JP7249131B2 - ヘアブラシ - Google Patents
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Description
前記ブラシ面に、断面積が0.3mm2以下の第1突起が、相互間に間隔を設けて1本ずつ独立した状態で設けられた第1突起領域を有しており、
前記第1突起領域は、前記第1突起が10mm四方当たり5本以上10本以下の存在密度で設けられた細突起領域を有している、ヘアブラシを提供するものである。
ブラシ面13は、ブラシ面13の長手方向Xの長さが幅方向Yの長さ以上であり、通常、図2に示すように、長手方向Xの長さが幅方向Yの長さより長いことが好ましい。
突起の突出方向において第1突起15,17の断面積が変化している場合、突起の断面積は、断面積の最大値を意味する。すなわち、第1突起15,17の断面積の最大値が0.30mm2以下であればよい。また、本実施形態のように、第1突起15,17がその先端に球状体15a,17aを有している場合、突起の断面積は、球状体15a,17aを除く棒状の部分の断面積とする。
球状体15a,17aを設ける場合、球状体15a,17aの最大径部分の断面積は、頭皮への感触の点から、突起の断面積の110%以上400%以下が好ましく、より好ましくは120%以上250%以下である。
〔細突起領域の特定方法〕
先ず、ブラシ面13の複数の第1突起が形成された領域において、長手方向X及び幅方向Yの最も外方側に位置する第1突起の中心どうしを結んで形成される領域Aを設定する。この領域Aが第1突起領域である。次いで、10mm四方の正方形領域aを、その頂点の1つが、第1突起領域A内の個々の第1突起と対応するように設定する。この正方形領域a内に含まれる第1突起の本数が5本以上10本以下である場合、該正方形領域aを細突起領域A1又は細突起領域A1の一部と判定する。平面視における前記正方形領域aの外縁と第1突起とが重なっている場合、該正方形領域aの外縁と重なる第1突起は、正方形領域a内に含まれる第1突起としてカウントしない。前記正方形領域aに、断面積が0.30mm2超の突起が含まれている場合、該正方形領域aは細突起領域A1ではないと判定する。このような判定は、正方形領域aの1つの頂点を、長手方向X又は幅方向Yに隣り合う第1突起に順次ずらしながら行う。具体的には、正方形領域aの4つの頂点のうち、何れか1つの頂点を選択し、その選択した頂点を第1突起領域Aにおける全ての第1突起に合わせて、前記の判定を行う。第1突起の本数が5本以上10本以下である正方形領域aが、長手方向X及び幅方向の少なくとも一方に連続して存在する場合、その連続した領域全域が細突起領域となる。
上記と同様の観点から、ブラシ面13における細突起領域A1の面積は、第1突起領域Aの面積に対して好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上、さらに好ましくは35%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは90%以下、さらに好ましくは80%以下であり、また好ましくは20%以上100%以下、より好ましくは30%以上90%以下、さらに好ましくは35%以上80%以下である。細突起領域A1の面積が、第1突起領域Aの面積に対して100%とは、第1突起領域Aの全域に細突起領域A1が形成されていることを意味する。
上記と同様の観点から、ブラシ面13における細突起領域A1の総面積は、好ましくは1000mm2以上、より好ましくは1300mm2以上、さらに好ましくは1500mm2以上であり、また好ましくは3500mm2以下、より好ましくは3000mm2以下、さらに好ましくは2500mm2以下であり、また好ましくは1000mm2以上3500mm2以下、より好ましくは1300mm2以上3000mm2以下、さらに好ましくは1500mm2以上2500mm2以下である。
ヘアブラシが連続する細突起領域A1を100mm2超有している場合、細突起領域A1の一部が上記の範囲内であることが好ましく、細突起領域A1の全域が上記の範囲内であることがより好ましい。また、ヘアブラシが複数の散在する細突起領域A1を有している場合、一部の細突起領域A1が上記の範囲内であることが好ましく、全ての細突起領域A1が上記の範囲内であることがより好ましい。
上記の効果をより向上させる観点から、細突起領域A1は、長手方向Xの長さL1(図3参照)が、ブラシ面13の長手方向Xの全長L(図2参照)に対して好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上であり、また好ましくは95%以下、より好ましくは93%以下であり、また好ましくは70%以上95%以下、より好ましくは80%以上93%以下である。
サイド領域S,Sにおいて、第2突起16はそれぞれ、長手方向Xに沿って複数形成されている。
上記の効果をより確実に奏させる観点から、サイド領域Sにおいて、断面積が最も大きい太突起の断面積は、断面積が最も大きい第1突起の断面積に対して好ましくは100%超、より好ましくは400%以上であり、また好ましくは800%以下、より好ましくは600%以下であり、また好ましくは100%超800%以下、より好ましくは400%以上600%以下である。
第2突起16の剛性を高める観点から、第2突起16の長さL5(図4参照)は、第1突起15,17の長さL3,L7(図4参照)に対して好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは40%以上100%以下、より好ましくは50%以上80%以下である。
また、ブラッシングを効率的に行う観点から、第2突起の長さL5を第1大突起17の長さL7より短くすることが好ましい。即ち、第1大突起17の長さL7を第2突起の長さL5より長くすることが好ましい。斯かる構成により、毛髪に各突起を挿入して、ヘアブラシ10で毛髪を梳くと、毛髪どうしの強い絡まりを第2突起で解くことができ、さらに第1小突起15より剛性が高い第1大突起17によって、該突起の先端側で、毛髪どうしの弱い絡まりを効率的に解くと共に、毛髪の流れを効果的に整えることができる。第1大突起17の長さL7(図4参照)は、第1小突起15の長さL3(図4参照)に対して好ましくは85%以上、より好ましくは95%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは100%以下であり、また好ましくは85%以上100%以下、より好ましくは95%以上100%以下である。
ブラッシング時に突起と毛髪が接触することによる抵抗力をより低減する観点から、第1小突起15の曲げ剛性は、好ましくは0.04N以上、より好ましくは0.05N以上であり、また好ましくは0.13N以下、より好ましくは0.1N以下、さらに好ましくは0.08N以下であり、また好ましくは0.04N以上0.13N以下、より好ましくは0.04N以上0.1N以下、さらに好ましくは0.05N以上0.08N以下である。
上記と同様の観点から、第1大突起17の曲げ剛性は、第1小突起15の曲げ剛性に対して好ましくは130%以上、より好ましくは150%以上であり、また好ましくは230%以下、より好ましくは200%以下であり、また好ましくは130%以上230%以下、より好ましくは150%以上200%以下である。
ブラッシング時の前記抵抗力をより低減すると共に、ブラッシング性能を向上させる観点から、第2突起16の曲げ剛性は、第1小突起15の曲げ剛性に対して好ましくは200%以上、より好ましくは250%以上であり、また好ましくは450%以下、より好ましくは350%以下であり、また好ましくは200%以上450%以下、より好ましくは250%以上350%以下である。
突起の曲げ剛性(N)は、フォースゲージ(日本電産シンポ社製)用い、下記の方法で測定することができる。
フォースゲージ(日本電産シンポ社製、品番FGP-5)を用いて、1本の突起Prの先端に6mmφの端子を当接させ、測定環境20℃、65%RH、速度30mm/minで、突起Prがその突出方向に対して曲がるように、荷重を水平方向に負荷させて、該突起Prを撓ませる(図5参照)。この際、突起Prの先端の移動距離が水平方向に10mmとなるまで、突起Prに荷重を負荷したときの最大強度を測定する。前記最大強度は3本の突起Prについて測定し、その平均値を曲げ剛性とする。
上記と同様の観点から、第1小突起列J1中の第1小突起15の配置ピッチP3(図6参照)は、好ましくは3mm以上、より好ましくは4mm以上であり、また好ましくは7mm以下、より好ましくは6.5mm以下であり、また好ましくは3mm以上7mm以下、より好ましくは4mm以上6.5mm以下である。第1小突起列J1中の第1小突起15の配置ピッチP3は、第1小突起列J1中の長手方向Xに隣り合う第1小突起15の中心間の距離である。第1小突起列J1と第1大突起列J5との離間距離は、第1小突起列J1の配置ピッチP1と同じであることが好ましい。また、ヘアブラシが第1大突起列J5を複数列有する場合、第1大突起列J5の配置ピッチ、即ち、幅方向Yに隣り合う第1大突起列J5間の離間距離は、第1小突起列J1の配置ピッチP1と同じであることが好ましい。第1大突起列J5中の第1大突起17の配置ピッチは、第1小突起列J1中の第1小突起15の配置ピッチP3と同じ範囲であることが好ましい。第1大突起列J5中の第1大突起17の配置ピッチは、第1大突起列J5中の長手方向Xに隣り合う第1大突起17の中心間の距離である。
また、第1大突起列J5は、幅方向Yにおいて隣り合う第1小突起列J1に対し、第1大突起17の配置位置が、長手方向Xに半ピッチ分ずれている。このように、細突起領域A1において第1突起は、第1大突起17も含めて千鳥状に配置されていることが好ましい。
なお、上述した第1突起列の配置ピッチ、及び第1突起列J1中の第1突起の配置ピッチは、ブラシ面13を平面視したときの、第1突起の先端の中心どうしの離間距離である。
ブラシ基部13aのブラシ面13には、第1突起15,17が立設される植毛穴18が長手方向X及び幅方向Yに分散した状態に複数形成されており、該植毛穴18から突起15,17が突出している。ブラシ面13に形成される植毛穴18は、図7(a)に示すように、有底の凹陥部であってもよく、図7(b)及び(c)に示すようにブラシ基部13aをその厚み方向に貫通する貫通孔であってもよい。植毛穴18が前記凹陥部である場合、図7(a)に示すように、該凹陥部に棒状体を平線19で2つ折りにして形成された突起が立設されていてもよい。この場合、毛髪の引っ掛かりをより抑制する観点から、突起は、平線19を用いて、折り部の片側のみが植毛穴18から突出するように固定された棒状体から形成されていることが好ましい。平線19としては、真鍮等の金属で形成されたものが挙げられる。また、植毛穴18が前記貫通孔である場合、該貫通孔に棒状体を挿入することにより、突起が立設されていてもよい。この場合、突起は、図7(b)に示すように、該突起のブラシ面13とは反対側の端部に形成された留め部21によって固定されていてもよく、図7(c)に示すように、突起のブラシ面13とは反対側の端部が固定部23によって固定されていてもよい。留め部21及び固定部23としては、突起の形成材料と同じ材料からなるものを用いることが好ましい。
剛性をより高める観点から、第2突起16は、先端に向けて先細りの形状であることが好ましい。このような形状としては、例えば円錐台状、角錐台状等が挙げられる。
ブラシ基部13aは、ヘッド基部12aの装着開口12bの開口形状に略一致する平面視矩形形状を有している。
例えば、上述した実施形態におけるブラシ面13は平坦であったが、図8に示すヘアブラシ10aのように、ブラシ面13は、幅方向Yに沿う断面において、突起の突出方向に突出するように湾曲していてもよい。
また、上述した実施形態における第1突起15,17はその先端に球状体15a,17aを有していたが、図8に示すように、第1突起15,17はその先端に球状体15a,17aを有していなくともよい。
また、上述した実施形態における第2突起16はその先端に球状体16aを有していなかったが、図8に示すように、第2突起16はその先端に球状体16aを有していてもよい。
実施例1として、下記表3に示す棒状突起が立設されたブラシ面と、該ブラシ面を有するヘッド部と、柄とを有するヘアブラシを製造した。また、実施例1のヘアブラシとして、第1小突起及び第1大突起を複数有する第1突起領域の全域に、細突起領域が形成されたものを作製した。ブラシ面は、幅方向の長さが60mmであり、長手方向の長さが60mmであった。各棒状突起は、長手方向及び幅方向に互いに離間させ、且つ千鳥状に設けた。第1小突起の幅方向における配置ピッチP1、及び第1小突起の長手方向における配置ピッチP3を下記表3に示す。ブラシ面には、第1小突起がヘアブラシの長手方向に9本直列した第1小突起列を8列設け、更に第1小突起の幅方向外方の両側にそれぞれ第1大突起がヘアブラシの長手方向に9本直列した第1大突起列を1列設けた。また、第1突起領域の幅方向外方の両側それぞれに、即ち第1大突起列の幅方向外側に、第2突起がヘアブラシの長手方向に9本直列した第2突起列を3列設けた。即ち、第1大突起列は、幅方向において第1小突起列と第2突起列との間に配置した。第1小突起列と第1大突起列との幅方向における離間距離を3mmとし、第1大突起列と第2突起列との幅方向における離間距離を6mmとし、第2突起列間の幅方向における離間距離を3mmとした。第1小突起及び第1大突起は、ナイロン樹脂を用いて作製し、第2突起はポリエステル系エラストマー樹脂を用いて射出成形によって作製した。ヘアブラシの基台本体及びブラシ基部は、アクリル樹脂を用いて射出成形によって作製した。各棒状突起は、図7(b)に示す突起と同様に、植毛穴である貫通孔に棒状体を挿入し、該棒状体におけるブラシ面とは反対側の端部を加熱して留め部を形成することによって固定した。
ブラシ面の幅方向の長さを30mmとし、第1小突起の断面積を0.27mm2とし、さらに第2突起及び第1大突起を設けなかった以外は、実施例1と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起の断面積を0.18mm2とした以外は、実施例2と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第2突起を設けなかった以外は、実施例1と同様にして、ヘアブラシを作成した。
第1小突起がヘアブラシの長手方向に9本直列した第1小突起列を4列設け、細突起領域の幅方向の長さを短くした以外は、実施例2と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起の幅方向における配置ピッチP1を変更した以外は、実施例3と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起の断面積を0.09mm2とした以外は、実施例4と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起の断面積を変更した以外は、実施例2と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起がヘアブラシの長手方向に8本直列した第1小突起列を4列設け、第1小突起列の幅方向における配置ピッチP1を変更した以外は、実施例2と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起がヘアブラシの長手方向に18本直列した第1小突起列を16列設け、第1小突起の長手方向における配置ピッチP3を変更し、さらに第1大突起を設けなかった以外は、実施例4と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起がヘアブラシの長手方向に9本直列した第1小突起列を8列設け、第1小突起列の幅方向における配置ピッチP1、及び第1小突起列中の第1小突起の長手方向における配置ピッチP3を変更した以外は、比較例6と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起の断面積を0.09mm2とした以外は、比較例7と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起がヘアブラシの長手方向に9本直列した第1小突起列を8列設けた以外は、比較例6と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起の断面積を0.33mm2とした以外は、比較例7と同様にして、ヘアブラシを作製した。
第1小突起の断面積を0.33mm2とした以外は、比較例9と同様にして、ヘアブラシを作製した。
化学的処理履歴の無い日本人黒髪直毛で重さ40g、長さ35cm、幅5.5cmの毛束(トレス)を、市販のブリーチ剤(花王株式会社製、泡カラーハイブリーチ、1剤と2剤の混合比:1対2)でブリーチ処理した。このブリーチ処理として、以下の第1~第3工程を行った。
第1工程:毛束と同質量の前記ブリーチ剤を該毛束に塗布し、30分間室温で処理した後、40℃の水道水で30秒間すすぎ流した。
第2工程:次いで、毛束に、下記表1に処方を示すモデルシャンプーを3.0g塗布して30秒間泡立てて洗浄し、該毛束を40℃の水道水で1分間すすぎ流した。
第3工程:次いで、毛束に対しタオルドライを行い、該毛束をドライヤー(TESCOM社製、商品名「NB1902」、600W温風)で、第1工程前の初期の乾燥状態の毛束重量と同等となるように完全に乾かした。ドライヤーによる乾燥は、毛束とドライヤー送風口との離間距離を10cmとし、乾燥時間を6分間とした。
前記ブリーチ処理を3回行った毛束を、評価用毛束とし、下記のブラッシング時の抵抗性及び毛髪の絡まり性について評価した。
評価用毛束を、40℃の流水(水道水)で30秒間濡らした後、表1に示すモデルシャンプーを3.0g塗布し、30秒間泡立てて洗浄し、さらに40℃流水で1分間すすぎ流した。この評価用毛束に対し、下記表2に示すモデルコンディショナーを3.0g塗布し、30秒間なじませた後、40℃の流水で1分間すすいで、水を指で軽く切り、タオルで30秒間拭いた。
5点:ブラッシング時の抵抗が弱い。
4点:ブラッシング時の抵抗がやや弱い。
3点:ブラッシング時の抵抗を感じる。
2点:ブラッシング時の抵抗がやや強い。
1点:ブラッシング時の抵抗が強い。
5点:指どおりが良好であり、毛髪の絡まりが残っていない。
4点:指どおりがやや良好であり、毛髪の絡まりがほぼ残っていない。
3点:毛髪の引っ掛かりを弱く感じる程度に、毛髪の絡まりがやや残っている。
2点:毛髪の引っ掛かりを感じる程度に、毛髪の絡まりが残っている。
1点:毛髪の引っ掛かりを強く感じる程度に、毛髪の絡まりが残っている。
11 基台本体
12 ヘッド部
12a ヘッド基部
12b 装着開口
12c 柄
13 ブラシ面
13a ブラシ基部
15 第1小突起
16 第2突起
17 第1大突起
18 植毛穴
A 第1突起領域
A1 細突起領域
B 太突起領域
F 仮領域
X 長手方向
Y 幅方向
Claims (4)
- 棒状突起が立設されたブラシ面を有するヘッド部と柄とを有するヘアブラシであって、
前記ブラシ面は、長手方向及び該長手方向と直交する幅方向を有しており、
前記ブラシ面に、断面積が0.18mm2以上0.30mm2以下であり且つ同じ高さの複数の第1突起が、相互間に間隔を設けて1本ずつ独立した状態で設けられた第1突起領域を有しており、
前記第1突起領域は、前記第1突起が10mm四方当り6本以上10本以下の存在密度で設けられた細突起領域を有しており、
前記細突起領域は、前記幅方向の中央域に形成され、該細突起領域の前記幅方向の長さが、前記ブラシ面の前記幅方向の全長に対して20%以上93%以下であり、
前記第1突起の曲げ剛性が、0.04N以上0.13N以下である、ヘアブラシ。 - 前記第1突起領域は、前記長手方向に延びて形成されている、請求項1に記載のヘアブラシ。
- 前記幅方向において前記第1突起領域を挟む両側それぞれに、断面積が0.30mm2超の複数の突起が設けられた太突起領域を有している、請求項1又は2に記載のヘアブラシ。
- 前記細突起領域において、第1突起が前記長手方向に直列した第1突起列を前記幅方向に複数列有しており、
前記第1突起列の配置ピッチが2mm以上5mm以下であり、
前記第1突起列中の前記第1突起の配置ピッチが3mm以上7mm以下であり、且つ隣り合う前記第1突起列の前記第1突起の前記長手方向の位置が半ピッチ分ずれている、請求項1~3の何れか1項に記載のヘアブラシ。
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