JP2017184852A - 抜け止め解除用操作レバーの浮き上がり防止機能を備えるスライドレール - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、この収納ケースは、収納枠と収納ボックスとからなり、収納枠と収納ボックスとをスライドレールによって連絡し、収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能とし、収納ボックス内から書類の取り出し、あるいは収納を容易化している。
このとき、前記枠側レール部と前記ボックス側レール部との間にこれらのレール部の抜け止めを果たす抜け止め手段を設けている。
そして、この抜け止め手段による抜け止めを解除するために、抜け止め解除用操作レバーを設けている。
この抜け止め解除用操作レバーは、抜け止め解除を行うことにより、収納枠から収納ボックスを分離させることができ、収納ボックスを任意の箇所に搬送可能としている。
この浮き上がり状態が発生した際に、抜け止め解除用操作レバーによる抜け止め解除を行うために、ボックス側レール部をスライド移動させると、抜け止め解除用操作レバーの先端側が対峙するベアリング手段であるスライド用ボール受け部などの部材(「リテーナ」とも換言できる。)に乗り上げてしまい、更にボックス側レール部をスライド移動させると、抜け止め解除用操作レバーが損傷してしまうという不都合がある。
図2において、1は例えば金属製のスライドレールである。
このスライドレール1は、図示しない収納枠と図示しない収納ボックスとを連絡し、前記収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能としている。
つまり、収納枠及び収納ボックスは、書類あるいはその他の物の収納に利用されるものであり、収納枠を金属製あるいは木製等の材料を使用して形成している。
このとき、前記収納枠の収納開口部位に対して、金属製あるいは木製等の材料を使用して形成した収納ボックスを挿脱する際に、収納ボックスのスライド移動を前記スライドレール1によって可能とするとともに、収納ボックスの脱落を防止するために後述する抜け止め手段5を設けている。
そして、前記枠側レール部2は、前記収納枠に連絡し、且つ、前記スライドレール1の外側部位を構成している。
前記ボックス側レール部3は、前記収納ボックスに取り付けられるとともに、前記スライドレール1の内側部位を構成し、前記枠側レール部2に対してスライド移動自在に設ける。
前記スライド用ボール受け部4は、前記枠側レール部2とボックス側レール部3との間に配設され、ボックス側レール部3のスライド移動を円滑としている。
このとき、前記抜け止め解除用操作レバー6は、回動軸7側に位置する第1レバー部材6−1と、この第1レバー部材6−1から回動先端側に延びる第2レバー部材6−2と、前記第1レバー部材6−1及び第2レバー部材6−2を前記ボックス側レール部3の内側下縁部3b側に押圧するように、前記第1レバー部材6−1から前記ボックス側レール部3の内側上縁部3a側に延びる付勢手段6−3とからなる。
なお、前記抜け止め解除用操作レバー6において、第1レバー部材6−1に設けた付勢手段6−3と反対側、つまり、図1において下側には、前記抜け止め手段5の抜け止め突起5tに係合し、前記枠側レール部2及びボックス側レール部3の抜け止めを果たす抜け止め用の段差部6−4を形成する。
前記抜け止め解除用操作レバー6を、合成樹脂や金属等の材料により平板状に一体的に形成する。
詳述すれば、この浮き上がり防止手段8は、前記ボックス側レール部3に設けられ、前記抜け止め解除用操作レバー6を前記ボックス側レール部3側に押さえ込むボックス側の第1浮き上がり防止部9と、この第1浮き上がり防止部9に係合する操作レバー側の第2浮き上がり防止部10とからなる。
前記立ち上がり部9−1は、前記ボックス側レール部3から離間する側に垂直に形成している。
前記浮き上がり防止用保持部9−2は、前記立ち上がり部9−1から前記ボックス側レール部3に対して平行、かつ、前記抜け止め解除用操作レバー6側に延びるように形成している。
なお、前記立ち上がり部9−1と前記浮き上がり防止用保持部9−2との厚み寸法においては、浮き上がり防止用保持部9−2部位を薄くして相違させる方策以外にも、同一の厚みを有する方策とすることも可能である。
そして、前記ボックス側の第1浮き上がり防止部9は、前記ボックス側レール部3に対して、溶接や接着剤などによって固着するように別体に形成することも可能であるが、この実施例1においては、前記ボックス側レール部3と一体的に形成した構成として説明する。
このとき、前記ボックス側の第1浮き上がり防止部9に前記操作レバー側の第2浮き上がり防止部10を係合させる。
つまり、前記ボックス側の第1浮き上がり防止部9の浮き上がり防止用保持部9−2に凹形状の前記操作レバー側の第2浮き上がり防止部10を係合させ、面一状態とする。
この実施例2において、上述実施例1のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
前記ボックス側の第1浮き上がり防止部12は、前記ボックス側レール部3に対して、溶接や接着剤などによって固着するように別体に形成することも可能であるが、この実施例2においても、前記ボックス側レール部3と一体的に形成した構成として説明する。
前記斜面部22−1は、前記ボックス側レール部3から離間する側に、例えば35度の角度で徐々に傾斜するように形成する。
前記平坦部22−2は、前記斜面部22−1の先端にツブシ加工によって形成する。
前記ボックス側の第1浮き上がり防止部22は、前記ボックス側レール部3に対して、溶接や接着剤などによって固着するように別体に形成することも可能であるが、この実施例3においても、前記ボックス側レール部3と一体的に形成した構成として説明する。
前記差し込み用軸部32−1は、前記ボックス側レール部3に形成した図示しない孔部に差し込んで係合する。
前記係合用軸部32−2は、前記差し込み用軸部32−1に連絡し、かつ、差し込み用軸部32−1よりも大径に形成している。
前記押さえ込み用平坦部32−3は、前記係合用軸部32−2の端部に係合用軸部32−2よりも大径に形成され、前記抜け止め解除用操作レバー6を前記ボックス側レール部3側に押さえ込む。
このとき、前記押さえピン32の押さえ込み用平坦部32−3には、前記ボックス側レール部3の内側上縁部3aに接触して押さえピン32の回動を阻止するために、直線上に切除した回り止め用切欠き部32−4を有している。
前記段差部33−1は、前記押さえピン32の係合用軸部32−2の長さ寸法に合致させるように、前記抜け止め解除用操作レバー6の一部を切除して形成している。
前記係合凹部33−2は、前記段差部33−1部位に前記押さえピン32の係合用軸部32−2を係合させるために形成している。
すなわち、前記ボックス側の浮き上がり防止部を形成する際に、硬質な金属板などの薄板部材によって強度を保持しつつ形成するものである。
さすれば、前記ボックス側の浮き上がり防止部に対応する操作レバー側に浮き上がり防止部を設けなくとも、突出量を抑えることができ、この突出量の僅かなボックス側の浮き上がり防止部によって前記抜け止め解除用操作レバーの浮き上がり状態を防止し、抜け止め解除用操作レバーが損傷されることなく、前記ボックス側レール部のスライド移動を円滑に維持することができるとともに、前記浮き上がり防止手段の構成の簡素化にも寄与し得る。
2 枠側レール部
2a 左下方の縁部
3 ボックス側レール部
3a 内側上縁部
3b 内側下縁部
4 スライド用ボール受け部
5 抜け止め手段
5t 抜け止め突起
6 抜け止め解除用操作レバー
6−1 第1レバー部材
6−2 第2レバー部材
6−3 付勢手段
6−4 抜け止め用の段差部
7 回動軸
8 浮き上がり防止手段
9 ボックス側の第1浮き上がり防止部
9−1 立ち上がり部
9−2 浮き上がり防止用保持部
10 操作レバー側の第2浮き上がり防止部
Claims (2)
- 収納枠と収納ボックスとを連絡し、前記収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能としたスライドレールにおいて、このスライドレールを、前記収納枠に連絡する枠側レール部と、前記収納ボックスに取り付けられるとともに前記枠側レール部に対してスライド移動自在に設けられるボックス側レール部とを有する構成とし、前記枠側レール部と前記ボックス側レール部との間にこれらレール部の抜け止めを果たす抜け止め手段を設ける一方、前記ボックス側レール部に回動自在に取り付けられる抜け止め解除用操作レバーを設け、この抜け止め解除用操作レバーを前記ボックス側レール部に取り付けた際に、抜け止め解除用操作レバーがボックス側レール部から離間する側に移動して発生する浮き上がり状態を防止する浮き上がり防止手段を設けたことを特徴とする抜け止め解除用操作レバーの浮き上がり防止機能を備えるスライドレール。
- 前記浮き上がり防止手段は、前記ボックス側レール部に設けられ、前記抜け止め解除用操作レバーを前記ボックス側レール部側に押さえ込むボックス側の第1浮き上がり防止部と、この第1浮き上がり防止部に係合する操作レバー側の第2浮き上がり防止部とからなることを特徴とする請求項1に記載の抜け止め解除用操作レバーの浮き上がり防止機能を備えるスライドレール。
Priority Applications (1)
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JP2016074154A JP2017184852A (ja) | 2016-04-01 | 2016-04-01 | 抜け止め解除用操作レバーの浮き上がり防止機能を備えるスライドレール |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017184852A true JP2017184852A (ja) | 2017-10-12 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7411050B1 (ja) | 2022-11-04 | 2024-01-10 | 三恵技研工業株式会社 | レドーム |
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2016
- 2016-04-01 JP JP2016074154A patent/JP2017184852A/ja active Pending
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JP7411050B1 (ja) | 2022-11-04 | 2024-01-10 | 三恵技研工業株式会社 | レドーム |
WO2024095574A1 (ja) * | 2022-11-04 | 2024-05-10 | 三恵技研工業株式会社 | レドーム |
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