JP2017195132A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発電セルの劣化を防止する燃料電池システムを提供する。【解決手段】燃料電池システムでは、間欠運転の際、電圧センサB1・・・Bnによって検出される各セル電圧のうち最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下である場合、ECU80が、エアコンプレッサ30を稼働させて燃料電池スタック10に第1所定流量A1で空気を供給した後、燃料電池スタック10に第1所定流量A1よりも多い第2所定流量A2で空気を一定時間供給する。また、最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下であって、1つのセル電圧に基づいて定まる最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとの電圧差ΔVが、基準電圧差ΔVsを超えた場合、ECU80は、第2所定流量A2の値としてそれよりも多い第3所定流量A3を設定する。【選択図】図2

Description

この発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムは、一般的に、燃料電池スタックと、水素ガスを供給可能な水素タンクと、酸素を含む空気を供給可能なエアコンプレッサとを備えている。このうち、燃料電池スタックは、固体高分子電解質をアノード極(水素極)とカソード極(空気極)とで挟み込んで形成される発電セルが複数積層された構成を有しており、各発電セルのアノード極には水素ガスが供給され、カソード極には空気が供給される。そして、各発電セルの内部における水素ガスと空気中の酸素との化学反応によって電気エネルギーが生成され、燃料電池スタックの発電が行われる。
従来、燃料電池システムが車両に搭載される場合、その燃料電池システムの燃費を向上させるため、車両のアイドリング時や低速走行時等の低負荷運転時に燃料電池スタックへの空気の供給を中止して発電を停止させ、バッテリからの電力供給によって車両の要求電力を賄う「間欠運転」と呼ばれる運転方法が行われている。
特許文献1の燃料電池システムでは、ECUは、燃料電池システムの間欠運転の際に、電圧センサによって検出されるセル電圧Vcが所定の閾値電圧V’を下回ると、エアコンプレッサを稼働させて燃料電池スタックに第1所定流量で空気を供給し、セル電圧Vcが所定の目標電圧V”に到達すると、燃料電池スタックに第1所定流量よりも多い第2所定流量で空気を一定時間供給する。
ここで、第1所定流量は、空気供給手段が供給可能な最低流量である。また、第2所定流量は、燃料電池システムを最低出力状態で運転する際に必要な流量である。また、空気供給手段によって第1所定流量で供給される空気量と第2所定流量で供給される空気量との総量は、燃料電池スタック内の各発電セルのアノードの容積の総和よりも多い。
この特許文献1の燃料システムによれば、燃料電池システムの間欠運転時に、燃料電池スタックの各セル電圧を可及的に均一に保ちながら、各セル電圧が最高許容電圧を超過することを防止することができる。
特開2014−235889号公報
特許文献1の燃料電池システムでは、間欠運転中に、発電セルのカソード極を形成するカソード面内で水が生成され、それにより発電セルの一部に局所的に空気供給不足が発生する場合があった。その場合、極端な電圧低下により発電セルが劣化するという問題があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、発電セルの劣化を防止する燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、複数の発電セルを積層して構成され、各発電セルはアノード極とカソード極を有する燃料電池スタックと、燃料電池スタックに水素ガスを供給する水素供給手段と、燃料電池スタックに酸素を含む空気を供給する空気供給手段と、燃料電池スタックの複数の発電セルの各セル電圧を検出する電圧検出手段とを備え、燃料電池システムの間欠運転の際に、電圧検出手段によって検出される各セル電圧のうち最低セル電圧が所定の閾値電圧以下である場合に、空気供給手段を稼働させて燃料電池スタックに第1所定流量で空気を供給した後、燃料電池スタックに第1所定流量よりも多い第2所定流量で空気を一定時間供給する制御手段を有する燃料電池システムであって、制御手段は、電圧検出手段で検出される各セル電圧のうち最低セル電圧が前記所定の閾値電圧以下であって、電圧検出手段によって検出される1つ又は複数のセル電圧に基づいて定まる比較電圧と最低セル電圧との電圧差が、基準電圧差を超えた場合、第2所定流量の値として、該第2所定流量よりも多い第3所定流量を設定することとしている。
前記比較電圧は、最高セル電圧であってもよい。
前記比較電圧は、前記複数のセル電圧に基づいて算出される平均セル電圧である請求項1に記載の燃料電池システム。
この発明に係る燃料電池システムによれば、発電セルの劣化を防止することができる。
この発明の実施の形態1に係る車両に搭載される燃料電池システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の燃料電池スタックへの空気供給流量とセル電圧との関係を示すタイミングチャートであって、特にカソード極での水詰まりがない場合を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の燃料電池スタックへの空気供給流量とセル電圧との関係を示すタイミングチャートであって、特にカソード極での水詰まりの発生とカソード極での水詰まりが解消された様子を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の燃料電池スタックへの空気供給流量とセル電圧との関係を示すタイミングチャートであって、特にカソード極での水詰まりの発生とカソード極での水詰まりが解消された様子を示すタイミングチャートである。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る燃料電池システム100の構成を図1に示す。なお、以降の説明では、燃料電池システム100は、フォークリフト等の荷役装置を有する産業車両に搭載されるものとして説明する。
燃料電池システム100は、燃料電池スタック10と、水素ガスを供給可能な水素タンク20と、酸素を含む空気を供給可能なエアコンプレッサ30とを備えている。燃料電池スタック10は、固体高分子電解質をアノード極(水素極)とカソード極(空気極)とで挟み込んで形成される発電セルが複数積層された構成を有しており、各発電セルのアノード極には水素ガスが供給され、カソード極には空気が供給される。そして、各発電セルの内部における水素ガスと空気中の酸素との化学反応によって電気エネルギーが生成され、燃料電池スック10の発電が行われる。
水素タンク20と燃料電池スタック10との間の水素供給管21の途中には、燃料電池スタック10に供給される水素ガスの流量を調整するためのインジェクタ等から構成される流量調整弁22と、水素還流管23に接続されるエゼクタ24とが設けられており、水素還流管23の途中には電動ポンプ25が設けられている。
水素タンク20から水素供給管21を経由して燃料電池スタック10に供給される水素ガスは、燃料電池スタック10内の化学反応によってその一部が消費され、化学反応に寄与することなく水素還流管23に排出された水素ガスは、電動ポンプ25の作用によってエゼクタ24に導かれ、再び燃料電池スタック10に供給される。
一方、エアコンプレッサ30から空気供給管31を経由して燃料電池スタック10に供給される空気は、燃料電池スタック10内の化学反応によってその一部が消費され、化学反応に寄与することなく空気排気管32に排出された空気は、図示しない排気経路を経由して外気に放出される。
また、燃料電池スタック10の出力には、DC/DCコンバータ40が接続されており、DC/DCコンバータ40の出力には、キャパシタ50と車両負荷60が接続されている。燃料電池スタック10から出力される直流電力は、DC/DCコンバータ40によって所定の電圧まで降圧された後、荷役モータや走行モータ等によって構成される車両負荷60に供給される。その際、燃料電池スタック10の発電電力が車両負荷60の要求電力を上回る場合には、余剰の電力がキャパシタ50に充電され、発電電力が要求電力を下回る場合には、不足分の電力がキャパシタ50から車両負荷60に供給される。
さらに、燃料電池スタック10には、燃料電池スタック10を構成する複数の発電セルの各電圧、すなわち各セル電圧を検出する電圧センサB、B、・・・、Bn−1、が取り付けられており、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、の出力は、電子制御ユニット(ECU)80に入力される。なお、ここでnは2以上の自然数であり、燃料電池スタック10を構成する発電セルの個数を示している。
ECU80は、マイクロコンピュータによって構成されている。ECU80は、流量調整弁22の開閉と電動ポンプ25の回転数を制御することによって、燃料電池スタック10に供給される水素ガスの流量を調整すると共に、エアコンプレッサ30の吐出流量を制御することによって、燃料電池スタック10に供給される空気の流量を調整し、これらにより燃料電池スタック10の発電電力を制御する。
また、ECU80は、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bから入力された燃料電池スタック10を構成する複数の発電セルの各セル電圧のうち最高値のセル電圧、すなわち最高セル電圧Vmaxと、最低値のセル電圧、すなわち最低セル電圧Vminとを特定する。そしてECU80は、最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminの差ΔVを算出する。
なお、ECU80は、燃料電池システム100の間欠運転の際、最低セル電圧Vminと、最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminの差ΔVとに基づいて、エアコンプレッサ30の動作を制御する。
次に、この実施の形態に係る燃料電池システム100における間欠運転の際の動作について説明する。燃料電池システム100の間欠運転の際には、エアコンプレッサ30は通常は停止状態であり、燃料電池スタック10への空気の供給は中止されている。一方、流量調整弁22は通常は閉状態であり、水素の圧力が低下すると開状態となり、また電動ポンプ25も低回転で駆動されており、燃料電池スタック10への水素ガスの供給は微量ながら継続されている。このような状況において、ECU80は、空気の供給においては、図2の制御フローに示される処理を所定の時間間隔で実行する。
図2の制御フローを参照すると、まずステップS1において、ECU80は、最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下であるか否かを判断する。ここで、所定の閾値電圧V’は、燃料電池スタック10を構成する各発電セルが性能劣化を起こすことなく使用可能な最低セル電圧Vx、つまり最低許容電圧Vxよりも僅かに高くされた電圧V’である。
ステップS1において、ECU80が、最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下であると判断した場合、ステップS2において、ECU80は、最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminの差ΔVを算出し、ΔVが基準電圧差ΔVsを超えたか否かを判断する。ECU80はこのステップS2でΔVが基準電圧差ΔVsを超えていないと判断した場合には、カソード極での水詰まりがないと判定する。
ここで、水詰まりとは、間欠運転中にカソード面内で生成された水が内部に留まっている(吹き飛ばされていない)状態をいう。なお、水詰まりがあると、発電セルの一部に局所的な空気供給不足が発生し、極端な電圧低下により発電セルが劣化する可能性があるので、水詰まりはないか、あるいは解消されるのが好ましい。
なお、基準電圧差ΔVsは、実験等による水詰まりによるセルの電圧低下の状況や発電セルの劣化の状況に基いて予め設定される。
次に、ECU80は、ステップS3において、エアコンプレッサ30を仕様上許される最低吐出流量、すなわち供給可能な最低流量で駆動する。この最低吐出流量は、第1所定流量A1である。
続いて、ECU80は、ステップS4において第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われたか否かを判断し、一定時間行われていないと判断した場合は、エアコンプレッサ30の駆動による第1所定流量A1での空気供給を継続する。
また、このステップS4において、ECU80は、第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われたと判断した場合には、その後、ECU80は、ステップS5において、エアコンプレッサ30の吐出流量を調整することによって、燃料電池スタック10に供給される空気の流量を第2所定流量A2まで増加させ、この第2所定流量A2で空気を一定時間供給する。
ここで、第2所定流量A2は、燃料電池システム100を最低出力状態で運転する際に必要な空気流量に設定されており、第1所定流量A1よりも多い流量に設定されている。
また、この実施の形態1の燃料電池システム100においては、ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、ステップS5において第2所定流量A2で供給される空気量との総量は、燃料電池スタック10内の各発電セルのアノード極の容積の総和よりも多くなるように設定されている。
次に、ECU80は、ステップS6においてエアコンプレッサ30の駆動を停止する。
また、ステップS1において、ECU80は最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下ではないと判断した場合、カソード極での水詰まりはないと判定し、リターンに移行する。
また、ステップS2において、ECU80は、最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminの差ΔVが基準電圧差ΔVsを超えたと判断した場合には、カソード極での水詰まりがあると判定し、ステップS7において、燃料電池スタック10に供給される空気の流量についてステップS5における第2所定流量A2の値として、第2所定流量A2より多い第3所定流量A3を設定する。
ここで第3所定流量A3は、燃料電池スタック10のカソード極での水詰まりの水を吹き飛ばすのに十分な流量である。
なお、第3所定流量A3は、カソード極の空気の流路の形状等によって変更されうるものであり、実験等によって予め設定される。
次に、ステップS3において、ECU80は、エアコンプレッサ30を仕様上許される最低吐出流量、すなわち供給可能な最低流量で駆動する。この最低吐出流量は、第1所定流量A1である。
続いて、ECU80は、ステップS4において第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われたか否かを判断し、一定時間行われていないと判断した場合は、エアコンプレッサ30の駆動による第1所定流量A1での空気供給を継続する。
また、このステップS4において、ECU80は、第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われたと判断した場合には、その後、ECU80は、ステップS5において、エアコンプレッサ30の吐出流量を調整することによって、燃料電池スタック10に供給される空気の流量を、設定した第3所定流量A3まで増加させ、第3所定流量A3で空気を一定時間供給する。
また、この実施の形態1の燃料電池システム100においては、ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、ステップS7で設定された第3所定流量A3で供給されるステップS5での空気量との総量は、燃料電池スタック10内の各発電セルのアノード極の容積の総和よりも多くなるように設定されている。
また、実施の形態1の燃料電池システム100においては、ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、ステップS7において設定された第3所定流量A3で供給されるステップS5での空気量との総量は、上記ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、ステップS5において第2所定流量A2で供給される空気量との総量と等しくされている。
次に、ECU80はステップS6においてエアコンプレッサ30の駆動を停止する。
次に、カソード極での水詰まりがない場合について説明する。
図3は、実施の形態1に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の燃料電池スタックへの空気供給流量とセル電圧との関係を示すタイミングチャートであって、特にカソード極での水詰まりがない場合を示すタイミングチャートである。
図3(b)のタイミングチャートでは、時刻T1から時刻T7に至るまで、平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminの各電圧値が一致している。
なお、平均セル電圧とは、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bで検出される複数の各発電セルの電圧、すなわち複数のセル電圧に基づいて算出される平均値の電圧である。
図3(b)の時刻T1ではエアコンプレッサ30の駆動は停止されており、そのため、燃料電池スタック10内での発電は停止されている。その結果、平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとがともに同じ電圧値で下降している。
また、時刻T2では、平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとがさらに下降し、最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下となっているが、最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとの差ΔVが基準電圧差ΔVsを超えていないため、カソード極での水詰まりはないと判定される。
また、時刻T2で、エアコンプレッサ30が駆動され燃料電池スタック10に第1所定流量A1が供給される。すると、水素タンク20から供給される水素とエアコンプレッサ30から供給される空気中の酸素との化学反応によって燃料電池スタック10内で発電が行われ、平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとがともに同じ電圧値で上昇していく。
第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われるまでの間、エアコンプレッサ30の駆動による第1所定流量A1での空気供給は継続される。この間、上述したように平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとがともに同じ電圧値で上昇していくが、空気はエアコンプレッサ30の最低吐出流量で穏やかに供給されるため、平均セル電圧Vaが急激に上昇して最高許容電圧Vyを超えてしまうことはない。
なお、第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われた場合、平均セル電圧Vaは、電圧V”に到達する。電圧V”とは、燃料電池スタック10のセル電圧が各発電セルの性能劣化を起こすことなく使用可能な最大電圧(最大許容電圧:Vy)よりも僅かに低く設定された電圧である。
また、第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われた後である時刻T3では、燃料電池スタック10に供給される空気の流量が第2所定流量A2まで増加され、この第2所定流量A2で空気が一定時間供給される。
その後、時刻T4ではエアコンプレッサ30の駆動が停止され、これにより第2所定流量A2の供給が停止されると、時刻T4からT5で示すように、燃料電池スタック10内での発電は停止され、これにより平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminは、同じ電圧値で下降する。
また、この実施の形態1の燃料電池システム100においては、ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、ステップS5において第2所定流量A2で供給される空気量との総量は、燃料電池スタック10内の各発電セルのアノード極の容積の総和よりも多くなるように設定されている。そのため、図3(b)の時刻T2〜T4の間に燃料電池スタック10内の空気は完全に入れ替えられる。
また、時刻T4から時刻T7で行われる動作は、時刻T1から時刻T4までに行われた動作と同じであるので、説明を省略する。
次に、カソード極での水詰まりがある場合について説明する。
図4は、この発明の実施の形態1に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の燃料電池スタックへの空気供給流量とセル電圧との関係を示すタイミングチャートであって、特にカソード極での水詰まりの発生とカソード極での水詰まりが解消された様子を示すタイミングチャートである。
時刻T11から時刻T14で示す動作は、時刻T1から時刻T4までの動作と同じであるので、説明を省略する。
図4(b)のタイミングチャートで示すように、時刻T11から符号Cの時点までは、平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとが一致しており、符号Cの時点で、カソード極での水詰まりが発生している。この水詰まりが発生した時点から、平均セル電圧Va、最低セル電圧Vminおよび最高セル電圧Vmaxは、互いの間に電圧差が生じた状態で下降し続けている。
平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminが、さらに互いの間に電圧差が生じた状態で下降した時刻T15では、最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下であって、最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとの差が基準電圧差ΔVsを超えているため、カソード極での水詰まりがあると判定され、ECU80は、燃料電池スタック10に供給される空気の流量である第2所定流量A2の値として、第3所定流量A3を設定する。
次に、時刻T15でエアコンプレッサ30が駆動されて燃料電池スタック10に第1所定流量A1が供給される。すると、水素タンク20から供給される水素とエアコンプレッサ30から供給される空気中の酸素との化学反応によって燃料電池スタック10内で発電が行われ、平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとがともに上昇していく。
第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われるまでの間、エアコンプレッサ30の駆動による第1所定流量A1での空気供給が継続される。この間、上述したように平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminとがともに上昇していくが、空気はエアコンプレッサ30の最低吐出流量で穏やかに供給されるため、平均セル電圧Vaが急激に上昇して最高許容電圧Vyを超えてしまうことはない。なお、第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われた場合、平均セル電圧Vaは、電圧V”に到達する。
第1所定流量A1での空気供給が一定時間行われた後である時刻T16では、燃料電池スタック10に供給される空気の流量が、設定した第3所定流量A3まで増加され、第3所定流量A3で空気が一定時間供給される。第3所定流量A3は、燃料電池スタック10のカソード極での水詰まりの水を吹き飛ばすのに十分な流量である。これにより、燃料電池スタック10内のカソード極に溜まっている水が吹き飛ばされて、カソード極での水詰まりが解消される。また、この水詰まりが解消されると、発電セルの一部に局所的な空気供給不足が発生することが防止されるので、極端な電圧低下が防止され、これにより発電セルが劣化することが防止される。
その後、時刻T17でエアコンプレッサ30の駆動が停止され、これにより燃料電池スタック10への第3所定流量A3の供給が停止されると、燃料電池スタック10内での発電は停止され、その結果、図4(b)の時刻T17以降の領域Dで示すように、平均セル電圧Vaと最高セル電圧Vmaxと最低セル電圧Vminは、同じ電圧値で下降する。
また、この実施の形態1の燃料電池システム100においては、ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と上記ステップS7において設定される第3所定流量A3で供給されるステップS5での空気量との総量は、燃料電池スタック10内の各発電セルのアノード極の容積の総和よりも多くなるように設定されている。これにより、図4(b)の時刻T15〜T17の間に燃料電池スタック10内の空気は完全に入れ替えられる。
また実施の形態1の燃料電池システム100においては、上記ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、上記ステップS7において設定される第3所定流量A3で供給されるステップS5での空気量との総量は、上記ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、上記ステップS5において第2所定流量A2で供給される空気量との総量と等しくされている。
以上説明したように、この実施の形態1に係る燃料電池システム100では、燃料電池システム100の間欠運転の際に、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bによって検出される各セル電圧のうち最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下である場合に、ECU80は、エアコンプレッサ30を稼働させて燃料電池スタック10に第1所定流量A1で空気を供給した後、燃料電池スタック10に第1所定流量A1よりも多い第2所定流量A2で空気を一定時間供給する、燃料電池システムであって、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bで検出される各セル電圧のうち最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下であって、1つのセル電圧に基づいて定まる最高セル電圧Vmaxと、最低セル電圧との電圧差ΔVが、基準電圧差ΔVsを超えた場合、ECU80は、第2所定流量A2の値として、該第2所定流量A2よりも多い第3所定流量A3を設定することとしたから、カソード極での水詰まりを防止することができ、またそれにより極端な電圧低下が防止されるため、発電セルが劣化することが防止される。
また、実施の形態1の燃料電池システム100では、上記ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と上記ステップS7において第3所定流量A3で設定されるステップS5での空気量との総量は、上記ステップS3〜S4において第1所定流量A1で供給される空気量と、上記ステップS5において第2所定流量A2で供給される空気量との総量と等しくなるようにされている。そのためカソード極での水詰まり防止のための過剰な空気の供給を削減でき、燃費を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態2の燃料電池システム200では、実施の形態1の燃料電池システム100についての図2のフローチャートのステップS2に替えて、図5で示すように、平均セル電圧Vaと最低セル電圧Vminとの差ΔVが基準電圧差ΔVsを超えたか否かをECU180が判断するステップS12を設ける。
すなわち、最低セル電圧Vminとの電圧差ΔVをとる比較電圧を、最高セル電圧Vmaxに替えて、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bで検出される複数のセル電圧に基づいて算出される平均値の電圧、すなわち平均セル電圧Vaとしている。
ここで、基準電圧差ΔVsは、実施の形態1と同様に実験等によって予め設定される。
この燃料電池システム200の燃料電池スタック10には、燃料電池スタック10を構成する複数の発電セルの各セル電圧を検出する電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bが取り付けられており、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bの出力は、電子制御ユニット(ECU)180に入力される。なお、ここでnは2以上の自然数であり、燃料電池スタック10を構成する発電セルの個数を示している。
ECU180は、図1のECU80に替えて設けられる。このECU180はマイクロコンピュータによって構成されており、燃料電池システムの間欠運転の際のプログラムが図1のECU80とは異なるだけである。
ECU180は、B、B、・・・、Bn−1、Bから入力された複数のセル電圧に基づき、それらの平均の電圧値、すなわち平均セル電圧Vaを算出する。
また、ECU180は、入力された燃料電池スタック10を構成する複数の発電セルの各セル電圧のうち、最低セル電圧Vminを特定する。また、ECU180は、平均セル電圧Vaと最低セル電圧Vminの差ΔVを算出する。
ECU80は、燃料電池システムの間欠運転の際、最低セル電圧Vminと、平均セル電圧Vaと最低セル電圧Vminの差ΔVとに基づいてエアコンプレッサ30の動作を制御する。
この実施の形態2の燃料電池システム200では、図5のステップS1、S3〜S7については、上述した実施の形態1の燃料電池システムで説明したとおりである。
図6は、この発明の実施の形態2に係る車両に搭載される燃料電池システムにおける間欠運転の際の燃料電池スタックへの空気供給流量とセル電圧との関係を示すタイミングチャートであって、特にカソード極での水詰まりの発生とカソード極での水詰まりが解消された様子を示すタイミングチャートである。図6(a)および図6(b)で示す時刻T21〜T27での動作は、図4(a)および図4(b)に示す時刻T11〜T17で示す動作に対応するので、説明を省略する。
この実施の形態に係る燃料電池システム200では、燃料電池システム200の間欠運転の際に、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bによって検出される各セル電圧のうち最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下である場合に、ECU180はエアコンプレッサ30を稼働させて燃料電池スタック10に第1所定流量A1で空気を供給した後、燃料電池スタック10に第1所定流量A1よりも多い第2所定流量A2で空気を一定時間供給する、燃料電池システムであって、電圧センサB、B、・・・、Bn−1、Bで検出される各セル電圧のうち最低セル電圧Vminが所定の閾値電圧V’以下であって、複数のセル電圧に基づいて定まる平均セル電圧Vaと最低セル電圧との電圧差ΔVが、基準電圧差ΔVsを超えた場合、ECU180は、第2所定流量A2の値として、該第2所定流量A2よりも多い第3所定流量A3を設定することとしたから、カソード極での水詰まりを防止することができ、またそれにより極端な電圧低下が防止されるため、発電セルが劣化することが防止される。
10 燃料電池スタック、20 水素タンク(水素供給手段)、30 エアコンプレッサ(空気供給手段)、80、180 ECU(制御手段)、100、200 燃料電池システム、A1 第1所定流量、A2 第2所定流量、A3 第3所定流量、B、B、・・・Bn−1、B 電圧センサ(電圧検出手段)、Va 平均セル電圧(比較電圧)、Vmax 最高セル電圧(比較電圧)、Vmin 最低セル電圧、V’ 所定の閾値電圧、ΔV 比較電圧と最低セル電圧との電圧差、ΔVs 基準電圧差。

Claims (3)

  1. 複数の発電セルを積層して構成され、各発電セルはアノード極とカソード極を有する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックに水素ガスを供給する水素供給手段と、
    前記燃料電池スタックに酸素を含む空気を供給する空気供給手段と、
    前記燃料電池スタックの複数の発電セルの各セル電圧を検出する電圧検出手段と、
    を備え、
    前記燃料電池システムの間欠運転の際に、前記電圧検出手段によって検出される前記各セル電圧のうち最低セル電圧が所定の閾値電圧以下である場合に、前記空気供給手段を稼働させて前記燃料電池スタックに第1所定流量で空気を供給した後、前記燃料電池スタックに第1所定流量よりも多い第2所定流量で空気を一定時間供給する制御手段を有する燃料電池システムであって、
    前記制御手段は、
    前記電圧検出手段で検出される前記各セル電圧のうち最低セル電圧が前記所定の閾値電圧以下であって、前記電圧検出手段によって検出される1つ又は複数のセル電圧に基づいて定まる比較電圧と最低セル電圧との電圧差が、基準電圧差を超えた場合、前記第2所定流量の値として、該第2所定流量よりも多い第3所定流量を設定する燃料電池システム。
  2. 前記比較電圧は、最高セル電圧である請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記比較電圧は、前記複数のセル電圧に基づいて算出される平均セル電圧である請求項1に記載の燃料電池システム。
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