JP2017196841A - レトルト処理用包材として使用するためのレーザ印字用多層積層フィルム、並びにそれよりなる包装体及び印字体 - Google Patents
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Abstract
Description
包装体を構成する包装容器あるいは包装材は、各種用途に用いられ、使用される目的、使用状況等に応じて、多種多様な要求、要望に応えられるように材料の選択、積層構成あるいは構造を変更し、包装体として用いられている。そのため、包装体は包装の形態、利用状況に応じた材料の変更などにより多種多様な積層構造を有する。
このような多種多様な包装材に対して、包装材毎に表記を必要とされる付加情報を適切かつ的確に印字できる技術が求められている。
レーザ光により印字する技術として、従来からYAGレーザ、YVO4レーザ、ファイバレーザ等を照射することによりフィルム上へ印字することが知られている。そして、レーザにより印字できる多層積層フィルムとしては、レーザ照射により変色する特殊インキを中間層(発色層)として使用するフィルムが知られている(特許文献1)。
通常のインキも、YAG又はYVO4レーザの照射により若干変色する。したがって、このような通常インキを中間層(発色層)として使用することも知られている(特許文献2)。しかしながら、この方法においては強力なレーザ光を照射することによって中間層
に印字部を形成する必要がある。すなわち、十分な視認性を得るために、レーザ照射部分の中間層が、その深さ方向(フィルムの一方の表面から他方の表面に向かう方向)の全厚さにわたって、全て蒸散するまでレーザ出力を高める必要がある。
したがって、強力なレーザ光の照射によって、ベースとなるフィルムに穴があくなどの問題がある。また、強力なレーザ光を照射する必要があることから印字スピードが遅いという問題がある。
(1)少なくとも、基材層、印刷層、及びシーラント層からなる、レトルト処理用包材として使用するためのレーザ印字用多層積層フィルムであって、該基材層は、樹脂フィルムからなる層であり、該印刷層は、レーザ光の照射により発色する発色材料及びバインダ樹脂を含む、レーザ光により印字可能な発色インキと、硬化剤とからなる層であり、レトルト処理後の該基材層と印刷層との間のラミネート強度が1.0N/15mm以上である、レーザ印字用多層積層フィルム。
(2)レトルト処理後の基材層と印刷層との間のラミネート強度が、2.0N/15mm以上である、上記(1)に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(3)発色材料がビスマス系化合物である、上記(1)又は(2)に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(4)ビスマス系化合物が、水酸化ビスマス、酸化ビスマス、次炭酸ビスマス及び硝酸ビスマスからなる群より選択される1種類又はそれ以上の化合物である、上記(3)に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(5)発色インキが、金属酸化物及び複合酸化物からなる群より選択される1種類又はそれ以上の化合物を含む、上記(1)〜(4)のいずれかに記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(6)発色インキが、銅系化合物及びモリブデン系化合物からなる群より選択される1種
類又はそれ以上の化合物を含む、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(7)印刷層とシーラント層との間に更に、白色インキからなる印刷用下地層を備える、上記(1)〜(6)のいずれかに記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(8)更にガスバリア層を備える、上記(1)〜(7)のいずれかに記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(9)ガスバリア層が、アルミニウム金属箔、金属蒸着膜、又はガスバリア性透明蒸着膜である、上記(8)に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(10)ガスバリア層が、基材層上に設けられたガスバリア性透明蒸着膜である、上記(8)又は(9)に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
(11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載のレーザ印字用多層積層フィルムからなる包装体。
(12)上記(1)〜(10)のいずれかに記載のレーザ印字用多層積層フィルム又は上記(11)に記載の包装体に、YAGレーザ、YVO4レーザ又はファイバレーザのレーザ光を基材層側から照射することにより形成された印字画像を有する印字体。
包装体の内容物に接する層以外の少なくとも内層の発色インキの印刷層が、レーザ光の照射により印字可能な印字層となることにより、レーザ印字用多層積層フィルムの表面にインキを接触させることなく印字可能で、また包装体の内容物由来の油脂分により印字されたインキを溶解させることなく、衛生性に優れたものができる。
図1に示されるように、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムは、基材層1、印刷層2、シーラント層3の順序に積層された構成を基本とし、ここで、印刷層2は、レーザ光の照射により発色し印字可能な発色インキと硬化剤とからなる層である。
本発明において、基材層は、その使用目的、用途等に応じた樹脂フィルムであって、且つ、印刷層を積層した際に、該印刷層とのラミネート強度が1.0N/15mm以上であり、且つ、レトルト処理後もこれを維持できる任意の樹脂フィルムを使用することができる。
具体的には、基本素材となり、更に、印字後は、表面保護層を構成し、かつ、レーザ印字画像等を透視し得るものであることから、機械的、物理的、化学的等において優れた強度を有し、耐突き刺し性等に優れ、その他、耐熱性、防湿性、透明性等に優れた樹脂フィルムを使用することができる。
上記において、一般的な添加剤としては、例えば、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、補強剤、帯電防止剤、顔料、その他等を使用することができ、更に、改質用樹脂等も使用することができる。
ナ放電処理、オゾン処理、酸素ガス若しくは窒素ガス等を用いた低温プラズマ処理、グロー放電処理、化学薬品等を用いて処理する酸化処理等の前処理を施すことができる。
上記の樹脂フィルムとしては、未延伸フィルム、あるいは、一軸方向又は二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれでも使用することができる。
本発明においては、上記のような理由から、10〜100μm、好ましくは10〜50μmが望ましい。
本発明において、基材を形成する樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びPET基材に透明蒸着層を形成したものを特に好適に用いることができる。該ポリエチレンテレフタレートフィルムは、特に包装材料としての用途において、安定性、加工性、コスト、耐熱性及び耐薬品性等の面で優れており、また、後述の印刷層として好適に使用される発色インキを積層する際に、該印刷層との好ましいラミネート強度を得ることができる。基材として透明蒸着層を形成したPETを用いる場合は、ガスバリア層を別に設ける必要はないが、必要に応じてガスバリア層を積層してもよい。
本発明において、印刷層は、レーザ光により発色し印字可能なレーザ用印字部として機能するものであって、レーザ発色インキと硬化剤とからなる層である。このレーザ発色インキは、低出力のレーザ光により発色する発色材料を少なくとも含む発色インキが好適に用いられる。好ましくは、レーザ発色インキは、白色顔料などの無機化合物をさらに含むものである。レーザ発色インキと硬化剤とからなる印刷層に更に印刷用下地層を設けて多層化することにより、より鮮明な印字画像を得ることもできる。
本発明で用いるレーザ光により発色する発色材料としては、従来公知のものを用いることができる。具体的には、染料・顔料等の着色剤、粘土類等を使用することができ、具体的には、黄色酸化鉄、無機鉛化合物、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、水銀、コバルト、銅、ニッケル等の金属化合物、真珠光沢顔料、珪素化合物、雲母類、カオリン類、珪砂、硅藻土、タルク、酸化チタン被覆雲母類、二酸化錫被覆雲母類、アンチモン被覆雲母類、スズ+アンチモン被覆雲母類、スズ+アンチモン+酸化チタン被覆雲母類等の一種又は二種以上を使用することができる。
クエン酸ビスマス、水酸化ビスマス、チタン酸ビスマス等が挙げられ、なかでも、入手が容易であり、安価であるという観点から、好ましくは、硝酸ビスマス、水酸化ビスマスが望ましい。ビスマス系化合物としては、一種又は二種以上の化合物を含むことができる。また、本発明はビスマス系化合物を少なくとも含む発色材料を用いるものであって、レーザ光により発色する発色材料であればビスマス化合物以外のものを併用することもできる。
このような無機化合物としては、一般に印刷において汎用の印刷用下地層として用いている白色インキに用いられる顔料を用いることができる。好ましくは、金属酸化物として、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化ニッケル、酸化スズ、酸化ネオジム、マイカ、ゼオライト、カオリナイト等を1種又はそれ以上含有することができる。
銅系化合物としては、例えば、銅、酸化銅、ハロゲン化銅、ギ酸、クエン酸、サリチル酸、ラウリル酸、シュウ酸、マレイン酸などの有機酸銅、リン酸銅、ヒドロキシリン酸銅などが好適に用いることができる。
モリブデン系化合物として、モリブデン、二酸化モリブデン、三酸化モリブデン、塩化モリブデン、モリブデン酸金属(金属:K、Zn、Ca、Ni、ビスマス、Mgなど)が好適に用いることができる。
金属塩として、硫酸、硝酸、シュウ酸、炭酸などの酸とバリウム、コバルト、マグネシウム、ニッケル、鉄などの金属との塩を用いることができる。
白色の着色下地には、例えば、塩基性炭酸鉛、塩基性硫酸鉛、塩基性ケイ酸鉛、亜鉛華、硫化亜鉛、リトポン、三酸化アンチモン、アナタス形酸化チタン、ルチル形酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の白色顔料の一種又は二種以上を使用することができる。
印刷用下地層は、膜厚が0.05〜20μmが好ましく、より好ましくは0.1〜7μmである。膜厚が0.05μm未満であると着色が不十分となり、視認性も不十分となる。一方、膜厚が増加するほど印字の発色は濃くなり視認性は向上するが、膜厚が20μmを越えると、コストアップ、印刷用下地層の強度低下等の理由から好ましくない。なお、印刷用下地層全体に対する着色成分の含有量が同量の場合、添加濃度を低くして、膜厚を厚くした方が、着色の濃度及び印字の視認性は向上する。
レトルト処理後の基材層と印刷層との間のラミネート強度が1.0N/15mm未満であると、レトルト処理後に層間剥離が生じ、また、印字部領域に基材フィルムの浮きが生じ得るため、確実に鮮明な印字画像を得ることができない。
逆に、ラミネート強度が20N/15mmより大きいと、レーザ光の照射により炭化した発色インキが、基材層と印刷層との境界に広がりにくく、十分な発色域を形成しにくい。
硬化剤としては、発色インキ中に使用されるバインダ樹脂に合わせて、例えばイソシアネート化合物が使用できる。例えば、芳香族イソシアネート、脂肪族イソシアネート、脂環式イソシアネート、芳香脂肪族イソシアネート、及びこれらのイソシアネートの変性物(ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、ウレトジオン基、ウレトイミン基、イソシアヌレート基、オキサゾリドン基含有変性物等)等を、単独又は2種以上を混合して用いてもよい。
硬化剤は、有機溶媒へ溶解され、使用直前に発色インキと混合する。
発色インキには、必要に応じて任意の添加剤を添加してもよい。この例としては、滑材、ブロッキング防止剤、充填剤等を添加することが挙げられる。その他、顔料分散剤、消泡剤、レベリング剤、ワックス、シランカップリング剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防錆剤、可塑剤、難燃剤、顕色剤等の各種添加剤を添加することもできる。これら添加剤は、特に印刷適性、印刷効果等の改善を目的に使用され、その種類、使用量は、印刷方法、印刷基材、印刷条件により適宜選択できる。
印刷層の積層方法は、グラビアロールコート、リバースロールコート法、ナイフコート法、キスコート法、その他等の公知の方法で印刷する他、インクジェット、浸漬、スピンコーティングなどの方法を用いることができるが、本発明においては印刷により積層する方法が好ましい。グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、フレキソ印刷のいずれの方式でもかまわない。特に、印刷下地として全面又は一部にベタ印刷することにより、製造工程を簡略化することができる。
本発明において、シーラント層は、レーザ印字用多層積層フィルムの最内層に設けられるもので、シーラント層として慣用の熱可塑性樹脂からなる層、又は該樹脂のフィルムからなる層である。
シーラント層は、ヒートシール性樹脂からなり、具体的には、熱によって溶融し相互に
融着し得る樹脂のフィルムないしシートを使用することができる。
シーラント層の積層方法は、特に限定されないが、シーラント層を形成する熱可塑性樹脂を、上記印刷層又は後述のガスバリア層や機能層上に押出コーティングすることにより積層することができる。また、該熱可塑性樹脂からなるフィルムを、ドライラミネート法又はサンドイッチラミネート法等により積層してもよい。
本発明において、上記シーラント層の厚さとしては、レーザ印字用多層積層フィルムに充填する内容物に応じて適宜に設定することができるが、20〜200μm程度であり、より好ましくは50〜100μm程度である。
本発明のレーザ印字用多層積層フィルムは、さらにガスバリア層を備えてもよい。
ガスバリア層としては、アルミニウム箔等の金属箔、アルミニウム等の金属蒸着膜、ガスバリア性透明蒸着膜、塩化ビニリデン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレンビニルアルコール共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物などのバリア性樹脂のフィルム又はコーティング膜等を用いることができる。
ガスバリア層の機能を付与する手段としては、基材層として、樹脂フィルム上に無機酸化物のガスバリア性透明蒸着膜を積層した透明蒸着膜付き樹脂フィルムを用いることもできる。または、例えば、印刷層とシーラント層との間に、金属箔や蒸着膜及び蒸着フィルム等のガスバリア性を有する層を設けてもよい。
上記蒸着膜は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、イ
オンクラスタービーム法等の物理気相成長法(Physical Vapor Deposition法、PVD法)、あるいは、プラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長法、光化学気相成長法等の化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition法、CVD法)等を用いて形成することができる。
本発明において、印字は、YAG(イットリウム(Y)・アルミニウム(A)・ガーネット(G))レーザ光線(波長=1.064μm)、YVO4(イットリウム・バナデート)レーザ光線(波長=1.064μm)、又はファイバレーザ光線(例えば、波長=1090nm)を用いて行うことが好ましい。これらのレーザは、透明体を透過する性質を有し、その性質を利用し、さらに、印字時の煙等の発生が抑えられ、また、発色濃度やフィルムに与える影響等を調整することができる。その結果、レーザ印字画像を形成しても穴あき等がない極めて鮮明なレーザ印字画像を形成することができる。
これらのレーザを、基材層側から照射することにより、低出力で、フィルムに与えるダメージを最小限に抑えつつ、印刷層のインキ組成物をガス化及び炭化させて、基材層と印刷層との間に空隙を形成し、印刷層表面に、レーザ印字画像を効率よく形成することができる。
本発明のレーザ印字用多層積層フィルムへの印字工程において、レーザの平均出力を低く設定しても、または、スキャンスピードを速く設定しても、鮮明な印字画像、例えば太くて明瞭な文字を印字することができる。
本発明の印字体において、レーザのスポット照射により、基材層と印刷層との間に形成される変色域の直径は、望ましくは100μm〜1mm、より好ましくは500μm超〜1mmである。この変色域に炭化したインキ成分が広がって、明瞭な印字画像が得られる。変色域の直径がこれよりも小さいと、印字画像の欠損や、線幅の細りが発生し、視認性を欠く。逆にこれよりも大きいと、画像がつぶれる等のため好ましくない。
また、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムに印字して得られる印字体は、優れたレ
ーザ印字適性だけでなく、良好な層間ラミネート強度を有するため、高温高圧処理に付されるレトルト処理用包装材料として好適に使用することができる。
本発明のレーザ印字用多層積層フィルムにおいて、印刷層は、印刷下地としても機能し得るため、該印刷層を下地として、レーザ印字を施さない部分に、所望のカラー印刷層を設けることもできる。
上記のレーザ印字用多層積層フィルムを用いた包装体について説明する。包装体からなる袋状容器本体は、上記レーザ印字用多層積層フィルムからなる積層材を使用して、この積層材を二つ折にし、そのシーラント層の面を対向させて重ね合わせ、その端部をヒートシールして筒状の包装体を形成し、次いで底部をシールして内容物を充填し、さらに天部をシールすることにより、包装体を製造することができる。
その製袋方法としては、上記のような積層材を、折り曲げるかあるいは重ね合わせて、その内層の面を対向させ、さらにその周辺端部を、例えば、側面シール型、二方シール型、三方シール型、四方シール型、封筒貼りシール型、合掌貼りシール型(ピローシール型)、ひだ付シール型、平底シール型、角底シール型、ガゼット型等のヒートシール形態によりヒートシールして、種々の形態の包装用レトルトを製造することができる。上記において、ヒートシールの方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知の方法で行うことができる。
本実施例及び比較例においては、以下に示す配合の発色インキ、白インキ、及び接着剤を使用した。
● 発色インキA(実施例):酸化ビスマス5質量%、二酸化チタン15質量%、ポリウレタン樹脂20質量%、混合溶剤60質量%
● 発色インキB(実施例):酸化ビスマス5質量%、銅・モリブデン複合酸化物3質量%、二酸化チタン15質量%、ポリウレタン樹脂17質量%、混合溶剤60質量%
なお、混合溶剤としては、メチルエチルケトン:酢酸n−プロピル:イソプロピルアルコール=3:5:2(質量比)を用いた。
<硬化剤>
● 硬化剤:脂肪族系イソシアネート硬化剤
<白インキ(印刷用下地層用)>
● ウレタン系白インキ
<接着剤>
● 2液硬化型ウレタン系接着剤
厚さ12μmのPETフィルムの一方の面に、グラビアロールコート法により、インキ組成物として、発色インキAを100質量部に対し、硬化剤3質量部をブレンドしたものを、塗布厚み3μm(乾燥時)となるように塗布し、印刷層を設けた。
次いで、該印刷層上に、2液硬化型ウレタン接着剤(塗布量3g/m2(乾燥時))を介して、厚さ7μmのアルミニウム箔(ガスバリア層)及び厚さ70μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(シーラント層)を順次ドライラミネートし、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムを得た。
この積層フィルムの層構成は、基材層/印刷層/接着剤/ガスバリア層/接着剤/シー
ラント層である。
厚さ12μmのPETフィルムの一方の面に、グラビアロールコート法により、インキ組成物として、発色インキAを100質量部に対し、硬化剤3質量部をブレンドしたものを、塗布厚み1.5μm(乾燥時)となるように塗布して印刷層を設けた後、さらに、白インキ100質量部に対し、硬化剤を3質量部ブレンドしたものを塗布厚み1.5μm(乾燥時)となるように塗布して印刷用下地層を設けた。
次いで、該印刷用下地層上に、2液硬化型ウレタン接着剤(塗布量3g/m2(乾燥時))を介して、厚さ7μmのアルミニウム箔(ガスバリア層)及び厚さ70μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(シーラント層)を順次ドライラミネートし、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムを得た。
この積層フィルムの層構成は、基材層/印刷層/印刷用下地層/接着剤/ガスバリア層/接着剤/シーラント層である。
インキ組成物として発色インキBを用いた以外は、実施例1と同様にして、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムを得た。
インキ組成物として発色インキBを用いた以外は、実施例2と同様にして、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムを得た。
印刷層とガスバリア層(アルミニウム箔)との間に、さらに、厚さ15μmの2軸延伸ナイロンフィルムを、2液硬化型ウレタン接着剤(塗布量3g/m2(乾燥時))を介してドライラミネートした以外は、実施例1と同様にして、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムを得た。
この積層フィルムの層構成は、基材層/印刷層/接着剤/2軸延伸ナイロンフィルム/接着剤/ガスバリア層/接着剤/シーラント層である。
印刷用下地層とガスバリア層(アルミニウム箔)との間に、さらに、厚さ15μmの2軸延伸ナイロンフィルムを、2液硬化型ウレタン接着剤(塗布量3g/m2(乾燥時))を介してドライラミネートした以外は、実施例2と同様にして、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムを得た。
この積層フィルムの層構成は、基材層/印刷層/印刷用下地層/接着剤/2軸延伸ナイロンフィルム/接着剤/ガスバリア層/接着剤/シーラント層である。
基材層として、厚さ12μmのPETフィルムの一方の面に酸化珪素を蒸着してなる透明蒸着PETフィルムを使用し、その蒸着面上に印刷層を設け、また、アルミニウム箔の代わりに厚さ15μmの2軸延伸ナイロンフィルムをドライラミネートした以外は、実施例2と同様にして、本発明のレーザ印字用多層積層フィルムを得た。
この積層フィルムの層構成は、透明蒸着PETフィルム/印刷層/印刷用下地層/接着剤/2軸延伸ナイロンフィルム/接着剤/シーラント層である。
インキ組成物として発色インキAのみを用い、印刷用下地層として、白インキのみを用いた以外は、実施例2と同様にして、レーザ印字用多層積層フィルムを得た。
上記実施例1〜7及び比較例1で得られた多層積層フィルムについて、下記試験により、印字線の視認性、レトルト処理前後のラミネート強度、及びレトルト適性を評価した。<印字線の視認性>
各多層積層フィルムに、下記条件下で、基材層側からファイバレーザ光(レーザパワー30%)を照射し、レーザ印字線を形成して印字体を得た。得られた印字線について、着色線幅及び着色濃度を観察した。
(ファイバレーザ照射条件)
ファイバレーザ機(パナソニックデバイスSUNX(株)製 LP−Z250、波長1060nm)、スキャンスピード9000mm/分、印字パルス周期20μs
<ラミネート強度>
レトルト処理前の基材層と印刷層との間のラミネート強度を、JIS K 6854に従って、引張試験装置(テンシロン)を用いて引張速度50mm/分、90度方向、試料幅15mmで測定した。
<レトルト適性>
多層積層フィルムをそれぞれ2枚用意し、シーラント層同士を重ね合せて製袋後、このパウチ表面に、ファイバレーザで、上記条件下でレーザ光を照射し、レーザ印字線を形成した。水を封入後、このパウチを、121℃で30分間のレトルト加熱処理に付した。加熱処理後のパウチの外観について、印字部及びその周辺において、層間剥離によるフィルムの浮きが生じていないかを観察した。また、加熱処理後のパウチから幅15mmの短冊状の試験片を切り出し、上記と同様にして、基材層と印刷層との間のラミネート強度をした。
結果を以下の表1に示す。
これに対し、比較例の多層積層フィルムは、レトルト処理後にラミネート強度が大幅に低下し、印字部周辺に浮きが発生し、基材層とアルミニウム箔との間で層間剥離が観察された。
2.印刷層
3.シーラント層
4.ガスバリア性透明蒸着膜
5.印刷用下地層
6.印字部
A.変色域の直径
Claims (12)
- 少なくとも、基材層、印刷層、及びシーラント層からなる、レトルト処理用包材として使用するためのレーザ印字用多層積層フィルムであって、
該基材層は、樹脂フィルムからなる層であり、
該印刷層は、レーザ光の照射により発色する発色材料及びバインダ樹脂を含む、レーザ光により印字可能な発色インキと、硬化剤とからなる層であり、
レトルト処理後の該基材層と印刷層との間のラミネート強度が1.0N/15mm以上である、レーザ印字用多層積層フィルム。 - レトルト処理後の基材層と印刷層との間のラミネート強度が、2.0N/15mm以上である、請求項1に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- 発色材料がビスマス系化合物である、請求項1又は2に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- ビスマス系化合物が、水酸化ビスマス、酸化ビスマス、次炭酸ビスマス及び硝酸ビスマスからなる群より選択される1種類又はそれ以上の化合物である、請求項3に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- 発色インキが、金属酸化物及び複合酸化物からなる群より選択される1種類又はそれ以上の化合物を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- 発色インキが、銅系化合物及びモリブデン系化合物からなる群より選択される1種類又はそれ以上の化合物を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- 印刷層とシーラント層との間に更に、白色インキからなる印刷用下地層を備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- 更にガスバリア層を備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- ガスバリア層が、アルミニウム金属箔、金属蒸着膜、又はガスバリア性透明蒸着膜である、請求項8に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- ガスバリア層が、基材層上に設けられたガスバリア性透明蒸着膜である、請求項8又は9に記載のレーザ印字用多層積層フィルム。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のレーザ印字用多層積層フィルムからなる包装体。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のレーザ印字用多層積層フィルム又は請求項11に記載の包装体に、YAGレーザ、YVO4レーザ又はファイバレーザのレーザ光を基材層側から照射することにより形成された印字画像を有する印字体。
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