JP2017192570A - 踵足首サポーター - Google Patents
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Abstract
Description
また、この踵足首サポーターでは、後側踵ホールドベルトを、内くるぶし及び外くるぶしの下方において足の内側から踵骨近傍の背部を通して外側に巻き回して固定することで、踵骨の内転予防及び内転した踵骨の矯正を強固に行える。この際、足首ベルトと裏側踵ホールドベルトとは足に安定して固定された状態であるので、後側踵ホールドベルトも安定して固定され、後側踵ホールドベルトにより、踵骨を安定した配置に確実に保持できる。
このように、踵足首サポーターは、個人差を生じることなく個人の足に安定して装着することが可能であり、これにより、踵骨を安定して保持できるので、確実に踵骨の左右変位を防止、矯正しながら、患部の保護や治療を行える。また、患部押圧ベルトにより各患部を確実に押圧して足首周辺の骨及び関節、外傷を効果的に保護することができるので、足首周辺の骨や関節の矯正や外傷症状を緩和して、自由度の高い治療を行うことができる。
この場合、後側踵ホールドベルトを踵に固定する際に、後側踵ホールドベルトの重ね合せ部により、裏側踵ホールドベルトを足の内側に圧迫でき、踵骨を安定して足の内側から外側に向けて強固に押圧でき、踵骨を安定した配置に保持できる。
この場合、患部押圧ベルトの伸張度に応じて、押圧パッドを適切な位置に配置でき、患部を適切に押圧できる。
さらに、押圧パッドを、患部押圧ベルトの付け根の重ね合せ部までの広い範囲で移動できるので、種々の外傷症状に対応できる。
この場合、面ファスナーによって任意の位置で各ベルトを固定できるので、足の形状や必要な固定強度に併せて踵足首サポーターによって足首周辺の骨や関節を適切に固定できる。
踵足首サポーター100は、人体の足200に装着可能な、伸縮性を有するものであって、図1〜図11に示すように、それぞれ幅4cm〜7cmの帯状に形成された足首ベルト10と、裏側踵ホールドベルト20と、患部押圧ベルト30と、後側踵ホールドベルト40とを備える。なお、図示例はいずれも右足用の踵足首サポーター100である。
まず、図3に示すように、足首ベルト10を、内くるぶし201及び外くるぶし202のすぐ上方に巻回し、内表面のフック面部15Aを外表面のループ面部に貼り付け、図4及び図5に示すように足首203に装着する。このとき、裏側踵ホールドベルト20の内側カバー部21が内くるぶし201を覆って、足首ベルト10から下方に延びるように、足首ベルト10の位置を調節する。
具体的には、図6に示したように、裏側踵ホールドベルト20から延びる患部押圧ベルト30を伸張させながら、押圧パッド50を炎症(外傷)を発症している患部(靭帯)に当て、さらに距骨206の前方、からショパール関節205に沿うように、上内側(母指斜め上方)に向けて伸張させ、脛骨211の外面(内くるぶし201)、アキレス腱208、腓骨212の外面(外くるぶし202の上方)に伸ばして、足首203の周囲に巻き回す。そして、患部押圧ベルト30の他端部の内表面のフック面部35Aを踵足首サポーター100の外表面のいずれかのループ面部に貼り付けて固定する。
したがって、図6に示すように、押圧パッド50で患部を押圧して覆いながら、患部押圧ベルト30で距骨206を後方に向けて押圧することができ、患部押圧ベルト30を正しい状態で装着することができる。
具体的には、図7及び図8に示したように、裏側踵ホールドベルト20から延びる患部押圧ベルト30を伸張させながら、押圧パッド50を炎症(外傷)を発症している患部(靭帯や第5中足骨225)に当て、患部押圧ベルト30を足200の周囲に巻き回す。そして、患部押圧ベルト30の他端部の内表面のフック面部35Aを踵足首サポーター100の外表面のいずれかのループ面部に貼り付けて固定する。これにより、患部を安静に保持できる。
例えば、踵足首サポーターを耐水性・撥水性を有する樹脂ゴム等により形成すれば、水中でも装着でき、水泳時のバタ足などで弛緩した人体の保護も可能である。また、高齢者、青壮年、若年層など、装着者によって下肢関節の基礎的状態が異なることを考慮して、伸縮性の異なる素材を用いたり、全体の寸法を変更したりすることにより、より適切な保護・矯正が可能である。
また、踵足首サポーターを構成する各ベルト(足首ベルト、裏側踵ホールドベルト、患部押圧ベルト、後側踵ホールドベルト)の外表面に、目盛りを設けることで、各ベルトをどの程度伸張させて装着したかを確認することができる。
20 裏側踵ホールドベルト
21 内側カバー部
22 足裏カバー部
23 外側カバー部
24 固定部
30 患部押圧ベルト
31 押圧部
32 固定部
33 重ね合せ部
40 後側踵ホールドベルト
41 後側カバー部
42 固定部
43 重ね合せ部
50 押圧パッド
51 保持ベルト
100 踵足首サポーター
200 足
201 内くるぶし
202 外くるぶし
203 足首
204 足裏
205 ショパール関節
206 距骨
207 舟状骨
208 アキレス腱
209 踵
210 踵骨
211 脛骨
212 腓骨
225 第5中足骨
Claims (5)
- 人体の足に装着可能な、伸縮性を有する踵足首サポーターであって、
それぞれ帯状に形成された足首ベルトと、裏側踵ホールドベルトと、患部押圧ベルトと、後側踵ホールドベルトとを備え、
前記足首ベルトは、前記足の内くるぶし及び外くるぶしの上方で足首に巻き回されることにより前記足首に固定可能に設けられ、
前記裏側踵ホールドベルトは、長手方向の一端部が前記足首ベルトに固定され、該一端部から他端部にかけて前記足首ベルトの下方に向けて延びて設けられ、前記足首ベルトに連続して設けられて前記内くるぶし近傍を覆うことができる内側カバー部と、この内側カバー部に連続して設けられて踵骨前部の足裏を覆うことができる足裏カバー部と、この足裏カバー部に連続して設けられて前記外くるぶし近傍を覆うことができる外側カバー部とを備えており、前記裏側踵ホールドベルトの他端部が前記足首ベルトの外表面に固定されることにより伸張状態で前記足裏を通して前記足に固定可能であり、
前記患部押圧ベルトは、長手方向の一端部が前記裏側踵ホールドベルトに固定され、該一端部から他端部にかけて前記裏側踵ホールドベルトから徐々に離れる方向の斜め前方に延びて設けられ、前記足の外側から前記足の甲側を通して前記足の内側に向かう方向に巻き回されて患部を覆うことができる押圧部を備えており、前記患部押圧ベルトの他端部が前記足首ベルト、前記裏側踵ホールドベルト又は、前記患部押圧ベルトの長手方向の途中位置のいずれかの外表面に固定されることにより伸張状態で前記患部を覆って前記足に固定可能であり、
前記後側踵ホールドベルトは、長手方向の一端部が前記内くるぶし及び前記外くるぶしの下方において前記裏側踵ホールドベルトに固定され、前記裏側踵ホールドベルトから後方に向けて前記足首ベルトと平行に延びて設けられ、前記踵骨近傍の背部を覆うことができる後側カバー部を備えており、前記後側踵ホールドベルトの他端部が前記外側カバー部の外表面に固定されることにより伸張状態で前記背部を覆って前記足の踵に固定可能であることを特徴とする踵足首サポーター。 - 前記後側踵ホールドベルトの一端部に、前記裏側踵ホールドベルトの幅方向の前半部側の外表面に固定された固定部と、該固定部に連続して設けられて前記裏側踵ホールドベルトの幅方向の後半部側の外表面に重ねられる重ね合せ部とが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の踵足首サポーター。
- 前記患部押圧ベルトの内表面に、前記患部を押圧する押圧パッドが、該患部押圧ベルトの長手方向に沿って移動可能に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の踵足首サポーター。
- 前記患部押圧ベルトの一端部は、前記足裏カバー部に交差して設けられており、前記患部押圧ベルトの一端部には、前記足裏カバー部の幅方向の後半部側及び長手方向の上側にかかる位置において該足裏カバー部の外表面に固定された固定部と、該固定部に連続して設けられて前記足裏カバー部の幅方向の前半部側及び長手方向の下側にかかる位置において該足裏カバー部の外表面に重ねられる重ね合せ部とが形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の踵足首サポーター。
- 前記足首ベルト、前記裏側踵ホールドベルト、前記患部押圧ベルト及び前記後側踵ホールドベルトの各外表面に、面ファスナーのフック面部が設けられるとともに、これらフック面部に対応するループ面部が、前記足首ベルト、前記裏側踵ホールドベルト、前記患部押圧ベルト及び前記後側踵ホールドベルトの外表面のいずれかの部分に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の踵足首サポーター。
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