JP2017189477A - ヘアブラシ - Google Patents

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和広 林
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Abstract

【課題】髪の乾燥およびセットに適したヘアブラシを提供する。
【解決手段】複数のブラシ毛7を有するブラシ部3を備えたヘアブラシ1であって、前記ブラシ3部には、該ブラシ部3の長手方向に沿って、風を通さない板状の板状部10が設けられており、該板状部10が、その高さが前記ブラシ毛7の長さよりも短いことを特徴とする。板状部10の高さがブラシ毛7の長さよりも短いので、ブラシ毛7によって髪を整えることができる。そして、ドライヤーなどを用いて髪に風を供給すれば、板状部の先端部で髪を押さえながら、乾燥とセットを同時に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘアブラシに関する。さらに詳しくは、ドライヤーなどで髪に風をあてながら髪を乾かしたりするときに使用されるヘアブラシに関する。
風呂上がりや、シャワーの後、ねぐせ直しウォーターなどに濡れた髪をそのままの状態にしておくと、髪のキューティクルが剥がれたり、髪がきれたり、するなどの様々なダメージを髪に与えてしまう。そこで、一般的には、濡れた髪にドライヤーの温風をあてながら、ヘアブラシを用いて髪を梳かして髪をセットしながら、髪を乾燥させている。
従来、ドライヤーの温風で髪を乾燥させる際に使用するヘアブラシが提案されている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1には、ヘアブラシの植設刷子部に金属製の櫛を設けたヘアブラシが開示されている。そして、金属製の櫛がドライヤーからの熱風によって加熱されて高温となるので、金属製の櫛によって髪を梳かせば、髪を短時間でセットすることができる旨が記載さている。
しかし、特許文献1のヘアブラシでは、金属製の櫛が高温になるまでドライヤーで加熱しなければならないし、高温になった櫛が髪に直接接触するので、熱により髪が傷むという問題がある。
一方、特許文献2には、ヘアブラシの植設刷子部に、刷子(ブラシ毛)と併設して、ドライヤーの熱を受け止める温風受け熱伝導体を備えたヘアブラシが開示されている。そして、この熱伝導体がドライヤーの温風を受け止める壁の役割を果たすので、整髪に要する時間を短くすることができる旨が記載されている。しかも、高温になる部分を有しないので髪が傷むのを抑制できる。
実開昭51−9966号公報 実開昭52−137977号公報
しかるに、特許文献2のヘアブラシでは、熱伝導体が刷子(ブラシ毛)と併設して設けられており、その高さが刷子(ブラシ毛)よりも長くなるように形成されている。このため、髪を梳かす際に熱伝導体が邪魔になってしまう。つまり、特許文献2のヘアブラシを用いて濡れた髪を乾燥させながら、髪を梳かすという作業を同時に行うのは困難である。
現状では、濡れた髪をセットする場合、まず濡れた髪を乾燥させた後、髪をセットしなければならず、かかる作業を同時に行うことができるヘアブラシは存在しておらず、その開発が望まれている。
本発明は上記事情に鑑み、髪の乾燥およびセットを同時に行うことが可能なヘアブラシを提供することを目的とする。
第1発明のヘアブラシは、複数のブラシ毛を有するブラシ部を備えたヘアブラシであって、前記ブラシ部には、該ブラシ部の長手方向に沿って、風を通さない板状の板状部が設けられており、該板状部は、その高さが前記ブラシ毛の長さよりも短いことを特徴とする。
第2発明のヘアブラシは、前前記板状部は、上端が該板状部周辺の前記ブラシ毛の先端から該ブラシ毛の長さの3分の1程度低くなるように形成されていることを特徴とする。
第3発明のヘアブラシは、前記板状部が、前記ブラシ部の幅方向の略中央に設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、板状部の高さがブラシ毛の長さよりも短いので、ブラシ毛によって髪を整えることができる。そして、ドライヤーなどを用いて風を供給すれば、板状部で反射させた風を髪に効果的に供給することができる。このため、濡れた状態の髪をブラッシングすれば、板状部の先端部で髪を押さえながら、乾燥とセットを同時に行うことができる。しかも、髪が濡れた状態でセットできるので、セットがしやすくなる。
第2発明によれば、ブラシで髪を梳かす際、板状部材の上端縁とブラシ毛の先端との間に所定の隙間を形成することができる。このため、ブラシの通りをよりスムースに行うことができる。しかも、髪の性質上、濡れている髪は柔らかく、難なくどのような形にでもセットできるので、板状部材の上端縁で髪を押さえるようにして髪を梳かすようにすれば、髪を梳かすだけで、髪を簡単にまとめることができる。このため、髪のセットをより簡単に行うことができる。
第3発明によれば、ブラシの両側のいずれの側から風を供給しても、供給された風を板状部で確実に反射させることができる。このため、ブラシを使用する際の自由度を向上させることができる。
本実施形態のヘアブラシ1の概略説明図である。 本実施形態のヘアブラシ1の概略断面図であり、(A)は図1のヘアブラシ1のIIA−IIA線矢視概略断面図であり、(B)図1のヘアブラシ1のIIB−IIB線矢視概略断面図である。 本実施形態のヘアブラシ1の使用状況を説明した概略説明図である。 本実施形態のヘアブラシ1の使用状況を説明した図であり、(A)は使用前の髪HRの状態を示した概略説明図であり、(B)は使用後の髪HRの状態を示した概略説明図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明のヘアブラシは、複数のブラシ毛が設けられたブラシ部を有するブラシであって、濡れたままの状態の髪をセットできるようにしたことに特徴を有している。
なお、本発明のヘアブラシの用途としては、人の髪を乾燥したり、人の髪を整髪したりすることなどに使用される。
また、本発明のヘアブラシを用いる際、髪に対して風を供給するための手段は、とくに限定されない。例えば、一般的なヘアドライヤーや扇風機などを挙げることができる。以下では、供給する風の温度を調整可能なヘアドライヤーを用いた場合を代表として説明する。
図1または図2に示すように、本実施形態のヘアブラシ1は、把持部2と、この把持部2に連結したブラシ部3と、を備えている。そして、本実施形態のヘアブラシ1は、このブラシ部3に板状部10を備えている点に特徴を有している。
(把持部2について)
まず、本実施形態のヘアブラシ1の把持部2は、使用する際に人が手で握る部分である。この把持部2は、軸状に形成されており、人が手で持った際に掴みやすい形状や大きさに形成されている。なお、把持部2の形状や大きさは、とくに限定されない。使用する人の手の大きさ等に応じてその形状や大きさは適宜調整すればよい。
例えば、人が手に持った際に把持部2のほぼ全体が人の手の中に納まる大きさに形成すれば、しっかりと把持することができるので、長時間握ったままでも疲れにくくなる。また、その断面形状を角が少ない略楕円形状となるように形成すれば、握っていても手が痛くなりにくくなる。
(ブラシ部3について)
図1および図2に示すように、把持部2の先端には、ブラシ部3が連結するように設けられている。このブラシ部3は、本体部4と、この本体部4に設けられたブラシ毛7と、板状部10と、を備えている。
(本体部4)
ブラシ部3の本体部4は、その基端部が把持部2の先端部に連結された部材である。この本体部4の上面4s(以下、ブラシ面4sという)には、ブラシ毛7と板状部10が設けられている。
本体部4は、その形状や大きさは、用途に応じて適宜選択すればよい。例えば、図1に示すように、本体部4は、平面視略長方形や平面視略楕円形となるように形成することができる。平面視略長方形に形成した本体部4の一の短辺側の基端部に把持部2の先端部を連結すれば、図1に示すようなヘアブラシ1を形成することができる。
(ブラシ毛7)
ブラシ部3のブラシ毛7は、基端が本体部のブラシ面4sに連結された状態でブラシ面4sに立設されている。
このブラシ毛7は、その素材や配列方法などはとくに限定されず、用途に応じて適宜選択すればよい。例えば、複数のブラシ毛7を櫛状に配列したものを、本体部4の幅方向に沿って複数列設けてもよい(図1参照)。
(板状部10)
図1および図2に示すように、ブラシ部3の略幅方向中央には、ブラシ部3の板状部10が設けられている。この板状部10は、側面間を風が通過しないように形成された板状の部材である。板状部10は、本体部4の上面4sに配設した状態において、周囲のブラシ毛7の中に埋まるように本体部4の上面4sに配設されている。具体的には、板状部10は、ブラシ部3の長手方向に沿って設けられており、下端から上端までの距離(図2(A)ではL1)(つまり板状部10の高さ)が周囲のブラシ毛7の基端から先端までの距離(図2(A)ではL2)(つまりブラシ毛7の長さ)よりも短くなるように形成されている。
以上のように、板状部10の上端部がブラシ毛7の先端よりも低くなるように配設されているので、本実施形態のヘアブラシ1を用いて髪を梳かせば板状部10が、ブラシ毛7の髪を梳かすという機能を妨げることなく、ブラシ毛7によって櫛目の通った髪にセットすることができる(図3参照)。
そして、図3に示すように、ドライヤーの風W1を本実施形態のヘアブラシ1に向かって供給すれば、ブラシ部3のブラシ面4sに設けられた板状部10によって、供給された風W1の一部板状部10の一の側面(図3では板状部10の側面10s)で反射させることができる(図3の要部拡大図では破線W2)。
しかも、本実施形態のヘアブラシ1を使用すれば、ブラシ部3の板状部10によって髪HRを頭皮方向に向かって押しながらブラッシングすることができる(図3では、ブラッシング方向を一点鎖線で示している)。このとき、図3に示すように、板状部10の先端部によって押さえられた髪HRに対して板状部10の側面10sで反射させた風W2を供給することができる。
したがって、本実施形態のヘアブラシ1を用いて、濡れた状態の髪HRをブラッシングすれば、濡れて柔らかくなった状態の髪HRに対して風Wを供給しつつ、ヘアブラシ1のブラシ部3の板状部10によって髪HRが所望の状態となるようにセットすることができる。しかも、髪HRが濡れているので、一旦乾燥させた後に髪をセットする方法に比べてセットがしやすくなるし、セットにかかる時間もより短くできる。とくに、髪HRが、くせ毛やごわごわしやすい性質を有している場合、本実施形態のヘアブラシ1を使用すれば、濡れた状態で髪HRをセットすることができるので、より簡単かつきれいにセットできるようになる(図4参照)。しかも、髪HRに対して効率よく風Wを供給することができるので、濡れた状態の髪HRを迅速に乾かすことができるから、セット時間を短くできる。
つまり、濡れた状態の髪HRを本実施形態のヘアブラシ1を用いて風Wを供給しながらブラッシングするだけで、乾燥とセットを同時に行うことができる。しかも、髪HRが濡れた状態のままブラッシングを行うことができるので、髪HRのセットをより簡単に行うことができるようになる。
上記例では、髪HRが短い人の場合について説明したが、髪HRが長い人でも当然に使用することができ、本実施形態のヘアブラシ1を使用すれば以下のような利点が得られる。
まず、本実施形態のヘアブラシ1を使用して長い髪HRをセットする場合を説明する前に通常のヘアブラシを用いた場合について簡単に説明する。
通常のヘアブラシを用いた場合、髪を梳かす際に髪がブラシ面に張り付いたような状態となったり、髪がなかなか乾かずに互いに絡まったり、ブラッシング中に髪が切れたりして髪にダメージを与えてしまう。このため、まず、しっかりと髪を乾燥させた後、ヘアブラシを用いて髪を所望の形状にセットするという作業が行われる。つまり、従来、長い髪をセットするには、必ず乾燥させた状態でブラッシングを行う、という2段階の作業が必要とされている。
しかし、本実施形態のヘアブラシ1を使用すれば、以下に示すように、濡れた状態の髪HRのままブラッシングを行っても、髪を傷めることなく、適切に長い髪HRをセットすることができる。
例えば、髪HRの軸方向に沿って髪HRをブラッシングすれば、板状部10の上端部をまたぐよう髪HRを配置することができる。このとき、板状部10の面側近傍に位置する髪HRをブラシ面4sから離間(髪HRが浮いたような状態)させることができる。つまり、かかる部分に位置する髪HRとブラシ面4sとの間に空間を形成することができる。このため、ドライヤーなどで風W1を供給すれば、かかる空間を介して浮いた状態の髪HRに対して板状部10で反射した風W2を供給することができる。
すると、本実施形態のヘアブラシ1を用いて長い髪HRをブラッシングすれば、板状部10によって、板状部10近傍の髪HRを持ち上げた状態にしつつ、板状部10の先端部の髪HRを押さえことができる。このとき、上述したように、持ち上げた髪HRに対してドライヤーの風W1と反射した風W2の2種類の風Wを供給しつつ、押さえた髪HRに対して反射した風W2を供給することができる。つまり、長い髪HRが濡れた状態のままであっても、迅速に乾燥とセットを同時に行うことができる。しかも、濡れた状態でセットを行うことができるので、長い髪HRであってもよりスムースにセットを行うことができるようになる。さらに、セットと同時に髪HRを乾かすことができるので、髪通りを損なうことなく良好に髪HRを梳かすことができるから、従来、濡れた状態の長い髪をブラッシングした際に問題となっていた髪切れなど抑制しつつ、より簡単に髪HRのセットがしやすくなり、かつセット時間もより短縮できるという利点を有している。
(板状部10について)
以下、本実施形態のヘアブラシ1の板状部10について、より具体的に説明する。
板状部10は、上述したように、ブラシ部3の本体部4の上部に設けられた表裏を風が通過しないように形成された板状の部材である。
風が通過しないとは、板状部14によって風W1を完全に遮断することができる場合の他、板状部14の側面に対して風W1をあてた際に、板状部10の側面によってある程度(例えば本実施形態のヘアブラシ1に対して供給された風W1のうち約半分)反射させることができ、かかる反射させた風W2によって風W1が供給された側の空間に反射させた風W2を供給することができる程度に通過させない場合をも含む概念である。
ある程度反射させるとは、板状部14に対して所定の量の風をあてた際に、その50%〜70%程度の量の風を反射させることを意味している。
図1または図2に示すように、板状部10は、連続した一枚の板状部材で形成することができる。そして、この板状部10は、その高さつまり、板状部10の下端から上端までの距離が上述したようにブラシ毛7の長さよりも短くなるように形成されている。
板状部10の下端とは、板状部10の本体部の上面4sに位置する部分のうち、本体部の上面4sに接している部分を意味する。また、ブラシ毛7の基端は同様に、ブラシ毛7の本体部の上面4sに位置する部分のうち、本体部の上面4sに接している部分を意味する。
例えば、板状部10は、その上端が板状部10周辺のブラシ毛7の先端から、かかるブラシ毛7の長さの3分の1程度低くなるように形成することができる。より具体的には、ブラシ毛7の基端から先端までの長さ(図2(A)ではL2)が20mmの場合、板状部10の下端から上端までの距離(図2(A)ではL1)が14mmとなるように形成することができる。つまり、板状部10は、上端が周囲のブラシ毛7の先端から6mm程度下方に位置するように配設するのである。
すると、板状部10の上端がブラシ毛7の先端よりもある程度低い位置となるように配設されているので、本実施形態のヘアブラシ1で髪を梳かす際に、板状部10がブラシ毛7の髪HRを梳かすという機能を妨げるのを抑制できる。したがって、本実施形態のヘアブラシ1で髪を梳かす際のブラッシングつまり櫛通りをスムースに行うことができる。また、ブラッシングと同時にドライヤーからの温風により、濡れた髪HRの柔らかくなった性質を生かして、髪HRをやさしく、かつ効果的に整髪することもできる。
しかも、ブラシ毛7の先端が頭皮接触するようにして髪HRを梳かす場合、板状部材10の上端と頭皮との間に所定の隙間を形成することができる。このため、本実施形態のヘアブラシ1で髪をHR押さえるようにして梳かせば、上記隙間に髪HRを通すことができる。そして、かかる隙間に案内された髪HRは、板状部10の状態によって頭部方向によって押圧されつつ、ブラシ毛7によって櫛目が通るようにブラッシングされる。
このため、かかる隙間を通過した後の髪HRがまとまりやすくなる。すると、上記のごとき構成の本実施形態のヘアブラシ1を用いれば、髪HRを梳かすだけで、髪HRのセットを同時に行うことができるようになる(図4参照)。
板状部10は、上記のごとき機能を有するものであれば、その材質はとくに限定されない。例えば、板状部10が、弾性を有する素材によって形成されていれば、板状部10が頭皮に接した場合でも頭皮を傷つけにくいので好ましい。なお、板状部10の弾性を有する素材としては、例えば、シリコンやゴム、柔軟性を有するプラスチックなどを挙げることができる。
また、板状部10は、その断面形状や側面形状もとくに限定されない。
例えば、板状部10の側面形状が矩形状となるように形成すれば、その上端が本体部4のブラシ面4sと略平行となるように形成されるので、上端によって髪HRを均質に押さえやすくなるので、上述した板状部10の上端によって髪HRを押さえた際に得られる効果を得やすいという利点がある。
なお、図1および図2に示すように、板状部10がブラシ部3の長手方向に沿うように配設されていれば、ドライヤーの風W1の流路方向に対して略直交するように配設することができる。このため、ドライヤーの風W1をより効率よく板状部10で反射させることができるので、髪HRに対してドライヤーの風W1をより効果的に供給させることができる。
そして、図1および図2に示すように、板状部10がブラシ部3の幅方向略中央に配設すれば、本実施形態のヘアブラシ1の操作を左右のどちらの手で行っても、髪HRに対して上述したように2種類の風W1、W2を供給することができるから、本実施形態のヘアブラシ1の操作性を自由度を向上させることができる。
例えば、板状部10が、複数枚の板状部材からなる場合には、ブラシ部3の幅方向に沿って複数列となるように配設することができる。
具体的には、複数の板状部材を本体部4の長手方向に沿って、所定の間隔を開けて本体部4の略中央部に列状に配設する。この中央列の板状部10には、各板状部材間に隙間が形成されるので、この隙間を塞ぐように他の板状部10を配設する。具体的には、中央列の板状部10に平行かつ中央列の隙間が位置する部分に板状部材が位置するように配設する。すると、ブラシ部3の幅方向において、板状部10に隙間が形成されていない構成とすることができる。そして、かかる板状部10に向かってドライヤーの風W1をあてれば、ドライヤーの風Wを供給すれば、板状部10から後方に向かって風W1が抜けていくのを防止することができる。
したがって、適切に反射風W2を形成することができる。しかも、複数の列状に板状部材を設けることによって、複雑な反射風W2の対流を形成することができるので、髪W2に対して多方向から風Wを供給することが可能となるから、より迅速に髪HRを乾燥せることができる可能性がある。
上記例では、板状部10が連続した一枚の板状部材で形成された場合について説明したが、ドライヤーの風W1を反射させる機能を有するものであれば、かかる構造に限定されない。例えば、複数枚の板状部材からなるように形成してもよいし、隣接するブラシ毛7同士間を繋ぐように板状部10を形成してもよい。
また、板状部10は、列状に設けたブラシ毛7において、隣接するブラシ毛7同士間を繋ぐように形成してもよい。つまり、板状部10とブラシ毛7を一体形成してもよい。例えば、かかる板状部材10とブラシ毛7および植設部6の素材として合成樹脂を使用すれば、これらの部材を一体形成することが可能となる。この場合には、実施形態のヘアブラシ1の製造を簡素化することができるという利点が得られる。
なお、本体部4は、ブラシ毛7を直接本体部上面に立設してもよいし、ブラシ毛7を別部材に立設したものを備えた構成としてもよい。例えば、図2に示すように、本体部4は、ベースとなる基材5と、その上部にブラシ毛7を植設するための植設部6を設けた構成としてもよい。また、植設部6が、基材5に対して着脱可能となるように形成すれば、ブラシ毛7や板状部10が損傷したり汚れたりした場合に、取り換えることができるので、常にブラシ部3を清潔にしておくことが可能となる。
また、ブラシ毛7の密度も髪が通るのであればとくに限定されず、隙間が大きくなるようにしてもよいし、ブラシ毛7を密集させてもよい。例えば、ブラシ部3におけるブラシ毛7の密度を小さくすれば、髪を梳いた際のブラシ毛7と髪との接触率を低下させることができる。つまり、両者間に生じる摩擦抵抗を小さくできるので、濡れた髪を梳かすのに適している。その逆にブラシ部3におけるブラシ毛7の密度を大きくすれば、ブラッシング効果を向上させることができる。
さらになお、ブラシ毛7の素材や太さもとくに限定されない。例えば、素材として、ナイロン、ポリエステルなどの合成樹脂製のものや、動物の毛(獣毛)、金属製のもの、木製等を挙げることができる。例えば、濡れた髪を主に対象とする場合には、耐水性の高い樹脂製素材(例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ナイロン等の合成樹脂や金属)のものが好ましい。また、ある程度乾いた髪を対象にする場合には、獣毛(例えば、猪、豚、馬など)を採用すれば、柔軟性と肌当り性がすぐれているので、使い心地がよいという利点がある。さらに、ブラシ毛13の素材を植物繊維から形成してもよい。なお、材質が異なるブラシ毛を混在させて用いてもよいのは言うまでもない。また、ブラシ毛7は、ある程度の太さを有するものを樹脂等で形成してもよいし、複数の細い毛(例えば獣毛)を束状にして形成してもよい。
本発明のヘアブラシは、ドライヤーなどで風を供給して髪を乾燥させる際に使用するブラシに適している。
1 ヘアブラシ
2 把持部
3 ブラシ部
4 本体部
5 基材
6 植設部
7 ブラシ毛
10 板状部

Claims (3)

  1. 複数のブラシ毛を有するブラシ部を備えたヘアブラシであって、
    前記ブラシ部には、
    該ブラシ部の長手方向に沿って、風を通さない板状の板状部が設けられており、
    該板状部は、
    その高さが前記ブラシ毛の長さよりも短い
    ことを特徴とするヘアブラシ。
  2. 前記板状部は、
    上端が該板状部周辺の前記ブラシ毛の先端から該ブラシ毛の長さの3分の1程度低くなるように形成されている
    ことを特徴とするヘアブラシ。
  3. 前記板状部が、前記ブラシ部の幅方向の略中央に設けられている
    ことを特徴とするヘアブラシ。

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