JP2017192413A - 食品型玩具 - Google Patents

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Chizuko Kirifuchi
千鶴子 桐渕
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【課題】幼児をより楽しませることができる食品型玩具を提供する。
【解決手段】食品型玩具1は、食品の形状を模した本体部2と、本体部2に設けられ、息が吹きかけられることにより作動するセンサ5と、センサ5の作動に応じて音を出力する音出力部6と、を備える。食品型玩具1では、幼児が息を吹きかけることによりセンサ5が作動し、音が出力される。このように、手で直接触れることなく息を吹きかけることより音が出力されるので、例えば、単にボタンを押すことにより音が出力されるといった場合に比べて、幼児の興味を引き易く、幼児をより楽しませることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品型玩具に関する。
幼児の玩具として、食品の形状を模した食品型玩具がある。例えば、特許文献1及び非特許文献1には、幼児の興味を引くように、幼児が好むケーキの形状を模すと共に、幼児が切り分けて遊ぶことができるように、分割された複数のピースを互いに脱着可能に形成した食品型玩具が開示されている。このような食品型玩具によれば、遊びを通じて、幼児の食への関心を引き出しながら、幼児の知能発達を促すことができる。
特開2010−167256号公報
"パーティークイーンシリーズきってね!No.1125 ショートケーキ"、[online]、ローヤル株式会社、[平成28年2月22日検索]、インターネット〈URL:http://www.toyroyal.co.jp/products/kittene/index02.html〉
上述の食品型玩具として、幼児の知能発達を十分に促すために、幼児の興味が短時間で薄れることのないよう、幼児をより楽しませることのできるものが要求されている。
そこで、本発明は、幼児をより楽しませることができる食品型玩具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る食品型玩具は、食品の形状を模した本体部と、本体部に設けられ、息が吹きかけられることにより作動するセンサと、センサの作動に応じて音を出力する音出力部と、を備える。
この食品型玩具では、例えば幼児が息を吹きかけることによりセンサが作動し、音が出力される。このように、手で直接触れることなく息を吹きかけることより音が出力されるので、例えば、単にボタンを押すことにより音が出力されるといった場合に比べて、幼児の興味を引き易く、幼児をより楽しませることができる。
本発明に係る食品型玩具は、本体部に立設され、ろうそくの形状を模したろうそく部を更に備え、本体部がケーキの形状を模し、センサは、本体部において、ろうそく部に息が吹きかけられることに伴って息が吹きかけられる位置に設けられていてもよい。この場合、本体部は一般に幼児が好むケーキの形状を模している。また、本体部にはろうそく部が立設され、ろうそく部に息が吹きかけられることに伴ってセンサには息が吹きかけられるようになっている。一般に幼児はケーキに立設されたろうそくの火を吹き消す動作を好む。このため、幼児が火を吹き消そうとろうそく部に息を吹きかけることを利用して音を出力させ、幼児をより一層楽しませることができる。
本発明に係る食品型玩具において、ろうそく部は、本体部に脱着可能に設けられ、ろうそく部が本体部に取り付けられると、センサと音出力部とが電気的に接続されてもよい。この場合、ろうそく部が本体部に取り付けられていないときは、幼児が息を吹きかけてもセンサが作動しない。このため、センサではなくろうそく部に息を吹きかけることにより音が出力されると幼児に思わせることができる。
また、本発明に係る食品型玩具では、センサは、息が吹きかけられたことを検出する検出面を有し、検出面は、斜め上を向いて設けられていてもよい。この場合、幼児がろうそく部に息を吹きかけることに伴って検出面にも息が吹きかけられ易い。これにより、息が吹きかけられたことを検出面が検出し易い。
また、本発明に係る食品型玩具では、センサは、本体部の内部に配置されており、本体部には、センサに通じる貫通孔が斜め上を向いて設けられていてもよい。この場合、幼児がろうそく部に息を吹きかけることに伴って、貫通孔を通じてセンサにも息が吹きかけられ易い。これにより、息が吹きかけられたことをセンサが検出し易い。
また、本発明に係る食品型玩具は、センサ及び音出力部に電力を供給する電源のオンオフを切り換えるメインスイッチを更に備えてもよい。この場合、使用されていない期間の消費電力を抑制することができる。
本発明によれば、幼児をより楽しませることができる。
実施形態に係る食品型玩具を示すブロック図である。 (a)は、図1の食品型玩具を斜め上から見た斜視図であり、(b)は、図1の食品型玩具を斜め下から見た斜視図である。 図2(a)のIII−III線に沿っての断面図であって、サブスイッチの非作動状態を示す図である。 サブスイッチの作動状態を示す断面図である。 図1の食品型玩具の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態に係る食品型玩具を示すブロック図である。図1に示されるように、食品型玩具1は、本体部2と、メインスイッチ3と、サブスイッチ4と、センサ5と、音出力部6と、を有している。音出力部6は、制御部7と、メモリ8と、スピーカ9と、を含んでいる。メインスイッチ3、サブスイッチ4、センサ5、メモリ8、及びスピーカ9のそれぞれは、制御部7と電気的に接続されている。
図2(a)は、図1の食品型玩具を斜め上から見た斜視図である。図2(b)は、図1の食品型玩具を斜め下から見た斜視図である。図2(a)及び図2(b)に示されるように、本体部2は、食品の形状を模している。ここでは、本体部2は、ケーキ(特に、丸型のホールケーキ)の形状を模している。本体部2は、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの共重合合成樹脂)等の樹脂材料により形成されている。なお、本体部2は、切り分けられたケーキのように、分割された複数のピースで構成されていてもよい。
本体部2は、例えば、略円柱状を呈している。本体部2は、互いに対向する底部21及び蓋部22と、底部21と蓋部22とを接続する側部23と、蓋部22から上方に突出する突出部24と、を有している。本体部2の直径は、例えば12cmであり、突出部24を除いた本体部2の高さは、例えば3cmである。なお、以下では、底部21と蓋部22との対向方向を上下方向D1、本体部2において、底部21が設けられる方向を「下」、及び蓋部22が設けられる方向を「上」として説明する。
底部21は、円形の板状部材であり、上を向く内面21a(図3参照)を有している。内面21aは、本体部2の内面を構成している。蓋部22は、円形の板状部材であり、上を向く上面22aを有している。上面22aは、本体部2の外面を構成している。突出部24は、例えば、略円柱状を呈している。突出部24の直径は、例えば25mmであり、突出部24の高さは、例えば8mmである。突出部24は、上を向く上面24a、及び上面24aと上面22aとを接続する側面24bを有している。
図3は、図2(a)のIII−III線に沿っての断面図であって、サブスイッチの非作動状態を示す図である。サブスイッチ4については、後で説明する。図2(a)及び図3に示されるように、突出部24には、上面24aに開口する穴部25が設けられている。穴部25は、底面25a、及び内壁面25bを有している。底面25aは、例えば円形状を呈し、穴部25は、円柱状の内部空間を規定している。
穴部25の内径は、例えば15mmであり、穴部25の深さ(底面25aから上面24aまでの長さ)は、例えば12mmである。側面24bの周方向の一部は、斜め上を向く傾斜面26をなしている。傾斜面26の面方向(向く方向)は、例えば食品型玩具1を水平面に設置した際に水平面に対して60°以上70°以下の範囲となっている。突出部24には、傾斜面26に開口し、本体部2の外部と内部とを接続する貫通孔27が斜め上を向いて設けられている。貫通孔27は、本体部2の外部から内部に向うにしたがって、徐々に狭くなっている。本体部2の穴部25には、底面25aに開口する貫通孔28が設けられている。
図2(a)に示されるように、食品型玩具1は、本体部2に立設され、ろうそくの形状を模したろうそく部10を更に備えている。ろうそく部10は、例えば円柱状を呈する柱状部11と、火の形状を模した火部12と、を有している。柱状部11は、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの共重合合成樹脂)等の樹脂材料により形成されている。火部12は、例えば、フェルト等の不織布により形成されている。ろうそく部10では、火部12がろうそくの火のように先端がとがった形状でありながら、このように柔らかい素材で形成されていることにより、玩具の安全性に関する基準が満足されている。
柱状部11の軸方向の長さ(上下方向D1に沿う長さ)は、例えば5cmである。柱状部11は、上部11a及び下部11bを有している。柱状部11の直径は、上部11aから下部11bに向うにしたがって、徐々に小さくなっている。上部11aの直径は、例えば23mmである。下部11bの直径は、穴部25(図3参照)の内径に対応し、例えば13mmである。火部12の軸方向の長さ(上下方向D1に沿う長さ)は、例えば2cmである。
ろうそく部10は、本体部2に着脱可能に設けられる。具体的には、下部11bが穴部25(図3参照)に挿入されることにより、ろうそく部10が本体部2に取り付けられる。また、下部11bが穴部25から抜き取られることにより、ろうそく部10が本体部2から取り外される。ろうそく部10の重さは、後述する突起51(図3参照)を押圧可能な重さに設定されている。
図2(b)に示されるように、メインスイッチ3は、本体部2に設けられ、センサ5及び音出力部6に電力を供給する電源のオンオフを切り換える。メインスイッチ3は、手動でつまみをスライドさせて電気的接点を切り換えるスライドスイッチである。メインスイッチ3は、底部21に形成された長穴内でつまみがスライド可能となるように設けられている。なお、メインスイッチ3は、手動でボタンを押圧することにより電気的接点を切り換えるボタンスイッチであってもよい。
図4は、サブスイッチの作動状態を示す図である。図3及び図4に示されるように、サブスイッチ4は、本体部2に設けられ、センサ5と音出力部6とが電気的に接続された作動状態(オン)と、センサ5と音出力部6とが電気的に接続されていない非作動状態(オフ)とを切り換える。
まず、図3を参照して、サブスイッチ4の非作動状態について説明する。サブスイッチ4は、例えばリーフスイッチにより構成されている。サブスイッチ4は、一対の板ばね41と、一対の電気的接点42と、被押圧部43と、を有している。
一対の板ばね41は、上下方向D1に垂直な方向で互いに対向している。一対の板ばね41は、上下方向D1、及び一対の板ばね41の対向方向D2のそれぞれに直交する方向を長手方向とする板状部材である。一対の板ばね41は、長手方向の一端部が底部21に設けられた保持部(不図示)により保持されている。これにより、一対の板ばね41は、長手方向の他端部を自由端とする片持ち状態で保持されている。
一対の電気的接点42は、一対の板ばね41の長手方向の他端部において互いに対向する面にそれぞれ設けられている。一対の電気的接点42は、対向方向D2に沿って離間している。被押圧部43は、後述する押圧部44により押圧される部材であり、非導電性材料により形成されている。被押圧部43は、押圧部44側の板ばね41における長手方向の他端部において、電気的接点42が設けられていない面に取り付けられている。
サブスイッチ4の押圧部44側には、柱状部45、螺旋状のコイルばね46、及びこれらを収容する収容部47が配置されている。柱状部45は、内面21aに立設され、上下方向D1を軸方向としている。コイルばね46は、柱状部45の周囲に設けられ、上下方向D1を軸方向としている。
収容部47は、内面21aに立設された円筒部48と、円筒部48の上端の開口を覆う円板状の蓋部49と、を有している。円筒部48と蓋部49と底部21とは、一体的に形成されている。円筒部48は、穴部25と同軸である。円筒部48の内径は、穴部25の内径と同等である。収容部47の収容空間と、穴部25の内部空間とは、蓋部49を介して上下方向D1に沿って並んでいる。
蓋部49には、上述の貫通孔28が設けられている。貫通孔28は、収容部47の収容空間と、穴部25の内部空間とを連通可能に接続している。蓋部49の上を向く面は、底面25aを構成している。収容部47のサブスイッチ4と対向する部分には、上下方向D1に沿って延びる長穴50が形成されている。長穴50は、収容部47の収容空間と連通している。
押圧部44は、板ばね41の被押圧部43を押圧する部材である。押圧部44は、断面L字状を呈する板状部材であり、第1板部44aと、第2板部44bと、接続部44cと、を含んでいる。第1板部44a及び第2板部44bは、それぞれ矩形板状を呈している。接続部44cは、第1板部44a及び第2板部44bの長さ方向の一端部を互いに接続している。
接続部44cは、収容部47の上端部に軸支されている。押圧部44は、接続部44cを回転軸として回転可能な状態とされている。第1板部44aは、上下方向D1に長さ方向を沿わせた状態で、長穴50内に配置されている。第1板部44aの長さ方向の他端部における被押圧部43側の面は、被押圧部43と対向方向D2で対向している。
第2板部44bは、収容部47内において、コイルばね46と蓋部49との間に配置されている。第2板部44bは、コイルばね46の圧縮の弾性力(弾発力)により、蓋部49に押し付けられている。第2板部44bの長さ方向の他端部における蓋部49側の面には、上方に突出する突起51が設けられている。突起51の上端部は、貫通孔28を通って蓋部49から突出し、穴部25の内部空間に配置されている。
続いて、図4を参照して、サブスイッチ4の作動状態について説明する。図4に示されるように、ろうそく部10が本体部2に取り付けられると、突起51がろうそく部10により下方に押圧される。これにより、押圧部44は、接続部44cを回転軸として反時計回りに回転する。第2板部44bは、コイルばね46を圧縮させながら、突起51と共に下方に移動する。第1板部44aは、対向方向D2に沿ってサブスイッチ4側に移動し、被押圧部43を押圧する。この結果、被押圧部43が設けられた板ばね41が変形して、一対の電気的接点42が互いに接触し、サブスイッチ4が作動状態となる。
なお、ろうそく部10を本体部2から取り外すと、コイルばね46の圧縮の弾性力により、第2板部44bは突起51と共に、上方に移動する。突起51は、蓋部49から突出した状態に復帰する。これに伴い、押圧部44は、接続部44cを回転軸として時計回りに回転する。第1板部44aは、対向方向D2に沿ってサブスイッチ4から離間する方向に移動する。この結果、一対の電気的接点42が互いに離間し、サブスイッチ4が非作動状態となる。
このように、ろうそく部10が本体部2に取り付けられると、サブスイッチ4が作動状態となり、センサ5と音出力部6とが電気的に接続される。ろうそく部10が本体部2から取り外されると、サブスイッチ4が非作動状態となり、センサ5と音出力部6とが電気的に非接続とされる。
図3に示されるように、センサ5は、本体部2に設けられ、例えば、幼児によって息が吹きかけられることにより作動する。センサ5は、息が吹きかけられたことを検出する検出面5aを有している。センサ5は、例えば、円柱状を呈している。センサ5の直径は、例えば9.7mmであり、センサ5の高さは、例えば5.5mmである。円柱の一方の端面が、検出面5aを構成している。センサ5は、本体部2において、ろうそく部10に息が吹きかけられることに伴って息が吹きかけられる位置に設けられている。
具体的には、センサ5は、本体部2の内部に配置されている。より具体的には、センサ5は、円筒部48と一体的に形成された保持部55により保持されて、突出部24の内部に設けられている。検出面5aは、斜め上を向いて設けられ、貫通孔27を通じて本体部2の外側に露出している。検出面5aの面方向(向く方向)は、例えば食品型玩具1を水平面に設置した際に水平面に対して60°以上70°以下の範囲となっている。センサ5は、検出面5aに息が吹きかけられたことを検出すると、そのことを示す検出信号を制御部7に出力する。
図2(b)に示されるように、音出力部6は、本体部2の内部に配置されている。音出力部6は、メインスイッチ3及びサブスイッチ4が共に作動状態のときに、センサ5(図1参照)の作動に応じて音を出力する。
制御部7は、食品型玩具1の動作を統括制御する。具体的には、制御部7は、メインスイッチ3がオンとされると、動作を開始する。制御部7は、動作開始後にサブスイッチ4がオンとされた状態で、センサ5(図1参照)から検出信号を入力すると、メモリ8から適当な音データを呼び出し、スピーカ9に信号を出力して音を出力させる。制御部7は、メインスイッチ3がオフとされると、動作を終了する。制御部7としては、例えばMPU(Micro Processing Unit)が利用される。
メモリ8は、出力する音に関する複数の音データを予め記憶している。メモリ8としては、例えば半導体記憶装置が利用される。スピーカ9は、制御部7から出力される信号に基づいて、IC音を増幅して出力する。底部21には、複数の通音孔21bが設けられており、スピーカ9は、本体部2外へ音を発し易くするために、複数の通音孔21bに対向する位置に配置されている。
次に、食品型玩具1の使用方法の一例及びその動作について説明する。なお、以下の説明はあくまで例示であって、食品型玩具1の使用方法は当該一例に限定されるものではない。
まず、例えば親がメインスイッチ3をオンとして、幼児に食品型玩具1を手渡す。続いて、幼児はろうそく部10を本体部2に取り付ける。このとき、突起51が下方に押圧されて、サブスイッチ4がオンとされる。一般に幼児はケーキに立設されたろうそくの火を吹き消す動作を好む。したがって、幼児は、ろうそくの火を消そうとろうそく部10の火部12に息を吹きかける。これに伴い、貫通孔27を通じて、センサ5の検出面5aに息が吹きかけられる。この結果、音出力部6から音が出力される。
音の出力という反応が得られることで、幼児は更に食品型玩具1に興味を示し、ろうそく部10に息を吹きかける動作を繰り返して行う。音出力部6からは、その度に下表1に示される内容の音A〜音Fが、例えば擬似ランダムパターンで出力される。
Figure 2017192413
表1に示されるように、音A〜音Fの内容は、例えば誕生日に関する音声である。擬似ランダムパターンとは、ランダムで予測不能に見えるものの、実際は予測可能な(予め定められた)パターンのことである。ここでは、音は、音A→音B→音C→音D→音E→音F→音C→音A→音B→音F→音E→音Dといった擬似ランダムパターンで繰り返して出力される。幼児がろうそく部10を本体部2から取り外すと、サブスイッチ4がオフとされる。この状態で幼児がろうそく部10に息を吹きかけても、センサ5は作動せず、音出力部6から音が出力されない。
次に、図5を参照して、制御部7(図1参照)における具体的な処理について説明する。図5は、図1の食品型玩具の動作を示すフローチャートである。制御部7では、メインスイッチ3(図1参照)をオンとした場合に、次の処理が実行される。即ち、図5に示されるように、まず、サブスイッチ4(図1参照)がオンとされるまで待機する(S11)。上記S11でYESの場合、即ち、サブスイッチ4がオンとされると、センサ5(図1参照)が息を吹きかけられたか否かを判定する(S12)。
上記S12でYESの場合、即ち、センサ5に息が吹きかけられると、音A〜音Fの何れかが擬似ランダムパターンでスピーカ9(図1参照)から出力される(S13)。続いて、サブスイッチ4がオンか否かが判定される(S14)。上記S12でNOの場合もS14の処理が実行される。上記S14でYESの場合、上記S12の処理が再び実行される。
したがって、メインスイッチ3がオン、かつ、サブスイッチ4がオンとされている間、センサ5に息が吹きかけられる度に、音A〜音Fの何れかが擬似ランダムパターンでスピーカ9から順に出力される処理が繰り返される。上記S14でNOの場合、制御部7の一連の処理が終了される。制御部7は、メインスイッチ3がオンの間は、この一連の処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、本実施形態の食品型玩具1では、例えば幼児が息を吹きかけることによりセンサ5が作動し、音が出力される。このように、手で直接触れることなく息を吹きかけることより音が出力されるので、例えば、単にボタンを押すことにより音が出力されるといった場合に比べて、幼児の興味を引き易く、幼児をより楽しませることができる。これにより、幼児の興味が短時間で薄れることがなく、幼児の食への関心を引き出しながら、幼児の知能発達を十分に促すことが出きる。
本体部2は一般に幼児が好むケーキの形状を模している。また、本体部2にはろうそく部10が立設され、ろうそく部10に息が吹きかけられることに伴ってセンサ5には息が吹きかけられるようになっている。一般に幼児はケーキに立設されたろうそくの火を吹き消す動作を好む。このため、幼児が火を吹き消そうとろうそく部10に息を吹きかけることを利用して、音を出力させることができる。これにより、幼児を更に楽しませることができる。
ろうそく部10は、本体部2に脱着可能に設けられ、ろうそく部10が本体部2に取り付けられると、センサ5と音出力部6とが電気的に接続されるようになっている。これにより、ろうそく部10が本体部2に取り付けられていないときは、幼児が息を吹きかけてもセンサ5が作動しない。このため、センサ5ではなくろうそく部10に息を吹きかけることにより音が出力されると幼児に思わせることができ、成長過程にある幼児に対し想像力を与えることができる。
センサ5は、息が吹きかけられたことを検出する検出面5aを有し、検出面5aは、斜め上を向いて設けられている。このため、幼児がろうそく部10に息を吹きかけることに伴って検出面5aにも息が吹きかけられ易い。これにより、息が吹きかけられたことを検出面5aが検出し易い。
センサ5は、本体部2の内部に配置されており、本体部2には、センサ5に通じる貫通孔27が斜め上を向いて設けられている。このようにセンサ5は、本体部2の内部に配置され、外部から視認され難いため、幼児がセンサ5の存在に気づき難い。これにより、幼児に対し、更に想像力を与えることができる。また、貫通孔27が設けられているので、幼児がろうそく部10に息を吹きかけることに伴って、貫通孔27を通じてセンサ5にも息が吹きかけられ易い。このように、食品型玩具1は、幼児に気づかれ難い位置にセンサ5を配置しながら、息が吹きかけられたことをセンサ5が検出し易い構成とされている。
貫通孔27は、本体部2の外部から内部に向うにしたがって、徐々に狭くなっている。このため、本体部2の外部から吹きかけられた息は、貫通孔27内において、本体部2の内部、すなわちセンサ5に近づくにつれて絞られる。これにより、センサ5に到達した際の息の流速を上げることができ、センサ5による検出が更に容易となる。
食品型玩具1は、センサ5及び音出力部6に電力を供給する電源のオンオフを切り換えるメインスイッチ3を更に備えている。このため、食品型玩具1が使用されていない期間は、メインスイッチ3をオフとして、消費電力を抑制することができる。
音出力部6からは、複数の音A〜音Fの何れかが擬似ランダムパターンで出力されるので、次に発せられる音声が幼児には予測し難い。これにより、幼児の興味を更に引き、幼児を飽きずに遊ばせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明に係る食品型玩具は、実施形態に係る上記食品型玩具1に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
上記実施形態において、ろうそく部10は本体部2に固定され、取り外せない構造となっていてもよい。また、食品型玩具1は、ろうそく部10を備えていなくてもよい。これらの場合では、食品型玩具1にサブスイッチ4を設けず、センサ5と音出力部6とが常に電気的に接続されている状態としてもよい。
また、本体部2は、ケーキ以外の食品の形状を模していてもよい。本体部2は、例えばスープ、ラーメン等の熱い食品であって、冷ましながら食べるために息を吹きかけることが通常行われる食品の形状を模していてもよい。音出力部6から出力される音の内容を食品の形状に合わせて変更してもよい。
また、センサ5は、本体部2に設けられ、息が吹きかけられることにより作動する構成であればよく、形状及び配置は限定されない。また、食品型玩具1は、メインスイッチ3を備えていなくてもよい。
また、本体部2の上面22aには、ろうそく部に対してセンサ5の設けられる方向が正面となる向きで絵柄が施されていてもよいし、同様の向きで文字が書かれたメッセージプレートが配置されていてもよい。この場合、幼児は絵柄、文字を見ることで食品型玩具1の正面を認識し、食品型玩具1の正面から息を吹きかけることができる。これにより、息が確実にセンサ5に吹きかけられる。また、上面22aには、いちご等の形状を模した飾り付けパーツが固定的又は脱着可能に設けられてもよい。
1…食品型玩具、2…本体部、3…メインスイッチ、4…サブスイッチ、5…センサ、5a…検出面、6…音出力部、10…ろうそく部、27…貫通孔。

Claims (6)

  1. 食品の形状を模した本体部と、
    前記本体部に設けられ、息が吹きかけられることにより作動するセンサと、
    前記センサの作動に応じて音を出力する音出力部と、を備える、食品型玩具。
  2. 前記本体部に立設され、ろうそくの形状を模したろうそく部を更に備え、
    前記本体部がケーキの形状を模し、
    前記センサは、前記本体部において、前記ろうそく部に息が吹きかけられることに伴って息が吹きかけられる位置に設けられている、請求項1に記載の食品型玩具。
  3. 前記ろうそく部は、前記本体部に脱着可能に設けられ、
    前記ろうそく部が前記本体部に取り付けられると、前記センサと前記音出力部とが電気的に接続される、請求項2に記載の食品型玩具。
  4. 前記センサは、息が吹きかけられたことを検出する検出面を有し、
    前記検出面は、斜め上を向いて設けられている、請求項2又は3に記載の食品型玩具。
  5. 前記センサは、前記本体部の内部に配置されており、
    前記本体部には、前記センサに通じる貫通孔が斜め上を向いて設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の食品型玩具。
  6. 前記センサ及び前記音出力部に電力を供給する電源のオンオフを切り換えるメインスイッチを更に備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の食品型玩具。
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