸受部25を同軸に高精度に加工されている。さらに、下向円筒突出部23Bの端面23Cも平面度がでるように加工されている。本実施の形態2では、ステータモールド23はステータコア21の全長を覆っているので、ロータ20とステータ19との間のギャップを通る燃料がステータコア21の内径から外径に向けて、積層隙間を通ってしみ出すということを抑制でき、燃料ポンプ1の高効率化に寄与できる。
ステータ19とポンプベース5は、下向円筒突出部23Bの外径当接面23Dとポンプベース5の当接面5Cを当接させて圧入によって組み立てをしている。また、下向円筒突出部23Bの端面23Cとポンプベース5の上面5Nを当接させることで、双方の軸方向位置決めを行っている。
このようにすることで、以下の効果がある。ポンプベース5の当接面5Cと、ステータモールド23の下向円筒突出部23Bの外径当接面23Dとで当接させた。このため、ポンプ部3からモータ部2に燃料が流れる通用穴13に対して、流路損失を少なくさせる位置に前記当接する部位を配置することができる。例えば、実施の形態1のようにステータコア21の外径を当接面5Cとして使用する場合、ステータコア21の外径=当接面5Cの外径と決まってしまう。
一般的にステータコア21の大きさは最小限の大きさになっているため、通用穴13の位置を最適化するためにステータコア21を削ると磁気飽和を招き効率の低下を引き起こす懸念がある。この実施の形態2の構成では実施の形態1に比べて、ポンプベース5の軸方向寸法を短くすることができ、ポンプベース5の材料使用量を低減し、燃料ポンプ1の軸長短縮を図ることができる。実施の形態1のポンプベース5の軸長をL1とし、実施の形態2のポンプベース5の軸長をL2とすると、L1>L2であり、例えばL1=124mmに対し、L2=91mmであり、軸長が約0.73倍となる。
さらに、ステータモールド23はステータコア21の全長を覆っている。このようにすることで、前記ギャップを通る燃料がステータコア21の内径から外径に向けてしみ出しても、ステータモールド23でシールでき、燃料ポンプ1外に漏れる燃料をより抑制でき、燃料ポンプ1の高効率化に寄与できる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3による燃料ポンプ1の断面図を図9に示す。この実施の形態3は前述した実施の形態2のステータ19とポンプベース5との当接部位が異なる構成である。この実施の形態3では、図9に示すように、インシュレータ26の軸方向下部に位置する外側壁26Aに設けられたインシュレータ26の当接面26Bと、ポンプベース5の内側上向円筒突出部5Hに設けられた外周面5Jとで当接している。
すなわち、インシュレータ26は図7で示したように、周方向に12個配置されており、外側壁26Aも12個存在する。ポンプベース5には内側上向円筒突出部5Hが設けられ、その外周の外周面5Jが前記インシュレータ26の当接面26Bと当接している。また、ステータモールド23は下端面23Eを有し、この下端面23Eよりインシュレータ26の外側壁26Aがポンプベース5側に向かって突出している。これ以外の構成は前述した実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
この構成の燃料ポンプ1の製法は、ステータコア21にインシュレータ26を装着、コイル22の巻線完了後に全体を覆うよう樹脂成形をしてステータモールド23を製造し、ステータモールド23より軸方向下方に突出したインシュレータ26に当接面26Bが形成されるように外側壁26Aと、軸受部25の軸受挿入面25Cを切削加工されている。この時、ステータコア21内径および軸受挿入面25Cと同軸に加工する。ステータモールド23はステータコア21の全長を覆っているので、ギャップを通る燃料がステータコア21の外径に向けてしみ出すということを抑制でき、燃料ポンプ1の高効率化に寄与できる。
ステータ19とポンプベース5は、インシュレータ26の当接面26Bとポンプベース5の外周面5Jを当接させて組み立てをしている。本実施の形態3では、隙間嵌めによって組み立てている。また、ステータモールド23の下端面23Eとポンプベース5の内側上向円筒突出部5Hの上面5Kとを当接させることで、軸方向位置決めを行っている。
このようにすることで、以下の効果がある。インシュレータ26の外側壁26Aをステータモールド23の下端面23Eより軸方向に延長し、当接面26Bとした。これにより、軸方向の寸法を短くでき、材料使用量を抑制することができる。
実施の形態4.
図10に実施の形態4の燃料ポンプ1の断面図を示す。前述した実施の形態3では、ステータコア21に設けられたコイル22の総数と等しい12個のインシュレータ26の外側壁26Aに設けた当接面26Bを、ポンプベース5の外周面5Jに当接させているが、この実施の形態4では、12個のインシュレータ26の内、所定の個数である例えば1番目、3番目、5番目等と1個おきのインシュレータ26の6個の内側壁26Fを、図10の右側に示すようにステータモールド23の下端面23Eより軸方向下方に突出させて半径R4の位置にインシュレータ26の当接面26Dを設けている。図10の左側では内側壁26Fは突出していない。例えば2番目のインシュレータ26を示す。
また、ポンプベース5には円周上をなす溝5Lが形成されており、この溝5Lの外周面5Mに上記インシュレータ26の当接面26Dが当接するとともに、ポンプベース5の上面5Kにステータモールド23の下端面23Eが当接している。また、ポンプベース5には、上記溝5Lの外側に通用穴13が設けてある。ここで、通用穴13の外縁の距離R3≧当接面26Dの半径R4である。この通用穴13は前記12個のインシュレータ26の内の例えば2番目のインシュレータ26が設けられた箇所に位置している。つまり、インシュレータ26の内側壁26Fがステータモールド23より軸方向下方に突出していないインシュレータ26の内の位置に通用穴13が設けてある。
このような構成を採用することで、燃料の流路である通用穴13とロータ20とステータ19とのギャップ間に、燃料の圧力損失を発生させるような障害物がなく、また、インペラ6の外径をインシュレータ26の内側壁26Fより小さな径の構成をする必要性がなく、同一回転数でより多くの燃料を昇圧可能となり、2軸受間の同軸性を保つとともに、燃料ポンプ1の高効率化を図ることができる。
尚、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 燃料ポンプ、2 モータ部、3 ポンプ部、4 ハウジング、
4A,4B かしめ部、5 ポンプベース、5A 下向円筒突出部、
5B 上向円筒突出部、5C 当接面、5D 支持面、5E 周当接面、5F 当接面、5G 支持面、5H 内側上向円筒突出部、7 ポンプカバー、12C 軸受挿入面、
13 通用穴、19 ステータ、20 ロータ、21 ステータコア、
21A 下端外周面、21B 下端面、23 ステータモールド、23D 外径当接面、26 インシュレータ、26A 外側壁、26B 当接面、27 回転軸、
28A,28B かしめ部、R1 ステータコアの外半径、
R2 ステータコアの内半径、R3 距離。

Claims (10)

  1. 燃料を吸入、昇圧して外部に吐出する燃料ポンプであって、ポンプ部と共通の回転軸を有して前記ポンプ部のインペラを駆動し、前記ポンプ部の上部に位置するモータ部とを備え、前記ポンプ部のポンプベースには前記回転軸を支持する軸受部が設けられており、前記モータ部のステータには、コイルとステータコアと前記コイルとを覆う樹脂性のステータモールドが設けられ、前記ステータモールドの上部には前記回転軸を支持する軸受部と、前記燃料の吐出口とが設けられており、前記ステータは、前記ステータの下端外周面が、前記ポンプベースの当接面に当接し、かつ下端面が前記ポンプベースの支持面で支持されており、円筒状のハウジングが前記ポンプ部と前記モータ部に連通して外径部分で接して設けられ、前記ハウジングは前記ポンプベースの周当接面で当接されるとともに、前記ポンプベースの支持面で支持され、かつ、前記ハウジングは、前記ポンプ部の前記燃料の吸入口が設けられたポンプカバーのかしめ部と、前記ステータモールドの上部のかしめ部とで構成されている燃料ポンプ。
  2. 前記ステータモールドの軸受部の軸受挿入面は、前記ステータコアの外径と同軸になるよう形成されているとともに、前記ポンプベースの軸受部の軸受挿入面も、前記ポンプベースの当接面と同軸になるよう形成されている請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記ステータコアの外半径R1と前記ステータコアの内半径R2と、前記ポンプベースに設けられた燃料の通用穴の外縁と軸中心との距離R3との関係がR1≧R3>R2なるように前記通用穴の位置が設定されている請求項1または請求項2に記載の燃料ポンプ。
  4. 前記ステータは、前記ステータコアの下端外周面が、前記ポンプベースの当接面に当接し、かつ前記ステータコアの下端面が前記ポンプベースの支持面で支持される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料ポンプ。
  5. 前記ステータには、全体を覆う樹脂性のステータモールドが設けられ、前記ステータは前記ステータモールドの下端の下向円筒突出部に設けられた外径当接面が、前記ポンプベースの当接面に当接するとともに、前記下向円筒突出部の端面が前記ポンプベースに設けられた上面に当接することで、前記ステータが支持されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料ポンプ。
  6. 前記ステータには、前記モータ部の前記ポンプ側に位置しコイルを収納するインシュレータの外側壁が前記ポンプ側に突出するようにして、全体を覆う樹脂性のステータモールドが設けられ、前記ステータは、前記インシュレータの外側壁の当接面が前記ポンプベースに設けられた内側上向円筒突出部の外周面に当接するとともに、前記ステータモールドの下端面が前記内側上向円筒突出部の上面に当接することで支持される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料ポンプ。
  7. 前記ポンプベースの前記内側上向円筒突出部の外周面、および前記インシュレータの外側壁の当接面は、前記ポンプベースの前記軸受部の軸受挿入面と、同軸芯になるよう形成されている請求項6に記載の燃料ポンプ。
  8. 前記ステータには、前記モータ部の前記ポンプ側に位置し、コイルの収納する所定数のインシュレータの内側壁が前記ポンプ側に突出するようにして、全体を覆う樹脂性のステータモールドが設けられ、前記ステータは、前記インシュレータの内側壁の当接面が、前記ポンプベースに設けられた溝の外周面に当接するとともに、前記ステータモールドの下端面が前記ポンプベースに設けられた上向円筒突出部の上面に当接することで支持される請求項1または請求項2に記載の燃料ポンプ。
  9. 前記ポンプベースの溝の外周面および前記インシュレータの内側壁が、前記ポンプベースの前記軸受部の軸受挿入面と、同軸芯になるよう形成されている請求項8に記載の燃料ポンプ。
  10. 前記ポンプベースに設けられた燃料の通用穴の距離R3と、前記インシュレータの内側壁の半径R4との関係をR3>R4とし、かつ前記通用穴は前記インシュレータの内側壁が突出してない箇所に対向して設けられている請求項9に記載の燃料ポンプ。
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