JPS633857A

JPS633857A - 足関節サポ−タ

Info

Publication number: JPS633857A
Application number: JP14782486A
Authority: JP
Inventors: 百瀬　豊重
Original assignee: IKEDA MOHANDO CO; IKEDA MOHANDOU KK
Current assignee: IKEDA MOHANDO CO; IKEDA MOHANDOU KK
Priority date: 1986-06-24
Filing date: 1986-06-24
Publication date: 1988-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、足関節サポータ、さらに詳しくは足関節部の
保護のために足関節部をある程度の屈曲可能に保持して
保護する足関節サポータに関する。

（従来技術）足関節を捻挫したりアキレス腿の断裂を起こした場合、
この怪我部分及びこれに関連した関節を締付けて固定す
ることが望しい。しかし、例えばスポーツの試合中等の
ようにその怪我にもかかわらず運動を続けなければなら
ない場合は、足関節のある程度の関節運動を可能にしな
がら怪我部分を保護しなければならない。また、いわゆ
る足関節の捻挫群のある人の捻挫防止のために、あるい
は慢性捻挫症の人のために、通常の歩行等をなるべ（妨
げない範囲で足関節を締付けて保護することが必要であ
る。

このような要望に答える従来のサポータの例としては、
足の指付近を除いた部分と脚の下部とを踵を含めて伸縮
性のある筒状袋で締付けるものが製造されている。これ
は関節部の保温作用がある反面、足関節部の屈曲が困難
で、また踵部もサポータに包まれているためサポータ装
用前に履いていた靴を履くことができなくなってしまう
問題があった。また、所望の締付は力を得ようとすると
、サポータの脱着が困難となってしまう問題もあった。

従来の足関節サポータの他の例として、伸縮性のある帯
体の足裏から延ばして、足の甲を介して脚の後部で止め
るものが製造されている。これは踵を覆っていないから
靴を履くことが容易である反面、締付は力が不十分でサ
ポータとして十分役立たない問題があった。

（発明の目的）本発明は、従来の足関節サポータの上述の問題に鑑みて
なされたものであって、足関節を十分な締付は力をもっ
て保護し、捻挫やアキレス腿断裂の保護はもちろんのこ
と、捻挫した後もこれを装着することによってスポーツ
を続行することができる足関節サポータを提供すること
を目的とする。

本発明はまた、締付は力の作用が足関節全体に及ぶこと
ことはもちろん、特に踵の上方に強く作用して締付は力
の作用を足関節やアキレス牒に効果的に及ぼす足関節サ
ポータを提供することを目的とする。

（発明の構成）本発明は、上述の目的を達成するため、以下の構成上の
特徴を有する。すなわち、本発明に係る足関節サポータ
は、足の甲及び土踏まず付近に巻付けた足帯と、脚に巻
付けた脚帯と、下端部を足帯に取付け、上端部を脚帯に
取付け、伸張状態で足裏、踝の下方、踵の上方を通過さ
せる、伸縮性を有する材質からなる引張り帯とを有する
ことを特徴として構成される。

また、本発明の好ましい実施態様においては、上記足帯
及び脚帯の少なくとも一方が高分子多孔質体で作られて
おり、また上記足帯及び脚帯の少なくとも一方が皮革で
作られている。さらに、他の実施態様においては、上記
引張り帯の下端部が足帯に固着されていて、上端部が面
ファスナーによって脚帯に取付けられてであり、また、
上記足帯と脚帯に一体に形成され、足帯の足を入れる部
分が一定の寸法の穴を形成するように形成され、脚帯が
脚に紐編みにより締付けるように構成されている。

（実施例）以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

実施例の足関節サポータ１は、第１図及び第２図に示す
ように、足の甲２及び土踏まず３に巻付ける足帯部４と
、脚下部６に巻付ける脚帯部８とを有する。

脚帯部８は、前側が切断されて間隙が設けられており、
この間隙の中側に舌部１０が配置されている。上記間隙
は、紐１２によって椙付けられ、紐１２はまた舌部１０
に設けられた孔（図示せず）を通過して脚帯部８と舌部
１０とを紐連結している。脚帯部８にはさらに斜前側上
部に切込み４０が設けられ、切込み４０には伸縮網４２
が縫い付けられる。切込み４０の伸縮網４２の伸縮は特
にアキレス腿の保護に有効である。脚帯部８と足帯部４
きは、両者間に連結部１４を介在させて一体に形成され
る。

脚帯部８、足帯部４、そして連結部１４を形成する材料
は、伸縮性及び通気性を有するものが選ばれ、本実施例
においては特開昭５８−１８９２４２号（特願昭５７−
７４１７４号）公報に開示された高分子多孔質体を使用
しているが、皮革でもよい。

足帯部４の左右両側のゴム取付部２４には下向きに延び
るように２本の帯ゴム２０が取付けられる。帯ゴム２０
は、ゴム取付部２４から延びて、足裏、踝の下方、踵の
上方を通り脚下部６のゴム取付部２４と同じ側まで伸張
して達するような長さを有する。この帯ゴム２０の伸張
による付勢力が足に締付力を与える。

脚帯部８の踝の極く近くの上方及びさらにその上方の位
置には下側面ファスナー３０及び上側面ファスナー３２
が取付けられ、−方、帯ゴム２０のゴム取付部２４と反
対側の端部には面フアスナ−３０，３２のいずとも結合
可能な面フアスナ−３４が取付けられる。

以上の構成において、まず、足帯部４に足を入れ、これ
を−香臭（足首側）まで入れて足の甲及び足裏の土踏ま
ず付近をきつく締付ける。続いて、舌部１０を脚下部６
の前側の適所に配置し、紐１２を引張ることにより舌部
１０及び脚帯部８とを脚下ｖ６６に締付ける。次に、帯
ゴム２０を伸張させながら、足裏、踝の下方、踵の上方
を通して巻き、面フアスナ−３４を下側面ファスナー３
０又は上側面ファスナー３２のいずれか患部に適した方
に貼着する。

本発明の他の実施例は、次の通りである。上記実施例に
おいては、足帯部と脚帯部を連結部を介在させて一体に
形成していたが、足帯と脚帯とを別個に形成してもよい
。また、帯ゴムは足帯の両側に取付けられているが、こ
れを延長させて足の甲の部分で足帯に取付けてもよく、
また帯ゴムの面ファスナーと結合する脚帯部の面ファス
ナーの位置は上記実施例よりもさらに上方あるいは前方
であってもよい。

さらに、上記実施例においては、２本の帯ゴムを備えて
いたが、いずれか−方のみであっても本発明の効果を十
分に得ることができる。

本発明は、帯ゴム等からなる引張り帯を足裏、踝の下方
、踵の上方を通して足の関節部に巻付ければよいのであ
って、引張り帯の取付は方法が例えばバックル止め等上
記以外にも可能であることは当業者ならば容易に推定で
きるところである。

（発明の効果）本発明は、上述のように引張り帯を伸張状態で足裏、踝
の下方、踵の上方を通して足の関節部に巻付けて構成さ
れるから、足関節を十分な締付は力をもって保護し、捻
挫やアキレス腺断裂の保護はもちろんのこと、捻挫した
後もこれを装着することによってスポーツを続行するこ
とができる利点を有する。さらに、締付は力の作用が足
関節全体に及ぶことことはもちろん、特に踵の上方に強
く作用して締付は力の作用を足関節やアキレス騰に効果
的に及ぼす利点も有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は実施例の足関節
サポータを装着した状態の側面図、第２図は同じく装着
した状態の正面図である。２・・・足の甲３・・・土踏まず４・・・足帯部６・・・脚下部８・・・脚帯部１０・・・舌部１２・・・紐１４・・・連結部２０・・・帯ゴム第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】１）足の甲及び土踏まず付近に巻付けた足帯と、脚に巻
付けた脚帯と、下端部を足帯に取付け、上端部を脚帯に
取付け、伸張状態で足裏、踝の下方、踵の上方を通過さ
せる、伸縮性を有する材質からなる引張り帯とを有する
ことを特徴とする足関節サポータ。２）上記足帯及び脚帯の少なくとも一方が高分子多孔質
体で作られている特許請求の範囲第１項記載の足関節サ
ポータ。３）上記足帯及び脚帯の少なくとも一方が皮革で作られ
ている特許請求の範囲第１項に記載の足関節サポータ。４）上記引張り帯の下端部が足帯に固着されていて、上
端部が面ファスナーによって脚帯に取付けられている特
許請求の範囲第１項に記載の足関節サポータ。５）上記足帯と脚帯に一体に形成され、足帯の足を入れ
る部分が一定の寸法の穴を形成するように形成され、脚
帯が脚に紐蝙みにより締付けるように構成された特許請
求の範囲第１項に記載の足関節サポータ。