JP2017182510A - サーバ、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

サーバ、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、メッセージの交換中に自然に広告情報を表示させ、ユーザの操作の利便性を向上させることを可能とする。【解決手段】本発明に係るサーバは、複数の携帯端末間のメッセージを交換するサーバであって、複数の携帯端末間で交換されたメッセージに含まれている広告誘発用語に対応する第1ポイントの合計値を算出し、第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信し、広告メッセージの送信後に、複数の携帯端末のそれぞれから受信したメッセージに、送信された広告メッセージで用いられる特定用語が含まれている場合、特定用語に関連付けられている第2ポイントの合計値を算出し、第2ポイントの合計値が第2閾値以上となった場合、第1閾値を減少させ、第1閾値が減少された後に算出された第1ポイントの合計値が減少された第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の携帯端末間でメッセージを交換させるサーバ、そのサーバの制御方法、及び、そのサーバの制御プログラムに関する。
従来から、複数の携帯端末間でメッセージを交換させるメッセージングサービスが普及している。このようなメッセージングサービスとして、ショートメッセージサービス(Short Message Service, SMS)及びインスタントメッセージ(Instant Message)が知られている。SMSでは、携帯電話間において、予め定められた文字数の範囲内で文字情報が送受信される。また、インスタントメッセージでは、文字情報によるチャットがリアルタイムで実行する。
特許文献1には、他の携帯端末との間においてメッセージを送受信し、送受信されたメッセージをトークウィンドウ中に表示する機能を実現するメッセージングアプリケーションがインストールされた携帯端末について記載されている。この携帯端末は、まず、新たに送受信されたメッセージを含むトークウィンドウを表示画面の所定の表示位置(例えば、表示画面の最も下端位置)に表示する。次に、携帯端末は、新たにトークウィンドウが表示されたことに伴い、既に表示されている他のトークウィンドウを、所定の一方向(例えば、表示画面の上方向)にスクロール表示する。そして、携帯端末は、トークウィンドウのスクロール表示に伴い、表示画面に最も古くから表示されているトークウィンドウ(例えば、表示画面の最も上端位置に表示されているトークウィンドウ)を消去する。これにより、ユーザは、会話(メッセージの交換)の履歴を確認しつつ、メッセージの送受信を行うことができる。
また、携帯端末は、順次表示される各メッセージのトークウィンドウの間に、広告情報を含むトークウィンドウを表示することにより、メッセージの表示領域を確保しつつ、広告情報の広告主と会話をしているような感覚をユーザに与えることができる。なお、表示される広告情報は、各メッセージが形態素分析等の分析手法によって区分されることによって判別された各単語に基づいて選択された広告情報である。
特開2014−2357号公報
しかしながら、従来のメッセージ通信システムでは、広告情報を表示するタイミングについて考慮されていなかったため、ユーザのメッセージの交換中に、突発的に広告情報が表示されることがあった。この場合、二人のユーザの携帯端末のそれぞれから発信されたメッセージの間に、予期しない広告情報が表示されることがあったため、ユーザ間の会話(メッセージの交換)が断たれてしまい、メッセージ通信システムの利便性が損なわれていた。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたものであり、ユーザ間のメッセージの交換中に自然に広告情報を表示させ、メッセージ通信システムの利便性を向上させることを可能とする。
本発明に係るサーバは、複数の携帯端末間のメッセージを交換するサーバであって、複数の広告メッセージのそれぞれに対して、複数の広告誘発用語と複数の広告誘発用語のそれぞれに対応する第1ポイントとを関連付けて記憶し、且つ、各広告メッセージで用いられる特定用語と第2ポイントとを関連付けて記憶する記憶部と、複数の携帯端末のそれぞれから送信されたメッセージを、当該メッセージの送信時間に応じて順次受信する受信部と、複数の携帯端末間で交換されたメッセージに複数の広告誘発用語のうちのいずれかが含まれている場合、メッセージに含まれている広告誘発用語に対する広告メッセージ毎に、広告誘発用語に対応する第1ポイントの合計値を算出する第1ポイント累積部と、第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信する広告メッセージ送信部と、広告メッセージの送信後に、複数の携帯端末のそれぞれから受信したメッセージに、送信された広告メッセージで用いられる特定用語が含まれている場合、特定用語に関連付けられている第2ポイントの合計値を算出する第2ポイント累積部と、第2ポイントの合計値が第2閾値以上となった場合、第1閾値を減少させる閾値設定部と、を備え、広告メッセージ送信部は、第1閾値が減少された後に第1ポイント累積部によって算出された第1ポイントの合計値が減少された第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信する。
また、本発明に係るサーバにおいて、広告メッセージ送信部は、広告メッセージの送信後、第1の所定時間を超えても、第2ポイントの合計値が第2閾値よりも小さい第3閾値未満の場合、広告メッセージの送信を行わないことが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、第1ポイント累積部は、現在時刻より前の第2の所定時間以内に受信されたメッセージを特定し、特定されたメッセージに広告誘発用語が含まれている場合、広告誘発用語に対する広告メッセージについて、広告誘発用語に関連付けられている第1ポイントの合計値を算出することが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、広告メッセージ送信部は、第1ポイントの合計値に応じた表示態様の広告メッセージを送信することが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、広告メッセージ送信部は、第1ポイントの合計値に応じて、文字情報による広告メッセージ、文字情報と音声情報とによる広告メッセージ、及び文字情報と動画情報とによる広告メッセージのうちのいずれかを送信することが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、閾値設定部は、複数の携帯端末間で交換されたメッセージの交換頻度が第1所定値以上の場合、第1閾値を増加させることが好ましい。
また、本発明に係るサーバにおいて、閾値設定部は、複数の携帯端末間で交換されたメッセージの交換頻度が、第1所定値よりも小さい第2所定値未満の場合、第1閾値を減少させることが好ましい。
本発明に係る制御方法は、記憶部を備え、複数の携帯端末間のメッセージを交換するサーバの制御方法であって、複数の広告メッセージのそれぞれに対して、複数の広告誘発用語と複数の広告誘発用語のそれぞれに対応する第1ポイントとを関連付けて記憶部に記憶し、複数の広告メッセージのそれぞれに対して、各広告メッセージで用いられる特定用語と第2ポイントとを関連付けて記憶部に記憶し、複数の携帯端末のそれぞれから送信されたメッセージを、当該メッセージの送信時間に応じて順次受信し、複数の携帯端末間で交換されたメッセージに複数の広告誘発用語のうちのいずれかが含まれている場合、メッセージに含まれている広告誘発用語に対する広告メッセージ毎に、広告誘発用語に対応する第1ポイントの合計値を算出し、第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信し、広告メッセージの送信後に、複数の携帯端末のそれぞれから受信したメッセージに、送信された広告メッセージで用いられる特定用語が含まれている場合、特定用語に関連付けられている第2ポイントの合計値を算出し、第2ポイントの合計値が第2閾値以上となった場合、第1閾値を減少させ、第1閾値が減少された後に算出された第1ポイントの合計値が減少された第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信する、ことを含む。
本発明に係る制御プログラムは、記憶部を備え、複数の携帯端末間のメッセージを交換するコンピュータの制御プログラムであって、複数の広告メッセージのそれぞれに対して、複数の広告誘発用語と複数の広告誘発用語のそれぞれに対応する第1ポイントとを関連付けて記憶部に記憶し、複数の広告メッセージのそれぞれに対して、各広告メッセージで用いられる特定用語と第2ポイントとを関連付けて記憶部に記憶し、複数の携帯端末のそれぞれから送信されたメッセージを、当該メッセージの送信時間に応じて順次受信し、複数の携帯端末間で交換されたメッセージに複数の広告誘発用語のうちのいずれかが含まれている場合、メッセージに含まれている広告誘発用語に対する広告メッセージ毎に、広告誘発用語に対応する第1ポイントの合計値を算出し、第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信し、広告メッセージの送信後に、複数の携帯端末のそれぞれから受信したメッセージに、送信された広告メッセージで用いられる特定用語が含まれている場合、特定用語に関連付けられている第2ポイントの合計値を算出し、第2ポイントの合計値が第2閾値以上となった場合、第1閾値を減少させ、第1閾値が減少された後に算出された第1ポイントの合計値が減少された第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信する、ことをコンピュータに実行させる。
本発明に係るサーバ、制御方法及び制御プログラムによって、ユーザ間のメッセージの交換中に自然に広告情報を表示させ、メッセージ通信システムの利便性を向上させることが可能となる。
メッセージ通信システム1の概略を説明するための模式図である。 メッセージ通信システム1の概略構成の一例を示す図である。 携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。 メッセージ画面500の一例を示す図である。 メッセージ画面500の一例を示す図である。 メッセージ画面500の一例を示す図である。 メッセージ画面500の一例を示す図である。 メッセージ画面500の一例を示す図である。 サーバ3の概略構成の一例を示す図である。 各種テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 メッセージ通信システム1の動作シーケンスの一例を示す図である。 広告選択処理の動作フローの一例を示す図である。 閾値設定処理の動作フローの一例を示す図である。 広告メッセージ作成処理の動作フローの一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(メッセージ通信システム1の概略)
本実施形態のメッセージ通信システム1では、ユーザAの携帯端末2a及びユーザBの携帯端末2bがサーバ3と接続して、携帯端末2a及び2bのそれぞれが、サーバ3を介して他の携帯端末2b及び2aとメッセージを交換する。なお、携帯端末2a及び2bは、同様の構成を有する端末であり、以降、携帯端末2a及び2bをそれぞれ携帯端末2と称する場合がある。以下、図1を参照しつつ、本実施形態のメッセージ通信システム1の概略について説明する。また、メッセージは、複数の携帯端末2のユーザによって入力された文字情報であるが、文字情報とともに、音声情報、画像情報、動画情報等を含むものであってもよい。
図1は、メッセージ通信システム1の概略を説明するための模式図である。
メッセージ通信システム1では、サーバ3は、複数の携帯端末2間でメッセージを交換させる。すなわち、メッセージ通信システム1において、携帯端末2aは、サーバ3に、他の携帯端末2b宛のメッセージを送信する。また、携帯端末2bは、サーバ3に、他の携帯端末2a宛のメッセージを送信する。そして、携帯端末2a及び2bは、他の携帯端末2b及び2aが送信したメッセージを、サーバ3から受信する。なお、サーバ3と接続する携帯端末2は2台に限らず、3台以上の携帯端末2(2a、2b、2c、・・・)がサーバ3に接続されてもよい。この場合、携帯端末2aは、サーバ3に、他の携帯端末2(2b、2c、・・・)宛のメッセージを同時に送信し、また、携帯端末2aは、他の携帯端末2(2b、2c、・・・)が送信したメッセージを、サーバ3から受信する。以降、メッセージを交換する複数の携帯端末2を所有するユーザ群をグループと称する場合がある。
また、サーバ3は、企業又は個人等の広告主からの依頼によって登録された複数の広告メッセージを記憶する。サーバ3は、複数の携帯端末2a及び2bに広告メッセージを同時に送信する。広告メッセージは、広告される商品又はサービスを示す文字情報、若しくは、広告される商品又はサービスを示唆する文字情報である。なお、広告される商品又はサービスを示す文字情報は、例えば、「○○自動車道で有名な紅イモアイスは如何ですか?」のように、広告される商品「紅イモアイス」の文字を直接的に含む会話文の情報である。また、広告される商品又はサービスを示唆する文字情報は、例えば、「○○自動車道の名物はこれ!」のように、広告される商品「紅イモアイス」の文字を直接的に含まない会話文の情報である。
サーバ3は、複数の広告メッセージのそれぞれに対して、複数の広告誘発用語と当該複数の広告誘発用語のそれぞれに対応する第1ポイントとを関連付けて記憶する。広告誘発用語は、広告メッセージによって広告される商品又はサービスに関連する用語であり、例えば、広告される商品「紅イモアイス」に関連する、「〇○自動車道」、「△△サービスエリア」及び「スイーツ」等の用語である。また、第1ポイントは、複数の広告誘発用語のそれぞれに対応するポイント値である。例えば、広告誘発用語の「〇○自動車道」には2ポイント、広告誘発用語の「△△サービスエリア」には5ポイント、及び、広告誘発用語の「スイーツ」には1ポイントが、それぞれ第1ポイントとして対応付けられている。なお、広告誘発用語及びポイント値は、広告主又はメッセージ通信システム1の管理者等によってメッセージ通信システム1に設定される。
サーバ3は、複数の携帯端末2a及び2bのそれぞれから送信された、他の携帯端末2b及び2a宛のメッセージを、メッセージの送信時間に応じて順次受信する。次に、サーバ3は、複数の携帯端末2a及び2bのいずれかからメッセージを受信するたびに、当該メッセージの宛先の他の携帯端末2b又は2aに、受信されたメッセージを送信する。なお、複数の携帯端末2からサーバ3が受信したメッセージは、複数の携帯端末2間で交換されたメッセージの一例である。
複数の携帯端末2a及び2bのそれぞれは、サーバに送信したメッセージ及びサーバから受信したメッセージを、送受信した順番に所定の一方向に並べて表示する。例えば、携帯端末2a及び2bは、送受信された最新のメッセージを画面の最も下端の位置に表示させ、今までに送受信されたメッセージを送受信された順番に上方向に並べて表示する。なお、最新のメッセージが表示されたことに伴い、表示画面に表示された最も古いメッセージ(表示画面の最も上端の位置に表示されているメッセージ)が表示画面に表示できなくなる場合、当該メッセージは消去される。
サーバ3は、複数の携帯端末2間で交換されたメッセージ(複数の携帯端末2からサーバ3が受信したメッセージ)に広告誘発用語が含まれているか否かを判定する。サーバ3は、複数の携帯端末2間で交換されたメッセージに広告誘発用語が含まれている場合、メッセージに含まれている広告誘発用語に関連付けられた広告メッセージと、当該広告誘発用語に対応する第1ポイントとを特定する。サーバ3は、特定された広告メッセージに、特定された第1ポイントの合計値を関連付けて記憶する。
サーバ3は、所定の広告メッセージに関連付けられた第1ポイントの合計値が、第1閾値(例えば8ポイント)以上となった場合、所定の広告メッセージを複数の携帯端末2に送信する。
サーバ3は、広告メッセージを複数の携帯端末2に送信した後において複数の携帯端末2間で交換されたメッセージに、送信された広告メッセージで用いられる特定用語が含まれているか否かを判定する。また、サーバ3は、広告メッセージを複数の携帯端末2に送信した後も引き続き、複数の携帯端末2間で交換されたメッセージに、広告誘発用語が含まれているか否かを判定する。
サーバ3は、広告メッセージの送信後において複数の携帯端末2間で交換されたメッセージに、送信された広告メッセージで用いられる特定用語が含まれている場合、特定用語に関連付けられている第2ポイントを特定する。サーバ3は、特定された第2ポイントの合計値を算出する。
サーバ3は、算出された第2ポイントの合計値が、第2閾値(例えば4ポイント)以上となった場合、第1閾値(8ポイント)を減少させる。なお、図1に示す例では、第1閾値は、8ポイントから5ポイントに減少されたが、減少量は3ポイントに限らない。例えば、第1閾値は、8ポイントから0ポイントに減少されてもよく、この場合、複数の広告メッセージの中から、ランダムに1つの広告メッセージが選択され、選択された広告メッセージが複数の携帯端末2に送信される。
サーバ3は、第1閾値の減少後において複数の携帯端末2間で交換されたメッセージに含まれる広告誘発用語に対応した第1ポイントの合計値が減少後の第1閾値以上となった広告メッセージを、複数の携帯端末に送信する。
上述のとおり、メッセージ通信システム1では、複数の携帯端末2間で交換されたメッセージに含まれる広告誘発用語及び特定用語に基づいて、広告メッセージの配信を制御することが可能になる。これによって、ユーザ間のメッセージの交換中に自然に広告情報を表示させ、メッセージ通信システム1の利便性を向上させることが可能となる。
なお、上述した図1の説明は、本発明の内容への理解を深めるための説明にすぎない。本発明は、具体的には、次に説明する各実施形態において実施され、且つ、本発明の原則を実質的に超えずに、さまざまな変形例によって実施されてもよい。このような変形例はすべて、本発明および本明細書の開示範囲に含まれる。
(メッセージ通信システム1の概略構成)
図2は、メッセージ通信システム1の概略構成の一例を示す図である。
メッセージ通信システム1は、複数の携帯端末2(2a、2b、・・・)と、サーバ3とを有する。携帯端末2とサーバ3とは、通信ネットワークを介して相互に接続され、例えば、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介して相互に接続される。
(携帯端末2の概略構成)
図3は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部25とを備える。携帯端末2は、ユーザによる操作部23(タッチパネル及びボタン等)の操作に応じて、メッセージをサーバ3に送信する。また、携帯端末2は、他の携帯端末2から送信されたメッセージと、各メッセージを表示するためのメッセージ画面に係る表示データとを、サーバ3から受信して表示する。携帯端末2は、例えば携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、PC(Personal Computer)、タブレット端末、車載型のカーナビゲーション装置、携帯ゲーム機等の通信端末である。
端末通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を備え、携帯端末2を無線通信ネットワークに接続する。端末通信部21は、基地局4により割り当てられるチャネルを介して、基地局4との間でCDMA(Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)等の各方式による無線信号回線を確立し、基地局4との間で通信を行う。そして、端末通信部21は、端末処理部25から供給されたデータをサーバ3等に送信する。また、端末通信部21は、サーバ3等から受信したデータを端末処理部25に供給する。
端末記憶部22は、例えば、半導体メモリ装置を備える。端末記憶部22は、端末処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22は、ドライバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、アプリケーションプログラムとして、メッセージを表示するためのメッセージ画面に係る表示データの取得及び表示を行うプログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM(compact disk read only memory)、DVD−ROM(digital versatile disk read only memory)等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて端末記憶部22にインストールされてもよい。また、コンピュータプログラムは、特定のサーバ装置等から無線通信を介して端末記憶部22にインストールされてもよい。また、端末記憶部22は、データとして、後述するユーザテーブル、広告メッセージテーブル、及びメッセージ履歴テーブル等を記憶する。さらに、端末記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
操作部23は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、キーボタン等である。ユーザは、操作部23を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。操作部23は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を生成する。そして、生成された信号は、ユーザの指示として、端末処理部25に供給される。
表示部24も、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部24は、端末処理部25から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像等を表示する。
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に基づいて携帯端末2の各種処理が適切な手順で実行されるように、端末通信部21、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
端末処理部25は、閲覧実行部251を有する。端末処理部25が有する閲覧実行部251は、端末処理部25が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、端末処理部25が有する閲覧実行部251は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
(端末処理部25の表示機能)
図4〜図8は、ユーザAの携帯端末2aの表示部24に表示されるメッセージ画面500の一例を示す図である。ユーザAの携帯端末2aは、サーバ3を介して、ユーザBの携帯端末2bとメッセージを交換する。
図4に示されるメッセージ画面500には、ユーザBの携帯端末2bから送信されたメッセージ501と、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ502と、ユーザBの携帯端末2bから送信されたメッセージ503と、が表示される。図4に示されるメッセージ画面500では、メッセージ502は、メッセージ501に対する返信のメッセージであり、メッセージ503は、メッセージ502に対する返信のメッセージである。
各メッセージ501〜503の表示箇所の近傍には、各メッセージを入力したユーザ名称504及び各メッセージが送信された送信日時505が表示されている。また、ユーザAによって入力されたメッセージ502が、携帯端末2bを所有するユーザBによって閲覧された場合、閲覧済みを示す文字又は画像506等(例えば、「既読」)が表示される。なお、メッセージの表示箇所の近傍に表示される、ユーザ名称504、送信日時505、及び閲覧済みを示す文字又は画像506等は、後述の図5〜図8に示されるメッセージ画面500においても同様に表示される。
各メッセージ501〜503は送信日時の新しい順に、メッセージ画面500の所定の表示位置(最も下端位置)から、所定の一方向(例えば、表示画面の上方向)に表示される。すなわち、送信日時の最も新しいメッセージ503は、メッセージ画面500の所定の表示位置(最も下端位置)に表示される。また、2番目に送信日時の新しいメッセージ502は、メッセージ503の上に表示される。更に、3番目に送信日時の新しい(最も古い)メッセージ501は、メッセージ502の上に表示される。なお、各メッセージは、入力したユーザごとに、所定の一方向に対して左右に分かれて表示される。
図4に示されるメッセージ画面500では、メッセージ502に広告誘発用語507の「○○自動車道」が含まれている。広告誘発用語507は、各メッセージが形態素分析等の分析手法によって区分されることによって判別された各単語のうち、後述する広告メッセージテーブルに含まれる単語である。
図5に示されるメッセージ画面500には、図4に示されるメッセージ画面500に加え、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ508と、ユーザBの携帯端末2bから送信されたメッセージ509と、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ510と、が表示される。
図5に示されるメッセージ画面500では、メッセージ502、メッセージ508及びメッセージ510に、広告誘発用語507の「○○自動車道」、「△△SA」及び「スイーツ」が含まれている。なお、「〇○自動車道」に対応する第1ポイントは2ポイントであり、「△△サービスエリア」に対応する第1ポイントは5ポイントであり、「スイーツ」に対応する第1ポイントは1ポイントである。
また、各広告誘発用語507には、広告メッセージが関連付けられている。例えば、「○○自動車道」には、「紅イモアイス」の広告メッセージ、「地鶏ラーメン」の広告メッセージ及び「高原饅頭」の広告メッセージ等が関連付けられている。また、「△△サービスエリア」には、「紅イモアイス」の広告メッセージ、「ブルーベリークレープ」の広告メッセージ及び「白桃パイ」の広告メッセージ等が関連付けられている。
図5では、メッセージ画面500に表示された複数のメッセージに含まれる広告誘発用語507に対応する第1ポイントの合計値が、広告誘発用語507に関連する広告メッセージ毎に算出され、算出された合計値が、第1閾値(例えば、8ポイント)以上か否かが判定される。例えば、「紅イモアイス」の広告メッセージに関連する広告誘発用語507のうち複数のメッセージに含まれる広告誘発用語507が特定され、特定された広告誘発用語507に対応する第1ポイントの合計値が「紅イモアイス」の広告メッセージに関連付けられる。同様に、「地鶏ラーメン」の広告メッセージに関連する広告誘発用語507のうち複数のメッセージに含まれる広告誘発用語507が特定され、特定された広告誘発用語507に対応する第1ポイントの合計値が「地鶏ラーメン」の広告メッセージに関連付けられる。そして、広告メッセージ毎に算出された合計値が第1閾値以上か否か、が判定される。
図5に示されるメッセージ画面500では、広告誘発用語507の「○○自動車道」、「△△SA」及び「スイーツ」は、それぞれ同じ「紅イモアイス」の広告メッセージに関連付けられている。したがって、「紅イモアイス」の広告メッセージに関連付けられている第1ポイントの合計値は、8ポイントであり、第1閾値以上であると判定される。
図6に示されるメッセージ画面500には、図5に示されるメッセージ画面500に加え、第1閾値以上となった第1ポイントの合計値に関連付けられている「紅イモアイス」の広告メッセージ511が表示される。なお、広告メッセージ511の表示箇所の近傍には、広告メッセージ511の広告主を示す文字又は画像と広告メッセージ511の送信日時が表示される。このように、ユーザ間で交換されているメッセージ中における広告誘発用語507の出現状況に応じて、当該広告誘発用語507に関連付けられた広告メッセージ511が表示される。これによって、ユーザ間の会話で話題に上がっているタイミングで、商品又はサービス等の広告メッセージを自然に表示させることが可能になる。
なお、2種類以上の広告メッセージに関連付けられている第1ポイントの合計値が、同時に第1閾値以上となった場合、例えば、最も高い合計値の広告メッセージが表示される。または、第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった2種類以上の広告メッセージからランダムに選ばれた1つの広告メッセージが表示されてもよい。
図7に示されるメッセージ画面500には、広告メッセージ511に加えて、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ513と、ユーザBの携帯端末2bから送信されたメッセージ514と、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ515と、が表示される。
広告メッセージ511には、特定用語512が含まれている。特定用語512は、広告メッセージ511で用いられている商品名又はサービス名、若しくは、固有名詞等である。図7に示されるメッセージ画面500では、広告メッセージ511の表示後に送信されたメッセージ513及び515に、広告メッセージ511で用いられている特定用語512の「紅イモアイス」が含まれている。また、特定用語512には、第2ポイントが対応付けられており、例えば、「紅イモアイス」に対応する第2ポイントは、2ポイントである。
図7では、メッセージ画面500に表示された複数のメッセージに含まれる特定用語512に対応する第2ポイントの合計値が、特定用語512に関連する広告メッセージ毎に算出され、算出された合計値が、第2閾値(例えば、4ポイント)以上か否かが判定される。
図7に示されるメッセージ画面500では、広告メッセージ511の送信後に、特定用語512に対応する第2ポイントの合計値が、4ポイントであり、第2閾値以上であると判定される。第2ポイントの合計値が、第2閾値以上であると判定された場合、第1の閾値が減少される。これにより、第2ポイントの合計値が第2閾値以上であると判定される前よりも、広告メッセージ511の出現可能性は高くなる。すなわち、広告メッセージの送信後のユーザ間の会話が、当該広告メッセージに関する内容である場合、会話中の広告メッセージの割り込みを不快に思っていない蓋然性が高いため、以降、広告メッセージの表示頻度が高くなるように制御される。
図8に示されるメッセージ画面500には、メッセージ514及びメッセージ515に加えて、広告メッセージ516と、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ517と、広告メッセージ518と、が表示される。
図8に示されるメッセージ画面500では、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ515が、広告メッセージ511に対するメッセージである場合、メッセージ515に対応する広告メッセージ516が送信される。メッセージ515が広告メッセージ511に対する返信であるか否かの判定は、メッセージ515に対する、公知の形態素解析、構文解析及び文脈解析等によって実行される。同様に、ユーザAが操作部23を用いて入力したメッセージ517が、広告メッセージ511に対するメッセージである場合、メッセージ517に対応する広告メッセージ518が送信される。
(サーバ3の概略構成)
図9は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。また、図10(a)〜(c)は、サーバ記憶部32が記憶する各種テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
サーバ3は、複数の携帯端末2間のメッセージの交換処理を実行するとともに、複数の携帯端末2への広告メッセージの配信処理を実行する。そのため、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ処理部33とを備える。
サーバ通信部31は、サーバ3をインターネット7に接続するための通信インターフェース回路を備え、インターネット7との間で通信を行う。そして、サーバ通信部31は、携帯端末2等から受信したデータをサーバ処理部33に供給する。また、サーバ通信部31は、サーバ処理部33から供給されたデータを携帯端末2等に送信する。
サーバ記憶部32は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。サーバ記憶部32は、サーバ処理部33での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32は、アプリケーションプログラムとして、ゲームを進行させ、その結果に係る表示データを作成するゲームプログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いてサーバ記憶部32にインストールされてもよい。
また、サーバ記憶部32は、データとして、図10(a)に示すユーザテーブル、図10(b)に示す広告メッセージテーブル、図10(c)に示すメッセージ履歴テーブル、メッセージ画面500に係る様々な画像データ等を記憶する。さらに、サーバ記憶部32は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。以下、図10を参照して、サーバ記憶部32に記憶される各種テーブルについて説明する。
(ユーザテーブル)
図10(a)は、ユーザテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
ユーザテーブルには、ユーザ毎に、ユーザID,グループID及びユーザ名等が互いに関連付けられて記憶される。ユーザIDは、携帯端末2を所有するユーザを識別するための識別情報である。グループIDは、メッセージを交換する複数のユーザのグループを識別するための識別情報である。各ユーザの携帯端末2は、同じグループIDに関連付けられている他のユーザの携帯端末2との間でメッセージを交換する。
(広告メッセージテーブル)
図10(b)は、広告メッセージテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
広告メッセージテーブルには、広告メッセージ毎に、広告メッセージID、広告名称、広告メッセージ情報、広告誘発用語情報、及び特定用語情報等が関連付けて記憶される。広告メッセージIDは、各広告メッセージを識別するための識別情報である。広告名称は、広告対象となる商品又はサービスの名称である。
広告メッセージ情報には、表現IDとメッセージ内容が互いに関連付けて記憶される。各広告メッセージには、複数の広告メッセージ内容が記憶されており、表現IDは、複数の広告メッセージ内容のそれぞれを識別するための識別情報である。広告メッセージ内容は、例えば、広告される商品又はサービスの文字を直接的に含む会話文の文字列情報、又は、広告される商品又はサービスの文字を直接的に含まない会話文の文字列情報等である。なお、広告メッセージ内容として、広告される商品又はサービスの文字を直接的に含む会話文の文字列情報が複数種類記憶されてもよい。また、広告メッセージ内容として、広告される商品又はサービスの文字を直接的に含まない会話文の文字列情報が複数種類記憶されてもよい。
広告誘発用語情報は、広告誘発用語毎に、広告誘発用語ID、広告誘発用語、及び第1ポイント等が関連付けて記憶される。広告誘発用語IDは、各広告誘発用語を識別するための識別情報である。広告誘発用語は、広告誘発用語を示す文字情報である。第1ポイントは、広告誘発用語に対応する第1ポイントの値である。
特定用語情報は、特定用語毎に、特定用語ID、特定用語、及び第2ポイント等が関連付けて記憶される。特定用語IDは、各特定用語を識別するための識別情報である。特定用語は、特定用語を示す文字情報である。第2ポイントは、特定用語に対応する第2ポイントの値である。
(メッセージ履歴テーブル)
図10(c)は、メッセージ履歴テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
メッセージ履歴テーブルには、グループ毎に、グループID、メッセージ履歴情報、第1閾値、第1ポイント履歴情報、及び第2ポイント履歴情報等が関連付けて記憶される。
メッセージ履歴情報には、メッセージ毎に、メッセージID、送信ユーザID、送信日時及びメッセージ等が関連付けて記憶される。メッセージIDは、グループ内の各ユーザの携帯端末2から送信された各メッセージを識別するための識別情報である。送信ユーザIDは、グループ内のユーザのうち、各メッセージを送信した携帯端末2を所有するユーザのユーザIDであり、送信日時は各メッセージが送信された日付及び時刻である。また、メッセージ内容は、ユーザが操作部23を用いて入力した文字情報である。
第1ポイント履歴情報には、広告メッセージ毎に、広告メッセージID、メッセージID、広告誘発用語ID、及び第1ポイント合計値が関連付けて記憶される。
広告メッセージIDは、メッセージ履歴情報に記憶されたメッセージ内容に含まれる広告誘発用語に関連付けられた広告メッセージIDである。メッセージIDは、メッセージ履歴情報に記憶されたメッセージ内容のうち、広告誘発用語が含まれるメッセージ内容に対応するメッセージIDである。広告誘発用語IDは、メッセージ履歴情報に記憶されたメッセージ内容に含まれる広告誘発用語の広告誘発用語IDである。第1ポイント合計値は、同一の広告メッセージIDに関連付けられた広告誘発用語IDに対応する第1ポイントの合計値である。
第2ポイント履歴情報には、送信済みの広告メッセージ毎に、送信済み広告メッセージID、送信日時、メッセージID、特定用語ID、及び第2ポイント合計値が関連付けて記憶される。
送信済みの広告メッセージIDは、送信された広告メッセージの広告メッセージID及び表現IDである。送信日時は、広告メッセージが送信された日付及び時刻である。メッセージIDは、広告メッセージの送信後にメッセージ履歴情報に記憶されたメッセージ内容のうち、送信された広告メッセージの特定用語を含むメッセージ内容のメッセージIDである。特定用語IDは、広告メッセージの送信後にメッセージ履歴情報に記憶されたメッセージ内容のうち、特定用語を含むメッセージ内容に対応するメッセージIDである。第2ポイント合計値は、同一の送信済み広告メッセージIDに関連付けられた特定用語IDに対応する第2ポイントの合計値である。
(メッセージ通信システム1の動作シーケンス)
図11は、メッセージ通信システム1の動作シーケンスの一例を示す図である。
ユーザAの携帯端末2aの閲覧実行部251は、ユーザAの携帯端末2aの操作部23を用いた所定の操作に応じてメッセージ画面500を表示する。また、ユーザBの携帯端末2bの閲覧実行部251は、ユーザBの携帯端末2bの操作部23を用いた所定の操作に応じてメッセージ画面500を表示する。なお、メッセージ画面500は、携帯端末2の端末記憶部22に記憶された特定のアプリケーションの実行によって表示されるものであっても、携帯端末2の要求に応じてサーバ3から送信された画面表示データに基づいて表示されるものであってもよい。以下、携帯端末2a及び2bのそれぞれの閲覧実行部251は、携帯端末2a及び2bの端末記憶部22に記憶された特定のアプリケーションの実行によってメッセージ画面500を表示するものとして説明する。
携帯端末2aの閲覧実行部251は、ユーザAが携帯端末2aの操作部23を用いて入力したメッセージを受け付けた場合、受け付けたメッセージを携帯端末2aの表示部24に表示されたメッセージ画面500の所定の表示位置に表示する。次に、携帯端末2aの閲覧実行部251は、受け付けたメッセージを、送信元の携帯端末2aのユーザAのユーザIDと送信先の携帯端末2bのユーザBのユーザIDと送信日時とともに、端末通信部21を介してサーバ3に送信する(ステップS101)。なお、携帯端末2aの閲覧実行部251は、送信先の携帯端末2bのユーザBのユーザIDに代えて、ユーザA及びユーザBが所属するグループIDを送信してもよい。なお、閲覧実行部251は、端末送信処理の一例である。
次に、サーバ3のメッセージ送受信部331は、サーバ通信部31を介して携帯端末2aからメッセージを受信すると、受信されたメッセージをメッセージ履歴テーブルに記憶する記憶処理を実行する(ステップS102)。ステップS102の記憶処理では、まず、メッセージ送受信部331は、ユーザテーブルを参照して、メッセージとともに受信した送信元の携帯端末2aのユーザAのユーザIDに関連付けられたグループIDを特定する。そして、メッセージ送受信部331は、特定されたグループIDに関連付けて、新たに付与したメッセージID、送信元の携帯端末2aのユーザAのユーザID、メッセージとともに受信した送信日時、及び、受信されたメッセージを、メッセージ履歴情報としてメッセージ管理テーブルに記憶する。
次に、メッセージ送受信部331は、受信されたメッセージを、当該メッセージとともに受信した送信先のユーザBのユーザIDに基づいて、携帯端末2bにサーバ通信部31を介して送信する(ステップS103)。次に、メッセージ送受信部331、第1ポイント累積部332、広告メッセージ送信部333、第2ポイント累積部334及び閾値設定部335は、広告選択処理を実行する(ステップS104)。広告選択処理の詳細については後述する。
次に、メッセージ送受信部331は、広告選択処理によって広告メッセージが選択された場合、選択された広告メッセージを携帯端末2aに送信するとともに(ステップS105)、選択された広告メッセージを携帯端末2bに送信する(ステップS106)。
携帯端末2bの閲覧実行部251は、ユーザBが携帯端末2bの操作部23を用いて入力したメッセージを受け付けた場合、受け付けたメッセージを携帯端末2bの表示部24に表示されたメッセージ画面500の所定の表示位置に表示する。次に、携帯端末2bの閲覧実行部251は、受け付けたメッセージを、送信元の携帯端末2bのユーザBのユーザIDと送信先の携帯端末2aのユーザAのユーザIDと送信日時とともに、端末通信部21を介してサーバ3に送信する(ステップS107)。なお、携帯端末2bの閲覧実行部251は、送信先の携帯端末2aのユーザAのユーザIDに代えて、ユーザA及びユーザBが所属するグループIDを送信してもよい。
次に、サーバ3のメッセージ送受信部331は、サーバ通信部31を介して携帯端末2bからメッセージを受信すると、受信されたメッセージをメッセージ履歴テーブルに記憶する記憶処理を実行する(ステップS108)。ステップS108の記憶処理では、まず、メッセージ送受信部331は、ユーザテーブルを参照して、メッセージとともに受信した送信元の携帯端末2bのユーザBのユーザIDに関連付けられたグループIDを特定する。そして、メッセージ送受信部331は、特定されたグループIDに関連付けて、新たに付与したメッセージID、送信元の携帯端末2bのユーザBのユーザID、メッセージとともに受信した送信日時、及び、受信されたメッセージを、メッセージ履歴情報としてメッセージ管理テーブルに記憶する。
次に、メッセージ送受信部331は、受信されたメッセージを、当該メッセージとともに受信した送信先のユーザAのユーザIDに基づいて、携帯端末2aにサーバ通信部31を介して送信する(ステップS109)。次に、メッセージ送受信部331、第1ポイント累積部332、広告メッセージ送信部333、第2ポイント累積部334及び閾値設定部335は、ステップS104と同様の広告選択処理を実行する(ステップS110)。
次に、メッセージ送受信部331は、広告選択処理によって広告メッセージが選択された場合、選択された広告メッセージを携帯端末2aに送信するとともに(ステップS111)、選択された広告メッセージを携帯端末2bに送信する(ステップS112)。
なお、メッセージ通信システム1の動作シーケンスは、ステップS101〜S106が実行された後に、ステップS107〜S112が実行される動作シーケンス例に限らない。例えば、ステップS107〜S112が実行された後に、ステップS101〜S106が実行されてもよいし、ステップS101〜S106が連続して実行されてもよく、また、ステップS107〜S112が連続して実行されてもよい。また、グループIDに関連付けられたユーザが3人以上である場合、ステップS103及びステップS109において、送信元のユーザ以外の全てのユーザの携帯端末2に、受信されたメッセージが送信される。
(広告選択処理)
図12は、広告選択処理の動作フローの一例を示す図である。図12に示す広告選択処理は、図11のステップS104及びS110において実行される。
最初に、メッセージ送受信部331は、メッセージ管理テーブルのメッセージ履歴情報から、送信日時が最も新しいメッセージを取得する(ステップS201)。次に、メッセージ送受信部331は、メッセージ履歴情報を参照し、現在時刻から広告メッセージ有効時間以内に送信された送信済みの広告メッセージがあるか否かを判定する(ステップS202)。広告メッセージ有効時間は、例えば1時間である。このように、広告メッセージ有効時間よりも古い広告メッセージは、閾値設定処理の対象としないように制御する。
メッセージ送受信部331は、現在時刻から広告メッセージ有効時間以内に送信された送信済みの広告メッセージがない場合(ステップS202−No)、後述するステップS205に処理を進める。メッセージ送受信部331は、現在時刻から広告メッセージ有効時間以内に送信された送信済みの広告メッセージがある場合(ステップS202−Yes)、第2ポイント累積部334及び閾値設定部335に閾値設定処理の実行を指示する。閾値設定処理の詳細については後述する。
第2ポイント累積部334及び閾値設定部335が閾値設定処理を実行すると(ステップS203)、メッセージ送受信部331は、ステップS201で取得されたメッセージが、現在時刻から広告メッセージ有効時間以内に送信された送信済みの広告メッセージに対応するメッセージであるか否かを判定する(ステップS204)。すなわち、メッセージ送受信部331は、ステップS201で取得されたメッセージを公知の形態素解析、構文解析及び文脈解析等によって分析して、ステップS201で取得されたメッセージが送信済みの広告メッセージに対する返信等であるのか否かを判定する。
メッセージ送受信部331は、ステップS201で取得されたメッセージが、送信済みの広告メッセージに対応するメッセージであると判定した場合(ステップS204−Yes)、ステップS208に処理を進める。
メッセージ送受信部331は、ステップS201で取得されたメッセージが、送信済みの広告メッセージに対応するメッセージでないと判定した場合(ステップS204−No)、第1ポイント累積部332は、ステップS201で取得されたメッセージに広告誘発用語が含まれているか否かを判定する(ステップS205)。すなわち、第1ポイント累積部332は、ステップS201で取得されたメッセージを、形態素分析等の分析手法によって各単語に区分し、区分された各単語が、広告メッセージテーブルの広告誘発用語情報の各広告誘発用語に含まれるか否かを判定する。
第1ポイント累積部332は、ステップS201で取得されたメッセージに広告誘発用語が含まれていると判定した場合(ステップS205−Yes)、含まれていると判定された広告誘発用語に関連する広告メッセージに対応する第1ポイントの合計値を算出する(ステップS206)。すなわち、第1ポイント累積部332は、含まれていると判定された広告誘発用語に関連する広告メッセージの広告メッセージID、ステップS201で取得されたメッセージのメッセージID、含まれると判定された広告誘発用語の広告誘発用語ID、算出された第1ポイントの合計値を、第1ポイント履歴情報として、メッセージ管理テーブルに記憶する。なお、第1ポイントの合計値は、ステップS201で取得されたメッセージのうち、現在時刻より第1ポイント有効時間以内に送信されたメッセージに広告誘発用語が含まれていると判定した場合における、広告誘発用語に関連する広告メッセージに対応する第1ポイントの合計値としてもよい。第1ポイント有効時間は、例えば20分間であり、第2の所定時間の一例である。これにより、古い(現在時刻より第1ポイント有効時間以上前の)メッセージに関する第1ポイントが合計値に含まれないようになり、ユーザ間の会話に関連する広告メッセージを配信することが可能になり、メッセージ通信システムの利便性を向上させることが可能となる。
第1ポイント累積部332は、ステップS201で取得されたメッセージに広告誘発用語が含まれていないと判定した場合(ステップS205−No)、後述するステップS207に処理を進める。
次に、広告メッセージ送信部333は、広告メッセージに対応する第1ポイントの合計値が第1閾値以上であるか否かを判定する(ステップS207)。広告メッセージ送信部333は、広告メッセージに対応する第1ポイントの合計値が第1閾値以上であると判定した場合(ステップS207−Yes)、広告メッセージ選択処理を実行し(ステップS208)、一連の処理を終了する。なお、広告メッセージ選択処理の詳細については後述する。また、広告メッセージ送信部333は、広告メッセージに対応する第1ポイントの合計値が第1閾値以上でないと判定した場合(ステップS207−No)、一連の処理を終了する。
(閾値設定処理)
図13は、閾値設定処理の動作フローの一例を示す図である。図13に示す閾値設定処理は、図12のステップS203において実行される。
最初に、第2ポイント累積部334は、ステップS201で取得されたメッセージに特定用語が含まれているか否かを判定する(ステップS301)。すなわち、第2ポイント累積部334は、ステップS201で取得されたメッセージを、形態素分析等の分析手法によって各単語に区分し、広告メッセージテーブルを参照して、区分された各単語が、送信済みの広告メッセージに対応する特定用語情報の各特定用語に含まれるか否かを判定する。
第2ポイント累積部334は、ステップS201で取得されたメッセージに特定用語が含まれていると判定した場合(ステップS301−Yes)、送信済みの広告メッセージに対応する第2ポイントの合計値を算出する(ステップS302)。すなわち、第2ポイント累積部334は、送信済みの広告メッセージの広告メッセージID、送信済みの広告メッセージの送信日時、ステップS201で取得されたメッセージのメッセージID、含まれると判定された特定用語の特定用語ID、及び、算出された第2ポイントの合計値を、第2ポイント履歴情報として、メッセージ管理テーブルに記憶する。
第2ポイント累積部334は、ステップS201で取得されたメッセージに特定用語が含まれていないと判定した場合(ステップS301−No)、一連の処理を終了する。
次に、閾値設定部335は、第2ポイント累積部334によって、第2ポイントの合計値が算出されると、算出された第2ポイントの合計値が、第2閾値以上であるか否かを判定する(ステップS303)。閾値設定部335は、算出された第2ポイントの合計値が、第2閾値以上であると判定した場合(ステップS303−Yes)、メッセージ履歴管理テーブルを参照し、携帯端末2a及び2bを所有するユーザA及びBが所属するグループに対応する第1閾値を減少させ(ステップS304)、一連の処理を終了する。また、閾値設定部335は、算出された第2ポイントの合計値が、第2閾値以上でないと判定した場合(ステップS303−No)、一連の処理を終了する。
(広告メッセージ作成処理)
図14は、広告メッセージ作成処理の動作フローの一例を示す図である。図14に示す広告メッセージ処理は、図12のステップS208において実行される。
最初に、広告メッセージ送信部333は、ステップS201で取得されたメッセージが、送信済みの広告メッセージに対応するメッセージであるか否かを判定する(ステップS401)。ステップS401の処理は、ステップS204の処理と同様の処理である。
広告メッセージ送信部333は、ステップS201で取得されたメッセージが、送信済みの広告メッセージに対応するメッセージであると判定した場合(ステップS401−Yes)、ステップS201で取得されたメッセージに対応する、広告メッセージを広告メッセージテーブルから選択する。すなわち、広告メッセージ送信部333は、ステップS201で取得されたメッセージを公知の形態素解析、構文解析及び文脈解析等によって分析して、送信済みの広告メッセージに対応する広告メッセージ情報に含まれる各広告メッセージ内容から1つの広告メッセージを選択する。
広告メッセージ送信部333は、ステップS201で取得されたメッセージが、送信済みの広告メッセージに対応するメッセージでないと判定した場合(ステップS401−No)、ステップS403に処理を進める。
広告メッセージ送信部333は、メッセージ履歴情報を参照し、現在時刻から広告メッセージ有効時間以内に送信された送信済みの広告メッセージがあるか否かを判定する(ステップS403)。
広告メッセージ送信部333は、送信済みの広告メッセージがあると判定した場合(ステップS403−Yes)、一連の処理を終了する。また、広告メッセージ送信部333は、送信済みの広告メッセージがないと判定した場合(ステップS403−No)、広告メッセージテーブルを参照し、第1ポイントの合計値が第1閾値以上であると判定された広告メッセージに対応する広告メッセージ内容のうち、ランダムに又は所定の1つの広告メッセージを選択し(ステップS404)、一連の処理を終了する。
以上、詳述したとおり、メッセージ通信システム1では、複数の携帯端末2間で交換されたメッセージに含まれる広告誘発用語及び特定用語に基づいて、広告メッセージの配信を制御することが可能になる。これによって、ユーザ間のメッセージの交換中に自然に広告情報を表示させ、メッセージ通信システム1の利便性を向上させることが可能となる。
(変形例1)
なお、広告メッセージ送信部333は、第2ポイント履歴情報に記憶された送信日時から現在時刻までの時間が第2ポイント有効時間を超えた場合において、第2ポイント合計値が第2閾値よりも小さい第3閾値未満であると、以降、広告メッセージ選択処理の実行を中断してもよい。第2ポイント有効時間は、例えば1時間であり、第1の所定時間の一例である。すなわち、広告メッセージが送信されてから第2ポイント有効時間(1時間)を超えても、第2ポイントの蓄積が少ない(第3閾値未満である)場合、複数のユーザは、広告メッセージに対する興味がないことが想定される。このような場合に、広告メッセージの送信を中断することにより、ユーザ間の会話が広告メッセージによって断たれることがなくなり、メッセージ通信システムの利便性を向上させることが可能となる。
(変形例2)
また、広告メッセージ送信部333は、選択された広告メッセージを、第1ポイントの合計値に応じた表示態様で当該広告メッセージを表示するための表示データとともに携帯端末2に送信してもよい。例えば、広告メッセージの表示態様は、第1ポイントの合計値が高いほど、広告メッセージの文字情報を大きく及び/又は太く表示する表示態様、第1ポイントの合計値が一定値より高い場合、広告メッセージの色を変更する表示態様等である。
(変形例3)
また、広告メッセージ送信部333は、第1ポイントの合計値に応じて、文字情報による広告メッセージ、文字情報と音声情報とによる広告メッセージ、及び文字情報と動画情報とによる広告メッセージのうちのいずれかを選択して、選択された広告メッセージを携帯端末2に送信するようにしてもよい。例えば、第1ポイントの合計値が高いほど、音声情報又は動画情報を含む広告メッセージが選択されることにより、広告メッセージに興味のあるユーザに、分かりやすい広告メッセージを送信することが可能になる。また、第1ポイントの合計値が低いほど、音声情報又は動画情報を含む広告メッセージが選択されることにより、広告メッセージにあまり興味を持たないユーザに、興味を惹かせる広告メッセージを送信することが可能になる。
(変形例4)
また、閾値設定部は、複数の携帯端末間で交換されたメッセージの交換頻度が第1所定値以上であると判定された場合、第1閾値を増加させてもよい。なお、交換頻度は、例えば、所定時間当たりのメッセージ送信数である。これにより、ユーザ間の会話が広告メッセージによって断たれる可能性が低くなり、メッセージ通信システムの利便性を向上させることが可能となる。
(変形例5)
また、閾値設定部は、複数の携帯端末間で交換されたメッセージの交換頻度が第1所定値よりも小さい第2所定値未満であると判定された場合、第1閾値を減少させてもよい。これにより、ユーザ間の会話が少なくなった場合に、当該ユーザに広告メッセージを配信することが可能となり、メッセージ通信システムの利便性を向上させることが可能となる。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換、及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 メッセージ通信システム
2 携帯端末
21 端末通信部
22 端末記憶部
23 操作部
24 表示部
25 端末処理部
251 閲覧実行部
3 サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 サーバ処理部
331 メッセージ送受信部
332 第1ポイント累積部
333 広告メッセージ送信部
334 第2ポイント累積部
335 閾値設定部

Claims (9)

  1. 複数の携帯端末間のメッセージを交換するサーバであって、
    複数の広告メッセージのそれぞれに対して、複数の広告誘発用語と前記複数の広告誘発用語のそれぞれに対応する第1ポイントとを関連付けて記憶し、且つ、各広告メッセージで用いられる特定用語と第2ポイントとを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記複数の携帯端末のそれぞれから送信されたメッセージを、当該メッセージの送信時間に応じて順次受信する受信部と、
    前記複数の携帯端末間で交換されたメッセージに前記複数の広告誘発用語のうちのいずれかが含まれている場合、前記メッセージに含まれている広告誘発用語に対する広告メッセージ毎に、前記広告誘発用語に対応する第1ポイントの合計値を算出する第1ポイント累積部と、
    前記第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった広告メッセージを、前記複数の携帯端末に送信する広告メッセージ送信部と、
    前記広告メッセージの送信後に、前記複数の携帯端末のそれぞれから受信したメッセージに、前記送信された広告メッセージで用いられる前記特定用語が含まれている場合、前記特定用語に関連付けられている第2ポイントの合計値を算出する第2ポイント累積部と、
    前記第2ポイントの合計値が第2閾値以上となった場合、前記第1閾値を減少させる閾値設定部と、を備え、
    前記広告メッセージ送信部は、前記第1閾値が減少された後に第1ポイント累積部によって算出された第1ポイントの合計値が前記減少された第1閾値以上となった広告メッセージを、前記複数の携帯端末に送信する、
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 前記広告メッセージ送信部は、前記広告メッセージの送信後、第1の所定時間を超えても、前記第2ポイントの合計値が前記第2閾値よりも小さい第3閾値未満の場合、広告メッセージの送信を行わない、請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記第1ポイント累積部は、現在時刻より前の第2の所定時間以内に受信されたメッセージを特定し、前記特定されたメッセージに前記広告誘発用語が含まれている場合、前記広告誘発用語に対する広告メッセージについて、前記広告誘発用語に関連付けられている第1ポイントの前記合計値を算出する、請求項1又は2に記載のサーバ。
  4. 前記広告メッセージ送信部は、前記第1ポイントの合計値に応じた表示態様の前記広告メッセージを送信する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーバ。
  5. 前記広告メッセージ送信部は、前記第1ポイントの合計値に応じて、文字情報による広告メッセージ、文字情報と音声情報とによる広告メッセージ、及び文字情報と動画情報とによる広告メッセージのうちのいずれかを送信する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のサーバ。
  6. 前記閾値設定部は、前記複数の携帯端末間で交換されたメッセージの交換頻度が第1所定値以上の場合、前記第1閾値を増加させる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーバ。
  7. 前記閾値設定部は、前記複数の携帯端末間で交換されたメッセージの交換頻度が、前記第1所定値よりも小さい第2所定値未満の場合、前記第1閾値を減少させる、請求項6に記載のサーバ。
  8. 記憶部を備え、複数の携帯端末間のメッセージを交換するサーバの制御方法であって、
    複数の広告メッセージのそれぞれに対して、複数の広告誘発用語と前記複数の広告誘発用語のそれぞれに対応する第1ポイントとを関連付けて前記記憶部に記憶し、
    複数の広告メッセージのそれぞれに対して、各広告メッセージで用いられる特定用語と第2ポイントとを関連付けて前記記憶部に記憶し、
    前記複数の携帯端末のそれぞれから送信されたメッセージを、当該メッセージの送信時間に応じて順次受信し、
    前記複数の携帯端末間で交換されたメッセージに前記複数の広告誘発用語のうちのいずれかが含まれている場合、前記メッセージに含まれている広告誘発用語に対する広告メッセージ毎に、前記広告誘発用語に対応する第1ポイントの合計値を算出し、
    前記第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった広告メッセージを、前記複数の携帯端末に送信し、
    前記広告メッセージの送信後に、前記複数の携帯端末のそれぞれから受信したメッセージに、前記送信された広告メッセージで用いられる前記特定用語が含まれている場合、前記特定用語に関連付けられている第2ポイントの合計値を算出し、
    前記第2ポイントの合計値が第2閾値以上となった場合、前記第1閾値を減少させ、
    前記第1閾値が減少された後に算出された第1ポイントの合計値が前記減少された第1閾値以上となった広告メッセージを、前記複数の携帯端末に送信する、
    ことを含むことを特徴とする制御方法。
  9. 記憶部を備え、複数の携帯端末間のメッセージを交換するコンピュータの制御プログラムであって、
    複数の広告メッセージのそれぞれに対して、複数の広告誘発用語と前記複数の広告誘発用語のそれぞれに対応する第1ポイントとを関連付けて前記記憶部に記憶し、
    複数の広告メッセージのそれぞれに対して、各広告メッセージで用いられる特定用語と第2ポイントとを関連付けて前記記憶部に記憶し、
    前記複数の携帯端末のそれぞれから送信されたメッセージを、当該メッセージの送信時間に応じて順次受信し、
    前記複数の携帯端末間で交換されたメッセージに前記複数の広告誘発用語のうちのいずれかが含まれている場合、前記メッセージに含まれている広告誘発用語に対する広告メッセージ毎に、前記広告誘発用語に対応する第1ポイントの合計値を算出し、
    前記第1ポイントの合計値が第1閾値以上となった広告メッセージを、前記複数の携帯端末に送信し、
    前記広告メッセージの送信後に、前記複数の携帯端末のそれぞれから受信したメッセージに、前記送信された広告メッセージで用いられる前記特定用語が含まれている場合、前記特定用語に関連付けられている第2ポイントの合計値を算出し、
    前記第2ポイントの合計値が第2閾値以上となった場合、前記第1閾値を減少させ、
    前記第1閾値が減少された後に算出された第1ポイントの合計値が前記減少された第1閾値以上となった広告メッセージを、前記複数の携帯端末に送信する、
    ことを前記コンピュータに実行させる制御プログラム。
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