JP2017184307A - モータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
〔モータ制御システム〕
図1は、本発明の実施形態によるモータ制御装置を含むモータ制御システムの構成例を示す全体図である。このモータ制御システムは、モータ制御装置1、電力増幅器2、交流モータ3及びPG(パルスジェネレータ)4を備えて構成される。尚、図1には、本発明と直接関連する構成部のみ示してあり、直接関連しない構成部は省略してある。交流モータ3は、シンクロナスリラクタンスモータまたはIPMシンクロナスモータのいずれかとする。
次に、図1に示したモータ制御装置1について詳細に説明する。図1に示すように、モータ制御装置1は、電流指令生成部10、減算器11,12、電流制御部13,14、加算器15,16、座標変換部17,18、変換器19、積分器20及び非干渉電圧FF(フィードフォワード)補償部21を備えている。
次に、図1に示した電流指令生成部10について詳細に説明する。前述のとおり、電流指令生成部10は、予め設定された端子電圧指令v*、速度指令ω*及び制限速度指令ωMAX等、並びに入力した速度フィードバックω、d軸電圧指令vd*及びq軸電圧指令vq*に基づいて、d軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*を生成する。
v1*=√(vd*2+vq*2)
そして、電圧指令FB生成部30は、電圧指令フィードバックv1*を減算器31に出力する。
次に、図1に示した非干渉電圧FF補償部21について詳細に説明する。前述のとおり、非干渉電圧FF補償部21は、予め設定された逆起電圧定数ec^、d軸リアクタンス同定値Xd^及びq軸リアクタンス同定値Xq^、並びに入力した回転子電気角速度ω1、d軸電流指令id*及びq軸電流指令iq*に基づいて、d軸非干渉電圧FF補償Δvd*及びq軸非干渉電圧FF補償Δvq*を算出する。
次に、モータ制御装置1による測定結果について説明する。図7は、シンクロナスリラクタンスモータを用いた場合の実機による測定結果を示すグラフであり、図8は、IPMシンクロナスモータを用いた場合の実機による測定結果を示すグラフである。
2 電力増幅器
3 交流モータ
4 PG(パルスジェネレータ)
10 電流指令生成部
11,12,31,32,50,52 減算器
13,14 電流制御部
15,16,35,44,57,66 加算器
17,18 座標変換部
19 変換器
20 積分器
21 非干渉電圧FF(フィードフォワード)補償部
30 電圧指令FB(フィードバック)生成部
33 端子電圧制御部
34 速度制御部
40 電圧制御器
41,55,56 リミッタ
42 速度制御器
43 速度制限電流生成器
45 絶対値演算器
46 コサイン演算器
47 サイン演算器
51,65 反転器
53,54,60,61,62,63,64 乗算器
id* d軸電流指令
id*’ d軸分担電流指令
iq* q軸電流指令
iq*’ q軸分担電流指令
vd* d軸電圧指令
vq* q軸電圧指令
Δvd* d軸非干渉電圧FF(フィードフォワード)補償
Δvq* q軸非干渉電圧FF(フィードフォワード)補償
v* 端子電圧指令
v1* 電圧指令フィードバック
Δi1* 速度偏差電流指令
Vu* U相交流電圧指令
Vv* V相交流電圧指令
Vw* W相交流電圧指令
id1* 端子電流指令
i* 外部電流指令
i1* 電流指令
β 電流位相角指令
ωmax 制限速度指令
iu U相交流電流フィードバック
iv V相交流電流フィードバック
iw W相交流電流フィードバック
id d軸電流フィードバック
iq q軸電流フィードバック
i1LMT 速度制限電流
ω 速度フィードバック
ω1 回転子電気角速度
θe 電気角
Np 極対数
ω0 定格角速度
ωbase 基底角速度
Δv1 端子電圧偏差
Δω 速度偏差
Xd^ d軸リアクタンス同定値
Xq^ q軸リアクタンス同定値
ec^ 逆起電圧定数
ebus 直流バス電圧
Claims (4)
- d軸電流指令からd軸電圧指令を生成し、q軸電流指令からq軸電圧指令を生成し、前記d軸電圧指令及び前記q軸電圧指令から3相交流電圧指令を生成し、前記3相交流電圧指令を電力増幅器へ出力することで交流モータを制御するモータ制御装置において、
前記交流モータにおけるq軸電流により発生するd軸上の干渉電圧をキャンセルするためのd軸非干渉電圧補償、及び前記交流モータにおけるd軸電流により発生するq軸上の干渉電圧をキャンセルするためのq軸非干渉電圧補償を算出する非干渉電圧補償部と、
前記d軸電圧指令に、前記非干渉電圧補償部により算出された前記d軸非干渉電圧補償を加算し、新たなd軸電圧指令を求め、前記q軸電圧指令に、前記非干渉電圧補償部により算出された前記q軸非干渉電圧補償を加算し、新たなq軸電圧指令を求める第1の加算器と、
前記第1の加算器により求めた前記新たなd軸電圧指令及び前記新たなq軸電圧指令を、前記3相交流電圧指令に座標変換する座標変換部と、を備え、
前記非干渉電圧補償部は、
前記交流モータの回転子電気角速度に前記q軸電流指令を乗算して第1の乗算結果を求め、前記第1の乗算結果に予め設定されたq軸リアクタンス同定値を乗算して第2の乗算結果を求める第1の乗算器と、
前記第1の乗算器により求めた前記第2の乗算結果を反転させ、前記d軸非干渉電圧補償を求める第1の反転器と、
前記交流モータの回転子電気角速度に前記d軸電流指令を乗算して第3の乗算結果を求め、前記第3の乗算結果に予め設定されたd軸リアクタンス同定値を乗算して第4の乗算結果を求める第2の乗算器と、
前記交流モータの回転子電気角速度に予め設定された逆起電圧定数を乗算して第5の乗算結果を求める第3の乗算器と、
前記第2の乗算器により求めた前記第4の乗算結果に、前記第3の乗算器により求めた前記第5の乗算結果を加算し、前記q軸非干渉電圧補償を求める第2の加算器と、を備え、
前記予め設定された逆起電圧定数は、前記交流モータがシンクロナスリラクタンスモータの場合、0が用いられ、前記交流モータがIPMシンクロナスモータの場合、所定値が用いられる、ことを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項1に記載のモータ制御装置において、
さらに、前記d軸電流指令及び前記q軸電流指令を生成する電流指令生成部を備え、
前記電流指令生成部は、
前記第1の加算器により求めた前記新たなd軸電圧指令及び前記新たなq軸電圧指令に基づいて、電圧指令フィードバックを算出する電圧指令FB(フィードバック)生成部と、
前記電力増幅器の直流バス電圧の設定値を示す端子電圧指令から、前記電圧指令FB生成部により算出された前記電圧指令フィードバックを減算し、端子電圧偏差を求める第1の減算器と、
前記第1の減算器により求めた前記端子電圧偏差が0になるように、端子電流指令を算出し、前記端子電流指令に対して0からマイナスの所定値までの範囲で制限を加え、前記0からマイナスの所定値までの範囲の前記端子電流指令を出力する端子電圧制御部と、
予め設定された速度指令から、前記交流モータの速度を示す速度フィードバックを減算し、速度偏差を求める第2の減算器と、
前記第2の減算器により求めた前記速度偏差が0になるように、速度偏差電流指令を算出し、予め設定された外部電流指令に前記速度偏差電流指令を加算して電流指令を求め、前記電流指令及び予め設定された電流位相角指令に基づいて、d軸分担電流指令及びq軸分担電流指令を求め、前記q軸分担電流指令を前記q軸電流指令とする速度制御部と、
前記速度制御部により求めた前記d軸分担電流指令に、前記端子電圧制御部により出力された前記端子電流指令を加算し、前記d軸電流指令を求める第3の加算器と、を備え、
前記予め設定された電流位相角指令は、前記交流モータがシンクロナスリラクタンスモータの場合、第1の所定値が用いられ、前記交流モータがIPMシンクロナスモータの場合、第2の所定値が用いられる、ことを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項2に記載のモータ制御装置において、
前記速度制御部は、
前記第2の減算器により求めた前記速度偏差が0になるように、前記速度偏差電流指令を算出する速度制御器と、
前記交流モータの回転速度の制限値を示す予め設定された制限速度指令、及び前記速度フィードバックに基づいて、前記予め設定された制限速度指令と前記速度フィードバックとの間の偏差に対応した速度制限電流を算出する速度制限電流生成器と、
前記所定の外部電流指令に、前記速度制御器により算出された前記速度偏差電流指令及び前記速度制限電流生成器により算出された前記速度制限電流を加算し、前記電流指令を求める第4の加算器と、
前記第4の加算器により求めた前記電流指令について、その絶対値を算出する絶対値演算器と、
前記絶対値演算器により算出された前記電流指令の絶対値に対し、前記予め設定された電流位相角指令を角度とした余弦関数を乗算し、前記d軸分担電流指令を求めるコサイン演算器と、
前記第4の加算器により求めた前記電流指令に対し、前記予め設定された電流位相角指令を角度とした正弦関数を乗算し、前記q軸分担電流指令を前記q軸電流指令として求めるサイン演算器と、を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項3のモータ制御装置において、
前記速度制限電流生成器は、
前記予め設定された制限速度指令から前記速度フィードバックを減算し、制限速度偏差を求める第3の減算器と、
前記第3の減算器により求めた前記制限速度偏差に、予め設定された係数を乗算し、乗算結果の制限速度偏差を求める第4の乗算器と、
前記第4の乗算器により求めた前記乗算結果の制限速度偏差に対し、0からマイナスの所定値までの範囲で制限を加え、前記0からマイナスの所定値までの範囲の前記乗算結果の制限速度偏差を出力する第1のリミッタと、
前記予め設定された制限速度指令を反転させる第2の反転器と、
前記第2の反転器により反転させた前記予め設定された制限速度指令から、前記速度フィードバックを減算し、反転制限速度偏差を求める第4の減算器と、
前記第4の減算器により求めた前記反転制限速度偏差に、予め設定された係数を乗算し、乗算結果の反転制限速度偏差を求める第5の乗算器と、
前記第5の乗算器により求めた前記乗算結果の反転制限速度偏差に対し、プラスの所定値から0までの範囲で制限を加え、前記プラスの所定値から0までの範囲の前記乗算結果の反転制限速度偏差を出力する第2のリミッタと、
前記第1のリミッタにより出力された前記乗算結果の制限速度偏差に、前記第2のリミッタにより出力された前記乗算結果の反転制限速度偏差を加算し、前記速度制限電流を求める第5の加算器と、を備えたことを特徴とするモータ制御装置。
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JP2021027790A (ja) * | 2019-08-05 | 2021-02-22 | 有限会社シー・アンド・エス国際研究所 | 同期リラクタンス電動機の駆動装置 |
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