JP2017194928A - 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電池の消耗を抑制し、適切にサービスを実施することができる無線通信装置を提供する。
【解決手段】二次電池が供給する電力で動作し、検出した二次電池の電圧が第2の閾値以上である場合に動作可能な第1の制御部と、第1の制御部とは独立して動作し、二次電池が供給する電力で動作する第2の制御部と、第2の制御部によって制御され、二次電池が供給する電力で動作して他の無線通信装置との通信を行う第2の無線通信部とを有し、検出した二次電池の電圧が第2の閾値より低い第1の閾値未満である場合、第2の制御部が、第2の無線通信部によるパケットの送信及び他の無線通信装置との通信接続を終了させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信装置の制御方法、及びプログラムに関する。
印刷装置等の情報機器、デジタルカメラ等の撮像装置、及びアクセサリー等の各種の機器への無線通信機能の搭載が一般化しており、これらの機器と携帯端末のデータ通信や制御に無線通信接続の利用が急増している。無線通信機能としてBluetooth(登録商標)Low Energy(以下、BLEとも称す)等の無線規格に代表される低消費電力の無線通信機能を搭載する情報機器が増加している。低消費電力の無線通信機能を搭載したSOC(System On Chip)や通信モジュールは、一般的に独立して動作し、低電圧、低消費電力で動作することを考慮して提供されている。
低消費電力の無線通信機能の使用方法の一例として、セントラル装置(ホスト装置とも称する)からの通信による指示をトリガにペリフェラル装置(スレーブ装置とも称する)の機能動作(サービス)を開始する方法がある。そのような使用方法において、ペリフェラル装置では、電池電圧が不足していている場合、低消費電力の無線通信機能は動作可能であるが、サービスを行うための制御部が起動できずサービスが使用できないことが考えられる。また、ペリフェラル装置の制御部が起動できない電池電圧においても、低電圧で独立して動作可能な低消費電力の無線通信機能が動作を継続し、電池を深い放電状態にしてしまうことも考えられる。
それを解決する方法として、ペリフェラル装置の制御部が起動可能な場合だけ低消費電力の無線通信機能を動作させる方法が考えられる。しかし、この方法ではペリフェラル装置の制御部をオン状態としておき、制御部が電池電圧を監視するので、その監視動作で電力を消費してしまう。また、他の解決方法として、電池電圧がペリフェラル装置のサービスを使用できることを保証可能な電圧閾値以上の場合だけ低消費電力の無線通信機能を動作させる方法も考えられる。しかし、この方法では電池電圧の検出誤差等により、ペリフェラル装置のサービスが使用可能な電池電圧であるにもかかわらずサービスを使用できない場合が生じる。このため、ペリフェラル装置と低消費電力の無線通信機能の親和性を図り、できる限りペリフェラル装置のサービス実施を可能にし、かつ電池の消耗を抑制する方法が求められている。
特許文献1には、画像形成装置が有するネットワークI/F部へネットワークからのパケットが無いと判定されたときに、ネットワークI/F部に対する電力供給を停止する画像形成装置の電力供給システムが提案されている。
特開2010−218189号公報
特許文献1に記載された画像形成装置は、ネットワークからのパケットが無い場合にはネットワークI/F部に対する電力供給を停止し電力消費を低減することが可能である。しかし、ネットワークからのパケットが有る場合における自装置の電力消費と電池残量不足によるサービス提供不可の可能性については考慮されていない。本発明の目的は、電池の消耗を抑制し、適切にサービスを実施することができる無線通信装置を提供することである。
本発明に係る無線通信装置は、二次電池が供給する電力で動作し、検出した前記二次電池の電圧が第2の閾値以上である場合に動作可能な第1の制御手段と、前記第1の制御手段とは独立して動作し、前記二次電池が供給する電力で動作する第2の制御手段と、前記第2の制御手段によって制御され、前記二次電池が供給する電力で動作して他の無線通信装置との通信を行う無線通信手段とを有し、前記第2の制御手段は、検出した前記二次電池の電圧が前記第2の閾値より低い第1の閾値未満である場合、前記無線通信手段によるパケットの送信及び前記他の無線通信装置との通信接続を終了させることを特徴とする。
本発明によれば、第1の制御手段とは独立して動作する第2の制御手段によって無線通信手段を制御することで、電池の消耗を抑制し、適切にサービスを実施することができる無線通信装置を提供することである。
本発明の実施形態に係るペリフェラル装置の構成例を示す図である。 本実施形態に係るセントラル装置の構成例を示す図である。 本実施形態に係るペリフェラル装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るペリフェラル装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るセントラル装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るセントラル装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るペリフェラル装置の電池電圧と閾値、第2無線通信部の動作状態の関係の例を示す図である。 本実施形態に係るペリフェラル装置とセントラル装置との配置例を示す図である。 本実施形態に係るペリフェラル装置の他の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係るセントラル装置の他の動作例を示すフローチャートである。 ペリフェラル装置と接続できないことの表示例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態において説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
ペリフェラル装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るペリフェラル装置101の構成例を示すブロック図である。ペリフェラル装置101は、図2に示すようなセントラル装置201と無線通信が可能な装置である。なお、図1においては、本実施形態の説明に不要なブロックへの電源接続は省略している。また、本実施形態の説明に不要なブロックと動作の説明は省略している。
電池102は、ペリフェラル装置101に電力を供給する。電池102は、例えばペリフェラル装置101に対して着脱が可能な1セルのリチウムイオン二次電池である。電池102の出力は信号名をVBATTAと定義する。第1の電源制御部103は、電池102からの電圧入力VIN_Mを定電圧出力VOUT_Mに変換し、第1の制御部104へ出力する。第1の電源制御部103は、外部からの制御信号EN_Mによって定電圧出力VOUT_Mを出力するか否かを制御する。
第2の電源制御部113は、電池102からの電圧入力VIN_Sを定電圧出力VOUT_Sに変換し、第2の制御部114へ出力する。第2の電源制御部113は、外部からの制御信号EN_Sによって定電圧出力VOUT_Sを出力するか否かを制御する。第2の電源制御部113は、第1の電源制御部103よりも供給可能な電流が少なくかつ自己消費電流が少ない。また、定電圧出力VOUT_Sの電圧は、定電圧出力VOUT_Mよりも低電圧である。第1の電源制御部103及び第2の電源制御部113は、例えば電源ICである。
第1の制御部104は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)を有する。CPUは、セントラル装置からの指示に応じて機能動作(サービス)を実施するための制御を含む、ペリフェラル装置101の制御を司る。RAMは、例えばワークエリアとして使用され、ROMは、例えば処理手順(プログラム)を記憶している。第1の制御部104は、電源入力VDD_Mに受ける第1の電源制御部103の定電圧出力VOUT_Mで動作する。第1の制御部104は、AD入力部AD_Mで電池102の電圧を検出することが可能となっている。また、第1の制御部104は、第2の制御部114とデータ通信が可能である。
第1の無線通信部105は、他の装置と無線通信を行う通信部である。第1の無線通信部105が行う無線通信は、WLAN(Wireless Local Area Network)規格であるIEEE802.11に対応しているものとする。第1の無線通信部105は、電源入力VDD_W1に受ける第1の電源制御部103の定電圧出力VOUT_Mで動作する。アンテナ106は、他の装置と無線通信を行うためのアンテナである。アンテナ106は、例えばUHF帯である2.4GHz帯付近に共振周波数を有するアンテナであるとする。
第2の制御部114は、CPU、RAM、及びROMを有する。CPUは、ペリフェラル装置101の一部制御を行う。RAMは、例えばワークエリアとして使用され、ROMは、例えば処理手順(プログラム)を記憶している。第2の制御部114は、電源入力VDD_Sに受ける第2の電源制御部113の定電圧出力VOUT_Sで動作する。第2の制御部114は、AD入力部AD_Sで電池102の電圧を検出することが可能となっている。また、第2の制御部114は、第1の制御部104とデータ通信が可能である。
第2の無線通信部115は、他の装置と無線通信を行う通信部である。第2の無線通信部115が行う無線通信は、近距離無線規格であるBLEに対応しているものとする。第2の無線通信部115は、電源入力VDD_W2に受ける第2の電源制御部113の定電圧出力VOUT_Sで動作する。第2の無線通信部115は、第1の無線通信部105よりも低消費電流で動作する。アンテナ116は、他の装置と無線通信を行うためのアンテナである。アンテナ116は、例えばUHF帯である2.4GHz帯付近に共振周波数を有するアンテナであるとする。
電源スイッチ121は、ペリフェラル装置101の第1の電源制御部103をオン状態(動作状態)にし、ペリフェラル装置101の第1の制御部104を動作させるための電源ボタンスイッチである。電源スイッチ121を押下した場合に信号VBATTと信号PWR_SWAが導通するものとする。すなわち、電源スイッチ121を押下した場合に電源スイッチ121は、他の回路へ信号PWR_SWAを出力することになる。
ORゲート122には、信号PWR_SWA、第1の制御部104からの信号OUT_M、及び第2の制御部114からの信号OUT_Sが入力され、演算結果を制御信号EN_Mとして出力する。すなわち、本実施形態において、第1の電源制御部103は、信号PWR_SWA、第1の制御部104からの信号OUT_M、第2の制御部114からの信号OUT_Sのいずれかの入力で定電圧出力VOUT_Mを出力する。それに対し、第2の電源制御部113は電池102のVBATT信号入力で定電圧出力VOUT_Sを出力する。
撮像機能部131は、例えばレンズ及びその駆動系で構成される光学ユニットと撮像素子と撮像素子で撮像された映像をデジタルデータに変換する撮像処置部等を有する機能部である。外部装置記憶機能部132は、例えばデジタルデータの書き込み及び読み込みを行うことができるフラッシュメモリーカードを装着可能な機能部である。表示機能部133は、例えば操作情報や映像を表示するLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示器)を有する機能部である。操作部134は、例えば複数のボタンスイッチ等を有し、各種操作を受け付けて操作情報を第1の制御部104へ出力する。撮像機能部131、外部装置記憶機能部132、表示機能部133、及び操作部134は、いずれも第1の電源制御部103の定電圧出力VOUT_Mで動作する。なお、図1に示した撮像機能部131、外部装置記憶機能部132、表示機能部133、及び操作部134は一例であり、他の機能部を有していてもよい。
次に、セントラル装置の構成について説明する。図2は、本実施形態に係るセントラル装置201の構成例を示すブロック図である。セントラル装置201は、図1に示したようなペリフェラル装置101と無線通信が可能な装置である。なお、図2においては、本実施形態の説明に不要なブロックへの電源接続は省略している。また、本実施形態の説明に不要なブロックと動作の説明は省略している。
電池202は、セントラル装置201に電力を供給する。電池202は、例えばセントラル装置201に対して着脱が可能な1セルのリチウムイオン二次電池である。電池202の出力は信号名をVBATTBと定義する。第3の電源制御部203は、電池202からの電圧入力VIN_OTHを定電圧出力VOUT_OTHに変換し、第3の制御部204へ出力する。第3の電源制御部203は、外部からの制御信号EN_OTHによって出力VOUT_OTHを出力するか否かを制御する。第3の電源制御部203は、例えば電源ICである。
第3の制御部204は、CPU、RAM、及びROMを有する。CPUは、セントラル装置201の制御を司る。RAMは、例えばワークエリアとして使用され、ROMは、例えば処理手順(プログラム)を記憶している。第3の制御部204は、電源入力VDD_OTHに受ける第3の電源制御部203の定電圧出力VOUT_OTHで動作する。第3の制御部204は、AD入力部AD_OTHで電池202の電圧を検出することが可能となっている。
第3の無線通信部205は、他の装置と無線通信を行う通信部である。第3の無線通信部205が行う無線通信は、WLAN規格であるIEEE802.11に対応しているものとする。第3の無線通信部205は、電源入力VDD_W3に受ける第3の電源制御部203の定電圧出力VOUT_OTHで動作する。アンテナ206は、他の装置と無線通信を行うためのアンテナである。アンテナ206は、例えばUHF帯である2.4GHz帯付近に共振周波数を有するアンテナであるとする。
第4の無線通信部215は、他の装置と無線通信を行う通信部である。第4の無線通信部215が行う無線通信は、近距離無線規格であるBLEに対応しているものとする。第4の無線通信部215は、電源入力VDD_W4に受ける第3の電源制御部203の定電圧出力VOUT_OTHで動作する。アンテナ216は、他の装置と無線通信を行うためのアンテナである。アンテナ216は、例えばUHF帯である2.4GHz帯付近に共振周波数を有するアンテナであるとする。
電源スイッチ221は、セントラル装置201の第3の電源制御部203をオン状態(動作状態)にし、セントラル装置201の第3の制御部204を動作させるための電源ボタンスイッチである。電源スイッチ221を押下した場合に信号VBATTBと信号PWR_SWBが導通するものとする。すなわち、電源スイッチ221を押下した場合に電源スイッチ221は、他の回路へ信号PWR_SWBを出力することになる。
ORゲート222には、信号PWR_SWB及び第3の制御部204からの信号OUT_OTHが入力され、演算結果を制御信号EN_OTHとして出力する。すなわち、本実施形態において、第3の電源制御部203は、信号PWR_SWB、第3の制御部204からの信号OUT_OTHのいずれかの入力で定電圧出力VOUT_OTHを出力する。
撮像機能部231は、例えばレンズ及びその駆動系で構成される光学ユニットと撮像素子と撮像素子で撮像された映像をデジタルデータに変換する撮像処置部等を有する機能部である。外部装置記憶機能部232は、例えばデジタルデータの書き込み及び読み込みを行うことができるフラッシュメモリーカードを装着可能な機能部である。表示機能部233は、例えば操作情報や映像を表示するLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示器)を有する機能部である。操作部234は、例えば複数のボタンスイッチ等を有し、各種操作を受け付けて操作情報を第3の制御部204へ出力する。撮像機能部231、外部装置記憶機能部232、表示機能部233、及び操作部234は、いずれも第3の電源制御部203の定電圧出力VOUT_OTHで動作する。なお、図2に示した撮像機能部231、外部装置記憶機能部232、表示機能部233、及び操作部234は一例であり、他の機能部を有していてもよい。
図3A及び図3Bは、本実施形態に係るペリフェラル装置101の第2の制御部114が、第2の無線通信部115を制御し、セントラル装置201の第4の無線通信部215と通信を行う手順の例を示すフローチャートである。ステップS301において、第2の制御部114が、ペリフェラル装置101に電池102が装着されていると判断した場合、処理はステップS302へ進む。なお、電池102が装着されていない場合、動作を終了する。
ステップS302では、第2の制御部114は、AD入力部AD_Sで電池102の電圧が第1の閾値以上であるか否かを判断する。ステップS302において、第2の制御部114が、電池102の電圧が第1の閾値以上でないと判断した場合、ステップS303へ進む。ステップS303では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115のRF動作(無線通信動作)を停止してステップS301へ戻る。
ステップS302において、第2の制御部114が、電池102の電圧が第1の閾値以上であると判断した場合、ステップS304へ進む。ステップS304では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115のRF動作が可能な設定であるかを判断する。ここで、第2の無線通信部115のRF動作が可能か否かの設定は、ペリフェラル装置101の第1の制御部104が動作中に操作部134によって設定できるものとする。また、第2の無線通信部115のRF動作設定は、第1の制御部104と第2の制御部114の通信によって第2の制御部114のRAM及びROMに記憶されるものとする。
ステップS304において、第2の制御部114が、第2の無線通信部115のRF動作が可能な設定でないと判断した場合、ステップS303へ進む。ステップS303では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115のRF動作を停止してステップS301へ戻る。ステップS303の処理を行うとき、第2の無線通信部115からアドバタイズパケットを送信中であれば、第2の制御部114は、第2の無線通信部115からのアドバタイズパケットの送信を停止することになる。
ステップS304において、第2の制御部114が、第2の無線通信部115のRF動作が可能な設定であると判断した場合、ステップS305へ進む。ステップS305では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115を制御してアドバタイズパケットを送信する。ステップS305で送信するアドバタイズパケットとは、ペリフェラル装置101が実施可能な機能(サービス)を特定するUUID(Universally Unique IDentifier)を含むデータパケットである。セントラル装置201は、このアドバタイズパケットによりペリフェラル装置101の存在と実施可能なサービスを特定し、接続リクエストを行ってペリフェラル装置101と無線通信リンクを確立することができる。
ステップS306では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115にセントラル装置201からの接続要求があるか否かを判断する。ステップS306において、第2の制御部114が、セントラル装置201からの接続要求があると判断した場合、ステップS307へ進む。ステップS307では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115を制御してセントラル装置201と通信リンクを確立し、ステップS308へ進む。ここで、通信リンクの確立とは、ペリフェラル装置101の第2の無線通信部115とセントラル装置201の第4の無線通信部215とが決められた時間間隔(通信インターバルと称する)で通信を行う状態になったことを意味する。
ステップS308では、第2の制御部114は、AD入力部AD_Sで電池102の電圧が第1の閾値以上であるか否かを判断する。ステップS308において、第2の制御部114が、電池102の電圧が第1の閾値以上でないと判断した場合、ステップS309へ進む。ステップS309では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115からセントラル装置201の第4無線通信部215へ通信リンク終了通知を行い、通信リンクを終了する。そして、第2の制御部114は、第2の無線通信部115のRF動作を停止してステップS301へ戻る。
ステップS308において、第2の制御部114が、電池102の電圧が第1の閾値以上であると判断した場合、ステップS310へ進む。ステップS310では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115のRF動作が可能な設定であるかを判断する。ステップS310のRF動作の設定は、ステップS304で説明した設定と同じであるので説明は省略する。ステップS310において、第2の制御部114が、第2の無線通信部115のRF動作が可能な設定であると判断した場合、ステップS311へ進む。ステップS311では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115を制御してセントラル装置201の第4の無線通信部215と通信を行う。
ステップS312では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115にセントラル装置201からのサービス起動指示があるか否かを判断する。ステップS312において、第2の制御部114が、第2の無線通信部115にセントラル装置201からのサービス起動指示がないと判断した場合、ステップS308へ戻る。
ステップS312において、第2の制御部114が、第2の無線通信部115にセントラル装置201からのサービス起動指示があると判断した場合、ステップS313へ進む。ステップS313では、第2の制御部114は、信号OUT_Sを出力して第1の電源制御部103をオン状態にし、第1の制御部104を起動させる。ステップS313において起動した第1の制御部104は、信号OUT_Mを出力して第1の電源制御部103をオン状態にし、第2の制御部114からの信号OUT_Sがなくても第1の電源制御部103のオン状態を維持できるように制御する。
ステップS314では、第2の制御部114は、第1の制御部104が正常に起動したか否かを判断する。ステップS314において、第2の制御部114が、第1の制御部104が正常に起動したと判断した場合、ステップS316へ進む。なお、ステップS314において、第2の制御部114が、第1の制御部104が正常に起動したと判断した場合、第2の制御部114は、信号OUT_Sの出力を停止する。
ステップS314において、第2の制御部114が、第1の制御部104が正常に起動していないと判断した場合、ステップS315へ進む。ステップS315では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115を制御してセントラル装置201の第4の無線通信部215と通信を行い、セントラル装置201へ第1の制御部104の起動不可を通知し、ステップS308へ戻る。
なお、ステップS314における第1の制御部104が正常起動したと判断する方法は、例えば、第2の制御部114が信号OUT_Sを出力してから第1の制御部104と通信が行えたことで正常に起動したと判断すれば良い。すなわち、第2の制御部114が第1の制御部104を起動させるために信号OUT_Sを出力してから第1の制御部104と通信が行えない場合には第1の制御部104が正常に起動していないと判断する。第1の制御部104が正常に起動しない要因としては、例えば第1の制御部104が起動中に電池電圧102の電圧低下を検出して第1の制御部104が動作を停止する場合や、第1の制御部104が何らかのエラーを検出した場合などが考えられる。
ステップS316では、第2の制御部114は、第2の無線通信部115を制御してセントラル装置201の第4の無線通信部215と通信を行う。ステップS316での通信は、ペリフェラル装置101からセントラル装置201へ第1の制御部104の起動完了の通知も行うものとする。ステップS317では、第2の制御部114は、ステップS316での通信においてセントラル装置201からのサービス実施指示があるか否かを判断する。
ステップS317において、第2の制御部114が、セントラル装置201からのサービス実施指示があると判断した場合、ステップS319へ進む。ステップS319では、第1の制御部104が、サービスを実施するための制御を行ってサービスを実施し、ステップS316へ戻る。ステップS319で実施するサービスとは、ペリフェラル装置101の第1の制御部104が動作中に撮像機能部131、外部装置記憶機能部132、表示機能部133、操作部134、及び第1無線通信部105のいずれかにより実施される機能であるとする。または、それらの機能を組み合わせて使用する動作であるとする。
ステップS317において、第2の制御部114が、セントラル装置201からのサービス実施指示がないと判断した場合、ステップS318へ進む。ステップS318では、第2の制御部114は、ステップS316での通信においてセントラル装置201からのサービス終了指示があるか否かを判断する。
ステップS317において、第2の制御部114が、セントラル装置201からのサービス終了指示があると判断した場合、ステップS320へ進む。ステップS320では、第2の制御部114は、第1の制御部104と通信を行って第1の制御部104へサービス終了を通知する。サービス終了を通知された第1の制御部104は、信号OUT_Mの出力を停止して第1の電源制御部113をオフ状態にする。ステップS317において、第2の制御部114が、セントラル装置201からのサービス終了指示がないと判断した場合、ステップS316へ戻る。
図4A及び図4Bは、本実施形態に係るセントラル装置201の第3の制御部204が、第4の無線通信部215を制御し、ペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と通信を行う手順の例を示すフローチャートである。ステップS401では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を用いてペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と通信が可能な設定であるかを判断する。ここで、第4の無線通信部215の通信可能か否かの設定は、セントラル装置201の第3の制御部204が動作中に操作部234によって設定できるものとする。また、第4の無線通信部215の通信可能設定は、第3の制御部204のRAM及びROMに記憶されるものとする。
ステップS401において、第3の制御部204が、第4の無線通信部215が通信可能な設定であると判断した場合、ステップS402へ進み、第4の無線通信部215が通信可能な設定でないと判断した場合、動作を終了する。ステップS402では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してアドバタイズパケットをスキャンする。ステップS402でスキャンするアドバタイズパケットとは、セントラル装置201から第4の無線通信部215を介してペリフェラル装置101で実施可能な機能(サービス)を特定するUUIDを含むデータパケットである。セントラル装置201は、このアドバタイズパケットによりペリフェラル装置101の存在と実施可能なサービスを特定し、接続リクエストを行ってペリフェラル装置101と無線通信リンクを確立することができる。
ステップS403では、第3の制御部204は、ステップS402においてアドバタイズパケットをスキャンした結果、ペリフェラル装置101からのアドバタイズパケットがあるか否かを判断する。ステップS403において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101からのアドバタイズパケットがあると判断した場合、ステップS404へ進む。ステップS403において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101からのアドバタイズパケットがないと判断した場合、ステップS402へ戻る。
ステップS404では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してペリフェラル装置101へ接続要求を送信する。そして、ステップS405では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してペリフェラル装置101と通信リンクを確立し、ステップS406へ進む。ステップS406では、第3の制御部204は、操作部234によってペリフェラル装置101のサービス起動が指示されたかを判断する。ステップS406において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101のサービス起動が指示されたと判断した場合、ステップS410へ進む。
ステップS406において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101のサービス起動が指示されなかったと判断した場合、ステップS407へ進む。ステップS407では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と通信を行う。ステップS208では、第3の制御部204は、ステップS407での通信においてペリフェラル装置101からの通信リンク終了通知があるか否かを判断する。ステップS408において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101からの通信リンク終了通知があると判断した場合、ステップS409へ進む。ステップS409では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御して通信リンクを終了し、ステップS402へ戻る。ステップS408において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101からの通信リンク終了通知がないと判断した場合、ステップS406へ戻る。
ステップS410では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と通信を行う。ステップS410での通信では、ペリフェラル装置101へサービス起動の指示と、ペリフェラル装置101のサービス起動の指示に対する結果通知も受け取るものとする。ステップS411で、第3の制御部204は、ステップS410での通信においてペリフェラル装置101の第1の制御部104の起動完了通知を受け取っているかを判断する。
ステップS411において、第3の制御部204が、第1の制御部104の起動完了通知を受け取っていると判断した場合、ステップS413へ進み、第1の制御部104の起動完了通知を受け取っていないと判断した場合、ステップS412へ進む。ステップS412では、第3の制御部204は、表示機能部233を制御してペリフェラル装置101のサービス起動が不可であることを示すメッセージを表示し、ステップS406へ戻る。
ステップS413では、第3の制御部204は、操作部234によってペリフェラル装置101のサービス実施が指示されたか否かを判断する。ステップS413において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101のサービス実施が指示されたと判断した場合、ステップS417へ進む。ステップS417では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と通信を行い、ステップS413へ戻る。ステップS417での通信では、ペリフェラル装置101へサービス実施を指示する。
ステップS413において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101のサービス実施が指示されなかったと判断した場合、ステップS414へ進む。ステップS414では、第3の制御部204は、操作部234によってペリフェラル装置101のサービス終了が指示されたか否かを判断する。ステップS414において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101のサービス終了が指示されたと判断した場合、ステップS416へ進む。ステップS416では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と通信を行い、ステップS406へ戻る。ステップS416での通信では、ペリフェラル装置101へサービス終了を指示する。
ステップS414において、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101のサービス終了が指示されなかったと判断した場合、ステップS415へ進む。ステップS415では、第3の制御部204は、第4の無線通信部215を制御してペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と通信を行い、ステップS413へ戻る。
図5は、本実施形態に係るペリフェラル装置101の電池102の電圧と閾値、及び第2の無線通信部115の動作状態の関係を示す図である。図5において、VL1は第2の制御部114の起動可能電圧、VL2は電池102の終止電圧、VL3は電池102の満充電電圧を示す。また、VTH1は第1の閾値、VTH2は第2の閾値、VTH3は第3の閾値を示す。図5(A)は、ペリフェラル装置101が図3A及び図3Bに示したフローチャートに従って、電池102の電圧が満充電電圧の状態から第2の無線通信部115のRF動作を開始し、時間とともに電池102の電圧が低下していく様子を模式図にしたものである。なお、第2の無線通信部115のRF動作とは、アドバタイズパケットの送信、セントラル装置201との通信を行うことを示す。
電池102の電圧の第1の閾値VTH1とは、第2の制御部114と第2の無線通信部115が動作可能な電圧であるとする。なお、電池102の電圧の第1の閾値の判定は、第2の制御部114が動作中に、第2の制御部114のAD入力部AD_Sで電池102の電圧を検出することで判定する。第1の閾値VTH1には、第2の制御部114の動作中の電池102の電圧変動及びAD入力部AD_Sの回路構成による誤差を考慮し、第1の閾値VTH1には第1の閾値検出誤差VER1があるものとする。また、第1の閾値VTH1にはヒステリシス特性を持つようにし、電池102の電圧が第1の閾値前後で変動した場合、第2の無線通信部115のRF動作とRF動作停止とを繰り返さないようにすることが望ましい。例えば、第2の無線通信部115のRF動作停止したとき第1の閾値VTH1を所定分だけ高くし、第2の無線通信部115のRF動作中は第1の閾値VTH1を所定分だけ低く設定するようにすればよい。
また、電池102の電圧の第2の閾値VTH2とは、第1の制御部104を起動しサービスを実施可能な電圧であるとする。なお、電池102の電圧の第2の閾値の判定は、第1の制御部104が動作中に、第1の制御部104のAD入力部AD_Mで電池102の電圧を検出することで判定する。第2の閾値VTH2には、第1の制御部104の動作中の電池102の電圧変動及びAD入力部AD_Mの回路構成による誤差を考慮し、第2の閾値VTH2には第2の閾値検出誤差VER2があるものとする。
なお、第2の閾値検出誤差VER2は、第1の閾値検出誤差VER1よりも大きい。これは、第1の制御部104及び第1の制御部104から制御可能な機能部での消費電流が、第2の制御部114及び第2の制御部114から制御可能な機能部での消費電流よりも大きいためである。
図5(A)において、第1の閾値VTH1は、電池102の終止電圧VL2及び第2の制御部114を起動し動作可能な電圧VL1よりも高く、第2の閾値VTH2よりも低い値とする。そして、第1の閾値の第1の閾値検出誤差範囲VER1と第2の閾値の第2の閾値検出誤差範囲VER2は重ならないように設定するものとする。ここで、電池102の終止電圧VL2とは、リチウムイオン二次電池の完全放電を防止するために電池102に備えている保護回路の発動電圧であるとする。
図5(A)において、ペリフェラル装置101が図3A及び図3Bに示したフローチャートに従って動作を開始すると、電池102の電圧は時間T2で第2の閾値VTH2に達する。その後、電池102の電圧は時間T3で第1の閾値VTH1に達し、第2の無線通信部115のRF動作を停止する。そして、時間T3以降は第2無線通信部115のRF動作を停止することにより電池102の消耗が抑えられ、電池102の電圧は緩やかに下降していくことになる。
図6は、本実施形態に係るペリフェラル装置101とセントラル装置201との配置例を示す図である。図6を図5(A)で説明した動作に従って説明する。図5(A)に示した時間T3までは、ペリフェラル装置101は、第2の無線通信部115のRF動作を行うので、図6(A)に示すAdvertisig状態、又は図6(B)に示すConnection状態である。図6(A)に示すAdvertisig状態とは、ペリフェラル装置101が第2の無線通信部115からアドバタイズパケットを送信している状態のことである。また、図6(B)に示すConnection状態とは、ペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と、セントラル装置201の第4の無線通信部215との無線通信リンクが確立した状態である。
図5に示した時間T3以降は、ペリフェラル装置101は、第2の無線通信部115のRF動作を停止するので、図6(C)に示すRF_OFF状態である。図6(C)に示すRF_OFF状態とは、ペリフェラル装置101の第2の無線通信部115がアドバタイズパケットを送信しておらず、また、セントラル装置201の第4の無線通信部215との無線通信リンクが確立していない状態のことである。
本実施形態と比較のために、図5(B)にペリフェラル装置101が第1の閾値VTH1で第2の無線通信部115のRF動作を停止しない場合に、電池102の電圧が低下していく様子の模式図を示す。図5(B)において、電池102の電圧は時間T2で第2の閾値VTH2に達し、時間T3で第1の閾値VTH1に達する。その後も、第2の無線通信部115のRF動作を停止しないで動作を継続するために、電池102は終止電圧VL2まで到達して動作が停止する。図5(B)に示す動作は電池102の消耗が大きく、電池102を充電してペリフェラル装置101が使用可能になるまでの時間が長くかかる。よって、本実施形態を適用した場合の図5(A)に示した動作の方に優位性があるといえる。
また、本実施形態と比較のために、図5(C)にペリフェラル装置101が任意の閾値で第2の無線通信部115のRF動作を停止するが、任意の閾値を第2の閾値VTH2よりも高く設定した場合に、電池102の電圧が低下していく様子の模式図を示す。図5(C)においては、任意の閾値を第3の閾値VTH3として示している。図5(C)において、電池102の電圧は時間T1で第3の閾値VTH3に達し、第2の無線通信部115のRF動作を停止する。そして、時間T1以降は第2の無線通信部115のRF動作を停止し、電池102の電圧は緩やかに下降していくことになる。図5(C)に示す動作は、時間T1で第2の無線通信部115のRF動作を停止してしまうため、図5(A)に示した動作と比較し(T2−T1)の時間分だけ第2の無線通信部115を介してのサービスが実施可能な時間が短くなる。よって、本実施形態を適用した場合の図5(A)に示した動作の方に優位性があるといえる。
本実施形態によれば、ペリフェラル装置101において、第1の制御部104とは独立して動作可能な第2の無線通信部115の動作を第1の制御部104とは独立して動作可能な第2の制御部114で制御する。これにより、第2の無線通信部を介して実施するペリフェラル装置のサービス提供時間の拡大を可能とし適切にサービスを実施でき、かつ電池の消耗を抑制することができる。
前述した実施形態では、ペリフェラル装置101の第2の無線通信部115及びセントラル装置201の第4の無線通信部215は、近距離無線通信規格であるBluetooth Low Energyを用いて通信を行うことを例として説明した。しかし、本発明を適用可能な無線通信はBluetooth Low Energyに限ったものではない。例えば、他の無線規格であるIEEE802.15.1やIEEE802.15.4であっても良い。すなわち、本発明は他の低消費電力化が可能な無線規格にも適用可能である。
前述した実施形態では、ペリフェラル装置101のアンテナ116及びセントラル装置201のアンテナ216はUHF帯である2.4GHz帯付近に共振周波数を有するアンテナを用いる例を説明した。しかし、本発明を適用可能なアンテナはUHF帯である2.4GHz帯付近に共振周波数を有するアンテナに限ったものでない。ペリフェラル装置101の第2の無線通信部115と、セントラル装置201の第4の無線通信部215との間で通信が可能なアンテナであれば共振周波数は任意である。
前述した実施形態では、ペリフェラル装置101がアドバタイズパケットの送信を行い、セントラル装置201がアドバタイズパケットをスキャンし、セントラル装置201がペリフェラル装置101へ接続要求を行って通信リンクを確立する方法を説明した。しかし、本発明を適用可能な通信リンクを確立する方法は前述した役割に限ったものではない。ペリフェラル装置101とセントラル装置201との間で接続要求を行って通信リンクを確立する方法であれば無線通信手段と役割とリンク確立の順序は何であってもよい。
前述した実施形態では、電池102が満充電電圧の状態から動作を開始して電池102が放電して電圧が降下する方向の例を説明した。しかし、本発明を適用可能な動作は電池102が放電して電圧が降下する方向に限ったものでない。例えば、ペリフェラル装置101に電池102を充電する機能を備えているとすると、電池102は充電されて電圧が上昇する方向に電圧が推移する。その場合、図3A及び図3Bに示したフローチャートを適用すればステップS302及びS308の電池電圧の閾値判断でRF動作停止状態からRF動作可能な状態に復帰することができる。
前述した実施形態では、第2の制御部114が、ステップS302の電池電圧の閾値判断で電池電圧が第1の閾値以上であると判断し、ステップS304のRF動作判断でRF動作可能であると判断した場合、アドバタイズパケットの送信を行っていた。さらに、図7に示すように、ステップS705で、第2の制御部114が、電池電圧が第1の制御部104が起動できない第2の閾値以上であるか否かを確認するようにしてもよい。そして、第2の制御部114が、電池電圧が第2の閾値未満であると判断した場合には、ステップS706で、第2の制御部114は、第2の無線通信部115を制御してペリフェラル装置101と接続できない旨のアドバタイズパケットを送信してもよい。なお、図7において、ステップS701〜S704の処理は、図3Aに示したステップS301〜S304の処理と同様であり、ステップS707〜S709の処理は、図3Aに示したステップS305〜S307の処理と同様である。
また、前述した実施形態では、セントラル装置201の第3の制御部204が、ステップS403においてアドバタイズパケットがあると判断した場合、ペリフェラル装置に対して接続要求を送信していた。しかし、接続要求を送信したのにもかかわらず、電池電圧が第2の閾値未満の場合には第1の制御部104が起動できない場合がある。そこで、図8に示すように、ステップS804で、第3の制御部204が、受信したアドバタイズパケットを確認し、ペリフェラル装置101と接続可能であるかを確認するようにしてもよい。そして、第3の制御部204が、ペリフェラル装置101と接続できないと判断した場合、ステップS805で、第3の制御部204は、表示機能部233を使用してユーザーに接続できないことを報知してもよい。なお、図8において、ステップS801〜S803の処理は、図4Aに示したステップS401〜S403の処理と同様であり、ステップS806、S807の処理は、図4Aに示したステップS404、S405の処理と同様である。
ユーザーにペリフェラル装置101と接続できないことを報知する際、例えば図9(A)〜(C)のような表示を行えばよい。図9(A)は、文字のみ表示して、起動できないことをユーザーに報知する例を示している。図9(B)及び図9(C)は、文字と対処方法を表示し、起動できないことだけではなく、起動できるようにするための対処方法をユーザーに報知する例を示している。なお、表示内容はこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
(本発明の他の実施形態)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101:ペリフェラル装置 102:電池 103:第1の電源制御部 104:第1の制御部 113:第2の電源制御部 114:第2の制御部 115:第2の無線通信部 116:アンテナ 201:セントラル装置

Claims (10)

  1. 二次電池が供給する電力で動作し、検出した前記二次電池の電圧が第2の閾値以上である場合に動作可能な第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段とは独立して動作し、前記二次電池が供給する電力で動作する第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段によって制御され、前記二次電池が供給する電力で動作して他の無線通信装置との通信を行う無線通信手段とを有し、
    前記第2の制御手段は、検出した前記二次電池の電圧が前記第2の閾値より低い第1の閾値未満である場合、前記無線通信手段によるパケットの送信及び前記他の無線通信装置との通信接続を終了させることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第2の制御手段は、検出した前記二次電池の電圧が前記第1の閾値以上である場合、前記無線通信手段をパケットの送信及び前記他の無線通信装置との通信が可能な状態に制御することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記第1の制御手段は、検出した前記二次電池の電圧が第2の閾値未満である場合、前記第1の制御手段への前記二次電池からの電力の供給を停止させることを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信装置。
  4. 前記第2の制御手段は、前記無線通信手段を介して前記他の無線通信装置からの前記第1の制御手段が実施する機能の起動指示を受けた場合、前記第1の制御手段への前記二次電池からの電力の供給を開始させ前記第1の制御手段を起動させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段が起動しない場合、前記他の無線通信装置に起動不可を通知することを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  6. 前記第2の制御手段は、前記無線通信手段を介して前記他の無線通信装置からの前記第1の制御手段が実施する機能の終了指示を受けた場合、前記第1の制御手段への前記二次電池からの電力の供給を停止させることを特徴とする請求項4又は5記載の無線通信装置。
  7. 前記パケットは、前記第1の制御手段により実施可能な機能を特定する情報を含むパケットであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記第1の閾値はヒステリシス特性を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の無線通信装置。
  9. 二次電池が供給する電力で動作し、検出した前記二次電池の電圧が第2の閾値以上である場合に動作可能な第1の制御手段と、前記第1の制御手段とは独立して動作し、前記二次電池が供給する電力で動作する第2の制御手段と、前記第2の制御手段によって制御され、前記二次電池が供給する電力で動作して他の無線通信装置との通信を行う無線通信手段とを有する無線通信装置の制御方法であって、
    前記二次電池の電圧を検出する工程と、
    検出した前記二次電池の電圧が前記第2の閾値より低い第1の閾値未満である場合、前記無線通信手段によるパケットの送信及び前記他の無線通信装置との通信接続を終了させる工程とを有することを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  10. 請求項1〜8の何れか1項に記載の無線通信装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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