JP2017195276A - 保持装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
A−1.静電チャック100の構成:
図1は、第1実施形態における静電チャック100の外観構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、第1実施形態における静電チャック100のXZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図3は、第1実施形態における静電チャック100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。図2には、図3のII−IIの位置における静電チャック100のXZ断面構成が示されており、図3には、図2のIII−IIIの位置における静電チャック100のXY断面構成が示されている。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向というものとするが、静電チャック100は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。
図4は、ヒータ50の詳細構成を示す説明図である。図4には、図3のX1部におけるヒータ50の構成(XY断面構成)が拡大して示されている。図3に示すように、ヒータ50は、セラミックス板10の吸着面S1をできるだけ満遍なく温めるため、Z方向視で、複数の円状部分CIを含む略同心円状に配置されている。ただし、電気的接続等の関係上、ヒータ50は、円状部分CIのみから構成される訳ではなく、2つの円状部分CIをつなぐ折り返し部分BEを有する。また、ヒータ50は、ピン挿通孔12やその他の貫通孔(例えば、吸着面S1にヘリウムガスを供給するための貫通孔)との干渉を避けるために、また、ベース板20からの吸熱が異なる部位(例えば、ベース板20に形成された貫通孔の直上部)を避けるために、円状部分CIから折れ曲がった回避部分AVを有する。そのため、ヒータ50のZ方向視の形状(XY断面形状)は、複数の角部CPが存在する形状となっている。ここで、ヒータ50の角部CPとは、図4に示すように、一の線状部分LPと他の線状部分LPとが交わる部分をいう。また、ヒータ50の線状部分LPとは、仮想的な直線または曲線(以下、「仮想線VL」という)に沿って延び、該仮想線VLを中心として所定の幅を有する部分をいう。例えば、図4に示す2つの角部CPの内の上側の角部CPは、仮想線VL1に沿って延びる曲線状部分LP1(円状部分CIの一部)と、仮想線VL2に沿って延びる曲線状部分LP2(回避部分AVの一部)とが交わる部分である。
次に、第1実施形態における静電チャック100の製造方法を説明する。図5は、第1実施形態における静電チャック100の製造方法を示すフローチャートである。
以上説明したように、第1実施形態の静電チャック100の製造方法は、セラミックスグリーンシート上に、ヒータ50の形成材料である感光性メタライズペーストを塗布する塗布工程と、セラミックスグリーンシート上に塗布された感光性メタライズペーストの露光及び現像を行うことにより、セラミックスグリーンシート上に、特定角部CPaにおける内側の縁IEが所定の曲率半径を有する曲線形状となった特定パターン形状を有する中間生成物を形成する露光現像工程と、セラミックスグリーンシートと中間生成物とを同時焼成することにより、セラミックス板10とヒータ50とを形成する焼成工程とを備える。そのため、第1実施形態の静電チャック100の製造方法によれば、以下に説明するように、ヒータ50にクラックが発生することを抑制することができる。
図9は、第2実施形態における静電チャック100の製造方法を示すフローチャートである。以下の説明では、第2実施形態の静電チャック100の製造方法において、上述した第1実施形態の静電チャック100の製造方法(図5)におけるステップと同一内容のステップについては、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
Claims (6)
- 第1の表面を有する板状のセラミックス板と、前記セラミックス板に設けられたメタライズ層と、を備え、前記セラミックス板の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置の製造方法において、
所定の部材上に、前記メタライズ層の形成材料である感光性メタライズペーストを塗布する塗布工程と、
前記所定の部材上に塗布された前記感光性メタライズペーストの露光及び現像を行うことにより、前記所定の部材上に一の線状部分と他の線状部分とが交わる少なくとも1つの角部における縁が所定の曲率半径を有する曲線形状となった特定パターン形状を有する中間生成物を形成する露光現像工程と、
前記中間生成物を焼成することにより、前記特定パターン形状を有する前記メタライズ層を形成する焼成工程と、
を備えることを特徴とする、保持装置の製造方法。 - 請求項1に記載の保持装置の製造方法において、
前記所定の曲率半径は、0.04(mm)以上であることを特徴とする、保持装置の製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載の保持装置の製造方法において、
前記特定パターン形状は、一の線状部分と他の線状部分とが交わる少なくとも1つの角部における少なくとも内側の縁が所定の曲率半径を有する曲線形状となったパターン形状であることを特徴とする、保持装置の製造方法。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の保持装置の製造方法において、
前記特定パターン形状は、一の線状部分と他の線状部分とが110度以上、140度以下の角度で交わる少なくとも1つの角部における縁が所定の曲率半径を有する曲線形状となったパターン形状であることを特徴とする、保持装置の製造方法。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の保持装置の製造方法において、
前記所定の部材は、前記セラミックス板の形成材料であるセラミックスグリーンシートであり、
前記焼成工程は、前記セラミックスグリーンシートと前記中間生成物とを同時焼成することにより、前記セラミックス板と前記特定パターン形状を有する前記メタライズ層とを形成する工程であることを特徴とする、保持装置の製造方法。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の保持装置の製造方法において、
前記所定の部材は、キャリア部材であり、
前記製造方法は、さらに、
前記キャリア部材上に形成された前記中間生成物を、前記セラミックス板の形成材料であるセラミックスグリーンシート上に転写する転写工程を備え、
前記焼成工程は、前記セラミックスグリーンシートと前記中間生成物とを同時焼成することにより、前記セラミックス板と前記特定パターン形状を有する前記メタライズ層とを形成する工程であることを特徴とする、保持装置の製造方法。
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