JP2017183837A - 撮像装置、撮像システム、撮像方法及び撮像装置用プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像システム、撮像方法及び撮像装置用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部送信時のデータ量を削減しつつ、各撮像対象の属性に対応させてそれぞれの撮像情報を外部に送信することが可能な撮像装置を提供する。【解決手段】資材置き場M及び出入口IO並びに住宅Hを広角で撮像して撮像情報を生成する撮像装置Cであって、その撮像情報に基づいて資材置き場M等を撮像した監視画像情報と、住宅Hを撮像した住宅画像情報と、を、別個に生成する。その後、資材置き場M等の属性に対応した第1送信態様で監視画像情報を外部に送信し、住宅Hの属性に対応し且つ前記第1送信態様とは異なる第2送信態様で住宅画像情報を外部に送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、撮像システム、撮像方法及び撮像装置用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、複数の撮像対象を撮像する撮像装置、撮像方法及び当該撮像装置用のプログラム、並びに当該撮像装置を含む撮像システムの技術分野に属する。
近年の犯罪増加や労働人口の減少により、建築現場での監視や監督を遠隔から行いたいという要望がある。またこれに伴って、上記監視のための画像を使った警報システムや、事後の活用に備えて記録又は蓄積される建築関連のコンテンツを作成するシステムが提案されている。ここで建築関連の上記コンテンツとは、例えば、建築途中の建物の外観を連続的に撮像して記録又は蓄積しておく、又はその建物が建築されるまでの過程をその完成後に鑑賞する、といった用途に用いられるコンテンツである。そしてこのようなシステムに関する先行技術としては、例えば下記特許文献1に開示されているシステムが挙げられる。
このとき特許文献1には、その監視下にある建物等の建築現場における異常の発生を、電子メールの形式で外部に送信する構成が開示されている。また特許文献1に開示されているシステムでは、定期的に監視画像等を取得することで外部送信時のデータ量を抑制すると共に、その監視画像等の中から異常状態を検出し、外部に対する迅速な異常通知を行うことが可能になっている。更に特許文献1には、カメラとして魚眼カメラを使って広い範囲を監視したり、監視画像等として記録又は蓄積した画像データを上記コンテンツとして活用したりすることも示唆されている。
特開2006−59185号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているシステムにおいて魚眼カメラを使用する場合、その画像が歪み等の独特の特性を有することに起因して、上記監視画像等やコンテンツ用として使用されない無駄な部分が画像内に多く、またこれにより、画像自体として外部送信時に不要にデータ量が大きくなってしまうという問題点があった。
更に魚眼カメラで撮像した画像を補正して送信することも可能ではあるが、結果的に、魚眼カメラの特長である広角画像としての利点を活用できなくなるという問題点もあった。
更にまた、撮像された画像内において変化があった部分だけを補正し、それを外部に送信することで、外部送信時のデータ量を小さくすることは可能となる。しかしながら、当該部分だけを補正すると、結果的に、送信される画像ごとにその倍率や撮像位置、或いは画像としてのサイズが変化することとなるが、この場合、事後的に鑑賞される上記コンテンツとしては見づらいものとなってしまうという問題点があった。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、外部送信時のデータ量を削減しつつ、各撮像対象の属性に対応させてそれぞれの撮像情報を外部に送信することが可能な撮像装置、撮像方法及び当該撮像装置用のプログラム、並びに当該撮像装置を含む撮像システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1撮像対象及び第2撮像対象を広角で撮像して撮像情報を生成する撮像部等の広角撮像手段と、前記生成された撮像情報に基づいて、前記第1撮像対象を撮像した第1撮像情報と、前記第2撮像対象を撮像した第2撮像情報と、を、別個に生成する画像合成部等の生成手段と、前記生成された第1撮像情報を、前記第1撮像対象の属性に対応した第1送信態様で外部に送信する送信部等の第1送信手段と、前記生成された第2撮像情報を、前記第2撮像対象の属性に対応し且つ前記第1送信態様とは異なる第2送信態様で外部に送信する送信部等の第2送信手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、第1撮像対象及び第2撮像対象を広角で撮像して撮像情報を生成する撮像部等の広角撮像手段を備える撮像装置において実行される撮像方法において、前記生成された撮像情報に基づいて、前記第1撮像対象を撮像した第1撮像情報と、前記第2撮像対象を撮像した第2撮像情報と、を、別個に生成する生成工程と、前記生成された第1撮像情報を、前記第1撮像対象の属性に対応した第1送信態様で外部に送信する第1送信工程と、前記生成された第2撮像情報を、前記第2撮像対象の属性に対応し且つ前記第1送信態様とは異なる第2送信態様で外部に送信する第2送信工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、第1撮像対象及び第2撮像対象を広角で撮像して撮像情報を生成する撮像部等の広角撮像手段を備える撮像装置に含まれるコンピュータを、前記生成された撮像情報に基づいて、前記第1撮像対象を撮像した第1撮像情報と、前記第2撮像対象を撮像した第2撮像情報と、を、別個に生成する生成手段、前記生成された第1撮像情報を、前記第1撮像対象の属性に対応した第1送信態様で外部に送信する第1送信手段、及び、前記生成された第2撮像情報を、前記第2撮像対象の属性に対応し且つ前記第1送信態様とは異なる第2送信態様で外部に送信する第2送信手段、として機能させる。
請求項1、請求項8又は請求項9のいずれか一項に記載の発明によれば、第1撮像対象及び第2撮像対象を広角で撮像した撮像情報に基づいて、第1撮像情報及び第2撮像情報を別個に生成する。そして、第1撮像対象の属性に対応した第1送信態様で第1撮像情報を外部に送信し、第2撮像対象の属性に対応し且つ第1送信態様と異なる第2送信態様で第2撮像情報を外部に送信する。よって、第1撮像対象及び第2撮像対象を一つの広角撮像手段で撮像し、第1撮像情報と第2撮像情報とを別個に生成し、各撮像対象の属性に対応した異なる送信態様で各撮像情報を外部に送信するので、送信時のデータ量を削減しつつ、各撮像対象の属性に対応させてそれぞれの撮像情報を外部に送信することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、前記第1撮像対象を撮像することを示す撮像指示信号を生成する異常検知部等の信号生成手段を更に備え、前記第2送信態様は、前記第2撮像情報を連続して前記外部に送信する送信態様であり、前記第1送信態様は、前記撮像指示信号により前記第1撮像対象を撮像することが示されているとき以外の前記第1撮像情報を無彩色の画像情報に置換して前記外部に送信する送信態様であるように構成される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、第2送信態様が第2撮像情報を連続して外部送信する送信態様であり、第1送信態様が、第1撮像対象を撮像することが示されているとき以外の第1撮像情報を無彩色の画像情報に置換して外部送信する送信態様であるので、第1撮像情報送信時のデータ量を有効に削減することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、前記無彩色は黒色であるように構成される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加えて、第1撮像情報が置換される画像情報の無彩色が黒色であるので、より効果的に第1撮像情報送信時のデータ量を削減することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、前記第1撮像対象を撮像することを示す撮像指示信号を生成する異常検知部等の信号生成手段を更に備え、前記第2送信態様は、前記第2撮像情報を連続して前記外部に送信する送信態様であり、前記第1送信態様は、前記撮像指示信号により前記第1撮像対象を撮像することが示されているとき前記第1撮像情報を前記外部に送信する送信態様であるように構成される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、第2送信態様が第2撮像情報を連続して外部送信する送信態様であり、第1送信態様が、第1撮像対象を撮像することが示されているとき第1撮像情報を外部送信する送信態様であるので、必要なときに外部送信することで、第1撮像情報送信時のデータ量を有効に削減することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、前記第2送信態様は、前記第2撮像情報を連続して前記外部に送信する送信態様であり、前記第1送信態様は、前記第1撮像情報が添付された電子メールにより当該第1撮像情報を前記外部に送信する送信態様であるように構成される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、第2送信態様が第2撮像情報を連続して外部送信する送信態様であり、第1送信態様が、前記第1撮像情報が添付された電子メールにより第1撮像情報を外部送信する送信態様であるので、電子メール添付により第1撮像情報を外部送信することで、第1撮像情報送信時のデータ量を有効に削減することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の撮像装置において、前記広角撮像手段は、魚眼レンズを備えた広角撮像手段であり、前記広角撮像手段による撮像結果を補正して前記撮像情報を生成する歪み補正部等の補正手段を更に備える。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、広角撮像手段が魚眼レンズを備えた広角撮像手段であり、それによる撮像結果を補正して撮像情報を生成するので、第1撮像対象と第2撮像対象とを一度に撮像できると共に、鮮明な第1撮像情報及び第2撮像情報を生成することができる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の撮像装置と、サーバ装置と、前記撮像装置と前記サーバ装置とを接続するネットワークと、を備える撮像システムであって、前記サーバ装置は、各前記送信された第1撮像情報及び第2撮像情報をそれぞれ受信する受信部等の受信手段と、前記受信した第1撮像情報を記録する監視画像記録部等の第1記録手段と、前記受信した第2撮像情報を記録するコンテンツ記録部等の第2記録手段と、を備える。
請求項7に記載の発明によれば、サーバ装置において第1撮像情報及び第2撮像情報をそれぞれ記録するので、撮像システムにおけるデータ送受信時のデータ量を削減しつつ、第1撮像情報及び第2撮像情報をそれぞれ記録することができる。
本発明によれば、第1撮像対象及び第2撮像対象を一つの広角撮像手段で撮像し、第1撮像情報と第2撮像情報とを別個に生成し、各撮像対象の属性に対応した異なる送信態様で各撮像情報を外部に送信する。
従って、送信時のデータ量を削減しつつ、各撮像対象の属性に対応させてそれぞれの撮像情報を外部に送信することができる。
第1実施形態に係る撮像システムの概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る建築現場の外観を例示する図である。 第1実施形態に係る撮像装置及びサーバ装置の細部構成をそれぞれ示すブロック図である。 第1実施形態に係る撮像処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る表示例を示す図であり、(a)は第1例を示す図であり、(b)は第2例を示す図である。 第2実施形態に係る撮像処理を示す概念図である。 第2実施形態に係る撮像装置及びサーバ装置の細部構成をそれぞれ示すブロック図である。 第2実施形態に係る撮像処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る撮像装置及びサーバ装置の細部構成をそれぞれ示すブロック図である。 第3実施形態に係る撮像処理を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する各実施形態は、例えば住宅を建築する建築現場を撮像し、その画像を例えば外部のサーバ装置等に送信する撮像システムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
(I)第1実施形態
初めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至図5を用いて説明する。なお、図1は第1実施形態に係る撮像システムの概要構成を示すブロック図であり、図2は第1実施形態に係る建築現場の外観を例示する図であり、図3は第1実施形態に係る撮像装置及びサーバ装置の細部構成をそれぞれ示すブロック図である。また、図4は第1実施形態に係る撮像処理を示すフローチャートであり、図5は第1実施形態に係る表示例を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る撮像システムS1は、それぞれが例えば建物の建築現場に設置されており且つ第1実施形態に係る撮像装置C1、撮像装置C2、撮像装置C3、…、撮像装置Cn(nは自然数)と、例えば各建築現場を担当している建築メーカに備えられたサーバ装置SVと、上記撮像装置C1、撮像装置C2、撮像装置C3、…、撮像装置Cnと、サーバ装置SVと、を接続するインターネット等のネットワークNWと、により構成されている。このとき上記建物は、一般の住宅であってもよいし、高層ビルディング等であってもよい。また以下の説明において、撮像装置C1、撮像装置C2、撮像装置C3、…、撮像装置Cnについて共通の事項を説明する場合、これらを纏めて「撮像装置C」と称する。また撮像装置Cは、本発明に係る「撮像装置」の一例に相当する。
次に、上記撮像装置Cが設置されている建築現場について、図2を用いて具体的に例示しつつ説明する。
図2にその外観を示すように、第1実施形態に係る建築現場CSは、例えば上記建物としての住宅Hが建築されている建築現場である。このとき一般の建築現場CSでは、その外縁(他の土地や道路等との境界)が柵Fによって画されており、その中には、建築対象たる住宅Hの他に、資材置き場Mや出入口IOが存在している。そして第1実施形態に係る建築現場CSでは、資材置き場M及び出入口IOが撮像システムS1による監視対象であり、住宅Hが撮像システムS1における上記コンテンツの対象である。これにより撮像装置Cは、資材置き場M及び出入口IOを上記監視対象として、また住宅Hを上記コンテンツの対象として、それぞれ撮像し、各撮像対象に相当する画像情報を生成する。このとき、上記監視対象たる資材置き場M及び出入口IOが本発明に係る「第1撮像対象」の一例に相当し、上記コンテンツの対象たる住宅Hが本発明に係る「第2撮像対象」の一例に相当し、上記資材置き場M及び出入口IOに相当する画像情報が本発明に係る「第1撮像情報」の一例に相当し、上記住宅Hに相当する画像情報が本発明に係る「第2撮像情報」の一例に相当する。この住宅Hに相当する画像情報は、上記コンテンツとして事後的に利用されるものであるため、住宅Hの建築開始から建築完成までの間、又は当該住宅Hの建築中の予め設定された期間、連続して撮像装置Cから出力される。なおこの場合の「連続」の意味としては、上記の期間中に常時出力される場合の他、予め設定された間隔をおいた所定期間に連続して出力される場合も含む。また、資材置き場M及び出入口IOが上記監視対象であることが本発明に係る第1撮像対象の「属性」の一例に相当し、住宅Hが上記コンテンツの対象であることが本発明に係る第2撮像対象の「属性」の一例に相当する。
ここで、距離的に離れている資材置き場M及び出入口IOと住宅Hとを一台の撮像装置Cにより撮像するため、撮像装置Cの後述する撮像部は、広角の魚眼レンズを備えている。このときの「広角」とは、いわゆる標準レンズよりも焦点距離が短く画角が広いことをいい、通常は、焦点距離が25ミリメートル乃至35ミリメートル程度で画角が60度以上のレンズが広角レンズである。また焦点距離が上記より短い広角レンズが魚眼レンズであり、その画角は約180度である。
そして上記撮像装置Cにより生成された画像情報は、上記魚眼レンズを用いて撮像されたことに起因する歪み補正処理等が施された後、ネットワークNWを介して、撮像装置Cからサーバ装置SVに送信される。このとき、当該画像情報の生成及び補正並びにサーバ装置SVへの送信は、建築現場CSごとに設置されている撮像装置Cにおいてそれぞれ実行される。これらによりサーバ装置SVは、監視対象としての資材置き場M及び出入口IOに相当する画像情報と、コンテンツの対象としての住宅Hに相当する画像情報と、を、建築現場CSごとに別個に記録/蓄積する。
次に、第1実施形態に係る撮像装置C及びサーバ装置SVそれぞれの細部構成及び動作について、図3を用いて説明する。
第1実施形態に係る撮像装置Cは、図3に示すように、魚眼レンズ1を備え且つCCD(Charge Coupled Device)撮像素子又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)撮像素子等からなる撮像部2と、CPU、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなる歪み補正部3及び画像合成部5と、例えば人の接近を検知する人感センサ等からなる異常検知部4と、送信部6と、を備えて構成されている。このとき、魚眼レンズ1を備えた撮像部2が本発明に係る「広角撮像手段」の一例に相当し、歪み補正部3が本発明に係る「補正手段」の一例に相当し、歪み補正部3及び画像合成部5が本発明に係る「生成手段」の一例に相当する。また、送信部6が本発明に係る「第1送信手段」の一例及び「第2送信手段」の一例にそれぞれ相当し、異常検知部4が本発明に係る「信号生成手段」の一例に相当する。
以上の構成において撮像部2は、魚眼レンズ1を介して、コンテンツの対象たる住宅H並びに監視対象たる資材置き場M及び出入口IOを含む撮像範囲を撮像し、その撮像結果に相当する画像情報を生成して歪み補正部3に出力する。この撮像結果には、魚眼レンズ1を介した当該撮像結果の画像として、上記住宅Hに相当する画像と、上記資材置き場Mに相当する画像と、上記出入口IOに相当する画像と、が同時に含まれている。なお以下の説明において、上記住宅Hに相当する画像を「住宅画像」と称し、上記資材置き場Mに相当する画像を「第1監視画像」と称し、上記出入口IOに相当する画像を「第2監視画像」と称する。そして歪み補正部3は、撮像部2からの上記画像情報を、上記住宅画像に相当する住宅画像情報と、上記第1監視画像に相当する第1監視画像情報と、上記第2監視画像に相当する第2監視画像情報と、に分離し、当該分離した各画像情報に対して上記歪み補正処理等を施し、当該処理後の各画像情報を画像合成部5に出力する。この歪み補正部3による処理により、上記各画像情報にそれぞれ相当する上記住宅画像、上記第1監視画像及び上記第2監視画像は、歪みのない正常な画像となっている。
なお以下の説明において、上記第1監視画像情報及び上記第2監視画像情報それぞれに共通の事項を説明する場合、これらを纏めて「監視画像情報」と称する。また以下の説明において、上記第1監視画像及び上記第2監視画像それぞれに共通の事項を説明する場合、これらを纏めて「監視画像」と称する。
一方、異常検知部4は、資材置き場M及び出入口IOの近辺にそれぞれ設置された上記人感センサ等を含む。そして異常検知部4は、建築現場CSの作業時間以外の時間帯における資材置き場M及び出入口IOに対する人(侵入者等)の接近を異常として検知し、その検知結果を画像合成部5に出力する。なお、異常検知部4が上記作業時間内における資材置き場M及び出入口IOの異常を検知し、その検知結果を画像合成部5に出力するように構成してもよい。
これらにより画像合成部5は、異常検知部4から上記検知結果が出力された場合(即ち、建築現場CSにおいて侵入者等による何らかの異常が発生する可能性がある場合)に、上記分離した各画像情報を、相互に区分可能な状態で一つの合成画像に合成する。この場合に上記各監視画像情報は、異常検知部4により検出された建築現場CSにおいて発生した異常を示す異常情報である。その後画像合成部5は、当該合成画像に相当する合成画像情報を送信部6に送信する。一方、上記検知結果が出力されない場合(即ち、建築現場CSに侵入者等がない場合)に画像合成部5は、上記各監視画像それぞれと同じ広さ(大きさ)で且つ無彩色(より具体的には例えば黒色一色)の無彩色画像に相当する無彩色画像情報を住宅画像情報に付加した無彩色合成画像情報を生成して送信部6に送信する。
そして送信部6は、ネットワークNWを介して上記合成画像情報又は上記無彩色合成画像情報をサーバ装置SVに送信する。この場合に送信部6は、当該合成画像情報又は無彩色合成画像情報の送信元たる撮像装置Cを他の撮像装置Cから区別するための識別情報を付加して、合成画像情報又は無彩色合成画像情報をサーバ装置SVに送信する。
次に第1実施形態に係るサーバ装置SVは、図3に示すように、受信部10と、CPU、ROM及びRAM等からなる保存画像選択部11と、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等からなる不揮発性のコンテンツ記録部12及び監視画像記録部13と、を備えて構成されている。このとき、受信部10が本発明に係る「受信手段」の一例に相当し、監視画像記録部13が本発明に係る「第1記録手段」の一例に相当し、コンテンツ記録部12が本発明に係る「第2記録手段」の一例に相当する。
この構成において受信部10は、いずれかの撮像装置Cから上記合成画像情報又は上記無彩色合成画像情報が送信されてくると、これを受信して保存画像選択部11に出力する。そして保存画像選択部11は、いずれかの撮像装置Cから上記合成画像情報が送信されてきた場合は、当該合成画像情報を上記住宅画像情報及び上記各監視画像情報に分離する。その後保存画像選択部11は、分離した上記住宅画像情報をコンテンツ記録部12に、上記各監視画像情報を監視画像記録部13に、それぞれ出力する。これらによりコンテンツ記録部12は、上記住宅画像情報を上記住宅Hに係る上記コンテンツとして事後的に利用可能に記録する。またサーバ装置SVは、当該住宅画像情報に相当する住宅画像を、必要に応じて図示しないディスプレイに表示する。一方監視画像記録部13は、上記各監視画像情報をそれぞれ別個に記録し、例えば事後的な保安措置に供させたり、或いは相当する各監視画像を上記ディスプレイに表示して保安担当者の監視に供させたりする。なおこれらディスプレイにおける表示に際しては、上記識別情報に対応させて、当該識別情報により識別される撮像装置Cにより撮像されたことを明示しつつ、上記住宅画像又は上記各監視画像を表示するのが好ましい。
一方保存画像選択部11は、いずれかの撮像装置Cから上記無彩色合成画像情報が送信されてきた場合は、当該無彩色合成画像情報から住宅画像情報を分離する。その後保存画像選択部11は、分離した上記住宅画像情報をコンテンツ記録部12に出力し、これらによりコンテンツ記録部12は、上記住宅画像情報を上記住宅Hに係る上記コンテンツとして事後的に利用可能に記録する。またサーバ装置SVは、当該住宅画像情報に相当する住宅画像を、必要に応じて上記ディスプレイに表示する。
次に、第1実施形態に係る撮像装置C及びサーバ装置SVにおける第1実施形態に係る撮像処理について、纏めて図4及び図5を用いて説明する。
図4に示すように、当該撮像処理においていずれかの撮像装置Cの撮像部2は、例えば撮像装置Cの電源スイッチがオンとされると、魚眼レンズ1を介してその撮像範囲を撮像し、上記住宅画像並びに上記各監視画像を含む当該撮像結果に相当する画像情報を生成して歪み補正部3に出力する(ステップS1)。そして歪み補正部3は、撮像部2からの上記画像情報に対して上記歪み補正処理等を施し、当該処理後の画像情報を画像合成部5に出力する(ステップS2)。
一方異常検知部4は、上記侵入者等の接近を監視している(ステップS3)。そして異常検知部4において当該接近が検知されない場合(ステップS3:NO)、画像合成部5は上記無彩色合成画像情報を生成して送信部6に出力する(ステップS5)。他方異常検知部4において当該接近が検知された場合(ステップS3:YES)、画像合成部5は、上記異常情報としての上記各監視画像を上記住宅画像に付加し(ステップS4)、それらに基づいて上記合成画像に相当する上記合成画像情報を生成して送信部6に出力する(ステップS5)。その後送信部6は、上記無彩色合成画像情報又は上記合成画像情報を、ネットワークNWを介してサーバ装置SVに送信する(ステップS6)。
その後撮像装置Cは、例えば当該撮像装置Cの電源スイッチがオフとされた等の理由により第1実施形態に係る撮像処理を終了するか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7の判定において当該撮像処理を終了しない場合(ステップS7:NO)、撮像装置Cは上記ステップS1に戻って撮像部2を用いた建築現場CSの撮像を継続する。一方ステップS7の判定において当該撮像処理を終了する場合(ステップS7:YES)、撮像装置Cはそのまま当該撮像処理を終了する。
他方、第1実施形態に係る撮像処理においてサーバ装置SVは、例えばその電源スイッチがオンとされると、いずれかの撮像装置Cからの上記合成画像情報又は上記無彩色合成画像情報の受信を監視する(ステップS10)。ステップS10の監視において、いずれの合成画像情報も受信しない場合(ステップS10:NO)、サーバ装置SVは後述するステップS14の判定に移行する。一方ステップS10の監視において、合成画像情報又は無彩色合成画像情報を受信した場合(ステップS10:YES)、サーバ装置SVは次に、ステップS10で各監視画像情報を含む合成画像情報を受信したか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11の判定において、ステップS10で各監視画像情報を含まない無彩色合成画像情報を受信した場合(ステップS11:NO)、サーバ装置SVの保存画像選択部11は、当該受信した無彩色合成画像情報から住宅画像情報を分離してコンテンツ記録部12に出力する。これによりコンテンツ記録部12は、当該出力された住宅画像情報を不揮発性に記録する(ステップS13)。その後サーバ装置SVは、例えば当該サーバ装置SVの電源スイッチがオフとされた等の理由により第1実施形態に係る撮像処理を終了するか否かを判定する(ステップS14)。ステップS14の判定において当該撮像処理を終了しない場合(ステップS14:NO)、撮像装置Cは上記ステップS10に戻って合成画像情報等の受信の監視を継続する。一方ステップS14の判定において当該撮像処理を終了する場合(ステップS14:YES)、サーバ装置SVはそのまま当該撮像処理を終了する。
他方、ステップS11の判定において、ステップS10で各監視画像情報を含む合成画像情報を受信した場合(ステップS11:YES)、サーバ装置SVの保存画像選択部11は、当該受信した合成画像情報から住宅画像情報及び各監視画像情報を分離する。そして保存画像選択部11は、当該分離した住宅画像情報をコンテンツ記録部12に、各監視画像情報を監視画像記録部13に、それぞれ出力する。これにより監視画像記録部13は、当該出力された各監視画像情報をそれぞれ不揮発性に記録する(ステップS12)。一方コンテンツ記録部12は、当該出力された住宅画像情報を不揮発性に記録する(ステップS13)。その後サーバ装置SVは上記ステップS14の判定に移行する。
ここで、サーバ装置SVにおいて上記合成画像情報を受信した場合(上記ステップS11:YES参照)、これに含まれる住宅画像情報に相当する住宅画像と、各監視画像情報にそれぞれ相当する各監視画像と、をサーバ装置SV内の図示しないディスプレイ上に同時に表示させた結果としては、例えば図5(a)に例示するように、住宅Hを撮像した住宅画像CTと、資材置き場Mを撮像した第1監視画像W1と、出入口IOを撮像した第2監視画像W2と、が、同一の画面G1内に別個に含まれて表示される。これに対し、サーバ装置SVにおいて上記無彩色合成画像情報を受信した場合(上記ステップS11:NO参照)、これに含まれる住宅画像情報に相当する住宅画像を上記ディスプレイ上に表示させた結果としては、例えば図5(b)に例示するように、住宅Hを撮像した住宅画像CTと、上記無彩色画像とされた第1監視画像W1及び第2監視画像W2と、が、同一の画面G2内に別個に含まれて表示される。
以上説明したように、第1実施形態に係る撮像処理によれば、魚眼レンズ1を用いて住宅H並びに資材置き場M及び出入口IOを広角で撮像した画像情報に基づいて、住宅画像情報並びに各監視画像情報を別個に生成する。そして、住宅画像情報を連続して外部に送信し、建築現場CSに異常が発生した場合に各監視画像情報を外部に送信する。よって、住宅H並びに資材置き場M及び出入口IOを一つの広角の撮像部2で撮像し、住宅画像情報及び各監視画像情報を別個に生成し、各撮像対象それぞれの属性に対応した異なる送信態様で住宅画像情報及び各監視画像情報を外部に送信するので、送信時のデータ量を削減しつつ、各撮像対象の属性に対応させてそれぞれの画像情報を外部に送信することができる。
また、住宅画像情報を連続して外部に送信し、監視対象たる資材置き場M及び出入口IOを撮像することが示されているとき(即ち建築現場CSにおける異常発生時)以外の各監視画像情報を無彩色の画像情報に置換して外部に送信するので、各監視画像情報送信時のデータ量を有効に削減することができる。
更に、上記無彩色が黒色であるので、各監視画像情報送信時のデータ量をより効果的に削減することができる。
更にまた、撮像部2が魚眼レンズ1を備えており、それによる撮像結果を補正して各画像情報を生成するので、住宅H並びに資材置き場M及び出入口IOを一度に撮像できると共に、各監視画像を鮮明に生成することができる。
なお上述した第1実施形態においては、異常検知部4において異常が検知されない場合に上記無彩色合成画像情報を撮像装置Cからサーバ装置SVに送信する構成としたが、これ以外に、当該異常が検知されない場合に上記住宅画像情報のみを撮像装置Cからサーバ装置SVに送信するように構成してもよい。この場合、サーバ装置SVの上記ディスプレイにその住宅画像情報に相当する住宅画像CTを表示する際には、図5(b)に例示する第1監視画像W1及び第2監視画像W2はブランクとして表示すればよい。
(II)第2実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態について、図6乃至図8を用いて説明する。なお、図6は第2実施形態に係る撮像処理を示す概念図であり、図7は第2実施形態に係る撮像装置及びサーバ装置の細部構成をそれぞれ示すブロック図であり、図8は第2実施形態に係る撮像処理を示すフローチャートである。このとき図7及び図8において、第1実施形態に係る撮像システムS1と同様の構成部材並びに第1実施形態に係る撮像処理と同様の処理については、それぞれ同様の部材番号及びステップ番号を付して、細部の説明は省略する。
上述した第1実施形態においては、建築現場CS内の住宅Hに相当する住宅画像と、資材置き場M及び出入口IOにそれぞれ相当する各監視画像と、を、図5に例示するように表示画面内において空間的に分離して表示されるように伝送する場合について説明した。これに対して以下に説明する第2実施形態では、上記住宅画像に相当する住宅画像情報と、上記各監視画像にそれぞれ相当する監視画像情報と、を、時間的に分離して、第2実施形態に係る撮像装置から第2実施形態に係るサーバ装置に送信する。
即ち、第2実施形態に係る撮像処理の原理について図6を用いて説明すると、先ず上記異常検知部4により建築現場CSにおける異常の発生を検知していない期間では、上記住宅Hを時系列的に連続して撮像した住宅画像CT1、住宅画像CT2、住宅画像CT3、住宅画像CT4、住宅画像CT5、…、が撮像順に第2実施形態に係る撮像装置から第2実施形態に係るサーバ装置に送信される。なお以下の説明において、住宅画像CT1、住宅画像CT2、住宅画像CT3、住宅画像CT4、住宅画像CT5、…のいずれかをいう場合、単に「住宅画像CT」と称する。これに対し、上記異常を検知した場合には、当該異常が発生した資材置き場M又は出入口IOをそのタイミングで撮像した監視画像Wが第2実施形態に係る撮像装置から第2実施形態に係るサーバ装置に送信される。即ち図6に例示するように、当該異常発生時に対応する監視画像Wがその前後の住宅画像CTの間に挿入される態様で、第2実施形態に係る撮像装置から第2実施形態に係るサーバ装置に送信される。
次に、第2実施形態に係る撮像システムの構成及び当該第2実施形態に係る撮像処理について、具体的に図7及び図8を用いて説明する。
図7に示すように、第2実施形態に係る撮像システムS2は、各建築現場CS(図2参照)にそれぞれ設置された撮像装置CCと、例えば上記建築メーカに備えられたサーバ装置SV2と、上記撮像装置CCとサーバ装置SV2を接続するネットワークNWと、により構成されている。そして第2実施形態に係る建築現場CSでは、第1実施形態の場合と同様に、資材置き場M及び出入口IOが撮像システムS2による監視対象であり、住宅Hが撮像システムS2における上記コンテンツの対象である。これにより撮像装置CCは、資材置き場M及び出入口IOを上記監視対象として、また住宅Hを上記コンテンツの対象として、それぞれ撮像し、各撮像対象に相当する住宅画像情報及び各監視画像情報をそれぞれ生成し、ネットワークNWを介してサーバ装置SV2に送信する。そしてサーバ装置SV2は、上記各監視画像情報と、上記住宅画像情報と、を、建築現場CSごとに別個に記録/蓄積する。
以上の構成において第2実施形態に係る撮像装置CCは、図7に示すように、第1実施形態に係る撮像装置Cの場合と同様の機能を有する魚眼レンズ1付きの撮像部2、歪み補正部3、異常検知部4及び送信部6と、第1実施形態に係る画像合成部5に代わり且つCPU、ROM及びRAM等からなる画像生成部20と、を備える。
この構成において画像生成部20は、異常検知部4から上記検知結果が出力された場合にのみ、歪み補正部3を介した撮像部2からの上記画像情報に基づいて上記各監視画像情報を生成して送信部6に出力する。これに対し、上記検知結果が出力されない期間において画像生成部20は、上記撮像部2からの上記画像情報に基づいて上記住宅画像情報のみを連続して生成し、送信部6に出力する。
そして送信部6は、画像生成部20から送信されてくる上記住宅画像情報又は上記各監視画像情報を、それぞれ送信されてきたタイミングに相当するタイミングにおいて、ネットワークNWを介してサーバ装置SV2にそれぞれ送信する。
次に第2実施形態に係るサーバ装置SV2は、図7に示すように、第1実施形態に係るサーバ装置SVの場合と同様の機能を有する受信部10、保存画像選択部11、コンテンツ記録部12及び監視画像記録部13を備えて構成されている。
この構成において受信部10は、いずれかの撮像装置CCから上記住宅画像情報又は上記監視画像情報のいずれかが送信されてくると、これらを受信して保存画像選択部11に出力する。そして保存画像選択部11は、いずれかの撮像装置CCから上記住宅画像情報が送信されてきた場合は、当該住宅画像情報をそのままコンテンツ記録部12に出力する。これによりコンテンツ記録部12は、上記住宅画像情報を上記住宅Hに係る上記コンテンツとして事後的に利用可能に記録する。一方保存画像選択部11は、いずれかの撮像装置CCから上記各監視画像情報が送信されてきた場合は、当該各監視画像情報をそのまま監視画像記録部13に出力する。これにより監視画像記録部13は、上記各監視画像情報をそれぞれ別個に記録し、例えば事後的な保安措置に供させたり、或いは相当する各監視画像を上記ディスプレイに表示して保安担当者の監視に供させたりする。
次に、第2実施形態に係る撮像装置CC及びサーバ装置SV2における第2実施形態に係る撮像処理について、纏めて図8を用いて説明する。
図8に示すように、当該撮像処理においていずれかの撮像装置CCは、その電源スイッチがオンとされると、第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS1乃至ステップS3を実行する。そして異常検知部4において当該接近が検知されない場合(ステップS3:NO)、画像生成部20は上記住宅画像情報を生成して送信部6に出力する(ステップS16)。一方異常検知部4において当該接近が検知された場合(ステップS3:YES)、画像生成部20は、上記各監視画像に相当する各監視画像情報をそれぞれ生成して送信部6に出力する(ステップS15)。その後送信部6は、上記住宅画像情報又は上記各監視画像情報のいずれかを、ネットワークNWを介してサーバ装置SV2に送信し(ステップS6)、その後第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS7に移行する。
一方、第2実施形態に係る撮像処理においてサーバ装置SV2は、例えばその電源スイッチがオンとされると、第1実施形態に係るサーバ装置SVと同様のステップS10を実行する。ステップS10の監視において、いずれかの画像情報を受信した場合(ステップS10:YES)、サーバ装置SV2は次に、ステップS10で各監視画像情報を受信したか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20の判定において、ステップS10で各監視画像情報を受信していない場合(即ち、住宅画像情報を受信した場合。ステップS20:NO)、サーバ装置SV2の保存画像選択部11は、当該受信した住宅画像情報をコンテンツ記録部12に出力する。これによりコンテンツ記録部12は、当該出力された住宅画像情報を不揮発性に記録する(ステップS13)。その後サーバ装置SV2は、第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS14に移行する。
他方、ステップS20の判定において、ステップS10で各監視画像情報を受信した場合(ステップS20:YES)、サーバ装置SV2の保存画像選択部11は、当該受信した各監視画像情報を監視画像記録部13に出力する。そして監視画像記録部13は、当該出力された各監視画像情報をそれぞれ不揮発性に記録する(ステップS12)。その後サーバ装置SV2は上記ステップS14の判定に移行する。
以上説明したように、第2実施形態に係る撮像処理によれば、魚眼レンズ1を用いて住宅H並びに資材置き場M及び出入口IOを広角で撮像した画像情報に基づいて、住宅画像情報並びに各監視画像情報を別個に生成する。そして、建築現場CSに異常が発生した場合にのみ各監視画像情報を外部に送信し、それ以外の場合に住宅画像情報を連続して外部に送信する。よって、住宅H並びに資材置き場M及び出入口IOを一つの広角の撮像部2で撮像し、住宅画像情報及び各監視画像情報を別個に生成し、各撮像対象それぞれの属性に対応した異なる送信態様で住宅画像情報及び各監視画像情報を外部に送信するので、送信時のデータ量を削減しつつ、各撮像対象の属性に対応させてそれぞれの画像情報を外部に送信することができる。
また、建築現場CSに異常が発生した場合にのみ各監視画像情報を外部に送信し、それ以外の場合に住宅画像情報を連続して外部に送信するので、必要なときに各監視画像情報を外部送信することで、当該監視画像情報送信時のデータ量を有効に削減することができる。
(III)第3実施形態
最後に、本発明に係る更に他の実施形態である第3実施形態について、図9及び図10を用いて説明する。なお、図9は第3実施形態に係る撮像装置及びサーバ装置の細部構成をそれぞれ示すブロック図であり、図10は第3実施形態に係る撮像処理を示すフローチャートである。このとき図9及び図10において、第1実施形態に係る撮像システムS1と同様の構成部材並びに第1実施形態に係る撮像処理と同様の処理については、それぞれ同様の部材番号及びステップ番号を付して、細部の説明は省略する。
上述した第1実施形態においては、建築現場CS内の住宅Hに相当する住宅画像と、資材置き場M及び出入口IOにそれぞれ相当する各監視画像と、を、図5に例示するように表示画面内において空間的に分離して表示されるように伝送する場合について説明した。これに対して以下に説明する第3実施形態では、上記住宅画像に相当する住宅画像情報は第1実施形態の場合と同様にして第3実施形態に係る各撮像装置から第3実施形態に係るサーバ装置に送信するが、上記各監視画像にそれぞれ相当する監視画像情報については、これらを電子メールに添付する態様で第3実施形態に係る撮像装置から第3実施形態に係るサーバ装置に送信する。
図9に示すように、第3実施形態に係る撮像システムS3は、各建築現場CS(図2参照)にそれぞれ設置された撮像装置CCCと、例えば上記建築メーカに備えられたサーバ装置SV3と、例えば建築現場CSの管理を行う管理者(例えば、建築現場CSの現場監督等)に携帯される管理装置MGと、上記撮像装置CCCと管理装置MGとサーバ装置SV3とを接続するネットワークNWと、により構成されている。そして第3実施形態に係る建築現場CSでは、第1実施形態の場合と同様に、資材置き場M及び出入口IOが撮像システムS3による監視対象であり、住宅Hが撮像システムS3における上記コンテンツの対象である。これにより撮像装置CCCは、資材置き場M及び出入口IOを上記監視対象として、また住宅Hを上記コンテンツの対象として、それぞれ撮像し、各撮像対象に相当する画像情報を生成し、ネットワークNWを介してサーバ装置SV3及び管理装置MGに送信する。このとき撮像装置CCCは、住宅Hを撮像した住宅画像に相当する住宅画像情報は第1実施形態と同様の態様でネットワークNWを介してサーバ装置SV3に送信するが、資材置き場M及び出入口IOをそれぞれ撮像した各監視画像に相当する各監視画像情報は、電子メールに添付した上で、ネットワークNWを介してサーバ装置SV3及び管理装置MGにそれぞれ送信する。そしてサーバ装置SV3は、上記各監視画像情報と、上記住宅画像情報と、を、建築現場CSごとに別個に記録/蓄積する。また管理装置MGは、上記各監視画像情報を、必要に応じて、例えば管理装置MGに備えられた図示しないディスプレイ等に表示する。
以上の構成において第3実施形態に係る撮像装置CCCは、図9に示すように、第1実施形態に係る撮像装置Cの場合と同様の機能を有する魚眼レンズ1付きの撮像部2、歪み補正部3、異常検知部4及び送信部6と、第2実施形態に係る撮像装置CCと同様の画像生成部20と、電子メール送信部6Mと、を備える。
この構成において画像生成部20は、上記撮像部2からの上記画像情報に基づいて上記住宅画像情報を連続的に生成し、送信部6に出力する。一方、異常検知部4から上記検知結果が出力された場合に画像生成部20は、上記撮像部2からの上記画像情報に基づいて上記各監視画像情報を生成し、送信部6及び電子メール送信部6Mにそれぞれ出力する。
そして送信部6は、画像生成部20から送信された上記住宅画像情報を、ネットワークNWを介してサーバ装置SV3に送信する。また送信部6は、画像生成部20から送信された上記各監視画像情報を、電子メールに添付する態様で、ネットワークNWを介してサーバ装置SV3及び管理装置MGにそれぞれ送信する。
次に第3実施形態に係るサーバ装置SV3は、図9に示すように、第1実施形態に係るサーバ装置SVの場合と同様の機能を有する受信部10、コンテンツ記録部12及び監視画像記録部13に加えて、電子メール受信部25を備えて構成されている。
この構成において受信部10は、いずれかの撮像装置CCCから上記住宅画像情報が送信されてくると、これを受信してそのままコンテンツ記録部12に出力する。これによりコンテンツ記録部12は、上記住宅画像情報を上記住宅Hに係る上記コンテンツとして事後的に利用可能に記録する。一方電子メール受信部25は、いずれかの撮像装置CCCから上記各監視画像情報が添付された電子メールが送信されてきた場合は、当該電子メールを受信し、当該各監視画像情報を当該電子メールから分離して監視画像記録部13に出力する。これにより監視画像記録部13は、上記各監視画像情報をそれぞれ別個に記録し、例えば事後的な保安措置に供させたり、或いは相当する各監視画像を上記ディスプレイに表示して保安担当者の監視に供させたりする。
更に第3実施形態に係る管理装置MGは、上記管理者が携帯可能な端末装置として構成されており、具体的には図9に示すように、電子メール受信部26と、上記ディスプレイ等を含む監視画像表示部27と、を備えて構成されている。
この構成において電子メール受信部26は、いずれかの撮像装置CCCから上記各監視画像情報が添付された電子メールが送信されてきた場合は、当該電子メールを受信し、当該各監視画像情報を当該電子メールから分離して監視画像表示部27に出力する。これにより監視画像表示部27は、例えば上記管理者による操作に対応して、上記各監視画像情報に相当する監視画像を上記ディスプレイ等に表示する。
次に、第3実施形態に係る撮像装置CCC、サーバ装置SV3及び管理装置MGにおける第3実施形態に係る撮像処理について、纏めて図10を用いて説明する。
図10に示すように、当該撮像処理においていずれかの撮像装置CCCは、その電源スイッチがオンとされると、第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS1乃至ステップS3を実行する。そして異常検知部4において当該接近が検知されない間に(ステップS3:NO)画像生成部20は、上記住宅画像情報を連続して生成して送信部6に出力する(ステップS26)。その後送信部6は、ネットワークNWを介して上記住宅画像情報をサーバ装置SV3に送信し(ステップS6)、その後第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS7に移行する。一方異常検知部4において当該接近が検知された場合(ステップS3:YES)、画像生成部20は、上記各監視画像に相当する各監視画像情報をそれぞれ生成して電子メール送信部6Mに出力する(ステップS25)。その後電子メール送信部6Mは、上記各監視画像情報が添付された電子メールを生成し、ネットワークNWを介してサーバ装置SV3及び管理装置MGにそれぞれ送信し(ステップS27)、その後第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS7に移行する。
一方、第3実施形態に係る撮像処理においてサーバ装置SV3は、例えばその電源スイッチがオンとされると、第1実施形態に係るサーバ装置SVと同様のステップS10に加えて、いずれかの撮像装置CCCからの電子メールを電子メール受信部25において受信したか否かをも監視する(ステップS10)。上記ステップS10の監視において、上記住宅画像情報又は電子メールのいずれかを受信した場合(ステップS10:YES)、次にサーバ装置SV3は、上記ステップS10において電子メールを受信したか否かを判定する(ステップS30)。ステップS30の判定において電子メールを受信していない、即ち上記住宅画像情報のみを受信している場合(ステップS30:NO)、受信部10は、当該受信した住宅画像情報をコンテンツ記録部12に出力する。これによりコンテンツ記録部12は、当該出力された住宅画像情報を不揮発性に記録する(ステップS13)。その後サーバ装置SV3は、第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS14に移行する。
一方、ステップS30の判定において電子メールをも受信している場合(ステップS30:YES)、受信部10は当該受信した住宅画像情報をコンテンツ記録部12に出力し、一方電子メール受信部25は当該受信した電子メールから各監視画像情報を分離して当該各監視画像情報を監視画像記録部13に出力する。これによりコンテンツ記録部12は、受信部10から出力された住宅画像情報を不揮発性に記録する(ステップS31)。一方監視画像記録部13は、電子メール受信部25から出力された各監視画像情報を不揮発性に記録する(ステップS32)。その後サーバ装置SV3は、第1実施形態に係る撮像装置Cと同様のステップS14に移行する。
他方、第3実施形態に係る撮像処理において管理装置MGは、例えばその電源スイッチがオンとされると、上記各監視画像情報が添付された電子メールの、いずれかの撮像装置CCCからの受信を監視する(ステップS35)。ステップS35の監視において電子メールを受信していない場合(ステップS35:NO)、管理装置MGは後述するステップS37に移行する。
一方ステップS35の監視においていずれかの撮像装置CCCから電子メールを受信した場合(ステップS35:YES)、管理装置MGの電子メール受信部26は、受信した電子メールから各監視画像情報を分離し、監視画像表示部27に出力する。これにより監視画像表示部27は、電子メール受信部26から出力された各監視画像情報に相当する各監視画像を上記ディスプレイ等に表示する(ステップS36)。その後管理装置MGは、例えば当該管理装置MGの電源スイッチがオフとされた等の理由により第3実施形態に係る撮像処理を終了するか否かを判定する(ステップS37)。ステップS37の判定において当該撮像処理を終了しない場合(ステップS37:NO)、管理装置MGは上記ステップS35に戻って電子メールの受信の監視を継続する。一方ステップS37の判定において当該撮像処理を終了する場合(ステップS37:YES)、管理装置MGはそのまま当該撮像処理を終了する。
以上説明したように、第3実施形態に係る撮像処理によれば、魚眼レンズ1を用いて住宅H並びに資材置き場M及び出入口IOを広角で撮像した画像情報に基づいて、住宅画像情報並びに各監視画像情報を別個に生成する。そして、住宅画像情報を連続して外部に送信すると共に、建築現場CSに異常が発生した場合に各監視画像情報を電子メールに添付して外部に送信する。よって、住宅H並びに資材置き場M及び出入口IOを一つの広角の撮像部2で撮像し、住宅画像情報及び各監視画像情報を別個に生成し、各撮像対象それぞれの属性に対応した異なる送信態様で住宅画像情報及び各監視画像情報を外部に送信するので、送信時のデータ量を削減しつつ、各撮像対象の属性に対応させてそれぞれの画像情報を外部に送信することができる。
また、住宅画像情報を連続して外部送信すると共に、電子メールへの添付により各監視画像情報を外部送信するので、電子メール添付により各監視画像情報を外部送信することで、各監視画像情報送信時のデータ量を有効に削減することができる。
なお上述した第3実施形態に係る撮像システムS3では、上記管理装置MGは建築現場CSの管理者が携帯することとしたが、これ以外に、例えば当該建築現場CSを管理する管理会社に設置されているパーソナルコンピュータ等を上記管理装置MGとして機能させてもよい。
また上述した各実施形態においては、一つの建築現場CSに撮像装置C等が一つ設置されている場合について説明したが、これ以外に、一つの建築現場CSに二以上の撮像装置C等が設置されている場合に本発明を適用することもできる。
更に、図4、図8及び図10にそれぞれ示されるフローチャートに相当するプログラムを光ディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して受信して記録しておき、それを汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を各実施形態に係る撮像装置C等、サーバ装置SV等又は管理装置MGとして機能させることもできる。
以上それぞれ説明したように、本発明は撮像システムの分野に利用することが可能であり、特に建築現場CS等を監視する撮像システムの分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
1 魚眼レンズ
2 撮像部
3 歪み補正部
4 異常検知部
5 画像合成部
6 送信部
6M 電子メール送信部
10 受信部
11 保存画像選択部
12 コンテンツ記録部
13 監視画像記録部
20 画像生成部
25、26 電子メール受信部
27 監視画像表示部
S1、S2、S3 撮像システム
C1、C2、C3、Cn、CC、CCC 撮像装置
SV、SV2、SV3 サーバ装置
NW ネットワーク
CS 建築現場
H 住宅
F 柵
M 資材置き場
IO 出入口
CT、CT1、CT2、CT3、CT4、CT5 住宅画像
W 監視画像
W1 第1監視画像
W2 第2監視画像
G1、G2 画面
MG 管理装置

Claims (9)

  1. 第1撮像対象及び第2撮像対象を広角で撮像して撮像情報を生成する広角撮像手段と、
    前記生成された撮像情報に基づいて、前記第1撮像対象を撮像した第1撮像情報と、前記第2撮像対象を撮像した第2撮像情報と、を、別個に生成する生成手段と、
    前記生成された第1撮像情報を、前記第1撮像対象の属性に対応した第1送信態様で外部に送信する第1送信手段と、
    前記生成された第2撮像情報を、前記第2撮像対象の属性に対応し且つ前記第1送信態様とは異なる第2送信態様で外部に送信する第2送信手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1撮像対象を撮像することを示す撮像指示信号を生成する信号生成手段を更に備え、
    前記第2送信態様は、前記第2撮像情報を連続して前記外部に送信する送信態様であり、
    前記第1送信態様は、前記撮像指示信号により前記第1撮像対象を撮像することが示されているとき以外の前記第1撮像情報を無彩色の画像情報に置換して前記外部に送信する送信態様であることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、前記無彩色は黒色であることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1撮像対象を撮像することを示す撮像指示信号を生成する信号生成手段を更に備え、
    前記第2送信態様は、前記第2撮像情報を連続して前記外部に送信する送信態様であり、
    前記第1送信態様は、前記撮像指示信号により前記第1撮像対象を撮像することが示されているとき前記第1撮像情報を前記外部に送信する送信態様であることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第2送信態様は、前記第2撮像情報を連続して前記外部に送信する送信態様であり、
    前記第1送信態様は、前記第1撮像情報が添付された電子メールにより当該第1撮像情報を前記外部に送信する送信態様であることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記広角撮像手段は、魚眼レンズを備えた広角撮像手段であり、
    前記広角撮像手段による撮像結果を補正して前記撮像情報を生成する補正手段を更に備えることを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の撮像装置と、サーバ装置と、前記撮像装置と前記サーバ装置とを接続するネットワークと、を備える撮像システムであって、
    前記サーバ装置は、
    各前記送信された第1撮像情報及び第2撮像情報をそれぞれ受信する受信手段と、
    前記受信した第1撮像情報を記録する第1記録手段と、
    前記受信した第2撮像情報を記録する第2記録手段と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
  8. 第1撮像対象及び第2撮像対象を広角で撮像して撮像情報を生成する広角撮像手段を備える撮像装置において実行される撮像方法において、
    前記生成された撮像情報に基づいて、前記第1撮像対象を撮像した第1撮像情報と、前記第2撮像対象を撮像した第2撮像情報と、を、別個に生成する生成工程と、
    前記生成された第1撮像情報を、前記第1撮像対象の属性に対応した第1送信態様で外部に送信する第1送信工程と、
    前記生成された第2撮像情報を、前記第2撮像対象の属性に対応し且つ前記第1送信態様とは異なる第2送信態様で外部に送信する第2送信工程と、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  9. 第1撮像対象及び第2撮像対象を広角で撮像して撮像情報を生成する広角撮像手段を備える撮像装置に含まれるコンピュータを、
    前記生成された撮像情報に基づいて、前記第1撮像対象を撮像した第1撮像情報と、前記第2撮像対象を撮像した第2撮像情報と、を、別個に生成する生成手段、
    前記生成された第1撮像情報を、前記第1撮像対象の属性に対応した第1送信態様で外部に送信する第1送信手段、及び、
    前記生成された第2撮像情報を、前記第2撮像対象の属性に対応し且つ前記第1送信態様とは異なる第2送信態様で外部に送信する第2送信手段、
    として機能させることを特徴とする撮像装置用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021019950A1 (ja) * 2019-07-29 2021-02-04 コベルコ建機株式会社 建設機械のデータ処理システム
JP7508245B2 (ja) 2020-03-23 2024-07-01 鹿島建設株式会社 越境物監視システム及び越境物監視方法

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