JP2017183272A - 操作スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが意図しない操作で反応することを抑制できる操作スイッチを提供する。【解決手段】操作スイッチは、対象物の接近又は接触に応じた検知信号を生成する静電容量センサと、検知信号に応じて対象物が人体であるか否かを判定する制御部とを備える。制御部は、第1の時刻において検知信号が第1の閾値より大きく、第1期間における検知信号の大きさの変化の割合が第1の割合より大きく、かつ、第1期間より後の第2期間内に検知信号が第2の閾値を下回らない場合、対象物が人体ではないと判定する。【選択図】図9

Description

本開示は、操作スイッチに関する。
従来、ユーザが機器のオンオフ等の操作を行うために操作スイッチが用いられている。操作スイッチとして、静電容量式のセンサを用いたものが知られている。このセンサは、ユーザの手の接近又は接触に伴う静電容量の変化を検出し、これにより、手の接近又は接触を検知することができる。
特許文献1には、静電容量式のセンサを用いたタッチスイッチが開示されている。このタッチスイッチは、センサで検出した静電容量の変化率が小さい場合は、センサに接触した対象物が指であると判断し、一方、センサで検出した静電容量の変化率が大きい場合は、センサに接触した対象物が水滴であると判断する。
特開2009−229248号公報
しかしながら、従来の操作スイッチは、ユーザが指をセンサに接近又は接触させたにもかかわらず、センサに接触した対象物が水滴である等と判断してしまう虞がある。そのため、従来の操作スイッチは、ユーザの意図に反して動作する虞がある。
本開示は、ユーザの意図に反した動作を抑制できる操作スイッチを提供する。
本開示の一態様に係る操作スイッチは、対象物の接近又は接触に応じた検知信号を生成する静電容量センサと、前記検知信号に応じて対象物が人体であるか否かを判定する制御部とを備える。前記制御部は、第1の時刻において前記検知信号が第1の閾値より大きく、第1期間における前記検知信号の大きさの変化の割合が第1の割合より大きく、かつ、前記第1期間より後の第2期間内に前記検知信号が第2の閾値を下回らない場合、前記対象物が人体ではないと判定する。
本開示の一態様に係る操作スイッチは、ユーザの意図に反して動作することを抑制できる。
図1は、第1の実施形態に係る操作スイッチのブロック図である。 図2Aは、第1の実施形態に係る操作スイッチに用いられるセンサの平面図である。 図2Bは、図2AのIIB−IIB線における第1の実施形態に係る操作スイッチに用いられるセンサの断面図である。 図3は、第1の実施形態に係る操作スイッチの使用例を模式的に示す模式図である。 図4Aは、従来の操作スイッチの制御方法を説明するための説明図(センサ上の指の動きを示す図)である。 図4Bは、従来の操作スイッチの制御方法を説明するための説明図(図4Aの場合の検知信号を示す図)である。 図5Aは、従来の操作スイッチの制御方法を説明するための説明図(センサに水滴が付着する様子を示す図)である。 図5Bは、従来の操作スイッチの制御方法を説明するための説明図(図5Aの場合の検知信号を示す図)である。 図6は、従来の操作スイッチの制御方法の課題を説明するための説明図(指の腹でセンサを触る場合を示す図)である。 図7は、従来の操作スイッチの制御方法の課題を説明するための説明図(指の動作速度が速い場合を示す図)である。 図8は、第1の実施形態に係る操作スイッチを操作する際の指の動きの一例を模式的に示す模式図である。 図9は、第1の実施形態に係る操作スイッチの制御方法を説明するための説明図である。 図10は、第1の実施形態の変形例1に係る操作スイッチの制御方法を説明するための説明図である。 図11は、第1の実施形態の変形例2に係る操作スイッチの制御方法を説明するための説明図である。 図12は、センサに結露が生じたり蒸気が付着したりする場合の様子を模式的に示す模式図である。 図13は、センサに結露が生じたり蒸気が付着したりする場合の検知信号の一例を示す図である。 図14は、第2の実施形態に係る操作スイッチの制御方法を説明するための説明図である。 図15は、検知信号の波形が突発的に乱れるときの検知信号の一例を示す図である。 図16は、第3の実施形態に係る操作スイッチの制御方法を説明するための説明図である。 図17は、センサに水滴が付着したままでユーザがセンサを操作するときの検知信号の一例を示す図である。 図18は、第4の実施形態に係る操作スイッチの制御方法を説明するための説明図である。 図19は、センサに結露が生じたり蒸気が付着したままでユーザがセンサを操作するときの検知信号の一例を示す図である。 図20は、第4の実施形態の変形例に係る操作スイッチの制御方法を説明するための説明図である。
以下、本開示の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程(ステップ)、工程の順序等は、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺等は必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る操作スイッチ1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係る操作スイッチ1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、操作スイッチ1は、センサ10と、センサ10から出力される検知信号に基づいて操作信号を生成する制御部20とを備える。操作スイッチ1は、制御部20で生成した操作信号によって機器2を制御する。操作スイッチ1は、例えば、機器2のオンオフ制御等を行う。
センサ10は、静電容量を検出することによって、人体等の検知対象の接近又は接触を検知する静電容量式のセンサである。センサ10は、例えば、検知対象とセンサ電極との間に生じる静電容量の変化を検出することで検知対象の接近又は接触を検知する。制御部20は、センサ10で検出した静電容量に応じて生成される検知信号に基づいて操作信号を生成する。
静電容量式のセンサ10は、図2A及び図2Bに示すように、基板11と、基板11に形成されたセンサ電極12とを有する。図2Aは、第1の実施形態に係る操作スイッチ1に用いられるセンサ10の平面図であり、図2Bは、図2AのIIB−IIB線における同センサ10の断面図である。
基板11は、例えば、樹脂材料からなる樹脂基板又は金属を絶縁被膜したメタルベース基板等である。なお、基板11は、例えば、平面視形状が矩形状であるが、これに限るものではない。
センサ電極12は、例えば、銅又は銀等の金属材料によって構成されており、基板11の一方の面に所定のパターンで形成されている。具体的には、センサ電極12は、平面視形状が円形のベタ電極であり、基板11の中央に形成されている。なお、センサ電極12の平面視形状は、円形に限るものではなく、矩形等であってもよい。また、図示しないが、センサ電極12は、検知対象が接近又は接触したことによる静電容量の変化を検出するために、制御部20の電気回路と電気的に接続されている。
図3に示すように、操作スイッチ1は、例えば洗面台の鏡3に設置される。図3は、第1の実施形態に係る操作スイッチ1の使用例を模式的に示す模式図である。
センサ10は、例えば、鏡3の背面や鏡3のフレームに設置される。センサ10は、センサ電極12によって静電容量を検出することで、検知対象として人の指がセンサ10に接近又は接触したことを検知する。制御部20は、センサ10で生成された検知信号を受け取り、この検知信号に基づいて操作対象の機器2(図1参照)を操作するための操作信号を生成して、機器2に出力する。これにより、ユーザは、機器2のオンオフ等の操作を行うことができる。
なお、図3では図示されていないが、操作スイッチ1によって操作される操作対象の機器2は、例えば、洗面台に設置された照明装置(不図示)である。この場合、例えば、図3に示すように、照明装置を操作するためにユーザがセンサ10(例えばセンサ電極12)に指を近づけると、センサ10は、ユーザの指が検知されたことを示す検知信号を生成する。制御部20は、センサ10で生成された検知信号を受け取り、この検知信号に基づいて照明装置の点消灯を操作するための操作信号を生成して、照明装置に出力する。これにより、ユーザは、照明装置に対してオンオフ制御等の操作を行うことができる。
次に、本実施形態における操作スイッチ1の制御部20による制御方法について、本開示に至った経緯も含めて、図4A〜図9を用いて説明する。図4A〜図5Bは、水滴の付着による誤動作を防止できる従来の操作スイッチ1Xの制御方法を説明するための図である。図4Aは、センサ上の指の動きを示している。図4Bは、図4Aの場合の検知信号を示している。図5Aは、センサに水滴が付着する様子を示している。図5Bは、図5Aの場合の検知信号を示している。また、図6及び図7は、従来の操作スイッチ1Xの制御方法の課題を説明するための図であり、図6は指の腹でセンサを触る場合、図7は指の動作速度が速い場合をそれぞれ示している。図8は、第1の実施形態に係る操作スイッチ1を操作する際の指の動きの一例を模式的に示す模式図である。図9は、第1の実施形態に係る操作スイッチ1の制御方法を説明するための図である。
ユーザが操作スイッチ1Xを操作するために指UFをセンサ10に接触させた場合、図4Aに示すように、センサ10に指UFを押す動作の過程で指UFとセンサ10との接触面積が徐々に大きくなる。この場合、図4Bに示すように、指UFの接触面積の増加に伴って、センサ10で検出した静電容量に応じて生成される検知信号も徐々に増加する。
一方、センサ10に水滴が付着した場合、図5Aに示すように、水滴DWは、センサ10に付着するとすぐに濡れ広がる。このため、センサ10に水滴DWが付着した場合には、センサ10で検出する静電容量が水滴DWが付着してからすぐに大きくなる。そのため、図5Bに示すように、センサ10の検知信号の傾き(すなわち、検知信号の上昇率)が大きくなる。なお、図5Bにおいて、検知信号が一旦上昇した後に徐々に小さくなっているのは、水滴DWが流れていく等してセンサ10の上から水滴DWが徐々になくなっていくからである。
従来の操作スイッチ1Xの制御方法では、センサ10の検知信号の傾きが小さい場合は、センサ10に接近又は接触した対象物が指UFであると判断し、センサ10の検知信号の上昇率が大きい場合は、対象物が水滴であると判断している。これにより、水滴の付着による操作スイッチ1Xの誤動作を防止している。
しかしながら、このような従来の操作スイッチ1Xの制御方法では、図6に示すように、ユーザが指UFの腹でセンサ10を触る場合に、最初から指UFとセンサ10との接触面積が大きくなる。この場合、センサ10で検出する静電容量もすぐに大きくなるため、図5Bと同様に、センサ10で生成される検知信号の傾きが大きくなる。
また、図7に示すように、センサ10に指UFを押す動作速度が速い場合にも、図5Bと同様に、センサ10の検知信号の傾きは大きくなる。
このように、ユーザが指UFの腹でセンサ10を触る場合、および/又は、センサ10に対する指UFの動作速度が速い場合、センサ10で検出される検知信号の傾きは、センサ10に水滴が付着した場合の傾きと同様に大きい。そのため、検知信号の傾きのみでは、センサ10に指UFが接触したのか、水滴が付着したのかを、区別できない。したがって、ユーザは操作スイッチ1Xを操作しようとしたにもかかわらず、操作スイッチ1Xが、水滴がセンサ10に接触したと判断する。この結果、ユーザの操作が適確に検知されない。
しかし、図8に示すように、ユーザが指UFの腹でセンサ10を触る場合であっても、センサ10に対する指UFの動作速度が速い場合であっても、ユーザは、1秒程度以内又は0.5秒程度以内にセンサ10から指UFを離すことになる。
本実施形態における操作スイッチ1では、次のような検知判定アルゴリズムによって、センサ10に指UFが接近又は接触しているか否かを判定している。
具体的には、操作スイッチ1の制御部20は、図9に示すように、センサ10で検出した静電容量に応じて生成される検知信号Sが第1の時刻t1において第1の閾値Sth1を超えた場合において、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合(たとえば、検知信号Sのグラフの傾き)が、第1の傾き閾値αth1より大きく、かつ、第1の時刻t1からの所定の第2期間T2内に、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回らない場合には、指UFの接近又は接触がないと判定する(すなわち、センサ10で検知した対象物が人体ではないと判定する)。本実施形態において、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは同じである。第1の傾き閾値は、本開示における「第1の割合」の一例である。
例えば、センサ10に水滴が付着した場合、センサ10で生成される検知信号Sは、図9の一点鎖線で示されるような曲線DWとなる。この場合、時刻t0でセンサ10に付着するとすぐに水滴が濡れ広がるので、時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合は、第1の傾き閾値αth1より大きくなるが、時刻t1からの所定の第2期間T2内では、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回らない。したがって、この場合、制御部20は、センサ10に対して指UFの接近又は接触がないと判定(すなわち、センサ10で検知した対象物が人体ではないと判定)し、操作対象の機器を操作するための操作信号を生成しない。
一方、制御部20は、センサ10で検出した静電容量に応じて生成される検知信号Sが時刻t1において第1の閾値Sth1を超えた場合において、時刻t1までの第1期間T1における検知信号の変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より大きく、かつ、時刻t1からの第2期間T2内に、検知信号Sが第2の時刻t2で第2の閾値Sth2を下回る場合、指UFの接近又は接触があると判定する。
例えば、ユーザが操作対象の機器(例えば照明装置)を操作するために、図8に示すようにユーザが指UFの腹でセンサ10を触る場合、センサ10の検知信号Sは、図9の実線で示されるような曲線UF1となる。この場合、時刻t0でユーザの指UFがセンサ電極12に近づき始めるが、最初から指UFとセンサ10との接触面積が大きいので、時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合は、水滴が付着した場合と同様に、第1の傾き閾値αth1より大きくなるが、1秒程度でユーザの指UFがセンサ10から遠ざかるので、時刻t1からの所定の第2期間T2内で、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回る。したがって、この場合、制御部20は、センサ10に対して指UFの接近又は接触があると判定し、操作対象の機器を操作するための操作信号を生成して機器に出力する。これにより、ユーザは、操作対象の機器に対して意図した操作を行うことができる。例えば、ユーザは、照明装置のオンオフ制御を行うことができる。
なお、図7に示すように、センサ10に指UFを押す動作速度が速い場合も、センサ10の検知信号Sは、図9の実線で示されるような曲線UF1となる。したがって、この場合も、センサ10に対して指UFの接近又は接触があると判定される。
また、ユーザが操作対象の機器を操作する際に、ユーザが指UFの先でセンサ10を触る場合又はセンサ10を押す動作速度が速くない場合、センサ10で生成される検知信号Sは、破線で示される曲線UF2となる。この場合、検知信号Sは、第1の時刻t1’で第1の閾値Sth1を超えた後、第2の時刻t2’で第2の閾値Sth2を下回る。検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より小さい場合は、第1の閾値Sth1を超えた第1の時刻t1’において、制御部20は、センサ10に対して指UFの接近又は接触があると判定し、操作対象の機器を操作するための操作信号を生成して機器に出力する。
なお、本実施形態において、第1期間T1は、検知信号Sが変化し始めたときの時刻t0から、検知信号Sが第1の閾値Sth1を超えたときの時刻までの期間である。第2期間T2は、例えば1秒程度である。なお、第2期間T2は、ユーザが操作スイッチ1を操作する際にセンサ10に指が接近又は接触してから離れるまでの時間を考慮した所定期間であれば、1秒に限るものではなく、2、3秒程度であってもよい。
また、本実施形態において、指の接近又は接触の判定に用いられる静電容量(または検知信号S)の値は、基準値に対する、センサ10によって検出された静電容量の検出値の相対値である。また、基準値は、一例として、指の接近又は接触がないと判定されている所定の期間の静電容量の値を平均した値であるが、これに限るものではない。
以上、本実施形態に係る操作スイッチ1によれば、センサ10で検出した静電容量に応じて生成される検知信号Sが第1の時刻t1において第1の閾値Sth1を超えた場合において、制御部20は、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より大きく、かつ、第1の時刻からの所定の第2期間T2内に、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回らない場合、指UFの接近又は接触がないと判定(すなわち、センサ10で検知した対象物が人体ではないと判定)している。
これにより、センサ10に対する指UFの近づけ方又は指UFの動作速度にかかわらず、水滴付着等による操作スイッチ1の誤動作を抑制でき、ユーザが意図しない操作で操作スイッチが反応することを抑制できる。したがって、ユーザの操作を適確に検知できる操作スイッチを実現できる。
(第1の実施形態の変形例1)
次に、第1の実施形態の変形例1に係る操作スイッチについて、図10を用いて説明する。図10は、第1の実施形態の変形例1に係る操作スイッチの制御方法を説明するための図である。
図10に示すように、本変形例における操作スイッチにおいても、第1の実施形態と同様に、センサ10で検出した静電容量に応じて生成される検知信号Sが第1の時刻t1において第1の閾値Sth1を超えた場合において、制御部20は、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より大きく、かつ、第1の時刻t1からの所定の第2期間T2内に、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回らない場合、指の接近又は接触がないと判定する。
本変形例における操作スイッチが第1の実施形態における操作スイッチ1と異なる点は、検知信号Sの閾値である。具体的には、第1の実施形態における操作スイッチ1では、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは同じであったが、本変形例における操作スイッチでは、図10に示すように、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とが異なっている。より具体的には、本変形例では、第1の閾値Sth1が第2の閾値Sth2よりも大きい。
これにより、図10に示すように、第1の実施形態に対して、第1の時刻t1から第2の時刻t2までの時間が長くなる。この結果、センサ10で生成される検知信号Sがユーザの指によるものであるか水滴であるかをより確実に判別することができる。
したがって、本変形例における操作スイッチによれば、第1の実施形態よりも、水滴付着等による操作スイッチの誤動作をより確実に防止することができ、ユーザが意図しない操作で操作スイッチが反応することを一層抑制できる。これにより、ユーザの操作をより適確に検知できる操作スイッチを実現できる。
(第1の実施形態の変形例2)
次に、第1の実施形態の変形例2に係る操作スイッチについて、図11を用いて説明する。図11は、第1の実施形態の変形例2に係る操作スイッチの制御方法を説明するための図である。
図11に示すように、本変形例における操作スイッチにおいても、第1の実施形態と同様に、センサ10で検出した静電容量に応じて生成される検知信号Sが第1の時刻t1において第1の閾値Sth1を超えた場合において、制御部20は、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より大きく、かつ、第1の時刻t1からの所定の第2期間T2内に、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回らない場合、指の接近又は接触がないと判定する。
本変形例における操作スイッチが第1の実施形態における操作スイッチ1と異なる点は、検知信号Sの閾値である。具体的には、第1の実施形態における操作スイッチ1では、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは同じであったが、本変形例における操作スイッチでは、変形例1と同様に、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とが異なっている。ただし、変形例1とは異なり、図11に示すように、本変形例では、第1の閾値Sth1が第2の閾値Sth2よりも小さい。
これにより、図11に示すように、第1の実施形態に対して、第1の時刻t1から第2の時刻t2までの時間が短くなる。具体的には、センサ10で生成される検知信号Sは、第1の時刻t1で第1の閾値Sth1を超えた後、第1の時刻t1からの第2期間T2内の第2の時刻t2で第2の閾値Sth2を下回ることになる。この結果、操作スイッチの反応性を改善することができる。
したがって、本変形例における操作スイッチによれば、水滴付着等による操作スイッチの誤動作を防止してユーザが意図しない操作で反応することを抑制できるとともに、反応性に優れた操作スイッチを実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る操作スイッチについて説明する。
本実施形態に係る操作スイッチと第1の実施形態に係る操作スイッチ1とは、制御部20による制御方法が異なる。
第1の実施形態における操作スイッチ1の制御方法では、水滴が付着した場合の操作スイッチ1の誤動作を抑制することができるが、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりする場合の誤作動を抑制することが難しい。
図12に示すように、例えば、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりすると、センサ10の上の水滴量が徐々に増えていく。このとき、センサ10で生成される検知信号Sは、図13の二点鎖線で示されるような曲線Vとなる。つまり、この場合、図13に示すように、検知信号Sの傾きは小さい。
このとき、曲線Vにおける検知信号Sの傾きが第1の傾き閾値αth1よりも小さくなると、検知信号Sのこの変化はユーザの指の操作であると判定されてしまう可能性がある。つまり、ユーザが意図しない操作で操作スイッチが反応し、操作スイッチ1が誤動作してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態における操作スイッチでは、次のような検知判定アルゴリズムによって、センサ10に指が接近又は接触しているか否かを判定し、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりする場合の誤動作を抑制している。
以下に、本実施形態における操作スイッチの制御部20による制御方法について、図14を用いて説明する。図14は、第2の実施形態に係る操作スイッチの制御方法を説明するための図である。
本実施形態における操作スイッチにおいて、制御部20は、図14に示すように、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より小さい傾きである第2の傾き閾値αth2よりも小さい場合、指の接近又は接触がないと判定し、第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より小さく、かつ、第2の傾き閾値αth2よりも大きい場合、指の接近又は接触があると判定する。第2の傾き閾値は、本開示における「第2の割合」の一例である。
例えば、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりした場合、センサ10で生成される検知信号Sは、図14の二点鎖線で示されるような曲線Vとなる。この場合、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合(たとえば、検知信号Sのグラフの傾き)は、第1の傾き閾値αth1よりも小さい傾きの第2の傾き閾値αth2よりも小さくなる。この場合、制御部20は、センサ10に対して指の接近又は接触がないと判定し、操作対象の機器を操作するための操作信号を生成しない。
一方、ユーザが操作対象の機器を操作するために、ユーザが指UFの先でセンサ10を触る場合又はセンサ10を押す動作速度が速くない場合、センサ10で生成される検知信号Sは、図14の破線で示される曲線UF2となる。この場合、検知信号Sは、第1の時刻t1’で第1の閾値Sth1を超えた後、第2の時刻t2で第2の閾値Sth2を下回ることになる。検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より小さく、かつ、第2の傾き閾値αth2より大きい場合は、第1の閾値Sth1を超えた第1の時刻t1’において、制御部20は、センサ10に対して指の接近又は接触があると判定し、操作対象の機器を操作するための操作信号を生成して機器に出力する。これにより、ユーザは、操作対象の機器に対して意図した操作を行うことができる。
なお、図8に示すようにユーザが指UFの腹でセンサ10を触る場合には、第1の実施形態と同様の制御を行うことで、制御部20は、センサ10に対して指UFの接近又は接触があると判定することができる。
以上、本実施形態に係る操作スイッチによれば、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第2の傾き閾値αth2よりも小さい場合は、指の接近又は接触がないと判定し、第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より小さく、かつ、第2の傾き閾値αth2よりも大きい場合は、指の接近又は接触があると判定している。つまり、第1期間T1における検知信号Sの変化の割合(たとえば、検知信号Sのグラフの傾き)が第1の傾き閾値αth1よりも小さい場合であっても、その検知信号Sが、さらに、第2の傾き閾値αth2よりも小さければ、指の接近又は接触がないと判定している。
これにより、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりする場合の誤動作を抑制することができ、ユーザが意図しない操作で操作スイッチが反応することを抑制できる。したがって、ユーザの操作をより適確に検知できる操作スイッチを実現できる。
なお、本実施形態では、第1の傾き閾値αth1及び第2の傾き閾値αth2の2つの傾き閾値を用いてユーザの指の接近又は接触の有無を判定したが、これに限るものではない。例えば、3つ以上の傾き閾値を用いてユーザの指の接近又は接触の有無を判定してもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る操作スイッチについて説明する。
本実施形態に係る操作スイッチと第1の実施形態に係る操作スイッチ1とは、制御部20による制御方法が異なる。
第1の実施形態における操作スイッチ1の制御方法によれば、水滴が付着した場合の操作スイッチ1の誤動作を抑制することができる。
しかしながら、水滴の付着量や水滴が流れていく経路によっては、図15に示すように、検知信号Sの波形が乱れながら変化することがあり、例えば期間T2以内の時刻t2’で瞬間的に第2の閾値Sth2を下回る場合がある。例えば、センサ10とセンサ10の周辺領域に複数の水滴が付着し、これらの水滴がそれぞれ異なる速さと異なる経路で流れていく場合には、センサ10上に存在する水滴の量は時間とともに変化するため、検知信号Sが瞬間的に第2の閾値Sth2を下回る場合がある。この場合、第1の実施形態における操作スイッチ1の制御方法では、検知信号Sの変化は指の接近又は接触によるものと判定されてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態における操作スイッチでは、第1の実施形態における操作スイッチの制御方法において、さらに、次のような検知判定アルゴリズムを付加することで、センサ10に指が接近又は接触しているか否かを判定している。
以下に、本実施形態における操作スイッチの制御部20による制御方法について、図16を用いて説明する。図16は、第3の実施形態に係る操作スイッチの制御方法を説明するための図である。
本実施形態における操作スイッチにおいて、制御部20は、図16に示すように、第1の時刻t1までの所定の第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より大きく、かつ、第1の時刻t1からの第2期間T2内に、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回る場合に、さらに、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回った状態の継続時間が、所定の第3期間T3未満である場合は、指の接近又は接触がないと判定し、第3期間T3以上である場合は、指の接近又は接触があると判定する。第3期間T3は、例えば0.1秒程度であるが、これに限るものではない。
例えば、図16の二点鎖線で示される曲線Vのように、検知信号Sの波形が乱れて第2期間T2以内の時刻t2’で瞬間的に第2の閾値Sth2を下回った場合であっても、検知信号Sが、第1の閾値Sth1を超えてから第2期間T2内において、第2の閾値Sth2を下回った状態の継続時間が所定の第3期間T3未満である場合には、制御部20は、センサ10に対して指の接近又は接触がないと判定し、操作対象の機器を操作するための操作信号を生成しない。
一方、検知信号Sが、第1の閾値Sth1を超えてから第2期間T2内において、第2の閾値Sth2を下回った状態の継続時間が所定の第3期間T3以上である場合には、第1の実施形態と同様に、第1の時刻t1からの第2期間T2内に、検知信号Sが第2の時刻t2で第2の閾値Sth2を下回る場合、指の接近又は接触があると判定し、操作対象の機器を操作するための操作信号を生成して機器に出力する。これにより、ユーザは、操作対象の機器に対して意図した操作を行うことができる。
以上、本実施形態に係る操作スイッチによれば、第1期間T1における検知信号Sの変化の割合が、第1の傾き閾値αth1より大きく、かつ、第2期間T2内に、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回る場合において、検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回った状態の継続時間が、所定の第3期間T3未満である場合は、指の接近又は接触がないと判定し、第3期間T3以上である場合は、指の接近又は接触があると判定している。
これにより、センサ10とセンサ10の周辺領域に複数の水滴が付着した場合に、検知信号Sが乱れながら変化して期間T2内で瞬間的に第2の閾値Sth2を下回ることがあったとしても、指の接近又は接触があるとの誤動作を抑制することができ、ユーザが意図しない操作で操作スイッチが反応することを抑制できる。したがって、ユーザの操作をより適確に検知できる操作スイッチを実現できる。
なお、本実施形態において、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは同じであるが、第1の実施形態の変形例1、2のように、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは異なっていてもよい。つまり、本実施形態に、第1の実施形態の変形例1、2を適用してもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る操作スイッチについて説明する。
本実施形態に係る操作スイッチと第1の実施形態に係る操作スイッチ1とは、制御部20による制御方法が異なる。
第1の実施形態における操作スイッチ1の制御方法によれば、水滴が付着した場合の操作スイッチ1の誤動作を抑制することができる。
しかしながら、センサ10に水滴が付着した状態が続いたままでユーザがセンサ10を操作する場合等では、図17に示すように、時刻tUFでユーザが指をセンサ10に接近又は接触させたとしても、検知信号Sは第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2よりも大きい範囲で変化する。このため、第1の実施形態における操作スイッチ1の制御方法では、検知信号Sの変化は指の接近又は接触によるものと判定されない。つまり、検知信号Sが第1の閾値Sth1を超えた場合、かつ、検知信号Sのこの変化が水滴の付着等で指の接近又は接触によるものではないと一旦判定された場合、検知信号Sが元の値(又は第1の閾値Sth1未満)に戻るまでは、ユーザが指をセンサ10に接近又は接触させて仮に静電容量が正常に変化したとしても、検知信号Sは第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2よりも大きい範囲で変化するため、検知信号Sの変化はユーザの指による操作によるものと判定されない。
そこで、本実施形態における操作スイッチでは、次のような検知判定アルゴリズムによって、センサ10に指が接近又は接触しているか否かを判定している。
以下に、本実施形態における操作スイッチの制御部20による制御方法について、図18を用いて説明する。図18は、第4の実施形態に係る操作スイッチの制御方法を説明するための図である。
本実施形態における操作スイッチにおいて、制御部20は、検知信号Sが第1の閾値Sth1以上の場合であって、かつ、所定の時刻において指の接近又は接触がないと判定された場合、基準値を所定の時刻の時点における検知信号Sの値に更新している。
ここで、指の接近又は接触の判定に用いられる静電容量(又は検知信号S)の値は、第1の実施形態と同様に、基準値に対する、センサ10によって検出された静電容量の検出値の相対値である。また、基準値は、一例として、指の接近又は接触がないと判定されている所定の期間の静電容量の値を平均した値である。
例えば、センサ10に水滴が付着した場合、センサ10で生成される検知信号Sは、図18の一点鎖線で示されるような曲線DWとなる。このとき、本実施形態における制御部20は、検知信号Sが第1の閾値Sth1を超えた場合、かつ、時刻t1から時刻t3までの所定の第2期間T2で検知信号Sが第2の閾値Sth2を下回らなかった場合、時刻t3で指の接近又は接触がないことを一旦確定させ、基準値を時刻t3の時点の検知信号Sの値に更新する。このとき、基準値を更新すると同時に、基準値の更新幅と同じ分だけ、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2の値も更新する。
なお、基準値と第1の閾値Sth1及び第2の閾値Sth2とを更新した後は、第1の実施形態と同様の制御方法で、ユーザの指の接近又は接触の判定を行うことができる。
以上、本実施形態に係る操作スイッチによれば、検知信号Sが第1の閾値Sth1以上の場合であって、かつ、所定の時刻において指の接近又は接触がないと判定された場合、基準値を所定の時刻の時点における検知信号Sの値に更新している。
これにより、センサ10に水滴が付着したままの状態が継続した場合等であっても、ユーザの操作を適確に検知することができる。
なお、本実施形態において、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは同じであるが、第1の実施形態の変形例1、2のように、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは異なっていてもよい。また、基準値と第1の閾値Sth1及び第2の閾値Sth2との更新は、複数回行ってもよい。基準値は、制御部20等で随時計算することができ、センサ10で検出した静電容量に追随させて適宜変更することもできる。
(第4の実施形態の変形例)
次に、第4の実施形態の変形例に係る操作スイッチについて説明する。
第4の実施形態では、センサ10に水滴が付着した状態が継続した場合の制御方法について説明したが、本変形例では、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりしてセンサ10に水滴が付着した状態が継続した場合の制御方法について説明する。
センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりした場合は、第2の実施形態における操作スイッチ1の制御方法を用いることで、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりする場合の誤動作を抑制して、ユーザの操作を適確に検知することができる。つまり、第1の傾き閾値αth1と第2の傾き閾値αth2との複数の傾き閾値を用いて、ユーザの指の接近又は接触の有無を判定することで、検知信号Sの変化がユーザの操作によるものであるか否かを判定している。
さらに、第2の実施形態の制御方法に、第1の実施形態の制御方法も適用することによって、センサ10への指の近づけ方又は指の動作速度によらず操作スイッチ1の誤動作を抑制できる。この場合、第1の実施形態と同様に、検知信号Sが第1の閾値Sth1を越えた後、第2の閾値Sth2を下回るか否かで、検知信号Sのこの変化がユーザの操作によるものであるか否かを判定することができる。
しかしながら、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりしてセンサ10に水滴が付着した状態が続いたままでユーザがセンサ10を操作する場合等では、図19に示すように、時刻tUFでユーザが指をセンサ10に接近又は接触させたとしても、検知信号Sは第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2よりも大きい範囲で変化する。このため、第1及び第2の実施形態における操作スイッチ1の制御方法では、指の接近又は接触があったと判定されない。つまり、検知信号Sが第1の閾値Sth1を超えた場合、かつ、検知信号Sのこの変化が水滴の付着等で指の接近又は接触によるものではないと一旦判定された場合、検知信号Sが元の値(又は第1の閾値Sth1未満)に戻るまでは、ユーザが指をセンサ10に接近又は接触させて仮に静電容量が正常に変化したとしても、検知信号Sは第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2よりも大きい範囲で変化するため、検知信号Sの変化はユーザの指による操作によるものと判定されない。
そこで、本変形例における操作スイッチでは、次のような検知判定アルゴリズムによって、センサ10に指が接近又は接触しているか否かを判定している。
以下に、本変形例における操作スイッチの制御部20による制御方法について、図20を用いて説明する。図20は、第4の実施形態の変形例に係る操作スイッチの制御方法を説明するための図である。
本変形例における操作スイッチの制御方法は、第4の実施形態における操作スイッチの制御方法と同様である。具体的には、図20に示すように、制御部20は、検知信号Sが第1の閾値Sth1以上の場合であって、かつ、所定の時刻において指の接近又は接触がないと判定された場合、基準値を所定の時刻の時点における検知信号Sの値に更新している。
例えば、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりした場合、センサ10で生成される検知信号Sは、図20の二点鎖線で示されるような曲線Vとなる。このとき、本変形例における制御部20は、時刻t4で検知信号Sが第1の閾値Sth1に到達した場合(つまり、検知信号S=第1の閾値Sth1)、時刻t4で指の接近又は接触がないことを一旦確定させ、基準値を時刻t4の時点の検知信号Sの値に更新する。このとき、基準値を更新すると同時に、基準値の更新幅と同じ分だけ、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2の値も更新する。
さらに、時刻t5で検知信号Sが更新後の第1の閾値Sth1に再び到達した場合には、時刻t5で指の接近又は接触がないことを再度確定させ、基準値を時刻t5の時点の検知信号Sの値に更新する。このときも、基準値を更新すると同時に、基準値の更新幅と同じ分だけ、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2の値も更新する。
なお、基準値と第1の閾値Sth1及び第2の閾値Sth2とを更新した後は、第1又は第2の実施形態と同様の制御方法で、ユーザの指の接近又は接触の判定を行うことができる。
以上、本変形例に係る操作スイッチによれば、検知信号Sが第1の閾値Sth1以上の場合であって、かつ、所定の時刻において指の接近又は接触がないと判定された場合、基準値を所定の時刻の時点における検知信号Sの値に更新している。
これにより、センサ10に結露が生じたり蒸気が付着したりしてセンサ10に水滴が付着した状態が継続した場合等であっても、ユーザの操作を適確に検知することができる。
なお、本実施形態において、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは同じであるが、第1の実施形態の変形例1、2のように、第1の閾値Sth1と第2の閾値Sth2とは異なっていてもよい。また、基準値と第1の閾値Sth1及び第2の閾値Sth2との更新は、2回に限るものではなく、1回又は3回以上行ってもよい。
(変形例等)
以上、本開示に係る操作スイッチについて、第1〜第4の実施形態に基づいて説明したが、本開示は、第1〜第4の実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1〜第4の実施形態において、センサ10の誤作動の要因となる検知対象として、水滴又は結露や蒸気等を挙げたが、これに限るものではない。また、第1〜第4の実施形態において、センサ10の検知対象をユーザの指としたが、これに限るものではない。センサ10の検知対象としては、センサ電極12との間で静電容量が変化するものであれば、どのようなものであってもよい。
その他、上記の各実施形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で第1〜第4の実施形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
具体的には、操作スイッチにおける制御部20は、第1〜第4の実施形態及び各変形例の制御方法を全て組み合わせた制御を行ってもよいし、第1〜第4の実施形態及び変形例のうちのいくつかの制御方法を組み合わせた制御を行ってもよい。
(実施の形態の概要)
一実施形態に係る操作スイッチは、センサ電極によって静電容量を検出することで人体の接近又は接触を検知する静電容量式のセンサと、前記センサで検出した静電容量に応じて生成される検知信号に基づいて操作信号を生成する制御部とを備える。前記検知信号が第1の時刻において第1の閾値を超えた場合において、前記制御部は、前記第1の時刻までの所定の第1期間における前記検知信号の変化の割合が、第1の傾き閾値より大きく、かつ、前記第1の時刻からの所定の第2期間内に、前記検知信号が第2の閾値を下回らない場合、前記人体の接近又は接触がないと判定する。
例えば、前記制御部は、前記第1期間における前記検知信号の変化の割合が、前記第1の傾き閾値より小さい傾きである第2の傾き閾値よりも小さい場合、前記人体の接近又は接触がないと判定してもよい。前記制御部は、前記第1期間における前記検知信号の変化の割合が、前記第1の傾き閾値より小さく、かつ、前記第2の傾き閾値よりも大きい場合、前記人体の接近又は接触があると判定してもよい。
例えば、前記制御部は、前記第1期間における前記検知信号の変化の割合が、前記第1の傾き閾値より大きく、かつ、前記第2期間内に、前記検知信号が前記第2の閾値を下回る場合において、前記検知信号が、前記第2の閾値を下回った状態の継続時間が所定の第3期間未満である場合には、前記人体の接近又は接触がないと判定し、前記検知信号が、前記第3期間以上である場合には、前記人体の接近又は接触があると判定してもよい。
例えば、前記第1の閾値と前記第2の閾値とは同じであってもよい。
例えば、前記第1の閾値は、前記第2の閾値より大きくてもよい。
例えば、前記第1の閾値は、前記第2の閾値より小さくてもよい。
例えば、前記人体の接近又は接触の判定に用いられる静電容量の値は、基準値に対する、前記センサによって検出された静電容量の検出値の相対値であり、前記基準値は、前記人体の接近又は接触がないと判定されている所定の期間の静電容量の値を平均した値であってもよい。
例えば、前記検知信号が前記第1の閾値以上の場合であって、かつ、所定の時刻において前記人体の接近又は接触がないと判定された場合、前記制御部は、前記基準値を前記所定の時刻の時点における前記検知信号の値に更新してもよい。
制御部は、例えば、半導体装置、半導体集積回路(IC)、LSI(large scale integration)、又は、それらが組み合わされた電子回路を含む。LSI又はICは、1つのチップに集積されていてもよいし、複数のチップが組み合わされていてもよい。例えば、各機能ブロックは、1つのチップに集積されていてもよい。LSIやICは、集積の度合いに応じて、例えば、システムLSI、VLSI(very large scale integration)、又は、ULSI(ultra large scale integration)と呼ばれうる。制御部は、検出値と固定値を比較するコンパレータを含んでもよく、時刻を計測するタイマ又はカウンタを含んでもよい。
本開示は、人体又は物等の検知対象の動きのセンシング等に用いることができるので、ユーザが機器の操作を行うための操作スイッチ等として利用することができる。
1 操作スイッチ
10 センサ
11 基板
12 センサ電極
20 制御部

Claims (11)

  1. 対象物の接近又は接触に応じた検知信号を生成する静電容量センサと、
    前記検知信号に応じて対象物が人体であるか否かを判定する制御部とを備え、
    前記制御部は、第1の時刻において前記検知信号が第1の閾値より大きく、第1期間における前記検知信号の大きさの変化の割合が第1の割合より大きく、かつ、前記第1期間より後の第2期間内に前記検知信号が第2の閾値を下回らない場合、前記対象物が人体ではないと判定する、
    操作スイッチ。
  2. 前記制御部は、前記第1の時刻において前記検知信号が前記第1の閾値より大きく、前記第1期間における前記検知信号の大きさの前記変化の割合が前記第1の割合より大きく、かつ、前記第2期間において前記検知信号が第2の閾値を下回る場合、前記対象物が人体であると判定する、
    請求項1に記載の操作スイッチ。
  3. 前記制御部は、前記第1の時刻において前記検知信号が第1の閾値より大きく、前記第1期間における前記検知信号の大きさの前記変化の割合が前記第1の割合より大きく、かつ、前記第2期間内の所定期間にわたって前記検知信号が前記第2の閾値を下回ったままである場合、前記対象物が人体であると判定する、
    請求項1に記載の操作スイッチ。
  4. 前記制御部は、
    前記第1期間における前記検知信号の大きさの前記変化の割合が、前記第1の割合より小さい第2の割合よりも小さい場合、前記対象物が人体ではないと判定し、
    前記第1時刻において前記検知信号が前記第1の閾値より大きく、かつ、前記第1期間における前記検知信号の大きさの前記変化の割合が、前記第1の割合より小さくて、前記第2の割合よりも大きい場合、前記対象物が人体であると判定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の操作スイッチ。
  5. 前記第1の時刻は、前記第1の期間の終点である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の操作スイッチ。
  6. 前記第2の期間は、前記第1の期間に引き続く期間である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の操作スイッチ。
  7. 前記第1の閾値と前記第2の閾値とは同じである、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の操作スイッチ。
  8. 前記第1の閾値は、前記第2の閾値より大きい、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の操作スイッチ。
  9. 前記第1の閾値は、前記第2の閾値より小さい、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の操作スイッチ。
  10. 前記検知信号の大きさは、基準値に対する相対値であり、
    前記基準値は、前記静電容量センサに前記人体が接近又は接触していない期間における前記検知信号に基づいて設定されている、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の操作スイッチ。
  11. 前記制御部は、前記第1の時刻において前記検知信号が前記第1の閾値より大きく、かつ、前記対象物が人体ではないと判定した場合に、前記基準値を更新する、
    請求項10に記載の操作スイッチ。
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