JP2017197089A - 発電機能付き車両用空気調和装置 - Google Patents

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【課題】制動動作によって車両が減速する際に生じる運動エネルギーを回収する効率を向上させることのできる発電機能付き車両用空気調和装置を提供する。
【解決手段】車室A内の冷房及び除湿を行わない状態で、車両の制動動作によって生じる運動エネルギーによって圧縮機11を駆動させ、圧縮機11が吐出した冷媒によってタービン18を回転させ、タービン18の回転力によって発電機19を駆動させている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、駆動力としてエンジンの動力に電動モータの動力を付加することが可能な所謂マイルドハイブリッドカーに適用される発電機能付き車両用空気調和装置に関するものである。
従来、この種の車両用空気調和装置としては、車両走行用のエンジンで駆動する圧縮機、凝縮器、膨張手段及び蒸発器が接続され、車室内の冷房または除湿を行う際に車室内に供給する空気を冷却するための冷媒回路を備えたものが知られている。
また、前記車両用空気調和装置が適用される車両としては、電動モータとしての機能及び発電機としての機能を有するモータジェネレータと、バッテリと、を備えたものが知られている。この車両は、走行を開始する際や走行中において加速する際にモータジェネレータを電動モータとして機能させてエンジンの駆動力に加えてモータジェネレータの駆動力を付加している。また、この車両は、制動動作によって減速する際に生じる運動エネルギーを利用してモータジェネレータを発電機として駆動させ、モータジェネレータが発電した電力をバッテリに貯えている。これにより、この車両では、エンジンの駆動によって消費される燃料の消費量の低減を図っている。
しかし、前記車両では、制動動作の際にモータジェネレータが発電する電力量や、バッテリの充電電流が小さく、制動動作によって減速する際の運動エネルギーを十分に回収できていない。
そこで、前記車両用空気調和装置が適用された車両では、制動動作によって減速する際に生じる運動エネルギーを冷媒回路に接続された圧縮機を駆動させるエネルギーとして回収し、車室内の冷房または除湿によって消費される燃料の消費量を低減させるようにしたものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−77517号公報
しかし、前記車両用空気調和装置では、例えば冬季など外気温が低い環境での車両の走行時において、エンジンから排出される熱を利用して車室内に供給する空気を加熱することで車室内の暖房を行っている。したがって、前記車両用空気調和装置では、車室内の暖房を行う場合や空調を行わない場合など、冷房及び除湿を行わない状態において、冷媒回路が利用されることはなく、圧縮機は停止した状態となっている。このため、前記車両用空気調和装置では、冷房及び除湿を行わない状態において、制動動作によって車両が減速する際に生じる運動エネルギーを回収することができない。
本発明の目的とするところは、制動動作によって車両が減速する際に生じる運動エネルギーを回収する効率を向上させることのできる発電機能付き車両用空気調和装置を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、車両走行用のエンジンで駆動する圧縮機、凝縮器、膨張手段及び蒸発器が接続され、車室内の冷房または除湿に用いられる冷媒回路と、膨張手段を迂回して凝縮器の冷媒流出側の冷媒流路と蒸発器の冷媒流入側の冷媒流路とを接続するバイパス流路と、バイパス流路を流通する冷媒によって駆動するタービンと、タービンから出力された回転力によって駆動する発電機と、車室内の冷房及び除湿を行わない状態で、車両の制動動作によって生じる運動エネルギーによって圧縮機を駆動させ、圧縮機が吐出した冷媒によってタービンを駆動させ、タービンから出力された回転力によって発電機を駆動させる発電機駆動手段と、を備えている。
これにより、車室内の冷房及び除湿を行わない状態で、車両の制動動作によって生じる運動エネルギーによって発電機が駆動されることから、車室内の冷房及び除湿に使用されていない冷媒回路を用いて車両の制動動作によって生じる運動エネルギーが電力として回収される。
本発明によれば、車室内の冷房及び除湿に使用されていない冷媒回路を用いて車両の制動動作によって生じる運動エネルギーを電力として回収することができるので、制動動作によって生じる運動エネルギーを回収する効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態を示す車両用空気調和装置の概略構成図である。 制御系を示すブロック図である。 発電動作制御処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態を示す車両用空気調和装置の概略構成図である。
図1乃至図3は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明の発電機能付き車両用空気調和装置は、エンジンEの動力を駆動力とする走行、または、エンジンEの動力及び電動モータの動力を駆動力とする走行が可能な車両に適用されるものである。この車両は、電動モータとしての機能及び発電機としての機能を有するモータジェネレータと、リチウムイオンバッテリ等のバッテリと、を備えている。この車両は、走行を開始する際や走行中に加速する際に、モータジェネレータを電動モータとして機能させることで、エンジンEの動力及びモータジェネレータの動力を駆動力として走行する。またこの車両は、制動動作によって減速する際にモータジェネレータを発電機として機能させることで、モータジェネレータが発電した電力をバッテリに貯えている。
この空気調和装置1は、図1に示すように、車室A内に供給する空気を冷却するための冷媒回路10を備えている。
冷媒回路10には、エンジンEによって駆動する圧縮機11と、圧縮機11から吐出された冷媒を凝縮するための凝縮器12と、凝縮器12によって凝縮された冷媒を減圧するための膨張手段としての膨張弁13と、膨張弁13によって減圧された冷媒を蒸発させるための蒸発器14と、を備えている。また、冷媒回路10には、凝縮器12から流出した冷媒と蒸発器14から流出した冷媒とを熱交換するための内部熱交換器15と、圧縮機11の液圧縮を防止するために気体の冷媒と液体の冷媒とを分離するためのアキュムレータ16と、を備えている。
さらに、冷媒回路10には、膨張弁13を迂回して内部熱交換器15の高圧冷媒流出側(凝縮器12の冷媒流出側)を蒸発器14の冷媒流入側に接続するバイパス流路17が設けられている。また、冷媒回路10には、内部熱交換器15の高圧冷媒流出側の冷媒流路を膨張弁13側またはバイパス流路17側に切り替えるための流路切替手段としての三方弁17aが設けられている。
バイパス流路17には、バイパス流路17を流通する冷媒の運動エネルギーを回転運動に変換するためのタービン18が設けられている。タービン18の回転軸には、発電機19が連結されている。
圧縮機11は、例えば、斜板式の可変容量型圧縮機であり、斜板の角度を変化させることで冷媒の吐出量を変化させることが可能である。圧縮機11は、ベルトとプーリ等の動力伝達装置11aを介してエンジンEに連結されており、エンジンEの動力で駆動する。また、圧縮機11の駆動軸には、電磁式のクラッチ11bを介して動力伝達装置11aが連結されており、クラッチ11bによって圧縮機11の駆動軸に対するエンジンEの動力の伝達と伝達の遮断とが切り替えられる。さらに、圧縮機11は、車両の制動動作によって減速する際の運動エネルギーが動力伝達装置11aを介して作用することによっても駆動する。
三方弁17aは、電磁式の三方弁であり、後述するコントローラからの制御信号を受信して弁体内の流路を切り替えるものである。
タービン18は、例えば、スクロール型の膨張機であり、バイパス流路17を流通する冷媒によって回転動力を出力するものである。バイパス流路17を流通する冷媒は、タービン18を通過することで減圧された後に蒸発器14に流入する。タービン18は、回転軸の回転を規制するための冷媒貯留手段としての回転ロック機構18aを有しており、回転ロック機構18aによって回転軸の回転が自在な状態とロックされた状態との切り替えが可能である。
発電機19は、タービン18から出力された回転力が入力されて駆動するものである。発電機19が発電した電力は、モータジェネレータを電動モータとして機能させる際に利用される電力としてバッテリに貯えられる。
また、空気調和装置1は、圧縮機11の容量制御、三方弁17aの動作制御及び回転ロック機構18aの動作を制御するためのコントローラ20を備えている。
コントローラ20は、CPU、ROM,RAMを有している。コントローラ20は、入力側に接続された装置からの入力信号を受信すると、CPUが、入力信号に基づいてROMに記憶されたプログラムを読み出すとともに、入力信号によって検出された状態をRAMに記憶したり、出力側に接続された装置に出力信号を送信したりする。
コントローラ20の入力側には、図2に示すように、エンジンEと、バイパス流路17におけるタービン18の冷媒流入側の圧力を検出するための圧力センサ21と、が接続されている。また、コントローラ20の出力側には、圧縮機11、クラッチ11b、三方弁17a及び回転ロック機構18a、が接続されている。
以上のように構成された発電機能付き車両用空気調和装置において、空気調和装置1は、車室A内の空気を冷却する冷房運転及び車室A内の空気を除湿する除湿運転を行う。冷房運転及び除湿運転では、三方弁17aによって冷媒回路10の流路を膨張弁13側に設定する。また、冷房運転及び除湿運転では、クラッチ11bによって圧縮機11の駆動軸に対してエンジンEの動力が伝達される状態とする。さらに、冷房運転及び除湿運転では、圧縮機11の容量が、車室内外の空気の温度や、車室内に吹き出す空気の目標温度等に基づいて調整される。
これにより、圧縮機11は、エンジンEの動力によって駆動する。圧縮機11から吐出された冷媒は、凝縮器12において車室A外の空気と熱交換することにより放熱して液化する。凝縮器12から流出した冷媒は、内部熱交換器15において蒸発器14から流出した冷媒と熱交換することにより過冷却の状態となる。内部熱交換器15から流出した冷媒は、膨張弁13において減圧された後、蒸発器14において車室A内に供給する空気と熱交換することにより蒸発する。蒸発器14から流出した冷媒は、内部熱交換器15において凝縮器12から流出した冷媒と熱交換した後、アキュムレータ16を介して圧縮機11に吸入される。
また、空気調和装置1は、車室A内の空気を加熱する暖房運転を行う。暖房運転では、エンジンEの図示しないウォータジャケットを流通して加熱された冷却水と、車室A内に供給する空気と、を図示しないヒータコアにおいて熱交換することで、車室A内に供給する空気を加熱している。したがって、暖房運転における空気調和装置1では、冷媒回路10が利用されないため、クラッチ11bによって圧縮機11の駆動軸に対するエンジンEの動力の伝達を遮断した状態とする。
また、空気調和装置1は、冷房運転及び除湿運転を行わない状態において、走行する車両の制動動作によって減速する際の運動エネルギーを利用して発電機19を駆動させる発電機駆動手段としての発電運転を行う。発電運転では、三方弁17aによって冷媒回路10の流路をバイパス流路17側に設定するとともに、クラッチ11bによって圧縮機11の駆動軸に対してエンジンEの動力が伝達される状態とする。
これにより、圧縮機11は、車両の制動動作によって減速する際の運動エネルギーによって駆動する。また、回転ロック機構18aのロックを解除すると、冷媒回路10を流通する冷媒は、膨張弁13によって減圧されることはなく、タービン18を通過することで減圧される。タービン18は、回転ロック機構18aのロックを解除すると、流通する冷媒によって駆動する。発電機19は、タービン18から出力された回転力が入力されることで駆動する。発電機19において発電した電力は、バッテリに充電される。
ここで、暖房運転と同時に発電運転を行う空気調和装置1では、車室A内に供給される空気が蒸発器14を流通する冷媒と熱交換するため、車室A内に供給される空気が冷却されることになる。しかし、蒸発器14で冷却された空気は、ヒータコアを流通する加熱された冷却水によって再び加熱されて車室A内に供給される。
発電運転において、コントローラ20は、空気調和装置1の運転状態、車両の走行状態及び冷媒回路10内の圧力に基づいて、冷媒回路10の流路、圧縮機11の容量及び回転ロック機構18aの設定を切り替える発電動作制御処理を行う。この時のコントローラ20の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1)
ステップS1においてCPUは、空気調和装置1が冷房運転または除湿運転を行っているか否かを判定する。冷房運転または除湿運転を行っていると判定した場合には発電動作制御処理を終了し、冷房運転または除湿運転を行っていると判定しなかった場合にはステップS2に処理を移す。
(ステップS2)
ステップS1において空気調和装置1が冷房運転または除湿運転を行っていると判定しなかった場合に、ステップS2においてCPUは、冷媒回路10の冷媒流路をバイパス流路17側に設定し、ステップS3に処理を移す。
(ステップS3)
ステップS3においてCPUは、車両が制動動作によって減速しているか否かを判定する。制動動作によって減速していると判定した場合にはステップS4に処理を移し、制動動作によって減速していると判定しなかった場合にはステップS1に処理を移す。
ここで、車両が制動動作によって減速している状態は、エンジンEの回転数の変化量等のエンジンEの状態に基づいて検出される。
(ステップS4)
ステップS3において車両が制動動作によって減速していると判定した場合に、ステップS4においてCPUは、クラッチ11bをオンにすることで圧縮機11の駆動軸に対してエンジンEの動力が伝達される状態とし、ステップS5に処理を移す。
(ステップS5)
ステップS5においてCPUは、圧縮機11の容量を所定の容量に設定し、ステップS6に処理を移す。
(ステップS6)
ステップS6においてCPUは、圧力センサ21の検出圧力Pが第1所定圧力P1(例えば、1MPa)以上であるか否かを判定する。第1所定圧力P1以上であると判定した場合にはステップS7に処理を移し、第1所定圧力P1以上であると判定しなかった場合にはステップS1に処理を移す。
(ステップS7)
ステップS6において圧力センサ21の検出圧力Pが第1所定圧力P1以上であると判定した場合に、ステップS7においてCPUは、回転ロック機構18aによるタービン18の回転軸のロックを解除し、ステップS8に処理を移す。
(ステップS8)
ステップS8においてCPUは、圧力センサ21の検出圧力Pが第1所定圧力P1よりも小さい第2所定圧力P2以下であるか否かを判定する。第2所定圧力P2以下であると判定した場合にはステップS9に処理を移し、第2所定圧力P2以下であると判定しなかった場合にはステップS7に処理を移す。
(ステップS9)
ステップS8において圧力センサ21の検出圧力Pが第2所定圧力P2以下であると判定した場合に、ステップS9においてCPUは、回転ロック機構18aによってタービン18の回転軸をロックし、ステップS10に処理を移す。
(ステップS10)
ステップS10においてCPUは、クラッチ11bをオフにすることで圧縮機11の駆動軸に対してエンジンEの動力の伝達を遮断した状態とし、ステップS11に処理を移す。
(ステップS11)
ステップS11においてCPUは、冷媒回路10の冷媒流路を膨張弁13側に設定し、発電動作制御処理を終了する。
このように、本実施形態の発電機能付き車両用空気調和装置によれば、車室A内の冷房及び除湿を行わない状態で、車両の制動動作によって生じる運動エネルギーによって圧縮機11を駆動させ、圧縮機11が吐出した冷媒によってタービン18を駆動させ、タービン18から出力された回転力によって発電機19を駆動させている。
これにより、車室A内の冷房及び除湿に使用されていない冷媒回路10を用いて車両の制動動作によって生じる運動エネルギーを電力として回収することができるので、制動動作によって生じる運動エネルギーを回収する効率を向上させることができる。
また、凝縮器12から流出する冷媒の流路を膨張弁13側またはバイパス流路17側に切り替えるための三方弁17aを備えている。
これにより、内部熱交換器15の高圧側(凝縮器12)から流出した全ての冷媒によってタービン18を駆動させることができるので、確実にタービン18を駆動させることができ、車両の制動動作によって生じる運動エネルギーをより効率的に回収することが可能となる。
また、冷媒回路10内にタービン18を駆動させる冷媒を貯えるための回転ロック機構18aを備えている。
これにより、一回の制動動作によって生じる運動エネルギーが小さい場合に、複数回の制動動作によって貯えられた冷媒でタービン18を駆動させることが可能となり、制動動作によって生じる運動エネルギーを電力として確実に回収することが可能となる。
また、タービン18の回転軸をロックすることによって貯えられた冷媒の圧力を検出するための圧力センサ21を備え、圧力センサ21の検出圧力Pが第1所定圧力P1以上になると、タービン18の回転軸をロックを解除して貯えられた冷媒によってタービン18を駆動させている。
これにより、簡単な制御系によって冷媒回路10内に冷媒を貯えて、貯えた冷媒によってタービン18を駆動させることができるので、製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明の車両用空気調和装置は、既存の車両用空気調和装置に対して、バイパス流路17、三方弁17a、タービン18及び発電機19を付加することによって構成することが可能である。このため、既存の車両用空気調和装置から本発明の車両用空気調和装置への設計変更が容易である。
また、本発明の車両用空気調和装置は、車室A内の空調を行わない状態において、車両の走行時のエネルギー消費量の低減に貢献することが可能なものである。このため、本発明の車両用空気調和装置は、車両のカタログ等に表記される燃費のように、車室A内の空調を行わないことを基準として測定される車両の燃費を向上させることが可能である。
尚、前記実施形態では、冷媒貯留手段として、回転ロック機構18aによってタービン18の回転軸の回転を規制することでタービン18の冷媒流入側の冷媒流路に冷媒を貯えるようにしたものを示したが、これに限られるものではない。タービン18の冷媒流入側の冷媒流路に冷媒を貯えることが可能であれば、図4に示すように、バイパス流路17のタービン18の冷媒流通方向の上流側に電磁式の開閉弁17bを設けるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、内部熱交換器15およびアキュムレータ16が接続された冷媒回路10を示したが、これに限られるものではない。少なくとも圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器が接続された冷媒回路であれば、本発明を適用することが可能である。
1…空気調和装置、10…冷媒回路、11…圧縮機、12…凝縮器、13…膨張弁、14…蒸発器、17…バイパス流路、17a…三方弁、17b…開閉弁、18…タービン、18a…回転ロック機構、19…発電機、20…コントローラ、21…圧力センサ、E…エンジン。

Claims (4)

  1. 車両走行用のエンジンで駆動する圧縮機、凝縮器、膨張手段及び蒸発器が接続され、車室内の冷房または除湿に用いられる冷媒回路と、
    膨張手段を迂回して凝縮器の冷媒流出側の冷媒流路と蒸発器の冷媒流入側の冷媒流路とを接続するバイパス流路と、
    バイパス流路を流通する冷媒によって駆動するタービンと、
    タービンから出力された回転力によって駆動する発電機と、
    車室内の冷房及び除湿を行わない状態で、車両の制動動作によって生じる運動エネルギーによって圧縮機を駆動させ、圧縮機が吐出した冷媒によってタービンを駆動させ、タービンから出力された回転力によって発電機を駆動させる発電機駆動手段と、を備えた
    発電機能付き車両用空気調和装置。
  2. 凝縮器から流出する冷媒の流路を、膨張手段側またはバイパス流路側に切り替える流路切替手段を備えた
    請求項1に記載の発電機能付き車両用空気調和装置。
  3. 冷媒回路内にタービンを駆動させる冷媒を貯える冷媒貯留手段を備えた
    請求項1または2に記載の発電機能付き車両用空気調和装置。
  4. 冷媒貯留手段によって貯えられた冷媒の圧力を検出する圧力センサと、
    圧力センサの検出した圧力が所定の圧力以上になると、冷媒貯留手段によって貯えられた冷媒によってタービンを駆動させる発電動作制御手段と、を備えた
    請求項3に記載の発電機能付き車両用空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110375450A (zh) * 2019-07-03 2019-10-25 天津大学 一种二氧化碳制冷热泵系统

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