JP2017188005A - 数値制御装置と制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】次の工具交換までの時間に応じて工具交換装置を駆動するモータの電源を自動で切断できる数値制御装置と制御方法を提供する。
【解決手段】数値制御装置のCPUは、NCプログラム読込時に、NCプログラムを構成する複数のブロックの夫々のブロック処理時間とブロック種類を対応づけたブロック情報を作成する。CPUはNCプログラム実行開始後、マガジンモータ電源制御処理を実行する。CPUはNCプログラムを一ブロック読み込み(S21)、工具交換指令検索処理を実行する(S27)。該処理では、CPUは直近の工具交換指令のブロック実行開始までのブロックのブロック処理時間を積算する。該積算時間が所定時間以上の場合(S30:YES)、次の工具交換までの間隔が長いので、CPUはマガジンモータの電源を切断する(S32)。それ故、CPUはマガジンモータの消費電力を節約できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、数値制御装置と制御方法に関する。
数値制御装置はNCプログラムに基づき工作機械の動作を制御する。工作機械は工具交換装置を備える。工具交換装置は工作機械の主軸の工具交換を行う。工具交換装置はマガジンモータで駆動する。数値制御装置はNCプログラム中の工具交換指令を解釈した時、マガジンモータを駆動し工具交換を実行する。工作機械が被削材を加工する間、工具交換装置は動作しない。特許文献1に記載の数値制御装置は、工作機械が被削材を加工する間、工具交換装置(ロボット)を休止することで、工具交換装置の電力消費を抑制する。NCプログラムは必要箇所に休止指令を予め登録する。休止指令は被削材加工前の状態であることを通知する為の指令である。数値制御装置はNCプログラムの実行中に休止指令を解析した時、被削材加工前であると判断し、工具交換装置の電源を遮断する。
特開2010−176503号公報
工具交換装置を休止する時刻は、工具交換装置の電源を投入してから起動するまでに必要な時間を考慮すると、次の工具交換までの間隔の長短に応じて決定する必要がある。使用者は工具交換装置を休止する時刻を決定し、NCプログラムの必要箇所に休止指令を予め登録する必要があるので手間であった。
本発明の目的は、次の工具交換までの時間に応じて工具交換装置を駆動するモータの電源を自動で切断できる数値制御装置と制御方法を提供することである。
請求項1に係る数値制御装置は、制御指令を有する複数のブロックで構成したNCプログラムに基づき、工具と被削材の相対移動により前記被削材の切削加工を行う機械の動作と、前記機械の主軸に装着する前記工具の工具交換を行う工具交換装置の動作を制御する数値制御装置において、前記NCプログラムの読込時に、前記複数のブロックの夫々の処理時間と、前記複数のブロックの夫々の前記制御指令の種類とを判定する判定手段と、前記判定手段が判定した前記複数のブロックの夫々の前記処理時間と前記種類の情報であるブロック情報を記憶する記憶手段と、前記NCプログラムの実行開始後、前記記憶手段が記憶した前記ブロック情報に基づき、現在実行を開始するブロックである実行ブロック以降で且つ直近のブロックであって、前記工具交換を指示する前記制御指令である工具交換指令を有する工具交換ブロックを検索する検索手段と、前記実行ブロックの実行開始から前記検索手段が検索した前記工具交換ブロックの実行開始までの各ブロックの前記処理時間を積算する積算手段と、前記積算手段が積算した前記処理時間が所定時間以上の場合、前記工具交換装置を駆動するモータの電源を切断する切断手段とを備えたことを特徴とする。それ故、数値制御装置は、次の工具交換までの間隔が長い場合にモータの電源を切断するので、消費電力を抑制できる。
請求項2に係る数値制御装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記切断手段が前記モータの電源を切断した後、前記工具交換ブロックの実行開始より少なくとも前記モータの起動に必要な起動時間前に、前記モータの電源を投入する投入手段を備えたこと
を特徴とする。数値制御装置はモータの電源を切断した後、工具交換ブロックの実行開始より少なくとも所定時間前にモータの電源を投入するので、モータを確実に起動してから工具交換装置による工具交換を実行できる。
請求項3に係る数値制御装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記投入手段は、前記工具交換ブロックの実行開始よりも前記起動時間前のブロックの実行開始前に前記電源を投入することを特徴とする。数値制御装置はモータの電源の切断と投入のタイミングをブロック単位で行うので、制御が容易である。
請求項4に係る数値制御装置は、請求項1から3の何れかに記載の発明の構成に加え、前記所定時間は、少なくとも前記モータの起動に必要な起動時間よりも長く、前記切断手段は、前記積算手段が積算した前記処理時間が前記所定時間未満の場合、前記モータの電源を切断しないことを特徴とする。数値制御装置はモータの電源を切断した後であっても、工具交換の前にはモータを確実に起動できるので工具交換を速やかに実行できる。
請求項5に係る制御方法は、工具を装着する主軸の工具交換を行う工具交換装置を備え、制御指令を有する複数のブロックで構成したNCプログラムに基づき、前記工具と被削材の相対移動により、前記被削材の切削加工を行う機械の動作を制御する数値制御装置の制御方法において、前記NCプログラムの読込時に、前記複数のブロックの夫々の処理時間と、前記複数のブロックの夫々の前記制御指令の種類とを判定する判定工程と、前記判定工程で判定した前記複数のブロックの夫々の前記処理時間と前記種類の情報であるブロック情報を記憶する記憶工程と、前記NCプログラムの実行開始後、前記記憶工程で記憶した前記ブロック情報に基づき、現在実行を開始するブロックである実行ブロック以降で且つ直近のブロックであって、前記工具交換を指示する前記制御指令である工具交換指令を有する工具交換ブロックを検索する検索工程と、前記実行ブロックの実行開始から前記検索工程で検索した前記工具交換ブロックの実行開始までの各ブロックの前記処理時間を積算する積算工程と、前記積算工程で積算した前記処理時間が所定時間以上の場合、前記工具交換装置を駆動するモータの電源を切断する切断工程とを備えたことを特徴とする。数値制御装置は上記方法を行うことで請求項1に記載の効果を得ることができる。
工作機械1の斜視図。 数値制御装置30と工作機械1の電気的構成を示すブロック図。 RAM33の各種記憶領域を示す概念図。 NCプログラムP1の図。 ブロック情報3311の概念図。 ブロック情報作成処理の流れ図。 マガジンモータ電源制御処理(第一実施形態)の流れ図。 工具交換指令検索処理の流れ図。 N01〜N09までのブロック処理時間とマガジンモータの電源投入と切断の時刻を示す時間図。 RAM133の各種記憶領域を示す概念図。 タイマ処理の流れ図。 マガジンモータ電源制御処理(第二実施形態)の流れ図。 第二実施形態におけるN01〜N09までのブロック処理時間とマガジンモータの電源投入と切断の時刻を示す時間図。
図1〜図9を参照し、本発明の第一実施形態を説明する。以下説明は、図1中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。工作機械1の左右方向、前後方向、上下方向は夫々工作機械1のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向である。図1に示す工作機械1は主軸9に装着した工具4を回転し、テーブル13上面に保持した被削材3に切削加工を施す機械である。数値制御装置30(図2参照)は工作機械1の動作を制御するものである。
図1を参照し工作機械1の構造を説明する。工作機械1は、基台2、コラム5、主軸ヘッド7、主軸9、テーブル装置10、工具交換装置20、制御箱6、操作パネル15(図2参照)等を備える。基台2は金属製の略直方体状の土台である。コラム5は基台2上部後方に立設する。主軸ヘッド7はコラム5前面に沿ってZ軸方向に移動可能に設ける。主軸ヘッド7は内部に主軸9を回転可能に支持する。主軸9は主軸ヘッド7下部に装着穴(図示略)を有する。主軸9は該装着穴に工具4を装着し、主軸モータ52(図2参照)の駆動で回転する。主軸モータ52は主軸ヘッド7に設ける。主軸ヘッド7はコラム5前面に設けたZ軸移動機構(図示略)でZ軸方向に移動する。数値制御装置30はZ軸モータ51の駆動を制御することで、主軸ヘッド7をZ軸方向に移動制御する。
テーブル装置10は、Y軸移動機構(図示略)、Y軸テーブル12、X軸移動機構(図示略)、テーブル13等を備える。Y軸移動機構は基台2上面前側に設け、一対のY軸レール、Y軸ボール螺子、Y軸モータ54(図2参照)等を備える。一対のY軸レールとY軸ボール螺子はY軸方向に延びる。一対のY軸レールは上面にY軸テーブル12をY軸方向に案内する。Y軸テーブル12は略直方体状に形成し、底部外面にナット(図示略)を備える。該ナットはY軸ボール螺子に螺合する。Y軸モータ54がY軸ボール螺子を回転すると、Y軸テーブル12はナットと共に一対のY軸レールに沿って移動する。故にY軸移動機構はY軸テーブル12をY軸方向に移動可能に支持する。
X軸移動機構はY軸テーブル12上面に設け、一対のX軸レール(図示略)、X軸ボール螺子(図示略)、X軸モータ53(図2参照)等を備える。X軸レールとX軸ボール螺子はX軸方向に延びる。テーブル13は平面視矩形板状に形成し、Y軸テーブル12上面に設ける。テーブル13は底部にナット(図示略)を備える。該ナットはX軸ボール螺子に螺合する。X軸モータ53がX軸ボール螺子を回転すると、テーブル13はナットと共に一対のX軸レールに沿って移動する。故にX軸移動機構はテーブル13をX軸方向に移動可能に支持する。故にテーブル13は、Y軸移動機構、Y軸テーブル12、X軸移動機構により、基台2上をX軸方向とY軸方向に移動可能である。
工具交換装置20は主軸ヘッド7の前側に設け、円盤型の工具マガジン21を備える。工具マガジン21は外周に複数の工具(図示略)を放射状に保持し、マガジンモータ55(図2参照)の駆動により、工具交換指令が指示する工具を工具交換位置に位置決めする。工具交換指令はNCプログラムで指令する。工具交換位置は工具マガジン21の最下部位置である。工具交換装置20は主軸9に装着する工具4と工具交換位置にある工具とを入れ替え交換する。
制御箱6は数値制御装置30(図2参照)を格納する。数値制御装置30は、工作機械1に設けたZ軸モータ51、主軸モータ52、X軸モータ53、Y軸モータ54を夫々制御し、テーブル13上に保持した被削材3と主軸9に装着した工具4を相対移動することで各種加工を被削材3に施す。各種加工とは、例えばドリル、タップ等を用いた穴空け加工、エンドミル、フライス等を用いた側面加工等である。
操作パネル15は例えば工作機械1を覆うカバー(図示略)の外壁に設ける。操作パネル15は入力部16と表示部17(図2参照)を備える。入力部16は各種情報、操作指示等の入力を受け付け、後述する数値制御装置30に出力する。表示部17は後述する数値制御装置30からの指令に基づき、各種画面を表示する。
図2を参照し、数値制御装置30と工作機械1の電気的構成を説明する。数値制御装置30と工作機械1は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶装置34、入出力部35、駆動回路51A〜55A等を備える。CPU31は数値制御装置30を統括制御する。ROM32は、メインプログラム、ブロック情報作成プログラム、マガジンモータ電源制御プログラム、工具交換指令検索プログラム等を記憶する。メインプログラムは、メイン処理を実行する。メイン処理はNCプログラムを一ブロックずつ読み込んで各種動作を実行するものである。NCプログラムは各種制御指令を含む複数ブロックで構成し、工作機械1の軸移動、工具交換等を含む各種動作をブロック単位で制御するものである。ブロック情報作成プログラムは、後述するブロック情報作成処理(図6参照)を実行するものである。マガジンモータ電源制御プログラムは、後述するマガジンモータ電源制御処理(図7参照)を実行するものである。工具交換指令検索プログラムは、マガジンモータ電源制御処理のサブプログラムであり、後述する工具交換指令検索処理(図8参照)を実行するものである。RAM33は後述する各種記憶領域(図3参照)を有し、各種情報を一時的に記憶する。記憶装置34は不揮発性であり、NCプログラム等の各種情報を記憶する。CPU31は作業者が操作パネル15の入力部16で入力したNCプログラムに加え、外部入力で読み込んだNCプログラム等を記憶装置34に記憶できる。
駆動回路51AはZ軸モータ51とエンコーダ51Bに接続する。駆動回路52Aは主軸モータ52とエンコーダ52Bに接続する。駆動回路53AはX軸モータ53とエンコーダ53Bに接続する。駆動回路54AはY軸モータ54とエンコーダ54Bに接続する。駆動回路55Aはマガジンモータ55とエンコーダ55Bに接続する。Z軸モータ51、主軸モータ52、X軸モータ53、Y軸モータ54、マガジンモータ55は何れもサーボモータである。駆動回路51A〜55AはCPU31から指令を受け、対応する各モータ51〜55に駆動電流を夫々出力する。駆動回路51A〜55Aはエンコーダ51B〜55Bからフィードバック信号を受け、位置と速度のフィードバック制御を行う。入出力部35は操作パネル15の入力部16と表示部17に夫々接続する。
図3を参照し、RAM33の各種記憶領域を説明する。RAM33は、ブロック情報記憶領域331、積算時間記憶領域332等を備える。ブロック情報記憶領域331は、NCプログラムに基づき作成した後述するブロック情報3311(図5参照)を記憶する。積算時間記憶領域332は、NCプログラムにおける実行ブロックの実行開始から工具交換ブロックの実行開始までの各ブロックのブロック処理時間を積算した時間(以下積算時間と呼ぶ)を記憶する。実行ブロックとは、NCプログラムで実行するブロックである。工具交換ブロックとは、工具交換指令(G100)を含むブロックである。
図4を参照し、NCプログラムP1を説明する。NCプログラムP1は一般的なNCプログラムの一例であり、N01〜Nnブロックで構成する。工具4又は主軸9の位置を示すx、y、z座標はワーク座標であり、絶対位置座標を示し、単位はmmである。N01のG0X−100.Y−100.;は(X,Y)=(−100,−100)への早送り指令である。N02のG4X1.0;は、1.0秒待機するドウエル指令である。N03のG100T1X−150.Y−150.Z200.;は、工具T1への工具交換指令と、(X,Y,Z)=(−150,−150,200)への位置決め指令である。N04のM140;は信号出力指令であり、例えば確認信号を通信相手先(例えば駆動回路51A〜55A等)に出力してOK信号を通信相手先から受信して確認した場合に次の処理に進む指令である。例えば確認信号を出力してから規定時間が経過するまでにOK信号を受信しない、又は確認できなかった場合、CPU31はエラーを出力し、例えば工作機械1の動作を停止する。規定時間は信号出力確認時間として、ROM32又は記憶装置34等に予め設定すればよい。
N05のG0X−120.;はX=−120への早送り指令である。N06のG1X−200F10000;は送り速度=10000mm/minでX=−200への切削移動指令である。N07のG4X00.5;は0.5秒待機するドウエル指令である。N08のG0Y−100.;はY=−100への早送り指令である。N09のG100T2X−200.Y−200.Z300.は工具T2への工具交換指令と、(X,Y,Z)=(−200,−200,300)への位置決め指令である。N10のG01Z250.F2000は送り速度=2000mm/minで、Z=250への切削移動指令である。NnのM30は終了指令である。
図5を参照し、ブロック情報3311を説明する。ブロック情報3311は、図4に示すNCプログラムP1のブロック情報であり、ブロック番号(N)、ブロック処理時間、ブロック種類を対応づけた情報である。ブロック処理時間は、NCプログラムP1の各ブロックの処理時間である。ブロック種類は、NCプログラムP1の各ブロックの種類である。N01のブロック処理時間は0.2秒、ブロック種類はG0(早送り指令)である。N02のブロック処理時間は1秒、ブロック種類はG4(ドウエル指令)である。N03のブロック処理時間は空欄(−)、ブロック種類はG100(工具交換指令)である。N04のブロック処理時間は0.5秒、ブロック種類はM140(信号出力指令)である。
N05のブロック処理時間は0.15秒、ブロック種類はG0である。N06のブロック処理時間は1秒、ブロック種類はG1である。N07のブロック処理時間は0.5秒、ブロック種類はG4である。N08のブロック処理時間は0.25秒、ブロック種類はG0である。N09のブロック処理時間は空欄(−)、ブロック種類はG100である。N10のブロック処理時間は1.25秒、ブロック種類はG1である。Nnのブロック処理時間は空欄(−)、ブロック種類はM30(終了指令)である。CPU31は、後述するブロック情報作成処理(図6参照)を実行することで、ブロック情報3311を作成する。ブロック処理時間の算出方法は後述する。
図6を参照し、ブロック情報作成処理を説明する。CPU31は記憶装置34からNCプログラムを読み込む時、ROM32からブロック情報作成プログラムを読み込んで本処理を実行する。本実施形態は、図4に示すNCプログラムP1の読込時を例に説明する。
CPU31はNCプログラムP1を一ブロック読み込む(S1)。CPU31は読み込んだブロックが工具交換指令か否か判断する(S2)。N01は工具交換指令では無いので(S2:NO)、CPU31は読み込んだブロックが軸移動指令か否か判断する(S3)。軸移動指令は、例えば早送り指令、切削移動指令、位置決め指令等を含む。切削移動指令は、例えばタップ、ドリル等の穴空け指令、フライス、エンドミル等の側面加工指令等の固定サイクル指令を含む。N01の早送り指令は軸移動指令であるので(S3:YES)、CPU31は予め設定した送り速度に基づき、軸移動(早送り)の始点から終点までの移動時間(例えば0.2秒)を算出し、ブロック情報3311におけるN01のブロック処理時間に登録する(S9)。CPU31はブロック情報3311におけるN01のブロック種類にG0を登録する(S13)。なお、本実施形態はブロック種類にGコード、Mコード等の制御コードを登録するがこれ以外でもよく、例えばブロック種類を識別可能な識別コードを登録するようにしてもよい。CPU31はブロック情報3311に登録するブロックを次へ移動する(S14)。CPU31は次に読み込むブロックを選択する(S15)。
CPU31はS1に戻り、次ブロックのN02を読み込む。N02は工具交換指令、軸移動指令の何れでも無いので(S2:NO、S3:NO)、CPU31はN02がドウエル指令か否か判断する(S4)。N02はドウエル指令であるので(S4:YES)、CPU31はドウエル指令に設定する待機時間(例えば1秒)を、ブロック情報3311におけるN02のブロック処理時間に登録する(S10)。CPU31はブロック情報3311におけるN02のブロック種類にG04を登録する(S13)。CPU31はブロック情報3311に登録するブロックを次へ移動する(S14)。CPU31は次に読み込むブロックを選択する(S15)。
CPU31はS1に戻り、次ブロックのN03を読み込む。N03は工具交換指令である(S2:YES)。本実施形態は、実行ブロックの実行開始から直近の工具交換ブロックまでの各ブロックのブロック処理時間を必要とするので、工具交換ブロックのブロック処理時間は必要ない。それ故、CPU31はブロック情報3311におけるN03のブロック処理時間を空欄にする(S8)。CPU31はブロック情報3311に登録するブロックを次へ移動する(S14)。CPU31は次に読み込むブロックを選択する(S15)。
CPU31はS1に戻り、次ブロックのN04を読み込む。N04は工具交換指令、軸移動指令、ドウエル指令の何れでも無いので(S2:NO、S3:NO、S4:NO)、CPU31は読み込んだブロックが信号出力指令か否か判断する(S6)。N04は信号出力指令であるので(S6:YES)、CPU31はROM32又は記憶装置34に予め設定する信号出力確認時間(例えば0.25秒)を、ブロック情報3311におけるN04のブロック処理時間に登録する(S12)。CPU31はブロック情報3311におけるN04のブロック種類にM140を登録する(S13)。CPU31はブロック情報3311に登録するブロックを次へ移動する(S14)。CPU31は次に読み込むブロックを選択する(S15)。CPU31はS1に戻り、N05以降についても上記同様に処理を実行する。
S1の処理で読み込んだブロックが工具交換指令、軸移動指令、ドウエル指令、信号出力指令の何れでも無い場合(S2:NO、S3:NO、S4:NO、S6:NO)、CPU31は終了指令か否か判断する(S7)。Nnは終了指令であるので(S7:YES)、CPU31は本処理を終了する。ブロック情報3311の作成は完了する。なお、読み込んだブロックが、上記の工具交換指令、軸移動指令、ドウエル指令、信号出力指令以外の制御指令の場合、CPU31は、ブロック処理時間に0を登録してもよい。
図7〜図9を参照し、マガジンモータ電源制御処理を説明する。CPU31は記憶装置34から読み込んだNCプログラムの実行時に、ROM32からマガジンモータ制御プログラムを読み込んで本処理を実行する。本実施形態は図4に示すNCプログラムP1の実行時を例に説明する。本処理実行開始時、RAM33は、図5に示すブロック情報3311をブロック情報記憶領域331に記憶する。CPU31は本処理実行開始時に、RAM33の積算時間記憶領域332(以下RAM33と呼ぶ)に記憶する積算時間を0に初期化する。
図7に示す如く、CPU31はNCプログラムP1を一ブロック読み込む(S21)。CPU31は読み込んだブロックが終了指令か否か判断する(S22)。N01は早送り指令であり、終了指令では無いので(S22:NO)、CPU31は読み込んだブロックが工具交換指令か否か判断する(S23)。N01は工具交換指令では無いので(S23:NO)、CPU31はRAM33に記憶する積算時間は0か否か判断する(S24)。積算時間は0であるので(S24:YES)、CPU31は、RAM33に記憶するブロック情報3311から、N01のブロック処理時間である0.2秒を取得する(S25)。CPU31は取得したブロック処理時間をRAM33に加算する(S26)。積算時間は0.2秒となり、t0〜t1までの時間(図9参照)となる。CPU31はROM32から工具交換指令検索プログラムを読出し、工具交換検索処理を実行する(S27)。
図8を参照し、工具交換指令検索処理を説明する。CPU31はRAM33に記憶するブロック情報3311から、次ブロックのブロック情報を読み取る(S41)。CPU31は次ブロックは終了指令か否か判断する(S42)。終了指令の場合(S42:YES)、CPU31は本処理を終了し、図7のS30に処理を進める。
次ブロックのN02はG4のドウエル指令であり、終了指令では無いので(S42:NO)、CPU31は、N02は工具交換指令か否か判断する(S43)。N02は工具交換指令では無いので(S43:NO)、CPU31は取得した次ブロックのブロック処理時間(1秒)を、RAM33に記憶する積算時間に加算する(S44)。積算時間は、0.2+1=1.2秒となり、t0〜t2までの時間(図9参照)となる。CPU41は、さらに次ブロックであるN03のブロック情報を、ブロック情報3311から読み取り(S45)、S42の処理に戻る。読み取った次ブロックのN03は工具交換指令であるので(S42:NO、S43:YES)、CPU31は本処理を終了し、図7のS30に処理を進める。
図7に戻り、CPU31は、RAM33に記憶する積算時間は所定時間以上か否か判断する(S30)。所定時間は、少なくともマガジンモータ55の起動時間よりも長い時間であるのが好ましく、本実施形態では0.5秒とする。積算時間はt0〜t2までの1.2秒であり、0.5秒以上であるので(S30:YES)、CPU41は、次ブロックは工具交換指令か否か判断する(S31)。次ブロックの種類はドウエル指令であるので(S31:NO)、CPU31はt0でマガジンモータ55の電源を切断する(S32)。それ故、数値制御装置30は次の工具交換までのマガジンモータ55の消費電力を節約できる。
CPU31はN02を読み込む(S21)。N02はドウエル指令であるので(S22:NO、S23:NO)、CPU31は、RAM33に記憶する積算時間は0か否か判断する(S24)。積算時間は1.2秒であり、0では無いので(S24:NO)、CPU31は、積算時間から前ブロックであるN01のブロック処理時間(0.2秒)を差し引く(S29)。それ故、積算時間は1.2−0.2=1.0秒となり、t1〜t2までの時間(図9参照)となる。CPU31は、積算時間は所定時間以上か否か判断する(S30)。積算時間はt1〜t2までの1.0秒であり、0.5秒以上であるので(S30:YES)、CPU31は、次ブロックは工具交換指令か否か判断する(S31)。次ブロックのN03は工具交換指令であるので(S31:YES)、N03で工具交換を実行する為、CPU31はt1で、マガジンモータ55の電源を投入する(S33)。それ故、CPU31は、工具交換ブロックの実行開始よりも起動時間前であるブロックの実行開始前に、マガジンモータ55の電源を投入できる。
CPU31はN03を読み込む(S21)。N03は工具交換指令であるので(S22:NO、S23:YES)、CPU31はRAM33に記憶する積算時間を0に初期化する(S28)。CPU31は、積算時間は所定時間以上か否か判断する(S30)。積算時間は0であるので(S30:NO)、CPU31は引き続き、マガジンモータ55の電源を投入した状態にする(S32)。N03の前ブロックであるN02で、マガジンモータ55の電源を先に投入するので、数値制御装置30はN03で工具交換を速やかに実行できる。
CPU31はN04を読み込む(S21)。N04は信号出力指令であるので(S22:NO、S23:NO)、CPU31は、RAM33に記憶する積算時間は0か否か判断する(S24)。積算時間は0であるので(S24:YES)、CPU31はRAM33に記憶するブロック情報3311から、読み込んだN04のブロック処理時間(0.5秒)を取得し(S25)、積算時間記憶領域332に加算する(S26)。積算時間は0.5秒となり、t3〜t4までの時間(図9参照)となる。CPU31はROM32から工具交換指令検索プログラムを読出し、上記と同様に、工具交換検索処理を実行する(S27)。
図8に示す如く、CPU31は、RAM33に記憶するブロック情報3311から、次ブロックのN05のブロック情報を読み取る(S41)。読み取ったN05はドウエル指令であり、終了指令及び工具交換指令の何れでも無いので、(S42:NO、S43:NO)、CPU31はN05のブロック処理時間(0.15秒)を、RAM33に記憶する積算時間に加算する(S44)。積算時間は0.5+0.15=0.65秒となり、t3〜t5までの時間(図9参照)となる。CPU41は、次ブロックのブロック情報をブロック情報3311から読み取り(S45)、S42に戻って処理を繰り返す。
N05〜N08は終了指令、工具交換指令では無いので(S42:NO、S43:NO)、CPU31はN05〜N08についてS44の処理を実行することで、RAM33に記憶する積算時間に各ブロック処理時間を加算する。それ故、積算時間は0.65+1+0.5+0.25=2.4秒となり、t3〜t8までの時間(図9参照)となる。N09は工具交換指令であるので(S42:NO、S43:YES)、CPU31は本処理を終了し、図7のS30に処理を進める。
図7に戻り、CPU31は、RAM33に記憶する積算時間は所定時間以上か否か判断する(S30)。積算時間はt3〜t8までの2.4秒であり、0.5秒以上であるので(S30:YES)、次の工具交換までの間隔が長い。そこで、CPU41は次ブロックの種類は工具交換指令か否か判断する(S31)。次ブロックであるN05は信号出力指令であり、工具交換指令では無いので(S31:NO)、CPU31はマガジンモータ55の電源を切断する(S32)。それ故、数値制御装置30はマガジンモータ55の消費電力を節約できる。
CPU31はN05を読み込む(S21)。N05は信号出力指令であるので(S22:NO、S23:NO)、CPU31はRAM33に記憶する積算時間は0か否か判断する(S24)。RAM33に記憶する積算時間は2.4秒であり、0では無いので(S24:NO)、CPU31は、積算時間から前ブロックであるN04のブロック処理時間(0.5秒)を差し引く(S29)。それ故、積算時間は2.4−0.5=1.9秒となり、t4〜t8までの時間(図9参照)となる。積算時間は0.5秒以上であり(S30:YES)、次ブロックであるN06の種類は工具交換指令では無いので(S31:NO)、CPU31はマガジンモータ55の電源を引き続き切断する(S32)。
CPU31はN06を読み込む(S21)。N06は切削移動指令であるので(S22:NO、S23:NO)、CPU31はRAM33に記憶する積算時間は0か否か判断する(S24)。RAM33に記憶する積算時間は1.9秒であり、0では無いので(S24:NO)、CPU31は、積算時間から前ブロックであるN05のブロック処理時間(0.15秒)を差し引く(S29)。それ故、積算時間は1.9−0.15=1.75秒となり、t5〜t8までの時間(図9参照)となる。積算時間は0.5秒以上であり(S30:YES)、次ブロックであるN07の種類は工具交換指令では無いので(S31:NO)、CPU31はマガジンモータ55の電源を引き続き切断する(S32)。
CPU31はN07を読み込む(S21)。N07はドウエル指令であるので(S22:NO、S23:NO)、CPU31はRAM33に記憶する積算時間は0か否か判断する(S24)。RAM33に記憶する積算時間は1.75秒であり、0では無いので(S24:NO)、CPU31は、積算時間から前ブロックであるN06のブロック処理時間(1秒)を差し引く(S29)。それ故、積算時間は1.75−1=0.75秒となり、t6〜t8までの時間(図9参照)となる。積算時間は0.5秒以上であり(S30:YES)、次ブロックであるN08の種類は工具交換指令では無いので(S31:NO)、CPU31はマガジンモータ55の電源を引き続き切断する(S32)。
CPU31はN08を読み込む(S21)。N08は早送り指令であるので(S22:NO、S23:NO)、CPU31はRAM33に記憶する積算時間は0か否か判断する(S24)。RAM33に記憶する積算時間は0.75秒であり、0では無いので(S24:NO)、CPU31は、積算時間から前ブロックであるN07のブロック処理時間(0.5秒)を差し引く(S29)。それ故、積算時間は1.75−0.5=0.25秒となり、t7〜t8までの時間(図9参照)となる。積算時間は0.5秒未満であるので(S30:NO)、CPU31はマガジンモータ55の電源を投入する(S32)。工具交換ブロックのN09ではなく、その前ブロックのN08の実行開始時に、マガジンモータ55の電源を投入するので、数値制御装置30はN09で工具交換を速やかに実行できる。CPU31はS21に戻り、次ブロック以降、処理を繰り返す。
CPU31はNnを読み込む(S21)。Nnは終了指令であるので(S22:YES)、CPU31は本処理を終了する。
以上説明にて、図6のS2〜S6の処理を実行するCPU31は本発明の判定手段の一例である。S8〜S12の処理を実行するCPU31は本発明の記憶手段の一例である。図8のS43の処理を実行するCPU31は本発明の検索手段の一例である。S44の処理を実行するCPU31は本発明の積算手段の一例である。図7のS30、S32の処理を実行するCPU31は本発明の切断手段の一例である。S30、S33の処理を実行するCPU31は本発明の投入手段の一例である。
以上説明したように、第一実施形態の数値制御装置30はNCプログラムに基づき、工作機械1と工具交換装置20の夫々の動作を制御する。工具交換装置20は工具マガジン21とマガジンモータ55を備える。工具マガジン21はマガジンモータ55の駆動で動作する。数値制御装置30のCPU31は、NCプログラムの読込時に、ブロック情報作成処理を実行する。該処理では、CPU31はNCプログラムを構成する複数のブロックの夫々のブロック処理時間とブロック種類を判定し、ブロック情報3311としてRAM33に記憶する。CPU31はNCプログラムの実行開始後、マガジンモータ電源制御処理を実行する。該処理の中で、CPU31はNCプログラムを一ブロックずつ読み込み、ブロック情報3311に基づき、実行ブロック以降で且つ直近の工具交換ブロックを検索する。CPU31は、実行ブロックの実行開始から工具交換ブロックの実行開始までの各ブロックのブロック処理時間を積算する。該積算時間が所定時間より大きい場合、CPU31はマガジンモータ55の電源を切断する。数値制御装置30は次の工具交換までの間隔が長い場合にマガジンモータ55の電源を切断するので、マガジンモータ55の消費電力を節約できる。
第一実施形態のCPU31は、マガジンモータ55の電源を切断した後、次の工具交換ブロックまでの積算時間が所定時間未満になった場合、マガジンモータ55の電源を投入する。所定時間は、少なくともマガジンモータ55の起動時間よりも長い。それ故、数値制御装置30は、工具交換ブロックの実行開始よりも起動時間前のブロックの実行開始前に電源を投入できる。数値制御装置30は、マガジンモータ55の電源の切断と投入のタイミングをブロック単位で行うので、制御が容易である。
第一実施形態のCPU31は、マガジンモータ55の電源が切断した状態で、実行ブロックから次の工具交換ブロックまでの積算時間が所定時間以上であっても、次ブロックの種類が工具交換ブロックの場合、マガジンモータ55の電源を投入する。それ故、数値制御装置30は、工具交換ブロックにおいて工具交換を速やかに開始できる。
第一実施形態のCPU31は、実行ブロックの実行開始から工具交換ブロックまでの積算時間が所定時間以下の場合、マガジンモータ55の電源を切断しない。それ故、数値制御装置30は、工具交換ブロックにおいて工具交換を速やかに実行できる。
図10〜図13を参照し、本発明の第二実施形態を説明する。第二実施形態は第一実施形態の変形例である。第一実施形態は、NCプログラムの実行ブロックの実行開始から工具交換ブロックの実行開始までのブロック処理時間を積算し、該積算時間に基づき、マガジンモータ55の電源の投入と切断をブロック単位で制御する。第二実施形態は、マガジンモータ55の電源の切断については第一実施形態と同様にブロック単位で行うが、電源の投入については、工具交換ブロック実行開始の所定時間前に行うように制御する。
第二実施形態の数値制御装置30は、第一実施形態の数値制御装置30と同一の電気的構成を備えるので、同符号を用いて説明する。第二実施形態の数値制御装置30は、第一実施形態のRAM33の代わりに、RAM133(図10参照)を備える。数値制御装置30のCPU31は、第一実施形態のブロック情報作成処理(図6参照)に加え、タイマ処理(図11参照)、マガジンモータ電源制御処理(図12参照)を実行する。タイマ処理は、マガジンモータ55の電源の投入について制御する。マガジンモータ電源制御処理は、マガジンモータ55の電源の切断について制御する。第二実施形態は、RAM133、タイマ処理、マガジンモータ電源制御処理を中心に説明する。
図10を参照し、RAM133の各種記憶領域を説明する。RAM133は、ブロック情報記憶領域331、積算時間記憶領域332、合計処理時間記憶領域333、タイマ値記憶領域334、電源フラグ記憶領域335等を備える。ブロック情報記憶領域331と積算時間記憶領域332は第一実施形態と同じである。合計処理時間記憶領域333は合計処理時間を記憶する。合計処理時間は、後述するタイマ処理(図11参照)の中で設定するものであり、実行ブロックの実行開始から直近の工具交換ブロックの実行開始までのブロック処理時間を合計した時間である。タイマ値記憶領域334はタイマ値を記憶する。タイマ値は実行ブロック開始からの経過時間であり、CPU31が不図示のタイマからの出力値に基づき計測する。電源フラグ記憶領域335は電源フラグを記憶する。電源フラグは、後述するタイマ処理でマガジンモータ55の電源が投入された状態は1、それ以外の状態は0を設定する。
図11,図13を参照し、タイマ処理を説明する。本処理は、工具交換ブロックの実行開始より所定時間前に、マガジンモータ55の電源を投入するように制御する。なお、マガジンモータ電源制御処理(図12参照)は、マガジンモータ55の電源の切断について制御するが、電源切断の時刻は、第一実施形態のマガジンモータ電源制御処理(図7参)と同じである。それ故、図13に示すマガジンモータ55の電源を切断するt0とt3の時刻は、図9の時刻と同じである。CPU31は定期的にROM32からタイマ処理プログラムを読出し、本処理を実行する。第二実施形態も、NCプログラムP1の実行時を説明する。
図11に示す如く、CPU31はタイマより、実行ブロックの現在のタイマ値を取得し、RAM133のタイマ値記憶領域334に設定する(S51)。CPU31は、RAM33に記憶するブロック情報3311から、NCプログラムP1における実行ブロックのブロック情報を読み取る(S52)。CPU31は、読み取ったブロック情報のブロック種類が終了指令か否か判断する(S53)。終了指令の場合(S53:YES)、マガジンモータ55の電源を投入する必要が無いので、CPU31は、RAM133の合計処理時間記憶領域333(以下省略)に記憶する合計処理時間を0に初期化し(S59)、RAM133の電源フラグ記憶領域335(以下省略)に記憶する電源フラグを0に初期化し(S60)、本処理を終了する。
読み取ったブロック情報のブロック種類が終了指令でない場合(S53:NO)、CPU31は、読み取ったブロック情報のブロック種類が工具交換指令か否か判断する(S54)。工具交換指令の場合(S54:YES)、マガジンモータ55の電源は既に投入した状態であるので、CPU31は、RAM133に記憶する合計処理時間を0に初期化し(S59)、RAM133に記憶する電源フラグを0に初期化し(S60)、本処理を終了する。
読み取ったブロック情報のブロック種類が工具交換指令でも無い場合(S54:NO)、CPU31は直近の工具交換ブロックまでの合計処理時間を算出し、RAM133に設定する(S55)。CPU31はRAM33に記憶する合計処理時間からタイマ値を差し引いた値が所定時間以下か否か判断する。所定時間は、例えばマガジンモータ55の起動に必要な時間(例えば0.5秒)、若しくはそれ以上に設定するとよい。
図13に示す如く、例えばt10では、実行ブロックはN01、タイマ値は0.1秒である。直近の工具交換ブロックはN03である。合計処理時間は、N01とN02の夫々のブロック処理時間の合計であるので、0.2+1=1.2秒である。合計処理時間からタイマ値を差し引くと、1.2−0.1=1.1秒となり、所定時間よりも大きいので(S56:NO)、CPU31はマガジンモータ55の電源を投入する必要が無い。それ故、CPU31は、RAM133に記憶する電源フラグを0に初期化し(S60)、本処理を終了する。
例えばt11では、実行ブロックはN02、タイマ値は0.5秒である。直近の工具交換ブロックはN03である。合計処理時間はN02のブロック処理時間の1秒である。合計処理時間からタイマ値を差し引くと、1−0.5=0.5秒となり、所定時間以下であるので(S56:YES)、CPU31はマガジンモータ55の電源を投入する(S57)。CPU31は、N03の工具交換ブロックの実行開始前に、マガジンモータ55の電源を投入できるので、工具交換装置20による工具交換を速やかに実行できる。CPU31は、RAM133に記憶する電源フラグを1に設定する(S58)。それ故、CPU31は電源フラグを参照することで、マガジンモータ55の電源の状態を常時認識できる。CPU31は本処理を終了する。
例えばt12では、実行ブロックはN07、タイマ値は0.25秒である。直近の工具交換ブロックはN09である。合計処理時間は、N07とN08の夫々のブロック処理時間の合計であるので、0.5+0.25=0.75秒である。合計処理時間からタイマ値を差し引くと、0.75−0.25=0.5秒となり、所定時間以下であるので(S56:YES)、CPU31はマガジンモータ55の電源を投入する(S57)。それ故、CPU31は、N08の工具交換ブロックの実行開始前に、マガジンモータ55の電源を投入できるので、工具交換装置20による工具交換を速やかに実行できる。CPU31は、RAM133の電源フラグ記憶領域335に記憶する電源フラグを1に設定し(S58)、本処理を終了する。
図12を参照し、マガジンモータ電源制御処理を説明する。第二実施形態のマガジンモータ電源制御処理は、第一実施形態のマガジンモータ電源制御処理(図7参照)を変形したもので、S21の前にS101の判断処理を追加し、S21とS22の間にS102の処理を追加し、図7のS33の処理を省略している。それ故、第二実施形態では、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
CPU31は電源フラグが1か否か判断する(S101)。電源フラグが1の場合(S101:YES)、上述のタイマ処理において、次の工具交換ブロック実行開始の所定時間前になったことから、マガジンモータ55の電源は投入した状態である。それ故、CPU31はS101に戻って待機する。電源フラグが0の場合(S101:NO)、マガジンモータ55の電源は、タイマ処理において、次の工具交換ブロック実行開始の所定時間前になったことから投入した状態では無い。それ故、次の工具交換までの間隔が長い場合、マガジンモータ55の電源を切断する必要があるので、CPU31は第一実施形態と同様に、一ブロックを読み込み(S21)、S22以降の処理を実行する。S22の処理を実行する前に、CPU31はRAM133に記憶するタイマ値を0に初期化し、且つタイマを初期化する(S102)。それ故、CPU31は上述のタイマ処理にて、各ブロックの実行開始からの経過時間を正確に計測できる。
S30にて、工具交換ブロック実行開始までの積算時間が所定時間未満の場合(S30:NO)、マガジンモータ55の電源は、図11のタイマ処理にて既に投入した状態となっているので、CPU31は何もせずに、S101に戻って処理を繰り返す。また、マガジンモータ55の電源が切断した状態で、工具交換ブロック実行開始までの積算時間が所定時間以上であって(S30:YES)、次ブロックの種類が工具交換指令である場合も(S31:YES)、マガジンモータ55の電源の制御はタイマ処理にて行うので、CPU31は何もせずに、S101に戻って処理を繰り返す。CPU31は終了指令を読み込んだ場合(S22:YES)、本処理を終了する。
以上説明にて、図11のタイマ処理を実行するCPU31は本発明の投入手段の一例である。
以上説明したように、第二実施形態の数値制御装置30では、マガジンモータ55の電源の切断については第一実施形態と同様にブロック単位で行い、電源の投入については、工具交換ブロック実行開始の所定時間前に行うように制御する。所定時間は例えばマガジンモータ55の起動時間としてもよい。それ故、数値制御装置30は、マガジンモータ55の電源を切断した後、工具交換ブロックの実行開始より少なくともマガジンモータ55の起動に必要な起動時間前に電源を投入できる。それ故、数値制御装置30は、工具交換ブロックを読み込んだときに、マガジンモータ55を確実に起動した状態で、工具交換装置20による工具交換を実行できる。
本発明は上記実施形態に限らず、各種変形が可能なことはいうまでもない。上記実施形態の工作機械1は、切削加工のみができる機械であるが、切削加工と旋削加工ができる複合機であってもよい。テーブル13に対してX軸、Y軸、Z軸方向に相対的に移動する工具4の移動機構の仕組みは上記実施形態に限定しない。例えば主軸9はX、Y、Z軸方向の三軸に駆動するもので、テーブル13は固定若しくは回転可能であってもよい。上記実施形態の工作機械1は主軸9がZ軸方向に対して平行な縦型の工作機械であるが、主軸が水平方向に延びる横型の工作機械であってもよい。
図5に示すブロック情報3311のブロック処理時間は一例であって、これらの時間に限定するものではなく、自由に変更可能である。早送り指令、切削移動指令は移動距離、移動速度、加減速時定数から演算して求めるようにしてもよい。
上記実施形態の駆動回路51A〜55Aは工作機械1に設けているが、数値制御装置30に設けてもよい。
1 工作機械
30 数値制御装置
31 CPU

Claims (5)

  1. 制御指令を有する複数のブロックで構成したNCプログラムに基づき、工具と被削材の相対移動により前記被削材の切削加工を行う機械の動作と、前記機械の主軸に装着する前記工具の工具交換を行う工具交換装置の動作を制御する数値制御装置において、
    前記NCプログラムの読込時に、前記複数のブロックの夫々の処理時間と、前記複数のブロックの夫々の前記制御指令の種類とを判定する判定手段と、
    前記判定手段が判定した前記複数のブロックの夫々の前記処理時間と前記種類の情報であるブロック情報を記憶する記憶手段と、
    前記NCプログラムの実行開始後、前記記憶手段が記憶した前記ブロック情報に基づき、現在実行を開始するブロックである実行ブロック以降で且つ直近のブロックであって、前記工具交換を指示する前記制御指令である工具交換指令を有する工具交換ブロックを検索する検索手段と、
    前記実行ブロックの実行開始から前記検索手段が検索した前記工具交換ブロックの実行開始までの各ブロックの前記処理時間を積算する積算手段と、
    前記積算手段が積算した前記処理時間が所定時間以上の場合、前記工具交換装置を駆動するモータの電源を切断する切断手段と
    を備えたこと
    を特徴とする数値制御装置。
  2. 前記切断手段が前記モータの電源を切断した後、前記工具交換ブロックの実行開始より少なくとも前記モータの起動に必要な起動時間前に、前記モータの電源を投入する投入手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記投入手段は、
    前記工具交換ブロックの実行開始よりも前記起動時間前のブロックの実行開始前に前記電源を投入すること
    を特徴とする請求項2に記載の数値制御装置。
  4. 前記所定時間は、少なくとも前記モータの起動に必要な起動時間よりも長く、
    前記切断手段は、
    前記積算手段が積算した前記処理時間が前記所定時間未満の場合、前記モータの電源を切断しないこと
    を特徴とする請求項1から3の何れかに記載の数値制御装置。
  5. 制御指令を有する複数のブロックで構成したNCプログラムに基づき、工具と被削材の相対移動により前記被削材の切削加工を行う機械の動作と、前記機械の主軸に装着する前記工具の工具交換を行う工具交換装置の動作を制御する数値制御装置の制御方法において、
    前記NCプログラムの読込時に、前記複数のブロックの夫々の処理時間と、前記複数のブロックの夫々の前記制御指令の種類とを判定する判定工程と、
    前記判定工程で判定した前記複数のブロックの夫々の前記処理時間と前記種類の情報であるブロック情報を記憶する記憶工程と、
    前記NCプログラムの実行開始後、前記記憶工程で記憶した前記ブロック情報に基づき、現在実行を開始するブロックである実行ブロック以降で且つ直近のブロックであって、前記工具交換を指示する前記制御指令である工具交換指令を有する工具交換ブロックを検索する検索工程と、
    前記実行ブロックの実行開始から前記検索工程で検索した前記工具交換ブロックの実行開始までの各ブロックの前記処理時間を積算する積算工程と、
    前記積算工程で積算した前記処理時間が所定時間以上の場合、前記工具交換装置を駆動するモータの電源を切断する切断工程と
    を備えたこと
    を特徴とする制御方法。
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