JP2017182120A - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クレジットカードの計画的な利用を容易にする。【解決手段】情報処理装置2000は、消費パターン取得部2020及びサブ期間情報生成部2040を有する。消費パターン取得部2020は金銭消費パターンを取得する。金銭消費パターンは、処理対象のクレジットカード(対象クレジットカード)のユーザの金銭消費に関する傾向を表す。サブ期間情報生成部2040は、対象クレジットカードについて、第1支払日と第2支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割する。さらにサブ期間情報生成部2040は、金銭消費パターンに基づき、対象クレジットカードについてサブ期間情報を生成する。サブ期間情報は、サブ期間ごとに、対象クレジットカードの使用可能金額を示す。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
買い物や公共料金の支払いなどにクレジットカードが利用されている。クレジットカードには利用限度額が定められており、ユーザは利用限度額内でクレジットカードを利用する必要がある。
クレジットカードの利用に関する先行技術として、特許文献1がある。特許文献1は、売掛金を考慮してクレジットカード決済の可否を判定するシステムを開示している。具体的には、このシステムは、購入しようとする商品の金額に売掛金を足した金額がクレジットカードの利用限度額内であれば、クレジットカードによる商品の購入を許可する。
特開2006−244227号公報
クレジットカードのユーザは、クレジットカードで消費した金銭を、クレジットカード会社に対して支払日に支払う。支払日と支払日までの間、ユーザは、利用限度額を超えない範囲で自由にクレジットカードを使用できる。
このようにクレジットカードの利用は自由度が大きいため、クレジットカードを使いすぎないためには、クレジットカードを計画的に利用することが好ましい。計画的にクレジットカードを使用できないユーザは、最初の内にクレジットカードを使いすぎてしまい、支払日前にクレジットカードを使用できなくなってしまうことがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、クレジットカードの計画的な利用を容易にする技術を提供することである。
本発明の情報処理装置は、(1)クレジットカードのユーザの金銭消費に関する傾向を表す金銭消費パターンを取得する消費パターン取得手段と、(2)前記クレジットカードについて、第1の支払日とその次の第2の支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割し、前記金銭消費パターンに基づいて、前記サブ期間ごとに前記クレジットカードの使用可能金額を示すサブ期間情報を生成するサブ期間情報生成手段と、を有する。
本発明の制御方法は、コンピュータによって実行される。当該制御方法は、(1)クレジットカードのユーザの金銭消費に関する傾向を表す金銭消費パターンを取得する消費パターン取得ステップと、(2)前記クレジットカードについて、第1の支払日とその次の第2の支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割し、前記金銭消費パターンに基づいて、前記サブ期間ごとに前記クレジットカードの使用可能金額を示すサブ期間情報を生成するサブ期間情報生成ステップと、を有する。
本発明のプログラムは、本発明の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、クレジットカードの計画的な利用を容易にする技術が提供される。
実施形態1の情報処理装置2000を例示するブロック図である。 サブ期間情報を例示する図である。 情報処理装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。 情報処理装置2000の実現例を示す図である。 実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 金銭消費パターンを例示する図である。 情報処理装置2000によって自動的に決定される対象単位利用期間を例示する図である。 規則1によって生成されるサブ期間を例示する図である。 規則3によって対象単位利用期間が分割される様子を例示する第1の図である。 分配可能額がサブ期間に等分される例を示す図である。 分配方法3によって分配可能額がサブ期間に分割される例を示す図である。 実施形態2の情報処理装置2000を例示するブロック図である。 履歴情報をテーブル形式で例示する図である。 スケジュール情報をテーブルを形式で例示する図である。 実施形態3の情報処理装置2000を例示するブロック図である。 実施形態4の情報処理装置2000を例示するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また各ブロック図において、特に説明がない限り、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく機能単位の構成を表している。
[実施形態1]
図1は、実施形態1の情報処理装置2000を例示するブロック図である。実施形態1の情報処理装置2000は、消費パターン取得部2020及びサブ期間情報生成部2040を有する。
消費パターン取得部2020は金銭消費パターンを取得する。金銭消費パターンは、処理対象のクレジットカードのユーザの金銭消費に関する傾向を表す。以下、処理対象のクレジットカードを、対象クレジットカードと呼ぶ。
サブ期間情報生成部2040は、対象クレジットカードについて、第1支払日と第2支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割する。ここで、第2支払日は、第1支払日の次の支払日である。例えば、第1支払日が2016年2月の支払日であれば、第2支払日は翌月である2016年3月の支払日となる。
さらにサブ期間情報生成部2040は、金銭消費パターンに基づき、対象クレジットカードについてサブ期間情報を生成する。サブ期間情報は、サブ期間ごとに、対象クレジットカードの使用可能金額を示す。ここで、少なくとも第2支払日は、サブ期間情報生成部2040がサブ期間情報を生成する時点よりも未来である。第1支払日は、サブ期間情報生成部2040がサブ期間情報を生成する時点であってもよいし、その時点よりも過去又は未来であってもよい。
図2は、サブ期間情報をテーブル形式で例示する図である。図2に示されているテーブルをサブ期間情報300と呼ぶ。サブ期間情報300は、サブ期間302及び使用可能金額304を有する。使用可能金額304は、サブ期間302に対応付けられている使用可能金額を示す。
ここで、1つの単位利用期間に対して定められている対象クレジットカードの利用限度額は20万円であるとする。また、ユーザの金消費パターンとして、対象クレジットカードを使って自動で引き落とされるように登録されている支払い(例えば公共料金の支払い)が、毎月5万円であるとする。以下、このように各単位利用期間で自動的に支払われる金銭の額を固定支払額と呼ぶ。
図2の例では、サブ期間情報生成部2040は、対象クレジットカードの利用限度額から固定支払額を引いた金額(15万円)を各サブ期間で等分している。ここで、サブ期間の長さは3日であり、単位利用期間は30日間(例えば4月10日から5月9日)である。そのため、単位利用期間が10個のサブ期間で構成されている。その結果、各サブ期間の使用可能金額は、いずれも1万5千円となっている。
なお、上述の例は情報処理装置2000の理解を容易にするための一例であり、情報処理装置2000が行う動作は、上述の例に示される動作に限定されない。情報処理装置2000についての詳細な説明は後述する。
<作用・効果>
本実施形態の情報処理装置2000によれば、単位利用期間がサブ期間に分割され、各サブ期間に対して使用可能額が対応付けられる。そのため、ユーザは、単位利用期間よりも短いサブ期間ごとに、クレジットカードの使用量を管理できるようになる。よって、本実施形態によれば、ユーザにとって、計画的なクレジットカードの利用が容易になる。
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
<情報処理装置2000のハードウエア構成の例>
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、情報処理装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は種々の計算機である。例えば計算機1000は、Personal Computer(PC)、サーバマシン、タブレット端末、又はスマートフォンなどである。計算機1000は、情報処理装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1040は、CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) などの演算処理装置である。メモリ1060は、RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) などのメモリである。ストレージ1080は、ハードディスク、SSD (Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。ストレージ1080は、RAM や ROM などのメモリであってもよい。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードやマウスなどの入力デバイスや、ディスプレイ装置などの出力デバイスが接続される。
ネットワークインタフェース1120は、通信回線を介して計算機1000を他の装置と接続するためのインタフェースである。
ストレージ1080は情報処理装置2000の各機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能を実現する。
計算機1000のハードウエア構成は図3に示した構成に限定されず、他の様々な構成をとりうる。例えば、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。また例えば、各プログラムモジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、計算機1000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
<情報処理装置2000の実現例>
図4は、情報処理装置2000の実現例を示す図である。図4(a)において、情報処理装置2000を実現する計算機1000は、ユーザが所有する計算機(例えばスマートフォン)である。
一方、図4(b)において、情報処理装置2000を実現する計算機1000は、ユーザが所有する計算機(計算機3000)とは別の計算機である。例えば計算機1000は、対象クレジットカードの管理会社などが所有する計算機である。この場合、例えばユーザは、インターネットを介して計算機3000を計算機1000に接続させることで、計算機1000によって生成されるサブ期間情報を取得する。
<処理の流れ>
図5は、実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。消費パターン取得部2020は金銭消費パターンを取得する(S102)。サブ期間情報生成部2040は、単位利用期間を複数のサブ期間に分割する(S104)。サブ期間情報生成部2040は、各サブ期間に使用可能金額を対応付けることでサブ期間情報を生成する(S106)。
<金銭消費パターンの取得:S102>
消費パターン取得部2020は、対象クレジットカードのユーザについて金銭消費パターンを取得する(S102)。金銭消費パターンは、ユーザの金銭の消費傾向を示す。金銭消費パターンを用いることで、情報処理装置2000は、単位利用期間においてユーザがどのように金銭を消費するかを把握することができる。
例えば金銭消費パターンは、前述した固定支払額を示す。
また例えば、金銭消費パターンは、単位利用期間内に消費される金銭の推移(以下、推移情報)を示してもよい。推移情報には、上述した固定支払額と、それ以外の支払いによる消費金額(例えばユーザが買い物で支払う金額)が含まれうる。
図6は、金銭消費パターンを例示する図である。図6(a)は、単位利用期間内に消費される金銭の合計額を示す金銭消費パターンである。一方、図6(b)は、推移情報を含む金銭消費パターンである。図6(b)に示す推移情報を推移情報400と表記する。推移情報400は、日付402、予想消費金額404、及び固定フラグ406を有する。推移情報400は、「日付402によって示される日付に、予想消費金額404によって示される金額が消費されることが予想される」という、ユーザの金銭消費の傾向を示す。固定フラグ406は、固定支払額であるか否かを表すフラグである。固定フラグ406の値が1であるレコードは、固定支払額を示すレコードである。
消費パターン取得部2020が金銭消費パターンを取得する方法は様々である。例えば金銭消費パターンは、対象クレジットカードのユーザによって入力される。ユーザによる入力は、情報処理装置2000に接続されている入力デバイスを用いて行われてもよいし、それ以外の入力デバイスを用いて行われてもよい。前者のケースは、ユーザの所有する計算機によって情報処理装置2000が実現されるケース(図4(a)参照)である。後者のケースは、対象クレジットカードを管理するクレジットカード会社などが所有する計算機によって情報処理装置2000が実現されるケース(図4(b)参照)である。
また例えば、金銭消費パターンは、情報処理装置2000によって生成された金銭消費パターンを取得してもよい。ここで、情報処理装置2000が金銭消費パターンを生成する方法については、後述の他の実施形態で説明する。
<単位利用期間について>
サブ期間情報生成部2040がサブ期間の生成対象とする単位利用期間(以下、対象単位利用期間)は、現在又は未来の単位利用期間である。現在の単位利用期間とは、サブ期間情報生成部2040がサブ期間情報を生成する時点(以下、現在時点)を含む単位利用期間である。未来の単位利用期間とは、第1支払日が、サブ期間情報生成部2040がサブ期間情報を生成する時点よりも未来の時点となる単位利用期間である。
対象単位利用期間を決定する方法は様々である。例えば情報処理装置2000は、対象単位利用期間を指定する入力をユーザから受け付ける。また例えば、情報処理装置2000は、現在の単位利用期間、又は直近かつ未来の単位利用期間を対象単位利用期間としてもよい。
図7は、情報処理装置2000によって自動的に決定される対象単位利用期間を例示する図である。(1)は、現在の単位利用期間を示す。(2)は、直近かつ未来の単位利用期間を示す。例えば、支払日が毎月10日であり、現在時点が3月20日であるとする。この場合、現在の単位利用期間は年3月10日から2016年4月9日である。一方、直近かつ未来の単位利用期間は4月10日から5月9日である。
<サブ期間情報の生成方法:S104>
サブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を分割して複数のサブ期間を生成する(S104)。ここで、対象単位利用期間をサブ期間へ分割する規則は様々である。以下、その規則を例示する。
<<規則1>>
サブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を、所定長のサブ期間に分割する。例えば、対象単位利用期間が30日間であり、所定長が3日間であるとする。この場合、サブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を、それぞれが3日間の長さを持つサブ期間に分割する。この場合、サブ期間の個数は10個になる。
ここで、対象単位利用期間が所定長で割りきれない場合がある。例えば上述の例で対象単位利用期間が31日間であれば、サブ期間の個数が10と1/3個になってしまう。この場合、サブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を所定長で割る際に、商を整数とし、商余を算出する。そして、例えばサブ期間情報生成部2040は、サブ期間の個数を「商の値+1」個とし、商余の値をいずれか1つ(例えば最後)のサブ期間の長さに設定する。上述の例の場合、サブ期間情報生成部2040は、31日間の長さを持つ対象単位利用期間を、3日間の長さを持つ10個のサブ期間と1日間の長さを持つ1つのサブ期間に分割する。
また例えば、サブ期間情報生成部2040は、商の値をサブ期間の個数とし、いずれか1つ(例えば最後)のサブ期間の長さに、商余の値を足してもよい。上述の例の場合、サブ期間情報生成部2040は、31日間の長さを持つ対象単位利用期間を、3日間の長さを持つ9個のサブ期間と4日間の長さを持つ1つのサブ期間に分割する。
図8は、規則1によって生成されるサブ期間を例示する図である。図8(a)では、30日間の対象単位利用期間が、3日間の長さを持つ10個のサブ期間に分割されている。図8(b)では、31日間の対象単位利用期間が、3日間の長さを持つ10個のサブ期間と、1日間の長さを持つ1個のサブ期間に分割されている。
上記所定長は、予めサブ期間情報生成部2040に設定されていてもよいし、サブ期間情報生成部2040からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、ユーザによって設定されてもよい。
<<規則2>>
サブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を所定数のサブ期間に分割する。例えば、対象単位利用期間が30日間であり、所定数が10個であるとする。この場合、サブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を、10個のサブ期間に分割する。この場合、各サブ期間の長さは3日間になる。
ここで、対象単位利用期間が所定数で割りきれない場合がある。例えば上述の例で対象単位利用期間が31日間であれば、1つのサブ期間の長さが 3.1 日になってしまう。そこでサブ期間情報生成部2040は、例えば、対象単位利用期間を上記所定数で割り、その値が整数にならない場合には、その値を所定の規則で整数に変換する。例えば所定の規則は、切り捨て、切り上げ、又は四捨五入などである。そしてサブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を、上記変換後の整数を所定長とするサブ期間で分割する。なお、対象単位利用期間を所定長のサブ期間に分割する規則は、規則1として説明した通りである。
なお、規則2によって生成されるサブ期間は、規則1によって生成されるサブ期間と同様に、例えば図8によって表される。
上記所定数は、予めサブ期間情報生成部2040に設定されていてもよいし、サブ期間情報生成部2040からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、ユーザによって設定されてもよい。
<<規則3>>
上述の2つの規則では、原則として対象単位利用期間を等分することで、対象単位利用期間をサブ期間に分割している。しかし、対象単位利用期間を分割する規則は、等分する規則に限定されない。
例えばサブ期間情報生成部2040は、対象単位利用期間を2個や3個の大きな期間に分割する第1の分割を行った後、それらの期間を別々の規則で分割する第2の分割を行うことで、サブ期間を算出してもよい。例えばサブ期間情報生成部2040は、第1の分割により、対象単位利用期間を2つの期間(前半と後半)に分割する。そしてサブ期間情報生成部2040は、第1の分割で生成した複数の期間の長さが互いに異なるように、第2の分割を行う。例えばサブ期間情報生成部2040は、第1の分割で生成した複数の期間を、遅い期間ほどサブ期間の長さが短くなるように分割する。
図9は、規則3によって対象単位利用期間が分割される様子を例示する第1の図である。この例では、対象単位利用期間が30日間である。サブ期間情報生成部2040は、まず対象単位利用期間を10日間の長さを持つ2つの期間に分割する(図9(a))。そしてサブ期間情報生成部2040は、前半15日間の期間を5日間の長さを持つサブ期間に分割し、後半10日間の期間を3日間の長さを持つサブ期間に分割する(図9(b))。
第1の分割と第2の分割の規則を定まるパラメタの値は、予めサブ期間情報生成部2040に設定されていてもよいし、サブ期間情報生成部2040からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、ユーザによって設定されてもよい。第1の分割の規則を定めるパラメタは、第1の分割で生成される期間の個数や長さである。第2の分割の規則を定めるパラメタは、第1の分割で生成された各期間におけるサブ期間の長さ又は個数である。
<サブ期間情報の生成:S106>
サブ期間情報生成部2040は、金銭消費パターンに基づいて、各サブ期間に割り当てる使用可能金額を決定する(S106)。まずサブ期間情報生成部2040は、サブ期間に分配できる金額の合計値を決定する。以下、サブ期間に分配できる金額の合計値を、分配可能額と呼ぶ。分配可能額は、対象クレジットカードの利用限度額であってもよいし、ユーザによって設定される値(以下、最大使用可能額)であってもよい。例えば、対象クレジットカードの利用限度額が50万円であっても、単位利用期間当たりの使用金額の合計を10万円にしたい場合、ユーザはこの「10万円」を最大使用可能額として設定する。例えば最大使用可能額は、クレジットカード会社への支払いに使用される預金口座の残高である。
ここで、金銭消費パターンに固定支払額が示されている場合、サブ期間情報生成部2040は、上述の「対象クレジットカードの利用限度額やユーザによって設定された最大使用可能額」から固定支払額を差し引いた金額を、分配可能額としてもよい。固定支払額を分配可能額に含めないようにすることで、公共料金の支払いなどに必要な金額をより確実に確保しておくことができる。なお、分配可能額に固定支払額を含めるかどうかは、予め設定されていてもよいし、ユーザによって設定可能であってもよい。
サブ期間情報生成部2040は、分配可能額を各サブ期間へ分配することで、各サブ期間へ使用可能金額を割り当てる。以下、その分配方法をいくつか例示する。
<<分配方法1>>
サブ期間情報生成部2040は、分配可能額を各サブ期間へ等分する。図10は、分配可能額がサブ期間に等分される例を示す図である。図10において、分配可能額は15万円である。この値は、ユーザが設定した最大使用可能額20万円から、固定支払額の5万円を差し引いた値である。対象単位利用期間は10個のサブ期間に分割されている。そこでサブ期間情報生成部2040は、各サブ期間に1万5千円の使用可能金額を割り当てる。
<<分配方法2>>
サブ期間情報生成部2040は、サブ期間の長さに応じた比率で、各サブ期間に分配可能額を分配してもよい。例えばサブ期間情報生成部2040は、3日の長さを持つサブ期間と1日の長さを持つサブ期間に対し、3:1の割合で分配可能額を分配する。つまりこの場合、サブ期間情報生成部2040は、「分配可能額/対象単位利用期間の長さ*サブ期間の長さ」によって算出される値を、サブ期間に割り当てる使用可能金額とする。
<<分配方法3>>
サブ期間情報生成部2040は、金銭消費パターンに示される推移情報に基づいた比率で、分配可能額を各サブ期間へ分配する。まずサブ期間情報生成部2040は、推移情報をサブ期間に分割する。次にサブ期間情報生成部2040は、各サブ期間において推移情報が示す消費金額の合計値を算出する。さらにサブ期間情報生成部2040は、推移情報の各サブ期間における消費金額の合計値の比率を算出し、その比率を、各サブ期間に対応づける使用可能金額の比率とする。そしてサブ期間情報生成部2040は、算出した比率により、分配可能額を各サブ期間に分配する。
図11は、分配方法3によって分配可能額がサブ期間に分割される例を示す図である。この例では、単位利用期間が3つのサブ期間に等分されたとする。
まずサブ期間情報生成部2040は、金銭消費パターンに示される期間を3つのサブ期間に等分する。そしてサブ期間情報生成部2040は、サブ期間ごとに、金銭消費パターンに示されている予想使用可能金額の合計値を算出する。
その結果、図11に示されているように、1つ目のサブ期間における予想使用可能金額の合計値が1万円、2つ目のサブ期間における予想使用可能金額の合計値が3万円、3つ目のサブ期間における予想使用可能金額の合計値が1万円になったとする。この場合、これらのサブ期間における予想使用可能金額の合計値の比率は、1:3:1である。
そこでサブ期間情報生成部2040は、分配可能額を1:3:1の比率でサブ期間に分配する。この例では、分配可能額が15万円であるとする。すると、各サブ期間に対応付けられる使用可能額はそれぞれ、3万円、9万円、3万円となる。
<変形例>
対象単位利用期間が現在時点を含む場合(対象単位利用期間が現在の単位利用期間である場合)、情報処理装置2000は、対象単位利用期間についてサブ期間情報を生成する代わりに、現在時点から第2支払日までの期間についてサブ期間情報を生成してもよい。この場合、分配可能額は、対象クレジットカードの利用限度額の残り若しくはユーザが設定する金額、又はこれらから固定支払額を差し引いた金額となる。
ここで、ユーザが設定する金額は、現在時点から第2支払日までに使用可能な金額の合計値であってもよいし、対象単位利用期間で使用可能な金額の合計値であってもよい。後者の場合、サブ期間情報生成部2040は、ユーザが設定する金額から、対象単位利用期間において既にユーザが使用した金額の合計値を差し引いた値を算出し、算出した値を分配可能額としてもよい。例えばユーザが、対象単位利用期間に使用できる金額の合計値を15万円と設定したとする。そしてユーザが、既に対象単位利用期間において3万円を使用していたとする。この場合、サブ期間情報生成部2040は、分配可能金額を12万円とする。なお、既にユーザが使用した金額の合計値は、対象クレジットカードの使用履歴に基づいて算出することができる。
サブ期間情報生成部2040は、現在時点から第2支払日までの期間をサブ期間に分割する。そして、サブ期間情報生成部2040は、各サブ期間に使用可能金額を割り当てる。ここで、現在時点から第2支払日までの期間についてサブ期間の生成や分配可能額の分配を行う方法は、対象単位利用期間についてサブ期間の生成や分配可能額の分配を行う方法と同様の方法で行われる。
[実施形態2]
図12は、実施形態2の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
実施形態2の情報処理装置2000は、消費パターン生成部2060を有する。消費パターン生成部2060は、実施形態1で説明した金銭消費パターンを生成する。具体的には、消費パターン生成部2060は、(1)ユーザの過去の金銭の消費履歴を示す履歴情報、又は(2)ユーザのスケジュール情報を用いて、金銭消費パターンを生成する。また消費パターン生成部2060は、履歴情報を用いて生成した金銭消費パターンとスケジュール情報を用いて生成した金銭消費パターンを結合することで、消費パターン取得部2020が取得する金銭消費パターンを生成してもよい。
<履歴情報を用いた金銭消費パターンの生成>
履歴情報は、ユーザの過去の金銭の消費の履歴を示す。図13は、履歴情報をテーブル形式で例示する図である。図13に示すテーブルを、履歴情報600と呼ぶ。履歴情報600は、日付602、消費金額604、及び固定フラグ606を有する。履歴情報600は、「日付602によって示される日付に、消費金額604で示される金額が消費された」という履歴を示す。固定フラグ606は、固定支払額に該当する履歴であるか否かを示すフラグである。固定フラグ606の値が1であるレコードは、固定支払い額に該当する履歴を示す。
履歴情報が示す履歴は、過去の1つの単位利用期間に関する消費履歴であってもよいし、過去の複数の単位利用期間に関する消費履歴であってもよい。
消費履歴は、対象クレジットカードの使用履歴、若しくはその他の方法で消費した金銭の履歴、又はこれらの双方を示す。その他の方法とは、例えば対象クレジットカード以外のクレジットカードによる支払いや、現金での支払いなどである。
履歴情報の取得方法は様々である。例えば履歴情報は、ユーザによって入力される。ユーザによる入力は、日付と消費金額をキーボードで入力する入力であってもよいし、日付が示されたレシートなどを読み取らせる入力であってもよい。後者の場合、ユーザが利用する計算機には、レシートから日付及び支払金額を読み取る機能を有する。なお、レシートから日付と支払金額を読み取る技術には、既存の技術を利用できる。
また例えば、履歴情報は、クレジットカード会社のサーバから取得されてもよい。この場合、情報処理装置2000は、クレジットカード会社のサーバと通信可能に接続される。
消費パターン生成部2060は、履歴情報を用いて、対象単位利用期間におけるユーザの金銭の消費を予測し、その予測を金銭消費パターンとする。ここで前述したように、金銭消費パターンは、固定支払額や推移情報を示す。以下、それぞれの予測方法を説明する。
<<固定支払額について>>
消費パターン生成部2060は、履歴情報に示される固定支払額に基づいて対象単位利用期間における固定支払額を推測し、その推測された固定支払額を、金銭消費パターンが示す固定支払額とする。例えば履歴情報が過去の1つの単位利用期間の消費履歴を示す場合、消費パターン生成部2060は、その消費履歴が示す固定支払額と同じ金額を、金銭消費パターンが示す固定支払額とする。
また例えば、履歴情報が過去の複数の単位利用期間に関する使用履歴をそれぞれ示す場合、消費パターン生成部2060は、その複数の使用履歴に示される固定支払額の統計値(例えば平均値)を、金銭消費パターンが示す固定支払額とする。
なお、上述のように複数の使用履歴が示す固定支払額の統計値を算出する場合、消費パターン生成部2060は、各使用履歴に重みを付けてもよい。例えば消費パターン生成部2060は、新しい消費履歴ほど重みが大きくなるように重み付けをする。こうすることで、ユーザの金銭消費の傾向が時間と共に変化しているような場合において、ユーザの金銭消費をより精度よく予想できるようになる。
重み付けの別の方法として、例えば消費パターン生成部2060は、対象単位利用期間と同じ月の消費履歴に大きい重みを付けてもよい。例えば対象単位利用期間が5月である場合、昨年の5月や一昨年の5月の消費履歴に対して大きい重みを付ける。固定支払額には、年に一回の定期的な支払いが存在しうる。そのため、対象単位利用期間と同じ月の消費履歴は、その他の月の消費履歴よりも、対象単位利用期間について予想されるユーザの金銭消費に近いと考えられる。よって、対象単位利用期間と同じ月の消費履歴に大きい重みを付けることで、ユーザの金銭消費をより精度良く予想できる。
<<推移情報について>>
消費パターン生成部2060は、履歴情報に示される金銭消費の推移に基づいてユーザの金銭消費の推移を推測する。そして消費パターン生成部2060は、その推測された推移を、金銭消費パターンが示す推移情報とする。
例えば履歴情報が過去の1つの単位利用期間に関する履歴を示す場合、消費パターン生成部2060は、その消費履歴をそのまま推移情報として用いる。具体的には、消費パターン生成部2060は、日付602、消費金額604、及び固定フラグ606をそれぞれ日付402、予想消費金額404、及び固定フラグ406として示す推移情報400を生成する。
また例えば、履歴情報が過去の複数の単位利用期間に関する使用履歴をそれぞれ示す場合、消費パターン生成部2060は、その複数の使用履歴を統計処理することで推移情報を生成する。具体的には消費パターン生成部2060は、各日付について消費金額604の統計値を算出し、その統計値の推移を示す推移情報を生成する。例えば消費パターン生成部2060は、「各消費履歴の1日目の消費金額の平均値、各消費履歴の2日目の消費金額の平均値、各消費履歴の3日目の消費金額の平均値、・・・」という推移を示す推移情報を生成する。
なお、上述のように統計値を算出する場合、消費パターン生成部2060は、各使用履歴に重みを付けてもよい。各使用履歴に対する重みの付けの方法は、固定支払額を算出する際の重み付けの方法と同様である。ユーザの金銭消費の傾向は、祝日やイベントの有無に左右されやすい。そして、同じ月には同じ祝日やイベントがある確率が高い。そのため、対象単位利用期間と同じ月の消費履歴は、その他の月の消費履歴よりも、対象単位利用期間について予想されるユーザの金銭消費に近いと考えられる。よって、対象単位利用期間と同じ月の消費履歴に大きい重みを付けることで、ユーザの金銭消費をより精度良く予想できる。
<スケジュール情報を用いた金銭消費パターンの生成>
スケジュール情報は、対象単位利用期間におけるユーザの金銭消費に関連があるスケジュールを示す。例えばスケジュールは、対象単位利用期間内にある家族の誕生日、旅行、年越し、又は帰省などの種々のイベントである。
図14は、スケジュール情報を例示する図である。図14に示されるテーブルをスケジュール情報500と呼ぶ。スケジュール情報500は、日付502、スケジュール名504、及び予想消費金額506を示す。日付502は、スケジュールが実施される日付を示す。スケジュール名504は、スケジュールの名称を示す。予想消費金額506は、そのスケジュールが示すイベントにおいて使用されると予想される金銭の額を示す。なお、スケジュール情報500は、予想消費金額506を示さなくてもよい。
スケジュール情報の取得方法は様々である。例えばスケジュール情報は、ユーザによって入力される。また例えば、スケジュール情報は、ユーザのスケジュールを管理するスケジュールアプリケーションから取得してもよい。スケジュールアプリケーションからスケジュールに関する情報を取得する技術には、既存の技術を利用できる。
消費パターン生成部2060は、スケジュール情報に基づいて金銭消費パターンを生成する。具体的には、消費パターン生成部2060は、スケジュールの日付(日付502)と、そのスケジュールが示すイベントで消費されると予想される金銭の額とを示す金銭消費パターンを生成する。
スケジュール情報500が予想消費金額506を有する場合、消費パターン生成部2060は、スケジュール情報500に示される各スケジュールの日付502と予想消費金額506とを対応づけた金銭消費パターンを生成する。
一方、スケジュール情報500が予想消費金額506を有さない場合、消費パターン生成部2060は、スケジュール情報500が示す各イベントにおいて使用されると予想される金銭の額を割り出す。例えば消費パターン生成部2060は、イベントの種類と、そのイベントで一般に使用されると予想される予想消費金額とを対応づけたイベント情報を利用する。イベントの種類とは、例えば誕生日、旅行、年越し、又は帰省などである。イベント情報は、予め消費パターン生成部2060に設定されていてもよいし、消費パターン生成部2060からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。
具体的には、消費パターン生成部2060は、スケジュール情報500に示される各スケジュールについて、そのスケジュールが示すイベントの種類に対応するイベント情報を取得する。そして消費パターン生成部2060は、スケジュール情報500が示す各スケジュールの日付502と、そのスケジュールについて取得されたイベント情報が示す予想消費金額とを対応づけた金銭消費パターンを生成する。
ここで、スケジュール情報500の各スケジュールについてイベントの種類を把握する方法は様々である。例えばスケジュール情報500に、イベントの種類を示す列を設けておく。また例えば、消費パターン生成部2060は、スケジュール名504を用いてイベントの種類を推測してもよい。例えば消費パターン生成部2060は、スケジュール名504に所定のキーワード(誕生日や旅行など)が含まれる場合、そのスケジュールが示すイベントの種類を、そのキーワードに対応するイベントであると推測する。
<ハードウエア構成>
実施形態2の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図3によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージ1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
<作用・効果>
本実施形態によれば、履歴情報又はスケジュール情報を用いて、金銭消費パターンが生成される。よって、金銭消費パターンをユーザが入力しなければならない場合と比較し、ユーザにとって情報処理装置2000の利用が容易となる。特に、履歴情報がクレジットカード会社から提供されたり、スケジュール情報がスケジュールアプリケーションから提供されたりする場合、ユーザによるデータ入力の手間が大きく軽減される。
[実施形態3]
図15は、実施形態3の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態1又は実施形態2の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
実施形態3の情報処理装置2000は更新部2080を有する。更新部2080は、サブ期間情報生成部2040によって生成されたサブ期間情報を更新する。具体的には、更新部2080は、(1)サブ期間の数を変更する、(2)サブ期間における使用可能金額を変更する、(3)サブ期間情報を再度生成し直す、という3つの方法のいずれかで、サブ期間情報を更新する。
<(1)サブ期間の数の変更>
更新部2080は、所定条件を満たした場合に、現在時点から第2支払日までの期間について、サブ期間の数を変更する。さらに更新部2080は、変更後の各サブ期間に対応づける使用可能金額を算出する。そして、更新部2080は、変更後のサブ期間に対し、そのサブ期間について算出した使用可能金額を応づけることで、サブ期間情報を更新する。なおこの更新を行う場合、サブ期間情報が示す単位利用期間は、現在時点を含む。
例えば上記所定条件は、クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となることである。クレジットカードの利用限度額の残りとは、クレジットカードの利用限度額から、ユーザがこれまで対象単位利用期間内に消費した金額を引いた値である。
また例えば、上記所定条件は、ユーザによって設定された最大使用可能額の残りが所定値以下になることである。ユーザによって設定された最大使用可能額の残りとは、サブ期間情報を生成する際にユーザによって設定された最大使用可能額から、ユーザがこれまで対象単位利用期間内に消費した金額を引いた値である。
上記所定条件を満たしているか否かを判断するために、更新部2080は、対象単位利用期間内にユーザが消費した金額を示す情報を取得する。この情報は、ユーザによって入力されてもよいし、クレジットカード会社などから提供されてもよい。
上記所定条件を示す情報は、予めサブ期間情報生成部2040に設定されていてもよいし、サブ期間情報生成部2040からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、ユーザによって設定されてもよい。
サブ期間の数を変更する規則は様々である。例えば更新部2080は、現在時点から第2支払日までの期間について、サブ期間の長さを所定の長さに変更することで、サブ期間の数を変更する。例えば所定の長さは1日である。
また例えば、更新部2080は、現在時点から第2支払日までの期間について、サブ期間の長さを、変更前のサブ期間の長さに所定係数を掛けた値に変更することで、サブ期間の数を変更する。ここで、所定係数は1未満の正の実数(例えば 0.5)である。またこの場合、サブ期間情報生成部2040がサブ期間情報を生成した際、前述した規則1に基づいて、所定の長さのサブ期間が生成されていたものとする。
更新部2080は、現在時点から第2支払日までの期間を、上記変更後の長さのサブ期間で分割する。この分割方法は、実施形態1で説明した規則1と同様である。
さらに更新部2080は、変更後の各サブ期間に対応づける使用可能金額を算出する。具体的には、更新部2080は、クレジットカードの利用限度額の残り、又はユーザによって設定された最大使用可能額の残りを分配可能額とし、その分配可能額を変更後の各サブ期間へ分配する。この分配の方法は、実施形態1で説明した、分配可能額をサブ期間に分配する方法と同様である。
<(2)使用可能金額の変更>
更新部2080は、現在時点から第2支払日までの期間について、サブ期間の長さは変更せずに、各サブ期間に対応づける使用可能金額を変更する。例えば更新部2080は、上記所定条件を満たした場合に、各サブ期間に対応づける使用可能金額を変更する。具体的には、更新部2080は、クレジットカードの利用限度額の残り、又はユーザによって設定された最大使用可能額の残りを分配可能額とし、その分配可能額を各サブ期間へ分配することで、各サブ期間の使用可能金額を変更する。この分配の方法は、実施形態1で説明した、分配可能額をサブ期間に分配する方法と同様である。
また例えば、更新部2080は、大きな金銭消費があった場合に、1つ又は複数のサブ期間に対応づけられている使用可能金額を小さくする。例えば更新部2080は、或るサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、その超過分を相殺するために、そのサブ期間以降のサブ期間(例えばそのサブ期間の次のサブ期間)の使用可能金額を小さくする。具体的には、更新部2080は、或るサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、そのサブ期間以降のサブ期間に対応づけられている使用可能金額から、その超過分の金額を減額する。なおこの際、複数のサブ期間を対象に減額を行う場合、サブ期間情報生成部2040は、上記超過分の金額を減額対象のサブ期間の数で割った金額を、各サブ期間の使用可能金額から減額する。
なお、サブ期間においてユーザが使用した金額が使用可能金額を超過したか否かを判断するために、更新部2080は、対象単位利用期間内にユーザが消費した金額を示す情報を取得する。この情報は、ユーザによって入力されてもよいし、クレジットカード会社などから提供されてもよい。
<(3)サブ期間情報を生成し直す>
金銭消費パターンが変更された場合、又は履歴情報若しくはスケジュール情報が変更された場合、更新部2080は、現在時点から第2使用期間までの間について実施形態1で説明した一連の処理を再度実行することにより、サブ期間情報を生成し直す。この場合、情報処理装置2000は、或る単位利用期間についてサブ期間情報を生成した後に、その単位利用期間に関する金銭消費パターン、履歴情報又はスケジュール情報の変更を受け付ける機能を有する。
金銭消費パターンが変更された場合、更新部2080は、変更後の金銭消費パターンを利用して、現在時点から第2支払日までの間の期間についてサブ期間情報を生成する。履歴情報やスケジュール情報が変更された場合、消費パターン生成部2060が、変更後の履歴情報やスケジュール情報を用いて、新たな金銭消費パターンを生成する。そして更新部2080は、新たに生成された金銭消費パターンを用いて、現在時点から第2支払日までの間の期間についてサブ期間情報を生成する。
サブ期間情報を生成し直す際、更新部2080は、クレジットカードの利用限度額の残り、又はユーザによって設定された最大使用可能額の残りを分配可能額として、サブ期間情報を生成する。そして更新部2080は、新たに生成したサブ期間情報を示すように、サブ期間情報を更新する。
<ハードウエア構成>
実施形態3の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図3によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージ1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
<作用・効果>
本実施形態によれば、ユーザによる金銭消費の実績やユーザのスケジュールの変更などに応じて、サブ期間情報が更新される。こうすることで、サブ期間情報が、よりユーザの行動に即したものに更新される。よって、ユーザは、クレジットカードをより計画的に利用することができるようになる。
[実施形態4]
図16は、実施形態4の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1から実施形態3のいずれかと同様の機能を有する。
実施形態4の情報処理装置2000は警告部2100を有する。警告部2100は、所定条件を満たした場合に、対象クレジットカードのユーザに対して警告を行う。所定条件は、例えば(1)クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となること、(2)ユーザによって設定された最大使用可能額の残りが所定値以下になること、又は(3)或るサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過したことである。
警告部2100は、対象単位利用期間内にユーザが消費した金額を示す情報を取得することで、上記所定条件が満たされたか否かを判断する。この情報は、ユーザによって入力されてもよいし、クレジットカード会社などから提供されてもよい。
警告部2100は、警告情報を出力することで、ユーザに対して警告を行う。ここで、警告情報の内容は任意である。例えば警告情報は、上記所定条件が満たされた事実を示す。また例えば、警告情報は、金銭消費を控えるべきである旨のメッセージを含んでもよい。
警告部2100が警告情報を出力する方法は任意である。例えば警告部2100は、ユーザに対し、警告情報を含むメールなどを送信する。また例えば、ユーザが所有する計算機によって情報処理装置2000が実現されている場合、警告部2100は、その計算機に接続されているディスプレイ装置に警告情報を出力させてもよい。
<ハードウエア構成>
実施形態4の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図3によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージ1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
<作用・効果>
本実施形態の情報処理装置2000によれば、ユーザによるクレジットカードの使用の実績に応じ、警告情報が出力される。警告情報により、ユーザは、クレジットカードを予定よりも使いすぎていることなどを容易に把握することができる。よって、ユーザは、クレジットカードをより計画的に利用することができるようになる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. クレジットカードのユーザの金銭消費に関する傾向を表す金銭消費パターンを取得する消費パターン取得手段と、
前記クレジットカードについて、第1の支払日とその次の第2の支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割し、前記金銭消費パターンに基づいて、前記サブ期間ごとに前記クレジットカードの使用可能金額を示すサブ期間情報を生成するサブ期間情報生成手段と、
を有する情報処理装置。
2. 前記ユーザによる金銭の消費履歴又は前記ユーザのスケジュール情報を取得し、前記取得した消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを生成する消費パターン生成手段を有し、
前記消費パターン取得手段は、前記金銭消費パターン生成手段によって生成された前記ユーザの金銭消費パターンを取得する、1.に記載の情報処理装置。
3. 前記生成されたサブ期間情報について、前記サブ期間の長さを変更するか、又は前記サブ期間における使用可能金額を変更する更新手段を有する、1.又は2.に記載の情報処理装置。
4. 前記更新手段は、前記第1の支払日以降かつ前記第2の支払日よりも前の或る時点において、前記クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となった場合、又は前記単位利用期間についてユーザが設定した最大使用可能額の残りが所定値以下となった場合に、その時点以降の前記サブ期間の長さを短くするか、又はその時点以降の前記サブ期間における使用可能金額を減額する、3.に記載の情報処理装置。
5. 前記更新手段は、前記第1の支払日以降かつ前記第2の支払日よりも前の或る時点を含むサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、その時点以降の前記サブ期間における使用可能金額を減額する、3.に記載の情報処理装置。
6. 前記更新手段は、前記金銭消費パターンが変更された場合に、前記変更された金銭消費パターンに基づいて新たにサブ期間情報を生成することで、前記サブ期間情報を変更する、3.に記載の情報処理装置。
7. 前記ユーザによる金銭の消費履歴又は前記ユーザのスケジュール情報を取得し、前記取得した消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを生成する消費パターン生成手段を有し、
前記消費パターン生成手段は、前記消費履歴又は前記スケジュール情報が変更された場合、前記変更された消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを変更し、
前記更新手段は、前記変更された金銭消費パターンに基づいて新たにサブ期間情報を生成することで、前記サブ期間情報を変更する、3.に記載の情報処理装置。
8. 前記クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となった場合、前記単位利用期間についてユーザが設定した最大使用可能額の残りが所定値以下となった場合、又は或るサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、前記ユーザに対して警告を行う警告手段を有する、1.乃至7.いずれか一つに記載の情報処理装置。
9. 前記サブ期間情報において、第1の前記サブ期間の長さは、第1の前記サブ期間よりも後の第2の前記サブ期間の長さよりも長い、1.乃至8.いずれか一つに記載の情報処理装置。
10. コンピュータによって実行される制御方法であって、
クレジットカードのユーザの金銭消費に関する傾向を表す金銭消費パターンを取得する消費パターン取得ステップと、
前記クレジットカードについて、第1の支払日とその次の第2の支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割し、前記金銭消費パターンに基づいて、前記サブ期間ごとに前記クレジットカードの使用可能金額を示すサブ期間情報を生成するサブ期間情報生成ステップと、
を有する制御方法。
11. 前記ユーザによる金銭の消費履歴又は前記ユーザのスケジュール情報を取得し、前記取得した消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを生成する消費パターン生成ステップを有し、
前記消費パターン取得ステップは、前記金銭消費パターン生成ステップによって生成された前記ユーザの金銭消費パターンを取得する、10.に記載の制御方法。
12. 前記生成されたサブ期間情報について、前記サブ期間の長さを変更するか、又は前記サブ期間における使用可能金額を変更する更新ステップを有する、10.又は11.に記載の制御方法。
13. 前記更新ステップは、前記第1の支払日以降かつ前記第2の支払日よりも前の或る時点において、前記クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となった場合、又は前記単位利用期間についてユーザが設定した最大使用可能額の残りが所定値以下となった場合に、その時点以降の前記サブ期間の長さを短くするか、又はその時点以降の前記サブ期間における使用可能金額を減額する、12.に記載の制御方法。
14. 前記更新ステップは、前記第1の支払日以降かつ前記第2の支払日よりも前の或る時点を含むサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、その時点以降の前記サブ期間における使用可能金額を減額する、12.に記載の制御方法。
15. 前記更新ステップは、前記金銭消費パターンが変更された場合に、前記変更された金銭消費パターンに基づいて新たにサブ期間情報を生成することで、前記サブ期間情報を変更する、12.に記載の制御方法。
16. 前記ユーザによる金銭の消費履歴又は前記ユーザのスケジュール情報を取得し、前記取得した消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを生成する消費パターン生成ステップを有し、
前記消費パターン生成ステップは、前記消費履歴又は前記スケジュール情報が変更された場合、前記変更された消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを変更し、
前記更新ステップは、前記変更された金銭消費パターンに基づいて新たにサブ期間情報を生成することで、前記サブ期間情報を変更する、12.に記載の制御方法。
17. 前記クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となった場合、前記単位利用期間についてユーザが設定した最大使用可能額の残りが所定値以下となった場合、又は或るサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、前記ユーザに対して警告を行う警告ステップを有する、10.乃至16.いずれか一つに記載の制御方法。
18. 前記サブ期間情報において、第1の前記サブ期間の長さは、第1の前記サブ期間よりも後の第2の前記サブ期間の長さよりも長い、10.乃至17.いずれか一つに記載の制御方法。
19. 10.乃至18.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
300 サブ期間情報
302 サブ期間
304 使用可能金額
400 推移情報
402 日付
404 予想消費金額
406 固定フラグ
500 スケジュール情報
502 日付
504 スケジュール名
506 予想消費金額
600 履歴情報
602 日付
604 消費金額
606 固定フラグ
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージ
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 情報処理装置
2020 消費パターン取得部
2040 サブ期間情報生成部
2060 消費パターン生成部
2080 更新部
2100 警告部
3000 計算機

Claims (11)

  1. クレジットカードのユーザの金銭消費に関する傾向を表す金銭消費パターンを取得する消費パターン取得手段と、
    前記クレジットカードについて、第1の支払日とその次の第2の支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割し、前記金銭消費パターンに基づいて、前記サブ期間ごとに前記クレジットカードの使用可能金額を示すサブ期間情報を生成するサブ期間情報生成手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記ユーザによる金銭の消費履歴又は前記ユーザのスケジュール情報を取得し、前記取得した消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを生成する消費パターン生成手段を有し、
    前記消費パターン取得手段は、前記金銭消費パターン生成手段によって生成された前記ユーザの金銭消費パターンを取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成されたサブ期間情報について、前記サブ期間の長さを変更するか、又は前記サブ期間における使用可能金額を変更する更新手段を有する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記更新手段は、前記第1の支払日以降かつ前記第2の支払日よりも前の或る時点において、前記クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となった場合、又は前記単位利用期間についてユーザが設定した最大使用可能額の残りが所定値以下となった場合に、その時点以降の前記サブ期間の長さを短くするか、又はその時点以降の前記サブ期間における使用可能金額を減額する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記更新手段は、前記第1の支払日以降かつ前記第2の支払日よりも前の或る時点を含むサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、その時点以降の前記サブ期間における使用可能金額を減額する、請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記更新手段は、前記金銭消費パターンが変更された場合に、前記変更された金銭消費パターンに基づいて新たにサブ期間情報を生成することで、前記サブ期間情報を変更する、請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザによる金銭の消費履歴又は前記ユーザのスケジュール情報を取得し、前記取得した消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを生成する消費パターン生成手段を有し、
    前記消費パターン生成手段は、前記消費履歴又は前記スケジュール情報が変更された場合、前記変更された消費履歴又はスケジュール情報に基づいて、前記金銭消費パターンを変更し、
    前記更新手段は、前記変更された金銭消費パターンに基づいて新たにサブ期間情報を生成することで、前記サブ期間情報を変更する、請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 前記クレジットカードの利用限度額の残りが所定値以下となった場合、前記単位利用期間についてユーザが設定した最大使用可能額の残りが所定値以下となった場合、又は或るサブ期間においてユーザが消費した金額が、そのサブ期間に対応づけられている使用可能金額を超過した場合に、前記ユーザに対して警告を行う警告手段を有する、請求項1乃至7いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記サブ期間情報において、第1の前記サブ期間の長さは、第1の前記サブ期間よりも後の第2の前記サブ期間の長さよりも長い、請求項1乃至8いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    クレジットカードのユーザの金銭消費に関する傾向を表す金銭消費パターンを取得する消費パターン取得ステップと、
    前記クレジットカードについて、第1の支払日とその次の第2の支払日までの期間である単位利用期間を複数のサブ期間に分割し、前記金銭消費パターンに基づいて、前記サブ期間ごとに前記クレジットカードの使用可能金額を示すサブ期間情報を生成するサブ期間情報生成ステップと、
    を有する制御方法。
  11. 請求項10に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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