JP2002360345A - ヘアーブラシ - Google Patents

ヘアーブラシ

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JP2002360345A JP2001178662A JP2001178662A JP2002360345A JP 2002360345 A JP2002360345 A JP 2002360345A JP 2001178662 A JP2001178662 A JP 2001178662A JP 2001178662 A JP2001178662 A JP 2001178662A JP 2002360345 A JP2002360345 A JP 2002360345A
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Tetsuji Nakamura
哲二 中村
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 髪の毛をブラシ毛に絡ませ易くし、しかも外
れ難くして、髪の毛を上手くブローしたり、カールした
りすることのできるヘアーブラシを提供する。 【解決手段】 ブラシ毛2の略中間位置より下方に補助
毛3を設けたものとしている。そして、ブラシ毛2は硬
質毛とし、補助毛3は軟質毛とすることができる。さら
に、補助毛3はブラシ台1の長手方向に、しかもブラシ
毛2の側部に設けたものとし、ブラシ毛2の先端側から
基端側へ傾かせたものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、髪の毛をブロー
したり、カールしたりするのに適したヘアーブラシに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーブラシには、平坦形状とし
たブラシ台の長手方向に沿ってブラシ毛を複数列設けた
り、円筒形状としたブラシ台の長手方向に沿ってブラシ
毛を放射状に複数列設けたものが存在する。
【0003】そして、これら従来のヘアーブラシのブラ
シ毛は、合成樹脂からなる硬質毛としたり、毛束からな
る軟質毛としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ヘアーブラシを用いて
髪の毛をブローしたり、カールしたりする場合には、必
要に応じ整髪料をつけてから、前記硬質毛や軟質毛とし
たブラシ毛に髪の毛を絡ませて引っ張るようにして持ち
上げたり、ブラシ台1に巻き付けたりして、髪の毛をヘ
アードライヤーで温め、くせ付けて整えるようにしてい
る。
【0005】しかしながら、上記従来のヘアーブラシの
ブラシ毛を毛束からなる軟質毛としたものでは、髪の毛
がそれほど滑ることはなくブラシ毛に絡ませることはで
きるが、髪の毛がブラシ毛の基端部まで入り込まないの
でブラシ毛から外れ易く、髪の毛をヘアードライヤーで
温め、くせ付けているうちにブラシ毛から外れてしまっ
たりするので、髪の毛をブローしたり、カールするのが
し難いという課題を有していた。
【0006】さらに、上記従来のヘアーブラシのブラシ
毛を硬質毛としたものでは、髪の毛が非常に滑り易くて
ブラシ毛に上手く絡まず、髪の毛をヘアードライヤーで
温め、くせ付けようとすると直ぐに外れてしまって、髪
の毛をブローしたり、カールしたりするのが非常にし難
いという課題を有していた。
【0007】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するためになされたものであり、髪の毛をブラシ毛に
絡ませ易くし、しかも外れ難くして、髪の毛を上手くブ
ローしたり、カールしたりすることのできるヘアーブラ
シを提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のヘ
アーブラシは、ブラシ毛2の略中間位置より下方に補助
毛3を設けたものとしている。
【0009】そして、この発明のヘアーブラシでは、前
記ブラシ毛2を硬質毛とし、補助毛3を軟質毛とするこ
とができる。
【0010】さらに、この発明のヘアーブラシでは、前
記補助毛3をブラシ台1の長手方向に、しかもブラシ毛
2の側部に設けたものとし、ブラシ毛2の先端側から基
端側へ傾かせたものとしてもよい。
【0011】また、この発明のヘアーブラシでは、前記
補助毛3をブラシ台1の長手方向に、しかもブラシ毛2
の片側部に設けたものとし、ブラシ毛2の先端側から基
端側へ傾かせたものとして、補助毛3が隣り合うブラシ
毛2と交差するようにしてもよい。
【0012】さらにまた、この発明のヘアーブラシで
は、前記補助毛3をブラシ台1の長手方向に、しかもブ
ラシ毛2の両側部に設けたものとし、ブラシ毛2の先端
側から基端側へ傾かせたものとして、隣り合うブラシ毛
2の補助毛3どうしが交差するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明のヘアーブラシの
実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】この発明のヘアーブラシは、図1に示した
ように、略平坦形状としたブラシ台1の長手方向に沿っ
てブラシ毛2を複数列設けたものとしたり、図2に示し
たように、円筒形状としたブラシ台1の長手方向に沿っ
てブラシ毛2を放射状に複数列設けたものとしている。
さらに、この発明のヘアーブラシは、図3に示したよう
に、円筒形状としたブラシ台1の長手方向に沿ってブラ
シ毛2を放射状に複数列設けると共に、ヘアードライヤ
ーDの温風が吹き出す小孔Bを多数設けたものとし、そ
のブラシ台1の基端部にヘアードライヤーDを連設した
ものとしている。また、この発明のヘアーブラシは、図
示していないが、略平坦形状で中空としたブラシ台1の
長手方向に沿ってブラシ毛2を複数列設けると共に、ヘ
アードライヤーDの温風が吹き出す小孔Bを多数設けた
ものとし、そのブラシ台1の基端部にヘアードライヤー
Dを連設したものとしてもよい。そして、これら複数列
のうちの全列または何れかの列のブラシ毛2の略中間位
置より下方に補助毛3を設けたものとしている。図1に
示したものでは、ブラシ台1の両端の一列ずつのブラシ
毛2に、そのブラシ毛2の略中間位置より下方に補助毛
3を設けたものとしている。図2、3に示したもので
は、ブラシ台1の二組の対向する二列、すなわち合計四
列のブラシ毛2に、そのブラシ毛2の略中間位置より下
方に補助毛3を設けたものとしている。
【0015】ブラシ毛2は、金属や合成樹脂などの棒状
体からなる硬質毛としたり、動物毛や合成樹脂毛などを
毛束とした軟質毛とすることができるが、硬質毛とすれ
ばブラシ毛2が安定した起立状態となり、そのブラシ毛
2に補助毛3を設け易いものとなるので好ましい。
【0016】補助毛3は、金属や合成樹脂などの棒状体
からなる硬質毛とすることもできるが、豚毛などの天然
毛やナイロン毛などの合成樹脂毛などの軟質毛とするの
が、ブラシ使用時にその軟質毛が髪の毛に押されること
により曲げられて、髪の毛がブラシ毛2の基端部まで入
り込み易いものとなるので好ましい。
【0017】そして、前記補助毛3は、図4に示したよ
うに、ブラシ台1の長手方向に、しかもブラシ毛2の片
側部に設けたものとし、ブラシ毛2の先端側から基端側
へ傾かせたものとするのが、前記と同様に髪の毛がブラ
シ毛2の基端部まで入り込み易いものとなるので好まし
いが、必要に応じ図5に示したように、ブラシ毛2の基
端側から先端側へ傾かせたものとすることもできる。な
お、図4に示したように、補助毛3をブラシ毛2の先端
側から基端側へ傾かせたものとした場合には、この補助
毛3が隣り合うブラシ毛2と交差するようにするのが、
ブラシ使用時にブラシ毛2の基端部まで入り込み易く、
しかもその入り込んだ髪の毛がそのブラシ毛2の基端部
から外れ難くなるので好ましい。
【0018】さらに、前記補助毛3は、図6に示したよ
うに、ブラシ台1の長手方向に、しかもブラシ毛2の両
側部に設けたものとすることもでき、この場合には隣り
合うブラシ毛2の補助毛3どうしが交差するようにする
のが、前記と同様にブラシ毛2の基端部まで入り込み易
く、しかもその入り込んだ髪の毛がそのブラシ毛2の基
端部から外れ難くなるので好ましい。
【0019】また、前記補助毛3は、図7、8に示した
ように、ブラシ台1の長手方向に、しかもブラシ毛2の
両側部に複数本設けたものとすることができ、この場合
にも隣り合うブラシ毛2の補助毛3どうしの全部または
一部が交差するようにすることができる。図7に示した
ものは、前記補助毛3をブラシ毛2の両側部に二本ずつ
設けたものとしており、その二本ともが隣り合うブラシ
毛2の補助毛3と交差するようにしている。図8に示し
たものは、前記補助毛3をブラシ毛2の両側部に二本ず
つ設けたものとしており、上の一本は隣り合うブラシ毛
2の補助毛3と交差するようにしているが、下のもう一
本は隣り合うブラシ毛2の補助毛3と交差しないように
している。なお、前記補助毛3は、図示していないが、
ブラシ台1の長手方向に、しかもブラシ毛2の片側部に
複数本設けたものとしてもよく、この場合もその補助毛
3が隣り合うブラシ毛2と交差するようにすることがで
きる。
【0020】さらにまた、この発明のヘアーブラシは、
図9、10に示したように、ブラシ台1の長手方向に、
しかもブラシ毛2の両側部に設けたものとし、ブラシ毛
2の先端側から基端側へ傾かせた補助毛3に加えて、立
毛4の両側部に設けたものとし、立毛4aの先端側から
基端側へ傾かせた第二補助毛5を、前記複数列設けたブ
ラシ毛2の列の間やブラシ台1の両端の列のさらに外側
に設けたものとすることもできる。このようにすると、
補助毛3と第二補助毛5の相乗作用によって、ブラシ使
用時に髪の毛がブラシ毛2の基端部まで入り込み易いも
のとなると共に、髪の毛がブラシ毛2の基端部からより
外れ難くなるので好ましい。
【0021】以上のように構成したこの発明のヘアーブ
ラシを使用して、髪の毛をブローしたりカールするに
は、次のようにして行う。
【0022】先ず、髪の毛をブローするには、図1に示
したこの発明のヘアーブラシを使用して、必要に応じ整
髪料をつけてから髪の毛を梳かして、図11に示したよ
うに、髪の毛Hを持ち上げ、ブラシ毛2に髪の毛Hを絡
ませて引っ張るようにして持ち上げる。また、髪の毛を
カールするには、図2に示したこの発明のヘアーブラシ
を使用して、必要に応じ整髪料をつけてから髪の毛を梳
かして、図12に示したように、髪の毛Hを持ち上げ、
ブラシ毛2に髪の毛Hを絡ませて引っ張るようにしてブ
ラシ台1に巻き付ける。
【0023】すると、上記何れの場合にも、図13に示
したように、ブラシ毛2と補助毛3で囲まれた空間Sに
髪の毛Hが入り込むので、髪の毛Hがブラシ毛2の基端
部から外れ難くなり、髪の毛Hを持ち上げたままの状態
に維持し易くなったり、ブラシ台1に巻き付けたままの
状態に維持し易くなる。したがって、その状態の髪の毛
Hをヘアードライヤーで温め、くせ付ければ、髪の毛を
ブローしたりカールすることができる。
【0024】さらに、図3に示したこの発明のヘアーブ
ラシは、図2に示したヘアーブラシと同様に、必要に応
じ整髪料をつけてから髪の毛を梳かして、髪の毛Hを持
ち上げ、ブラシ毛2に髪の毛Hを絡ませて引っ張るよう
にしてブラシ台1に巻き付けた状態で、ヘアードライヤ
ーDのスイッチを入れれば、髪の毛Hが温められてくせ
付けられ、その状態で髪の毛Hを素早くカールすること
ができる。なお、このようなヘアーブラシでは、ヘアー
ドライヤーDの温風がブラシ台1に設けた多数の小孔B
から吹き出すので、ブラシ毛2に補助毛3を設けていな
い場合には、髪の毛Hが吹き上げられブラシ毛2からよ
り外れ易くなるが、ブラシ毛2に補助毛3を設けた場合
には、髪の毛Hが吹き上げられても前記したようにブラ
シ毛2と補助毛3で囲まれた空間Sに入り込んでいるの
で、髪の毛Hはブラシ毛2の基端部から外れ難くなる。
【0025】
【発明の効果】この発明のヘアーブラシは、以上に述べ
たように構成されており、ブラシ使用時に髪の毛を持ち
上げたままの状態に維持し易くなったり、ブラシ台に巻
き付けたままの状態に維持し易くなるので、髪の毛をブ
ローしたり、カールしたりし易いものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヘアーブラシの一実施形態を示す斜
視図である。
【図2】この発明のヘアーブラシの他の実施形態を示す
斜視図である。
【図3】この発明のヘアーブラシのさらに他の実施形態
を示す斜視図である。
【図4】この発明のヘアーブラシの補助毛の一例を拡大
して示す説明図である。
【図5】この発明のヘアーブラシの補助毛の他の例を拡
大して示す説明図である。
【図6】この発明のヘアーブラシの補助毛のさらに他の
例を拡大して示す説明図である。
【図7】この発明のヘアーブラシの補助毛のさらに他の
例を拡大して示す説明図である。
【図8】この発明のヘアーブラシの補助毛のさらに他の
例を拡大して示す説明図である。
【図9】この発明のヘアーブラシの補助毛のさらに他の
例を拡大して示す説明図である。
【図10】図9に示すこの発明のヘアーブラシの補助毛
をブラシの先端側から見た状態を示す説明図である。
【図11】この発明のヘアーブラシの一使用状態を示す
説明図である。
【図12】この発明のヘアーブラシの他の使用状態を示
す説明図である。
【図13】この発明のヘアーブラシの使用状態におい
て、ブラシ毛と補助毛で囲まれた空間に髪の毛が入り込
んだ状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ブラシ台 2 ブラシ毛 3 補助毛

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ毛(2)の略中間位置より下方に
    補助毛(3)を設けたことを特徴とするヘアーブラシ。
  2. 【請求項2】 前記ブラシ毛(2)を硬質毛とし、補助
    毛(3)を軟質毛としたことを特徴とする請求項1記載
    のヘアーブラシ。
  3. 【請求項3】 前記補助毛(3)をブラシ台(1)の長
    手方向に、しかもブラシ毛(2)の側部に設けたものと
    し、ブラシ毛(2)の先端側から基端側へ傾かせたもの
    としたことを特徴とする請求項1記載のヘアーブラシ。
  4. 【請求項4】 前記補助毛(3)をブラシ台(1)の長
    手方向に、しかもブラシ毛(2)の片側部に設けたもの
    とし、ブラシ毛(2)の先端側から基端側へ傾かせたも
    のとして、補助毛(3)が隣り合うブラシ毛(2)と交
    差するようにしたことを特徴とする請求項1記載のヘア
    ーブラシ。
  5. 【請求項5】 前記補助毛(3)をブラシ台(1)の長
    手方向に、しかもブラシ毛(2)の両側部に設けたもの
    とし、ブラシ毛(2)の先端側から基端側へ傾かせたも
    のとして、隣り合うブラシ毛(2)の補助毛(3)どう
    しが交差するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のヘアーブラシ。
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