JP2017190187A - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、改竄防止対策として、上面に破断線がある改竄防止対策が施された包装箱もあるが(例えば、特許文献1参照)、固着片の接着していない側面板部に連設している折込み片と上面板部との間から収容されている物品を抜き取られる虞があり、使用中の商品の保護などの目的としては十分ではないという問題がある。さらに、側方に固着片を設け改竄防止機能を付与した包装箱の提案もあり(例えば、特許文献2参照)、改竄は困難となっているものの、やはり固着片の接着していない側面板に連設している上面サイドフラップと上面メインフラップとの間から包装箱を変形させながら隙間から指を入れることができる可能性は残された状態であった。
また、改竄防止対策として、メインフラップの差込片を接着する方法もあるが(例えば、特許文献3参照)、専用の装置が必要であり、工数がかかるという問題がある。
本発明の第1の実施の形態に係る包装箱10は、図1又は図2に示すように、前後一対の正面板11a,11bと左右一対の側面板12a,12bと上面部14と下面部15とを備え、中空の六面体形状の包装箱であって、上面部14は、左右一対の側面板12a,12bの上端部に折曲線16aを介して各々連接された上面サイドフラップ17a,17bが内側に互いに重なるように折り込まれていると共に、一方の正面板11aの上端部に折曲線16bを介して連接された上面メインフラップ18が折り重ねられており、上面メインフラップ18の先端部に折曲線16cを介して連接された差込みフラップ18aが他方の正面板11bの上端部分の内側に差し込まれており、互いに重なる上面サイドフラップ17a,17bのうち、上側に重ねられている一方の上面サイドフラップ17bに折曲線を介して連接され、他方の上面サイドフラップ17aの折曲線16aよりも突出し、他方の前記上面サイドフラップが連接された前記側面板に及ぶ第1上部固着片21が設けられており、第1上部固着片21は、側面板12aに接着されている。
包装箱10に第1上部易破断線22が設けられていることによって、開封時に第1上部易破断線22に沿って破断させることで、初めて開封することができ、かつ開封作業を容易にすることができる。そして、第1上部易破断線22が破断された結果により、包装箱10が開封されたことが認識できる。
また、包装箱10は、一度開封した後も、上面部14を開閉して、収容された物品をスムーズに出し入れできるようになっており、また第1上部易破断線22を破断させた部分は、看板部37の連接部付近にあり看板部37を正面から見た場合に、外観上目立たない位置に形成されている。
さらに、本実施形態では、一方の上面サイドフラップ17aの、斜辺部となった他方の正面板11b側の側縁部の基端部には、上面メインフラップ18に形成されたロック用切込み27との間で公知のロック機構を構成するロック片29が、外側に突出して設けられている。
さらに、本実施形態では、一方の下面サイドフラップ28aの、斜辺部となった他方の正面板11b側の側縁部の基端部には、下面メインフラップ26に形成されたロック用切込み27との間で公知のロック機構を構成するロック片29が、外側に突出して設けられている。
本実施形態では、上面サイドフラップ17bの一端部(例えば、折曲線16aと対向する端部)から突出した第1上部固着片21が、折曲線16dを介して連接して設けられている。第1上部固着片21は、例えば略直角台形の形状を備えている。折曲線16dは、第1上部固着片21を切り離すためのミシン目加工が施された易破断線であってもよい。
上面サイドフラップ17bには、第1上部固着片21の折曲線16dを囲む、例えば、ミシン目等からなる第1上部易破断線22が設けられている。上面サイドフラップ17bの上端部と側縁部に、両端部22a,22bが接続する第1上部易破断線22は、本実施形態では、例えば、楕円形を半分にしたような形状の破断部20aを形成するように、これの外周に沿って設けられている。破断部20aは、上面サイドフラップ17bの開封性を良好にするために、指の先端部が収まる大きさであることが好ましく、例えば、縦幅が15mm程度、横幅が35mm程度の大きさであることが好ましい。また、本実施形態では、第1上部易破断線22によって周囲を囲まれる破断部20aは、上面メインフラップ18の差込みフラップ18aが内側に差し込まれる、他方の正面板11bに近接する部分に設けられている。第1上部易破断線22が、他方の正面板11bに近接する部分に設けられていることにより、第1上部易破断線22を破断させて上面サイドフラップ17bを開封する操作を、スムーズに行うことが可能になる。また、包装箱10において剛性が高くなっている角部分に第1上部易破断線22及び破断部20aが配設されるので、包装箱10が比較的薄いブランク23によって形成された場合であっても、撓んでしまうことなく、第1上部易破断線22に沿って破ることが容易となる。
なお、第1上部固着片21及び側面板12aの少なくとも1つの接着面に対して、ミシン目加工等を施して接着面の表面を荒らすことが好ましい。接着面を荒らすことで接着面積が増加し、第1上部固着片21と側面板12aとの貼り付け強度を向上させることができる。
しかる後に、差し込んだ指先によって、上面サイドフラップ17bを持ち上げる力を負荷すれば、上面サイドフラップ17bを容易に開放させることが可能になると共に、さらに両側の上面サイドフラップ17a,17bを開放させて、物品を包装箱10から容易に取り出すことが可能になる。
また、第1上部易破断線22を破断させて包装箱10を開封した後も、上面メインフラップ18は、そのままの形状を保持しているので、上面メインフラップ18を容易に開閉しながら、引き続き化粧品用の容器を包装箱10に収容したり、包装箱10から取り出したりすることが可能になる。
本発明の第1の実施の形態の変形例に係る包装箱10は、図4及び5に示すように、第1の実施の形態で示した包装箱10と比して、第1上部固着片21の側面板12aと接着する面側に接着用切込み90が設けられる点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
第1上部固着片21は、図6に示すように、側面板12aに設けられた接着剤等からなる接着部91が接着用切込み90周辺と接着することで、側面板12aと接着される。
第1上部固着片21をそのまま引き上げる場合、ロック用切込み27及びロック片29との間で構成するロック機構を容易に外すことができ、上面メインフラップ18が容易に開けることができる。上面メインフラップ18を開けた後は、上面サイドフラップ17a,17bを開放させて、物品を包装箱10から容易に取り出すことが可能になる。
本発明の第2の実施の形態に係る包装箱10は、図7及び8に示すように、第1の実施の形態で示した包装箱10と比して、第2上部固着片50及び上面易破断線51をさらに備える点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
第2上部固着片50は、図7に示すように、上面部14が形成された状態で、第1上部固着片21と重ねて側面板12aに接着されている。
図9で示す第1上部固着片21a〜21dの根本部分には、段差部74が設けられていることが好ましい。段差部74が設けられていることで、折曲線16dの幅を短くすることができ、第1上部固着片21a〜21dを折り込む際に生じるズレを低減し、第1上部固着片21a〜21dの接着工程を円滑に行うことができる。段差部74による段差の高さは、折曲線16dから1〜2mmであることが好ましい。
図10及び図11で示すような第1上部固着片21a,21bの根本部分には、段差部74が設けられていることが好ましい。段差部74が設けられていることで、折曲線16dの幅を短くすることができ、第1上部固着片21a,21bを折り込む際に生じるズレを低減し、第1上部固着片21a,21bの接着工程を円滑に行うことができる。段差部74による段差の高さは、折曲線16dから1〜2mmであることが好ましい。
エンボス部分73は、第1上部固着片21を有しない箇所と側面板12aとの段差(第1上部固着片21の厚み分)を軽減することに寄与し、第2上部固着片50と側面板12aとの接着面積を確保し、貼り付け強度を向上させることができる。
エンボス部分73の形状は、種々の形状を取ることができ、具体例として、図13(a)に示すドット形状、図13(b)に示す斜線形状、図13(c)に示す格子形状等が挙げられる。エンボス部分73は、周知のエンボス加工技術によって形成することができる。
本実施形態の包装箱10に上面易破断線51が設けられていることによって、開封時に上面易破断線51に沿って破断させることで、初めて開封することができ、かつ開封作業を容易にすることができる。そして、上面易破断線51が破断された結果により、包装箱10が開封されたことが認識できる。
以下に、図14に示すブランク23における上面メインフラップ18について説明する。
上面メインフラップ18の側縁部に、一方の端部51aが接続し、当該上面メインフラップ18と差込みフラップ18aとの間の折曲線16cに他方の端部51bが接続する、例えばミシン目等からなる上面易破断線51が設けられている。上面メインフラップ18の上端部と側縁部に、両端部51a,51bが接続する上面易破断線51は、本実施形態では、例えば、楕円形を半分にしたような形状の破断部20bを形成するように、これの外周に沿って設けられている。破断部20bは、上面メインフラップ18の開封性を良好にするために、指の先端部が収まる大きさであることが好ましく、例えば、縦幅が15mm程度、横幅が35mm程度の大きさであることが好ましい。また、本実施形態では、上面易破断線51によって周囲を囲まれる破断部20bは、上面メインフラップ18の差込みフラップ18aが内側に差し込まれる、他方の正面板11bに近接する部分に設けられている。上面易破断線51が、他方の正面板11bに近接する部分に設けられていることにより、上面易破断線51を破断させて上面サイドフラップ17bを開封する操作を、スムーズに行うことが可能になる。また、包装箱10において剛性が高くなっている角部分に上面易破断線51及び破断部20bが配設されるので、包装箱10が比較的薄いブランク23によって形成された場合であっても、撓んでしまうことなく、上面易破断線51に沿って破ることが容易となる。
本実施形態では、下面部15を閉塞した筒状本体13の内部に物品を収容したら、筒状本体13の上端部の開口を、一対の上面サイドフラップ17a,17bと上面メインフラップ18とを用いて閉塞する。具体的には、側面板12aの上方に連接する上面サイドフラップ17aを、折曲線16aを介して内側に折り曲げ、その後に、側面板12bの上方に連接する上面サイドフラップ17bを、折曲線16aを介して内側に折り曲げる。また、上面メインフラップ18の先端に折曲線16cを介して連接する差込みフラップ18aを、他方の正面板11bの上端部分の内側面に沿って差し込んで、一対の上面サイドフラップ17a,17bの基端部に形成されたロック片29に各々係止する。そして、上面メインフラップ18に連接する第2上部固着片50の接着面である一面に接着剤を塗着する。その後に、第1上部固着片21を、折曲線16dを介して折り曲げ、次いで、第2上部固着片50を、折曲線16iを介して折り曲げ、第1上部固着片21及び貫通穴70を通じて側面板12aに重ねて接着する。
この接着剤を塗布する工程や接着工程は、同じ一方の側面板12aに接着する第1上部固着片21及び第2上部固着片50において、一度に行うことができ、更にその後に圧着ガイド又は圧着ローラーによる圧着工程を効率良く、スムーズに行うことができる。
上面メインフラップ18を開くことで、第1上部易破断線22によって囲まれる破断部20aのあった位置から指先を上面サイドフラップ17bの下側に差し込むことが可能になる。
しかる後に、差し込んだ指先によって、上面サイドフラップ17bを持ち上げる力を負荷すれば、上面サイドフラップ17bを容易に開放させることが可能になると共に、さらに両側の上面サイドフラップ17a,17bを開放させて、物品を包装箱10から容易に取り出すことが可能になる。
本発明の第3の実施の形態に係る包装箱10は、図15及び16に示すように、第2の実施の形態で示した包装箱10と比して、第1側部易破断線52及び第2上部易破断線53がさらに設けられている点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
第2上部易破断線53は、図15及び16に示すように、第1上部易破断線22と対応し、下側に重なる上面サイドフラップ17aに、指の先端部が収まる大きさの凹形状に延設して設けられていることが好ましい。
第1側部易破断線52の一方の端部52aが第2上部易破断線53の一方の端部53aと接続する。
以下に、図17に示すブランク23における側面板12a及び上面サイドフラップ17aについて説明する。
破断部20dは、折曲線16aを介して、破断部20cと連続して設けられている。
本実施形態では、下面部15を閉塞した筒状本体13の内部に物品を収容したら、筒状本体13の上端部の開口を、一対の上面サイドフラップ17a,17bと上面メインフラップ18とを用いて閉塞する。具体的には、側面板12aの上方に連接する上面サイドフラップ17aを、折曲線16aを介して内側に折り曲げ、その後に、側面板12bの上方に連接する上面サイドフラップ17bを、折曲線16aを介して内側に折り曲げる。また、上面メインフラップ18の先端に折曲線16cを介して連接する差込みフラップ18aを、他方の正面板11bの上端部分の内側面に沿って差し込んで、一対の上面サイドフラップ17a,17bの基端部に形成されたロック片29に各々係止する。そして、上面サイドフラップ17bの上端部に連接する第1上部固着片21bの接着面である一面、及び上面メインフラップ18に連接する第2上部固着片50の接着面である一面に接着剤を塗着する。その後に、第1上部固着片21を、折曲線16dを介して折り曲げ、第1上部固着片21bを側面板12aに接着する。次いで、第2上部固着片50を、折曲線16iを介して内側に折り曲げ、一方の側面板12aの上端部分に接着された第1上部固着片21b上に、重ねて接着する。
この接着剤を塗布する工程や接着工程は、同じ一方の側面板12aに接着する第1上部固着片21b及び第2上部固着片50において、一度に行うことができる。
上面メインフラップ18を開くことで、図16で示す状態になり、第1上部易破断線22によって囲まれる破断部20aのあった位置から指先を上面サイドフラップ17bの下側に差し込むことが可能になる。
しかる後に、差し込んだ指先によって、上面サイドフラップ17bを持ち上げる力を負荷すれば、上面サイドフラップ17bを容易に開放させることが可能になると共に、さらに両側の上面サイドフラップ17a,17bを開放させて、物品を包装箱10から容易に取り出すことが可能になる。
本発明の第3の実施の形態の変形例に係る包装箱10は、図18及び19に示すように、第3の実施の形態で示した包装箱10と比して、第2上部固着片50の側面板12aと接着する面側に接着用切込み90が設けられる点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
第2上部固着片50は、図20に示すように、側面板12aに設けられた接着剤等からなる接着部91が接着用切込み90周辺と接着することで、側面板12aと接着される。
第2上部固着片50が側面板12aと接着されることによって、第1上部固着片21bが側面板12aと接着されていなくても、第2上部固着片50と側面板12aとの間に挟持される。第1上部固着片21bが挟持されることにより、上面サイドフラップ17bが引き抜かれにくくなり、改竄防止の効果を高めることができる。
また、図19に示すように、第2上部固着片50を上面メインフラップ18から切り離すことによって、側面板12aと接着されていない第1上部固着片21bが自然に露出し、容易に上面メインフラップ18及び上面サイドフラップ17a,17bを開放させて、物品を包装箱10から容易に取り出すことが可能になる。
本発明の第4の実施の形態に係る包装箱10は、図21及び22に示すように、第1の実施の形態で示した包装箱10と比して、下部固着片60がさらに設けられている点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
本実施形態では、下面サイドフラップ28bには、下部固着片60の折曲線16jを囲む下部易破断線61が設けられ、下部易破断線61の両端部61a,61bが上面サイドフラップの下部固着片60が設けられた端縁に接続する又は下部易破断線61の両端部61a,61bが上面サイドフラップの下部固着片60が設けられた端縁と正面板11b側の端縁に接続することが好ましい。
包装箱10に下部易破断線61が設けられていることによって、下面部15を開封時に下部易破断線61に沿って破断させることで、初めて下面部15を開封することができ、かつ開封作業を容易にすることができる。そして、下部易破断線61が破断された結果により、包装箱10が開封されたことが認識できる。
以下に、図23に示すブランク23における下面メインフラップ26及び下部固着片60について説明する。
本実施形態では、下面サイドフラップ28bの一端部(例えば、折曲線16hと対向する端部)から突出して、下部固着片60が、折曲線16jを介して連接して設けられている。下部固着片60は、例えば略直角台形の形状を備えている。折曲線16jは、下部固着片60を切り離すためのミシン目加工が施された易破断線であってもよい。
下面サイドフラップ28bには、下部固着片60の折曲線16jを囲む、例えば、ミシン目等からなる下部易破断線61が設けられている。下面サイドフラップ28bの上端部と側縁部に、両端部61a,61bが接続する下部易破断線61は、本実施形態では、例えば、楕円形を半分にしたような形状の破断部20eを形成するように、これの外周に沿って設けられている。破断部20eは、下面サイドフラップ28bの開封性を良好にするために、指の先端部が収まる大きさであることが好ましく、例えば、縦幅が15mm程度、横幅が35mm程度の大きさであることが好ましい。また、本実施形態では、下部易破断線61によって周囲を囲まれる破断部20eは、下面メインフラップ26の差込みフラップ26aが内側に差し込まれる、他方の正面板11bに近接する部分に設けられている。下部易破断線61が、他方の正面板11bに近接する部分に設けられていることにより、下部易破断線61を破断させて下面サイドフラップ28bを開封する操作を、スムーズに行うことが可能になる。また、包装箱10において剛性が高くなっている角部分に下部易破断線61及び破断部20eが配設されるので、包装箱10が比較的薄いブランク23によって形成された場合であっても、撓んでしまうことなく、下部易破断線61に沿って破ることが容易となる。
本実施形態では、下面部15を閉塞した筒状本体13の内部に物品を収容したら、筒状本体13の上端部の開口を、一対の上面サイドフラップ17a,17bと上面メインフラップ18とを用いて閉塞する。具体的には、側面板12aの上方に連接する上面サイドフラップ17aを、折曲線16aを介して内側に折り曲げ、その後に、側面板12bの上方に連接する上面サイドフラップ17bを、折曲線16aを介して内側に折り曲げる。また、上面メインフラップ18の先端に折曲線16cを介して連接する差込みフラップ18aを、他方の正面板11bの上端部分の内側面に沿って差し込んで、一対の上面サイドフラップ17a,17bの基端部に形成されたロック片29に各々係止する。そして、上面サイドフラップ17bに連接する第1上部固着片21の接着面である一面、及び下面サイドフラップ28bに連接する下部固着片60の接着面である一面に接着剤を塗着する。その後に、第1上部固着片21を、折曲線16dを介して折り曲げ、第1上部固着片21を側面板12aに接着する。次いで、下部固着片60を、折曲線16jを介して折り曲げ、下部固着片60を側面板12aに接着する。
この接着剤を塗布する工程や接着工程は、同じ一方の側面板12aに接着する第1上部固着片21及び下部固着片60において、一度に行うことができ、更にその後に圧着ガイド又は圧着ローラーによる圧着工程を効率良く、スムーズに行うことができる。
なお、接着工程及びその後の圧着工程を容易にし、生産効率を高めるために、第1上部固着片21及び下部固着片60が、同じ側面板12aに接着されていることが好ましい。
しかる後に、差し込んだ指先によって、上面サイドフラップ17bを持ち上げる力を負荷すれば、上面サイドフラップ17bを容易に開放させることが可能になると共に、さらに両側の上面サイドフラップ17a,17bを開放させて、物品を包装箱10の上面部14から容易に取り出すことが可能になる。
しかる後に、差し込んだ指先によって、下面サイドフラップ28bを持ち上げる力を負荷すれば、下面サイドフラップ28bを容易に開放させることが可能になると共に、さらに両側の下面サイドフラップ28a,28bを開放させて、物品を包装箱10の下面部15から容易に取り出すことが可能になる。
更に、第4の実施の形態に係る包装箱10によれば、下部易破断線61を破断させることで容易に下面部15を開封できるようにすると共に、一度開封した後も、物品を出し入れしながら、開閉操作をスムーズに行うことができ、また下部易破断線61を破断させた部分を外観上目立たなくして、美観を損なわないようにすることが可能になる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、図24に示すように、側面板12aに貼り付けられた第1上部固着片21の接着強度を付加し、包装箱10が未開封であることを知らしめる識別度向上のための封印シール80が貼付されている形態であってもよい。封印シール80は、第1上部固着片21、第2上部固着片50及び下部固着片60の少なくとも1つに、貼付されている形態であることが好ましい。封印シール80は、矩形、台形、円形、楕円形、多角形等の様々な形状を取り得る。封印シール80を貼付することによって、改竄防止の効果を高めることができる。
以下に、図25に示すブランク23における側面板12a、上面メインフラップ18及び上面サイドフラップ17bについて説明する。
また、第1上部固着片21に貼付する封印シール80において、折曲線16dの位置に相当する折り曲げ位置にはミシン目が施されていることが好ましい。第1上部固着片21に封印シール80が貼付された場合であっても、封印シール80にミシン目が施されていることによってミシン目で切断することができ、開封作業を容易に行うことができる。
11a,11b…正面板
12a,12b…側面板
13…筒状本体
14…上面部
15…下面部
16a〜16j…折曲線
17a,17b…上面サイドフラップ
18…上面メインフラップ
18a…差込みフラップ
20a〜20e…破断部
21,21a〜21d…第1上部固着片
22…第1上部易破断線
23…ブランク
24…縦方向折曲線
25…接着接合片
26…下面メインフラップ
26a…差込みフラップ
27…ロック用切込み
28a,28b…下面サイドフラップ
29…ロック片
36…境界線
37…看板部
50…第2上部固着片
51…上面易破断線
52…側部易破断線
53…第2上部易破断線
60…下部固着片
61…下部易破断線
70…貫通穴
71…切り抜き部分
72…切込み
73…エンボス部分
74…段差部
76,77…切込み
78…第1シール部易破断線
79…第2シール部易破断線
80…封印シール
81…張出し部
82…ミシン目
90…接着用切込み
91…接着部
Claims (6)
- 前後一対の正面板と左右一対の側面板と上面部と下面部とを備え、中空の六面体形状の包装箱であって、
前記上面部は、前記左右一対の側面板の上端部に折曲線を介して各々連接された上面サイドフラップが内側に互いに重なるように折り込まれていると共に、一方の正面板の上端部に折曲線を介して連接された上面メインフラップが折り重ねられており、前記上面メインフラップの先端部に折曲線を介して連接された差込みフラップが他方の正面板の上端部分の内側に差し込まれており、
互いに重なる前記上面サイドフラップのうち、上側に重ねられている一方の前記上面サイドフラップに折曲線を介して連接され、他方の前記上面サイドフラップの折曲線よりも突出し、他方の前記上面サイドフラップが連接された前記側面板に及ぶ第1上部固着片が設けられており、
前記第1上部固着片は、前記側面板に接着されている包装箱。 - 上側に重ねられている前記上面サイドフラップには、前記第1上部固着片の折曲線を囲む第1上部易破断線が設けられ、前記第1上部易破断線の両端部が前記上面サイドフラップの前記第1上部固着片が設けられた端縁に接続する又は前記第1上部易破断線の両端部が前記上面サイドフラップの前記第1上部固着片が設けられた端縁と正面板側の端縁に接続する請求項1に記載の包装箱。
- 前記上面メインフラップには、前記第1上部易破断線と対応する上面易破断線が設けられ、前記上面易破断線の両端部が前記上面メインフラップの側縁部に接続する又は前記上面易破断線の両端部が前記上面サイドフラップの差込みフラップの折曲線と側縁部に接続する、請求項2に記載の包装箱。
- 前記上面メインフラップの側縁部には、折曲線を介して側方に突出する第2上部固着片が設けられており、
前記第2上部固着片は、前記上面部が形成された状態で、前記第1上部固着片と共に前記側面板に接着されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装箱。 - 前記下面部は、前記左右一対の側面板の下端部に折曲線を介して各々連接された下面サイドフラップが内側に互いに重なるように折り込まれていると共に、一方の正面板の下端部に折曲線を介して連接された下面メインフラップが折り重ねられており、前記下面メインフラップの先端部に折曲線を介して連接された差込みフラップが他方の正面板の下端部分の内側に差し込まれており、
互いに重なる前記下面サイドフラップのうち、上側に重ねられている一方の前記下面サイドフラップに折曲線を介して連接され、他方の前記下面サイドフラップの折曲線よりも突出し、他方の前記下面サイドフラップが連接された前記側面板に及ぶ第1上部固着片が設けられており、
前記下部固着片は、前記側面板に接着されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装箱。 - 前記他方の正面板から上方に立設して、看板部が設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装箱。
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