JP2017197101A - タイヤ空気圧監視システム及び監視装置 - Google Patents

タイヤ空気圧監視システム及び監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】空気圧の要求信号を送信するアンテナが車両の右側面寄り又は左側面寄りの前後方向略中央部に設けられた場合であっても、クロストークの問題を解消し、前後の各タイヤに設けられた検出装置で検出されたタイヤの空気圧を監視することができるタイヤ空気圧監視システムを提供する。
【解決手段】空気圧監視システムは、車両Cのタイヤ3に設けられており、要求信号に応じてタイヤ3の空気圧を検出し、空気圧及び自装置の識別子を含む応答信号を送信する検出装置2と、前後方向略中央部の右側面寄り又は左側面寄りに設けられた第1アンテナと、車両Cの後寄りに設けられた第2アンテナと、検出装置2と無線通信を行う監視装置1とを備える。監視装置1は、第1アンテナから送信した要求信号に含まれる識別子と、第2アンテナから送信した要求信号に含まれる識別子とに基づいて、前後左右のタイヤ3の空気圧を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の各タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システム及び監視装置に関する。
車両に設けられたタイヤの空気圧を検出し、検出した空気圧が異常であった場合、使用者に警告等を発するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)がある。タイヤ空気圧監視システムは、各タイヤに設けられた検出装置と、車体に配された監視装置とを備える。監視装置は、各タイヤ位置近傍にそれぞれ配された4本のLF送信アンテナから、空気圧信号の送信を要求する要求信号を、LF(Low Frequency)帯の電波を用いて、各タイヤ位置へ個別に送信する。各LF送信アンテナの通信範囲は、対応するタイヤ位置の範囲に限定されているため、監視装置は、各タイヤ位置にある検出装置と個別に双方向通信を行うことができる。要求信号を受信した検出装置は、タイヤの空気圧を検出し、検出して得た空気圧を含む空気圧信号をUHF帯の電波を用いて無線送信する。監視装置は、各検出装置から送信される空気圧信号を受信し、受信した空気圧信号に基づいて各タイヤの空気圧を監視する。具体的には監視装置は、タイヤの空気圧が閾値未満になった場合、タイヤの空気圧異常をインジケータに表示して警告を発する。
特許第4123979号公報 特許第3952993号公報
ところで、車両にはすでに多くの車載機器が搭載されており、監視装置及び検出装置の双方向通信にて空気圧の監視を行うタイヤ空気圧監視システムにおいては、LF送信アンテナの本数及び設置場所が問題となる。
一方、メカニカルキーを用いずに車両ドアの施錠及び解錠を行うスマートエントリー(登録商標)システム等の車両用通信システムが搭載されている場合、当該車両用通信システム用のLF送信アンテナを、タイヤ空気圧監視用のLF送信アンテナとして兼用することが考えられる(例えば、特許文献1)。しかしながら、各通信システムにおける理想的なLF送信アンテナの配置が異なるため、各車両用通信システムの仕様を満足することは困難である。
具体的には、車両の前後左右のタイヤ位置近傍にLF送信アンテナを設置した場合、タイヤ空気圧監視システムの仕様は満足されるが、ちょうど車両の前後方向中央部に位置する運転席側及び助手席側のリクエストスイッチ付近の電波強度小さくなり、スマートエントリー(登録商標)システムの機能に支障が生じる可能性がある。
一方、LF送信アンテナを、車両の前後方向略中部の右側面部及び左側面部、並びにバックドア付近の後部に配置した場合(例えば、特許文献2)、スマートエントリー(登録商標)システムの仕様は満足されるが、右側面部のLF送信アンテナから送信された信号を、右前及び右後のタイヤに設けられた検出装置が受信するクロストークの問題が生ずる。
本発明の目的は、LF送信アンテナが車両の右側面寄り又は左側面寄りの前後方向略中央部に設けられた場合であっても、クロストークの問題を解消し、前後の各タイヤに設けられた検出装置で検出されたタイヤの空気圧を監視することができるタイヤ空気圧監視システム及び監視装置を提供することにある。
本態様に係るタイヤ空気圧監視システムは、車両の前後のタイヤに設けられており、該タイヤの空気圧を検出する複数の検出装置と、各検出装置の識別子を用いて該検出装置と無線通信を行うことにより、各タイヤの空気圧を監視する監視装置とを備える空気圧監視システムであって、前記監視装置は、前記車両の一側面寄りであり、前記前後のタイヤの間に設けられた第1アンテナと、前記車両の前寄り又は後寄りに設けられた第2アンテナと、前記検出装置に、該検出装置の識別子を含む応答信号を要求する要求信号を前記第1アンテナ及び第2アンテナから各別に送信させる要求信号送信部とを備え、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置は、前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから送信された前記要求信号を受信する要求信号受信部と、該要求信号受信部にて前記要求信号を受信した場合、自装置の識別子を含む応答信号を送信する応答信号送信部とを備え、前記監視装置は、前記検出装置から送信された応答信号を受信する応答信号受信部と、前記第1アンテナから送信された前記要求信号に応じて前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子と、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に応じて前側又は後側のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子とに基づいて、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置の識別子を特定する特定部とを備える。
本態様に係る監視装置は、車両の前後のタイヤに設けられており、該タイヤの空気圧を検出する複数の検出装置と、各検出装置の識別子を用いて無線通信を行うことにより、各タイヤの空気圧を監視する監視装置であって、前記車両の一側面寄りであり、前記前後のタイヤの間に設けられた第1アンテナと、前記車両の前寄り又は後寄りに設けられた第2アンテナと、前記検出装置に、該検出装置の識別子を含む応答信号を要求する要求信号を前記第1アンテナ及び第2アンテナから各別に送信させる要求信号送信部と前記要求信号を受信した前記検出装置から送信された前記応答信号を受信する応答信号受信部と前記第1アンテナから送信された前記要求信号に応じて前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子と、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に応じて前側又は後側のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子とに基づいて、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置の識別子を特定する特定部とを備える。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備えるタイヤ空気圧監視システム及び監視装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとするタイヤ空気圧監視方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、タイヤ空気圧監視システム又はk監視装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、タイヤ空気圧監視システム又は監視装置を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、LF送信アンテナが車両の右側面寄り又は左側面寄りの前後方向略中央部に設けられた場合であっても、クロストークの問題を解消し、前後の各タイヤに設けられた検出装置で検出されたタイヤの空気圧を監視することができるタイヤ空気圧監視システム及び監視装置を提供することが可能になる。
本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムの一構成例を示す概念図である。 各LF送信アンテナの通信範囲を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る監視装置の一構成例を示すブロック図である。 検出装置の一構成例を示すブロック図である。 空気圧監視に係る監視装置の処理手順を示すフローチャートである。 受信した応答信号に含まれる識別子を示すテーブルである。 各タイヤに設けられた検出装置のセンサ識別子特定方法を示す図表である。 各タイヤの検出装置及びセンサ識別子の対応関係を示すテーブルである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本態様に係るタイヤ空気圧監視システムは、車両の前後のタイヤに設けられており、該タイヤの空気圧を検出する複数の検出装置と、各検出装置の識別子を用いて該検出装置と無線通信を行うことにより、各タイヤの空気圧を監視する監視装置とを備える空気圧監視システムであって、前記監視装置は、前記車両の一側面寄りであり、前記前後のタイヤの間に設けられた第1アンテナと、前記車両の前寄り又は後寄りに設けられた第2アンテナと、前記検出装置に、該検出装置の識別子を含む応答信号を要求する要求信号を前記第1アンテナ及び第2アンテナから各別に送信させる要求信号送信部とを備え、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置は、前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから送信された前記要求信号を受信する要求信号受信部と、該要求信号受信部にて前記要求信号を受信した場合、自装置の識別子を含む応答信号を送信する応答信号送信部とを備え、前記監視装置は、前記検出装置から送信された応答信号を受信する応答信号受信部と、前記第1アンテナから送信された前記要求信号に応じて前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子と、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に応じて前側又は後側のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子とに基づいて、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置の識別子を特定する特定部とを備える。
本態様にあっては、第1アンテナから送信される要求信号は、車両の前後のタイヤに設けられた検出装置によって受信される。第2アンテナから送信される要求信号は、車両の前側又は後側のタイヤに設けられた検出装置によって受信される。各検出装置は、要求信号を受信した場合、自装置の識別子を含む応答信号を送信し、監視装置は、第1アンテナ及び第2アンテナから送信された要求信号に応じて検出装置から送信された応答信号を受信する。
従って、第1アンテナから要求信号が送信された場合、監視装置は、前側のタイヤに設けられた検出装置の識別子が含まれる応答信号と、後側のタイヤに設けられた検出装置の識別子が含まれる応答信号とを受信する。
また、第2アンテナから要求信号が送信された場合、監視装置は、前側又は後側のタイヤのいずれかに設けられた検出装置の識別子が含まれる応答信号を受信する。例えば、監視装置は、前側のタイヤに設けられた検出装置の識別子が含まれる応答信号を受信した場合、後側のタイヤに設けられた検出装置の識別子が含まれる応答信号は受信しない。同様に、監視装置は、後側のタイヤに設けられた検出装置の識別子が含まれる応答信号を受信した場合、前側のタイヤに設けられた検出装置の識別子が含まれる応答信号は受信しない。
よって、監視装置は、各応答信号に含まれる識別子に基づいて、前後の各タイヤに設けられた検出装置の識別子をそれぞれ特定することができる。
なお、本態様(1)を構成する第1アンテナ及び第2アンテナは、必ずしもスマートエントリ(登録商標)システム又はスマートスタート(登録商標)システムを構成するアンテナと兼用されるものでは無い。
(2)前記第1アンテナは、前記検出装置によって受信が可能な前記要求信号の送信範囲に右前及び右後の前記タイヤが含まれ、左前及び左後の前記タイヤが含まれないように、前記車両の右側面寄りに設けられた右側アンテナと、前記検出装置によって受信が可能な前記要求信号の送信範囲に左前及び左後の前記タイヤが含まれ、右前及び右後の前記タイヤが含まれないように、前記車両の左側面寄りに設けられた左側アンテナとを含み、前記第2アンテナは、前記検出装置によって受信が可能な前記要求信号の送信範囲に右後及び左後の前記タイヤが含まれ、右前及び左前の前記タイヤが含まれないように、前記車両の後寄りに設けられている構成が好ましい。
本態様によれば、車両の右側面寄り、左側面寄り及び後寄りに設けられた3つのLF送信アンテナを用いて、車両の前後左右の4つのタイヤに設けられた検出装置の識別子をそれぞれ特定することができる。
(3)前記特定部は、前記右側アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれ、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれない前記識別子を、右前の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する構成が好ましい。
本態様によれば、右前のタイヤに設けられた検出装置の識別子を特定することができる。
(4)前記特定部は、前記右側アンテナ及び前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号の双方に含まれる前記識別子を、右後の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する構成が好ましい。
本態様によれば、右後のタイヤに設けられた検出装置の識別子を特定することができる。
(5)前記特定部は、前記左側アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれ、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれない前記識別子を、左前の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する構成が好ましい。
本態様によれば、左前のタイヤに設けられた検出装置の識別子を特定することができる。
(6)前記特定部は、前記左側アンテナ及び前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号の双方に含まれる前記識別子を、左後の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する構成が好ましい。
本態様によれば、左後のタイヤに設けられた検出装置の識別子を特定することができる。
(7)本態様に係る監視装置は、車両の前後のタイヤに設けられており、該タイヤの空気圧を検出する複数の検出装置と、各検出装置の識別子を用いて無線通信を行うことにより、各タイヤの空気圧を監視する監視装置であって、前記車両の一側面寄りであり、前記前後のタイヤの間に設けられた第1アンテナと、前記車両の前寄り又は後寄りに設けられた第2アンテナと、前記検出装置に、該検出装置の識別子を含む応答信号を要求する要求信号を前記第1アンテナ及び第2アンテナから各別に送信させる要求信号送信部と前記要求信号を受信した前記検出装置から送信された前記応答信号を受信する応答信号受信部と前記第1アンテナから送信された前記要求信号に応じて前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子と、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に応じて前側又は後側のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子とに基づいて、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置の識別子を特定する特定部とを備える。
本態様によれば、態様(1)と同様、監視装置は、各応答信号に含まれる識別子に基づいて、前後の各タイヤに設けられた検出装置の識別子をそれぞれ特定することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムの一構成例を示す概念図である。本実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムは、車体の適宜箇所に設けられた監視装置1と、車両Cに設けられた複数のタイヤ3のホイールそれぞれに設けられた複数の検出装置2と、報知装置4とを備える。本実施形態のタイヤ空気圧監視システムでは、監視装置1が、複数の検出装置2に固有のセンサ識別子を用いて各検出装置2と無線通信を行うことにより、各タイヤ3の空気圧情報を取得し、報知装置4は取得した空気圧情報に応じた報知を行う。
監視装置1には、複数のLF送信アンテナ5が接続されている。例えば、複数のLF送信アンテナ5は、車両Cの右側面部、前後方向略中央部に設けられた右側アンテナ51(第1アンテナ)と、車両Cの左側面部、前後方向略中央部に設けられた左側アンテナ52(第1アンテナ)と、車両Cの後部、左右方向略中央部に設けられた後部アンテナ53(第2アンテナ)とを含む。
監視装置1は、少なくともセンサ識別子を含む応答信号を要求する要求信号を、各LF送信アンテナ5からLF帯の電波により検出装置2へ送信する。例えば、監視装置1は、タイヤ3の空気圧及びセンサ識別子を含む応答信号を要求する要求信号を、各LF送信アンテナ5からLF帯の電波により検出装置2へ送信する。
検出装置2は、要求信号を受信した場合、少なくとも自装置のセンサ識別子を含む応答信号をUHF(Ultra High Frequency)帯の電波により監視装置1へ送信する。例えば、空気圧の情報を要求された場合、検出装置2は、タイヤ3の空気圧を検出し、検出して得た空気圧及び自装置のセンサ識別子を含む応答信号を監視装置1へ送信する。
監視装置1は、RF受信アンテナ13aを備え、各検出装置2から送信された応答信号をRF受信アンテナ13aにて受信し、該応答信号から各タイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子、空気圧等の情報を取得する。
なおLF帯及びUHF帯は無線通信を行う際に用いる電波帯域の一例であり、必ずしもこれに限定されない。
監視装置1には通信線を介して報知装置4が接続されており、監視装置1は取得した空気圧の情報を報知装置4へ送信する。報知装置4は監視装置1から送信された空気圧の情報を受信し、各タイヤ3の空気圧を報知する。また、報知装置4はタイヤ3の空気圧が所定の閾値未満である場合、警告を発する。
図2は、各LF送信アンテナ5の通信範囲を示す概念図である。
図中51aは、右側アンテナ51から送信される要求信号の送信範囲であって、検出装置2によって当該要求信号を受信することができる範囲を示している。図2から分かるように、送信範囲51aには、右前及び右後のタイヤ3に設けられた検出装置2が含まれ、左前及び左後のタイヤ3に設けられた検出装置2は含まれない。
図中52aは、左側アンテナ52から送信される要求信号の送信範囲であって、検出装置2によって当該要求信号を受信することができる範囲を示している。図2から分かるように、送信範囲52aには、左前及び左後のタイヤ3に設けられた検出装置2が含まれ、右前及び右後のタイヤ3に設けられた検出装置2は含まれない。
図中53aは、後部アンテナ53から送信される要求信号の送信範囲であって、検出装置2によって当該要求信号を受信することができる範囲を示している。図2から分かるように、送信範囲53aには、右後及び左後のタイヤ3に設けられた検出装置2が含まれ、右前及び左前のタイヤ3に設けられた検出装置2は含まれない。
図3は、本発明の実施形態に係る監視装置1の一構成例を示すブロック図である。監視装置1は、該監視装置1の各構成部の動作を制御する監視制御部11を備える。監視制御部11には、記憶部12、応答信号受信部13、要求信号送信部14及び車内通信部15が接続されている。
監視制御部11は、例えば一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インタフェース等を有するマイコンである。監視制御部11のCPUは入出力インタフェースを介して記憶部12、応答信号受信部13、要求信号送信部14及び車内通信部15に接続している。監視制御部11は記憶部12に記憶されている制御プログラムを実行することにより、各構成部の動作を制御し、本実施形態に係るタイヤ空気圧監視処理を実行する。
記憶部12は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部12は、監視制御部11が監視装置1の各構成部の動作を制御することにより、タイヤ空気圧監視処理を実行するための制御プログラムを記憶している。また、記憶部12は、識別子テーブルを記憶している。識別子テーブルは、複数のタイヤ位置と、当該タイヤ位置のタイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子とを対応付けて記憶している。なお、タイヤ位置は、タイヤハウス及びその周辺の位置である。
応答信号受信部13には、RF受信アンテナ13aが接続されている。応答信号受信部13は、検出装置2からRF帯の電波を用いて送信された信号を、RF受信アンテナ13aにて受信する。応答信号受信部13は、受信した信号を復調し、復調された信号を監視制御部11へ出力する回路である。搬送波としては300MHz〜3GHzのUHF帯を使用するが、この周波数帯に限定するものでは無い。
要求信号送信部14は、監視制御部11から出力された信号をLF帯の信号に変調し、変調された信号を複数のLF送信アンテナ5からそれぞれ各別に検出装置2へ送信する回路である。搬送波としては30kHz〜300kHzのLF帯を使用するが、この周波数帯に限定するものでは無い。
車内通信部15は、CAN(Controller Area Network)又はLIN(Local Interconnect Network)等の通信プロトコルに従って通信を行う通信回路であり、報知装置4に接続されている。車内通信部15は、監視制御部11の制御に従って、タイヤ3の空気圧に係る情報を報知装置4へ送信する。
報知装置4は、例えば、車内通信部15から送信されたタイヤ3の空気圧に係る情報を画像によって報知するマルチインフォメーションディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ等である。例えば、報知装置4は、車両Cに設けられた各タイヤ3の空気圧情報を表示する。また、報知装置4は、画像又は音声によって報知する表示部又はスピーカを備えたオーディオ機器等であっても良い。表示部は液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等である。
図4は、検出装置2の一構成例を示すブロック図である。検出装置2は、該検出装置2の各構成部の動作を制御するセンサ制御部21を備える。センサ制御部21には、センサ用記憶部22、応答信号送信部23、要求信号受信部24、空気圧検出部25及び温度検出部26が接続されている。
センサ制御部21は、例えば一又は複数のCPU、マルチコアCPU、ROM、RAM、入出力インタフェース等を有するマイコンである。センサ制御部21のCPUは入出力インタフェースを介してセンサ用記憶部22、応答信号送信部23、要求信号受信部24、空気圧検出部25及び温度検出部26に接続している。センサ制御部21はセンサ用記憶部22に記憶されている制御プログラムを読み出し、各部を制御する。検出装置2は、図示しない電池を備え、当該電池からの電力により動作する。
センサ用記憶部22は不揮発性メモリである。センサ用記憶部22には、センサ制御部21のCPUがタイヤ3の空気圧の検出及び送信に係る処理を行うための制御プログラムが記憶されている。また、自装置と、他の検出装置2とを識別するための固有のセンサ識別子を記憶している。
空気圧検出部25は、例えばダイヤフラムを備え、圧力の大きさによって変化するダイヤフラムの変形量に基づき、タイヤ3の空気圧を検出する。空気圧検出部25は検出したタイヤ3の空気圧を示す信号をセンサ制御部21へ出力する。
温度検出部26は、例えば温度によって電気抵抗が変化する素子を備え、温度変化によって変化する素子間の電圧に基づき、タイヤ3の温度を検出する。温度検出部26は検出したタイヤ3の温度を示す信号をセンサ制御部21へ出力する。
応答信号送信部23には、RF送信アンテナ23aが接続されている。応答信号送信部23は、センサ制御部21が生成した応答信号をUHF帯の信号に変調し、変調した応答信号を、RF送信アンテナ23aを用いて送信する。
要求信号受信部24には、LF受信アンテナ24aが接続されている。要求信号受信部24は、監視装置1からLF帯の電波を用いて送信された要求信号を、LF受信アンテナ24aにて受信し、受信した信号をセンサ制御部21へ出力する。
このように構成された検出装置2のセンサ制御部21は、制御プログラムを実行することにより、要求信号の内容に応じた応答信号を生成し、応答信号送信部23にて監視装置1へ送信する。例えば、要求信号受信部24が空気圧の情報を要求する要求信号を受信した場合、センサ制御部21は、センサ用記憶部22が記憶するセンサ識別子を含む応答信号を応答信号送信部23にて送信する。要求信号に応じて、空気圧検出部25及び温度検出部26からタイヤ3の空気圧及び温度を取得し、空気圧、温度及び検出装置2に固有のセンサ識別子等を含む応答信号を応答信号送信部23にて送信する。
次に、タイヤ空気圧監視処理の手順を説明する。以下、監視装置1は、各タイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子を特定すると共に、空気圧の情報を取得する例を説明する。なお、監視装置1は、センサ識別子の情報のみを各検出装置2に要求し、各タイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子を特定する処理のみを実行しても良い。
図5は、空気圧監視に係る監視装置1の処理手順を示すフローチャート、図6は、受信した応答信号に含まれるセンサ識別子を示すテーブルである。本実施形態に係る以下の処理を実行するタイミングは特に限定されるものでは無いが、例えば、車両Cのイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になるタイミングで実行すると良い。監視制御部11は、空気圧情報を要求する要求信号を、右側アンテナ51から送信させる(ステップS11)。そして、監視制御部11は、要求信号を受信した検出装置2から送信された応答信号を受信し(ステップS12)、受信した応答信号に含まれるセンサ識別子及び空気圧を右側アンテナ51と対応付けて記憶する(ステップS13)。右側アンテナ51から要求信号を送信した場合、右前及び右後のタイヤ3に設けられた検出装置2から応答信号が送信されるため、例えば図6上欄に示すように、2つの応答信号に含まれるセンサ識別子「0001」及び「0002」を記憶する。なお、この段階では、各センサ識別子が、右前及び左前のいずれの検出装置2のセンサ識別子であるかは特定できない。
次いで、監視制御部11は、空気圧情報を要求する要求信号を、左側アンテナ52から送信させる(ステップS14)。そして、監視制御部11は、要求信号を受信した検出装置2から送信された応答信号を受信し(ステップS15)、受信した応答信号に含まれるセンサ識別子及び空気圧を左側アンテナ52と対応付けて記憶する(ステップS16)。左側アンテナ52から要求信号を送信した場合、左前及び左後のタイヤ3に設けられた検出装置2から応答信号が送信されるため、例えば図6中欄に示すように、2つの応答信号に含まれるセンサ識別子「0003」及び「0004」を記憶する。
次いで、監視制御部11は、空気圧情報を要求する要求信号を、後部アンテナ53から送信させる(ステップS17)。そして、監視制御部11は、要求信号を受信した検出装置2から送信された応答信号を受信し(ステップS18)、受信した応答信号に含まれるセンサ識別子及び空気圧を左側アンテナ52と対応付けて記憶する(ステップS19)。後部アンテナ53から要求信号を送信した場合、右後及び左後のタイヤ3に設けられた検出装置2から応答信号が送信されるため、例えば図6下欄に示すように、2つの応答信号に含まれるセンサ識別子「0002」及び「0004」を記憶する。
そして、監視制御部11は、ステップS13、ステップS16、及びステップS19にて記憶した各センサ識別子に基づいて、前後左右の4つのタイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子を特定する処理を実行する(ステップS20)。
以下、ステップS20にて実行する処理の詳細を説明する。
図7は、各タイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子特定方法を示す図表である。
まず、監視制御部11は、記憶した4つのセンサ識別子「0001」、「0002」、「0003」及び「0004」の内、前後左右のタイヤ位置との対応関係が未特定の一のセンサ識別子を選択する。ここで選択されたセンサ識別子を、一のセンサ識別子と呼ぶ。図7中、「有り」は、各LF送信アンテナ5から送信された要求信号に対する応答信号に、一のセンサ識別子が含まれていることを示し、「無し」は、当該応答信号に一のセンサ識別子が含まれていないことを示す。
監視制御部11は、一のセンサ識別子が、右側アンテナ51から送信された要求信号に対する応答信号に含まれ、左側アンテナ52及び後部アンテナ53からそれぞれ送信された要求信号に対する応答信号に含まれていないと判定した場合、一のセンサ識別子を、右前のタイヤ位置のセンサ識別子として記憶する。
同様に、監視制御部11は、一のセンサ識別子が、右側アンテナ51及び後部アンテナ53からそれぞれ送信された要求信号に対する応答信号に含まれ、左側アンテナ52から送信された要求信号に対する応答信号に含まれていないと判定した場合、一のセンサ識別子を、右後のタイヤ位置のセンサ識別子として記憶する。
監視制御部11は、一のセンサ識別子が、右側アンテナ51及び後部アンテナ53からそれぞれ送信された要求信号に対する応答信号に含まれておらず、左側アンテナ52から送信された要求信号に対する応答信号に含まれていると判定した場合、一のセンサ識別子を、左前のタイヤ位置のセンサ識別子として記憶する。
監視制御部11は、一のセンサ識別子が、右側アンテナ51から送信された要求信号に対する応答信号に含まれておらず、左側アンテナ52及び後部アンテナ53からそれぞれ送信された要求信号に対する応答信号に含まれていると判定した場合、一のセンサ識別子を、左後のタイヤ位置のセンサ識別子として記憶する。
図8は、各タイヤ3の検出装置2及びセンサ識別子の対応関係を示すテーブルである。図6に示すようなセンサ識別子を含む応答信号を受信していた場合、上記処理によって、前後左右のタイヤ位置に対応するセンサ識別子が、図8の表に示すように対応付けられる。
例えば、一のセンサ識別子として、センサ識別子「0001」が選択された場合、当該センサ識別子「0001」は右側アンテナ51から送信された要求信号に対する応答信号に含まれ、左側アンテナ52及び後部アンテナ53から送信された要求信号に対する応答信号に含まれないため、図7中「右前タイヤの検出装置」列の通り、当該センサ識別子は、右前のタイヤ位置のセンサ識別子として特定される。
同様に、一のセンサ識別子として、センサ識別子「0002」が選択された場合、当該センサ識別子「0002」は右側アンテナ51及び後部アンテナ53から送信された要求信号に対する応答信号の双方に含まれ、左側アンテナ52から送信された要求信号に対する応答信号が含まれていないため、当該センサ識別子は、図7中「右後タイヤの検出装置」列の通り、右後のタイヤ位置のセンサ識別子として特定される。
同様に、一のセンサ識別子として、センサ識別子「0003」が選択された場合、当該センサ識別子「0003」は左側アンテナ52から送信された要求信号に対する応答信号に含まれ、右側アンテナ51及び後部アンテナ53から送信された要求信号に対する応答信号に含まれないため、図7中「左前タイヤの検出装置」列の通り、当該センサ識別子は、左前のタイヤ位置のセンサ識別子として特定される。
同様に、一のセンサ識別子として、センサ識別子「0004」が選択された場合、当該センサ識別子「0004」は、右側アンテナ51から送信された要求信号に対する応答信号に含まれておらず、左側アンテナ52及び後部アンテナ53から送信された要求信号に対する応答信号の双方に含まれるため、当該センサ識別子は、図7中「左後タイヤの検出装置」列の通り、左後のタイヤ位置のセンサ識別子として特定される。
このように構成されたタイヤ空気圧監視システム及び監視装置1によれば、LF送信アンテナ5が車両Cの前後方向略中央部の右側面部及び左側面部に設けられた場合であっても、クロストークの問題を解消し、前後左右の各タイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子及び空気圧を特定し、各タイヤ3の空気圧を監視することができる。
また、本実施形態によれば、車両Cの右側面部、左側面部及び後部に設けられた3つのLF送信アンテナ5を用いて、車両Cの前後左右の4つのタイヤ3に設けられた検出装置2のセンサ識別子をそれぞれ特定することができる。
なお、本実施形態では、右側アンテナ51及び左側アンテナ52と、後部アンテナ53とを用いて、4つのタイヤ位置及びセンサ識別子を対応付ける例を説明したが、右側アンテナ51及び左側アンテナ52と、車両Cの前部に設けた前部アンテナを用いて、4つのタイヤ位置及びセンサ識別子を対応付けるように構成しても良い。
また、本実施形態では、右側アンテナ51、左側アンテナ52及び後部アンテナ53をタイヤ空気圧監視用のアンテナとして説明したが、スマートエントリ(登録商標)システム又はスマートスタート(登録商標)システムを構成するアンテナとして兼用しても良い。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 監視装置
2 検出装置
3 タイヤ
4 報知装置
5 LF送信アンテナ
11 監視制御部
12 記憶部
13 応答信号受信部
13a RF受信アンテナ
14 要求信号送信部
15 車内通信部
21 センサ制御部
22 センサ用記憶部
23 応答信号送信部
23a RF送信アンテナ
24 要求信号受信部
24a LF受信アンテナ
25 空気圧検出部
26 温度検出部
51 右側アンテナ
51a 送信範囲
52 左側アンテナ
52a 送信範囲
53 後部アンテナ
53a 送信範囲
C 車両

Claims (7)

  1. 車両の前後のタイヤに設けられており、該タイヤの空気圧を検出する複数の検出装置と、各検出装置の識別子を用いて該検出装置と無線通信を行うことにより、各タイヤの空気圧を監視する監視装置とを備える空気圧監視システムであって、
    前記監視装置は、
    前記車両の一側面寄りであり、前記前後のタイヤの間に設けられた第1アンテナと、
    前記車両の前寄り又は後寄りに設けられた第2アンテナと、
    前記検出装置に、該検出装置の識別子を含む応答信号を要求する要求信号を前記第1アンテナ及び第2アンテナから各別に送信させる要求信号送信部と
    を備え、
    前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置は、
    前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから送信された前記要求信号を受信する要求信号受信部と、
    該要求信号受信部にて前記要求信号を受信した場合、自装置の識別子を含む応答信号を送信する応答信号送信部と
    を備え、
    前記監視装置は、
    前記検出装置から送信された応答信号を受信する応答信号受信部と、
    前記第1アンテナから送信された前記要求信号に応じて前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子と、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に応じて前側又は後側のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子とに基づいて、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置の識別子を特定する特定部と
    を備えるタイヤ空気圧監視システム。
  2. 前記第1アンテナは、
    前記検出装置によって受信が可能な前記要求信号の送信範囲に右前及び右後の前記タイヤが含まれ、左前及び左後の前記タイヤが含まれないように、前記車両の右側面寄りに設けられた右側アンテナと、
    前記検出装置によって受信が可能な前記要求信号の送信範囲に左前及び左後の前記タイヤが含まれ、右前及び右後の前記タイヤが含まれないように、前記車両の左側面寄りに設けられた左側アンテナと
    を含み、
    前記第2アンテナは、
    前記検出装置によって受信が可能な前記要求信号の送信範囲に右後及び左後の前記タイヤが含まれ、右前及び左前の前記タイヤが含まれないように、前記車両の後寄りに設けられている
    請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  3. 前記特定部は、
    前記右側アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれ、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれない前記識別子を、右前の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する
    請求項2に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  4. 前記特定部は、
    前記右側アンテナ及び前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号の双方に含まれる前記識別子を、右後の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する
    請求項2又は請求項3に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  5. 前記特定部は、
    前記左側アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれ、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号に含まれない前記識別子を、左前の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する
    請求項2〜請求項4までのいずれか一項に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  6. 前記特定部は、
    前記左側アンテナ及び前記第2アンテナから送信された前記要求信号に対する前記応答信号の双方に含まれる前記識別子を、左後の前記タイヤに設けられた前記検出装置の識別子として特定する
    請求項2〜請求項5までのいずれか一項に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  7. 車両の前後のタイヤに設けられており、該タイヤの空気圧を検出する複数の検出装置と、各検出装置の識別子を用いて無線通信を行うことにより、各タイヤの空気圧を監視する監視装置であって、
    前記車両の一側面寄りであり、前記前後のタイヤの間に設けられた第1アンテナと、
    前記車両の前寄り又は後寄りに設けられた第2アンテナと、
    前記検出装置に、該検出装置の識別子を含む応答信号を要求する要求信号を前記第1アンテナ及び第2アンテナから各別に送信させる要求信号送信部と
    前記要求信号を受信した前記検出装置から送信された前記応答信号を受信する応答信号受信部と
    前記第1アンテナから送信された前記要求信号に応じて前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子と、前記第2アンテナから送信された前記要求信号に応じて前側又は後側のタイヤに設けられた前記検出装置から送信された応答信号に含まれる識別子とに基づいて、前記前後のタイヤに設けられた前記検出装置の識別子を特定する特定部と
    を備える監視装置。
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