JP2017185104A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、演出を実行する演出実行手段を備える遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine provided with effect execution means for executing an effect.
パチンコ遊技機では、所定の始動口に遊技球が入賞すると、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かが判定されると共に図柄表示手段において図柄の変動表示が開始される。そして、図柄の変動表示の開始から所定の変動時間が経過すると、上記判定の結果を示す図柄が停止表示される。また、図柄の変動表示に伴って、液晶表示装置などの画像表示手段において各種の演出が行われる(例えば特許文献1参照)。 In the pachinko gaming machine, when a game ball wins at a predetermined starting port, it is determined whether or not a jackpot game advantageous to the player is executed, and the symbol display unit starts to display the symbol variation. When a predetermined variation time has elapsed since the start of the symbol variation display, the symbol indicating the result of the determination is stopped and displayed. In addition, various effects are performed in an image display means such as a liquid crystal display device in accordance with the variable display of symbols (see, for example, Patent Document 1).
ところで、従来の遊技機では、遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出が行われたにも拘わらず、遊技者に有利な状態となる可能性が低いことを示唆する演出が行われるような場合があり、結果として、遊技者に有利な状態となることに対する遊技者の期待感を低下させるおそれがあった。 By the way, in a conventional gaming machine, an effect that suggests that there is a low possibility that the player will be in an advantageous state is performed in spite of the fact that a notification effect has been made to notify that the player is in an advantageous state. As a result, there is a possibility that the player's expectation for being in a state advantageous to the player may be reduced.
それ故に、本発明の目的は、遊技者に有利な状態となることに対する遊技者の期待感の低下を抑制可能な遊技機を提供することである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a gaming machine that can suppress a decrease in a player's expectation for being in a state advantageous to the player.
本発明は、上記の課題を解決するために以下の構成を採用した。 The present invention employs the following configuration in order to solve the above problems.
本発明に係る遊技機は、特別遊技を実行するか否かを判定して、当該判定の結果に応じて前記特別遊技を実行する遊技機であって、遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出を実行可能な報知演出実行手段と、前記遊技者に有利な状態となる可能性を示唆する可能性示唆演出を実行可能な可能性示唆演出実行手段と、前記可能性示唆演出の演出態様を、前記可能性が相対的に低いことを示唆する第1演出態様と、前記可能性が相対的に高いことを示唆する第2演出態様とを含む複数の演出態様のいずれかの演出態様に決定する演出態様決定手段とを備え、前記報知演出実行手段による報知演出が実行されてから前記遊技者に有利な状態となるまでの間に前記可能性示唆演出実行手段による可能性示唆演出が実行される場合には、当該可能性示唆演出の演出態様が、前記第1演出態様よりも前記第2演出態様に決定され易い。 The gaming machine according to the present invention is a gaming machine that determines whether or not to execute a special game and executes the special game according to the result of the determination, and is in a state advantageous to the player. A notification effect execution means capable of executing a notification effect to be notified, a possibility suggestion effect execution means capable of executing a possibility suggestion effect suggesting the possibility of being in an advantageous state for the player, and the possibility suggestion effect An effect of any of a plurality of effects including a first effect that suggests that the possibility is relatively low and a second effect that suggests that the possibility is relatively high. And a possibility suggestion effect by the possibility suggestion effect execution means between the time when the notification effect is executed by the notification effect execution means and before the player becomes in an advantageous state. Is executed, Representation embodiment of potential suggest effect is likely to be determined in the second representation embodiment than the first representation embodiment.
また、本発明に係る遊技機は、特別遊技を実行するか否かを判定して、当該判定の結果に応じて前記特別遊技を実行する遊技機であって、遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出を実行可能な報知演出実行手段と、前記遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に低いことを示唆する第1可能性示唆演出を実行可能な第1可能性示唆演出実行手段と、前記遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に高いことを示唆する第2可能性示唆演出を実行可能な第2可能性示唆演出実行手段とを備え、前記報知演出実行手段による報知演出が実行されてから前記遊技者に有利な状態となるまでの間に前記可能性示唆演出が実行される場合には、前記第1可能性示唆演出実行手段による第1可能性示唆演出よりも前記第2可能性示唆演出実行手段による第2可能性示唆演出の方が実行され易い。 The gaming machine according to the present invention is a gaming machine that determines whether or not to execute a special game and executes the special game according to the result of the determination, and is in a state advantageous to the player. The first possibility of executing the first possibility suggesting effect suggesting that the notification effect executing means capable of executing the notification effect for informing the player and the possibility that the player is in a state advantageous to the player are relatively low. Said notification effect execution means, and second possibility suggestion effect execution means capable of executing a second possibility suggestion effect suggesting that there is a relatively high possibility that the player is in an advantageous state. When the possibility suggesting effect is executed after the notification effect by the effect executing means is executed until the player is in an advantageous state, the first possibility suggesting effect executing means is the first possibility. Execution of the second possibility suggestion rather than sex suggestion Easy toward the second possibility suggested effects by stage is executed.
この発明によれば、遊技者に有利な状態となることに対する遊技者の期待感の低下を抑制可能である。 According to the present invention, it is possible to suppress a decrease in the player's expectation with respect to being in a state advantageous to the player.
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の遊技機の一実施形態に係る遊技機1について説明する。
Hereinafter, a
[遊技機1の概略構成例]
まず、図1及び図2を参照しつつ、遊技機1の概略構成について説明する。ここで、図1は、遊技機1の概略正面図である。図2は、遊技機1の一部を示す平面図である。図1に例示されるように、遊技機1は、入賞や判定に関する役物等が設けられた遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行配置された透明なガラス板を支持しており、このガラス板と遊技盤2とによって、遊技球が流下可能な遊技領域10が形成されている。
[Schematic configuration example of gaming machine 1]
First, a schematic configuration of the
遊技者がハンドル20を握ってレバー21を時計方向に回転させると、上皿28に溜められた遊技球が不図示の発射装置へと案内され、ハンドル20の回転角度に応じた打球力で遊技領域10へと発射される。この遊技領域10には、不図示の遊技クギや風車等が設けられており、発射された遊技球は、遊技領域10における上部位置へと案内され、遊技クギや風車等に接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2に沿って遊技領域10を落下する。なお、遊技球の発射は、遊技者が停止ボタン22を操作することによって一時的に停止される。
When the player holds the
上皿28は、発射装置へ供給される遊技球及び賞球を溜めるものである。この上皿28の下方には、賞球を溜める下皿29が設けられている。この下皿29と近接配置された取り出しボタン23を遊技者が操作すると、下皿29の下面の一部が開口されて、下皿29に溜まった遊技球が下皿29の下方に配置された不図示の箱に落下する。なお、上皿28及び下皿29は、1つの皿で構成されてもよい。
The
遊技者がハンドル20を小さい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「左打ち」を行うと、遊技球が相対的に弱い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印31に例示されるように遊技領域10における左側領域を流下する。一方、遊技者がハンドル20を大きい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「右打ち」を行うと、遊技球が相対的に強い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印32に例示されるように遊技領域10における右側領域を流下する。
When the player performs a so-called “left strike” in which the
左打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、第1始動口11、第2始動口12、3つの普通入賞口14、第1ゲート15、及び電動チューリップ17が設けられている。また、右打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、上記第2始動口12、大入賞口13、1つの普通入賞口14、第2ゲート16、及び上記電動チューリップ17が設けられている。
The first starting
遊技領域10に打ち出された遊技球は、遊技盤2に沿って流下する過程で、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口13、及び普通入賞口14のいずれかに入球して入賞する場合がある。この場合、入賞した箇所に応じた所定数の賞球が上皿28又は下皿29に払い出される。なお、入賞しなかった遊技球は、排出口18を介して遊技領域10から排出される。
The game ball launched into the
第1始動口11は、常時開放されている始動領域であり、第2始動口12は、普通電動役物としての電動チューリップ17が作動しているときだけ開放される始動領域である。遊技機1では、遊技球が第1始動口11を通過して入賞した場合、又は遊技球が第2始動口12を通過して入賞した場合、遊技者にとって有利な大当たり遊技(特別遊技)を実行するか否かが判定され、その判定結果を示す特別図柄が後述する表示器4の第1特別図柄表示器41または第2特別図柄表示器42に表示される。そして、大当たりを示す特別図柄が停止表示された場合、大入賞口13を開放する大当たり遊技(特別遊技の一例)が実行されることになる。
The
なお、以下の説明では、第1始動口11への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第1特別図柄判定」と呼び、第2始動口12への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第2特別図柄判定」と呼び、これらの判定を総称して「特別図柄判定」と呼ぶものとする。
In the following description, the determination executed on condition that a game ball wins the
また、本実施形態では、第2特別図柄判定を始動させる始動口として第2始動口12を備えている場合について説明するが、第2特別図柄判定を始動させる始動口として、普通電動役物が作動したか否かに関わらず遊技球が入賞可能な始動口を設けてもよい。このような構成としては、特定の領域を通過した遊技球が第1始動口11と第2始動口12とに交互に入賞するような構成が一例として挙げられる。また、第1始動口11と第2始動口12とのどちらにも遊技球が入賞可能であるもののいずれか一方の方が他方よりも入賞し易いような構成(例えば、遊技球を第1始動口11又は第2始動口12に振り分ける振分部材を第1始動口11の方が入賞し易くなるように動作させるといった構成)が他の例として挙げられる。
Moreover, although this embodiment demonstrates the case where the 2nd starting
大入賞口13は、特別図柄判定の結果に応じて開放される特別入賞領域である。この大入賞口13の開口部には、大入賞口13を開閉するプレートが設けられている。大入賞口13は、通常はこのプレートによって閉塞されている。これに対して、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す所定の大当たり図柄が表示器4に停止表示された場合、上記プレートを作動させて大入賞口13を開放する大当たり遊技が実行される。大当たり遊技中は、所定条件(本実施形態では、大入賞口13への9個の遊技球の入賞、又は大入賞口13が開放されてから29.5秒の経過)を満たすまで大入賞口13が開放状態に維持されてから閉塞される長開放ラウンド遊技が所定の時間間隔で所定回数実行される。
The special winning
このように、大当たり遊技中には大入賞口13が長開放されるため、遊技者は、大当たり遊技中に右打ちを行うことで、大当たり遊技が行われていないときに比べてより多くの賞球を得ることができる。
In this way, since the
電動チューリップ17は、第2始動口12に近接配置されており、一対の羽根部材を有している。この電動チューリップ17は、一対の羽根部材が第2始動口12を閉塞する閉姿勢(図1の実線を参照)と、第2始動口12を開放する開姿勢(図1の破線を参照)とに姿勢変化可能に構成されている。
The
第2始動口12は、図1に例示されるように、通常は電動チューリップ17によって閉塞されている。これに対して、遊技球が第1ゲート15又は第2ゲート16を通過すると、賞球の払い出しは行われないものの、第2始動口12を開放するか否かが判定される。ここで、第2始動口12を開放すると判定された場合、電動チューリップ17の一対の羽根部材が規定時間開姿勢を維持した後に閉姿勢に戻る動作が規定回数行われる。このように、第2始動口12は、電動チューリップ17が作動していないときには遊技球が通過し難い状態であるのに対して、電動チューリップ17が作動することによって遊技球が通過し易い状態となる。
As illustrated in FIG. 1, the
なお、以下の説明では、第1ゲート15又は第2ゲート16に対する遊技球の通過を条件として実行される判定を「普通図柄判定」と呼ぶものとする。
In the following description, the determination executed on condition that the game ball passes through the
普通入賞口14は、第1始動口11と同様に常時開放されており、遊技球の入賞によって所定個数の賞球が払い出される入賞口である。なお、第1始動口11等とは異なり、普通入賞口14に遊技球が入賞しても判定が行われることはない。
The
[遊技機1の演出手段の構成例]
図1に例示されるように、遊技盤2又は枠部材3には、各種の演出を行うものとして、液晶表示装置5、スピーカ24、第1演出役物71、第2演出役物72、盤ランプ25等が設けられている。また、枠部材3には、図1には示されていない枠ランプ37(図4参照)が内蔵されている。
[Example of configuration of rendering means of gaming machine 1]
As illustrated in FIG. 1, the
液晶表示装置5は、演出画像を表示する画像表示装置であり、液晶表示装置5の表示画面(以下「液晶画面5」と呼ぶ場合がある。)は、遊技者によって視認され易い位置に設けられている。この液晶画面5には、例えば、特別図柄判定の判定結果を報知する装飾図柄、予告演出などを行うキャラクタやアイテム、特別図柄判定が保留されている数だけ表示される保留画像(保留アイコン)、特別図柄の変動表示中であることを示唆する当該アイコン等の各種表示オブジェクトを含む演出画像が表示される。なお、画像表示装置は、EL表示装置等の他の画像表示装置によって構成されてもよい。
The liquid
スピーカ24は、液晶表示装置5で行われる表示演出と同期するように、或いは非同期に、楽曲や音声、効果音等を出力して音による演出を行う。
The
第1演出役物71は、液晶画面5の前方且つ側方に配置されている。第1演出役物71には、発光素子(例えばLED)が内蔵されている。第1演出役物71は、役物自体の動きと光との両方或いは一方によって所定の演出を行う。第1演出役物71は、本実施形態では、刀を模した形状に構成されており、刀の柄の部分(下端部)を回動中心として、刀がほぼ直立したように見える初期姿勢(図1参照)と、刀が略水平となるように見える回動姿勢(例えば図7(B−3)参照)との間で回動可能に構成されている。
The
第2演出役物72は、液晶画面5および第1演出役物71の上方に配置されている。この第2演出役物72には、発光素子(例えばLED)が内蔵されている。第2演出役物72は、役物自体の動きと光との両方或いは一方によって所定の演出を行う。第2演出役物72は、本実施形態では、星を模した形状に構成されており、遊技機1の奥行き方向を軸方向として回転可能に構成されている。
The
盤ランプ25及び枠ランプ37は、点灯又は点滅のパターンの変更、発光色の変更等の光による各種の演出を行う。
The
[遊技機1の操作手段の構成例]
図2に例示されるように、枠部材3には、遊技者が操作する操作手段として、演出ボタン26及び演出キー27が設けられている。演出ボタン26は、遊技者が押下することによって操作情報を入力するための押ボタンである。演出キー27は、遊技者が選択操作を行うためのいわゆる十字キーである。遊技機1では、演出ボタン26又は演出キー27の操作に応じた演出が行われる場合がある。
[Configuration example of operation means of gaming machine 1]
As illustrated in FIG. 2, the
[表示器4の構成例]
図3は、図1における表示器4の拡大図である。表示器4は、主に特別図柄判定や普通図柄判定に関する情報を表示するものであり、図3に例示されるように、第1特別図柄表示器41、第2特別図柄表示器42、第1特別図柄保留表示器43、第2特別図柄保留表示器44、普通図柄表示器45、普通図柄保留表示器46、遊技状態表示器47、ラウンド表示器48等を有して構成されている。
[Configuration Example of Display 4]
FIG. 3 is an enlarged view of the
第1特別図柄表示器41は、第1特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第1特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって第1特別図柄判定の判定結果を報知する。第2特別図柄表示器42は、第2特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第2特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって第2特別図柄判定の判定結果を報知する。第1特別図柄表示器41及び第2特別図柄表示器42には、判定図柄として、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す大当たり図柄、又は特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示すハズレ図柄が停止表示される。
When the first special symbol determination is performed, the first
第1特別図柄保留表示器43は、第1特別図柄判定の保留数を表示する。第2特別図柄保留表示器44は、第2特別図柄判定の保留数を表示する。
The first special symbol hold
普通図柄表示器45は、普通図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから普通図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって普通図柄判定の判定結果を報知する。普通図柄保留表示器46は、普通図柄判定の保留数を表示する。遊技状態表示器47は、遊技機1の電源投入時点における遊技状態を表示する。ラウンド表示器48は、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に大当たり図柄が停止表示されると、大当たり遊技中の大入賞口13の開放パターンを表示する。
When the normal symbol determination is performed, the
なお、以下の説明では、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に表示される図柄を「特別図柄」と呼び、普通図柄表示器45に表示される図柄を「普通図柄」と呼ぶものとする。また、第1特別図柄表示器41に表示される特別図柄を「第1特別図柄」と呼び、第2特別図柄表示器42に表示される特別図柄を「第2特別図柄」と呼んで両者を区別する場合がある。
In the following description, the symbol displayed on the first
[変動演出について]
遊技機1では、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞すると、大当たり遊技を実行するか否かを判定する第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)が行われる。そして、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞した場合、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において第1特別図柄(又は第2特別図柄)が変動表示された後に第1特別図柄判定(第2特別図柄判定)の判定結果を示す特別図柄が停止表示される。これに対して、液晶画面5では、特別図柄が変動表示されるのに伴って装飾図柄を変動表示させる変動演出が行われ(図1参照)、特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示されるのに伴って、装飾図柄が特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示される。
[Variation production]
In the
このような変動演出中には、いわゆるリーチ演出が行われる場合がある。具体的には、液晶画面5には、例えば1〜9の数字が縦方向に連続して記された数列からなる装飾図柄が3列表示されており、特別図柄の変動表示が開始されると、これらの装飾図柄が例えば上から下へとスクロールするように変動表示される。これに対して、リーチ演出が行われる場合には、全ての装飾図柄が停止表示されるのに先立って、まず、例えば左列と右列の装飾図柄(左図柄と右図柄)が完全には停止しないように擬似停止する。その際、左図柄及び右図柄として有効ライン上に同一の装飾図柄が擬似停止すればリーチ成立となり、同一の装飾図柄が3つ揃うのではないかという期待感を遊技者に与えるリーチ演出が行われる。そして、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において大当たり図柄が停止表示される場合、同一の装飾図柄が有効ライン上に本停止して大当たりが報知されることになる。なお、変動演出中に左図柄及び右図柄として相異なる装飾図柄が擬似停止した場合にはリーチ演出は行われず、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)においてハズレ図柄が停止表示されるのに伴い、ゾロ目とはならない3つの装飾図柄が本停止して変動演出が終了することになる。
During such a variation effect, a so-called reach effect may be performed. Specifically, on the
なお、「擬似停止」とは、装飾図柄が完全には静止せずに微動し続ける状態のことをいい、「本停止」とは、装飾図柄が完全に静止した状態のことをいう。 The “pseudo stop” refers to a state in which the decorative symbol continues to move slightly without being completely stopped, and the “main stop” refers to a state in which the decorative symbol is completely stationary.
[表示領域及び保留アイコンについて]
ところで、上記のように図柄(特別図柄および装飾図柄)が変動表示されているときや大当たり遊技中であるときには、第1始動口11(又は第2始動口12)に新たに遊技球が入賞したとしても、この入賞を契機とする第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)と図柄の変動表示とを即座に実行することはできない。このため、遊技機1では、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞しても第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)や図柄の変動表示を即座に実行できない場合には、所定数(本実施形態では「4」)を超えない範囲で第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)が保留されて、その保留数が第1特別図柄保留表示器43(又は第2特別図柄保留表示器44)に表示される。
[Display area and hold icon]
By the way, when the symbols (special symbols and decorative symbols) are variably displayed as described above, or when a big hit game is being played, a new game ball is won at the first starting port 11 (or the second starting port 12). However, it is not possible to immediately execute the first special symbol determination (or the second special symbol determination) and the symbol variation display triggered by the winning. For this reason, in the
一方の液晶画面5には、特別図柄判定及び図柄の変動表示が保留されていることを示唆する演出画像としての保留アイコンが表示される表示領域として、第1保留アイコン表示領域51および第2保留アイコン表示領域52が設けられている(図1参照)。
On one
第1保留アイコン表示領域51は、第1特別図柄判定が保留されていることを示唆する保留アイコンが表示される領域である。この第1保留アイコン表示領域51には、第1特別図柄保留表示器43(図3参照)が示す第1特別図柄判定の保留数と同数の保留アイコンが表示される。
The first hold
第2保留アイコン表示領域52は、第2特別図柄判定が保留されていることを示唆する保留アイコンが表示される領域である。この第2保留アイコン表示領域52には、第2特別図柄保留表示器44(図3参照)が示す第2特別図柄判定の保留数と同数の保留アイコンが表示される。
The second hold
図1には、第1特別図柄判定の保留数が「3」であることを示唆するために第1保留アイコン表示領域51に3個の保留アイコンが表示されると共に、第2特別図柄判定の保留数が「2」であることを示唆するために第2保留アイコン表示領域52に2個の保留アイコンが表示された状態が例示されている。
In FIG. 1, three hold icons are displayed in the first hold
なお、液晶画面5には、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において図柄が変動表示されていることを示唆する変動示唆画像としての当該アイコンを表示する表示領域として、当該領域53が設けられている(図1参照)。
The
遊技機1では、保留されている第1特別図柄判定の権利を消化すべく図柄の変動表示が開始されるに際して、第1保留アイコン表示領域51に表示されている保留アイコンの中で最初に表示された保留アイコン(当該領域53に最も近い保留アイコン)が第1保留アイコン表示領域51から当該領域53に移動される。そして、第1保留表示領域51に他の保留アイコンが表示されている場合には、他の保留アイコンは、第1保留アイコン表示領域51内において、当該領域53側に表示位置がシフトされる。例えば図1に例示されるように第1保留アイコン表示領域51に3個の保留アイコンが表示された状態で第1特別図柄判定が消化される場合には、これらの保留アイコンのうちの一番右側に位置する保留アイコンが第1保留アイコン表示領域51から当該領域53に移動されると共に、残り2つの保留アイコンが第1保留アイコン表示領域51内において表示位置が右側にシフトされる。その結果、第1保留アイコン表示領域51に表示される保留アイコンの数が2つとなり、保留されている第1特別図柄判定の権利が2つになったことが遊技者に報知されることになる。
In the
なお、このようなシフト処理は、第2保留アイコン表示領域52に表示されている保留アイコンについても同様に行われる。また、本実施形態における遊技機1では、第1特別図柄判定と第2特別図柄判定とが両方保留されている場合、第1特別図柄判定よりも第2特別図柄判定の方が優先消化される。このため、第1保留アイコン表示領域51に表示されている保留アイコンに対するシフト処理よりも第2保留アイコン表示領域52に表示されている保留アイコンに対するシフト処理が優先して行われる。すなわち、第1保留アイコン表示領域51に表示されている保留アイコンに対するシフト処理は、第2保留アイコン表示領域52に表示されている保留アイコンがなくなってから行われる。
Note that such a shift process is similarly performed for the hold icon displayed in the second hold
第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞したことに応じて取得された大当たり乱数などの取得情報に基づく特別図柄判定が行われる前は、その取得情報に対応する保留アイコンが第1保留アイコン表示領域51(又は第2保留アイコン表示領域52)に表示される。そして、この第1保留アイコン表示領域51(又は第2保留アイコン表示領域52)に表示されている保留アイコンに対応する取得情報に基づいて特別図柄判定及び特別図柄の変動表示が行われるのに際して、保留アイコンが当該領域53に移動されて、特別図柄が変動表示されていることを示唆する当該アイコンとして当該領域53に表示される。
Before a special symbol determination based on acquisition information such as a jackpot random number acquired in response to winning of a game ball at the first start port 11 (or the second start port 12) is made, a hold corresponding to the acquired information The icon is displayed in the first hold icon display area 51 (or the second hold icon display area 52). When the special symbol determination and the special symbol variation display are performed based on the acquired information corresponding to the hold icon displayed in the first hold icon display area 51 (or the second hold icon display area 52), The hold icon is moved to the
なお、第1保留アイコン表示領域51には、例えば、通常アイコンや特別アイコンが表示される。ここで、通常アイコンは、大当たりに対する信頼度を何ら示唆しないデフォルトの保留アイコンであって、例えば白色の保留アイコンである。特別アイコンは、大当たりに対する信頼度を示唆する保留アイコンであって、白色以外の色で表示される保留アイコンがこれに該当する。特別アイコンは、大当たりに対する信頼度が相対的に低いことを示唆する保留アイコンから大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆する保留アイコンへと順に並べた場合、例えば、青色の保留アイコン、黄色の保留アイコン、緑色の保留アイコン、赤色の保留アイコン、虹色の保留アイコンなどが例として挙げられる。
In the first hold
なお、通常アイコンは、その保留アイコンに対応する特別図柄判定が消化されるまで、すなわち、通常アイコンが当該領域53に移動してから当該領域53から消去されるまで、その表示態様が変化しない場合がある。また、保留アイコンが例えば第1保留アイコン表示領域51に表示される場合に、始めから特別アイコンとして表示される場合がある。また、例えば第1保留アイコン表示領域51に表示された通常アイコンが第1保留アイコン表示領域51又は当該領域53において特別アイコンに変化する場合や、例えば第1保留アイコン表示領域51に表示されている特別アイコンが第1保留アイコン表示領域51又は当該領域53においてより上位の特別アイコンに変化する場合もある。このように、通常アイコン(又は特別アイコン)が特別アイコン(又はより上位の特別アイコン)に変化することを、以下の説明では、「保留変化」と呼ぶものとする。
Note that the display mode of the normal icon does not change until the special symbol determination corresponding to the hold icon is digested, that is, until the normal icon moves to the
一方の第2保留アイコン表示領域52には、第1保留アイコン表示領域51と同様に、通常アイコンや特別アイコンが表示される。また、第2保留アイコン表示領域52には、第1保留アイコン表示領域51には表示されない「再現アイコン」と呼ばれる特殊な保留アイコンが表示される場合がある。この「再現アイコン」については後述する。
In the second hold
[遊技機1の制御装置の構成]
図4は、遊技機1が備える制御装置の構成例を示すブロック図である。
遊技盤2の裏面側には、上皿28又は下皿29へと送り出される遊技球を溜めておく球タンクの他に、遊技機1の動作を制御する制御装置が設けられている。図4に例示されるように、遊技機1の制御装置は、各種判定やコマンドの送信といった遊技の進行を制御する遊技制御基板100、遊技制御基板100から受信したコマンドに基づいて演出を統括的に制御する演出制御基板130、画像や音による演出を制御する画像音響制御基板140、各種のランプや可動体による演出を制御するランプ制御基板150等から構成されている。なお、制御装置の構成はこれに限定されるものではなく、例えば演出制御基板130、画像音響制御基板140、及びランプ制御基板150が1つの基板で構成されていてもよい。
[Configuration of control device of gaming machine 1]
FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration example of a control device provided in the
On the back side of the
[遊技制御基板100の構成例]
遊技制御基板100は、メインCPU101、メインROM102、及びメインRAM103を備えている。メインCPU101は、メインROM102に記憶されたプログラム等に基づいて、判定や払い出し賞球数に関連する各種の演算処理を行う。メインRAM103は、メインCPU101が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Game Control Board 100]
The
遊技制御基板100には、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、電動チューリップ制御部113、第1ゲートスイッチ114、第2ゲートスイッチ115、大入賞口スイッチ116、大入賞口制御部117、普通入賞口スイッチ118、及び表示器4を構成する各表示器41〜48が接続されている。なお、本実施形態における遊技機1は4つの普通入賞口14を有しているため、4つの普通入賞口スイッチ122を備えているが、図4においては、普通入賞口スイッチ122を1つだけ表記している。
The
第1始動口スイッチ111は、第1始動口11に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2始動口スイッチ112は、第2始動口12に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。電動チューリップ制御部113は、遊技制御基板100からの制御信号に応じて、電動チューリップ17の一対の羽根部材に駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第2始動口12を開閉する。第1ゲートスイッチ114は、遊技球が第1ゲート15を通過したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2ゲートスイッチ115は、遊技球が第2ゲート16を通過したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
The first
大入賞口スイッチ116は、大入賞口13に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。大入賞口制御部117は、遊技制御基板100からの制御信号に基づいて、大入賞口13を閉塞するプレートに駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、大入賞口13を開閉する。普通入賞口スイッチ118は、遊技球が普通入賞口14に入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
The big
遊技制御基板100のメインCPU101は、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、大入賞口スイッチ116、又は普通入賞口スイッチ118からの検知信号が入力されると、遊技球が入賞した場所に応じた所定数の賞球の払い出しを払出制御基板(不図示)に指示し、払出制御基板からの情報に基づいて、払い出す賞球の個数を管理する。詳細な説明は省略するが、払出制御基板は、球タンクから遊技球を送り出す駆動モータを制御することによって、上皿28又は下皿29に遊技球を供給する。
When the
メインCPU101は、第1始動口スイッチ111からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第1特別図柄判定を実行する。また、第2始動口スイッチ112からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第2特別図柄判定を実行する。
The
なお、第1始動口スイッチ111または第2始動口スイッチ112によって遊技球が検知されて、その検知信号が入力されると、メインCPU101は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数を取得する。
When a game ball is detected by the first
ここで、大当たり乱数は、大当たり又はハズレを決定するための乱数である。図柄乱数は、大当たりであると判定された場合に、大当たりの種類を決定するための乱数である。リーチ乱数は、ハズレであると判定された場合に、リーチ有りの演出を行うか或いはリーチ無しの演出を行うかを決定するための乱数である。変動パターン乱数は、特別図柄が変動表示される際の変動パターンを決定するための乱数である。 Here, the jackpot random number is a random number for determining jackpot or loss. The design random number is a random number for determining the type of jackpot when it is determined that the jackpot is a jackpot. The reach random number is a random number for determining whether to perform an effect with reach or an effect without reach when it is determined that the reach is lost. The variation pattern random number is a random number for determining a variation pattern when a special symbol is displayed in a variable manner.
メインCPU101は、これらの乱数を取得すると、先ずは、取得した大当たり乱数が、メインROM102に記憶されている所定の乱数値と一致するか否かに基づいて、大当たり遊技を実行するか否かを判定する。ここで、大当たり遊技を実行すると判定した場合には、取得した図柄乱数が、メインROM102に記憶されている所定の乱数値のどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する。ここで、大当たりの種類としては、例えば、大当たり遊技が終了した後に確変遊技状態で遊技が制御されることになる「確変大当たり」や、大当たり遊技が終了した後に時短遊技状態で遊技が制御されることになる「通常大当たり」が例として挙げられる。なお、遊技状態や大当たりの種類については後に詳述する。
When the
一方、メインCPU101は、大当たり乱数に基づく判定で、大当たり遊技を実行しないと判定した場合、取得したリーチ乱数が、メインROM102に記憶されている所定の乱数値と一致するか否かに基づいて、リーチ有り演出を行うか、或いはリーチ無し演出を行うかを決定する。また、メインCPU101は、大当たり遊技を行うか否かに関わらず、特別図柄を変動表示する際の特別図柄の変動パターンを決定する。これにより、特別図柄の変動時間が決定されることになる。
On the other hand, when the
メインCPU101は、大当たり遊技を実行すると判定して、大当たりの種類を決定した場合、大入賞口制御部117を介して大入賞口13の開閉を制御することによって、大当たりの種類に応じた大当たり遊技を実行する。
When the
また、メインCPU101は、第1ゲートスイッチ114又は第2ゲートスイッチ115からの検知信号が入力されたタイミングで乱数を取得し、取得した乱数を用いて普通図柄判定を実行する。そして、第2始動口12を開放すると判定した場合、電動チューリップ制御部113を介して電動チューリップ17を作動させることによって、第2始動口12を一時的に開放する。
Further, the
また、メインCPU101は、表示器4を構成する各表示器41〜48に図3に基づいて上述した処理を実行させる。
Further, the
[演出制御基板130の構成例]
演出制御基板130は、サブCPU131、サブROM132、サブRAM133、及びRTC(リアルタイムクロック)134を備えている。サブCPU131は、サブROM132に記憶されたプログラムに基づいて、演出を制御する際の演算処理を行う。サブRAM133は、サブCPU131が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。RTC134は、現時点の日時(日付及び時刻)を計測する。
[Configuration Example of Production Control Board 130]
The
サブCPU131は、遊技制御基板100から送信される特別図柄判定や普通図柄判定、大当たり遊技等に関する遊技情報に基づいて演出内容を設定する。その際、演出ボタン26又は演出キー27からの操作情報の入力を受け付けて、その操作情報に応じた演出内容を設定する場合もある。サブCPU131は、設定した演出内容の演出の実行を指示するコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。
The
[画像音響制御基板140の構成例]
画像音響制御基板140は、統括CPU141、制御用ROM142、制御用RAM143、VDP(Video Display Processor)144、音響DSP(Digital SignalProcessor)145等を有して構成されている。統括CPU141は、制御用ROM142に記憶されたプログラムに基づいて、演出制御基板130において演出内容が設定された演出を表現する画像や音を制御する際の演算処理を行う。制御用RAM143は、統括CPU141が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Image Sound Control Board 140]
The image
VDP144は、液晶画面5に表示される演出画像を生成する。音響DSP145は、スピーカ24から出力される音響データを生成する。統括CPU141は、演出制御基板130からのコマンド及び制御用ROM142に記憶されているプログラムに基づいて制御信号を生成してVDP144および音響DSP145に出力することにより、VDP144および音響DSP145の動作を制御する。
The
図には示されていないが、VDP144は、演出画像の生成に必要な素材データを記憶する画像用ROM、演出画像の描画処理を実行する描画エンジン、及び描画エンジンによって描画された演出画像を液晶表示装置5に出力する出力回路を有している。描画エンジンは、統括CPU141からの制御信号に基づいて、画像用ROMに記憶されている素材データを用いて、フレームバッファに演出画像を描画する。出力回路は、このフレームバッファに描画された演出画像を所定のタイミングで液晶表示装置5に出力する。
Although not shown in the figure, the
また、図には示されていないが、音響DSP145には、楽曲や音声、効果音等の演出音に関する各種音響データを記憶する音響用ROMと、音響DSP145によるデータ処理等の作業領域として使用されるSDRAMが接続されている。音響DSP145は、統括CPU141からの制御信号に対応する音響データを音響用ROMからSDRAMに読み出してデータ処理を実行し、データ処理後の音響データをスピーカ24へ出力する。
Although not shown in the figure, the
[ランプ制御基板150の構成例]
ランプ制御基板150は、ランプCPU151、ランプROM152、及びランプRAM153を備えている。ランプCPU151は、ランプROM152に記憶されたプログラムに基づいて、第1演出役物71、第2演出役物72、盤ランプ25、枠ランプ37等の動作を制御する際の演算処理を行う。ランプRAM153は、ランプCPU151が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Lamp Control Board 150]
The
ランプROM152には、発光パターンデータ及び動作パターンデータが記憶されている。ここで、発光パターンデータは、第1演出役物71が備える発光素子、第2演出役物72が備える発光素子、盤ランプ25、枠ランプ37等のそれぞれの発光パターンを示すデータである。動作パターンデータは、第1演出役物71や第2演出役物72等の動作パターンを示すデータである。
The
ランプCPU151は、ランプROM152に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する発光パターンデータをランプRAM153に読み出して、第1演出役物71が備える発光素子、第2演出役物72が備える発光素子、盤ランプ25、枠ランプ37の発光を制御する。また、ランプCPU151は、ランプROM152に記憶された動作パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する動作パターンデータをランプRAM153に読み出して、第1演出役物71を動作させるモータ(又は第2演出役物72を動作させるモータ)の駆動を制御する。
The
また、ランプCPU151は、遊技者によって演出ボタン26または演出キー27が操作された場合に、その旨を通知する操作コマンドを演出制御基板130に送信する。
In addition, when the
[各種乱数を用いた判定方法の説明]
次に、図5を参照しつつ、各種乱数を用いた判定方法について説明する。ここで、図5は、大当たり判定処理に使用される各種乱数を例示した説明図である。なお、図5以降の各種のテーブルを説明するための図面に関しては、説明の便宜上、各種乱数の範囲と乱数値とが実際の数よりも少ない数に設定されているものとして説明を行う。
[Description of judgment method using various random numbers]
Next, a determination method using various random numbers will be described with reference to FIG. Here, FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating various random numbers used in the jackpot determination process. Note that, for the sake of convenience of explanation, the drawings for explaining various tables after FIG. 5 will be described assuming that the range of random numbers and the random number value are set to a number smaller than the actual number.
図5(A)に例示される大当たり乱数は、大当たり遊技を実行するか否かを決定するための判定に使用される乱数である。この大当たり乱数は、大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い低確率状態(本実施形態では通常遊技状態と時短遊技状態)と、大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に高い高確率状態(本実施形態では確変遊技状態)とのそれぞれについて、個別に設定されている。 The jackpot random number illustrated in FIG. 5A is a random number used for determination for determining whether or not to execute the jackpot game. This jackpot random number has a relatively low probability that it is determined that a jackpot game will be executed (in this embodiment, a normal game state and a short-time game state) and a probability that a jackpot game is determined to be executed. Each of the high probability state (in this embodiment, the probability variation game state) is set individually.
本実施形態では、低確率状態に関して、「0」と「1」の2個の当選値が予め設定されており、低確率状態で遊技が制御されているときに遊技球が第1始動口11(又は第2始動口12)に入賞したタイミングで取得された大当たり乱数がこの当選値と一致した場合に、大当たり遊技を実行すると判定される。
In this embodiment, two winning values “0” and “1” are set in advance for the low probability state, and the game ball is in the
また、高確率状態に関して、本実施形態では「0」〜「14」の15個の当選値が予め設定されており、高確率状態で遊技が制御されているときに、遊技球が第1始動口11(又は第2始動口12)に入賞したタイミングで取得された大当たり乱数がこれらの当選値のいずれかと一致した場合に、大当たり遊技を実行すると判定される。 Further, regarding the high probability state, in the present embodiment, 15 winning values “0” to “14” are preset, and the game ball is first started when the game is controlled in the high probability state. When the jackpot random number acquired at the timing of winning the mouth 11 (or the second start mouth 12) matches any of these winning values, it is determined that the jackpot game is executed.
ここで、大当たり乱数の取り得る範囲は、低確率状態と高確率状態とのいずれの場合も本実施形態では「0」〜「599」に設定されている。このため、本実施形態では、低確率状態での大当たり確率は2/600(=1/300)であり、高確率状態での大当たり確率は15/600(=1/40)である。 Here, the range that the jackpot random number can take is set to “0” to “599” in this embodiment in both the low probability state and the high probability state. Therefore, in the present embodiment, the jackpot probability in the low probability state is 2/600 (= 1/300), and the jackpot probability in the high probability state is 15/600 (= 1/40).
大当たり乱数に基づいて大当たりである(大当たり遊技を実行する)と判定された場合、第1始動口11(又は第2始動口12に対する)始動口入賞時にその大当たり乱数と一緒に取得された図柄乱数が、大当たりの種類毎に予め設定された乱数値のうちのどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する処理が行われる。 If the jackpot random number is determined to be a jackpot (execute the jackpot game), the design random number acquired together with the jackpot random number at the start opening prize (or to the second starting slot 12) However, the process of determining the jackpot type is performed based on which random number value among the random number values set in advance for each jackpot type matches.
図5(B)に例示されるように、本実施形態では、第1始動口入賞による大当たりの種類として、「16R確変当たり」、「2R確変当たり」、及び「16R通常当たり」の3種類が用意されている。なお、本実施形態では、第2始動口入賞による大当たりの種類が、第1始動口入賞による大当たりの種類と同じであるが、他の実施形態では、これらの大当たりの種類が異なっていてもよい。 As illustrated in FIG. 5B, in this embodiment, there are three types of jackpots for the first start opening winnings: “per 16R probability variation”, “per 2R probability variation”, and “per 16R normal variation”. It is prepared. In this embodiment, the type of jackpot by the second start opening winning is the same as the type of jackpot by the first starting opening winning, but in other embodiments, these types of jackpots may be different. .
ここで、「16R確変当たり」は、所定条件を満たすまで大入賞口13を長開放する16回の長開放ラウンド遊技が行われると共に、大当たり遊技が終了した後に、確変遊技状態で遊技が制御される大当たりである。
Here, “16R probability change per game” means that the game is controlled in the probability change game state after 16 long open round games in which the special winning
「2R確変当たり」は、所定条件を満たすまで大入賞口13を長開放する2回の長開放ラウンド遊技が行われると共に、大当たり遊技が終了した後に、確変遊技状態で遊技が制御される大当たりである。なお、「2R確変当たり」は、大入賞口13を(例えば0.1秒間)短開放する2回の短開放ラウンド遊技が行われる大当たりであってもよい。
“2R probability change per game” is a jackpot in which the game is controlled in the probability change game state after two long-opening round games in which the big winning
「16R通常当たり」は、所定条件を満たすまで大入賞口13を長開放する16回の長開放ラウンド遊技が行われると共に、大当たり遊技が終了した後に、時短遊技状態で遊技が制御される大当たりである。
“16R normal winning” is a big hit where the game is controlled in the short-time gaming state after the big winning game is finished and the 16 long opening round games are performed to open the big winning
(遊技状態について)
ここで、遊技機1における遊技状態について説明する。本実施形態における遊技機1は、「通常遊技状態」、「確変遊技状態」、及び「時短遊技状態」の3つの遊技状態のいずれかで遊技が制御される。
(About gaming state)
Here, the gaming state in the
「通常遊技状態」は、大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い低確率状態で特別図柄判定が行われると共に、電チューサポート機能が付与されない通常の遊技状態である。すなわち、通常遊技状態では、特別図柄判定によって大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い確率(例えば1/300)に設定される。また、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に低い確率(例えば1/12)に設定され、普通図柄の変動時間が相対的に長い時間(例えば25秒)に設定され、且つ第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に短い時間(例えば0.1秒×1回)に設定される。
The “normal game state” is a normal game state in which special symbol determination is performed in a low probability state in which it is determined that a jackpot game is to be executed, and the electric chew support function is not provided. In other words, in the normal gaming state, the probability that the jackpot game is determined to be executed by the special symbol determination is set to a relatively low probability (for example, 1/300). Also, the probability that the
「確変遊技状態」は、大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に高い高確率状態で特別図柄判定が行われると共に、電チューサポート機能が付与される遊技状態である。すなわち、確変遊技状態では、特別図柄判定によって大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に高い確率(例えば1/40)に設定される。また、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に高い確率(例えば12/12)に設定され、普通図柄の変動時間が相対的に短い時間(例えば2秒)に設定され、且つ第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に長い時間(例えば1.6秒×3回)に設定される。なお、確変遊技状態および時短遊技状態には、通常遊技状態のときに比べて、特別図柄の変動時間が短い変動パターンが選択され易いという特徴がある。
The “probability game state” is a game state in which special symbol determination is performed in a high probability state in which it is determined that a jackpot game is to be executed, and an electric chew support function is provided. That is, in the probability variation gaming state, the probability that the jackpot game is determined to be executed by the special symbol determination is set to a relatively high probability (for example, 1/40). In addition, the probability that the
なお、本実施形態における遊技機1では、大当たり遊技が終了して確変遊技状態に移行すると、基本的に、次に大当たりとなるまで確変遊技状態が継続する。
Note that, in the
「時短遊技状態」は、上述した低確率状態で特別図柄判定が行われると共に、電チューサポート機能が付与される遊技状態である。すなわち、時短遊技状態では、特別図柄判定によって大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い確率(例えば1/300)に設定される。また、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に高い確率(例えば12/12)に設定され、普通図柄の変動時間が相対的に短い時間(例えば2秒)に設定され、且つ第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に長い時間(例えば1.6秒×3回)に設定される。
The “time-short game state” is a game state in which special symbol determination is performed in the low probability state described above and an electric chew support function is provided. That is, in the short-time gaming state, the probability that it is determined that the jackpot game is executed by the special symbol determination is set to a relatively low probability (for example, 1/300). In addition, the probability that the
なお、本実施形態における遊技機1では、大当たり遊技が終了して時短遊技状態に移行すると、途中で大当たりが発生しなかった場合には、第2特別図柄判定(又は第1特別図柄判定)が100回行われるまで時短遊技状態で遊技が制御される。そして、この100回の特別図柄判定が行われるまでに大当たりとならなかった場合は、100回目の特別図柄判定が行われた後に、遊技状態が時短遊技状態から通常遊技状態に戻される。
In the
なお、以下の説明では、電チューサポート機能が付与されていることによって第2始動口12への遊技球の入賞が容易な状態(例えば、確変遊技状態や時短遊技状態)を「高ベース状態」と呼び、電チューサポート機能が付与されていないことによって第2始動口12への遊技球の入賞が容易ではない状態(例えば、通常遊技状態)を「低ベース状態」と呼ぶ場合がある。また、以下の説明では、低ベース状態で行われる遊技を「非時短遊技」と呼び、高ベース状態で行われる遊技を「時短遊技」と呼ぶ場合がある。
In the following description, a state in which a game ball is easily awarded to the
遊技球が第1始動口11に入賞した際に取得された大当たり乱数に基づいて大当たりであると判定された場合、この大当たり乱数と一緒に取得された図柄乱数が、図5(B)に示される図柄決定テーブルにおいて大当たりの種類と対応付けられている乱数値のうちのどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類が決定される。第1始動口11に遊技球が入賞した際に取得される図柄乱数の取り得る範囲は、本実施形態では「0」〜「199」である。16R確変当たりに関して「0」〜「89」の90個の乱数値が割り当てられているので、90/200(=45%)の割合で16R確変当たりとなる。
If it is determined that the game ball is a big hit based on the jackpot random number acquired when winning the
また、2R確変当たりに関して「90」〜「119」の30個の乱数値が割り当てられているので、30/200(=15%)の割合で2R確変当たりとなる。また、16R通常当たりに関して「120」〜「199」の80個の乱数値が割り当てられているので、80/200(=40%)の割合で16R通常当たりとなる。 In addition, since 30 random values of “90” to “119” are assigned for 2R probability variation, 2R probability variation is achieved at a ratio of 30/200 (= 15%). Further, since 80 random numbers from “120” to “199” are assigned for 16R normal, 16R normal is obtained at a rate of 80/200 (= 40%).
図5(C)に例示されるように、本実施形態では、第2始動口入賞による大当たりの種類として、第1始動口入賞による大当たりと同じ3種類の大当たりが用意されている。遊技球が第2始動口12に入賞した際に取得された大当たり乱数に基づいて大当たりであると判定された場合、この大当たり乱数と一緒に取得された図柄乱数が、図5(C)に示される図柄決定テーブルにおいて大当たりの種類と対応付けられている乱数値のうちのどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類が決定される。
As illustrated in FIG. 5C, in the present embodiment, three types of jackpots are prepared as the jackpots resulting from the second start opening winning, the same as the jackpots resulting from the first starting opening winning. When it is determined that the big hit is based on the jackpot random number acquired when the game ball wins the
第2始動口12に遊技球が入賞した際に取得される図柄乱数の取り得る範囲は、第1始動口入賞に関する図柄乱数と同様に、「0」〜「199」である。16R確変当たりに関して「0」〜「109」の110個の乱数値が割り当てられているので、110/200(=55%)の割合で16R確変当たりとなる。また、2R確変当たりに関して「110」〜「119」の10個の乱数値が割り当てられているので、10/200(=5%)の割合で2R確変当たりとなる。また、16R通常当たりに関して「120」〜「199」の80個の乱数値が割り当てられているので、80/200(=40%)の割合で16R通常当たりとなる。
The possible range of the symbol random number acquired when the game ball wins the
[低ベース状態における演出の流れ]
図6は、低ベース状態における演出の流れについて説明するための説明図である。高ベース状態で遊技が制御されている場合には、遊技者が右打ちを行って第2始動口12に遊技球を容易に入賞させることが可能である。これに対して、低ベース状態で遊技が制御されている場合には、右打ちを行ったとしても第2始動口12に遊技球を入賞させることは困難である。このため、低ベース状態で遊技が制御されている場合には、遊技者は、第1始動口11を狙った左打ちにより遊技を行うことになる。
[Flow of production in low bass state]
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining the flow of effects in the low base state. When the game is controlled in the high base state, it is possible for the player to make a right strike to easily win the game ball at the
これに対して、第1始動口11に遊技球が入賞すると、第1特別図柄判定が実行される。そして、第1特別図柄表示器41において、第1特別図柄が変動表示されてから第1特別図柄判定の判定結果を示す表示態様で停止表示される。これに対して、液晶画面5では、このような第1特別図柄の表示に伴って以下のような演出が行われる。
On the other hand, when a game ball wins the
すなわち、液晶画面5では、第1特別図柄判定が実行されると、第1特別図柄の変動表示が開始されるのとほぼ同時に、装飾図柄の変動表示が開始される(図6(A)参照)。具体的には、液晶画面5には、例えば、1〜9の数字が縦方向に連続して記された数列からなる装飾図柄が横方向に3列表示されており、第1特別図柄の変動表示が開始されると、これらの装飾図柄が上から下へのスクロールするように、装飾図柄の変動表示が開始される(例えば図13(B)参照)。
That is, on the
そして、スクロールの開始から所定時間が経過すると、全ての装飾図柄が停止するのに先立って、例えば、左列の装飾図柄である左図柄と、右列の装飾図柄である右図柄とが停止する。その際、有効ライン上に同一の装飾図柄が停止しなかった場合にはリーチ成立とならず、第1特別図柄の停止表示に伴って、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示唆する3つの装飾図柄(例えばバラケ目)が有効ライン上に停止表示されることによってハズレが報知される(図6(B)参照)。そして、第1特別図柄判定が保留されている場合には、保留領域51に表示されている最先の保留アイコンが当該領域52にシフトされ、第1特別図柄の変動表示に伴って装飾図柄の次の変動表示が開始されることになる(図6(H)参照)。
Then, when a predetermined time elapses from the start of scrolling, for example, the left symbol which is the decorative symbol in the left column and the right symbol which is the decorative symbol in the right column are stopped before all the decorative symbols are stopped. . At that time, if the same decorative symbol does not stop on the active line, the reach is not established, and the determination result of the first special symbol determination is “lost” with the stop display of the first special symbol. Loss is notified when three decorative symbols (for example, loose eyes) suggesting this are stopped and displayed on the active line (see FIG. 6B). When the first special symbol determination is suspended, the earliest reserved icon displayed in the reserved
一方、左図柄および右図柄として有効ライン上に同一の装飾図柄が停止すると、リーチが成立する(図6(C)参照)。このようにしてリーチが成立すると、左図柄および右図柄と同じ装飾図柄が中図柄として有効ライン上に停止して図柄揃いとなるのではないかという期待感を遊技者に与えるリーチ演出が実行される。 On the other hand, when the same decorative symbol is stopped on the active line as the left symbol and the right symbol, reach is established (see FIG. 6C). When the reach is established in this way, a reach effect is executed to give the player a sense of expectation that the same decorative design as the left design and the right design will stop on the active line as a middle design and become a uniform design. The
本実施形態における遊技機1では、第1特別図柄の変動表示に伴って実行されるリーチ演出として、ノーマルリーチ演出、SPリーチ演出、及びSPSPリーチ演出が用意されている。
In the
ノーマルリーチ演出(図6(D)参照)は、例えば、中図柄のスクロール速度を徐々に低下させていくのに伴って、アニメのキャラクタが活躍する演出が展開されるリーチ演出である。遊技機1には、第1特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合には第1特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定され易く、逆に「ハズレ」である場合には第1特別図柄の変動時間が相対的に短い時間に設定され易いという特徴がある。これに対して、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であって且つ第1特別図柄の変動時間が相対的に短い時間に設定された場合、このノーマルリーチ演出が実行されてその終了時に「ハズレ」が報知され易い。このため、ノーマルリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が相対的に低いことを示唆するリーチ演出であると言える。
The normal reach effect (see FIG. 6D) is a reach effect in which an effect in which an animation character plays an active role is developed as the scroll speed of the middle symbol is gradually reduced. In the
SPリーチ演出(図6(E)参照)は、有効ライン上に中図柄が停止するまでの間に、例えば、実写のキャラクタが活躍する演出が、例えばノーマルリーチ演出よりも長い時間を掛けて展開されるリーチ演出である。このSPリーチ演出は、第1特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合に選択される可能性がある。また、SPリーチ演出は、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であり、且つ第1特別図柄の変動時間が長めの時間に設定された場合に選択され易い。このため、SPリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が中程度であることを示唆するリーチ演出であると言える。 In the SP reach production (see FIG. 6E), for example, the production in which a live-action character plays an active role takes longer than the normal reach production, for example, until the middle symbol stops on the active line. Reach production. This SP reach effect may be selected when the determination result of the first special symbol determination is “big hit”. Further, the SP reach effect is easily selected when the determination result of the first special symbol determination is “losing” and the variation time of the first special symbol is set to a longer time. For this reason, it can be said that the SP reach production is a reach production that suggests that the reliability for the jackpot is medium.
SPSPリーチ演出(図6(F)参照)は、有効ライン上に中図柄が停止するまでの間に、例えば、実写のキャラクタが活躍する演出が、例えばSPリーチ演出よりも長い時間を掛けて展開されるリーチ演出である。このSPSPリーチ演出は、第1特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合に選択され易い。また、SPSPリーチ演出は、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合にも選択される場合があるが、第1特別図柄の変動時間が相対的に短い時間に設定された場合には選択され難く、逆に第1特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合に選択され易いという特徴を有している。このため、SPSPリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆するリーチ演出であると言える。 The SPSP reach production (see FIG. 6 (F)) is, for example, a production in which a live-action character plays an active role over a longer time than the SP reach production until the middle symbol stops on the active line. Reach production. This SPSP reach production is easily selected when the determination result of the first special symbol determination is “big hit”. In addition, the SPSP reach effect may be selected even when the determination result of the first special symbol determination is “losing”, but the variation time of the first special symbol is set to a relatively short time. Is difficult to select, and conversely has a characteristic that it is easily selected when the variation time of the first special symbol is set to a relatively long time. For this reason, it can be said that the SPSP reach production is a reach production that suggests that the reliability for the jackpot is relatively high.
ここまで、リーチ成立後に1つのリーチ演出が実行されてそのリーチ演出の終了時に「大当たり」であるか否かが報知される場合について説明したが、本実施形態における遊技機1では、第1特別図柄の同一変動内で互いに異なる複数種のリーチ演出が実行される場合がある。
Up to this point, a case has been described in which one reach effect is executed after the reach has been established, and whether or not the jackpot is informed at the end of the reach effect, but in the
具体的には、第1特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合、すなわち変動時間が相対的に長い第1特別図柄の変動パターンが選択された場合、例えば、リーチ成立後に先ずはノーマルリーチ演出が実行され、そのノーマルリーチ演出の途中又は終盤にSPリーチ演出やSPSPリーチ演出といったより上位のリーチ演出に発展する場合がある。 Specifically, when the variation time of the first special symbol is set to a relatively long time, that is, when the variation pattern of the first special symbol having a relatively long variation time is selected, for example, after reaching reach First, a normal reach production is executed, and in the middle or at the end of the normal reach production, a higher reach production such as an SP reach production or an SPSP reach production may be developed.
なお、例えばノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展する発展パターンは、ノーマルリーチ演出からSPリーチ演出へと発展する発展パターンが選択される変動時間よりも長い変動時間が選択された場合に選択されるので、前者の発展パターンで発展するリーチ演出が実行される方が、後者の発展パターンで発展するリーチ演出が実行されるよりも、大当たりに対する信頼度は高い。このため、本実施形態では、ノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展する場合が、大当たりに対する信頼度が最も高いと言える。 For example, the development pattern that develops from the normal reach production to the SPSP reach production is selected when the variation time longer than the variation time that the development pattern that develops from the normal reach production to the SP reach production is selected. When the reach production that develops with the former development pattern is executed, the reliability of the jackpot is higher than when the reach production that develops with the latter development pattern is executed. For this reason, in this embodiment, it can be said that the reliability to the jackpot is the highest when developing from the normal reach production to the SPSP reach production.
このように、第1特別図柄の1回の変動表示中に1又は複数種類のリーチ演出が行われると、第1特別図柄の停止表示に伴って、第1特別図柄判定の判定結果を示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図6(B)参照)。そして、第1特別図柄の停止表示に伴って「大当たり」を報知する表示態様で装飾図柄が停止表示された場合、大当たり遊技のオープニング期間において、その大当たりの種類に応じた所定のオープニング演出(OP演出)が開始されることになる(図6(G)参照)。そして、図には示されていないが、大当たり遊技を構成する複数のラウンド遊技中においては、所定のラウンド中演出が行われ、全てのラウンド遊技が終了した後のエンディング期間においては、所定のエンディング演出が行われる。 In this way, when one or a plurality of types of reach effects are performed during one fluctuation display of the first special symbol, a display indicating the determination result of the first special symbol determination is accompanied with the stop display of the first special symbol. The decorative design is stopped and displayed in the manner (see FIG. 6B). Then, when the decorative symbol is stopped and displayed in a display mode in which “big hit” is notified in accordance with the stop display of the first special symbol, a predetermined opening effect (OP corresponding to the type of the big hit is given during the opening period of the big hit game. Production) is started (see FIG. 6G). Although not shown in the figure, during a plurality of round games that constitute a jackpot game, an effect is performed during a predetermined round, and a predetermined ending is performed during the ending period after all round games are completed. Production is performed.
なお、本実施形態では、リーチ演出の種類が、ノーマルリーチ演出、SPリーチ演出、及びSPSPリーチ演出の3種類である場合について説明するが、リーチ演出は4種類以上用意されていてもよい。また、上記の3種類のリーチ演出に関して、リーチ演出が、ノーマルリーチ演出、SPリーチ演出、SPSPリーチ演出の順で発展する発展パターンや、この発展パターンに対応する特別図柄の変動パターンが用意されていてもよい。 In addition, although this embodiment demonstrates the case where there are three types of reach production, normal reach production, SP reach production, and SPSP reach production, four or more types of reach production may be prepared. In addition, regarding the above three types of reach production, there are prepared development patterns in which the reach production develops in the order of normal reach production, SP reach production, and SPSP reach production, and a special pattern variation pattern corresponding to this development pattern. Also good.
[演出役物71,72の動作について]
図7は、第1演出役物71および第2演出役物72の動作について説明するための説明図である。第2演出役物71は、通常時は、図7(A−1)に例示されるように静止した状態に維持されている。これに対して、例えばノーマルリーチ演出からSPリーチ演出へとリーチ演出が発展することになる特別図柄の変動パターンが選択された場合、先ず、左図柄および右図柄として有効ライン上に同一の装飾図柄が擬似停止してノーマルリーチ演出が実行される(図7(A−2)参照)。そして、例えば、このノーマルリーチ演出の終盤において第2演出役物72が例えば所定の発光パターンで発光しながら時計回りに所定時間回転する(図7(A−3)参照)。これに伴い、液晶画面5で行われているリーチ演出が、ノーマルリーチ演出からSPリーチ演出へと発展する(図7(A−4)参照)。
[About the operations of the
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining the operations of the
このように、第2演出役物72は、本実施形態では、ノーマルリーチ演出の終盤に動作することによって、低信頼度のノーマルリーチ演出から中信頼度のSPリーチ演出への発展を示唆する手段として機能する。
In this way, in the present embodiment, the
一方の第1演出役物71は、通常時は、図7(B−1)に例示されるように、刀がほぼ直立したように見える初期姿勢に維持されている。これに対して、例えばノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へとリーチ演出が発展することになる特別図柄の変動パターンが選択された場合、先ず、左図柄および右図柄として有効ライン上に同一の装飾図柄が擬似停止してノーマルリーチ演出が実行される(図7(B−2)参照)。そして、例えば、このノーマルリーチ演出の終盤において第1演出役物71が例えば所定の発光パターンで発光しながら刀が略水平となるように見える回動姿勢へと姿勢変化し(図7(B−3)参照)、初期姿勢に復帰する。これに伴い、液晶画面5で行われているリーチ演出が、ノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展する(図7(B−4)参照)。
On the other hand, the
このように、第1演出役物71は、本実施形態では、ノーマルリーチ演出の終盤に動作することによって、低信頼度のノーマルリーチ演出から高信頼度のSPSPリーチ演出への発展を示唆する手段として機能する。
Thus, in the present embodiment, the
なお、図には示されていないが、ノーマルリーチ演出の終盤にて第1演出役物71または第2演出役物72が動作しなかった場合には、SPSPリーチ演出やSPリーチ演出へと発展することはなく、ノーマルリーチ演出の終盤にて左図柄および右図柄とは異なる中図柄が有効ライン上に停止して、ハズレが報知されることになる。
Although not shown in the figure, when the
[役物動作の変形例について]
本実施形態では、大当たりに対する信頼度が相対的に低い(本実施形態では中程度)ことを示唆すると共にSPリーチ演出への発展を示唆するべく第2演出役物72が作動し、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆すると共にSPSPリーチ演出への発展を示唆するべく第1演出役物71が作動する場合について説明する。
これに対して、第1演出役物71(又は第2演出役物72)を大当たりに対する信頼度が相対的に高いこと(又は相対的に低いこと)を示唆すべく、リーチ発展時以外のタイミングで作動させるようにしてもよい。例えば、特別図柄判定の判定結果(大当たりか否かの判定結果と変動パターン)等に基づいて、第1演出役物71または第2演出役物72の動作タイミングを決定する。具体的には、2つの演出役物71,72のいずれかを動作させるか否かを決定し、動作させると決定した場合、特別図柄の変動中における複数の動作タイミングの中から1または2以上の動作タイミングを例えば乱数抽選を行って選択することによって、演出役物の動作タイミングを設定する。
[Modified examples of the action of an accessory]
In the present embodiment, the
On the other hand, in order to suggest that the reliability for the jackpot is relatively high (or relatively low) for the first stage actor 71 (or the second stage actor 72), a timing other than at the time of reach development. You may make it operate | move by. For example, the operation timing of the
また、本実施形態では、第1演出役物71および第2演出役物72のそれぞれの動作パターンが1つである場合について説明するが、他の実施形態では、これらの演出役物71,72の動作パターン(動作態様)が複数用意されていてもよい。
Moreover, although this embodiment demonstrates the case where each operation pattern of the 1st production |
[リーチ発展時の演出の流れについて]
以下、図8を参照しつつ、ノーマルリーチ演出中に確定報知演出が出現した場合の演出の流れについて説明する。ここで、図8は、確定報知演出が出現した後の演出の流れについて説明するための説明図である。
[Direction flow during reach development]
Hereinafter, with reference to FIG. 8, a description will be given of the flow of effects when a final notification effect appears during a normal reach effect. Here, FIG. 8 is explanatory drawing for demonstrating the flow of the effect after the confirmation alerting | reporting effect appears.
本実施形態における遊技機1では、最終的に大当たりが報知されることになる第1特別図柄の変動表示中において、遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出として、確定報知演出が実行される場合がある(図8(A)参照)。この確定報知演出は、本実施形態では、大当たりを示す第1特別図柄が停止表示されることになることを報知する演出であり且つ出現率が極めて低い、所謂プレミア演出として構成されている。
In the
確定報知演出は、第1特別図柄の変動表示中における様々なタイミングで実行される可能性がある。本実施形態における遊技機1では、例えば、リーチ成立前に確定報知演出が実行される場合がある。また、リーチ成立後のノーマルリーチ演出中に確定報知演出が実行される場合がある。このように、ノーマルリーチ演出の終盤までに確定報知演出が実行され、更に、SPSPリーチ演出またはSPリーチ演出へと発展する場合、以下のような演出が行われる。
The confirmation notification effect may be executed at various timings during the variation display of the first special symbol. In the
例えばノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展する装飾図柄の変動演出パターンに対応する第1特別図柄の変動パターンが選択されている場合、ノーマルリーチ演出の終盤において、第1演出役物71が作動する(図8(B)参照)。この第1演出役物71の作動については、図7(B−1)〜(B−4)に基づいて上述した通りである。
For example, when the variation pattern of the first special symbol corresponding to the variation representation pattern of the decorative design that develops from the normal reach production to the SPSP reach production is selected, the
一方、例えばノーマルリーチ演出からSPリーチ演出へと発展する装飾図柄の変動演出パターンに対応する第1特別図柄の変動パターンが選択されている場合、ノーマルリーチ演出の終盤において、第2演出役物72が作動する(図8(C)参照)。この第2演出役物72の作動については、図7(A−1)〜(A−4)に基づいて上述した通りである。
On the other hand, for example, when the variation pattern of the first special symbol corresponding to the variation representation pattern of the decorative design that develops from the normal reach production to the SP reach production is selected, the
このように、第1演出役物71が作動してSPSPリーチ演出へと発展した場合、又は第2演出役物72が作動してSPリーチ演出へと発展した場合、それぞれのリーチ演出の終盤において、カットイン演出が実行される。このカットイン演出は、遊技者による演出ボタン26の操作に応じて(或いは自動的に)、液晶画面5に表示されている演出画像に特定の演出画像を重畳表示したり、或いは、特定の演出画像を液晶画面5に全画面表示したりする演出である。
As described above, when the
なお、このカットイン演出は、変動中の特別図柄(ここでは第1特別図柄)が最終的に大当たりを示す態様で停止表示されることに対する信頼度(すなわち大当たりに対する信頼度)を示唆する演出である。このため、カットイン演出には、複数の演出パターンが用意されている。具体的には、本実施形態では、大当たりに対する信頼度が相対的に低いことを示唆する特定の演出画像を表示する弱カットイン演出と、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆する特定の演出画像を表示する強カットイン演出とが用意されている。 This cut-in effect is an effect that suggests the degree of reliability (that is, the degree of reliability with respect to the jackpot) that the special symbol (in this case, the first special symbol) that is fluctuating is stopped and displayed in a manner that finally shows a jackpot is there. For this reason, a plurality of effect patterns are prepared for the cut-in effect. Specifically, in this embodiment, a weak cut-in effect that displays a specific effect image that suggests that the reliability for the jackpot is relatively low, and a specification that indicates that the reliability for the jackpot is relatively high A strong cut-in effect for displaying the effect image is prepared.
このように、本実施形態における遊技機1では、SPリーチ演出およびSPSPリーチ演出のそれぞれに対して、強カットイン演出または弱カットイン演出が行われる。このため、本実施形態における遊技機1では、確定報知演出が出現してからSPSPリーチ演出へと発展する場合と、SPリーチ演出へと発展する場合とに関して、それぞれ2つの演出ルートが存在する。
Thus, in the
SPSPリーチ演出へと発展する場合における1つ目の演出ルートは、確定報知演出が出現した後に第1演出役物71が作動してSPSPリーチ演出へと発展し、そのSPSPリーチ演出の終盤で強カットイン演出が行われる演出ルートである(図8(A),(B),及び(D)参照)。
SPSPリーチ演出へと発展する場合における2つ目の演出ルートは、確定報知演出が出現した後に第1演出役物71が作動してSPSPリーチ演出へと発展し、そのSPSPリーチ演出の終盤で弱カットイン演出が行われる演出ルートである(図8(A),(B),及び(E)参照)。
In the case of developing to the SPSP reach production, the first production route is the strong effect at the end of the SPSP reach production when the
The second production route in the case of developing to the SPSP reach production, the
SPリーチ演出へと発展する場合における1つ目の演出ルートは、確定報知演出が出現した後に第2演出役物72が作動してSPリーチ演出へと発展し、そのSPリーチ演出の終盤で強カットイン演出が行われる演出ルートである(図8(A),(C),及び(F)参照)。
SPリーチ演出へと発展する場合における2つ目の演出ルートは、確定報知演出が出現した後に第2演出役物72が作動してSPリーチ演出へと発展し、そのSPリーチ演出の終盤で弱カットイン演出が行われる演出ルートである(図8(A),(C),及び(G)参照)。
In the case of developing to the SP reach production, the first production route is that the
In the case of developing into the SP reach production, the second production route is the
ところで、本実施形態においては、遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出が、基本的には必ず大当たりとなることを報知する確定報知演出として構成されている。このため、確定報知演出が出現した場合、本来であれば、特別図柄の変動表示中に行われる演出を、遊技者が、大当たりを引き当てたことに対する優越感に浸りながら安心して見ていられることが好ましい。 By the way, in this embodiment, the notification effect which notifies that it will be in a state advantageous to a player is comprised as a fixed notification effect which alert | reports that it will always be a big hit. For this reason, when a confirmed notification effect appears, it is possible that the player would be able to watch the effect performed during the special symbol fluctuation display while being immersed in the superiority of the jackpot winning. preferable.
これに対して、例えば、確定報知演出が出現したにも拘わらず、第1演出役物71ではなく第2演出役物72が作動して大当たりに対する信頼度が必ずしも高いとは言えないSPリーチ演出に発展したり、或いは、リーチ演出の終盤で強カットイン演出ではなく弱カットイン演出が行われたりすると、もしかしたらハズレになるのではないかといった不安感を遊技者が感じてしまい、その結果、確定報知演出の興趣性が著しく低下してしまうおそれがある。
On the other hand, for example, the SP reach effect that the reliability for the jackpot is not necessarily high due to the operation of the
そこで、本実施形態における遊技機1は、リーチ発展前に確定報知演出が出現した場合には、第1演出役物71が作動してSPSPリーチ演出へと発展する割合の方が、第2演出役物72が作動してSPリーチ演出へと発展する割合よりも高くなるように設定されている。
また、本実施形態における遊技機1は、確定報知演出が出現してSPリーチ演出またはSPSPリーチ演出に発展した場合には、強カットイン演出が出現する割合の方が、弱カットイン演出が出現する割合よりも高くなるように設定されている。
Therefore, in the
In addition, in the
このように、本実施形態における遊技機1は、確定報知演出が行われた後に大当たりに対する信頼度が低い演出が行われてしまう、所謂尻すぼみパターンの発生割合を低くすることによって、確定報知演出の興趣性の低下を抑制している。
As described above, the
[大当たり用変動パターンテーブルについて]
図9は、大当たり用変動パターンテーブルについて説明するための説明図である。例えば、第1始動口11に遊技球が入賞すると、上述した大当たり乱数、図柄乱数、及びリーチ乱数と共に、第1特別図柄の変動パターンを選択する変動パターン選択処理に使用される変動パターン乱数が取得される。このように、取得情報としての各種の乱数が取得された後、取得された大当たり乱数に基づいて大当たりであると判定された場合には、その大当たり乱数と一緒に取得された図柄乱数に基づいて大当たりの種類が決定される。そして、これらの処理に使用された大当たり乱数および図柄乱数と一緒に取得された変動パターン乱数に基づいて、第1特別図柄の変動パターンが選択される。
[About the jackpot variation pattern table]
FIG. 9 is an explanatory diagram for explaining the big hit variation pattern table. For example, when a game ball wins at the
遊技制御基板100のメインROM102には、大当たり用変動パターンテーブルが記憶されている(図9参照)。この大当たり用変動パターンテーブルは、第1特別図柄判定において大当たりと判定された場合に、第1特別図柄の変動パターンを選択するために使用されるテーブルである。
The
図9に例示されるように、大当たり用変動パターンテーブルでは、変動パターン乱数と第1特別図柄の変動パターンとが対応付けられている。変動パターン乱数の取り得る範囲は、本実施形態では「0」〜「99」に設定されている。また、大当たり用変動パターンテーブルでは、第1特別図柄の変動時間が30秒である変動パターンA、第1特別図柄の変動時間が50秒である変動パターンB、第1特別図柄の変動時間が70秒である変動パターンC、第1特別図柄の変動時間が90秒である変動パターンD、及び第1特別図柄の変動時間が110秒である変動パターンEのそれぞれに対して、変動パターン乱数に関する乱数値が対応付けられている。 As illustrated in FIG. 9, in the jackpot variation pattern table, the variation pattern random number and the variation pattern of the first special symbol are associated with each other. In this embodiment, the range that the fluctuation pattern random number can take is set to “0” to “99”. In the jackpot variation pattern table, the variation pattern A in which the variation time of the first special symbol is 30 seconds, the variation pattern B in which the variation time of the first special symbol is 50 seconds, and the variation time of the first special symbol is 70. For a variation pattern C that is second, a variation pattern D that has a variation time of 90 seconds for the first special symbol, and a variation pattern E that has a variation time of 110 seconds for the first special symbol, Numeric values are associated.
図9に例示されるように、大当たりの当選値と一致する大当たり乱数と一緒に取得された変動パターン乱数が「0」〜「4」のいずれかである場合には上記の変動パターンAが選択され、「5」〜「14」のいずれかである場合には上記の変動パターンBが選択される。また、取得された変動パターン乱数が「15」〜「29」のいずれかである場合には上記の変動パターンCが選択され、「30」〜「59」のいずれかである場合には上記の変動パターンDが選択され、「60」〜「99」のいずれかである場合には上記の変動パターンEが選択される。 As illustrated in FIG. 9, when the variation pattern random number obtained together with the jackpot random number that matches the winning value of the jackpot is any one of “0” to “4”, the variation pattern A is selected. If it is any one of “5” to “14”, the variation pattern B is selected. Further, when the obtained variation pattern random number is any one of “15” to “29”, the above variation pattern C is selected, and when it is any one of “30” to “59”, the above-described variation pattern C is selected. When the variation pattern D is selected and any one of “60” to “99” is selected, the variation pattern E is selected.
このため、本実施形態における遊技機1では、第1特別図柄判定の判定結果が大当たりとなった場合、変動パターンAが5/100(=5%)の割合で選択され、変動パターンBが10/100(=10%)の割合で選択され、変動パターンCが15/100(=15%)の割合で選択され、変動パターンDが30/100(=30%)の割合で選択され、変動パターンEが40/100(=40%)の割合で選択される。
For this reason, in the
第1特別図柄判定の判定結果が大当たりの場合に選択される変動パターンを選択率の高いものから順に並べた場合、変動パターンE、変動パターンD、変動パターンC、変動パターンB、変動パターンAの順となる。 When the variation patterns selected when the determination result of the first special symbol determination is a jackpot are arranged in order from the one with the highest selection rate, the variation pattern E, variation pattern D, variation pattern C, variation pattern B, variation pattern A In order.
[確定報知演出の実行要否決定テーブルについて]
後に詳述するが、遊技機1では、遊技制御基板100において第1特別図柄判定が実行されると、遊技制御基板100から演出制御基板130へと変動開始コマンドが送信される。この変動開始コマンドは、大当たりか否かの判定結果を示す図柄の設定情報や、選択された第1特別図柄の変動パターンを示す変動パターンの設定情報等を含むものである。
[Confirmation notification effect execution necessity determination table]
As will be described in detail later, in the
演出制御基板130のサブCPU131は、演出制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている図柄の設定情報に基づいて、大当たりか否かを判定する。そして、大当たりであると判定した場合、確定報知演出の実行要否決定テーブル(図10参照)を参照して、上述した確定報知演出を実行するか否かを決定する処理を行う。
The
図10は、確定報知演出の実行要否決定テーブルについて説明するための説明図である。図10に例示されるように、実行要否決定テーブルでは、第1特別図柄の変動パターンと、第1特別図柄の変動時間と、実行要否決定乱数とが対応付けられている。 FIG. 10 is an explanatory diagram for describing a determination necessity determination execution table for the confirmation notification effect. As illustrated in FIG. 10, in the execution necessity determination table, the variation pattern of the first special symbol, the variation time of the first special symbol, and the execution necessity determination random number are associated with each other.
サブCPU131は、第1特別図柄判定の大当たりに係る変動開始コマンドを受信した場合、この変動開始コマンドに含まれている変動パターンの設定情報に基づいて、第1特別図柄の変動パターンを特定する。そして、この変動開始コマンドを受信したことに応じて実行要否決定乱数を取得し、取得した実行要否決定乱数が、実行要否決定テーブルにおいて上記特定した第1特別図柄の変動パターンに対応付けられている乱数値(当選値)と一致するか否かに基づいて、確定報知演出を実行するか否かを決定する。
When the
図10に例示されるように、確定報知演出の実行要否決定テーブルでは、実行要否決定乱数の取り得る範囲が「0」〜「99」に設定されている。また、実行要否決定テーブルでは、変動パターンAに対して「0」の1個の乱数値が対応付けられており、今回の第1特別図柄の変動パターンが変動パターンAである場合、確定報知演出を実行すると決定される確率は1/100(=1%)である。 As illustrated in FIG. 10, in the execution necessity determination table for the fixed notification effect, the range that the execution necessity determination random number can take is set to “0” to “99”. In the execution necessity determination table, when one random number value of “0” is associated with the variation pattern A and the variation pattern of the first special symbol this time is the variation pattern A, a confirmation notification is made. The probability determined to execute the effect is 1/100 (= 1%).
また、変動パターンBに対して「2」、「56」の2個の乱数値が対応付けられており、今回の第1特別図柄の変動パターンが変動パターンBである場合、確定報知演出を実行すると決定される確率は2/100(=2%)である。
また、変動パターンCに対して「10」、「38」、「86」の3個の乱数値が対応付けられており、今回の第1特別図柄の変動パターンが変動パターンCである場合、確定報知演出を実行すると決定される確率は3/100(=3%)である。
In addition, when the random number values “2” and “56” are associated with the fluctuation pattern B and the fluctuation pattern of the first special symbol this time is the fluctuation pattern B, the confirmation notification effect is executed. Then, the probability determined is 2/100 (= 2%).
In addition, when the variation pattern C is associated with three random values “10”, “38”, and “86” and the variation pattern of the first special symbol this time is the variation pattern C, it is confirmed. The probability determined to execute the notification effect is 3/100 (= 3%).
また、変動パターンDに対して「7」、「21」、「48」、「98」の4個の乱数値が対応付けられており、今回の第1特別図柄の変動パターンが変動パターンDである場合、確定報知演出を実行すると決定される確率は4/100(=4%)である。
また、変動パターンEに対して「27」、「31」、「55」、「72」、「83」、「94」の6個の乱数値が対応付けられており、今回の第1特別図柄の変動パターンが変動パターンEである場合、確定報知演出を実行すると決定される確率は6/100(=6%)である。
In addition, four random numbers “7”, “21”, “48”, and “98” are associated with the fluctuation pattern D, and the fluctuation pattern of the first special symbol this time is the fluctuation pattern D. In some cases, the probability of being determined to execute the final notification effect is 4/100 (= 4%).
Further, six random numbers “27”, “31”, “55”, “72”, “83”, “94” are associated with the variation pattern E, and the first special symbol of this time When the fluctuation pattern is fluctuation pattern E, the probability of determining to execute the definite notification effect is 6/100 (= 6%).
なお、図10に例示されるように、変動時間が30秒である変動パターンAで第1特別図柄が変動表示される場合には、リーチ成立後にノーマルリーチ演出が実行されて、このノーマルリーチ演出の終了時に大当たりが報知されることになる。この変動パターンAに対する確定報知演出の実行決定確率は、上記のように1%に設定されている。このため、ノーマルリーチ演出にて大当たりが報知される場合の確定報知演出の出現率も1%である。 As illustrated in FIG. 10, when the first special symbol is variably displayed with the variation pattern A having a variation time of 30 seconds, the normal reach effect is executed after the reach is established, and the normal reach effect ends. Sometimes jackpots are reported. The execution decision probability of the fixed notification effect for this variation pattern A is set to 1% as described above. For this reason, the appearance rate of the fixed notification effect when the jackpot is notified in the normal reach effect is also 1%.
また、変動時間が50秒である変動パターンBで第1特別図柄が変動表示される場合には、リーチ成立後にSPリーチ演出が実行されて、このSPリーチ演出の終了時に大当たりが報知されることになる。この変動パターンBに対する確定報知演出の実行決定確率は、上記のように2%に設定されている。
また、変動時間が90秒である変動パターンDで第1特別図柄が変動表示される場合には、リーチ成立後にノーマルリーチ演出からSPリーチ演出に発展して、このSPリーチ演出の終了時に大当たりが報知されることになる。この変動パターンDに対する確定報知演出の実行決定確率は、上記のように4%に設定されている。
したがって、SPリーチ演出にて大当たりが報知されることになる場合の確定報知演出の出現率は、本実施形態では6%(=2%+4%)である。
In addition, when the first special symbol is variably displayed in the variation pattern B having a variation time of 50 seconds, the SP reach effect is executed after the reach is established, and the jackpot is notified at the end of the SP reach effect. become. The execution decision probability of the fixed notification effect for this variation pattern B is set to 2% as described above.
In addition, when the first special symbol is variably displayed with the variation pattern D having a variation time of 90 seconds, the normal reach effect is developed to the SP reach effect after the reach is established, and a jackpot is notified at the end of the SP reach effect. Will be. The execution decision probability of the fixed notification effect for the variation pattern D is set to 4% as described above.
Therefore, the appearance rate of the confirmed notification effect when the jackpot is notified in the SP reach effect is 6% (= 2% + 4%) in the present embodiment.
一方、変動時間が70秒である変動パターンCで第1特別図柄が変動表示される場合には、リーチ成立後にSPSPリーチ演出が実行されて、このSPSPリーチ演出の終了時に大当たりが報知されることになる。この変動パターンCに対する確定報知演出の実行決定確率は、上記のように3%に設定されている。
また、変動時間が110秒である変動パターンEで第1特別図柄が変動表示される場合には、リーチ成立後にノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出に発展して、このSPSPリーチ演出の終了時に大当たりが報知されることになる。この変動パターンEに対する確定報知演出の実行決定確率は、上記のように6%に設定されている。
したがって、SPSPリーチ演出にて大当たりが報知されることになる場合の確定報知演出の出現率は、本実施形態では9%(=3%+6%)である。
On the other hand, when the first special symbol is variably displayed with the fluctuation pattern C having a fluctuation time of 70 seconds, the SPSP reach effect is executed after the reach is established, and the jackpot is notified at the end of the SPSP reach effect. become. The execution decision probability of the fixed notification effect for the variation pattern C is set to 3% as described above.
In addition, when the first special symbol is variably displayed with the variation pattern E having a variation time of 110 seconds, after reaching reach, the normal reach effect is developed to the SPSP reach effect, and a jackpot is notified at the end of the SPSP reach effect. Will be. The execution decision probability of the fixed notification effect for the variation pattern E is set to 6% as described above.
Therefore, the appearance rate of the definite notification effect when the jackpot is notified in the SPSP reach effect is 9% (= 3% + 6%) in the present embodiment.
ここまで、図10を参照しつつ、各リーチ演出にて大当たりが報知される場合の確定報知演出の出現率について説明したが、第1特別図柄の変動パターンとして変動パターンDが選択された場合と変動パターンEが選択された場合とを比較した場合、以下のことが言える。 Up to this point, the appearance rate of the definite notification effect when the jackpot is notified in each reach effect has been described with reference to FIG. 10, but when the variation pattern D is selected as the variation pattern of the first special symbol. When comparing with the case where the variation pattern E is selected, the following can be said.
すなわち、変動パターンDが選択されてノーマルリーチ演出からSPリーチ演出へと発展して大当たりが報知される場合の確定報知演出の出現率は4%である。また、変動パターンEが選択されてノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展して大当たりが報知される場合の確定報知演出の出現率は6%である。このため、リーチ成立前に確定報知演出が実行された場合、SPリーチ演出よりもSPSPリーチ演出に発展し易い(すなわち、第2演出役物72よりも第1演出役物71の方が作動し易い)ということが言える。
That is, when the variation pattern D is selected and developed from the normal reach effect to the SP reach effect and the jackpot is notified, the appearance rate of the confirmed notification effect is 4%. In addition, when the variation pattern E is selected and the normal reach effect is changed to the SPSP reach effect and the jackpot is notified, the appearance rate of the final notification effect is 6%. For this reason, when the confirmation notification effect is executed before the reach is established, it is easier to develop the SPSP reach effect than the SP reach effect (that is, the
このように、確定報知演出が実行された場合には、第2演出役物72よりも第1演出役物71の方が作動し易く、且つSPリーチ演出よりもSPSPリーチ演出に発展し易いため、確定報知演出を見た遊技者が、大当たりに対する信頼度が必ずしも高いとは言えないSPリーチ演出に発展したので、確定報知演出が出現したものの、もしかしたらハズレるのではないかといった不安感を覚えるのを効果的に抑制することが可能である。
As described above, when the final notification effect is executed, the
また、変動パターンBまたは変動パターンDが選択されて、SPリーチ演出にて大当たりが報知されることになる場合の確定報知演出の出現率は、上記の通り6%(=2%+4%)である。
一方、変動パターンCまたは変動パターンEが選択されて、SPSPリーチ演出にて大当たりが報知されることになる場合の確定報知演出の出現率は、上記の通り9%(=3%+6%)である。
このため、確定報知演出が実行されてSPリーチ演出にて大当たりが報知される場合とSPSPリーチ演出にて大当たりが報知される場合とを比較した場合、SPリーチ演出よりもSPSPリーチ演出にて大当たりが報知され易い。
したがって、リーチ成立からSPリーチ演出やSPSPリーチ演出に直発展する場合も加味したとしても、上記のように、もしかしたらハズレのではないかといった不安感を遊技者が覚えるのを効果的に抑制できると言える。
In addition, when the variation pattern B or the variation pattern D is selected and the jackpot is notified in the SP reach effect, the appearance rate of the final notification effect is 6% (= 2% + 4%) as described above. is there.
On the other hand, when the variation pattern C or the variation pattern E is selected and the jackpot is notified in the SPSP reach effect, the appearance rate of the final notification effect is 9% (= 3% + 6%) as described above. is there.
For this reason, when the case where the final notification effect is executed and the jackpot is notified by the SP reach effect is compared with the case where the jackpot is notified by the SPSP reach effect, the jackpot is made by the SPSP reach effect rather than the SP reach effect. Is easy to be notified.
Therefore, even if the direct development from the reach establishment to the SP reach production or the SPSP reach production is taken into consideration, it is possible to effectively suppress the player's feeling of anxiety that it may be lost as described above. It can be said.
[カットイン演出出現用のカットイン種別選択テーブルについて]
この変動開始コマンドは、大当たりか否かの判定結果を示す図柄の設定情報や、選択された第1特別図柄の変動パターンを示す変動パターンの設定情報等を含むものである。
[Cut-in type selection table for appearance of cut-in effects]
This variation start command includes symbol setting information indicating the determination result of whether or not the jackpot is present, variation pattern setting information indicating the variation pattern of the selected first special symbol, and the like.
遊技機1では、遊技制御基板100において第1特別図柄判定が実行されると、大当たりか否かの判定結果を示す図柄の設定情報や、第1特別図柄の変動パターンを示す変動パターンの設定情報等を含む変動開始コマンドが遊技制御基板100から演出制御基板130へと送信される。これに対して、サブCPU131は、演出制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている図柄の設定情報に基づいて、リーチ演出を行うか否か、リーチ演出を行う場合にはどのリーチ演出を行うか、リーチ演出を発展させる場合にはどのようなパターンでリーチ演出を発展させるか、どの装飾図柄で当落を報知するか等の装飾図柄の変動演出パターンを設定する。ここで、SPリーチ演出またはSPSPリーチ演出にて当落を報知する変動演出パターンを設定した場合、これらのリーチ演出の終盤にて大当たりに対する信頼度を示唆するカットイン演出の種別を選択するカットイン種別選択処理を実行する。
In the
図11は、確定報知演出が出現した後に行われるカットイン演出の種別を選択するためのカットイン種別選択テーブルについて説明するための説明図である。サブCPU131は、SPリーチ演出やSPSPリーチ演出にて大当たりを報知する変動演出パターンを設定し、更に、これらのリーチ演出に発展する前に確定報知演出を実行する予告演出パターンを設定した場合、図11に例示されるカットイン種別選択テーブルを参照して、これらのリーチ演出の終盤にて出現させるカットイン演出の種別を選択する。
FIG. 11 is an explanatory diagram for explaining a cut-in type selection table for selecting a type of cut-in effect that is performed after the confirmation notification effect appears. When the
図11に例示されるように、カットイン種別選択テーブルでは、第1特別図柄の変動パターンと、カットイン種別と、種別選択乱数とが対応付けられている。 As illustrated in FIG. 11, in the cut-in type selection table, the variation pattern of the first special symbol, the cut-in type, and the type selection random number are associated with each other.
サブCPU131は、第1特別図柄判定の大当たりに係る変動開始コマンドを受信し、第1特別図柄の変動パターンが変動パターンDまたは変動パターンEであることを特定した場合、種別選択乱数を取得し、取得した種別選択乱数が、特定した変動パターンに対して対応付けられているどの乱数値と一致するかに基づいて、カットイン種別を選択する。
When the
図11に例示されるように、確定報知演出を出現させる場合に参照されるカットイン種別選択テーブルでは、第1特別図柄の変動パターンと、カットイン種別と、種別選択乱数の乱数値とが対応付けられている。なお、図11においては、説明の便宜上、変動パターンA〜Eのうちの変動パターンD,Eのみが図示されており、他の変動パターンの図示が省略されている。 As illustrated in FIG. 11, in the cut-in type selection table that is referred to when a confirmed notification effect appears, the variation pattern of the first special symbol, the cut-in type, and the random number value of the type-selected random number correspond to each other. It is attached. In FIG. 11, for convenience of explanation, only the fluctuation patterns D and E among the fluctuation patterns A to E are shown, and the other fluctuation patterns are not shown.
種別選択乱数の取り得る範囲は、本実施形態では「0」〜「99」に設定されている。図11のカットイン種別選択テーブルでは、第1特別図柄の変動パターンが変動パターンDである場合に関して、強カットインに対して「0」〜「59」の60個の乱数値が対応付けられており、弱カットインに対して「60」〜「99」の40個の乱数値が対応付けられている。このため、取得された種別選択乱数が「0」〜「59」のいずれかと一致する場合には強カットイン演出を実行すると決定され、「60」〜「99」のいずれかと一致する場合には弱カットイン演出を実行すると決定される。
なお、変動パターンDに関して、強カットインおよび弱カットインのそれぞれに対して上記のように乱数値が対応付けられているので、強カットインが実行される割合は60/100(=60%)であり、弱カットインが実行される割合は40/100(=40%)である。
The possible range of the type selection random number is set to “0” to “99” in this embodiment. In the cut-in type selection table of FIG. 11, when the variation pattern of the first special symbol is variation pattern D, 60 random numbers from “0” to “59” are associated with the strong cut-in. Thus, 40 random numbers “60” to “99” are associated with the weak cut-in. For this reason, when the acquired type selection random number matches any of “0” to “59”, it is determined to execute the strong cut-in effect, and when it matches any of “60” to “99”. It is determined to execute a weak cut-in effect.
Regarding the variation pattern D, since the random value is associated with each of the strong cut-in and the weak cut-in as described above, the ratio at which the strong cut-in is executed is 60/100 (= 60%). And the rate at which the weak cut-in is executed is 40/100 (= 40%).
一方、第1特別図柄の変動パターンが変動パターンEである場合に関しては、強カットインに対して「0」〜「79」の80個の乱数値が対応付けられており、弱カットインに対して「80」〜「99」の20個の乱数値が対応付けられている。このため、取得された種別選択乱数が「0」〜「79」のいずれかと一致する場合には強カットイン演出を実行すると決定され、「80」〜「99」のいずれかと一致する場合には弱カットイン演出を実行すると決定される。
なお、変動パターンEに関して、強カットインおよび弱カットインのそれぞれに対して上記のように乱数値が対応付けられているので、強カットインが実行される割合は80/100(=80%)であり、弱カットインが実行される割合は20/100(=20%)である。
On the other hand, when the variation pattern of the first special symbol is the variation pattern E, 80 random numbers “0” to “79” are associated with the strong cut-in, and the weak cut-in 20 random numbers “80” to “99” are associated with each other. For this reason, when the acquired type selection random number matches any of “0” to “79”, it is determined to execute the strong cut-in effect, and when it matches any of “80” to “99”. It is determined to execute a weak cut-in effect.
Regarding the variation pattern E, since the random value is associated with each of the strong cut-in and the weak cut-in as described above, the ratio at which the strong cut-in is executed is 80/100 (= 80%). And the rate at which the weak cut-in is executed is 20/100 (= 20%).
図11の表記とここまでの説明とから明らかなように、本実施形態では、確定報知演出が実行されると共にノーマルリーチ演出からSPリーチ演出へと発展して大当たりが報知される場合、強カットイン演出が実行される割合が60%であり、弱カットイン演出が実行される割合が40%である。
一方、確定報知演出が実行されると共にノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展して大当たりが報知される場合、強カットイン演出が実行される割合が80%であり、弱カットイン演出が実行される割合が20%である。
As is clear from the notation of FIG. 11 and the description so far, in the present embodiment, when the confirmed notification effect is executed and the jackpot is notified by developing from the normal reach effect to the SP reach effect, a strong cut-in is performed. The rate at which the effect is executed is 60%, and the rate at which the weak cut-in effect is executed is 40%.
On the other hand, when the final notification effect is executed and the jackpot is notified by developing from the normal reach effect to the SPSP reach effect, the ratio at which the strong cut-in effect is executed is 80%, and the weak cut-in effect is executed. The ratio is 20%.
このように、確定報知演出が実行された場合、大当たりが報知される最終のリーチ演出がSPリーチ演出とSPSPリーチ演出のいずれであったとしても、弱カットイン演出よりも強カットイン演出の方が実行され易い。
このため、確定報知演出が実行されたにも拘わらず弱カットイン演出が実行され、その結果として、もしかしたらハズレるのではないかといった不安感を遊技者が感じてしまうのを効果的に抑制することが可能である。
As described above, when the final notification effect is executed when the final notification effect is executed, whether the final reach effect in which the jackpot is notified is the SP reach effect or the SPSP reach effect, the stronger cut-in effect than the weak cut-in effect. Is easy to execute.
For this reason, a weak cut-in effect is executed in spite of the execution of the final notification effect, and as a result, it is possible to effectively suppress the player from feeling uneasy about the possibility of losing. Is possible.
[確定報知演出の再現について]
遊技機1では、上述したように、大当たり遊技が実行されることを確定的に報知する確定報知演出が実行される。この確定報知演出の種類として、本実施形態では、プレミア演出A、プレミア演出B、及びプレミア演出Cの3種類の確定報知演出が用意されており、確定報知演出を実行すると決定された場合、これら3種類のいずれかの確定報知演出が実行される。
なお、詳細な説明は省略するが、プレミア演出A、プレミア演出B、及びプレミア演出Cは、本実施形態では、出現率が相対的に低い演出であって、互いに異なる特定の演出画像を画面表示する演出として構成されている。
[Reproduction of final notification effect]
In the
In addition, although detailed description is abbreviate | omitted, the premiere effect A, the premier effect B, and the premier effect C are effects with a relatively low appearance rate in this embodiment, and display different specific effect images on the screen. It is configured as an effect.
ところで、確定報知演出が特定の演出画像を画面表示する演出であって、特定の演出画像が表示されている時間が相対的に短いような場合や(例えば数秒間しか表示されないような場合)、特定の演出画像の表示サイズが小さいような場合、確定報知演出が実行されたことに遊技者が気付かず、結果として、遊技機1の開発者が意図した高い演出効果が得られない可能性がある。
By the way, the confirmation notification effect is an effect of displaying a specific effect image on the screen, and when the time during which the specific effect image is displayed is relatively short (for example, when only a few seconds are displayed), When the display size of the specific effect image is small, the player does not notice that the final notification effect has been executed, and as a result, there is a possibility that the high effect intended by the developer of the
そこで、本実施形態における遊技機1では、第1特別図柄の変動表示中に確定報知演出が実行された場合に、その確定報知演出と共通する確定報知演出を、大当たり遊技が終了した後の高ベース状態における時短遊技中に再現することとしている。
Therefore, in the
図12は、各種の確定報知演出が大当たり遊技終了後の時短遊技中に再現されることを説明するための説明図である。図12に例示されるように、非時短遊技が行われている状況で第1特別図柄の変動表示中にプレミア演出Aが実行された場合、その第1特別図柄が大当たりを示す態様で停止表示されて大当たり遊技が実行された後の時短遊技が行われている状況において、第2特別図柄の変動表示中にプレミア演出Aを再現する演出が行われる。
また、非時短遊技が行われている状況で第1特別図柄の変動表示中にプレミア演出Bが実行された場合、その第1特別図柄が大当たりを示す態様で停止表示されて大当たり遊技が実行された後の時短遊技が行われている状況において、第2特別図柄の変動表示中にプレミア演出Bを再現する演出が行われる。
また、非時短遊技が行われている状況で第1特別図柄の変動表示中にプレミア演出Cが実行された場合、その第1特別図柄が大当たりを示す態様で停止表示されて大当たり遊技が実行された後の時短遊技が行われている状況において、第2特別図柄の変動表示中にプレミア演出Cを再現する演出が行われる。
FIG. 12 is an explanatory diagram for explaining that various confirmation notification effects are reproduced during the short-time game after the end of the jackpot game. As illustrated in FIG. 12, when the premier effect A is executed while the first special symbol is being displayed while the non-time-saving game is being performed, the first special symbol is stopped and displayed in a manner indicating a jackpot. In the situation where the short-time game is performed after the jackpot game is executed, an effect of reproducing the premier effect A is performed during the variable display of the second special symbol.
Further, when the premier effect B is executed during the display of the variation of the first special symbol in a situation where a non-short-time game is being performed, the first special symbol is stopped and displayed in a manner indicating a big hit, and the big hit game is executed. In a situation where a short-time game is being performed after that, the effect of reproducing the premier effect B is performed during the variable display of the second special symbol.
Further, when the premier effect C is executed during the display of the variation of the first special symbol in a situation where a non-short-time game is being performed, the first special symbol is stopped and displayed in a manner indicating a big hit and the jackpot game is executed. In a situation where a short time game is being performed afterwards, an effect of reproducing the premier effect C is performed during the variable display of the second special symbol.
このように、本実施形態における遊技機1では、非時短遊技が行われているときに実行された確定報知演出と共通する確定報知演出が、大当たり遊技終了後の時短遊技中に再現される。
As described above, in the
なお、本実施形態においては、非時短遊技中の大当たりに係る第1特別図柄の変動表示中に確定報知演出が実行された場合、時短遊技中の大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に、共通する確定報知演出が実行される。この確定報知演出を再現するための具体的な処理については、後に詳述する。 In addition, in this embodiment, when the fixed notification effect is executed during the variable display of the first special symbol related to the jackpot during the non-short-time game, during the variable display of the second special symbol related to the jackpot during the short-time game The common confirmation notification effect is executed. Specific processing for reproducing this final notification effect will be described in detail later.
[確定報知演出が行われた後に実行される演出の具体例]
以下、図13〜図15を参照しつつ、確定報知演出が行われた後に実行される演出の具体例について説明する。ここで、図13〜図15は、確定報知演出が行われた後に実行される各種の演出について説明するための画面図である。
[Specific example of effect executed after finalized notification effect]
Hereinafter, with reference to FIGS. 13 to 15, a specific example of the effect executed after the confirmation notification effect is performed will be described. Here, FIG. 13 to FIG. 15 are screen diagrams for explaining various effects executed after the confirmation notification effect is performed.
図13(A)には、第1特別図柄判定の判定結果がハズレであることを示す態様で装飾図柄が停止表示されると共に、第1保留アイコン表示領域51に第1特別図柄判定に係る2つの保留アイコンが表示された状態が示されている。なお、図13(A)では、第1保留アイコン表示領域51に表示されている最先の保留アイコンが、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆するべく、特別アイコン(例えば赤色の保留アイコン)として表示されている。
In FIG. 13A, the decorative symbol is stopped and displayed in a manner indicating that the determination result of the first special symbol determination is a loss, and the first
図13(A)に示されるハズレ図柄が停止表示されてから所定の確定時間(例えば1秒間)が経過すると、保留されていた上記の特別アイコンに対する第1特別図柄判定が実行されると共に、第1特別図柄の変動表示の開始に伴って、装飾図柄の変動表示が開始される(図13(B)参照)。その際、第1保留アイコン表示領域51に表示されていた特別アイコンが、当該領域53にシフトする。なお、ここでは、これらの図柄表示が開始される際に、確定報知演出としてプレミア演出Aをリーチ成立前に実行すると決定されているため、例えば所定のキャラクタを液晶画面5の右上に表示すると共に、このキャラクタが特定のセリフを発する演出音をスピーカ24から出力するプレミア演出Aが実行される(図13(C)参照)。
When a predetermined fixed time (for example, 1 second) elapses after the losing symbol shown in FIG. 13A is stopped and displayed, the first special symbol determination for the special icon that has been held is executed, and With the start of the variable display of one special symbol, the variable display of the decorative symbol is started (see FIG. 13B). At that time, the special icon displayed in the first hold
なお、図13(C)では第1特別図柄の変動表示中のリーチ成立前に確定報知演出が実行される様子が例示されているが、本実施形態では、確定報知演出が実行されるタイミングが複数用意されており、確定報知演出がリーチ成立時やリーチ成立後に行われる場合もある。 Although FIG. 13C illustrates a state in which the fixed notification effect is executed before the reach is established during the fluctuation display of the first special symbol, in this embodiment, the timing at which the fixed notification effect is executed is illustrated. A plurality of prepared notification effects may be performed when reach is established or after reach is established.
確定報知演出としてプレミア演出Aが実行された後に、いわゆる擬似連続予告演出が実行される場合がある。この擬似連続予告演出は、特別図柄(ここでは第1特別図柄)の1回の変動表示中に、装飾図柄が複数回変動表示されたように見せ掛ける演出である。 A so-called pseudo-continuous notice effect may be executed after the premier effect A is executed as the confirmation notification effect. This pseudo-continuous notice effect is an effect that makes it appear as if the decorative symbol is displayed in a variable manner a plurality of times during a single change display of the special symbol (here, the first special symbol).
この擬似連続予告演出が実行される場合、まず、第1特別図柄の変動表示中において、ハズレを示す態様で3列の装飾図柄を擬似停止させる演出が行われる(図13(D)参照)。このようにして装飾図柄が擬似停止して擬似1連目の演出が終了すると、擬似2連目の演出に突入する。具体的には、擬似停止していた3列の装飾図柄が再始動して装飾図柄の変動表示が再開される(図13(E)参照)。そして、擬似連続予告演出が擬似3連目へと発展する場合、擬似1連目から擬似2連目に発展する場合と同様に、ハズレを示す態様で3列の装飾図柄が擬似停止し(図13(F)参照)、その後に3列の装飾図柄が再始動して装飾図柄の変動表示が再開される(図13(G)参照)。 When this pseudo-continuous notice effect is executed, first, during the variation display of the first special symbol, an effect of quasi-stopping the three rows of decorative symbols in a manner showing a loss is performed (see FIG. 13D). In this way, when the decorative symbol is pseudo-stopped and the first pseudo-stage effect is finished, the pseudo second-stage effect is entered. Specifically, the three rows of decorative symbols that have been pseudo-stopped are restarted, and the decorative symbol variation display is resumed (see FIG. 13E). Then, when the pseudo-continuous notice effect develops to the pseudo third series, the decorative symbols in the three columns are pseudo-stopped in a manner showing a loss as in the case of developing from the pseudo first series to the pseudo second series (see FIG. 13 (F)), and thereafter, the three rows of decorative symbols are restarted, and the decorative symbol variation display is resumed (see FIG. 13 (G)).
ここで、リーチ成立前に擬似3連目まで発展する擬似連続予告演出を実行し、ノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展してこのSPSPリーチ演出にて大当たりを報知するという演出パターンが設定されている場合、以下のような演出が行われる。 Here, an effect pattern is set in which a pseudo-continuous notice effect that develops up to a pseudo third series is executed before the reach is established, the normal reach effect is changed to the SPSP reach effect, and the jackpot is notified by this SPSP reach effect. If so, the following effects are performed.
すなわち、擬似3連目の装飾図柄の変動表示が開始されてから所定時間が経過すると、左図柄および右図柄として同一の装飾図柄が有効ライン上に擬似停止してリーチ成立となり、有効ライン上にリーチ図柄(ここでは3図柄)と同じ装飾図柄が停止することに対する遊技者の期待感を高めるノーマルリーチ演出が実行される(図13(H)参照)。 That is, when a predetermined time has elapsed since the start of the pseudo third decorative symbol variation display, the same decorative symbol as the left symbol and the right symbol is pseudo-stopped on the active line and reach is established, and the reach is established. A normal reach effect is performed to increase the player's expectation that the same decorative design as the reach design (here, 3 designs) will stop (see FIG. 13H).
そして、ここではノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へと発展することが設定されているので、例えば、ノーマルリーチ演出の終盤に第1演出役物71が作動して、ノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出へとリーチ演出が発展する(図13(I)参照)。
Here, since it is set to develop from the normal reach production to the SPSP reach production, for example, the
なお、確定報知演出が行われた後にノーマルリーチ演出に発展し、第2演出役物72が作動してSPリーチ演出に発展する場合や、ノーマルリーチ演出中に確定報知演出が行われた後に第2演出役物72が作動してSPリーチ演出に発展する場合もある。
In addition, it develops into a normal reach production after the confirmation notification effect is performed, and the
これに対して、図13には、確定報知演出が行われた後のノーマルリーチ演出中に第1演出役物71が作動して高信頼度のSPSPリーチ演出へと発展する様子が示されている。この場合、確定報知演出を見た遊技者は、第1演出役物71が作動してSPSPリーチ演出に発展したのを見て、大当たりとなることに対する確信を抱くことができる。このため、もしかしたらハズレになるかもしれないといった不安感を遊技者に抱かせてしまうのを効果的に抑制することが可能である。
On the other hand, FIG. 13 shows a state in which the
図13以降の説明に戻り、SPSPリーチ演出の終盤になると、図には示されていないが、予め設定された有効期間内に演出ボタン26を操作することを遊技者に促す所定の演出表示が行われ、有効期間中に遊技者が演出ボタン26を操作すると(或いは操作が行われることなく有効期間が終了すると)、上述したカットイン演出が行われる。
Returning to the description of FIG. 13 and subsequent figures, when the SPSP reach effect comes to an end, although not shown in the figure, a predetermined effect display that prompts the player to operate the
図14(A)には、カットイン演出として強カットイン演出が行われている様子が例示されている。このように、確定報知演出が行われた後にSPSPリーチ演出へと発展し、更に、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆する強カットイン演出が実行されることで、遊技者は、大当たりとなることに対する確信を更に深めることができる。 FIG. 14A illustrates a state in which a strong cut-in effect is performed as a cut-in effect. In this way, after the confirmed notification effect is performed, the SPSP reach effect is developed, and further, the strong cut-in effect is executed to suggest that the reliability for the jackpot is relatively high. You can deepen your confidence that you will be a big hit.
なお、確定報知演出が実行された後にSPSPリーチ演出に発展した場合でも、弱カットイン演出が行われる場合があるが、本実施形態では、弱カットインが行われる割合が20%と低めに設定されている(図11参照)。このため、確定報知演出が実行されたか、もしかしたらハズレになるかもといった不安感を遊技者が抱き難い構成となっている。 In addition, even if the SPSP reach effect is developed after the confirmation notification effect is executed, the weak cut-in effect may be performed. However, in this embodiment, the ratio of the weak cut-in is set to a low 20%. (See FIG. 11). For this reason, the player is less likely to have anxiety that the final notification effect has been executed or that it may be lost.
第1特別図柄判定の大当たりに係る第1特別図柄の変動表示が開始されてから、予め設定された変動パターン(ここでは変動パターンE)に対応する変動時間が経過すると、大当たりを示す態様で第1特別図柄が停止するのに伴って、リーチ図柄と同じ中図柄が有効ライン上に停止して大当たりが報知される(図14(B)参照)。 When a variation time corresponding to a preset variation pattern (here, variation pattern E) has elapsed since the start of variation display of the first special symbol relating to the jackpot of the first special symbol determination, As one special symbol stops, the same middle symbol as the reach symbol stops on the active line and a jackpot is notified (see FIG. 14B).
このようにして大当たりを示す態様で装飾図柄が本停止してから所定の確定時間が経過すると、図には示されていないが、大当たり遊技のオープニング期間において、所定のオープニング演出が実行される。このオープニング演出は、例えば、大当たりの種類を報知する演出や、遊技者に右打ちを促す演出等から構成される。 In this manner, when the predetermined fixed time elapses after the decorative symbol is stopped in a manner showing a big hit, a predetermined opening effect is executed in the opening period of the big hit game, although not shown in the figure. This opening effect includes, for example, an effect for notifying the type of jackpot and an effect for prompting the player to make a right strike.
オープニング期間が終了して大入賞口13を開放するラウンド遊技中には、大当たりを報知する際に停止表示された装飾図柄、大当たりの種類(確変大当たりか否か)、ラウンド数、大当たりの連チャン回数、遊技者に右打ちを促す演出表示、今回の大当たり遊技における遊技球の総払出個数等を表示するラウンド中演出が液晶画面5を用いて行われる(図14(C)参照)。
During the round game in which the opening period ends and the
このように、ラウンド中演出を伴う複数回のラウンド遊技の全てが完了して大当たり遊技のエンディング期間になると、図には示されていないが、例えば大当たり遊技終了後の遊技状態などを遊技者に報知するエンディング演出が行われる。 In this way, when all of the multiple round games accompanied by the production during the round are completed and the ending period of the jackpot game is reached, although not shown in the figure, for example, the game state after the jackpot game ends is given to the player. An ending effect for notification is performed.
上記のように、大当たりに係る第1特別図柄の変動表示が終了して大当たり遊技が実行されると、本実施形態では、この大当たり遊技が終了した後は、確変遊技状態または時短遊技状態で遊技が制御される。これらの電チューサポート機能が付与される遊技状態においては、時短遊技に伴って以下のような演出が行われる。 As described above, when the variation display of the first special symbol related to the jackpot is finished and the jackpot game is executed, in this embodiment, after the jackpot game is finished, the game is performed in the probability variation gaming state or the short-time gaming state. Is controlled. In the gaming state to which these electric chew support functions are provided, the following effects are performed along with the short-time game.
すなわち、例えば、第1特別図柄判定が保留されている状況で第2始動口12に遊技球が入賞して第2特別図柄判定が保留されると、第1特別図柄判定に係る保留に対して第2特別図柄判定に係る保留の方が優先消化される。
That is, for example, when a game ball wins the
図14(D)には、1回の第1特別図柄判定が保留されている状態で、2回の第2特別図柄判定の保留のうちの1つ目の保留が消化される様子が例示されている。2回の第2特別図柄判定が保留されている状態で図柄の変動表示が可能になると、第2保留アイコン表示領域52に表示されている第2特別図柄判定に係る2つの保留アイコンのうちの1つ目の保留アイコンが当該アイコンとして当該領域53にシフトされると共に、2つ目の保留アイコンが第2保留アイコン表示領域52内でシフトされる。これに伴い、第2特別図柄の変動表示が開始されると共に、装飾図柄の変動表示が開始される。
FIG. 14D illustrates a state in which the first hold of the two second special symbol determinations is digested in a state where one first special symbol determination is held. ing. When the change display of the symbol is enabled in a state where the second second special symbol determination is on hold, of the two hold icons related to the second special symbol determination displayed on the second hold
ここで、当該領域53に表示された当該アイコンに対応する第2特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合、第2特別図柄の停止表示に伴って、3列の装飾図柄がハズレを示す態様で停止表示される(図14(E)参照)。
Here, when the determination result of the second special symbol determination corresponding to the icon displayed in the
ところで、遊技機1では、第1特別図柄の変動表示に伴って確定報知演出が実行された場合に、この第1特別図柄の大当たりを示す態様での停止表示に続いて実行された大当たり遊技の終了後の第2特別図柄の変動表示に伴って確定報知演出を再現する演出を行うこととしている。
By the way, in the
ここで、ハズレと判定された第2特別図柄判定に係る第2特別図柄の変動表示中に確定報知演出を再現してしまうと、第2特別図柄の変動表示中の予告演出として確定報知演出が行われたにも拘わらずハズレが報知されることとなり、遊技に支障を来たすおそれがある。 Here, if the confirmed notification effect is reproduced during the variation display of the second special symbol related to the second special symbol determination determined to be lost, the confirmed notification effect is displayed as the notification effect during the variation display of the second special symbol. In spite of the fact that the game has been performed, the player will be notified of the loss, and there is a risk that the game will be hindered.
そこで、本実施形態では、大当たりと判定された第2特別図柄判定に係る第2特別図柄の変動表示中において、確定報知演出を再現する演出を行うこととしている。
このような構成を採用することで、遊技者が、大当たりに係る第1特別図柄の変動表示中に行われた確定報知演出を第2特別図柄の変動表示中に確認することができると共に、今回の第2特別図柄の変動表示も大当たりに繋がるということを認識することが可能である。すなわち、上記の構成を採用することで、1種類の確定報知演出によって、第1特別図柄判定および第2特別図柄判定の両方が大当たりであることを報知することが可能である。
Therefore, in the present embodiment, an effect of reproducing the confirmed notification effect is performed during the variable display of the second special symbol related to the second special symbol determination determined to be a big hit.
By adopting such a configuration, the player can confirm the confirmed notification effect performed during the variation display of the first special symbol related to the jackpot during the variation display of the second special symbol. It is possible to recognize that the variation display of the second special symbol also leads to a jackpot. That is, by adopting the above configuration, it is possible to notify that both the first special symbol determination and the second special symbol determination are big hits by one type of final notification effect.
また、確変遊技状態や時短遊技状態で遊技が制御される場合、大当たり遊技が連続的に実行される所謂「連チャン」と呼ばれる状態になることがあるが、この連チャン中の3回目の大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中や、4回目以降の大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に確定報知演出を再現する構成を採用してしまうと、大当たりに係る第1特別図柄の変動表示中に行われた確定報知演出と、時短遊技中に再現された確定報知演出との関係性が希薄となり、その結果、確定報知演出が再現されたことを遊技者が認識できなくなる可能性がある。また、3回目の大当たりを引き当てる前に確変遊技状態(又は時短遊技状態)が終了して遊技状態が通常遊技状態に戻されてしまった場合に、時短遊技中に確定報知演出を再現することが困難となってしまう。 In addition, when a game is controlled in a probabilistic gaming state or a short-time gaming state, a so-called “continuous chain” state in which the jackpot game is continuously executed may occur. If the configuration that reproduces the final notification effect during the variation display of the second special symbol related to the second or the second special symbol variation display related to the fourth or subsequent jackpot is adopted, the first special symbol related to the jackpot The relationship between the confirmed notification effect performed during the variable display and the confirmed notification effect reproduced during the short-time game is sparse, and as a result, the player may not be able to recognize that the confirmed notification effect has been reproduced. There is. In addition, when the probabilistic gaming state (or the short-time gaming state) ends and the gaming state is returned to the normal gaming state before the third jackpot is awarded, the confirmed notification effect can be reproduced during the short-time gaming. It becomes difficult.
そこで、本実施形態における遊技機1では、これらの問題が生じるのを抑制すべく、2回目の大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中、すなわち、初当たりに係る大当たり遊技が終了した後の最初の大当たりに係る第2特別図柄(又は第1特別図柄)の変動表示中に確定報知演出を再現することとしている。
Therefore, in the
確定報知演出の再現に関して、具体的には、以下のような演出が行われる。
すなわち、初当たりに係る大当たり遊技が終了して第2特別図柄判定が保留される状況になると、第2特別図柄判定が保留された段階で、この第2特別図柄判定が実行された場合に大当たりとなるか否かを事前に判定する処理を含む事前判定処理が実行される。
Specifically, the following effects are performed with respect to the reproduction of the confirmation notification effect.
In other words, when the jackpot game related to the first win is over and the second special symbol determination is put on hold, the jackpot is awarded when the second special symbol determination is executed at the stage where the second special symbol determination is held. A pre-determination process including a process of pre-determining whether or not is satisfied is executed.
この事前判定処理の結果として、今回の第2特別図柄判定の保留が消化された場合に「大当たり」となることを示す事前判定結果が得られた場合、第2保留アイコン表示領域52に再現アイコンが表示される(図14(E)参照)。このように、第2特別図柄判定に係る保留アイコンとして再現アイコンを表示することで、確定報知演出の再現を伴う第2特別図柄の変動表示が控えていることと、その再現アイコンに対応する第2特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを、効果的に示唆することが可能である。
As a result of this pre-determination process, when a pre-determination result indicating that the current second special symbol determination hold is digested is “big hit”, a reproduction icon is displayed in the second hold
なお、本実施形態では、再現される確定報知演出の種類に関わらず、表示される再現アイコンが1種類である場合について説明するが、他の実施形態では、複数ある確定報知演出のうちのどの確定報知演出が再現されるかを遊技者が識別できるように、再現アイコンを表示するための演出画像を複数種類用意するようにしてもよい。これにより、確定報知演出が再現されることに加えて、再現される確定報知演出の種類を遊技者が特定可能になる。 In the present embodiment, the case where there is one type of reproduced icon to be displayed is described regardless of the type of the confirmed notification effect to be reproduced. However, in other embodiments, which of the plurality of confirmed notification effects is displayed. A plurality of types of effect images for displaying the reproduction icon may be prepared so that the player can identify whether the confirmed notification effect is reproduced. This allows the player to specify the type of confirmed notification effect to be reproduced in addition to reproducing the confirmed notification effect.
また、本実施形態では、初当たりに係る大当たり遊技が終了した後の最初の大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に確定報知演出が再現されるので、大当たりに係る第2特別図柄判定が保留されたとしても、それが2回目の大当たりに係る保留でない場合には、再現アイコンが表示されることはない。 Further, in the present embodiment, since the final notification effect is reproduced during the variation display of the second special symbol related to the first jackpot after the jackpot game related to the first jackpot ends, the second special symbol determination related to the jackpot is performed. Even if it is held, if it is not a hold related to the second jackpot, the reproduction icon is not displayed.
図14(E)に例示されるように再現アイコンが表示された状態で装飾図柄が停止表示すると、再現アイコンを含む第2保留アイコン表示領域52における保留アイコンに対してシフト処理が実行されると共に、第2特別図柄判定に係る次の図柄変動が開始される(図14(F)参照)。
When the decoration symbol is stopped and displayed with the reproduction icon displayed as illustrated in FIG. 14E, a shift process is performed on the hold icon in the second hold
ここで、再現アイコンの1つ前の保留に対応する第2特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合、変動表示中であった装飾図柄が「ハズレ」を示す態様で停止表示される(図14(G)参照)。 Here, when the determination result of the second special symbol determination corresponding to the hold immediately before the reproduction icon is “losing”, the decorative symbol that has been variably displayed is stopped and displayed in a manner indicating “losing”. (See FIG. 14G).
次に、この装飾図柄の停止表示から所定の確定時間が経過すると、第2保留アイコン表示領域52に対するシフト処理が実行される。その結果、再現アイコンが第2保留アイコン表示領域52から当該領域53へと移動して、当該アイコンとして表示されると共に、この当該アイコンに対応する装飾図柄の変動表示が開始される(図14(H)参照)。
Next, when a predetermined fixed time has elapsed from the stop display of the decorative symbol, a shift process for the second hold
ところで、再現アイコンに対応する第2特別図柄の変動表示中に、第1特別図柄の変動表示中に行われた確定報知演出が再現されることを遊技者が事前に知っていれば、再現アイコンに対応する第2特別図柄の変動表示中に行われる演出に注視することで、遊技者が確定報知演出を認識することが可能である。 By the way, if the player knows in advance that the confirmation notification effect performed during the variation display of the first special symbol is reproduced during the variation display of the second special symbol corresponding to the reproduction icon, the reproduction icon By paying attention to the effect performed during the variable display of the second special symbol corresponding to, the player can recognize the confirmed notification effect.
しかしながら、再現アイコンが何を示すアイコンであるかを遊技者が認識できていない場合や、第1特別図柄の変動表示中に行われた確定演出を遊技者が見逃しているような場合には、第2特別図柄の変動表示中に実行される確定報知演出を遊技者が見逃してしまう可能性がある。 However, if the player is unable to recognize what the reproduction icon is, or if the player has missed the confirmed effect performed during the variable display of the first special symbol, There is a possibility that the player may miss the confirmed notification effect that is executed during the variation display of the second special symbol.
そこで、本実施形態における遊技機1では、再現アイコンに対応する第2特別図柄の変動表示が開始されたことを契機として、その第2特別図柄の変動表示が開始されてから確定報知演出が再現されるまでの残り時間をカウントダウン表示するカウントダウン演出を実行することとしている(図14(I)参照)。このカウントダウン演出は、図14(I)に例示されるように、「確定報知演出の再現まで あと5秒」といったメッセージを表示する演出として構成されているが、本実施形態における遊技機1では、このメッセージの表示に伴い、例えば、「あと5秒」、「4秒」、「3秒」、「2秒」といった音声をスピーカ24から出力する演出が併せて実行される。
Therefore, in the
なお、他の実施形態では、確定報知演出が再現されるのを遊技者が見逃してしまうのを抑制するべく、確定報知演出が再現されることを遊技者が認識可能な文言やメッセージを再現アイコンに付与するようにしてもよい。 In another embodiment, a word or message that allows the player to recognize that the confirmed notification effect is reproduced is suppressed to prevent the player from overlooking the confirmed notification effect. You may make it give to.
再現アイコンに対応する第2特別図柄の変動表示が開始されると共に上述したカウントダウン演出が開始されてから4秒が経過すると、「確定報知演出の再現まで あと1秒」といった演出表示が行われる(図15(A)参照)。そして、ここから更に1秒が経過すると、カウントダウン演出が終了すると共に、確定報知演出を再現する演出が実行される(図15(B)参照)。なお、ここでは、第1特別図柄の変動表示中に確定報知演出としてプレミア演出Aが実行されているので、このプレミア演出Aと同じ演出が行われる(図13(C)及び図15(B)参照)。 When the variation display of the second special symbol corresponding to the reproduction icon is started and 4 seconds have elapsed since the start of the countdown effect described above, an effect display such as “one second until reproduction of the final notification effect” is performed ( (See FIG. 15A). Then, when another one second elapses from here, the countdown effect ends, and an effect that reproduces the confirmed notification effect is executed (see FIG. 15B). Here, since the premiere effect A is executed as the final notification effect during the variation display of the first special symbol, the same effect as the premier effect A is performed (FIGS. 13C and 15B). reference).
このようにして確定報知演出が実行されると、リーチ成立となり(図15(C)参照)、所定のリーチ演出が実行された後に(図15(D)参照)、大当たりが報知されることになる(図15(E)参照)。 When the confirmation notification effect is executed in this way, reach is established (see FIG. 15C), and after a predetermined reach effect is executed (see FIG. 15D), a jackpot is notified. (See FIG. 15E).
なお、この所定のリーチ演出は、確定報知演出の実行を伴う第1特別図柄の変動表示中に行われたリーチ演出と同じ或いは共通するリーチ演出であってもよいし、第1特別図柄の変動表示中には行われず第2特別図柄の変動表示中にしか行われないリーチ演出であってもよい。 The predetermined reach effect may be a reach effect that is the same as or in common with the reach effect performed during the change display of the first special symbol accompanied by the execution of the confirmation notification effect, or the first special symbol change. It may be a reach effect that is not performed during the display but only during the variable display of the second special symbol.
また、図14〜図15にかけて、第2特別図柄の変動表示から5秒後のタイミングで確定報知演出を再現する演出が開始される様子が示されているが、確定報知演出を再現する再現演出が実行されるタイミングはこれに限定されるものではない。例えば、第2特別図柄の変動表示の開始に伴って再現演出を開始したり、第2特別図柄の変動表示が開始されてから3秒後のタイミングで再現演出を開始したり、或いは、リーチ成立後のリーチ演出中に再現演出を開始したりしてもよい。
14 to 15, a state in which an effect of reproducing the confirmed notification effect is started at a timing five seconds after the change display of the second special symbol is shown. The timing at which is executed is not limited to this. For example, the reproduction effect starts with the start of the variation display of the second special symbol, the reproduction effect starts at the
ここまで説明した確定報知演出を再現する再現演出は、本実施形態では、第2特別図柄判定の大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に行われる。このため、再現演出を伴う第2特別図柄の変動表示が終了して大当たりを示す第2特別図柄が所定の確定時間だけ停止表示されると、大当たり遊技に係る演出表示(いわゆるオープニング演出)が開始される(図15(F)参照)。 In the present embodiment, the reproduction effect that reproduces the confirmed notification effect described so far is performed during the variable display of the second special symbol related to the jackpot of the second special symbol determination. For this reason, when the variation display of the second special symbol accompanied by the reproduction effect is finished and the second special symbol indicating the jackpot is stopped and displayed for a predetermined fixed time, the effect display related to the jackpot game (so-called opening effect) starts. (See FIG. 15F).
[メインRAM103の構成例]
図16は、メインRAM103の構成及びメインRAM103に格納される各種情報を例示するブロック図である。図16(A)に例示されるように、メインRAM103には、判定用記憶領域1030、第1保留記憶領域1031、第2保留記憶領域1032、第3保留記憶領域1033、第4保留記憶領域1034、第1保留記憶領域1035、第2保留記憶領域1036、第3保留記憶領域1037、及び第4保留記憶領域1038が設けられている。
[Configuration Example of Main RAM 103]
FIG. 16 is a block diagram illustrating the configuration of the
判定用記憶領域1030は、特別図柄判定が実際に実行されるときにその特別図柄判定に使用される各種情報が記憶される記憶領域である。第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034は、第1特別図柄判定に係る各種情報が記憶される記憶領域であり、第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038は、第2特別図柄判定に係る各種情報が記憶される記憶領域である。また、第2特別図柄判定は、第1特別図柄判定に対して優先消化される。このため、判定用記憶領域1030には、特別図柄判定の実行に際して、第2特別図柄判定が保留されている場合には第1保留記憶領域1035に記憶されている各種情報がシフトされ、第1特別図柄判定のみが保留されている場合には第1保留記憶領域1031に記憶されている各種情報がシフトされる。
The
図16(B)に例示されるように、保留記憶領域1031〜1038は、それぞれ、メインCPU101によって取得された、大当たり乱数を記憶する領域、図柄乱数を記憶する領域、リーチ乱数を記憶する領域、変動パターン乱数を記憶する領域、事前判定情報を記憶する領域等を含んでいる。
As illustrated in FIG. 16B, the reserved
大当たり乱数は、大当たり又はハズレを決定するための乱数である。図柄乱数は、大当たりであると判定された場合に、大当たりの種類を決定するための乱数である。リーチ乱数は、ハズレであると判定された場合に、リーチ有りの演出を行うか或いはリーチ無しの演出を行うかを決定するための乱数である。変動パターン乱数は、特別図柄が変動表示される際の特別図柄の変動パターンを決定するための乱数である。 The jackpot random number is a random number for determining jackpot or loss. The design random number is a random number for determining the type of jackpot when it is determined that the jackpot is a jackpot. The reach random number is a random number for determining whether to perform an effect with reach or an effect without reach when it is determined that the reach is lost. The variation pattern random number is a random number for determining the variation pattern of the special symbol when the special symbol is variably displayed.
事前判定情報は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数に基づいて、後述する事前判定処理(図21参照)によって得られる情報である。事前判定情報は、具体的には、入賞始動口情報、特別図柄判定の判定結果が大当たりであるか否かを示す情報、大当たりである場合にはその大当たりの種類が何であるかを示す情報、特別図柄の変動パターンを示す情報、遊技機1の遊技状態を示す情報等を含んでいる。ここで、入賞始動口情報は、同じ保留記憶領域内に格納される大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数が、遊技球が第1始動口11に入賞したことを契機として取得されたのか、或いは遊技球が第2始動口12に入賞したことを契機として取得されたのかを示す情報である。これらの情報を含む事前判定情報は、事前判定処理に使用された大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数と同じ保留記憶領域内に格納される。
The pre-determination information is information obtained by a pre-determination process (see FIG. 21) described later based on the jackpot random number, the design random number, the reach random number, and the variation pattern random number. Specifically, the pre-determination information is information indicating whether or not the winning start information, the determination result of the special symbol determination is a jackpot, the type of the jackpot if it is a jackpot, It includes information indicating the variation pattern of the special symbol, information indicating the gaming state of the
図16(B)に基づいて説明した5つの情報は、第1始動口11に遊技球が入賞する毎に第1保留記憶領域1031から順に第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034のいずれかに格納され、第2始動口12に遊技球が入賞する毎に第1保留記憶領域1035から順に第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038のいずれかに格納される。
The five pieces of information described based on FIG. 16B are stored in the first
例えば第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034のいずれにも情報が記憶されていない状態で第1特別図柄判定に係る5つの情報が新たに取得された場合、この5つの情報は、第1保留記憶領域1031に格納される。また、例えば第1保留記憶領域1031及び第2保留記憶領域1032のそれぞれに5つの情報が記憶された状態で第1特別図柄判定に係る5つの情報が新たに取得された場合、この5つの情報は、第3保留記憶領域1033に格納される。
For example, when five pieces of information related to the first special symbol determination are newly acquired in a state where no information is stored in any of the first
また、第1特別図柄判定の実行に際して第1保留記憶領域1031に記憶されている情報が判定用記憶領域1030にシフトされると、第2保留記憶領域1032以降の保留記憶領域に記憶されている情報が第1保留記憶領域1031側にシフトされる。例えば第1保留記憶領域1031〜第3保留記憶領域1033のそれぞれに情報が記憶された状態で第1保留記憶領域1031に記憶されている情報が判定用記憶領域1030にシフトされると、第2保留記憶領域1032に記憶されている情報が第1保留記憶領域1031にシフトされると共に、第3保留記憶領域1033に記憶されている情報が第2保留記憶領域1032にシフトされる。
Further, when the information stored in the first
このような情報のシフト処理は、第2特別図柄判定に係る情報が記憶される第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038においても同様に行われる。なお、本実施形態における遊技機1では、第1特別図柄判定及び第2特別図柄判定の両方が保留されている場合、すなわち第1保留記憶領域1031及び第1保留記憶領域1035の両方に情報が記憶されている場合、第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034におけるシフト処理に先立って、第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038におけるシフト処理が優先して行われる。
Such information shift processing is similarly performed in the first
ところで、特別図柄が変動表示されているときや大当たり遊技中に第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞して各種乱数が取得されたとしても、特別図柄判定や特別図柄の変動表示を直ちに行うことはできない。
By the way, even when a special symbol is displayed in a variable manner or when a game ball is won at the
このため、メインCPU101は、このような状況下で各種乱数が取得された場合には、上述したように、取得された各種乱数等を、特別図柄判定を保留する情報として保留記憶領域1031〜1038に格納することとしている。その一方で、特別図柄が変動表示されておらず、特別図柄判定が保留されておらず、また、大当たり遊技中でもない場合には、メインCPU101は、始動口入賞を契機として取得した各種乱数等を判定用記憶領域1030に直接格納することとしている。
For this reason, when various random numbers are acquired under such circumstances, the
[遊技制御基板100によるタイマ割込み処理]
次に、図17を参照しつつ、遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図17は、遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。遊技制御基板100は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図17に例示されている一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図17以降のフローチャートに基づいて説明する遊技制御基板100の処理は、メインROM102に記憶されているプログラムに基づいてメインCPU101が発行する命令に従って行われる。
[Timer interrupt processing by game control board 100]
Next, a timer interrupt process executed in the
まず、メインCPU101は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数の各種乱数を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS1)。
First, the
普通図柄乱数は、第2始動口12を開放するか否かを決定するための乱数である。大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数は、このステップS1の処理が行われる毎に「1」加算される。なお、このステップS1の処理を行うカウンタとしてはループカウンタが使用されており、各乱数は、予め設定された最大値に達した後は「0」に戻されて更新される。
The normal symbol random number is a random number for determining whether or not to open the
ステップS1の処理に続いて、メインCPU101は、各スイッチからの検知信号が入力された場合に、スイッチ処理を実行する(ステップS2)。このスイッチ処理については、図18に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the process of step S1, the
ステップS2の処理に続いて、メインCPU101は、特別図柄判定を実行し、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄を変動表示させてから特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄を停止表示させる処理等を含む特別図柄処理を実行する(ステップS3)。この特別図柄処理については、図22に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the processing of step S2, the
ステップS3の処理に続いて、メインCPU101は、普通図柄判定を実行し、普通図柄表示器45に普通図柄を変動表示させてから普通図柄判定の結果を示す普通図柄を停止表示させる処理等を含む普通図柄処理を実行する(ステップS4)。
Subsequent to the process of step S3, the
ステップS4の処理に続いて、メインCPU101は、普通図柄判定を行った結果、第2始動口12を開放すると判定した場合に、電動チューリップ制御部113を介して電動チューリップ17を動作させる電動チューリップ処理を実行する(ステップS5)。
Following the process of step S4, the
ステップS5の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS3の処理で大当たりであると判定した場合に、大入賞口制御部117を制御して大入賞口13を開放する大入賞口開放制御処理を実行する(ステップS6)。
Subsequent to the process of step S5, when the
ステップS6の処理に続いて、メインCPU101は、遊技球の入賞に応じた賞球の払い出しを制御する賞球処理を実行する(ステップS7)。
Subsequent to the process of step S6, the
ステップS7の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS7以前の処理ステップにおいてメインRAM103にセット(格納)された各種コマンドや演出内容を決定するために必要な情報を演出制御基板130に送信する送信処理を実行する(ステップS8)。
Subsequent to step S7, the
[遊技制御基板100によるスイッチ処理]
図18は、図17のステップS2におけるスイッチ処理の詳細フローチャートである。ステップS1の処理に続いて、メインCPU101は、図18に例示されるように、第1始動口スイッチ111からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される各種乱数(大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)について、第1始動口スイッチ111からの検知信号が入力された時点の値を取得する処理等を含む第1始動口スイッチ処理を実行する(ステップS21)。この第1始動口スイッチ処理については、図19に基づいて後に詳述する。
[Switch processing by game control board 100]
FIG. 18 is a detailed flowchart of the switch process in step S2 of FIG. Subsequent to the process of step S1, the
次に、メインCPU101は、第2始動口スイッチ112からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される各種乱数について、第2始動口スイッチ112からの検知信号が入力された時点の値を取得する処理等を含む第2始動口スイッチ処理を実行する(ステップS22)。この第2始動口スイッチ処理については、図20に基づいて後に詳述する。
Next, the
そして、メインCPU101は、ゲートスイッチ114からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される普通図柄乱数について、ゲートスイッチ114からの検知信号が入力された時点の値を取得するゲートスイッチ処理を実行する(ステップS23)。
Then, the
[遊技制御基板100による第1始動口スイッチ処理]
図19は、図18のステップS21における第1始動口スイッチ処理の詳細フローチャートである。図19に例示されるように、メインCPU101は、ステップS1の乱数更新処理に続いて、第1始動口スイッチ111からの検知信号(具体的には第1始動口スイッチ111が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第1始動口スイッチ111が「ON」になったか否かを判定する(ステップS210)。ここで、第1始動口スイッチ111が「ON」になったと判定した場合(ステップS210:YES)、メインRAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が、メインROM102に記憶されている第1特別図柄判定の最大保留数Umax1(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS211)。
[First Start Port Switch Processing by Game Control Board 100]
FIG. 19 is a detailed flowchart of the first start port switch process in step S21 of FIG. As illustrated in FIG. 19, the
メインCPU101は、保留数U1が最大保留数Umax1未満であると判定した場合(ステップS211:YES)、保留数U1の値を「1」加算した値に更新し(ステップS212)、第1特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得する(ステップS213〜ステップS216)。
When the
このように、保留数U1が最大保留数Umax1未満の状態で第1始動口スイッチ111が「ON」になるという取得条件の成立に応じて、大当たり乱数等の各種の取得情報が取得される。
As described above, various acquisition information such as a big hit random number is acquired in accordance with the establishment of the acquisition condition that the first
ステップS216の処理に続いて、メインCPU101は、現在の状態が高ベース状態であるか否かを判断する(ステップS217)。メインRAM103には、時短遊技フラグが記憶されている。この時短遊技フラグは、第2始動口12に遊技球が入賞し難い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「OFF」に設定され、逆に、第2始動口12に遊技球が入賞し易い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「ON」に設定されるフラグである。メインCPU101は、ステップS217において、メインRAM103に記憶されている時短遊技フラグが「ON」に設定されているか否かに基づいて、現在の状態が高ベース状態であるか否かを判断する。
Following the processing of step S216, the
メインCPU101は、現在の状態が高ベース状態ではないと判断した場合(ステップS217:NO)、すなわち時短遊技フラグが「OFF」に設定されている場合、事前判定処理を実行する(ステップS218)。具体的には、後述する大当たり判定処理(図23参照)や変動パターン選択処理(図24参照)に先立って、ステップS213〜S216の処理によって取得された取得情報に基づいて、大当たりとなるか否かを事前判定すると共に、第1特別図柄判定が実行される際に実際に選択される特別図柄の変動パターンを取得する事前判定を実行する。この事前判定処理については図21に基づいて後に詳述するが、この事前判定処理の結果を示す事前判定結果は、ステップS213〜S216の処理で取得された第1特別図柄判定に係る4つの乱数と一緒にメインRAM103に格納される(図16(B)参照)。
When the
メインCPU101は、ステップS218の処理を実行した場合、又は高ベース状態である(時短遊技フラグが「ON」に設定されている)と判断した場合(ステップS217:YES)、第1特別図柄判定に係る保留コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS219)。この保留コマンドは、第1特別図柄判定が保留されたことを通知するコマンドであって、ステップS218の処理が実行された場合にはこの処理ステップで得られた事前判定情報を含むものであり、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
When the
[遊技制御基板100による第2始動口スイッチ処理]
図20は、図18のステップS22における第2始動口スイッチ処理の詳細フローチャートである。図20に例示されるように、メインCPU101は、ステップS21の第1始動口スイッチ処理に続いて、第2始動口スイッチ112からの検知信号(具体的には第2始動口スイッチ112が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第2始動口スイッチ112が「ON」になったか否かを判定する(ステップS220)。
[Second Start Port Switch Processing by Game Control Board 100]
FIG. 20 is a detailed flowchart of the second start port switch process in step S22 of FIG. As illustrated in FIG. 20, the
メインCPU101は、第2始動口スイッチ112が「ON」になったと判定した場合(ステップS220:YES)、メインRAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が、メインROM102に記憶されている第2特別図柄判定の最大保留数Umax2(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS221)。
When the
メインCPU101は、保留数U2が最大保留数Umax2未満であると判定した場合(ステップS221:YES)、保留数U2の値を「1」加算した値に更新し(ステップS222)、第2特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得する(ステップS223〜ステップS226)。
When the
ステップS226の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS217の処理と同様に、現在の状態が高ベース状態であるか否かを判断する(ステップS227)。ここで、現在の状態が高ベース状態であると判断した場合(ステップS227:YES)、すなわち時短遊技フラグが「ON」に設定されている場合、事前判定処理を実行する(ステップS228)。この事前判定処理については図21に基づいて後に詳述するが、この事前判定処理の結果を示す事前判定結果は、ステップS223〜S226の処理で取得された第2特別図柄判定に係る4つの乱数と一緒にメインRAM103に格納される(図16(B)参照)。
Following the process of step S226, the
メインCPU101は、ステップS228の処理を実行した場合、又は高ベース状態ではない(時短遊技フラグが「OFF」に設定されている)と判断した場合(ステップS227:NO)、第2特別図柄判定に係る保留コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS229)。この保留コマンドは、第2特別図柄判定が保留されたことを通知するコマンドであって、ステップS228の処理が実行された場合にはこの処理ステップで得られた事前判定情報を含むものであり、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
When the
[遊技制御基板100による事前判定処理]
以下、図21を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される事前判定処理について説明する。ここで、図21は、図19,20のステップS218,S228における事前判定処理の詳細フローチャートである。
[Preliminary determination processing by game control board 100]
Hereinafter, the prior determination process executed by the
メインCPU101は、図19のステップS217の処理で高ベース状態ではないと判断した場合、又は図20のステップS227の処理で高ベース状態であると判断した場合、大当たり判定処理を実行する(ステップS2181)。具体的には、低確率状態(本実施形態では通常遊技状態または時短遊技状態)である場合には、低確率時用大当たり乱数テーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする。一方、高確率状態(本実施形態では確変遊技状態)である場合には、高確率時用大当たり乱数テーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする。そして、図19のステップS213の処理(又は図20のステップS223の処理)で取得した大当たり乱数が、メインRAM103にセットした大当たり乱数テーブルに格納されている当選値のいずれかと一致するか否かに基づいて、当該変動開始時に大当たりと判定されることになるか否かを判定する。
When the
次に、メインCPU101は、ステップS2181の判定結果に基づいて、当該変動開始時に大当たりであると判定されるか否かを判断する(ステップS2182)。ここで、当該変動開始時に大当たりであると判定されると判断した場合(ステップS2182:YES)、大当たり用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS2183)。
Next, based on the determination result of step S2181, the
一方、メインCPU101は、当該変動開始時に大当たりではないと判定されると判断した場合(ステップS2182:NO)、当該変動中にリーチ演出が行われるか否かを判定する(ステップS2184)。具体的には、ステップS2181の大当たり判定処理に使用された大当たり乱数と一緒に取得されたリーチ乱数が、メインROM102に記憶されているリーチ乱数の当選値と一致するか否かに基づいて、当該変動中にリーチ演出が行われるか否かを判定する。
On the other hand, when the
メインCPU101は、リーチ演出が行われると判定した場合(ステップS2184:YES)、リーチ用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS2185)。
When the
ところで、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であり、且つ当該変動中にリーチ演出が行われない場合、当該変動開始時における第1特別図柄判定の保留数に基づいて第1特別図柄の変動パターンが決定される。そして、保留されている第1特別図柄判定が消化される前と後とでは第1特別図柄判定の保留数が相異なる場合がある。このため、第1特別図柄判定が消化される前に取得した特別図柄の変動パターンが、その第1特別図柄判定が実際に消化される際に選択される特別図柄の変動パターンとは異なる場合がある。すなわち、当該変動中にリーチ演出が行われない第1特別図柄判定の権利に対しては、その第1特別図柄判定に先立って正確な特別図柄の変動パターンを取得できない場合がある。 By the way, when the determination result of the first special symbol determination is “losing” and the reach effect is not performed during the change, the first special symbol is determined based on the number of suspensions of the first special symbol determination at the start of the change. Variation pattern is determined. The number of first special symbol determinations may be different before and after the first special symbol determination being held is digested. For this reason, the variation pattern of the special symbol acquired before the first special symbol determination is digested may be different from the variation pattern of the special symbol selected when the first special symbol determination is actually digested. is there. That is, for the right of the first special symbol determination in which the reach effect is not performed during the change, an accurate special symbol variation pattern may not be acquired prior to the first special symbol determination.
このため、本実施形態では、リーチ演出が行われないと判定された場合には(ステップS2184:NO)、後述するステップS2186の変動パターン乱数判定処理が行われることなくステップS2187に処理が進められる。 For this reason, in this embodiment, when it is determined that the reach effect is not performed (step S2184: NO), the process proceeds to step S2187 without performing the variation pattern random number determination process of step S2186 described later. .
メインCPU101は、大当たり用変動パターンテーブル又はリーチ用変動パターンテーブルをセットすると、変動パターン乱数判定処理を実行する(ステップS2186)。具体的には、ステップS2181の処理で使用された大当たり乱数と一緒に始動口入賞時に取得された変動パターン乱数が、メインRAM103にセットされている変動パターンテーブルに規定されている乱数値のうちのどの乱数値と一致するかに基づいて、当該変動開始時に行われる第1特別図柄判定(又は第特別図柄判定)で選択されることになる第1特別図柄(又は第2特別図柄)の変動パターンを特定する。
When the
メインCPU101は、ステップS2186の処理を実行した場合、又はリーチ演出が行われないと判定した場合(ステップS2184:NO)、事前判定情報を生成してメインRAM103に格納する(ステップS2187)。この事前判定情報が格納される領域については、図16に基づいて上述した通りである。
When the
このように、メインCPU101は、遊技球が第1始動口11(又は第2始動口12)に入賞したことを契機として取得された大当たり乱数等の取得情報に基づいて、この取得情報に基づく大当たり判定や変動パターン選択処理が行われるのに先立って、大当たりか否かを事前判定すると共に、第1特別図柄(又は第2特別図柄)の変動パターン(すなわち変動時間)を取得する。
As described above, the
[遊技制御基板100による特別図柄処理]
次に、図22を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される特別図柄処理の詳細について説明する。ここで、図22は、図17のステップS3における特別図柄処理の詳細フローチャートである。
[Special symbol processing by game control board 100]
Next, the details of the special symbol process executed by the
図22に例示されるように、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている大当たり遊技フラグが「ON」に設定されているか否かに基づいて、大当たり遊技中であるか否かを判定する(ステップS301)。この大当たり遊技フラグは、大当たり遊技の実行中であるか否かを示すフラグであり、大当たり遊技の開始時に「ON」に設定され、大当たり遊技の終了時に「OFF」に設定される。ここで、大当たり遊技中であると判定された場合(ステップS301:YES)、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
As illustrated in FIG. 22, the
メインCPU101は、大当たり遊技中ではないと判定した場合(ステップS301:NO)、特別図柄の変動表示中であるか否かを判定する(ステップS302)。ここで、特別図柄の変動表示中ではないと判定した場合(ステップS302:NO)、メインRAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS303)。ここで、保留数U2が「1」以上であると判定した場合(ステップS303:YES)、保留数U2を「1」減算した値に更新する(ステップS304)。
When the
メインCPU101は、保留数U2が「1」以上ではないと判定した場合(ステップS303:NO)、メインRAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS305)。ここで、保留数U1が「1」以上であると判定した場合(ステップS305:YES)、メインCPU101は、保留数U1を「1」減算した値に更新する(ステップS306)。
If the
ステップS304の処理又はステップS306の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103の保留記憶領域に対するシフト処理を実行する(ステップS308)。具体的には、メインCPU101は、ステップS304の処理に続いてシフト処理を実行する場合には、第2特別図柄判定用の保留記憶領域1035〜1038に記憶されている最先の取得情報を判定用記憶領域1030にシフトさせると共に、残りの取得情報を判定用記憶領域1030側にシフトさせる。また、ステップS306の処理に続いてシフト処理を実行する場合には、第1特別図柄判定用の保留記憶領域1031〜1034に記憶されている最先の取得情報を判定用記憶領域1030にシフトさせると共に、残りの取得情報を判定用記憶領域1030側にシフトさせる。
Following the process of step S304 or the process of step S306, the
ステップS308の処理に続いて、メインCPU101は、判定用記憶領域1030に記憶されている乱数に基づいて、大当たり判定処理を実行する(ステップS309)。この大当たり判定処理が実行されることによって、大当たりか否かが判定されると共に、大当たりであると判定された場合には大当たりの種類が決定される。そして、これらの処理の結果を示す特別図柄の設定情報がメインRAM103にセットされる。この大当たり判定処理については、図23に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the process of step S308, the
図22の表記からも明らかなように、メインCPU101は、大当たり遊技中ではなく、図柄変動中でもないといった始動条件が成立すると、このステップS309において、始動口入賞時に取得した大当たり乱数等に基づいて、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かを判定する。
As is clear from the notation of FIG. 22, when the starting condition such that the
ステップS309の処理に続いて、メインCPU101は、特別図柄の変動パターンを選択する変動パターン選択処理を実行する(ステップS310)。この変動パターン選択処理については、図24に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the process of step S309, the
ステップS310の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS309の処理で設定した特別図柄の設定情報、この特別図柄の設定情報が第1特別図柄判定に係るものであるか或いは第2特別図柄判定に係るものであるかを示す情報、ステップS310の処理で設定した変動パターンの設定情報、遊技機1の遊技状態に関する情報等を含む変動開始コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS311)。
Following the process of step S310, the
この変動開始コマンドは、特別図柄の変動表示に伴う演出の開始を指示するコマンドであって、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。これにより、液晶表示装置5における装飾図柄の変動表示等が開始されることになる。
This variation start command is a command for instructing the start of an effect accompanying the variation display of the special symbol, and is transmitted to the
ステップS311の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS311の処理でセットした変動開始コマンドに含まれている変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動表示を開始する(ステップS312)。その際、判定用記憶領域1030に第1特別図柄判定に係る取得情報(乱数)が記憶された状態でステップS309〜ステップS311の処理が行われた場合には、第1特別図柄表示器41において特別図柄の変動表示を開始する。一方、第2特別図柄判定に係る取得情報(乱数)が記憶された状態でステップS309〜ステップS311の処理が行われた場合には、第2特別図柄表示器42において特別図柄の変動表示を開始する。
Subsequent to the process of step S311, the
次に、メインCPU101は、ステップS312における変動表示を開始してからの経過時間である変動時間の計測を開始する(ステップS313)。
Next, the
メインCPU101は、ステップS313の処理を実行した場合、又は特別図柄の変動表示中であると判定した場合(ステップS302:YES)、ステップS313における変動時間の計測開始から、ステップS310の処理によって選択された変動パターンに対応する変動時間が経過したか否かを判定する(ステップS315)。ここで、変動時間が経過していないと判定された場合(ステップS315:NO)、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
When the
メインCPU101は、変動時間が経過したと判定した場合(ステップS315:YES)、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示されることを通知する図柄確定コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS316)。この図柄確定コマンドは、ステップS8における送信処理によって演出制御基板130に送信される。これにより、液晶表示装置5に変動表示されていた装飾図柄を特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示させる処理等が行われることになる。
When the
ステップS316の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS312の処理で開始した特別図柄の変動表示を終了させる(ステップS317)。具体的には、ステップS309の処理で設定した特別図柄(大当たり図柄又はハズレ図柄)を、特別図柄を変動表示していた特別図柄表示器に停止表示させる。なお、この特別図柄の停止表示は、少なくとも所定の図柄確定時間(例えば1秒)が経過するまで継続される。
Subsequent to the process in step S316, the
このように、メインCPU101は、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄を変動表示させてから大当たり判定処理の判定結果を示す特別図柄を第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に停止表示させる。
Thus, the
ステップS317の処理に続いて、メインCPU101は、上記ステップS313の処理で計測を開始した変動時間をリセットし(ステップS318)、大当たりである場合に大当たり遊技を開始させる処理等を含む停止中処理を実行する(ステップS319)。この停止中処理については、図25に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the process of step S317, the
[遊技制御基板100による大当たり判定処理]
図23は、図22のステップS309における大当たり判定処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、判定用記憶領域1030に記憶された大当たり乱数に基づいて大当たり判定を実行する(ステップS3091)。具体的には、判定用記憶領域1030に記憶されている大当たり乱数が、予め設定された当選値と一致するか否かに基づいて、大当たりであるか否かを判定する。
[Big hit judgment processing by game control board 100]
FIG. 23 is a detailed flowchart of the jackpot determination process in step S309 of FIG. The
ここでの当選値は、高確率時用大当たり乱数テーブル又は低確率時用大当たり乱数テーブルに規定されている大当たりの当選値である。高確率状態(本実施形態では確変遊技状態)のときに大当たり判定が実行される場合には、高確率時用大当たり乱数テーブルに格納されている当選値が使用される。一方、低確率状態(本実施形態では通常遊技状態または時短遊技状態)のときに大当たり判定が実行される場合には、低確率時用大当たり乱数テーブルに格納されている当選値が使用される。 The winning value here is a jackpot winning value defined in the high probability jackpot random number table or the low probability jackpot random number table. When the jackpot determination is executed in the high probability state (the probability variation gaming state in the present embodiment), the winning value stored in the high probability time jackpot random number table is used. On the other hand, when the jackpot determination is executed in the low probability state (the normal gaming state or the short time gaming state in the present embodiment), the winning value stored in the low probability time jackpot random number table is used.
このように、メインCPU101は、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞したことを契機として取得された大当たり乱数等の取得情報が判定用記憶領域1030に記憶されるといった始動条件が成立すると、その大当たり乱数に基づいて、遊技者にとって有利な大当たり遊技を実行するか否かを判定する。
In this way, the
ステップS3091の処理に続いて、メインCPU101は、大当たり判定の判定結果が大当たりであるか否かを判断する(ステップS3092)。ここで、大当たりであると判断した場合(ステップS3092:YES)、メインROM102に記憶されている大当たり時の図柄決定テーブルを参照して大当たりの種類を決定する(ステップS3093)。
Following the processing of step S3091, the
具体的には、ステップS3091の大当たり判定に使用された大当たり乱数と一緒に判定用記憶領域1030に記憶されている図柄乱数が第1特別図柄判定に係るものである場合には、その図柄乱数が、第1始動口入賞用の図柄決定テーブルに規定されているどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する。一方、第2特別図柄判定に係るものである場合には、その図柄乱数が、第2始動口入賞用の図柄決定テーブルに規定されているどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する。
Specifically, when the symbol random number stored in the
このように、メインCPU101は、大当たりの種類を決定することによって、16R確変当たり、2R確変当たり、及び16R通常当たりのいずれかを選択する。
In this way, the
そして、メインCPU101は、決定した大当たりの種類に応じた大当たり図柄の設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3094)。これにより、上記ステップS317の処理の際にここでセットされた大当たり図柄が第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に停止表示されて、その特別図柄に応じた大当たり遊技が行われることになる。
Then, the
一方、メインCPU101は、大当たりではないと判断した場合(ステップS3092:NO)、ハズレ図柄の設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3095)。これにより、上記ステップS317の処理の際にここでセットされたハズレ図柄が第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に停止表示される。この場合、大当たり遊技は行われない。
On the other hand, when the
[遊技制御基板100による変動パターン選択処理]
図24は、図22のステップS310における変動パターン選択処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、図22のステップS309における大当たり判定処理を実行した後、ステップS3091の判定結果が大当たりであるか否かを判断する(ステップS3101)。ここで、大当たりであると判断した場合(ステップS3101:YES)、大当たり用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS3102)。
[Change pattern selection processing by game control board 100]
FIG. 24 is a detailed flowchart of the variation pattern selection process in step S310 of FIG. After executing the jackpot determination process in step S309 in FIG. 22, the
一方、メインCPU101は、大当たりではないと判断した場合(ステップS3101:NO)、判定用記憶領域1030に記憶されているリーチ乱数がメインROM102に記憶されているリーチ乱数の当選値と一致するか否かに基づいて、遊技者に対して大当たりを期待させるリーチ演出を行うか否かを判定する(ステップS3103)。ここで、リーチ演出を行うと判定した場合(ステップS3103:YES)、リーチ用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS3104)。逆に、リーチ演出を行わないと判定した場合(ステップS3103:NO)、ハズレ用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS3105)。
On the other hand, if the
続いて、メインCPU101は、ステップS3102の処理、ステップS3104の処理、又はステップS3105の処理によってメインRAM103にセットされた変動パターンテーブルを参照して変動パターン乱数判定処理を実行する(ステップS3106)。具体的には、大当たり用変動パターンテーブル又はリーチ用変動パターンテーブルがメインRAM103にセットされた場合、判定用記憶領域1030に記憶されている変動パターン乱数に対応する変動パターンを、セットされている変動パターンテーブルから読み出すことによって変動パターンを選択する。
Subsequently, the
また、ハズレ用変動パターンテーブルがメインRAM103にセットされた場合、ステップS308のシフト処理が行われる直前に各種情報が記憶されていた保留記憶領域の数に基づいて特別図柄判定の保留数を特定し、特定した保留数と現在の時短の有無とに対応する変動パターンをハズレ用変動パターンテーブルから読み出すことによって変動パターンを選択する。
If the variation pattern table for losing is set in the
このようにして特別図柄の変動パターンが選択されることによって、特別図柄の変動時間が必然的に決定されることになる。 By selecting the variation pattern of the special symbol in this way, the variation time of the special symbol is inevitably determined.
メインCPU101は、変動パターンを選択すると、選択した変動パターンの設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3107)。この変動パターンの設定情報は、上述したステップS309の大当たり判定処理によってメインRAM103にセットされた図柄の設定情報と共に変動開始コマンドに含まれて演出制御基板130に送信される。
When the
[遊技制御基板100による停止中処理]
図25は、図22のステップS319における停止中処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、上記ステップS318の処理によって変動時間をリセットした後、図25に例示されるように、ステップS3092(図23参照)の処理と同様に、大当たりであるか否かを判断する(ステップS3191)。ここで、大当たりであると判断した場合(ステップS3191:YES)、メインRAM103に記憶されている大当たり遊技フラグを「ON」に設定する(ステップS3192)。
[Processing during stop by game control board 100]
FIG. 25 is a detailed flowchart of the stop process in step S319 of FIG. After resetting the variation time by the process of step S318, the
次に、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている時短遊技フラグ及び確変遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS3193)。ここで、時短遊技フラグは、電チューサポート機能が付与される時短状態であるか否かを示すフラグであり、確変遊技フラグは、特別図柄判定において大当たりであると判定される確率が相対的に高い高確率状態であるか否かを示すフラグである。
Next, the
本実施形態における遊技機1では、時短遊技フラグ及び確変遊技フラグの設定により遊技状態が制御される。すなわち、遊技状態を確変遊技状態に制御する場合には確変遊技フラグ及び時短遊技フラグの両方が「ON」に設定され、遊技状態を時短遊技状態に制御する場合には確変遊技フラグが「OFF」に設定されると共に時短遊技フラグが「ON」に設定され、遊技状態を通常遊技状態に制御する場合には確変遊技フラグ及び時短遊技フラグの両方が「OFF」に設定される。
In the
ステップS3193の処理に続いて、メインCPU101は、大当たり遊技が開始されることを通知するためのオープニングコマンドをメインRAM103にセットする(ステップS3194)。このオープニングコマンドは、大当たりの種類、大当たり遊技中の大入賞口13の開放パターン等の情報を含むものであり、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
Subsequent to the processing in step S3193, the
一方、メインCPU101は、大当たりではないと判断した場合(ステップS3191:NO)、時短遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS3196)。ここで、時短遊技フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS3196:YES)、メインRAM103に記憶されている時短遊技残余回数Jを「1」減算した値に更新する(ステップS3197)。この時短遊技残余回数Jは、時短状態で特別図柄判定が実行される残り回数を示すものである。
On the other hand, when the
ステップS3197の処理に続いて、メインCPU101は、時短遊技残余回数Jが「0」であるか否かを判定する(ステップS3198)。ここで、時短遊技残余回数Jが「0」であると判定した場合(ステップS3198:YES)、時短遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS3199)。これにより、電チューサポート機能が付与されなくなる。
Following the processing of step S3197, the
メインCPU101は、ステップS3199の処理を実行した場合、時短遊技フラグが「ON」ではないと判定した場合(ステップS3196:NO)、又は時短遊技残余回数Jが「0」ではないと判定した場合(ステップS3198:NO)、確変遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS3201)。
The
メインCPU101は、確変遊技フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS3201:YES)、メインRAM103に記憶されている高確率遊技残余回数Kを「1」減算した値に更新する(ステップS3202)。この高確率遊技残余回数Kは、高確率状態で特別図柄判定が実行される残り回数を示すものである。
When the
ステップS3202の処理に続いて、メインCPU101は、高確率遊技残余回数Kが「0」であるか否かを判定する(ステップS3203)。ここで、高確率遊技残余回数Kが「0」であると判定した場合(ステップS3203:YES)、確変遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS3204)。これにより、特別図柄判定が低確率状態で行われるようになる。
Following the processing of step S3202, the
このステップS3204の処理が行われた場合、確変遊技フラグが「ON」ではないと判定された場合(ステップS3201:NO)、高確率遊技残余回数Kが「0」ではないと判定された場合(ステップS3203:NO)、又はステップS3194の処理が行われた場合、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。 When the process of step S3204 is performed, when it is determined that the probability variation game flag is not “ON” (step S3201: NO), when it is determined that the high probability game remaining count K is not “0” ( If the process of step S3203: NO) or step S3194 is performed, the process proceeds to the normal symbol process of step S4.
[遊技制御基板100による遊技状態設定処理]
図26は、遊技制御基板100において大当たり遊技の終了時に実行される遊技状態設定処理の一例を示すフローチャートである。遊技機1では、ステップS6の大入賞口開放制御処理によって大当たり遊技が実行されるが、この大当たり遊技におけるエンディングが終了すると、大当たり遊技終了後の遊技機1の遊技状態を設定する遊技状態設定処理が実行される。
[Game state setting process by game control board 100]
FIG. 26 is a flowchart showing an example of a game state setting process executed at the end of the jackpot game in the
メインCPU101は、大当たり遊技におけるエンディングが終了すると、メインRAM103に記憶されている図柄の設定情報に基づいて、今回の大当たり遊技の契機となった大当たりが確変当たりであるか否かを判定する(ステップS6261)。ここで、確変当たりではないと判定された場合(ステップS6261:NO)、後述するステップS6266に処理が進められる。
When the ending in the jackpot game ends, the
メインCPU101は、確変当たりであると判定した場合(ステップS6261:YES)、メインRAM103に記憶されている確変遊技フラグを「ON」に設定し(ステップS6262)、同じくメインRAM103に記憶されている高確率遊技残余回数Kを例えば「10000」に設定する(ステップS6263)。このステップS6263の処理が行われることにより、大当たり遊技が終了してから10000回の特別図柄判定が行われるまで大当たり判定に係る高確率状態が継続することになる。
If the
ステップS6263の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている時短遊技フラグを「ON」に設定し(ステップS6264)、同じくメインRAM103に記憶されている時短遊技残余回数Jを「10000」に設定する(ステップS6265)。このようにしてステップS6262〜ステップS6265の一連の処理が行われることによって、大当たり遊技が終了してから途中で大当たりが発生しなければ10000回の特別図柄判定が行われるまで確変遊技状態で遊技が制御されることになる。
Subsequent to the processing of step S6263, the
メインCPU101は、確変当たりではないと判定した場合(ステップS6261:NO)、時短遊技フラグを「ON」に設定し(ステップS6266)、時短遊技残余回数Jを「100」に設定する(ステップS6267)。
If the
このようにしてステップS6266及びステップS6267の一連の処理が行われることによって、大当たり遊技が終了してから途中で大当たりが発生しなければ100回の特別図柄判定が行われるまで時短遊技状態で遊技が制御されることになる。 As a result of the series of processing in step S6266 and step S6267 in this way, the game is played in the short-time gaming state until a special symbol determination is made 100 times unless a big hit occurs in the middle after the big hit game ends. Will be controlled.
[演出制御基板130によるタイマ割込み処理]
遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のサブCPU131は、後述するタイマ割込み処理を行う周期であるCTC周期を設定する。そして、サブCPU131は、演出内容を決定するために用いられる演出乱数等を更新する乱数更新処理をCTC周期よりも短い所定周期で繰り返す。すなわち、サブCPU131は、遊技機1が起動している間、所定周期で乱数更新処理を繰り返しつつ、CTC周期でタイマ割込み処理を繰り返す。
[Timer interrupt processing by production control board 130]
When the power of the
以下、図27を参照しつつ、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図27は、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。サブCPU131は、遊技制御基板100で行われるタイマ割込み処理と同様に、図27に例示されている一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図27以降のフローチャートに基づいて説明する演出制御基板130で行われる処理は、サブROM132に記憶されているプログラムに基づいてサブCPU131が発行する命令に従って行われる。
Hereinafter, the timer interruption process executed in the
サブCPU131は、まず、遊技制御基板100から遊技情報としてのコマンドを受信した場合に、コマンド受信処理を実行する(ステップS10)。このコマンド受信処理の詳細については、図28に基づいて後に詳述する。
First, when receiving a command as game information from the
ステップS10の処理に続いて、サブCPU131は、コマンド送信処理を実行する(ステップS30)。具体的には、ステップS10の処理によってサブRAM133にセットされたコマンドを画像音響制御基板140(及びランプ制御基板150)に送信する。このコマンド送信処理が行われることによって、画像表示や音声出力等による演出の実行が画像音響制御基板140に対して指示され、各種ランプの点灯等による演出の実行がランプ制御基板150に対して指示される。
Subsequent to the process of step S10, the
そして、サブCPU131は、データ転送処理を実行する(ステップS50)。具体的には、画像音響制御に関するデータが画像音響制御部140から送信されるので、そのデータをランプ制御部150に転送する。これにより、液晶画面5およびスピーカ24で行われている演出と同期するように、盤ランプ25、枠ランプ37、演出役物71,72、演出ボタン26等の演出媒体による演出がランプ制御部150によって制御される。
Then, the
[演出制御部130によるコマンド受信処理]
図28は、図27のステップS10におけるコマンド受信処理の詳細フローチャートである。図28に例示されるように、サブCPU131は、まず、遊技制御基板100から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS11)。ここで、コマンドを受信していないと判定された場合(ステップS11:NO)、ステップS30に処理が進められる。
[Command reception processing by effect control unit 130]
FIG. 28 is a detailed flowchart of the command reception process in step S10 of FIG. As illustrated in FIG. 28, the
サブCPU131は、遊技制御基板100からのコマンドを受信したと判定した場合(ステップS11:YES)、そのコマンドがステップS219(図19参照)又はステップS229(図20参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された保留コマンドであるか否かを判定する(ステップS12)。ここで、保留コマンドではないと判定された場合(ステップS12:NO)、後述するステップS15に処理が進められる。
When the
サブCPU131は、受信したコマンドが保留コマンドであると判定した場合(ステップS12:YES)、保留コマンド受信処理を実行する(ステップS13)。この保留コマンド受信処理については、図29に基づいて後に詳述する。
When the
サブCPU131は、受信したコマンドが保留コマンドではないと判定した場合(ステップS12:NO)、そのコマンドがステップS311(図22参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された変動開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS15)。ここで、受信したコマンドが変動開始コマンドではないと判定された場合(ステップS15:NO)、後述するステップS19に処理が進められる。
When the
サブCPU131は、受信したコマンドが変動開始コマンドであると判定した場合(ステップS15:YES)、変動開始コマンド受信処理を実行する(ステップS16)。この変動開始コマンド受信処理については、図30に基づいて後に詳述する。
When the
サブCPU131は、受信したコマンドが変動開始コマンドではないと判定した場合(ステップS15:NO)、そのコマンドがステップS316(図22参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された図柄確定コマンドであるか否かを判定する(ステップS19)。サブCPU131は、図柄確定コマンドであると判定した場合(ステップS19:YES)、装飾図柄の変動表示を終了して図柄変動開始時に実行された特別図柄判定の判定結果を示す装飾図柄を停止表示する処理の実行を指示する変動演出終了コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS20)。
When the
この変動演出終了コマンドがステップS30の処理によって画像音響制御部140及びランプ制御部150に送信されることによって、第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)の判定結果を示す特別図柄が第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)に停止表示されるのに伴い、第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)の判定結果を示す装飾図柄が液晶画面5に停止表示されることになる。
By transmitting the variation effect end command to the image
サブCPU131は、受信したコマンドが図柄確定コマンドではないと判定した場合(ステップS19:NO)、そのコマンドがランプ制御基板150から送信された操作コマンドであるか否かを判定する(ステップS21)。この操作コマンドは、ランプ制御基板150のランプCPU151が演出ボタン26や演出キー27の操作を検知した場合に、その情報を通知するためにランプ制御基板150から送信されるコマンドであり、操作されたのが演出ボタン26であるか演出キー27であるかを示す情報、演出キー27が操作された場合にはどのキーが操作されたかを示す情報等を含むものである。サブCPU131は、操作コマンドを受信したと判定した場合(ステップS21:YES)、この操作コマンドに含まれる情報を含む操作通知コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS22)。一方、受信したコマンドが操作コマンドではないと判定された場合(ステップS21:NO)、その受信したコマンドに応じた他のコマンドをサブRAM133にセットする(ステップS23)。
If the
[演出制御基板130による保留コマンド受信処理]
図29は、図28のステップS13における保留コマンド受信処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、受信したコマンドが保留コマンドであると判断した場合(ステップS12:YES)、図29に例示されるように、サブRAM133に記憶されている特別図柄判定の保留数を「1」加算した値に更新する(ステップS131)。具体的には、保留コマンド内の事前判定情報に含まれている入賞始動口情報に基づいて、第1特別図柄判定に係る保留コマンドであるか或いは第2特別図柄判定に係る保留コマンドであるかを判別し、その判別結果に基づいて、第1特別図柄判定に係る保留数又は第2特別図柄判定に係る保留数を「1」加算した値に更新する。
[Reception command reception processing by effect control board 130]
FIG. 29 is a detailed flowchart of the hold command reception process in step S13 of FIG. When the
ステップS131の処理に続いて、サブCPU131は、受信した保留コマンドに事前判定情報が含まれているか否かを判断する(ステップS132)。ここで、事前判定情報が含まれていないと判断された場合、後述するステップS144に処理が進められる。
Subsequent to the processing in step S131, the
サブCPU131は、受信した保留コマンドに事前判定情報が含まれていると判断した場合(ステップS132:YES)、その事前判定情報をサブRAM133に格納する(ステップS133)。そして、先読み演出乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS134)。この先読み演出乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値を先読み演出乱数として取得する。
When the
ステップS134の処理に続いて、サブCPU131は、例えば、受信した保留コマンドに含まれている事前判定情報と、サブROM132に記憶されている先読み演出決定テーブルとに基づいて、保留先読み演出を実行するか否かを判定する(ステップS135)。図には示されていないが、例えば、サブROM132には、大当たり用の先読み演出決定テーブルと、ハズレ用の先読み演出決定テーブルとが記憶されている。サブCPU131は、ステップS133の処理で大当たりを示す事前判定情報を受信した場合には、大当たり用の先読み演出決定テーブルをサブROM132から読み出してサブRAM133にセットする。一方、ステップS133の処理でハズレを示す事前判定情報を受信した場合には、ハズレ用の先読み演出決定テーブルをサブROM132から読み出してサブRAM133にセットする。これらのテーブルでは、特別図柄の変動パターンと、保留先読み演出に係る当選値とが対応付けられている。サブCPU131は、ステップS134の処理で取得した先読み演出乱数が、セットしたテーブルに格納されている当選値のうちの、ステップS133の処理で格納した事前判定情報に含まれている特別図柄の変動パターンに対応するいずれかの当選値と一致するか否かに基づいて、先読み演出を実行するか否かを判定する。
Subsequent to the processing in step S134, the
なお、詳細な説明は省略するが、大当たり用の先読み演出決定テーブルおよびハズレ用の先読み演出決定テーブルは、大当たり用の先読み演出決定テーブルを参照した方がハズレ用の先読み演出決定テーブルを参照するよりも、先読み演出を実行すると決定され易くなるように、各テーブルの当選値がそれぞれ規定されている。また、大当たり用の先読み演出決定テーブルおよびハズレ用の先読み演出決定テーブルは、いずれも、特別図柄の変動時間が長くなるほど先読み演出を実行すると決定され易くなるように、当選値が規定されている。 Although a detailed description is omitted, the prefetch effect determination table for jackpots and the prefetch effect determination table for losers refer to the prefetch effect determination table for losers when referring to the prefetch effect determination table for jackpots. In addition, the winning value of each table is defined so that it is easy to be determined when the pre-reading effect is executed. In addition, the winning value is defined so that the prefetch effect determination table for jackpot and the prefetch effect determination table for lose are both easily determined when the prefetch effect is executed as the variation time of the special symbol becomes longer.
ステップS135の処理において、保留先読み演出を実行しないと判定された場合(ステップS135:NO)、後述するステップS144に処理が進められる。一方、サブCPU131は、保留先読み演出を実行すると判定した場合(ステップS135:YES)、今回受信した保留コマンドが、第2特別図柄判定に係る保留コマンドであるか否かを判断する(ステップS136)。
In the process of step S135, when it is determined not to execute the hold prefetch effect (step S135: NO), the process proceeds to step S144 described later. On the other hand, if the
サブCPU131は、受信した保留コマンドが第1特別図柄判定の保留に係る保留コマンドではないと判断した場合(ステップS136:NO)、変化乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS137)。この変化乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値を変化乱数として取得する。
If the
ステップS137の処理に続いて、サブCPU131は、新たに表示する保留アイコンの当初の表示色、保留変化パターン、及び変化タイミングを設定する(ステップS138)。図には示されていないが、サブROM132には、保留アイコンを用いた保留先読み演出の演出パターンを決定するための演出パターン決定テーブルが記憶されている。この演出パターン決定テーブルでは、特別図柄の変動パターンと、変化乱数と、第1特別図柄判定の残保留数(又は第2特別図柄判定の残保留数)と、保留アイコンの当初の表示色と、保留変化パターンと、保留変化タイミングとが対応付けられている。サブCPU131は、ステップS138の処理において、ステップS133の処理でサブRAM133にセットした第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)に係る事前判定情報に含まれている特別図柄の変動パターンと、ステップS137の処理で取得した変化乱数と、ステップS131の処理で更新した第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)の残保留数とに対応する、保留アイコンの当初の表示色と、保留変化パターンと、保留変化タイミングとを演出パターン決定テーブルから読み出すことによって、保留アイコンの当初の表示色、保留変化パターン、及び保留変化タイミングを決定する。これらの決定結果は、保留先読み演出の演出パターンを示す設定情報としてサブRAM133にセットされる。
Subsequent to the process of step S137, the
一方、サブCPU131は、今回受信した保留コマンドが、第2特別図柄判定に係る保留コマンドであると判断した場合(ステップS136:YES)、サブRAM133に記憶されている再現フラグが「ON」に設定されているか否かを判断する(ステップS140)。ここで、再現フラグは、第1特別図柄の変動表示に伴って確定報知演出が実行されて、その確定報知演出を再現する再現演出を実行する必要があるか否かを示すフラグである。この再現フラグは、第1特別図柄の変動表示に伴って確定報知演出が実行されると「ON」に設定され、再現演出を実行するための設定が行われると「OFF」に設定されるフラグである。
On the other hand, when the
サブCPU131は、再現フラグが「ON」に設定されていないと判断した場合(ステップS140:NO)、上述したステップS137以降の処理を実行する。これにより、第2特別図柄判定に係る保留アイコンを用いた保留先読み演出に関して、その演出パターンが設定されることになる。
When the
また、サブCPU131は、再現フラグが「ON」に設定されていると判断した場合(ステップS140:YES)、保留された第2特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか否かを判断する(ステップS141)。具体的には、上述したステップS133においてサブRAM133に格納した第2特別図柄判定に係る事前判定情報が、第2特別図柄判定の判定結果が大当たりであることを示す情報を含んでいるか否かに基づいて、保留された第2特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか否かを判断する。
When the
サブCPU131は、保留された第2特別図柄判定の判定結果が「大当たり」ではないと判断した場合(ステップS141:NO)、上述したステップS137以降の処理を実行する。
When the
一方、サブCPU131は、保留された第2特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であると判断した場合(ステップS141:YES)、第2保留アイコン表示領域52に第2特別図柄判定に係る保留アイコンとして再現アイコン(例えば図13(E)参照)を表示するための設定情報を生成してサブRAM133にセットする(ステップS142)。
On the other hand, when the
サブCPU131は、ステップS138の処理を実行した場合、ステップS142の処理を実行した場合、受信した保留コマンドに事前判定情報が含まれていないと判断した場合(ステップS132:NO)、又は保留先読み演出を実行しないと判定した場合(ステップS135:NO)、アイコン表示コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS144)。このアイコン表示コマンドは、第1保留アイコン表示領域51(又は第2保留アイコン表示領域52)に第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)に係る保留アイコンを表示する処理の実行を画像音響制御基板140に指示するコマンドであって、ステップS30のコマンド送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。
The
ここで、ステップS132の処理またはステップS135の処理に続いてステップS144の処理が実行された場合には、第1保留アイコン表示領域51または第2保留アイコン表示領域52に通常アイコンが表示される。この場合、通常アイコンを特別アイコンに変化させる保留先読み演出が実行されることはない。
Here, when the process of step S144 is executed following the process of step S132 or the process of step S135, a normal icon is displayed in the first hold
一方、ステップS138の処理に続いてステップS144の処理が実行された場合、このステップS138の処理によってサブRAM133にセットされた設定情報を含む保留コマンドが画像音響制御基板140に送信されることになる。この場合、通常アイコンを表示してから特別アイコンへと変化させたり、特別アイコンを表示してからより上位の特別アイコンへと変化させたりする保留先読み演出が実行されることになる。
On the other hand, when the process of step S144 is executed following the process of step S138, the hold command including the setting information set in the
また、ステップS142の処理に続いてステップS144の処理が実行された場合、ステップS142の処理でサブRAM133にセットされた再現アイコンの設定情報を含むアイコン表示コマンドが画像音響制御基板140に送信されることになる。この場合、上記の保留先読み演出が実行されることはなく、第2特別図柄判定の係る保留アイコンとして、再現アイコンが第2保留アイコン表示領域52に表示されることになる。
When the process of step S144 is executed subsequent to the process of step S142, an icon display command including reproduction icon setting information set in the sub-RAM 133 by the process of step S142 is transmitted to the image
[演出制御基板130による変動開始コマンド受信処理]
図30は、図28のステップS16における変動開始コマンド受信処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、遊技制御基板100から受信したコマンドが変動開始コマンドであると判定した場合(ステップS15:YES)、図30に例示される一連の処理を実行する。
[Variation start command reception processing by effect control board 130]
FIG. 30 is a detailed flowchart of the change start command receiving process in step S16 of FIG. When the
すなわち、サブCPU131は、上述した乱数更新処理によって適宜更新される演出乱数に関して、遊技制御基板100から変動開始コマンドを受信した時点の値を取得してサブRAM133に格納する(ステップS161)。そして、受信した変動開始コマンドを解析する(ステップS162)。
That is, the
この変動開始コマンドには、上述したように、大当たり判定処理の判定結果を示す図柄の設定情報、この図柄の設定情報が第1特別図柄判定に係るものであるか或いは第2特別図柄判定に係るものであるかを示す入賞始動口情報、特別図柄の変動パターンの設定情報、遊技機1の遊技状態を示す情報等が含まれている。したがって、変動開始コマンドを解析することによって、特別図柄判定の種類と結果を特定することができる。すなわち、大当たりであるか或いはハズレであるか、大当たりである場合にはその大当たりの種類が何であるかを特定することができる。また、変動パターンの設定情報に基づいて変動パターンがハズレ用の変動パターンであるか否かを特定することにより、リーチ有り演出とリーチ無し演出のどちらを行う必要があるのかを判断することができる。また、同じく変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動時間を特定することができる。また、遊技状態を示す情報に基づいて、遊技機1の現在の遊技状態を特定することができる。
In this variation start command, as described above, the symbol setting information indicating the determination result of the jackpot determination process, whether the symbol setting information relates to the first special symbol determination, or relates to the second special symbol determination It includes winning start information indicating whether it is a thing, setting information of a variation pattern of a special symbol, information indicating a gaming state of the
変動開始コマンドを解析すると、サブCPU131は、その解析結果に基づいて、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の変動演出パターンを設定する変動演出パターン設定処理を実行する(ステップS163)。この変動演出パターン設定処理が実行されることによって、装飾図柄の変動態様、リーチ演出の有無、リーチ図柄を構成する装飾図柄の種類、リーチ演出の種類や内容、停止表示される装飾図柄の種類等が決定される。この変動演出パターン設定処理については、図31に基づいて後に詳述する。
When the variation start command is analyzed, the
続いて、サブCPU131は、ステップS163の処理で設定した変動演出パターンで装飾図柄が変動表示されているときに実行する各種予告演出の演出パターンを設定する予告演出パターン設定処理を実行する(ステップS164)。このステップS164の処理が実行されることにより、ステップアップ予告演出やセリフ予告演出、確定報知演出などの各種の予告演出を実行するか否か、予告演出を実行する場合にはどのような演出パターンで実行するか等が決定される。この予告演出パターン設定処理については、図32に基づいて後に詳述する。
Subsequently, the
次に、サブCPU131は、ステップS163の処理で設定した変動演出パターンでの変動演出の開始、及びステップS164の処理で設定した予告演出パターンでの予告演出の開始を指示する変動演出開始コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS167)。
Next, the
この変動演出開始コマンドは、ステップS163の処理によって設定された変動演出パターンを示す情報と、ステップS164の処理によって設定された予告演出パターンを示す情報とを含むものであり、ステップS30のコマンド送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、演出制御基板130において演出パターンが決定された変動演出および予告演出が、画像音響制御基板140及びランプ制御基板150によって実現されることになる。
This variable effect start command includes information indicating the variable effect pattern set by the process of step S163 and information indicating the notice effect pattern set by the process of step S164. The command transmission process of step S30 Is transmitted to the image
ステップS167の処理に続いて、サブCPU131は、サブRAM133に記憶されている保留数を「1」減算する(ステップS168)。具体的には、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドが第1特別図柄判定に係る図柄変動の開始を通知するものである場合には、第1特別図柄判定の保留数を「1」減算した値に更新する。一方、受信した変動開始コマンドが第2特別図柄判定に係る図柄変動の開始を通知するものである場合には、第2特別図柄判定の保留数を「1」減算した値に更新する。
Subsequent to the processing in step S167, the
[演出制御部130による変動演出パターン設定処理]
図31は、図30のステップS163における変動演出パターン設定処理の詳細フローチャートである。図30のステップS162の処理に続いて、サブCPU131は、図31に例示されるように、第1特別図柄または第2特別図柄の停止表示に伴って液晶画面5に停止表示させる装飾図柄を設定する(ステップS1631)。具体的には、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている図柄の設定情報に基づいて、図柄変動の終了時に大当たりを示す特別図柄が停止表示されるのか、或いはハズレを示す特別図柄が停止表示されるのかを特定する。そして、大当たりを示す特別図柄が停止表示されることを特定した場合には、大当たりを報知するための装飾図柄を設定し、ハズレを示す特別図柄が停止表示されることを特定した場合には、ハズレを報知するための装飾図柄を設定する。
[Variation effect pattern setting process by effect control unit 130]
FIG. 31 is a detailed flowchart of the variable effect pattern setting process in step S163 of FIG. Subsequent to the processing of step S162 in FIG. 30, the
なお、詳細な説明は省略するが、このステップS1631では、受信した変動開始コマンドに含まれている変動パターンの設定情報に基づいて、リーチ有り演出とリーチ無し演出のどちらを行う必要があるかが判断され、その判断結果に基づいて、停止表示する装飾図柄が設定される。また、大当たりに係る変動開始コマンドを受信した場合、ステップS1631では、その変動開始コマンドに含まれている情報に基づいて、大当たり遊技終了後の遊技状態が特定され、その特定結果に基づいて、停止表示する装飾図柄が設定される場合がある。 Although detailed description is omitted, in this step S1631, whether the effect with reach or the effect without reach needs to be performed based on the setting information of the variation pattern included in the received variation start command. Based on the determination result, a decorative symbol to be stopped and displayed is set. In addition, when a variation start command related to jackpot is received, in step S1631, the gaming state after the jackpot game is identified based on the information included in the variation start command, and the game is stopped based on the identification result. A decorative pattern to be displayed may be set.
サブCPU131は、ステップS1631の処理に続いて、受信した変動開始コマンドに含まれている変動パターンに関する情報に基づいて、リーチ有り演出を行う必要があるか否かを判断する(ステップS1632)。 Sub CPU131 judges whether it is necessary to perform the effect with reach based on the information about the variation pattern included in the received variation start command following the processing of step S1631 (step S1632).
サブCPU131は、リーチ有り演出を行う必要がないと判断した場合(ステップS1632:NO)、装飾図柄の変動表示を開始してからリーチ演出を行うことなくステップS1631の処理で設定した装飾図柄(ここではハズレ図柄)を停止表示するまでの、リーチ無し演出の変動演出パターンを設定して、その設定情報をサブRAM133にセットする(ステップS1633)。
When the
一方、サブCPU131は、リーチ有り演出を行う必要があると判断した場合(ステップS1632:YES)、装飾図柄の変動表示を開始してからリーチ演出を行ってからステップS1631の処理で設定した装飾図柄(当たり図柄またはハズレ図柄)を停止表示するまでの、リーチ有り演出の変動演出パターンを設定して、その設定情報をサブRAM133にセットする(ステップS1634)。このステップS1634の処理が実行されることによって、リーチ成立時に有効ライン上に表示するリーチ図柄、実行するリーチ演出の種類、ノーマルリーチ演出を発展させる場合にはSPリーチ演出とSPSPリーチ演出のどちらに発展させるか等が決定されることになる。
On the other hand, if the
[演出制御基板130による予告演出パターン設定処理]
図32は、図30のステップS164における予告演出パターン設定処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、図30のステップS163の処理に続いて、図32に例示されるように、上述した確定報知演出を実行するか否かを決定し、確定報知演出を実行すると決定した場合には、確定報知演出の種類や実行タイミングを設定するための確定報知演出設定処理を実行する(ステップS1641)。この確定報知演出設定処理については、図33に基づいて後に詳述する。
[Notification effect pattern setting processing by effect control board 130]
FIG. 32 is a detailed flowchart of the notice effect pattern setting process in step S164 of FIG. When the
サブCPU131は、ステップS1641の処理に続いて、第1演出役物71や第2演出役物72を動作させるか否かを決定し、動作させると決定した場合にはどのような動作パターンで動作させるかを設定するための役物動作設定処理を実行する(ステップS1651)。この役物動作設定処理については、図34に基づいて後に詳述する。
サブCPU131は、ステップS1651の処理に続いて、SPリーチ演出やSPSPリーチ演出の終盤でカットイン演出を実行する場合に、弱カットイン演出および強カットイン演出のどちらを実行するかを設定する処理等を含むカットイン演出設定処理を実行する(ステップS1661)。このカットイン演出設定処理については、図35に基づいて後に詳述する。 Sub-CPU 131 sets whether to execute a weak cut-in effect or a strong cut-in effect when the cut-in effect is executed at the end of the SP reach effect or the SPSP reach effect following the process of step S1651. A cut-in effect setting process including the above is executed (step S1661). The cut-in effect setting process will be described in detail later based on FIG.
サブCPU131は、ステップS1661の処理に続いて、第1特別図柄の変動表示に伴って確定報知演出が実行された場合に、その確定報知演出を時短遊技中に再現する再現演出を実行するための設定処理などを含む再現演出設定処理を実行する(ステップS1681)。この再現演出設定処理については、図36に基づいて後に詳述する。
The
[演出制御基板130による確定報知演出設定処理]
図33は、図32のステップS1641における確定報知演出設定処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、図30のステップS163の処理に続いて、図33に例示されるように、確定報知演出設定処理を実行する。まず、サブCPU131は、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている図柄の設定情報に基づいて、受信した変動開始コマンドが大当たりに係る変動開始コマンドであるか否かを判断する(ステップS1642)。本実施形態では、大当たりに係る特別図柄の変動表示中に確定報知演出を実行する一方で、ハズレに係る特別図柄の変動表示中には確定報知演出を実行しないこととしている。このため、受信した変動開始コマンドが大当たりに係る変動開始コマンドではないと判断された場合(ステップS1642:NO)、ステップS1643以降の処理が実行されることなく、ステップS1651(図32参照)に処理が進められる。
[Confirmed notification effect setting process by effect control board 130]
FIG. 33 is a detailed flowchart of the fixed notification effect setting process in step S1641 of FIG.
一方、サブCPU131は、受信した変動開始コマンドが大当たりに係る変動開始コマンドであると判断した場合(ステップS1642:YES)、サブROM132から実行要否決定テーブル(図10参照)を読み出してサブRAM133にセットする(ステップS1643)。そして、実行要否決定乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1644)。この実行要否決定乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、大当たりに係る変動開始コマンドを受信した時点のカウント値を実行要否決定乱数として取得する。
On the other hand, when the
次に、サブCPU131は、確定報知演出を実行するか否かを決定する実行要否決定処理を実行する(ステップS1645)。具体的には、大当たりに係る変動開始コマンドを受信した場合、この変動開始コマンドに含まれている変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動パターンを特定する。そして、取得した実行要否決定乱数が、実行要否決定テーブルにおいて上記特定した特別図柄の変動パターンに対応付けられている乱数値(当選値)と一致するか否かに基づいて、確定報知演出を実行するか否かを決定する。
Next, the
なお、図10には、第1特別図柄の変動表示に伴って確定報知演出を実行するか否かを決定するための実行要否決定テーブルが例示されているが、本実施形態における遊技機1では、第2特別図柄の変動表示に伴って確定報知演出を実行することも可能であり、図には示されていないが、この確定報知演出を実行するか否かを決定するためのテーブルも、サブROM132に記憶されている。このため、上述したステップS1643の処理では、第1特別図柄判定の大当たりに係る変動開始コマンドを受信した場合には、第1特別図柄判定用の実行要否決定テーブル(図10参照)がセットされ、第2特別図柄判定の大当たりに係る変動開始コマンドを受信した場合には、第2特別図柄判定用の実行要否決定テーブルがセットされる。
Note that FIG. 10 illustrates an execution necessity determination table for determining whether or not to execute the fixed notification effect in accordance with the variation display of the first special symbol, but the
続いて、サブCPU131は、ステップS1645の決定結果が、確定報知演出を実行するというものであるか否かを判断する(ステップS1646)。ここで、判定結果が確定報知演出を実行するというものではないと判断された場合(ステップS1646:NO)、一連の確定報知演出設定処理が終了してステップS1651に処理が進められる。
Subsequently, the
一方、サブCPU131は、判定結果が確定報知演出を実行するというものであると判断した場合(ステップS1646:YES)、サブRAM133に記憶されている確定報知演出フラグを「ON」に設定し(ステップS1647)、上述した再現フラグを「ON」に設定する(ステップS1648)。ここで、確定報知演出フラグは、確定報知演出を実行するか否かを示すフラグであり、確定報知演出を実行すると決定された場合に「ON」に設定され、確定報知演出が行われる図柄変動中に実行される他の予告演出に関する設定が行われる際に「OFF」に設定される。
On the other hand, when the
サブCPU131は、再現フラグを「ON」に設定すると、確定報知演出パターンを設定して、その設定情報をサブRAM133にセットする(ステップS1649)。具体的には、例えば乱数を用いた抽選処理を実行して、実行する確定報知演出の種類を選択すると共に、確定報知演出の実行タイミングを選択する処理などを行う。
When the reproduction flag is set to “ON”, the
[演出制御基板130による役物動作設定処理]
図34は、図32のステップS1651における役物動作設定処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、図32のステップS1641の処理に続いて、図34に例示されるように、役物動作設定処理を実行する。具体的には、まず、図30のステップS163の処理によってサブRAM133にセットされた変動演出パターンの設定情報に基づいて、今回の図柄変動中にリーチ演出が行われて、そのリーチ演出が発展するか否かを判断する(ステップS1652)。ここで、リーチ演出が発展しないと判断された場合(ステップS1652:NO)、ステップS1661のカットイン演出設定処理に処理が進められる。
[Functional action setting process by effect control board 130]
FIG. 34 is a detailed flowchart of the accessory operation setting process in step S1651 of FIG. Sub CPU131 performs the accessory operation | movement setting process as illustrated in FIG. 34 following the process of step S1641 of FIG. Specifically, first, the reach effect is developed during the current symbol change based on the setting information of the change effect pattern set in the sub-RAM 133 by the process of step S163 in FIG. 30, and the reach effect is developed. It is determined whether or not (step S1652). If it is determined that the reach effect does not develop (step S1652: NO), the process proceeds to the cut-in effect setting process in step S1661.
一方、サブCPU131は、リーチ演出が発展すると判断した場合(ステップS1652:YES)、発展先がSPリーチ演出であるか否かを判断する(ステップS1653)。具体的には、ノーマルリーチ演出からの発展先が、SPリーチ演出であるのか、或いはSPSPリーチ演出であるのかを判断する。
On the other hand, if the
サブCPU131は、発展先がSPリーチ演出であると判断した場合(ステップS1653:YES)、ノーマルリーチ演出からSPリーチ演出に発展する際にSPリーチ演出への発展を示唆する動作(図7(A−3)参照)を第2演出役物72に実行させるための第2演出役物72の動作パターンを設定し、その設定情報をサブRAM133にセットする(ステップS1654)。
When the
一方、サブCPU131は、発展先がSPリーチ演出ではないと判断した場合(ステップS1653:NO)、ノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出に発展する際にSPSPリーチ演出への発展を示唆する動作(図7(B−3)参照)を第1演出役物71に実行させるための第1演出役物71の動作パターンを設定し、その設定情報をサブRAM133にセットする(ステップS1655)。
On the other hand, if the
これらの設定情報を含む変動開始コマンドがランプ制御基板150へと送信されることによって、ノーマルリーチ演出からのリーチ発展時に第1演出役物71または第2演出役物72が動作することになる。
By transmitting the change start command including the setting information to the
[演出制御基板130によるカットイン演出設定処理]
図35は、図32のステップS1661におけるカットイン演出設定処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、図32のステップS1651の処理に続いて、図35に例示されるように、カットイン演出設定処理を実行する。具体的には、まず、ステップS163に処理によってサブRAM133にセットされた変動演出パターンの設定情報に基づいて、今回の図柄変動中にリーチ有り演出が行われるか否かを判断する(ステップS1662)。ここで、リーチ有り演出が実行されないと判断された場合(ステップS1662:NO)、ステップS1681に処理が進められる。
[Cut-in effect setting process by effect control board 130]
FIG. 35 is a detailed flowchart of the cut-in effect setting process in step S1661 of FIG.
一方、サブCPU131は、リーチ有り演出が実行されると判断した場合(ステップS1662:YES)、特別図柄判定の判定結果が報知される最終のリーチ演出がSPリーチ演出以上であるか否かを判断する(ステップS1663)。すなわち、SPリーチ演出またはSPSPリーチ演出にて当落が報知されるか否かを判断する。ここで、最終リーチ演出がSPリーチ演出以上ではないと判断された場合(ステップS1663:NO)、すなわちノーマルリーチ演出にて当落が報知される場合、ステップS1681に処理が進められる。
On the other hand, if the
サブCPU131は、最終のリーチ演出がSPリーチ演出以上であると判断した場合(ステップS1663:YES)、サブRAM133に記憶されている確定報知演出フラグが「ON」に設定されているか否かを判断する(ステップS1664)。ここで、確定報知演出フラグが「ON」に設定されていると判断した場合(ステップS1664:YES)、確定報知演出出現用のカットイン種別選択テーブル(図11参照)をサブROM132から読み出してサブRAM133にセットする(ステップS1665)。そして、確定報知演出フラグを「OFF」に設定する(ステップS1666)。
If the
一方、サブCPU131は、確定報知演出フラグが「ON」に設定されていないと判断した場合(ステップS1664:NO)、例えば、受信した変動開始コマンドに含まれている図柄の設定情報に基づいて、今回の図柄変動が大当たりに係る図柄変動であるか否かを判断する(ステップS1668)。ここで、大当たりに係る図柄変動であると判断した場合(ステップS1668:YES)、大当たり用のカットイン種別選択テーブルをサブROM132から読み出してサブRAM133にセットする(ステップS1669)。逆に、大当たりに係る図柄変動ではないと判断した場合(ステップS1668:NO)、ハズレ用のカットイン種別選択テーブルをサブROM132から読み出してサブRAM133にセットする(ステップS1670)。
On the other hand, if the
なお、本実施形態では、これら3つのカットイン種別選択テーブルのうちの確定報知演出出現用のカットイン種別選択テーブルのみが図示されており、他の2つのカットイン種別選択テーブルの図示が省略されているが、これらのテーブルを比較した場合には、以下のことが言える。 In the present embodiment, only the cut-in type selection table for confirming notification effect appearance among these three cut-in type selection tables is shown, and the other two cut-in type selection tables are not shown. However, when these tables are compared, the following can be said.
大当たり用のカットイン種別選択テーブルを用いてカットイン種別を選択する場合と、ハズレ用のカットイン種別選択テーブルを用いてカットイン種別を選択する場合とを比較した場合、前者の方が後者に比べて、強カットイン演出が選択され易く且つ弱カットイン演出が選択され難いということが言える。 When the cut-in type is selected using the jackpot cut-in type selection table and the cut-in type is selected using the cut-out type selection table for loss, the former is the latter In comparison, it can be said that the strong cut-in effect is easily selected and the weak cut-in effect is difficult to select.
また、確定報知演出出現用のカットイン種別選択テーブルを用いてカットイン種別を選択する場合と、大当たり用のカットイン種別選択テーブルを用いてカットイン種別を選択する場合とを比較した場合、前者の方が後者に比べて、強カットイン演出が選択され易く且つ弱カットイン演出が選択され難いということが言える。
このため、確定報知演出が実行された場合には、同一変動内で強カットインが実行され易く、遊技者は、大当たりが報知されるまでの演出を安心して見守ることができる。
In addition, when comparing the case of selecting the cut-in type using the cut-in type selection table for confirming notification effect appearance and the case of selecting the cut-in type using the cut-in type selection table for jackpot, the former Compared to the latter, it can be said that the strong cut-in effect is more easily selected and the weak cut-in effect is less likely to be selected.
For this reason, when the confirmed notification effect is executed, a strong cut-in is easily executed within the same variation, and the player can watch the effect until the jackpot is notified with peace of mind.
サブCPU131は、ステップS1666の処理を実行した場合、ステップS1669の処理を実行した場合、又はステップS1670の処理を実行した場合、種別選択乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1672)。この種別選択乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、変動開始コマンドを受信した時点のカウント値を種別選択乱数として取得する。
When executing the process of step S1666, executing the process of step S1669, or executing the process of step S1670, the
次に、サブCPU131は、カットイン演出の種別として強カットインまたは弱カットインを選択するカットイン種別選択処理を実行する(ステップS1673)。具体的には、サブCPU131は、受信した変動開始コマンドに含まれている情報に基づいて特別図柄の変動パターンを特定し、取得した種別選択乱数が、セットしたカットイン種別選択テーブルにおいて、特定した変動パターンに対して対応付けられているどの乱数値と一致するかに基づいて、カットイン種別を選択する。このカットイン種別を選択する処理については、図11に基づいて上述した通りである。
Next, the
[演出制御基板130による再現演出設定処理]
図36は、図32のステップS1681における再現確定報知演出設定処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、図32のステップS1661の処理に続いて、図36に例示されるように、再現演出設定処理を実行する。具体的には、まず、再現フラグが「ON」に設定されているか否かを判断する(ステップS1682)。ここで、再現フラグが「ON」に設定されていないと判断された場合(ステップS1682:NO)、一連の予告演出パターン設定処理が終了して、ステップS167に処理が進められる。
[Reproduction effect setting process by effect control board 130]
FIG. 36 is a detailed flowchart of the reproduction confirmation notification effect setting process in step S1681 of FIG.
サブCPU131は、再現フラグが「ON」に設定されていると判断した場合(ステップS1682:YES)、例えば今回受信した変動開始コマンドに含まれている情報に基づいて、第2特別図柄の変動表示が開始されるか否かを判断する(ステップS1683)。本実施形態では、確定報知演出を再現する再現演出を第2特別図柄の変動表示中に行うこととしている。このため、第2特別図柄の変動表示が開始されないと判断された場合(ステップS1683:NO)、すなわち第1特別図柄の変動表示が開始される場合、ステップS1684以降の処理が実行されることなく、ステップS167に処理が進められる。
If the
一方、サブCPU131は、第2特別図柄の変動表示が開始されると判断した場合(ステップS1683:YES)、変動開始コマンドに含まれている情報に基づいて、大当たりを示す第2特別図柄が停止表示されるか否かを判断する(ステップS1684)。ここで、大当たりを示す第2特別図柄が停止表示されないと判断された場合(ステップS1684:NO)、すなわちハズレを示す第2特別図柄が停止表示される場合、ステップS167に処理が進められる。
On the other hand, if the
サブCPU131は、大当たりを示す第2特別図柄が停止表示されると判断した場合(ステップS1684:YES)、再現演出の演出パターンを設定する(ステップS1685)。具体的には、第1特別図柄の変動表示中に確定報知演出が実行された場合に、その確定報知演出の設定情報を保持しておき、その設定情報に基づいて、再現演出によって再現する確定報知演出の種類を決定する。そして、受信した第2特別図柄判定の大当たりに係る変動開始コマンドに含まれている情報に基づいて、第2特別図柄の変動時間を特定する。ここで、第2特別図柄の変動時間が30秒である場合、例えば、第2特別図柄の変動表示が開始されてから0秒が経過したタイミングと、5秒が経過したタイミングと、10秒が経過したタイミングとを含む複数のタイミングの中からいずれかを選択することによって、再現演出を実行するタイミングを選択する。そして、これらの処理の結果示す情報を、再現演出パターンの設定情報としてサブRAM133にセットする。
When the
次に、サブCPU131は、カウントダウン演出設定処理を実行する(ステップS1686)。具体的には、ステップS1685の処理でセットされた設定情報に基づいて、第2特別図柄の変動表示が開始されてから再現演出が開始されるまでの残り時間を特定する。例えば、第2特別図柄の変動表示が開始されてから5秒が経過したタイミングで再現演出が開始される場合には、残り時間として「5秒」が特定される。また、第2特別図柄の変動表示が開始されてから15秒が経過したタイミングで再現演出が開始される場合には、残り時間として「15秒」が特定される。なお、第2特別図柄の変動表示が開始されてから0秒が経過したタイミングで再現演出が開始される場合には、残り時間として「0秒」が特定される。サブCPU131は、このようにして残り時間を特定すると、その残り時間から0秒までの時間を1秒ずつカウントダウンするカウントダウン演出(図14(I)参照)を実行するための設定情報をサブRAM133にセットする。
Next, the
このステップS1686の処理でセットされた設定情報を含む変動演出開始コマンドが画像音響制御基板140に送信されることによって、図14(I)に例示されるようなカウントダウン演出が実行される。
A variable effect start command including the setting information set in step S1686 is transmitted to the image
なお、このカウントダウン演出は必須ではなく、カウントダウン演出を行わない構成や、カウントダウン演出を行うか否かを例えば乱数を用いた抽選により決定する構成等を採用してもよい。 Note that this countdown effect is not essential, and a configuration in which the countdown effect is not performed, a configuration in which whether or not to perform the countdown effect, for example, is determined by lottery using a random number, or the like may be employed.
サブCPU131は、ステップS1686の処理を実行した場合、再現フラグを「OFF」に設定して(ステップS1687)、一連の再現演出設定処理を終了する。
When executing the process of step S1686, the
[画像音響制御基板140によるタイマ割込み処理]
次に、図37を参照しつつ、画像音響制御基板140において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図37は、画像音響制御基板140において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。画像音響制御基板140は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図37に例示されている一連の処理を一定時間(例えば33ミリ秒)毎に繰り返し実行する。
[Timer interrupt processing by image sound control board 140]
Next, with reference to FIG. 37, a timer interrupt process executed in the image
まず、統括CPU141は、演出制御基板130から受信したコマンドに基づいて液晶画面5における画像表示を制御する画像出力制御処理を実行する(ステップS41)。この画像出力制御処理については、図38に基づいて後に詳述する。
First, the
ステップS41の処理に続いて、統括CPU141は、液晶画面5で行われる演出表示と同期するように、或いは非同期にスピーカ24から各種の演出音を出力させるための演出音出力制御処理を実行する(ステップS42)。
Subsequent to the processing in step S41, the
ステップS42の処理に続いて、統括CPU141は、データ送信制御処理を実行する(ステップS44)。具体的には、画像音響制御基板140において行われる画像音響制御に関するデータを演出制御基板130に送信する。これに対して、演出制御基板130は、画像音響制御基板140から受信したデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、液晶画面5及びスピーカ24によって行われている演出と同期するように、枠ランプ25や演出ボタン26、演出役物71,72等が制御される。
Subsequent to the process of step S42, the
[画像音響制御基板140による画像出力制御処理]
図38は、図37のステップS41における画像出力制御処理の詳細フローチャートである。統括CPU141は、まず、演出制御基板130から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS411)。ここで、コマンドを受信していないと判定された場合(ステップS411:NO)、上記ステップS42に処理が進められる。
[Image Output Control Processing by Image Acoustic Control Board 140]
FIG. 38 is a detailed flowchart of the image output control process in step S41 of FIG. The
一方、統括CPU141は、演出制御基板130からのコマンドを受信したと判定した場合(ステップS411:YES)、そのコマンドに含まれている設定情報を制御用RAM143にセットする(ステップS412)。次に、統括CPU141は、セットした設定情報に基づいて、液晶画面5に各種の演出画像をどのように表示すべきかを判断し、VDP144の描画処理を制御するためのディスプレイリストを作成して制御用RAM143に格納し(ステップS413)、そのディスプレイリストをディスプレイリスト記憶領域にセットする(ステップS414)。
On the other hand, when determining that the command from the
ここで、ディスプレイリストは、フレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されており、描画する画像の種類、画像を描画する位置(座標)、表示の優先順位、表示倍率、回転角、透過率等の各種パラメータを含むものである。ディスプレイリスト記憶領域は、画像データを高速に書き込んだり読み出したりすることができるSRAMを有するVRAMに設けられており、VDP144は、ディスプレイリスト記憶領域にセットされたディスプレイリストに基づいて、液晶画面5に表示される画像の描画処理を実行する。
Here, the display list is composed of commands for instructing execution of drawing in frame units. The type of image to be drawn, the position (coordinates) to draw the image, display priority, display magnification, and rotation. It includes various parameters such as angle and transmittance. The display list storage area is provided in a VRAM having an SRAM capable of writing and reading image data at high speed. The
[ランプ制御基板150によるタイマ割込み処理]
次に、図39を参照しつつ、ランプ制御基板150において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図39は、ランプ制御基板150において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。ランプ制御基板150は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、演出制御基板130からのコマンド、及び演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信される画像音響制御に関するデータ等に基づいて、図39に例示される一連の処理を一定時間毎に繰り返し実行する。
[Timer interrupt processing by lamp control board 150]
Next, timer interrupt processing executed in the
ランプ制御基板150のランプCPU151は、まず、演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信された画像音響制御に関するデータを受信するデータ受信処理を実行する(ステップS601)。ランプCPU151は、このステップS601の処理によって受信した画像音響制御に関するデータに基づいて、液晶画面5やスピーカ24による演出と同期するように、各種演出手段(演出ボタン26や演出役物71,72など)を制御する。
First, the
ランプCPU151は、ステップS601の処理に続いて、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS602)。ここで、変動演出開始コマンドを受信したと判定した場合(ステップS602:YES)、受信した変動演出開始コマンドに含まれている設定情報に対応する発光パターンデータをランプROM152から読み出してランプRAM153にセットすることにより、盤ランプ25、枠ランプ37、演出役物71,72に設けられた発光素子等の発光パターンを設定する(ステップS603)。ステップS603の処理に続いて、ランプCPU151は、セットした発光パターンデータに基づいて、各発光素子の発光制御を開始する(ステップS604)。
The
次に、ランプCPU151は、受信した変動演出開始コマンドによって、図柄変動中における演出役物71,72の動作が指示されているか否かを判断する(ステップS605)。ここで、図34に示されるステップS1654またはステップS1655の処理によってセットされた設定情報を含む変動開始コマンドを受信した場合には、演出役物71,72の動作が指示されていると判断される。
Next, the
ランプCPU151は、演出役物71,72の動作が指示されていると判断した場合(ステップS605:YES)、受信した変動演出開始コマンドに含まれている設定情報に対応する動作パターンデータをランプROM152から読み出してランプRAM153にセットすることにより、第1演出役物71または第2演出役物72の動作パターンを設定する(ステップS606)。
When the
ランプCPU151は、ステップS606の処理を実行した場合、変動演出開始コマンドを受信していないと判定した場合(ステップS602:NO)、又は演出役物71,72の動作が指示されていないと判断した場合(ステップS605:NO)、演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS607)。ここで、変動演出終了コマンドを受信したと判定した場合(ステップS607:YES)、上述したステップS604の処理で開始した発光制御を終了する(ステップS608)。
The
ランプCPU151は、変動演出終了コマンドを受信していないと判定した場合(ステップS607:NO)、又はステップS608の処理を実行した場合、演出ボタン26(又は演出キー27)が操作されたか否かを判定する(ステップS609)。具体的には、演出ボタン26の操作を検知するセンサからの検知信号(又は演出キー27の各キーの操作を検知するセンサからの検知信号)が入力されたか否かに基づいて、演出ボタン26(又は演出キー27のいずれかのキー)が操作されたか否かを判定する。
When the
ランプCPU151は、演出ボタン26(又は演出キー27)が操作されたと判定した場合(ステップS609:YES)、その旨を通知する操作コマンドを演出制御基板130に送信する(ステップS610)。
When the
[本実施形態の作用効果]
以上説明したように、本実施形態によれば、大当たりを示す態様で停止表示されることになる特別図柄の変動表示中において確定報知演出が実行された後に、その確定報知演出を再現する再現演出を含む演出が実行される場合がある。このため、確定報知演出を遊技者が見落としたような場合であっても、その確定報知演出を改めて確認することが可能であり、結果として、確定報知演出の興趣性が低下するのを効果的に抑制することが可能である。
[Operational effects of this embodiment]
As described above, according to the present embodiment, the reproduction effect that reproduces the confirmed notification effect after the confirmed notification effect is executed during the variation display of the special symbol that is to be stopped and displayed in a manner showing a big hit. There is a case where an effect including is executed. For this reason, even if the player overlooks the confirmed notification effect, it is possible to confirm the confirmed notification effect again, and as a result, it is effective to reduce the interest of the confirmed notification effect. It is possible to suppress it.
また、本実施形態では、再現演出を含む演出が、大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に実行されるので、大当たり遊技中におけるハンドル操作などの遊技に集中することができる。
また、大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に再現演出が実行されるため、遊技者は、確定報知演出を改めて確認できると共に、今回の第2特別図柄の変動表示の結果として大当たりが報知されることになることを事前に認識することが可能である。
Further, in the present embodiment, since the effect including the reproduction effect is executed during the variation display of the second special symbol related to the jackpot, it is possible to concentrate on a game such as a handle operation during the jackpot game.
In addition, since the reproduction effect is executed during the variation display of the second special symbol related to the jackpot, the player can confirm the confirmation notification effect again, and the jackpot is notified as a result of the variation display of the second special symbol this time. Can be recognized in advance.
また、本実施形態では、確定報知演出(報知演出の一例)が実行された後に、大当たりとなる可能性を示唆するカットイン演出(可能性示唆演出の一例)が実行されるような状況において、大当たりとなる可能性が相対的に低いことを示唆する弱カットイン演出よりも、大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する強カットイン演出の方が実行され易い。
このように、確定報知演出が実行された場合には弱カットインよりも強カットイン演出の方が実行され易いので、確定報知演出が実行された後に、遊技者が大当たりに対する期待感を低下させてしまうのを効果的に抑制することが可能である。
Moreover, in this embodiment, after the confirmation notification effect (an example of the notification effect) is executed, in a situation where a cut-in effect (an example of the possibility suggestion effect) suggesting the possibility of a big hit is executed, A strong cut-in effect that suggests a relatively high probability of winning a jackpot is more likely to be executed than a weak cut-in effect that suggests a relatively low probability of a jackpot.
In this way, when the confirmed notification effect is executed, the strong cut-in effect is more easily executed than the weak cut-in, so that after the confirmed notification effect is executed, the player decreases the expectation for the jackpot. Can be effectively suppressed.
また、本実施形態では、確定報知演出を実行した後に、大当たりとなる可能性が相対的に低いことを示唆する第1可能性示唆演出(本実施形態では、第2演出役物72の作動およびSPリーチ演出への発展)と、大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する第2可能性示唆演出(本実施形態では、第1演出役物71の作動およびSPSPリーチ演出への発展)とを実行可能な構成において、第1可能性示唆演出よりも第2可能性示唆演出の方が実行され易い。
このように、確定報知演出が実行された場合には第1可能性示唆演出よりも第2可能性示唆演出の方が実行され易いので、確定報知演出が実行された後に、遊技者が大当たりに対する期待感を低下させてしまうのを効果的に抑制することが可能である。
In the present embodiment, the first possibility suggesting effect (in this embodiment, the operation of the
As described above, since the second possibility suggesting effect is more easily executed than the first possibility suggesting effect when the confirmed notification effect is executed, the player is able to deal with the jackpot after the confirmed notification effect is executed. It is possible to effectively suppress a decrease in expectation.
なお、本実施形態の遊技機1は、以下の遊技機として捉えることができる。
始動条件が成立すると、遊技者にとって有利な特別遊技(例えば大当たり遊技)を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段(101)と、
所定の図柄表示手段(41,42)に図柄を変動表示させてから前記特別遊技判定手段の判定結果を示す図柄を停止表示させる図柄表示制御手段(101)と、
前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定されたことを示す特定の図柄が前記図柄表示手段に停止表示された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段(101,117、)と、
前記図柄表示手段において前記特定の図柄が停止表示されることになる図柄の変動表示中に、所定の演出(例えば、確定報知演出)を含む第1演出(例えば、第1特別図柄の変動表示に伴う演出)を実行可能な第1演出実行手段と、
前記第1演出実行手段によって前記第1演出が実行された後に前記所定の演出(例えば、確定報知演出に対応する再現演出)を含む第2演出(例えば、第2特別図柄の変動表示に伴う演出)を実行可能な第2演出実行手段とを備えることを特徴とする遊技機。
Note that the
When the start condition is satisfied, special game determination means (101) for determining whether or not to execute a special game advantageous to the player (for example, jackpot game);
A symbol display control means (101) for causing the predetermined symbol display means (41, 42) to variably display the symbols and then stopping and displaying a symbol indicating the determination result of the special game determination means;
Special game executing means (101, 117) for executing the special game when a specific symbol indicating that the special game is determined by the special game determining means is stopped and displayed on the symbol display means. When,
The first display including the predetermined effect (for example, the fixed notification effect) (for example, the variable display of the first special symbol) during the variable display of the symbol in which the specific symbol is stopped and displayed in the symbol display means. First production execution means capable of performing production),
After the first effect is executed by the first effect execution means, the second effect including the predetermined effect (for example, a reproduction effect corresponding to the confirmed notification effect) (for example, the effect accompanying the variable display of the second special symbol) And a second effect execution means capable of executing (2).
また、本実施形態の遊技機1は、以下の遊技機として捉えることもできる。
前記第2演出実行手段は、
前記図柄表示手段において前記特定の図柄が停止表示されることになる図柄の変動表示中(例えば、第2特別図柄の変動表示中)に、前記第2演出を実行可能である遊技機。
Moreover, the
The second effect execution means includes:
A gaming machine capable of executing the second effect while the symbol display means displays the variation of the symbol in which the specific symbol is stopped (for example, during the variation display of the second special symbol).
また、本実施形態の遊技機1は、以下の遊技機として捉えることもできる。
特別遊技(例えば、大当たり遊技)を実行するか否かを判定して、当該判定の結果に応じて前記特別遊技を実行する遊技機であって、
遊技者に有利な状態(例えば、大当たり遊技状態)となることを報知する報知演出(例えば、確定報知演出)を実行可能な報知演出実行手段と、
前記遊技者に有利な状態となる可能性を示唆する可能性示唆演出(例えば、カットイン演出)を実行可能な可能性示唆演出実行手段と、
前記可能性示唆演出の演出態様を、前記可能性が相対的に低いことを示唆する第1演出態様(例えば、弱カットイン)と、前記可能性が相対的に高いことを示唆する第2演出態様(例えば、強カットイン)とを含む複数の演出態様のいずれかの演出態様に決定する演出態様決定手段とを備え、
前記報知演出実行手段による報知演出(例えば、確定報知演出)が実行されてから前記遊技者に有利な状態(例えば、大当たり遊技状態)となるまでの間に前記可能性示唆演出実行手段による可能性示唆演出が実行される場合には、当該可能性示唆演出の演出態様が、前記第1演出態様(例えば、弱カットイン)よりも前記第2演出態様(例えば、強カットイン)に決定され易いことを特徴とする遊技機。
Moreover, the
A game machine that determines whether or not to execute a special game (for example, a jackpot game), and executes the special game according to a result of the determination,
A notification effect executing means capable of executing a notification effect (for example, a confirmed notification effect) for notifying that the player is in an advantageous state (for example, a jackpot gaming state);
Possibility suggestion effect execution means capable of executing a possibility suggestion effect (for example, a cut-in effect) that suggests a possibility of being advantageous to the player;
The production mode of the possibility suggesting production is a first production mode (for example, weak cut-in) that suggests that the possibility is relatively low, and a second production that suggests that the possibility is relatively high. A production mode determination means for determining a production mode of any of a plurality of production modes including a mode (for example, strong cut-in),
Possibility by the possibility suggesting effect executing means after the notification effect (for example, the confirmed notification effect) by the notification effect executing means is executed until the player is in a state advantageous to the player (for example, the jackpot gaming state). When the suggestion effect is executed, the effect mode of the possibility suggestion effect is more easily determined to the second effect mode (for example, strong cut-in) than the first effect mode (for example, weak cut-in). A gaming machine characterized by that.
また、本実施形態の遊技機1は、以下の遊技機として捉えることもできる。
特別遊技(例えば、大当たり遊技)を実行するか否かを判定して、当該判定の結果に応じて前記特別遊技を実行する遊技機であって、
遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出(例えば、確定報知演出)を実行可能な報知演出実行手段と、
前記遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に低いことを示唆する第1可能性示唆演出(例えば、第2演出役物72の作動やSPリーチ演出への発展)を実行可能な第1可能性示唆演出実行手段と、
前記遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に高いことを示唆する第2可能性示唆演出(例えば、第1演出役物71の作動やSPSPリーチ演出への発展)を実行可能な第2可能性示唆演出実行手段とを備え、
前記報知演出実行手段による報知演出(例えば、確定報知演出)が実行されてから前記遊技者に有利な状態(例えば、大当たり遊技状態)となるまでの間に前記可能性示唆演出が実行される場合には、前記第1可能性示唆演出実行手段による第1可能性示唆演出よりも前記第2可能性示唆演出実行手段による第2可能性示唆演出の方が実行され易いことを特徴とする遊技機。
Moreover, the
A game machine that determines whether or not to execute a special game (for example, a jackpot game), and executes the special game according to a result of the determination,
A notification effect executing means capable of executing a notification effect (for example, a confirmed notification effect) for notifying that the player is in an advantageous state;
The first possibility suggesting effect (for example, the operation of the
A second possibility suggesting effect (for example, the operation of the
When the possibility suggesting effect is executed during a period from when a notification effect (for example, a confirmed notification effect) is executed by the notification effect executing means to a state advantageous to the player (for example, a big hit gaming state). In the gaming machine, the second possibility suggesting effect by the second possibility suggesting effect executing means is more easily executed than the first possibility suggesting effect executing means by the first possibility suggesting effect executing means. .
[確定報知演出およびその再現演出に関する変形例]
他の実施形態では、確定報知演出およびその再現演出に関して、以下のような構成を採用してもよい。
すなわち、本実施形態では、主には確定報知演出が大当たりに係る第1特別図柄の変動表示中に実行される場合について説明したが、大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に確定報知演出を実行するようにしてもよい。
[Variation regarding confirmed notification effect and reproduction effect]
In another embodiment, the following configuration may be adopted for the confirmed notification effect and its reproduction effect.
That is, in the present embodiment, the case where the confirmation notification effect is mainly executed during the fluctuation display of the first special symbol related to the jackpot has been described. However, the confirmation notification effect is displayed during the variation display of the second special symbol related to the jackpot. May be executed.
また、本実施形態では、再現演出が確定報知演出と同じ演出を行うものである場合について説明したが、再現演出は、確定報知演出とは一部が同じで残りの部分が異なるような演出であってもよい。 Further, in the present embodiment, the case where the reproduction effect is the same effect as the confirmed notification effect has been described, but the reproduction effect is an effect that is partially the same as the confirmed notification effect and the remaining part is different. There may be.
また、本実施形態では、時短遊技中に確定報知演出を再現する再現演出を実行する場合について説明したが、他の実施形態では、大当たり遊技中に再現演出を実行するようにしてもよい。 Moreover, although this embodiment demonstrated the case where the reproduction | regeneration effect which reproduces a fixed alerting | reporting effect during a time-saving game was demonstrated, you may make it perform a reproduction | regeneration effect during a jackpot game in other embodiment.
また、本実施形態では、大当たりに係る第2特別図柄の変動表示中に再現演出を実行する場合について説明したが、他の実施形態では、ハズレに係る第2特別図柄の変動表示中に再現演出を実行するようにしてもよい。 Moreover, although this embodiment demonstrated the case where the reproduction | regeneration effect was performed during the fluctuation | variation display of the 2nd special symbol which concerns on jackpot, in other embodiment, the reproduction | regeneration effect during the fluctuation | variation display of the 2nd special symbol which concerns on a loss May be executed.
また、他の実施形態では、高ベース状態において、第2特別図柄の変動表示とは無関係に再現演出を実行するようにしてもよい。例えば、第1画像表示手段(例えばメイン液晶)と第2画像表示手段(例えばサブ液晶)とを含む複数の表示手段を設け、第1画像表示手段において第2特別図柄の変動表示に伴う変動演出や予告演出を実行すると同時に、第2画像表示手段において、図柄変動とは無関係に再現演出を実行する構成が一例として挙げられる。この場合、確定報知演出を伴う第1特別図柄の変動表示中に行われた変動演出および予告演出の全てを再現演出として第2画像表示手段において実行することも可能である。 In another embodiment, the reproduction effect may be executed in the high base state regardless of the variation display of the second special symbol. For example, a plurality of display means including a first image display means (for example, a main liquid crystal) and a second image display means (for example, a sub liquid crystal) are provided, and the variation effect accompanying the variable display of the second special symbol in the first image display means. As an example, a configuration in which a reproduction effect is executed in the second image display means at the same time as the notice effect is executed regardless of the symbol variation is given. In this case, it is also possible for the second image display means to execute all of the variation effect and the notice effect produced during the variation display of the first special symbol accompanied by the final notification effect as the reproduction effect.
また、本実施形態では、確定報知演出を再現する再現演出が、確変遊技状態または時短遊技状態の高ベース状態において実行される場合について説明したが、他の実施形態では、通常遊技状態などの低ベース状態において再現演出を実行するようにしてもよい。 Further, in the present embodiment, the case where the reproduction effect that reproduces the confirmed notification effect is executed in the high base state such as the probability variation gaming state or the short-time gaming state has been described, but in other embodiments, the low reproduction such as the normal gaming state is performed. The reproduction effect may be executed in the base state.
また、本実施形態では、再現演出によって再現される演出が確定報知演出(いわゆるプレミア演出)である場合について説明したが、再現演出によって再現される演出は確定報知演出に限定されるものではなく、他の実施形態では、いわゆる激熱演出(大当たりを報知する演出ではないものの、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆する予告演出)を再現する再現演出を実行するようにしてもよい。 In the present embodiment, the case where the effect reproduced by the reproduction effect is a confirmed notification effect (so-called premier effect), but the effect reproduced by the reproduction effect is not limited to the confirmed notification effect, In another embodiment, a reproduction effect that reproduces a so-called intense heat effect (notification effect for notifying the jackpot but a notice effect that suggests that the reliability for the jackpot is relatively high) may be executed.
[遊技者に有利な状態に関する変形例]
本実施形態では、確定報知演出(報知演出の一例)によって大当たりが報知される場合について説明したが、報知演出はこれに限定されるものではなく、例えば、確変遊技状態で遊技が制御されることになることを報知する演出であってもよい。すなわち、遊技者に有利な状態は、大当たり遊技が実行される大当たり遊技状態に限らず、他の状態であってもよい。
[Variations related to player-friendly conditions]
In the present embodiment, the case where the jackpot is notified by the confirmed notification effect (an example of the notification effect) has been described, but the notification effect is not limited to this, and for example, the game is controlled in the probability variation gaming state. It may be an effect to notify that That is, the state advantageous to the player is not limited to the jackpot gaming state in which the jackpot game is executed, but may be other states.
[演出態様が複数存在する可能性示唆演出に関する変形例]
本実施形態では、遊技者に有利な状態となることを示唆する可能性示唆演出がカットイン演出である場合について説明したが、可能性示唆演出は、遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に低いことを示唆する第1演出態様と、その可能性が相対的に高いことを示唆する第2演出態様とを含む複数の演出態様のうちのいずれかの演出態様に制御され得る演出であれば、カットイン演出とは異なるであってもよい。
[Variation related to a suggestion effect that there may be multiple effects]
In the present embodiment, the case has been described in which the possibility suggesting effect suggesting that the player is in an advantageous state is a cut-in effect, but the possibility suggesting effect may be in a state advantageous to the player. An effect that can be controlled to any one of a plurality of effect modes including a first effect mode that suggests that the first effect mode is relatively low and a second effect mode that indicates that the possibility is relatively high. If so, it may be different from the cut-in effect.
[第1可能性示唆演出および第2可能性示唆演出に関する変形例]
本実施形態では、遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に低いことを示唆する第1可能性示唆演出が、第2演出役物72が作動する演出やノーマルリーチ演出からSPリーチ演出への発展演出であり、上記可能性が相対的に高いことを示唆する第2可能性示唆演出が、第1演出役物71が作動する演出やノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出への発展演出である場合について説明した。これに対して、他の実施形態では、第1可能性示唆演出および第2可能性示唆演出は、ここで例示した以外の演出であってもよい。例えば、第1可能性示唆演出として1人のキャラクタを表示する演出を実行し、第2可能性示唆演出として複数人のキャラクタを表示する演出を実行するような構成が一例として挙げられる。
[Modifications regarding the first possibility suggesting effect and the second possibility suggesting effect]
In the present embodiment, the first possibility suggesting effect that suggests that the possibility of being advantageous to the player is relatively low is changed from the effect in which the
[その他の変形例]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下の形態であってもよい。すなわち、上記実施形態では、本発明をいわゆる1種タイプのパチンコ遊技機に適用した場合について説明したが、本発明を、1種2種混合タイプのパチンコ遊技機などの他の遊技機に適用してもよい。
[Other variations]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, For example, the following forms may be sufficient. That is, in the above embodiment, the case where the present invention is applied to a so-called one-type pachinko gaming machine has been described, but the present invention is applied to other gaming machines such as one-type two-type mixed pachinko gaming machine. May be.
また、上記実施形態において説明した遊技機1の構成や各部材の動作態様は単なる一例に過ぎず、他の構成や動作態様であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。上記実施形態で例示した画面図等も単なる一例であって、他の態様であってもよい。
Further, the configuration of the
1 遊技機
5 液晶表示装置(液晶画面)
24 スピーカ
71 第1演出役物71
72 第2演出役物72
100 遊技制御基板
101 メインCPU
102 メインROM
103 メインRAM
130 演出制御基板
131 サブCPU
132 サブROM
133 サブRAM
134 RTC
140 画像音響制御基板
141 統括CPU
142 制御用ROM
143 制御用RAM
144 VDP
145 音響DSP
150 ランプ制御基板
151 ランプCPU
152 ランプROM
153 ランプRAM
1
24
72
100
102 Main ROM
103 Main RAM
130
132 Sub ROM
133 Sub RAM
134 RTC
140 Image
142 Control ROM
143 Control RAM
144 VDP
145 Acoustic DSP
150
152 Lamp ROM
153 Lamp RAM
Claims (2)
遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出を実行可能な報知演出実行手段と、
前記遊技者に有利な状態となる可能性を示唆する可能性示唆演出を実行可能な可能性示唆演出実行手段と、
前記可能性示唆演出の演出態様を、前記可能性が相対的に低いことを示唆する第1演出態様と、前記可能性が相対的に高いことを示唆する第2演出態様とを含む複数の演出態様のいずれかの演出態様に決定する演出態様決定手段とを備え、
前記報知演出実行手段による報知演出が実行されてから前記遊技者に有利な状態となるまでの間に前記可能性示唆演出実行手段による可能性示唆演出が実行される場合には、当該可能性示唆演出の演出態様が、前記第1演出態様よりも前記第2演出態様に決定され易いことを特徴とする遊技機。 It is a gaming machine that determines whether or not to execute a special game and executes the special game according to a result of the determination,
A notification effect executing means capable of executing a notification effect for notifying that the player is in an advantageous state;
Possibility suggestion effect execution means capable of executing a possibility suggestion effect that suggests the possibility of becoming a state advantageous to the player;
A plurality of effects including a first effect mode that suggests that the possibility is relatively low and a second effect mode that suggests that the possibility is relatively high. And a production mode determination means for determining any production mode of the mode,
If the possibility suggesting effect is executed by the possibility suggesting effect executing means between the time when the notification effect is executed by the notification effect executing means and before the player becomes in an advantageous state, the possibility suggestion is executed. A gaming machine characterized in that an effect aspect of an effect is more easily determined to be the second effect aspect than the first effect aspect.
遊技者に有利な状態となることを報知する報知演出を実行可能な報知演出実行手段と、
前記遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に低いことを示唆する第1可能性示唆演出を実行可能な第1可能性示唆演出実行手段と、
前記遊技者に有利な状態となる可能性が相対的に高いことを示唆する第2可能性示唆演出を実行可能な第2可能性示唆演出実行手段とを備え、
前記報知演出実行手段による報知演出が実行されてから前記遊技者に有利な状態となるまでの間に前記可能性示唆演出が実行される場合には、前記第1可能性示唆演出実行手段による第1可能性示唆演出よりも前記第2可能性示唆演出実行手段による第2可能性示唆演出の方が実行され易いことを特徴とする遊技機。
It is a gaming machine that determines whether or not to execute a special game and executes the special game according to a result of the determination,
A notification effect executing means capable of executing a notification effect for notifying that the player is in an advantageous state;
First possibility suggesting effect execution means capable of executing a first possibility suggesting effect that suggests that the possibility of becoming advantageous to the player is relatively low;
A second possibility suggesting effect executing means capable of executing a second possibility suggesting effect suggesting that the player is likely to be in an advantageous state;
When the possibility suggestion effect is executed during the period from when the notification effect is executed by the notification effect execution means until the player is in an advantageous state, the first possibility suggestion effect execution means A gaming machine characterized in that the second possibility suggestion effect by the second possibility suggestion effect execution means is more easily executed than the first possibility suggestion effect.
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