JP2017195860A - 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 - Google Patents
枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017195860A JP2017195860A JP2016091786A JP2016091786A JP2017195860A JP 2017195860 A JP2017195860 A JP 2017195860A JP 2016091786 A JP2016091786 A JP 2016091786A JP 2016091786 A JP2016091786 A JP 2016091786A JP 2017195860 A JP2017195860 A JP 2017195860A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- gene
- bacillus subtilis
- protein
- seq
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
【解決手段】 枯草菌変異株であって、
prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域からなる群より選択される1以上の領域が欠失したゲノムを有し、
ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現が強化されており、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子が欠失又は不活性化されている、枯草菌変異株。
【選択図】なし
Description
これまでに、枯草菌のホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子(pckA遺伝子)を破壊した場合に、N−アセチル−D−グルコサミンの生産性が向上すること(特許文献7)、またPckA活性を増強させた変異微生物においてコハク酸の生産量が向上すること(特許文献8)が報告されている。
しかしながら、枯草菌においてpckA遺伝子の発現がDPAの生産に如何なる影響を及ぼすかは不明である。
枯草菌変異株であって、
prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域からなる群より選択される1以上の領域が欠失したゲノムを有し、
ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現が強化されており、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子が欠失又は不活性化されている、枯草菌変異株。
枯草菌変異株の製造方法であって、
prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域からなる群より選択される1以上の領域が欠失したゲノムを有する枯草菌変異株において
ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現を強化し、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子を欠失又は不活性化する、ことを含む、方法。
Functional Analysis Network for Bacillus subtilis(BSORF DB)でインターネット公開([bacillus.genome.ad.jp/]、2006年1月18日更新)された枯草菌ゲノムデータに基づいて記載されている。
Spring Harbor Laboratory Press,2001)記載の条件が挙げられる。ハイブリダイゼーションの当業者は、プローブのヌクレオチド配列や濃度、長さ等に応じて、ハイブリダイゼーション溶液の塩濃度、温度等を調節することにより、ストリンジェントな条件を適切に作り出すことができる。一例を示せば、上記「ストリンジェントな条件」とは、ハイブリダイゼーション条件としては、5×SSC、70℃以上が好ましく、5×SSC、85℃以上がより好ましく、洗浄条件としては、1×SSC、60℃以上が好ましく、1×SSC、73℃以上がより好ましい。上記SSC及び温度条件の組み合わせは例示であり、当業者であれば、ハイブリダイゼーションのストリンジェンシーを決定する上記若しくは他の要素を適宜組み合わせることにより、適切なストリンジェンシーを実現することが可能である。
(1−1.ゲノム欠失枯草菌変異株)
本発明の枯草菌変異株は、枯草菌野生株のゲノム上の大領域が欠失したゲノムを有し、ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現が強化されており、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子が欠失又は不活性化されている、枯草菌変異株である。好ましくは、本発明の枯草菌変異株は、該ゲノムの大領域が欠失した枯草菌変異株に対して、ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現を強化する改変と、ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子を欠失又は不活性化させる改変とを加えることによって作製される。
本発明においては、上記所定の領域を欠失した枯草菌変異株において、枯草菌ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現が強化されている。
(i)下記(a)〜(f)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットA遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(a)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(b)配列番号1に示すヌクレオチド配列と少なくとも80%、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは96%以上、より好ましくは97%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(c)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(d)配列番号2に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(e)配列番号2に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチドであって、数個とは59個、好ましくは44個、より好ましくは29個、より好ましくは14個、より好ましくは5個、より好ましくは2個である;及び、
(f)配列番号2に示すアミノ酸配列と少なくとも80%、好ましくは80%以上、より好ましくは85%、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(ii)下記(j)〜(o)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットB遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(j)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(k)配列番号3に示すヌクレオチド配列と少なくとも80%、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは96%以上、より好ましくは97%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(l)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(m)配列番号4に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(n)配列番号4に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチドであって、数個とは40個、好ましくは30個、より好ましくは20個、より好ましくは10個、より好ましくは4個、より好ましくは2個である;及び、
(o)配列番号4に示すアミノ酸配列と少なくとも80%、好ましくは80%以上、より好ましくは85%、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド。
本発明の枯草菌変異株においては、pckA遺伝子が欠失又は不活性化されている。
枯草菌においてホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ(PckA)はATPの加水分解エネルギーを利用し、オキサロ酢酸(OAA)を脱炭酸してホスホエノールピルビン酸(PEP)の合成を触媒する酵素で、糖新生に必須な酵素である。pckA遺伝子のBSORF DBにおける登録番号、コードするタンパク質及びその機能を以下の表2に示す。当業者は、当該BSORF DBの情報に基づいて、親株における上記遺伝子を同定することができる。
すなわち、本発明においてホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子は配列番号13に示すヌクレオチド配列と少なくとも90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは96%以上、より好ましくは97%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチドとして同定することができる。
本発明の枯草菌変異株は、後記実施例に示すように、変異前の親枯草菌株に比べて極めて高いDPA生産能を有している(実施例2参照)。
したがって、上述した枯草菌変異株を培養することによって当該菌体外に効率よくDPAを生産することができ、本発明の別の態様は、上述した枯草菌変異株を用いるDPA又はその塩の製造方法に係るものである。
prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域からなる群より選択される1以上の領域が欠失したゲノムを有し、
ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現が強化されており、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子が欠失又は不活性化されている、枯草菌変異株。
prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域からなる群より選択される1以上の領域が欠失したゲノムを有する枯草菌変異株において
ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現を強化し、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子を欠失又は不活性化することを含む、方法。
(i)下記(a)〜(f)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットA遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(a)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(b)配列番号1に示すヌクレオチド配列と80%以上、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは96%以上、より好ましくは97%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(c)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(d)配列番号2に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(e)配列番号2に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチドであって、数個とは59個、好ましくは44個、より好ましくは29個、より好ましくは14個、より好ましくは5個、より好ましくは2個である;
(f)配列番号2に示すアミノ酸配列と80%以上、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは96%以上、より好ましくは97%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(ii)下記(j)〜(o)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットB遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(j)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(k)配列番号3に示すヌクレオチド配列と80%以上、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは96%以上、より好ましくは97%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(l)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(m)配列番号4に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(n)配列番号4に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチドであって、数個とは40個、好ましくは30個、より好ましくは20個、より好ましくは10個、より好ましくは4個、より好ましくは2個である;
(o)配列番号4に示すアミノ酸配列と80%以上、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは96%以上、より好ましくは97%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド。
上記(i)記載の遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つと、上記(ii)記載の遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つとの組み合わせ;
上記(i)(a)の遺伝子と、上記(ii)(j)〜(o)の遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つとの組み合わせ;
上記(i)(a)〜(f)の遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つと、上記(ii)(j)の遺伝子との組み合わせ;又は
上記(i)(a)の遺伝子と上記(ii)(j)の遺伝子との組み合わせ。
好ましくは、枯草菌のspoVFA遺伝子及びspoVFB遺伝子、Bacillus licheniformisのspoVFA遺伝子及びspoVFB遺伝子、Bacillus clausiiのspoVFA遺伝子及びspoVFB遺伝子、Clostridium stercorariumのspoVFA遺伝子及びspoVFB遺伝子、ならびにBacillus amyloliquefaciensのspoVFA遺伝子及びspoVFB遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つである;
より好ましくは、枯草菌spoVFA遺伝子及び枯草菌spoVFB遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つである。
好ましくは、枯草菌のspoVFA遺伝子、Bacillus licheniformisのspoVFA遺伝子、Bacillus clausiiのspoVFA遺伝子、Clostridium stercorariumのspoVFA遺伝子、及びBacillus amyloliquefaciensのspoVFA遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つと、枯草菌のspoVFB遺伝子、Bacillus licheniformisのspoVFB遺伝子、Bacillus clausiiのspoVFB遺伝子、Clostridium stercorariumのspoVFB遺伝子、及びBacillus amyloliquefaciensのspoVFB遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つとの組み合わせである;
より好ましくは、枯草菌spoVFA遺伝子及び枯草菌spoVFB遺伝子との組み合わせである。
バシラス属細菌由来のα−アミラーゼ遺伝子の制御領域、プロテアーゼ遺伝子の制御領域、リボソームタンパク質をコードする遺伝子(rplS遺伝子等)の制御領域、aprE遺伝子の制御領域、又はspoVG遺伝子の制御領域;Bacillus sp.KSM−S237株のセルラーゼ遺伝子の制御領域;及び、Staphylococcus aureus由来のカナマイシン耐性遺伝子の制御領域又はクロラムフェニコール耐性遺伝子の制御領域。
(1−1)トリプトファン要求性解除株の作製
枯草菌野生株ゲノムの大領域が欠失した枯草菌変異株(MGB874株;特開2007−130013号公報)におけるトリプトファン要求性を解除した。枯草菌変異株MGB874株の元株である枯草菌168株は、遺伝子型としてtrpC2を所持している。つまり168株はトリプトファン合成に関与するインドール−3−グリセロールリン酸シンターゼをコードするtrpC遺伝子変異のためトリプトファン合成要求性である。また、枯草菌ATCC6051T株はトリプトファン非要求性であることが知られている(Albertini,A.M.&Galizzi,A.Microbiology,1999,145(Pt12):3319−3320)。枯草菌168株とATCC6051T株のtrpC遺伝子を比較したところ、328番目から330番目のヌクレオチドATTが枯草菌168株では存在しないことがわかった。そこで、ATCC6051T株ゲノムを鋳型とし、表3記載のプライマーtrpC_F1(配列番号60)及びtrpC_R1(配列番号61)を用いてPCRを行い、PCR産物を構築した。このPCR産物を用いて枯草菌変異株MGB874株をコンピテント法で形質転換し、トリプトファン非添加のSMA寒天培地(0.2%硫酸アンモニウム、1.4%リン酸水素2カリウム、0.6%リン酸2水素カリウム、0.1%クエン酸3ナトリウム-2水和物、0.5%グルコース、0.035%硫酸マグネシウム7水和物、1.5%寒天)に生育したコロニーを形質転換体として分離した。こうしてトリプトファン非要求性MGB874T株を得た。
上記(1−1)で構築したMGB874T株を宿主として、ジピコリン酸シンターゼ遺伝子が発現強化された枯草菌変異株(MGB874T_PspoVG−spoVFAB株)の構築を行った。枯草菌168株から抽出したゲノムDNAを鋳型とし、表3記載のプライマーspoVFA−F1(配列番号62)及びspoVFA−R1(配列番号63)を用いて、断片(A)をPCRにより増幅した。この断片(A)はspoVFA遺伝子(配列番号1)の開始コドンの上流に隣接する領域である。また、同ゲノムDNAを鋳型とし、表3記載のプライマーspoVFA−F2(配列番号64)及びspoVFA−R2(配列番号65)を用いて、断片(B)をPCRにより増幅した。この断片(B)は、spoVFA遺伝子の開始コドンから下流の領域である。さらに、同ゲノムDNAを鋳型とし、表3記載のプライマーspoVGpro−F(配列番号66)及びspoVGpro−R(配列番号67)を用いて、spoVG制御領域配列を含む断片(C)をPCRにより増幅した。さらに、プラスミドpDLT3(Morimoto,T.et al.,Microbiology,2002,Pt11:3539−3552)を鋳型とし、表3記載のプライマーCm−F(配列番号68)及びCm−R(配列番号69)を用いて、クロラムフェニコール耐性遺伝子とその制御領域を含む断片(D)をPCRにより増幅した。
次に、得られた断片(A)、断片(D)、断片(C)及び断片(B)をこの順となる様に表3記載のプライマーspoVFA−F1(配列番号62)及びspoVFA−R2(配列番号65)を用いてSOE−PCR法によって結合させ、約2.2kbのDNA断片を得た。得られたDNA断片を用いて、コンピテント法(J.Bacteriol.,1960,81:741−746)により枯草菌MGB874T株の形質転換を行い、クロラムフェニコールを含むLB寒天培地上に生育したコロニーを形質転換体として分離した(以下、分離した形質転換体をMGB874T_PspoVG−spoVFAB株と称する)。MGB874T_PspoVG−spoVFAB株は、生来のspoVFAB遺伝子が導入したPspoVGの制御により、spoVFAB遺伝子の発現が強化された枯草菌変異株である。
PCR及びそれに続くサンガー法(Proc.Natl.Acad.Sci.USA,1982,74:5463−5467)によるシークエンシングによって、構築したMGB874T_PspoVG−spoVFAB株のゲノム上のspoVFA制御領域とspoVFA遺伝子の間に、クロラムフェニコール耐性遺伝子及びspoVG遺伝子制御領域が挿入されていることを確認した。本実施例で得られた枯草菌変異株へのジピコリン酸シンターゼ遺伝子の導入手順及び導入位置を図3に示す。
上記(1−2)で構築したMGB874T_PspoVG−spoVFAB株を宿主として、pckA遺伝子が欠失された枯草菌変異株(MGB874T_PspoVG−spoVFAB_ΔpckA株)の構築を行った。
図1に示したように、枯草菌874株ゲノム中のpckA遺伝子(Nature,390,249−256,1997、JAFAN:Japan Functional Analysis Network for Bacillus subtilis(BSORF DB、http://bacillus.genome.ad.jp/))を薬剤耐性遺伝子(エリスロマイシン耐性遺伝子)に置換して欠失株を作製した。枯草菌874株から抽出したゲノムDNAを鋳型とし、表3に示したpckAFW(配列番号70)及びpckA/EmR(配列番号71)のプライマーセットを用いて、ゲノム中のpckA遺伝子の上流に隣接する1.0kb断片(A)をPCRにより増幅した。また、上記ゲノムDNAを鋳型とし、pckA/EmF(配列番号72)及びpckARV(配列番号73)のプライマーセットを用いて、ゲノム中のpckA遺伝子の下流に隣接する1.0kb断片(B)をPCRにより増幅した。更に、プラスミドpMutin3(Microbiology,144,3097−3104,1998)鋳型とし、表3に示したemf2(配列番号74)及びemr2(配列番号75)のプライマーセットを用いて、1.3kbのエリスロマイシン(Em)耐性遺伝子領域(C)をPCRにより調製した。
実施例1で構築したMGB874T_PspoVG−spoVFAB株と、MGB874T_PspoVG−spoVFAB_ΔpckA株を、5mLの合成培地(5.0質量%グルコース、0.6質量%塩化アンモニウム、0.15質量%リン酸水素2カリウム、0.035質量%硫酸マグネシウム7水和物、0.005質量%硫酸マンガン5水和物、50mM MOPS(モノホリノプロパンスルホン酸)緩衝剤(pH7.0)、その他微量金属)で30℃において一晩振盪培養を行い、得られた培養液を、合成培地(5.0質量%グルコース、0.6質量%塩化アンモニウム、0.15質量%リン酸水素2カリウム、0.035質量%硫酸マグネシウム7水和物、0.005質量%硫酸マンガン5水和物、50mM MOPS(モノホリノプロパンスルホン酸)緩衝剤(pH7.0)、その他微量金属、4.0質量%炭酸カルシウム)30mLに接種し、37℃、200rpmで2日間、振盪培養を行った。
培養終了後、下記に示す分析条件にてDPA生産量を測定し、MGB874T_PspoVG−spoVFAB株の生産量を100%とした場合の相対値を求めた。
ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子を欠失した枯草菌変異株MGB874T_PspoVG−spoVFAB_ΔpckA株は、ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子が欠失前の株であるMGB874T_PspoVG−spoVFAB株と比較して、DPA生産量120%まで増加した(表4)。
培養終了後の培養液試料を、室温にて14,800rpmで30分間の遠心分離(日立工機、himacCF15RX)に供し、得られた遠心分離後の試料上清中に含まれるDPAについて、HPLC法にて定量を行った。HPLC装置は、送液ポンプ(島津、LC−9A)、オートサンプラー(日立計測機器、AS−2000)、カラムオーブン(島津、CTO−6A)、UV検出計(島津、SPD−10A)、脱ガス装置(GLサイエンス、DG660B)及びクロマトデータ解析装置(日立計測機器、D−2500)を接続したものを用いた。分析カラムは、High Performance Carbohydrate Column 60(Å)4μm 4.6×250mm HPLC Column(Aminopropylmethylsilyl bonded amorphous silica)(Waters)を使用した。溶離液としては、20mM EDTAを含む濃リン酸でpH3.4に合わせた水溶液とアセトニトリル溶液とを1:1に混合した溶液を用いた。測定条件は、検出波長を270nmとし、流速を1mL/分とした。HPLC分析に供するサンプルは、不溶物を除くため、MULTI SCREEN MNHV45(MILLIPORE製、0.45μmデュラポア膜)にてフィルターろ過により前処理した。濃度検定は、2,6−Pyridinedicarboxlic acid:DPA,99%(SIGMA−ALDRICH)を用いて作成した検量線に基づいて行った。
Claims (8)
- 枯草菌変異株であって、
prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域からなる群より選択される1以上の領域が欠失したゲノムを有し、
ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現が強化されており、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子が欠失又は不活性化されている、枯草菌変異株。 - prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域を欠失したゲノムを有する、請求項1記載の枯草菌変異株。
- 前記ジピコリン酸シンターゼ遺伝子が、下記(i)及び(ii)に記載の遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つである、請求項1又は2項記載の枯草菌変異株:
(i)下記(a)〜(f)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットA遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(a)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(b)配列番号1に示すヌクレオチド配列と80%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(c)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(d)配列番号2に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(e)配列番号2に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(f)配列番号2に示すアミノ酸配列と80%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(ii)下記(j)〜(o)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットB遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(j)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(k)配列番号3に示すヌクレオチド配列と80%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(l)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(m)配列番号4に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(n)配列番号4に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(o)配列番号4に示すアミノ酸配列と80%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド。 - 前記ジピコリン酸シンターゼ遺伝子が、枯草菌spoVFA遺伝子及び枯草菌spoVFB遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つである、請求項1〜3のいずれか1項記載の枯草菌変異株。
- 枯草菌変異株の製造方法であって、
prophage6領域、prophage1領域、prophage4領域、PBSX領域、prophage5領域、prophage3領域、spb領域、pks領域、skin領域、pps領域、prophage2領域、ydcL−ydeK−ydhU領域、yisB−yitD領域、yunA−yurT領域、cgeE−ypmQ領域、yeeK−yesX領域、pdp−rocR領域、ycxB−sipU領域、SKIN−Pro7領域、sbo−ywhH領域、yybP−yyaJ領域及びyncM−fosB領域からなる群より選択される1以上の領域が欠失したゲノムを有する枯草菌変異株において、
ジピコリン酸シンターゼ遺伝子の発現を強化し、且つホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ遺伝子を欠失又は不活性化することを含む、方法。 - 前記ジピコリン酸シンターゼ遺伝子が、下記(i)及び(ii)に記載の遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つである、請求項5記載の方法:
(i)下記(a)〜(f)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットA遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(a)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(b)配列番号1に示すヌクレオチド配列と80%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(c)配列番号1に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(d)配列番号2に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(e)配列番号2に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(f)配列番号2に示すアミノ酸配列と80%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(ii)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(ii)下記(j)〜(o)からなる群より選択される少なくとも1つの枯草菌ジピコリン酸シンターゼ・サブユニットB遺伝子又はこれに相当する遺伝子:
(j)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチド;
(k)配列番号3に示すヌクレオチド配列と80%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(l)配列番号3に示すヌクレオチド配列からなるポリヌクレオチドの相補鎖に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(m)配列番号4に示すアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(n)配列番号4に示すアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(o)配列番号4に示すアミノ酸配列と80%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つ(i)に記載の遺伝子がコードするタンパク質の存在下でジピコリン酸シンターゼ活性を発揮するタンパク質をコードするポリヌクレオチド。 - 前記ジピコリン酸シンターゼ遺伝子が、枯草菌spoVFA遺伝子及び枯草菌spoVFB遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つである、請求項5〜6のいずれか1項記載の方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項記載の枯草菌変異株を用いるジピコリン酸又はその塩の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016091786A JP2017195860A (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016091786A JP2017195860A (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017195860A true JP2017195860A (ja) | 2017-11-02 |
Family
ID=60236717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016091786A Pending JP2017195860A (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017195860A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007130013A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-05-31 | Kao Corp | 新規枯草菌変異株 |
| JP2011510642A (ja) * | 2008-02-04 | 2011-04-07 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ジピコリネートの産生方法 |
| JP2014045692A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Kao Corp | 組換え微生物及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
| JP2015156844A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 花王株式会社 | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
| JP2015213471A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 花王株式会社 | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
-
2016
- 2016-04-28 JP JP2016091786A patent/JP2017195860A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007130013A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-05-31 | Kao Corp | 新規枯草菌変異株 |
| JP2011510642A (ja) * | 2008-02-04 | 2011-04-07 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ジピコリネートの産生方法 |
| JP2014045692A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Kao Corp | 組換え微生物及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
| JP2015156844A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 花王株式会社 | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
| JP2015213471A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 花王株式会社 | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| BIOSCI. BIOTECHNOL. BIOCHEM., 2015, VOL. 79, NO. 12, PP. 2073-2080, JPN6020002968, ISSN: 0004291439 * |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10865404B1 (en) | Aspartase mutant, recombinant expression vector and recombinant bacterium containing aspartase mutant, and use thereof | |
| Thiel et al. | Genetic manipulations of the hyperthermophilic piezophilic archaeon Thermococcus barophilus | |
| EP3415623B1 (en) | Method for production of fine chemicals using a corynebacterium secreting modified alpha-1,6-glucosidases | |
| JP6335196B2 (ja) | アコニターゼ遺伝子および/またはその調節エレメントの改変により、l−リジンを生産する方法 | |
| CN106460000A (zh) | 靶向突变 | |
| CN101652468A (zh) | 重组微生物 | |
| CN104619852B (zh) | 用改变乌头酸酶基因和/或其调控元件的细菌发酵生产l-赖氨酸的方法 | |
| Pesce et al. | Stable transformation of the actinobacteria Frankia spp | |
| JP5601783B2 (ja) | ポリ−ガンマ−グルタミン酸の分子量調整方法 | |
| Tsurumaru et al. | A putative type III secretion system effector encoded by the MA20_12780 gene in Bradyrhizobium japonicum Is-34 causes incompatibility with Rj 4 genotype soybeans | |
| JP6437737B2 (ja) | 枯草菌変異株及びそれを用いたポリ−γ−グルタミン酸の製造方法 | |
| JP6693723B2 (ja) | 枯草菌変異株及びその利用 | |
| JP6101022B2 (ja) | 組換え微生物及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 | |
| JP6760757B2 (ja) | 枯草菌変異株及びその利用 | |
| JP2015156844A (ja) | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 | |
| JP2013252115A (ja) | 組換え微生物及びそれを用いたポリ−γ−グルタミン酸の製造方法 | |
| JP6527669B2 (ja) | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 | |
| US12180487B2 (en) | Minicircle producing bacteria engineered to differentially methylate nucleic acid molecules therein | |
| JP6694696B2 (ja) | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 | |
| JP2017195860A (ja) | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 | |
| JP5498651B2 (ja) | ジピコリン酸又はその塩の製造方法 | |
| CN108220216B (zh) | 一种过表达glnR基因的耐铵固氮微生物及其构建方法与应用 | |
| JP2017195781A (ja) | 枯草菌変異株及びそれを用いたジピコリン酸の製造方法 | |
| CN119979580A (zh) | 1,3-二羟基丙酮的生产方法 | |
| CN112626044B (zh) | 一种突变体及其构建方法和应用 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190328 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200204 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200403 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200604 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200623 |