JP2017199943A - エッチング方法、エッチング装置および記憶媒体 - Google Patents

エッチング方法、エッチング装置および記憶媒体 Download PDF

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【課題】エッチング液を全部交換することなく、ウエハから溶出されるエッチング液中の溶出成分濃度を決められた一定の範囲に保って、ウエハに対して精度良くエッチング処理を施す。【解決手段】エッチング方法は、複数のエッチング工程と、各エッチング工程間のインターバル工程とを備えている。各エッチング工程はエッチング処理に供されたエッチング液を第1設定量だけ排出し、新規エッチング液を第2設定量だけ供給する第1部分交換パターンを含む。インターバル工程はエッチング処理に供されたエッチング液を第3設定量だけ排出し、新規エッチング液を第4設定量だけ供給する第2部分交換パターンを含む。【選択図】図2

Description

本発明はエッチング方法、エッチング装置および記憶媒体に係り、とりわけ半導体ウエハ等の被処理体に対してエッチング液によりエッチング処理を施すエッチング方法、エッチング装置および記憶媒体に関する。
従来、半導体ウエハ等の被処理体に対するウエットエッチング方法においては、エッチング液として燐酸を使用して窒化膜−酸化膜に対するエッチング処理が施されている。例えば、燐酸水溶液(HPO)等からなるエッチング液を処理槽に貯留して、所定温度例えば160〜180℃に加熱すると共に、処理槽に接続された循環管路及び循環管路に介設された循環ポンプ及び温度コントローラ等を介して所定温度のエッチング液を循環供給しながら被処理体例えば半導体ウエハ(以下にウエハという)をエッチング処理している(特公平3−20895号公報参照)。
上記のエッチング方法において、エッチング処理を繰り返して行うと、ウエハのシリコン(Si)成分がエッチング液中へ溶出し、エッチング液中のシリコン(Si)濃度が高くなり、半導体ウエハに対して精度良くエッチング処理を施すことができなくなる。このため、従来では、定期的に処理槽内のエッチング液を全部交換する必要があった。
しかしながら、処理槽内のエッチング液を新規なエッチング液に全部交換した場合、エッチング液中のシリコン濃度は一時的に低下するが、エッチング液中のシリコン濃度は低ければ良いものではなく、シリコン濃度を決められた一定の範囲に保つことにより、半導体ウエハに対して精度良くエッチング処理を施すことができる。
なお、定期的に処理槽内のエッチング液を全部交換した場合、交換する毎にシーズニング等により新規エッチング液のシリコン濃度など液調整を行なう必要がある。この場合は液調整が煩雑となり、かつ処理時間も長時間となってしまう。
特公平3−20895号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、エッチング液を全部交換することなく、容易かつ簡単に半導体ウエハから溶出されるエッチング液中の溶出成分濃度(シリコン濃度)を一定に保つことができ、これにより半導体ウエハに対して精度良くエッチング処理を施すことができるエッチング方法、エッチング装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明は、エッチング処理部内に収納された被処理体に対してエッチング液を用いてエッチング処理を施すエッチング工程と、前記被処理体へのエッチング工程と次の被処理体のエッチング工程間のインターバル工程とを備え、前記エッチング工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第1設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第2設定量だけ供給する工程とを有する第1部分交換パターンを含み、前記インターバル工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第4設定量だけ供給する工程とを有する第2部分交換パターンを含むことを特徴とするエッチング方法である。
本発明は、被処理体に対してエッチング処理を施すエッチング装置において、被処理体を収納してエッチング液によりエッチング処理を施すエッチング処理部と、前記エッチング処理部においてエッチング処理に供されたエッチング液を排出する排出部と、前記エッチング処理部に新規エッチング液を供給する供給部と、前記エッチング処理部と、前記排出部と、前記供給部とを駆動制御してエッチング方法を実行する制御装置とを備え、前記制御装置により実行されるエッチング方法は、エッチング処理部内に収納された被処理体に対してエッチング液を用いてエッチング処理を施すエッチング工程と、前記被処理体へのエッチング工程と次の被処理体のエッチング工程間のインターバル工程とを備え、前記エッチング工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第1設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第2設定量だけ供給する工程とを有する第1部分交換パターンを含み、前記インターバル工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第4設定量だけ供給する工程とを有する第2部分交換パターンを含むことを特徴とするエッチング装置である。
本発明は、コンピュータにエッチング方法を実行させるためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、エッチング方法は、エッチング処理部内に収納された被処理体に対してエッチング液を用いてエッチング処理を施すエッチング工程と、前記被処理体へのエッチング工程と次の被処理体のエッチング工程間のインターバル工程とを備え、前記エッチング工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第1設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第2設定量だけ供給する工程とを有する第1部分交換パターンを含み、前記インターバル工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第4設定量だけ供給する工程とを有する第2部分交換パターンを含むことを特徴とする記憶媒体である。
以上のように本発明によれば、エッチング液を全部交換することなく容易かつ簡単に被処理体から溶出されるエッチング液中の溶出成分濃度を決められた一定の範囲に保つことができ、被処理体に対して精度良くエッチング処理を施すことができる。
図1は本発明の実施の形態によるエッチング装置を示す概略図。 図2は本発明のエッチング方法の各工程を示す図。 図3は本発明のエッチング方法における排液量と供給量の関係を示す図。 図4は本発明のエッチング方法における燐酸濃度の制御を示す図。 図5は本発明のエッチング方法の変形例を示す図。 図6(a)はエッチング処理が施される前のウエハを示す図、図6(b)はエッチング処理が施された後のウエハを示す図。 図7は比較例としてのエッチング方法を示す概略図。
実施の形態
次に図1乃至図6により、本発明の実施の形態について説明する。
まず図6(a)(b)により、本発明によるエッチング方法により処理される被処理体、例えばシリコンウエハWについて述べる。
図6(a)(b)に示すように、まず被処理体例えばウエハWの母材であるシリコン基板1の表面に、下地層としてのシリコン酸化膜2(SiO)とシリコン窒化膜3(Si)を積層し、シリコン窒化膜3の表面にパターン化されたレジスト膜4を塗布したウエハWを準備する(図6(a))。次にウエハWを高温、例えば160〜180℃のエッチング液例えば燐酸水溶液(HPO)中に浸漬してエッチング処理を行う(図6(b))。このエッチング方法においては、シリコン窒化膜3をエッチングしシリコン窒化膜3の下地のシリコン酸化膜2のエッチングレートを抑制することが重要となる。
本発明によるエッチング方法は、このようなウエハWに対してエッチング処理を施すものである。まずエッチング方法を行なうエッチング装置について述べる。
エッチング装置は、図1に示すように、内槽10aと外槽10bとを含み、被処理体である半導体ウエハW(以下にウエハWという)を収容すると共に、エッチング液E(例えば燐酸水溶液(HPO))を貯留する処理槽(エッチング処理部)10と、処理槽10の外槽10bからエッチング液Eを引き抜き、このエッチング液Eを処理槽10へ循環供給する循環ライン20と、循環ライン20に接続され処理槽10内のエッチング液Eを排出する排出部(冷却タンク)30と、処理槽10内に新規のエッチング液Eを供給する供給部15とを備えている。
この場合、処理槽10は、図示しないウエハボートによって表面が垂直に保持されるウエハWを収容すると共に、エッチング液Eを貯留する石英製の内槽10aと、この内槽10aからオーバーフローするエッチング液Eを受け止める石英製の外槽10bとで構成されている。このように構成される処理槽10の内槽10aの側部及び底部にはパネルヒータ11が貼着されて、処理槽10内のエッチング液Eが所定温度例えば100〜180℃に設定されるように構成されている。また、内槽10a内の底部側には、循環ライン20に接続されたノズル12が設けられ、循環ライン20から循環供給されるエッチング液Eをこのノズル12により均一に内槽10a内に送るようになっている。
また、循環ライン20は、処理槽10の外槽10bの下方部と内槽10a内に設けられたノズル12とに接続されており、この循環ライン20には、上流側から、循環ポンプ21、温度コントローラ22、フィルタ23a、フィルタ23bおよび流量計24が順次設けられている。このうち温度コントローラ22はエッチング液Eを加熱するヒータを含んでいる。
次に供給部15について説明する。供給部15は燐酸水溶液(HPO水溶液)を収納して供給する2つのエッチング液用タンク15A、15Bを有している。このうち、エッチング液用タンク15Aは高Si濃度(半導体ウエハを精度良くエッチング処理を施すため予め決められた範囲のシリコン濃度)の燐酸水溶液を収納するものであり、図示しないヒータを含んでいる。またエッチング液用タンク15Bは低Si濃度(Si濃度がゼロ、または、エッチング液用タンク15Aの高Si濃度よりSi濃度が低いシリコン濃度)の燐酸水溶液を収納するものであり、図示しないヒータを含んでいる。
エッチング液用タンク15Aには高Si濃度の燐酸水溶液を供給する高Si濃度燐酸水溶液供給源16Aが、弁Vを有する接続ライン16aを介して接続され、エッチング液用タンク15Bには低Si濃度の燐酸水溶液を供給する低Si濃度燐酸水溶液供給源16Bが弁Vを有する接続ライン16bを介して接続されている。
この場合、低Si濃度燐酸水溶液供給源16Bは、低Si濃度の燐酸水溶液を供給するものであり、高Si濃度燐酸水溶液供給源16Aは高Si濃度の燐酸水溶液を供給するものである。
またSi溶液を収納するSi溶液用タンク18が設置され、このSi溶液用タンク18には、Si溶液供給源19が弁Vを有する接続ライン19aを介して接続されている。
さらにSi溶液用タンク18には弁Vを有する接続ライン18aが接続され、この接続ライン18aは接続ライン16bに弁Vを介して接続されている。
またエッチング液用タンク15A内のエッチング液は、弁Vを有する接続ライン15aを介して処理槽10の内槽10aに供給される。さらにエッチング液用タンク15B内のエッチング液は、弁Vを有する接続ライン15bを介して処理槽10の外槽10bに供給される。さらに、エッチング液用タンク15Bの接続ライン15bには流量制御機構39が取付けられている。
ところで循環ライン20のフィルタ23aには、弁Vaを有する分岐ライン31が接続され、この分岐ライン31は外槽10bに接続され、さらにフィルタ23bには分岐ライン32が接続され、この分岐ライン32は外槽10bに接続されている。
また循環ライン20のフィルタ23bの下流側には、分岐ライン26、27が順次接続され、これら分岐ライン26、27は外槽10bに接続された分岐ライン32に合流する。この場合、分岐ライン26には、流量計26aと、溶出成分測定部26bとが順次設けられ、分岐ライン27には流量計27aと濃度測定部27bとが順次設けられている。
このうち、溶出成分測定部26bは、エッチング処理に供されたエッチング液E中のシリコン溶出成分の濃度を光の屈折率を利用して測定するものであり、濃度測定部27bはエッチング液Eの濃度、具体的には燐酸水溶液の濃度を光の屈折率を利用して測定するものである。
また図1に示すように、純水(DIW)を供給するDIW供給源40が設けられ、このDIW供給源40は流量制御機構41を有する接続ライン40aを介して処理槽10の外槽10bおよび循環ライン20に接続されている。この場合、接続ライン40aには弁V12が取付けられており、接続ライン40aはこの弁V12において分岐し、外槽10bおよび循環ライン20に各々接続されている。
さらにまた、処理槽10の内槽10aの底部には、弁Vを有する接続ライン33を介して排出部(冷却タンク)30が接続されている。ここで排出部30はエッチング液を冷却する冷却タンク30からなり、内槽10aから引き抜かれたエッチング液は冷却タンク30により冷却された後、弁V11を有するドレインライン30aから外方へ排出される。
さらにまた、循環ライン20のうちフィルタ23a、23b間に弁V10を有する接続ライン34の一端が接続され、この接続ライン34の他端は冷却タンク30に接続されている。
ところで溶出成分測定部26bと濃度測定部27bは、制御装置100に接続される。
そして制御装置100により、上記の各機能部品、例えば循環ライン20の循環ポンプ21および温度コントローラ22、エッチング用タンク15A、15B、高Si濃度燐酸水溶液供給源16A、低Si濃度燐酸水溶液供給源16B、流量制御機構39、41、冷却タンク30,パネルヒータ11、および各々の弁V〜V12が駆動制御される。制御装置100はハードウエアとして、例えば汎用コンピュータと、ソフトウエアとして当該コンピュータを動作させるためのプログラム(装置制御プログラムおよび処理レシピ等)とにより実現することができる。ソフトウエアは、コンピュータに固定的に設けられたハードディスクドライブ等の記憶媒体に格納されるか、或いはCDROM、DVD、フラッシュメモリ等の着脱可能にコンピュータにセットされる記憶媒体に格納される。このような記憶媒体が参照符号100aで示されている。プロセッサ100bは必要に応じて図示しないユーザーインターフェースからの指示等に基づいて所定の処理レシピを記憶媒体100aから呼び出して実行させ、これによって制御装置100の制御の下でエッチング装置の各機能部品が動作して所定の処理が行われる。
次に、上記エッチング装置を用いて制御装置100により行なわれるエッチング方法について図2乃至図4により説明する。
予め高Si濃度燐酸水溶液供給源16Aから高Si濃度燐酸水溶液(高いSi濃度をもつ燐酸水溶液)がエッチング液用タンク15Aに供給され、低Si濃度燐酸水溶液供給源16Bから低Si濃度燐酸水溶液(Si濃度がゼロの燐酸水溶液)がエッチング液用タンク15Bに供給される。
次に処理槽10の内槽10a内にエッチング液用タンク15Aからエッチング液E(高Si濃度の燐酸水溶液(HPO))を供給し、内槽10a内のエッチング液をオーバーフローさせて外槽10bへ送る。次に、循環ポンプ21を駆動して、外槽11bにオーバーフローしたエッチング液Eを循環ライン20を介して内槽10aに戻すように循環させる。次に、温度コントローラ22により、エッチング液Eを所定温度(100〜180℃)まで加熱して沸騰状態にする。
エッチング液Eが昇温し沸騰状態となった後は、温度コントローラ22により循環ライン20内のエッチング液Eに与えられる熱量を調整することにより、内槽10a内のエッチング液Eが沸騰状態を維持するような所定温度に維持される。
また、所望のエッチングレートでエッチングを行うためには、エッチング液Eを所定濃度に維持する必要があり、かつ、エッチング液Eの温度は上記所定濃度のエッチング液E固有の沸点温度に維持する。
エッチング液が高Si濃度を有する場合、従来のシーズニングの時間を除いたり、又短縮することができる。
この状態で、図示しないウエハボートにて垂直に保持されたウエハWが、処理槽10の内槽10aに収容される。ウエハWは、内槽10a内のエッチング液Eに所定時間浸漬されエッチングされる。その後、ウエハWは、処理槽10から取り出される。上記エッチング処理は、繰り返し行われる。このことによりエッチング方法は第1のエッチング工程、第2のエッチング工程および第3のエッチング工程、・・・からなる複数のエッチング工程と、これらエッチング工程間のインターバル工程とを含む(図2参照)。
ここでエッチング工程とは、ウエハWが内槽10a内のエッチング液E中に浸漬されている場合をいい、エッチング工程間のインターバル工程とは、ウエハWが内槽10a内のエッチング液E中に浸漬されていない場合、すなわち第n回目のエッチング工程が終了して一エッチング工程単位分のウエハWが内槽10aから取り出され、第n+1回目のエッチング処理を開始すべく次の一処理単位分のウエハWが内槽10aに浸漬されるまでの間をいう。この複数のエッチング工程と、エッチング工程間のインターバル工程間において、エッチング液Eは、循環ライン20を介して継続的に循環される。
エッチング処理を行うことにより、内槽10a内のエッチング液E中には、ウエハWからシリコン(Si)分が溶出する。
このようなエッチング処理を繰り返して行なうと、エッチング液E中へウエハWからシリコン(Si)分が溶出し、エッチング液中の溶出成分濃度(Si濃度またはシリコン濃度)が高くなりすぎるとエッチング液の性状が悪化する。
本発明においては、このような場合に対応すべく、次のような制御が行なわれる。
すなわち、まず各エッチング工程中、制御装置100により弁Vが駆動されて、内槽10a内においてエッチング処理に供されたエッチング液Eが第1設定量だけ冷却タンク30側へ排出される。冷却タンク30内へ排出されたエッチング法Eは、次にドレインライン30aから外方へ排出される。
同時に、制御装置100によりVおよび流量制御機構39が駆動されて、エッチング液用タンク15Bから低Si濃度燐酸水溶液(Si濃度がゼロの新規エッチング液)が第2設定量だけ処理槽10の外槽10b内へ供給される。
このようにして処理槽10内のエッチング処理に供されたエッチング液Eを第1設定量だけ排出し、新規エッチング液を第2設定量だけ処理槽10内に供給することにより、処理槽10内のエッチング液Eを部分交換することができる。
図2において、第1のエッチング工程、第2のエッチング工程および第3のエッチング工程において、エッチング液を第1の設定量だけ排出し、第2の設定量だけ供給する第1部分交換パターンを実施した場合のエッチング液のSi濃度が示されている。
具体的には各エッチング工程中、エッチング処理に供された処理槽10内のエッチング液が0.05L/min(第1設定量)だけ排出され、処理槽10へ新規のエッチング液が0.05L/min(第2設定量)だけ供給される(図3参照)。
ここで、各エッチング工程は、処理槽10内のエッチング液を第1設定量だけ排出する工程と、処理槽10内へ新規エッチング液を第2設定値だけ供給する工程とにより構成された第1の部分交換パターンを含む。この第1部分交換パターンにおいて、エッチング処理に供されたエッチング液がこのエッチング工程中、全期間に渡って連続的に排出され、新規エッチング液がエッチング工程中、全期間に渡って連続的に供給される。
図2においては、第1部分交換パターンを行なっているもののエッチング工程中において予め決められたSi濃度範囲を超えないように徐々にSi濃度が上昇させることもできる。エッチング工程完了時のSi濃度の値はエッチング処理を行うウエハWに応じて任意に変更することができる。
次に、エッチング工程間のインターバル工程中、制御装置100により弁Vが駆動されて、内槽10a内においてエッチング処理に供されたエッチング液Eが第3設定量だけ冷却タンク30側へ排出される。冷却タンク30内へ排出されたエッチング液Eは、次にドレインライン30aから外方へ排出される。
同時に、制御装置100によりVおよび流量制御機構39が駆動されて、エッチング液用タンク15Bから低Si濃度燐酸水溶液(Si濃度がゼロの新規エッチング液)が第4設定量だけ処理槽10の外槽10b内へ供給される。
このようにして処理槽10内のエッチング処理に供されたエッチング液Eを第3設定量だけ排出し、新規エッチング液を第4設定量だけ処理槽10内に供給することにより、処理槽10内のエッチング液Eを部分交換することができる。
図2において、第1のエッチング工程と第2のエッチング工程との間のインターバル工程、および第2のエッチング工程と第3のエッチング工程との間のインターバル工程において、エッチング液を第3の設定量だけ排出し、第4の設定量だけ供給する第2部分交換パターンを実施した場合のエッチング液のSi濃度が示されている。
具体的には各インターバル工程中、エッチング処理に供された処理槽10内のエッチング液が0.5L/min(第3設定量)だけ排出され、処理槽10へ新規のエッチング液が0.5L/min(第4設定量)だけ供給される(図3参照)。
ここで、各インターバル工程は、処理槽10内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、処理槽10内へ新規エッチング液を第4設定値だけ供給する工程とにより構成された第2の部分交換パターンを含む。この第2の部分交換パターンにおいて、エッチング処理に供されたエッチング液がインターバル工程中、全期間に渡って連続的に排出され、新規エッチング液がインターバル工程中、全期間に渡って連続的に供給される。
このように、各インターバル工程は処理槽10内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、処理槽10内に新規エッチング液を第4設定量だけ供給する工程を有する第2部分交換パターンを含む。
各インターバル工程の第2部分交換パターンにより、シリコン濃度を所定値まで低減させて、インターバル工程直後のエッチング工程の開始時において、シリコン濃度をインターバル工程直前のエッチング工程の開始時におけるシリコン濃度と同一の値まで戻すことができる。
ところで各エッチング工程およびインターバル工程において、処理槽10から純水(DIW)が蒸発する。この際、濃度測定部27bからの燐酸濃度の測定値に基づいて、DIW供給源40から処理槽10の外槽10bまたは循環ライン20にDIWを補充し、処理槽10内の燐酸濃度を一定に維持している(図4参照)。この場合、エッチング処理に供されたエッチング液(例えば燐酸濃度b)を処理槽10から排出し、新規エッチング液(例えば燐酸濃度a)を処理槽10内へ供給する場合、燐酸濃度aと燐酸濃度bとの相違により、処理槽10内の燐酸濃度が変化し、このためDIW供給源40から外槽10bまたは循環ライン20へ補充するDIWの補充量も変化させる必要がある。
本実施の形態においては、各エッチング工程中の第1部分交換パターンにおいて、処理槽10内の燐酸濃度が一定となるよう定められた第1設定量に基づいてエッチング液を排出され、同時に処理槽10内の燐酸濃度が一定となるよう定められた第2設定量に基づいて新規エッチング液が供給されるようにしてもよい。
また各インターバル工程中の第2部分交換パターンにおいて、処理槽10内の燐酸濃度が一定となるよう定められた第3設定量に基づいてエッチング液が排出され、同様に処理槽10内の燐酸濃度が一定となるよう定められた第4設定量に基づいて新規エッチング液が供給されるようにしてもよい。
以上のように本実施の形態によれば、各エッチング工程は処理槽10内のエッチング処理に供されたエッチング液を第1設定量だけ排出し、処理槽10内に新規エッチング液を第2設定量だけ供給する第1部分交換パターンを含むため、エッチング工程中においてウエハWからエッチング液E中へシリコンが溶出しても、エッチング工程中におけるエッチング液E中のシリコン濃度の上昇を確実に抑えることができる。
また各インターバル工程は、処理槽内のエッチング処理に供されたエッチング液を第3設定量だけ排出し、処理槽10内に新規エッチング液を第4設定量だけ供給する第2部分交換パターンを含むため、このインターバル工程中においてエッチング液E中のシリコン濃度を確実に低下させることができる。この場合、インターバル工程の第2部分交換パターンの第3設定量および第4設定量を適宜選択することにより、インターバル工程直後のエッチング工程の開始時において、シリコン濃度をインターバル工程直前のエッチング工程開始時におけるシリコン濃度と同一の値まで戻すことができる。
次に図7により本発明の比較例について説明する。図7に示す比較例において、シーズニングと、複数のエッチング工程と、エッチング工程間におけるインターバル工程が示されている。
図7に示すように、各エッチング工程において、エッチング液の交換を行なうことなく、処理槽内でウエハWに対してエッチング液を用いたエッチング処理が行なわれる。またインターバル工程において、処理槽内のエッチング液が全部交換される。
図7に示すように、各エッチング工程中、エッチング液は交換されないため、Si濃度が上昇する。またインターバル工程中、エッチング液が全部交換されるため、インターバル工程においてはシーズニングと同様、エッチング液の液調整が必要となり、この液調整のために所定時間を要している。
これに対して本実施の形態によれば、図2に示すようにエッチング液が高Si濃度を有する場合、最初のシーズニングのようなエッチング液の液調整の時間を省くことができる。また、エッチング工程中にエッチング液を第1部分交換パターンにより部分交換するので、エッチング工程中にエッチング液中のSi濃度の上昇を抑えることができる。またインターバル工程中にエッチング液を第2部分交換パターンにより部分交換するので、インターバル工程中にエッチング液中のSi濃度を低下させることができ、かつインターバル工程中にエッチング液を全部交換することはないため、シーズニングのようなエッチング液の液調整を行なう必要はなく、インターバル工程の時間短縮を図ることができる。
変形例
次に本発明の変形例について説明する。上記実施の形態において、エッチング工程は第1部分交換パターンを含むとともに、この第1部分交換パターンはエッチング処理に供されたエッチング液を第1設定量だけ連続的に排出する工程と、新規エッチング液を第2設定量だけ連続的に供給する工程とを有する例を示したが(図2参照)、これに限らずエッチング液を第1設定量だけ断続的に排出する工程と、新規エッチング液を第2設定量だけ断続的に供給する工程とを有していてもよい(図5の実線参照)。この場合、エッチング液の排出工程と、新規エッチング液の供給工程は同時に行なわれる。
また上記実施の形態において、インターバル工程は第2部分交換パターンを含むとともに、この第2部分交換パターンはエッチング処理に供されたエッチング液を第3設定量だけ連続的に排出する工程と、新規エッチング液を第4設定量だけ連続的に供給する工程とを有する例を示したが(図2参照)、これに限らずエッチング液を第3設定量だけ断続的に排出する工程と、新規エッチング液を第4設定量だけ断続的に供給する工程とを有していてもよい(図5の実線参照)。この場合、エッチング液の排出工程と、新規エッチング液の供給工程は同時に行なわれる。
低Si濃度燐酸水溶液のSi濃度調整
上記実施の形態では、低Si濃度燐酸水溶液供給源16Bから低Si濃度燐酸水溶液(Si濃度がゼロの燐酸水溶液)がエッチング液用タンク15Bに供給されるようにしたが、これに限らず、必要に応じてSi溶液用タンク18からエッチング液用タンク15BにSi溶液が供給されて、低Si濃度燐酸水溶液のSi濃度が調整されるようにしてもよい。
Si溶液と低Si濃度燐酸水溶液を調合して内槽10aに供給するパターン
上記実施の形態では、予め高Si濃度燐酸水溶液供給源16Aから高Si濃度燐酸水溶液(高いSi濃度をもつ燐酸水溶液)がエッチング液用タンク15Aに供給され、低Si濃度燐酸水溶液供給源16Bから低Si濃度燐酸水溶液(Si濃度がゼロのSi濃度をもつ燐酸水溶液)がエッチング液用タンク15Bに供給されるようにしたが、これに限らず、低Si濃度燐酸水溶液供給源16Bから低Si濃度燐酸水溶液(Si濃度がゼロの燐酸水溶液)がエッチング液用タンク15Bに供給され、Si溶液用タンク18からエッチング液用タンク15BにSi溶液が供給されて、高Si濃度燐酸水溶液のSi濃度が調整され、内槽10aに供給するようにし、高Si濃度燐酸水溶液供給源16AをSi濃度がゼロの燐酸水溶液供給源として外槽10bに供給するようにしてもよい。
W 半導体ウエハ(被処理体)
E エッチング液
10 処理槽
10a 内槽
10b 外槽
11 パネルヒータ
12 ノズル
15 供給部
15A エッチング液用タンク
15B エッチング液用タンク
16A 高Si濃度燐酸水溶液供給源
16B 低Si濃度燐酸水溶液供給源
18 Si溶液用タンク
19 Si溶液供給源
20 循環ライン
21 循環ポンプ
22 温度コントローラ
23a フィルタ
23b フィルタ
26b 溶出成分測定部
27b 濃度測定部
30 冷却タンク
40 DIW供給源

Claims (15)

  1. エッチング処理部内に収納された被処理体に対してエッチング液を用いてエッチング処理を施すエッチング工程と、
    前記被処理体へのエッチング工程と次の被処理体のエッチング工程間のインターバル工程とを備え、
    前記エッチング工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第1設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第2設定量だけ供給する工程とを有する第1部分交換パターンを含み、
    前記インターバル工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第4設定量だけ供給する工程とを有する第2部分交換パターンを含むことを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記エッチング工程の前記第1部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を連続的に前記第1設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を連続的に前記第2設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項1記載のエッチング方法。
  3. 前記エッチング工程の前記第1部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を断続的に前記第1設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を断続的に前記第2設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項1または2記載のエッチング方法。
  4. 前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を連続的に前記第3設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を連続的に前記第4設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のエッチング方法。
  5. 前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を断続的に前記第3設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を断続的に前記第4設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のエッチング方法。
  6. 前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記インターバル工程直後の前記エッチング工程開始時に前記エッチング処理に供された前記被処理体から溶出されるエッチング液中の溶出成分濃度が所定値に戻るよう定められた第3設定量と第4設定量を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のエッチング方法。
  7. 前記エッチング工程の前記第1部分交換パターンは前記エッチング処理部のエッチング液の濃度が一定となるよう定められた前記第1設定値と前記第2設定値を含み、前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記エッチング処理部のエッチング液の濃度が一定となるよう定められた前記第3設定値と前記第4設定値を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のエッチング方法。
  8. 被処理体に対してエッチング処理を施すエッチング装置において、
    被処理体を収納してエッチング液によりエッチング処理を施すエッチング処理部と、
    前記エッチング処理部においてエッチング処理に供されたエッチング液を排出する排出部と、
    前記エッチング処理部に新規エッチング液を供給する供給部と、
    前記エッチング処理部と、前記排出部と、前記供給部とを駆動制御してエッチング方法を実行する制御装置とを備え、
    前記制御装置により実行されるエッチング方法は、
    エッチング処理部内に収納された被処理体に対してエッチング液を用いてエッチング処理を施すエッチング工程と、
    前記被処理体へのエッチング工程と次の被処理体のエッチング工程間のインターバル工程とを備え、
    前記エッチング工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第1設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第2設定量だけ供給する工程とを有する第1部分交換パターンを含み、
    前記インターバル工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第4設定量だけ供給する工程とを有する第2部分交換パターンを含むことを特徴とするエッチング装置。
  9. 前記エッチング工程の前記第1部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を連続的に前記第1設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を連続的に前記第2設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項8記載のエッチング装置。
  10. 前記エッチング工程の前記第1部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を断続的に前記第1設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を断続的に前記第2設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項8または9記載のエッチング装置。
  11. 前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を連続的に前記第3設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を連続的に前記第4設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか記載のエッチング装置。
  12. 前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記エッチング処理に供された前記エッチング液を断続的に前記第3設定量だけ排出する工程と、前記新規エッチング液を断続的に前記第4設定量だけ供給する工程とを有することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか記載のエッチング装置。
  13. 前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記インターバル工程直後の前記エッチング工程開始時に前記エッチング処理に供された前記被処理体から溶出されるエッチング液中の溶出成分濃度が所定値に戻るよう定められた第3設定量と第4設定量を含むことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか記載のエッチング装置。
  14. 前記エッチング工程の前記第1部分交換パターンは前記エッチング処理部のエッチング液の濃度が一定となるよう定められた前記第1設定値と前記第2設定値を含み、前記インターバル工程の前記第2部分交換パターンは前記エッチング処理部のエッチング液の濃度が一定となるよう定められた前記第3設定値と前記第4設定値を含むことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか記載のエッチング装置。
  15. コンピュータにエッチング方法を実行させるためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、
    エッチング方法は、
    エッチング処理部内に収納された被処理体に対してエッチング液を用いてエッチング処理を施すエッチング工程と、
    前記被処理体へのエッチング工程と次の被処理体のエッチング工程間のインターバル工程とを備え、
    前記エッチング工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第1設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第2設定量だけ供給する工程とを有する第1部分交換パターンを含み、
    前記インターバル工程はエッチング処理に供された前記エッチング処理部内のエッチング液を第3設定量だけ排出する工程と、新規エッチング液を前記エッチング処理部内へ第4設定量だけ供給する工程とを有する第2部分交換パターンを含むことを特徴とする記憶媒体。
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