JP2017194405A - ガラス成形装置 - Google Patents

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【課題】金型を用いて成形されたガラス成形品の良否の判定結果に基づいて、金型の良否を判定することができるガラス成形装置を提供する。【解決手段】成形部11で成形されたガラス成形品を撮像して得られた画像に基づいて予め設定された検査項目の検出値を検査し、検査結果に基づいてガラス成形品の良否を判定し、ガラス成形品の良否の判定結果に基づいて、ガラス成形品を成形した金型が良品であるか、もしくは不良品の可能性があるかを判定する検査判定部12を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、金型を用いてガラス素材を押圧成形してガラス成形品を成形するガラス成形装置に関する。
従来、この種の技術としては、例えば以下に示す特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1には、成形品の良否を判別する金型成形品検査システムが記載されている。このシステムでは、成形品の3次元方向の画像データ及び3次元形状の計測データと、成形品の良品の3次元方向の基準画像データ及び3次元形状の基準計測データとの比較、照合により成形品の良否を判別する。
また、特許文献2には、製品が成形された金型面の画像を処理することにより製品の良否を判定する成形金型の監視装置が記載されている。
この監視装置は、製品が良好に成形されたとき、および製品が良好に払出されたときの可動金型の金型面をテレビカメラで撮像する。そして撮像により得られた撮像画像を画像処理することにより製品領域抽出パターン、検査領域および検査用しきい値を決定する。監視装置は、これらのパラメータを使用して製品が成形された金型面の画像を処理することにより製品の良否を判定する。
特開2007−237667号公報 特開平11−232461号公報
上記従来の技術では、成形品の画像データ、成形品の計測データ、金型の画像データなどに基づいて、成形品の良否を判定している。
しかし、従来の技術では、成形品の良否を判定しているものの、成形品の良否に基づいて成形品を成形した金型の良否は判定していなかった。このため、成形品を成形する成形工程において実際に成形素材を成形している金型の良否を把握することができないという問題があった。
本発明の目的は、金型を用いて成形されたガラス成形品の良否の判定結果に基づいて、金型の良否を判定するガラス成形装置を提供することである。
本発明のガラス成形装置は、金型に設置されたガラス素材を押圧してガラス成形品を成形する成形部と、前記成形部で成形された前記ガラス成形品の良否判定を行う検査判定部と、を備え、前記検査判定部は、さらに、前記ガラス成形品を成形するために使用した前記金型の良否判定を行う。
ガラス成形装置は好ましくは、前記検査判定部の判定結果に基づき、前記金型の排出判定を行う金型排出判定部を備える。
ガラス成形装置は好ましくは、前記金型排出判定部は、前記金型を前記成形部の成形工程から排出する排出条件の設定を行い、前記金型の良否判定結果が前記排出条件を満たしたとき、前記金型を前記成形工程から排出する。
ガラス成形装置は好ましくは、前記排出条件は、同一の金型で成形されたガラス成形品の良否判定結果が連続して不良品と判定された前記金型の不良品判定連続回数、同一の金型で成形されたガラス成形品の良否判定結果が不良品と判定された前記金型の不良品判定累計回数、同一の金型で成形を行った延べ成形回数に対する前記不良品判定累計回数の割合の内、少なくとも1つを含む。
ガラス成形装置は好ましくは、前記検査判定部は、前記ガラス成形品を載置する検査台と、前記ガラス成形品を照明する光源と、前記ガラス成形品の外観を撮像する撮像部と、前記ガラス成形品の良否判定を行う判定部と、を備える。
ガラス成形装置は好ましくは、前記検査台は、前記成形部で成形された前記ガラス成形品を載置する載置部が透明な平板で構成され、前記平板に対する垂直軸を中心に回転する。
ガラス成形装置は好ましくは、前記光源は、前記検査台の下に配置され、前記透明な平板の上に載置された前記ガラス成形品を前記透明な平板の下から照明する。
ガラス成形装置は好ましくは、前記撮像部は、前記ガラス成形品の上面を撮像する上面視撮像部、前記ガラス成形品の側面を撮像する側面視撮像部の内、少なくとも1つを備えている。
ガラス成形装置は好ましくは、前記判定部は、前記成形部により成形された前記ガラス成形品の良否判定を行うための検査項目を設定し、前記撮像部により撮像された画像により前記検査項目が満たされたとき、前記ガラス成形品が不良品であると判定を行うと共に、前記ガラス成形品を成形した前記金型の良否判定も併せて行う。
ガラス成形装置は好ましくは、前記ガラス成形品を収納するガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の前記検査判定部の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型とを対応付けて表示する表示部を有する。
ガラス成形装置は好ましくは、前記表示部は、一つの表示画面内に前記ガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型とを対応付けて表示させるとともに、前記金型を前記成形部の成形工程から排出する排出条件と、前記ガラス成形品の良否判定を行うための検査項目の設定状況とを表示する。
ガラス成形装置は好ましくは、前記表示部は、ガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の前記検査判定部の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型とを対応付けて表示する際に、前記ガラス成形品を成形した前記金型の金型番号が表示される背景画面の表示色を、前記検査判定部の良否判定結果に基づいて変える。
ガラス成形装置は好ましくは、前記表示部は、ガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の前記検査判定部の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型の金型番号が表示される背景画面の表示色との対応関係を表示する。
本発明のガラス成形装置によれば、金型を用いて成形されたガラス成形品の良否の判定結果に基づいて、金型の良否を判定するガラス成形装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るガラス成形装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の検査判定部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置が成形するガラス成形品の外観の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置が成形するガラス成形品の上面視図ならびに側面視図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の表示部が表示する一表示例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための実施形態を説明する。
(実施形態)
図1を参照して、本発明の実施形態に係るガラス成形装置の構成を説明する。
図1において、ガラス成形装置1は、成形部11、検査判定部12、金型排出判定部13、表示部14ならびに制御部15を備えている。
成形部11は、金型に配置されたガラス素材を、主に加熱、押圧、冷却を行う押圧成形によりガラス素材をプレス成形してガラス成形品を成形する。
検査判定部12は、成形品判定部12Aと金型判定部12Bとを備えている。
成形品判定部12Aは、成形部11で成形されたガラス成形品を検査して良否を判定する。金型判定部12Bは、ガラス成形品を成形するために使用した金型の良否を判定する。
金型排出判定部13は、金型判定部12Bから与えられた金型の良否の判定結果に基づいて、ガラス素材を成形する一連の成形工程から排出する金型を判定する。
表示部14は、例えば操作者がガラス成形装置1に対して各種入力操作などを行う操作コンソールに設けられている。表示部14は、タッチパネル(図示せず)とディスプレイ(図示せず)とを備えている、タッチパネルは、表示部14の前面に配置された感圧式あるいは静電式などの透明なパネルである。ディスプレイは、タッチパネルの裏面に配置され、後述する制御部15からの指令に基づいて各種表示画面を表示する液晶などのディスプレイで構成される。
操作者は、ディスプレイの画面を見ながらタッチパネルの表面を指などで直接触れることで、各種入力操作を行うことができる。これにより、表示部14は入力装置としての機能を備えている。
制御部15は、本ガラス成形装置1の動作を制御する制御中枢として機能する。制御部15は、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するCPU、記憶部などを備えた例えばマイクロコンピュータで構成される。制御部15は、ガラス成形装置1の動作を制御する制御シーケンスを実行するプログラムを記憶部に記憶する。
制御部15は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、成形部11の成形工程を行う動作、表示部14の表示動作を含む本ガラス成形装置1で行われるすべての動作を統括管理して制御する。
より詳細には以下の通りである。
検査判定部12は、図2に示すように、検査台21、バックライト22、上面視カメラ23、側面視カメラ24ならびに判定部25を備えている。判定部25は、成形品判定部12A及び金型判定部12Bにより構成されている。
検査台21は、検査台21の中心を通る垂直軸を回転軸とする回転機構として機能するアクチュエータ(図示せず)により回転制御される構造となっている。
検査台21は、制御部15によって制御されるアクチュエータにより前記回転軸を中心に回転することで、検査台21に載置されたガラス成形品26を回転させる。
この時、検査台21の中心軸とガラス成形品26の中心軸を合わせるようにガラス成形品26を検査台21に載置しておくことが好ましい。
バックライト22は、検査台21の下に配置され、検査台の21の下方から透明な検査台21を介して検査台21に載置されたガラス成形品26を照明する。バックライト22は、検査台21に載置されたガラス成形品26を照明する光源となる。
上面視カメラ23は、検査台21の上方に配置され、例えばCCDなどの撮像素子により検査台21に載置されたガラス成形品26の上面を撮像する。上面視カメラ23は、撮像で得られたガラス成形品26の上面の画像を判定部25の成形品判定部12Aに与える。上面視カメラ23は、上面視撮像部となる。
側面視カメラ24は、検査台21の側方に配置され、例えばCCDなどの撮像素子により検査台21に載置されたガラス成形品26の側面を撮像する。側面視カメラ24は、撮像で得られたガラス成形品26の側面の画像を判定部25の成形品判定部12Aに与える。側面視カメラ24は、側面視撮像部となる。
上面視撮像部と側面視撮像部とは、撮像部を構成する。なお、撮像部は、上面視撮像部と側面視撮像部との内、少なくとも1つを備えていてもよい。
判定部25の成形品判定部12Aは、上面視カメラ23ならびに側面視カメラ24から与えられた画像に基づき、ガラス成形品26の良否を判断するために予め設定された検査項目の検出値を検査する。判定部25の金型判定部12Bは、検査項目の検出値(検査結果)に基づいて、ガラス成形品を成形した金型の良否を判定する。
判定部25の成形品判定部12A及び金型判定部12Bは、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するCPU、記憶部などを備えた例えばマイクロコンピュータで構成される。判定部25の成形品判定部12Aは、検査項目について検出値を検査するための画像処理を実行し、ガラス成形品26の良否を判定するプログラムを記憶部に記憶する。判定部25の金型判定部12Bは、検査項目について検出値を検査するための画像処理を実行し、当該ガラス成形品26を成形した金型の良否を判定するプログラムを記憶部に記憶する。
判定部25の成形品判定部12Aは、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、ガラス成形品26の上面視ならびに側面視の画像を処理して検査項目についての検出値を検査する。
検査項目としては、例えば、後述する検査項目1、検査項目2、検査項目3ならびに検査項目4などがある。検査項目1〜4は、少なくとも1つが選択されて設定される。また、検査項目1〜4などは、任意の2つ以上の検査項目を選択して、複数設定することができる。
なお、判定部25の成形品判定部12A及び金型判定部12Bが備えている機能は、判定部25に代えて後述する制御部15が行うようにしてもよい。
ここで、上記検査項目を検査するガラス成形品26の一例を図3ならびに図4に示す。
図3はガラス成形品26の外観を示す斜視図である。図4(a)は図3に示すガラス成形品26の上面視を示す上面視図、図4(b)は図3に示すガラス成形品26の長辺側の側面視を示す側面視図、図4(c)は図3に示すガラス成形品26の短辺側の側面視を示す側面視図である。
ガラス成形品26は、図3に示すように、短辺方向において、長辺方向に伸びた3つの領域を有し、一つは、平坦形状をした中間平坦部34aと、残り二つは、中間平坦部の両端に湾曲形状をした湾曲部34b、34cと、によって構成されている。
より詳細には、ガラス成形品26は、上面34(中間平坦部34a、湾曲部34b、34c)と、側面35(短辺側の側面35b、35d、長辺側の側面35a、35c)と、を有する。
また、上面視は、図4(a)に示すように四角形状の成形品である。
さらに、側面35(側面35a〜35d)は、図4(c)に示すように成形品の板厚面を構成する。
このガラス成形品26は、例えばスマートフォンやタブレット型コンピュータなどの携帯端末の表示画面をカバーするカバーガラスとして使用される。
検査項目1は、図3ならびに図4に示すガラス成形品26の上面34(34a〜34c)の傷の大きさである。
判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の上面34に予め設定された閾値以上の凹凸(表面粗さ)があるか否かを判定する。判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の上面34に閾値以上の凹凸がある場合には、傷があるものと判定する。一方、判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の上面34に閾値以上の凹凸がない場合には、傷がないものと判定する。上記閾値は、例えば100(μm)程度に設定される。
検査項目2は、図3ならびに図4に示すガラス成形品26の側面35b,35d及び側面視した上面34の湾曲部34b,34cの傷の大きさである。
判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の側面35b,35d及び側面視した上面34の湾曲部34b,34cに予め設定された閾値以上の凹凸があるか否かを判定する。判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の側面35b,35d及び側面視した上面34の湾曲部34b,34cに閾値以上の凹凸がある場合には、傷があるものと判定する。一方、判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の側面35b,35d及び側面視した上面34の湾曲部34b,34cに閾値以上の凹凸がない場合には、傷はないものと判定する。上記閾値は、例えば100(μm)程度に設定される。
検査台21を初期位置の角度0°に対して角度90°、角度180°、角度270°の各角度で回転させることで、ガラス成形品26の短辺側の側面35b、35d及び側面視した上面34の湾曲部34b,34cは、側面視カメラ24の正面に向いて各々撮像される。ここで、初期位置とは、短辺側の側面35b、35d及び側面視した上面34の湾曲部34b,34cの内、いずれか1つの面が側面視カメラ24の正面に向いている状態のことである。
検査項目2として、ガラス成形品26の側面及び湾曲部の傷の大きさが設定された場合に、ガラス成形品26の短辺側の側面35b、35d及び上面34の湾曲部34b、34cの内、傷を検査しようとする面は、任意に選択することが可能である。
検査項目3は、ガラス成形品26の長辺方向の長さL1と短辺方向の長さL2である。
判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の長辺方向の長さL1と短辺方向の長さL2とが予め設定された基準寸法内に収まっているか否かを判定する。ここで、基準寸法は、例えば±10(μm)程度の誤差を含んで設定される。
判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の長辺方向の長さL1と短辺方向の長さL2とが基準寸法内に収まっている場合には、ガラス成形品26の長辺方向の長さL1と短辺方向の長さL2とは基準寸法内と判定する。
一方、判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の長辺方向の長さL1または短辺方向の長さL2が基準寸法内に収まっていない場合には、ガラス成形品26の長辺方向の長さL1または短辺方向の長さL2は基準寸法外と判定する。
検査項目4は、ガラス成形品26の高さHである。
判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の高さHが予め設定された基準寸法内に収まっているか否かを判定する。ここで、基準寸法は、例えば±10(μm)程度の誤差を含んで設定される。
判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の高さHが基準寸法内に収まっている場合には、ガラス成形品26の高さは基準寸法内と判定する。一方、判定部25の成形品判定部12Aは、ガラス成形品26の高さHが基準寸法内に収まっていない場合には、ガラス成形品26の高さHは基準寸法外と判定する。
判定部25の成形品判定部12Aは、検査したガラス成形品26は傷が無く、かつ、長辺方向、短辺方向の長さが基準寸法内に収まっていると判定した場合には、ガラス成形品26を良品と判定する。判定部25の成形品判定部12Aは、傷が有りもしくは少なくとも長辺方向または短辺方向の長さが基準寸法外であると判定した場合には、ガラス成形品26を不良品と判定する。
判定部25の金型判定部12Bは、ガラス成形品26の良否の判定結果に基づいて、良否を判定したガラス成形品26を成形した金型の良否を判定する。すなわち、判定部25の金型判定部12Bは、良品と判定されたガラス成形品26を成形した金型は、良品と判定する。
一方、ガラス成形品26が不良と判定された場合に、1回の判定でガラス成形品26が不良と判定された原因が金型にあるのか、もしくは他の原因、例えば成形中にガラスにゴミなどが付着して不良品と判定されたのかを判別するのは難しい。したがって、ガラス成形品26が不良と判定された場合に、判定部25の金型判定部12Bは、不良品と判定されたガラス成形品26を成形した金型は、不良の可能性があるものと判定する。
判定部25の金型判定部12Bは、金型の良否の判定結果を、各々の金型を識別するために各金型に付与された金型番号とともに図1に示す金型排出判定部13に与える。
再び図1を参照すると、金型排出判定部13は、例えば次のような金型排出判定項目1〜3(排出条件)などの内少なくとも1つに基づいて、排出すべき金型を判定する。
金型排出判定項目1の検出値は、同一の金型で成形されたガラス成形品26の良否判定結果が連続して不良品の可能性があると判定された回数(不良品判定連続回数)である。
金型排出判定項目2の検出値は、同一の金型で成形されたガラス成形品26の良否判定結果が不良品の可能性があると判定された総回数(不良品判定累計回数)である。
金型排出判定項目3の検出値は、同一の金型で成形を行った総回数(延べ成形回数)に対する不良品判定累計回数の割合である。
金型排出判定部13は、金型排出判定項目1の検出値が予め設定された第1所定値に達すると、ガラス成形品26を成形した金型を不良品として排出すると判定する。金型排出判定部13は、金型排出判定項目1の検出値が上記第1所定値に達しない場合には、ガラス成形品26を成形した金型は不良品ではないとして排出しないと判定する。
金型排出判定部13は、金型排出判定項目2の検出値が予め設定された第2所定値に達すると、ガラス成形品26を成形した金型を不良品として排出すると判定する。金型排出判定部13は、金型排出判定項目2の検出値が上記第2所定値に達しない場合には、ガラス成形品26を成形した金型は不良品ではないとして排出しないと判定する。
金型排出判定部13は、金型排出判定項目3の検出値が予め設定された第3所定値に達すると、ガラス成形品26を成形した金型を不良品として排出すると判定する。金型排出判定部13は、金型排出判定項目3の検出値が上記第3所定値に達しない場合には、ガラス成形品26を成形した金型は不良品ではないとして排出しないと判定する。
金型排出判定部13は、金型排出判定項目1〜3の検出値の内設定された2もしくは3の金型排出判定項目の検出値に基づいて、排出する金型を判定する場合には、設定されたすべての金型排出判定項目の検出値が上記所定値に達した場合に金型を排出すると判定する。あるいは、金型排出判定部13は、少なくとも1以上の金型排出判定項目の検出値が上記所定値に達した場合に金型を排出すると判定する。
金型排出判定部13は、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するCPU、記憶部などを備えた例えばマイクロコンピュータで構成される。金型排出判定部13は、上述した判定を行うプログラムを記憶部に記憶する。
金型排出判定部13は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、金型排出判定項目1〜3の検出値と対応する第1所定値(第1閾値)〜第3所定値(第3閾値)とを比較して排出する金型を判定する。
表示部14は、制御部15の制御の下に、後述する図5に示すように、ガラス成形品26を収納するガラス成形品収納部(図示せず)と、ガラス成形品収納部に収納されたガラス成形品26を成形した金型の金型番号を対応づけて表示する。
表示部14は、判定部25の成形品判定部12Aで用いる検査項目1〜4の有効性、無効性、ならびに金型排出判定部13で用いる金型排出判定項目1〜3の検出値と比較する所定値を表示する。
既に述べたように、操作者は、ディスプレイの画面を見ながらタッチパネルの表面を指などで直接触れることで、各種入力操作を行うことができる。これにより、表示部14は入力装置としての機能を備えている。
表示部14は、上記入力装置としての機能を用いて、判定部25の成形品判定部12Aで用いる検査項目1〜4の有効性、無効性、ならびに金型排出判定部13で用いる金型排出判定項目1〜3の検出値の基準となる所定値を設定することができる。より詳細には、表示部14は、金型排出判定項目1〜3の検出値の基準となる上記第1所定値〜第3所定値を入力することができる。
図5は、ガラス成形品収納部(図示せず)における収納場所と金型の金型番号とを対応づけて表示部14に表示した表示画面の一例を示す図である。また、図5は、上記検査項目1〜4の有効、無効の設定状況、ならびに金型排出判定項目1〜3に対応した第1所定値〜第3所定値の設定状況を表示した表示画面の一例を示す図である。
図5において、第一表示枠51には、成形品情報(収納部情報、収納部における収納場所番号、成形に使用した金型番号、成形品良否判定結果、等)が表示されている。表示された表示例では、ガラス成形品収納部(収納部情報)は、ガラス成形品を収納する例えば第1収納部、第2収納部、第3収納部、第4収納部、を備えている。第1〜第4の各収納部には、1つのガラス成形品26を収納する収納場所(収納場所番号)が例えば10箇所設けられている。それぞれの収納場所には、例えば1〜10の収納場所の番号が付与されている。
図5に示す第一表示枠51には、第1収納部の1〜10番の各収納場所に対応づけて、成形に使用した金型番号11〜20が表示されている。金型番号11〜20が表示された収納場所には、ガラス成形品26が収納されていることを表している。
各収納場所に収納されたガラス成形品26は、各収納場所に対応づけて表示された金型番号の金型で成形されたことを表している。例えば、第1収納部の1番の収納場所に収納されているガラス成形品26は、金型番号11の金型で成形されたことを表している。
一方、図5に示す表示例では、金型番号が表示されていない第2収納部〜第4収納部の各収納場所には、ガラス成形品26は収納されていない。
このような表示において、ガラス成形品26の検査判定結果(成形品良否判定結果)に応じて金型番号が表示された背景画面は、ガラス成形品26の検査結果に応じて表示色が変化する。すなわち、収納されたガラス成形品26が良品と不良品とで表示色を変えて表示される。
ガラス成形品26の検査結果(成形品良否判定結果)と第一表示枠51の成形に使用した金型番号が表示された背景画面の表示色との対応関係の一例を、表示部14の第四表示枠54に示す。第四表示枠54に表示された対応関係において、収納されたガラス成形品26が検査されていない場合には、金型番号が表示された背景画面は例えば白色で表示される。収納されたガラス成形品26が良品の場合には、金型番号が表示された背景画面は例えば青色で表示される。ガラス成形品26の表面や側面に傷などが検出されてガラス成形品26が不良品となり、検査NGとなった場合には、金型番号が表示された背景画面は例えば橙色で表示される。この検査NGは、上述した検査項目1、2のいずれか一方または双方でガラス成形品26が不良品となった場合である。収納されたガラス成形品26の寸法が基準寸法内に収まっておらず不良品となり、サイズNGとなった場合には、金型番号が表示された背景画面は例えば黄色で表示される。このサイズNGは、上述した検査項目3、4のいずれか一方または双方でガラス成形品26が不良品となった場合である。ガラス成形品26を成形する一連の成形工程の内、いずれかの成形工程例えばプレス工程に要する予め設定された所定の時間を超過して成形されたガラス成形品26が収納された場合には、金型番号が表示された背景画面は例えば桃色で表示される。ガラス成形品26を成形する一連の成形工程の内、いずれかの成形工程例えばプレス工程に不具合が発生して成形されたガラス成形品26が収納されて成形NGの場合には、金型番号が表示された背景画面は例えば赤色で表示される。
このように、ガラス成形品26の検査結果に対応して、ガラス成形品26が収納される各収納場所の金型番号が表示される背景画面の表示色を変えることで、収納されたガラス成形品26の検査の有無、検査の良否及び不良の内容を容易に把握することができる。また、表示部14に第四表示枠54に成形品良否判定結果凡例を設けることにより、ガラス成形品26の検査結果と第一表示枠51の金型番号が表示された背景画面の表示色との対応関係を容易に把握することができる。
図5において、第二表示枠52には、上記検査項目1〜4(成形品良否判定条件)とその設定状況が表示される。図5に示す一表示例では、検査項目1と検査項目3とは有効と表示されて、検査項目として設定されている。一方、検査項目2と検査項目4とは無効と表示されて、検査項目として設定されていない。
検査項目1〜4は、上述した表示装置が備えている入力機能を用いて、例えば有効/無効が表示されている箇所を操作者が触れて操作することで、有効/無効を選択して設定することができる。なお、検査項目に関して、この4項目に限らず、1項目のみや2項目以上の複数項目など自由に設定することができる。
図5において、第三表示枠53には、金型排出判定条件として、上記金型排出判定項目1〜3と金型排出判定項目1〜3の検出値と比較される上記第1所定値〜第3所定値とが対応づけて表示される。
金型排出判定項目1〜3の検出値と比較される上記第1所定値〜第3所定値は、上述した表示装置が備えている入力機能を用いて、操作者が第1所定値〜第3所定値を入力することで設定することができる。したがって、第1所定値〜第3所定値が表示されずに空欄になっている場合には、第1所定値〜第3所定値が表示されずに空欄になっている金型排出判定項目1〜3は、設定されていない。なお、金型排出判定項目に関して、この3項目に限らず、1項目のみや2項目以上の複数項目など自由に設定することができる。
このように、少なくとも第一表示枠51に表示された表示内容(成形品情報〔収納部情報、収納部における収納場所番号、成形に使用した金型番号、成形品良否判定結果〕)、第二表示枠52に表示された表示内容(成形品良否判定条件)ならびに第三表示枠53に表示された表示内容(金型排出判定条件)は、表示部14の一画面にすべて同時に表示される。また、第四表示枠54に表示される表示内容(成形品良否判定結果凡例)も併せて表示してもよい。
以上説明したように、本発明に係る上記実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
この実施形態のガラス成形装置1は、金型に設置されたガラス素材を押圧してガラス成形品26を成形する成形部11と、成形部11で成形されたガラス成形品26の良否判定を行う検査判定部12とを備えている。検査判定部12は、さらに、ガラス成形品26を成形するために使用した金型の良否判定を行う。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、ガラス成形品26の良否の判定
結果に基づいて、良否を判定したガラス成形品26を成形した金型が良品であるか、もしくは不良品の可能性があるかを判定することができる。
これにより、ガラス成形装置1は、金型が実際に成形工程を流通してガラス成形品26を成形しているときに、金型を成形工程から排出することなく、金型が良品であるか、もしくは不良品の可能性があるかを判定することができる。
金型は、成形工程を流通しているときには、金型をカメラで撮像可能な温度よりも高い高温状態にある。このため、金型を成形工程から排出しても、金型が高温のためすぐにはカメラに接近させて金型を撮像することはできなかった。したがって、金型の撮像画像に基づいて金型の良否を判定する場合には、金型の温度がカメラで撮像可能になるまで待たなければならず、良否の判定に時間がかかっていた。
これに対して、ガラス成形装置1は、ガラス成形品26の良否に基づいて金型が良品であるかもしくは不良品の可能性があるかを判定できるので、金型が撮像に適した温度に低下するまで待つ必要はない。これにより、ガラス成形装置1は、金型を直接撮像して判定する場合に比べて、判定時間を短縮することができる。
この実施形態のガラス成形装置1は、検査判定部12の判定結果に基づき、金型の排出判定を行う金型排出判定部13を備える。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、金型が良品であるか不良品であるかの判定結果に基づき排出する金型を判定することができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、金型排出判定部13は、金型を成形部11の成形工程から排出する排出条件の設定を行い、金型の良否判定結果が排出条件を満たしたとき、金型を成形工程から排出する。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、金型を成形部11の成形工程から排出する排出条件を設定し、設定した排出条件に基づき排出する金型を判定することができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、排出条件は、不良品判定連続回数、不良品判定累計回数、延べ成形回数に対する前記不良品判定累計回数の割合の内、少なくとも1つを含む。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、不良品の可能性あると判定された金型を、さらに排出条件に基づいて金型の良否を判断するので、金型の良否を精度良く判定して、不良品の金型を確実に排出することができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、検査判定部12は、ガラス成形品26を載置する検査台21と、ガラス成形品26を照明する光源のバックライト22とを備えている。検査判定部12は、ガラス成形品26の外観を撮像する撮像部の上面視カメラ23及び側面視カメラ24と、ガラス成形品26の良否判定を行う判定部25の成形品判定部12Aとを備えている。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、上面視カメラ23及び側面視カメラ24によりガラス成形品26を撮像して検査することが可能となり、撮像により得られた画像によりガラス成形品26の良否を判定することができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、検査台21は、成形部11で成形されたガラス成形品26を載置する載置部が透明な平板で構成され、平板に対する垂直軸を中心に回転する。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、側面視カメラ24を移動させることなくガラス成形品26の4つの側面を側面視カメラ24の正面に向けて撮像することができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、バックライト22の光源は、透明な平板の検査台21の下に配置され、検査台21上に載置されたガラス成形品26を検査台21の下から照明する。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、上面視カメラ23及び側面視カメラ24によりガラス成形品26を撮像したときに、ガラス成形品26の良好な撮像画像を得ることができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、撮像部は、ガラス成形品26の上面を撮像する上面視撮像部の上面視カメラ23、ガラス成形品26の側面を撮像する側面視撮像部の側面視カメラ24の内、少なくとも1つを備えている。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、少なくともガラス成形品26の上面視または側面視のいずれか一方の面を撮像して検査することができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、判定部25の成形品判定部12Aは、成形部11により成形されたガラス成形品26の良否判定を行うための検査項目を設定する。判定部25の成形品判定部12Aは、撮像部により撮像された画像により検査項目が満たされたとき、ガラス成形品26が不良品であると判定し、判定部25の金型判定部12B
は、ガラス成形品26を成形した金型の良否判定を行う。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、撮像部によりガラス成形品26を撮像して得られた画像に基づいて、ガラス成形品26の良否を判定することができる。さらに、ガラス成形装置1は、ガラス成形品26を成形した金型の良否を判定することができる。
この実施形態のガラス成形装置1は、ガラス成形品26を収納するガラス成形品収納部に収納されたガラス成形品26の検査判定部12の良否判定結果と、ガラス成形品26を成形した金型とを対応付けて表示する表示部14を有する。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、ガラス成形品収納部に収納されたガラス成形品26の良否と、ガラス成形品26を成形した金型とを対応づけて表示することができる。これにより、ガラス成形装置1は、金型が良品のガラス成形品26を成形した金型か、もしくは不良品のガラス成形品26を成形して不良品の可能性があると判定された金型なのかを容易に把握することができる。
この実施形態のガラス成形装置1において、表示部14は、一つの表示画面内にガラス成形品収納部に収納されたガラス成形品26の良否判定結果と、ガラス成形品26を成形した金型とを対応付けて表示する。表示部14は、さらに排出条件と検査項目の設定状況とを表示する。
ガラス成形装置1は、上記構成を採用することにより、1つの表示画面で一括して、収納されたガラス成形品26の良否と、ガラス成形品26を成形した金型と、排出条件ならびに検査項目の設定状況とを容易に把握することができる。
1 ガラス成形装置
11 成形部
12 検査判定部
12A 成形品判定部
12B 金型判定部
13 金型排出判定部
14 表示部
15 制御部
26 ガラス成形品

Claims (13)

  1. 金型に設置されたガラス素材を押圧してガラス成形品を成形する成形部と、
    前記成形部で成形された前記ガラス成形品の良否判定を行う検査判定部と、
    を備え、
    前記検査判定部は、さらに、前記ガラス成形品を成形するために使用した前記金型の良否判定を行うことを特徴とするガラス成形装置。
  2. 前記検査判定部の判定結果に基づき、前記金型の排出判定を行う金型排出判定部を備えたことを特徴とする請求項1記載のガラス成形装置。
  3. 前記金型排出判定部は、前記金型を前記成形部の成形工程から排出する排出条件の設定を行い、前記金型の良否判定結果が前記排出条件を満たしたとき、前記金型を前記成形工程から排出することを特徴とする請求項2記載のガラス成形装置。
  4. 前記排出条件は、同一の金型で成形されたガラス成形品の良否判定結果が連続して不良品と判定された前記金型の不良品判定連続回数、同一の金型で成形されたガラス成形品の良否判定結果が不良品と判定された前記金型の不良品判定累計回数、同一の金型で成形を行った延べ成形回数に対する前記不良品判定累計回数の割合の内、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載のガラス成形装置。
  5. 前記検査判定部は、前記ガラス成形品を載置する検査台と、
    前記ガラス成形品を照明する光源と、
    前記ガラス成形品の外観を撮像する撮像部と、
    前記ガラス成形品の良否判定を行う判定部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス成形装置。
  6. 前記検査台は、前記成形部で成形された前記ガラス成形品を載置する載置部が透明な平板で構成され、前記平板に対する垂直軸を中心に回転することを特徴とする請求項5に記載のガラス成形装置。
  7. 前記光源は、前記検査台の下に配置され、前記透明な平板の上に載置された前記ガラス成形品を前記透明な平板の下から照明することを特徴とする請求項6に記載のガラス成形装置。
  8. 前記撮像部は、前記ガラス成形品の上面を撮像する上面視撮像部、
    前記ガラス成形品の側面を撮像する側面視撮像部の内、
    少なくとも1つを備えていることを特徴とする請求項5に記載のガラス成形装置。
  9. 前記判定部は、前記成形部により成形された前記ガラス成形品の良否判定を行うための検査項目を設定し、前記撮像部により撮像された画像により前記検査項目が満たされたとき、前記ガラス成形品が不良品であると判定を行うと共に、前記ガラス成形品を成形した前記金型の良否判定も併せて行うことを特徴とする請求項5に記載のガラス成形装置。
  10. 前記ガラス成形品を収納するガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の前記検査判定部の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型とを対応付けて表示する表示部を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のガラス成形装置。
  11. 前記表示部は、一つの表示画面内に前記ガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型とを対応付けて表示させるとともに、前記金型を前記成形部の成形工程から排出する排出条件と、前記ガラス成形品の良否判定を行うための検査項目の設定状況とを表示することを特徴とする請求項10に記載のガラス成形装置。
  12. 前記表示部は、ガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の前記検査判定部の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型とを対応付けて表示する際に、前記ガラス成形品を成形した前記金型の金型番号が表示される背景画面の表示色を、前記検査判定部の良否判定結果に基づいて変えることを特徴とする請求項10または請求項11に記載のガラス成形装置。
  13. 前記表示部は、ガラス成形品収納部に収納された前記ガラス成形品の前記検査判定部の良否判定結果と、前記ガラス成形品を成形した前記金型の金型番号が表示される背景画面の表示色との対応関係を表示することを特徴とする請求項12に記載のガラス成形装置。
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