JP2017181822A - 光学部品及びレーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる光学部品及びレーザ装置を提供する。【解決手段】 光学部品3は、コア51と、外周面の少なくとも一部が平面からなりコア51よりも屈折率の低い内側クラッド52と、内側クラッド52を被覆し内側クラッド52よりも屈折率の低い外側クラッド53と、を有する異形光ファイバ50と、内側クラッド52の外側クラッド53が除去された領域における外周面の少なくとも一部を覆い、屈折率が内側クラッド52以上である第1の光除去部材56aと、を備え、平面と第1の光除去部材56aとは、異形光ファイバ50の長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なる。【選択図】 図5

Description

本発明は光学部品、及びレーザ装置に関する。
レーザ光は集光性に優れ、パワー密度を高くすることができることから加工の分野で注目度が高まっている。特に、ファイバレーザ装置は、高い効率を有すること、小さなビームスポットとなる光が得られること等から注目を集めている。また、ファイバレーザ装置では、増幅用光ファイバにデリバリファイバが接続されて用いられる場合がある。
ファイバレーザ装置において、増幅用光ファイバが他の光ファイバ、例えばデリバリファイバと融着接続されたときに、当該増幅用光ファイバのコアとデリバリファイバのコアとの軸ずれやモードフィールドの不整合等が起こる場合がある。その場合、当該デリバリファイバのコアに入射する光の一部がデリバリファイバのクラッドに漏れて、そのままクラッドを伝搬することがある。また、増幅用光ファイバのクラッドを伝搬する励起光の一部は、コアに添加されたドーパントに吸収されずに増幅用光ファイバから出射され、デリバリファイバのクラッドに入射してクラッド内を伝搬される場合がある。
このようなクラッドを伝搬する光であるクラッド伝搬光を除去する構成として、下記特許文献1に記載の漏れ光除去部品がある。下記特許文献1の漏れ光除去部品では、上記クラッド伝搬光を除去するために、デリバリファイバにおける増幅用光ファイバと接続される接続点で、デリバリファイバのクラッドの外周面が、クラッドよりも屈折率の高い樹脂層で被膜されている。
そのため、デリバリファイバのクラッドを伝搬するクラッド伝搬光は、上記の樹脂層から光ファイバ外部へと放射される。
特開2014−163955号公報
ところで、クラッド伝搬光のクラッドの外周面に対する入射角が小さい成分の光は、入射角が大きい成分の光に比べて外部へと放射され易い。そのため、上記特許文献1に記載の構成では、デリバリファイバのクラッドの外周面に対する入射角が小さいクラッド伝搬光は、光ファイバ外部に放射される。一方、クラッドの外周面に対する入射角が大きいクラッド伝搬光は、光ファイバ外部へと放射されづらくクラッド内に残留する傾向がある。
そこで本発明は、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる光学部品及びレーザ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光学部品は、コアと、外周面の少なくとも一部が平面からなり前記コアよりも屈折率の低い内側クラッドと、前記内側クラッドを被覆し前記内側クラッドよりも屈折率の低い外側クラッドと、を有する異形光ファイバと、前記内側クラッドの前記外側クラッドが除去された領域における外周面の少なくとも一部を覆い、屈折率が前記内側クラッド以上である第1の光除去部材と、を備え、前記平面と前記第1の光除去部材とは、前記異形光ファイバの長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なることを特徴とするものである。
光ファイバの内側クラッドの外周面が円形である場合には、異形光ファイバの長手方向に垂直な断面において、クラッド伝搬光の内側クラッドの外周面に対する入射角は概ね一定となる。一方、上記の光学部品の内側クラッドは外周面の少なくとも一部が平面であるため、クラッド伝搬光の内側クラッドの外周面に対する上記の入射角は、反射を繰り返すと一定とならない。そのため、上記の内側クラッドを伝搬するクラッド伝搬光は内側クラッドで不規則な反射を繰り返して伝搬する。この不規則な反射を繰り返す伝搬の過程で、クラッド伝搬光はモード変換し、内側クラッドの外周面に対する入射角が当初より小さい成分の光が増える傾向にある。
また、上記の光学部品では、第1の光除去部材と内側クラッドの平面が異形光ファイバの長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なるように第1の光除去部材が配置されている。この第1の光除去部材の配置により、上記内側クラッドにおいて第1の光除去部材との重なりがある方向に伝搬するクラッド伝搬光を第1の光除去部材で除去することができる。
即ち、上記の光学部品は、光学部品に入射する前と比べて、クラッド伝搬光のクラッドの外周面に対する入射角が小さくされた状態で、第1の光除去部材に入射する比率を高めることができる。これにより、上記の光学部品は、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる。
また、前記内側クラッドの前記外側クラッドが除去された領域における外周面の少なくとも一部を覆い、前記内側クラッドよりも屈折率の高い第2の光除去部材を更に備え、前記第2の光除去部材と前記平面とは、前記異形光ファイバの長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なり、前記第2の光除去部材と前記第1の光除去部材とは、前記異形光ファイバの長手方向において離間していることが好ましい。
上記の光学部品は、第1の光除去部材に加えて、更に第2の光除去部材を備える。そのため例えば、第1の光除去部材が除去できなかったクラッド伝搬光を、クラッドの外周面に対する入射角が小さくされた状態で、第2の光除去部材が除去することが可能となる。その場合には、第1の光除去部材、第2の光除去部材で、光の放出を分散することができ、放出された光により発熱する場合であっても当該発熱を分散させることができる。
ところで、クラッド伝搬光には出射端へ向かって進む順方向の光とは逆方向に進む光が存在する場合がある。逆方向に進む光としては、例えば、光ファイバ同士の接続点で反射される光や、加工対象物から反射されて戻る光が挙げられる。上記の光学部品において、第1の光除去部材と第2の光除去部材とは、異形光ファイバの長手方向において離間している。そのため、仮にクラッド伝搬光に逆方向に進む光がある場合には、例えば、第1の光除去部材ではクラッド伝搬光の順方向に進む光を主に除去し、第2の光除去部材ではクラッド伝搬光の逆方向に進む光を主に除去することが可能となる。即ち、順方向に進む光と順方向とは逆方向に進む光とが、クラッドの外周面に対する入射角が小さくされた状態で、第1の光除去部材、第2の光除去部材により、除去されることが可能となる。
また、前記異形光ファイバと他の光ファイバとが接続され、前記異形光ファイバと前記他の光ファイバとの接続点と前記第1の光除去部材とは、前記異形光ファイバの長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なることが好ましい。
光ファイバ同士が接続される接続点では、コア同士の軸ずれやモードフィールドの不整合等に起因するクラッド伝搬光が発生し易い。上記の光学部品の様に、クラッド伝搬光が発生しやすい接続点の近傍に第1の光除去部材を配置することで、第1の光除去部材に入射するクラッド伝搬光を増加させることができ、効率よくクラッド内からクラッド伝搬光を除去することができる。
また、前記内側クラッドの長手方向に垂直な断面の外形は、多角形とされても良い。
また、前記第1の光除去部材は、前記内側クラッドの外周面の全周を覆うことが好ましい。
上記の光学部品の構成では、内側クラッドの外周面の一部を覆う場合に比べて、第1の光除去部材と内側クラッドとの接する面積を大きくすることが出来る。従って、内側クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光は、内側クラッドから第1の光除去部材に入射しやすくなる。そのため、内側クラッドから効率よくクラッド伝搬光を除去することができる。
また、上記課題を解決するため、本発明のレーザ装置は、光源部と、前記光源部から出射される光が入射する上記のいずれかの光学部品と、を備えることを特徴とするものである。
上記レーザ装置は、上記の光学部品を構成の一部として含む。光源部から上記の光学部品の異形光ファイバへと光が入射するときに、上記異形光ファイバにクラッド伝搬光が生じる場合がある。クラッド伝搬光が生じる場合、上記の光学部品は、上述した通りクラッドの外周面に対する入射角が小さくされた状態で第1の光除去部材を用いて当該クラッド伝搬光をクラッド内から除去することができる。
従って、本発明のレーザ装置によれば、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる。
以上のように本発明によれば、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる光学部品及びレーザ装置が提供される。
本発明の実施形態にかかるレーザ装置を示す概略図である。 増幅用光ファイバの長手方向に垂直な断面図である。 異形光ファイバの長手方向に垂直な断面図である。 デリバリファイバの長手方向に垂直な断面図である。 本発明の実施形態にかかる増幅用光ファイバと異形光ファイバとの接続点付近における光学部品の長手方向の断面図である。 図5に示す光学部品のX−X線における断面図である。 本発明の実施形態にかかる異形光ファイバとデリバリファイバとの接続点付近における光学部品の長手方向の断面図である。 図7に示す光学部品のY−Y線における断面図である。 変形例1における異形光ファイバの長手方向に垂直な断面図である。 変形例2における異形光ファイバの長手方向に垂直な断面図である。
以下、本発明に係る光学部品及びレーザ装置の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、理解の容易のため、それぞれの図のスケールと、以下の説明に記載のスケールとが異なる場合がある。
図1は、本実施形態のレーザ装置を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態のレーザ装置は、ファイバレーザ装置1とされる。ファイバレーザ装置1は、MO−PA(Master Oscillator Power Amplifier)型のファイバレーザ装置であり、種光源10、励起光源20、増幅用光ファイバ30、カプラ40、光学部品3及びデリバリファイバ60を主な構成要素として備える。
種光源10は、種光を出射する部材であり、例えば、レーザダイオードから成るレーザ光源や、ファブリフェペロー型やファイバリング型のファイバレーザから成る。この種光源10には、コア、及び、コアを被覆するクラッドから構成される種光ファイバ15が接続される。種光ファイバ15としては、例えば、シングルモードファイバが挙げられる。
励起光源20は、励起光を出射する部材であり、例えば、複数のレーザダイオード21から構成される。これらレーザダイオード21には、励起光ファイバ22が接続される。
図2は、増幅用光ファイバ30の長手方向に垂直な断面図である。図2に示すように、増幅用光ファイバ30は、コア31と、コア31を被覆する内側クラッド32と、内側クラッド32を被覆する外側クラッド33と、外側クラッド33を被覆する被覆層34とから構成される。コア31の屈折率は内側クラッド32の屈折率よりも高く、内側クラッド32の屈折率は外側クラッド33の屈折率よりも高くされる。
コア31を構成する材料としては、例えば、屈折率を上昇させるゲルマニウム等の元素、及び、励起光源20から出射される励起光により励起される活性元素が添加された石英が挙げられる。活性元素としては、イッテルビウム(Yb)、ツリウム(Tm)、セリウム(Ce)、ネオジウム(Nd)、ユーロピウム(Eu)、エルビウム(Er)等の希土類元素が挙げられる。また、希土類元素の他に、ビスマス(Bi)等が挙げられる。内側クラッド32を構成する材料としては、例えば、何らドーパントが添加されていない純粋石英が挙げられ、外側クラッド33を構成する材料としては、例えば、紫外線硬化樹脂が挙げられる。また、被覆層34を構成する材料としては、例えば、外側クラッド33を構成する樹脂とは異なる紫外線硬化樹脂が挙げられる。
カプラ40は、種光源10から出射される種光を増幅用光ファイバ30におけるコア31の一端に入射させるとともに、励起光源20から出射される励起光を増幅用光ファイバ30における内側クラッド32の一端に入射させる部材である。
具体的にカプラ40では、種光ファイバ15のコアと、増幅用光ファイバ30のコア31とが端面接続され、種光源10から種光ファイバ15を介して出射される種光が増幅用光ファイバ30におけるコア31の一端に入射される。
また、カプラ40では、それぞれの励起光ファイバ22のコアと、増幅用光ファイバ30の内側クラッド32とが端面接続され、励起光源20から励起光ファイバ22を介して出射される励起光が増幅用光ファイバ30における内側クラッド32の一端に入射される。また、増幅用光ファイバ30の他端は、光学部品3と接続されている。
光学部品3は、異形光ファイバ50及び2つの光除去部材(第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56b)を主な構成要素として備える。
異形光ファイバ50は、一端が増幅用光ファイバ30と融着接続され、他端がデリバリファイバ60と融着接続されている。そのため、異形光ファイバ50は、増幅用光ファイバ30によって増幅された光をデリバリファイバ60へと伝搬する。
図3は、異形光ファイバ50の長手方向に垂直な断面図である。図3に示すように、異形光ファイバ50は、コア51と、コア51を被覆する内側クラッド52と、内側クラッド52の一部を被覆する外側クラッド53と、外側クラッド53を被覆する被覆層54とから構成される。コア51の屈折率は、内側クラッド52の屈折率よりも高く、内側クラッド52の屈折率は、外側クラッド53の屈折率よりも高くされる。従って、内側クラッド52はコア51よりも屈折率が低い。同様に、外側クラッド53は、内側クラッド52よりも屈折率が低い。
異形光ファイバ50におけるコア51の直径は、例えば増幅用光ファイバ30におけるコア31の直径と同程度とされ、異形光ファイバ50における内側クラッド52の外径は、例えば増幅用光ファイバ30における内側クラッド32の外径と略同程度とされる。
また、内側クラッド52の外周面は、円柱の外周面の一部が平面とされた形状とされ、平面部52aと曲面部52bとを有する。そのため、コア51の中心から内側クラッド52の外周面までの距離は一定ではなく、コア51の中心から平面部52aまでの距離は、コア51の中心から曲面部52bまでの距離よりも短い。なお、本実施形態の内側クラッド52の外径とは、曲面部52bにおける外径を意味する。
異形光ファイバ50におけるコア51、内側クラッド52、外側クラッド53及び被覆層54を構成する材料は、例えば、増幅用光ファイバ30とコア31に活性元素が含まれていない点を除いて増幅用光ファイバ30と同様とされる。
デリバリファイバ60は、一端が異形光ファイバ50と融着接続され、他端は出射端として外部へと繋がっている。図4は、デリバリファイバ60の長手方向に垂直な断面図である。図4に示すように、デリバリファイバ60は、コア61と、コア61を被覆するクラッド62と、クラッド62を被覆する被覆層63とから構成される。
デリバリファイバ60のコア61の屈折率はクラッド62の屈折率よりも高くされる。また、デリバリファイバ60のコア61の直径は、例えば異形光ファイバ50におけるコア51の直径と同程度とされ、クラッド62の外径は、例えば異形光ファイバ50における内側クラッド52の外径と同程度とされる。
なお、デリバリファイバ60におけるコア61、クラッド62及び被覆層63を構成する材料は、例えば、異形光ファイバ50とほぼ同様とされる。
図5は、増幅用光ファイバ30と異形光ファイバ50との接続点6a付近における光学部品3の長手方向の断面図である。また、図6は、図5の光学部品3のX−X線における断面図である。図5に示すように、増幅用光ファイバ30と異形光ファイバ50とは、接続点6aにて融着接続される。そのため、コア51の一端面は、増幅用光ファイバ30におけるコア31の一端面と接続され、内側クラッド52の一端面は、内側クラッド32の一端面と接続される。従って、増幅用光ファイバ30と異形光ファイバ50との接続点6aでは、外側クラッド33及び被覆層34、外側クラッド53及び被覆層54が除去され、当該除去部分では、内側クラッド32、内側クラッド52が露出する。
本実施形態の光学部品3では、接続点6a付近の上記除去部分において、異形光ファイバ50の内側クラッド52、増幅用光ファイバ30の内側クラッド32は、第1の光除去部材56aにより外周面の全周にわたって被覆されている。
また、第1の光除去部材56aは、内側クラッド52の平面部52aと、異形光ファイバ50の長手方向に垂直な方向において一部が重なるようにして設けられている。この第1の光除去部材56aの屈折率は、内側クラッド52の屈折率以上とされている。このような第1の光除去部材56aを構成する材料としては、例えば、ウレタン系の樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられる。また、第1の光除去部材56aの外径は、被覆層54、被覆層63の外径よりも大きくされている。
上記のように、異形光ファイバ50の長手方向の断面において、内側クラッド52の外径は、増幅用光ファイバ30の内側クラッド32の外径と概ね等しく、内側クラッド52の外周面の一部は平面部52aとされる。従って、図5、図6に示すように、内側クラッド32と内側クラッド52とは、接続点6aにおいて、外形が一致せずに、内側クラッド52の平面部52aと増幅用光ファイバ30の内側クラッド32との間に段差が生じる。
第1の光除去部材56aは、この段差により露出する増幅用光ファイバ30の内側クラッド32の端面も被覆している。こうして、接続点6a付近における光学部品3は、コア51と、内側クラッド52と、第1の光除去部材56aとで構成される。
図7は、異形光ファイバ50とデリバリファイバ60との接続点6b付近における光学部品3の長手方向の断面図である。図8は、図7に示す光学部品3のY−Y線における断面図である。異形光ファイバ50とデリバリファイバ60とは、接続点6bにて融着接続される。そのため、コア51の一端面は、デリバリファイバ60におけるコア61の一端面と接続され、内側クラッド52の一端面は、クラッド62の一端面と接続される。従って、異形光ファイバ50とデリバリファイバ60との接続点6bでは、外側クラッド53及び被覆層54、被覆層63が除去され、当該除去部分では、内側クラッド32、クラッド62が露出する。
本実施形態の光学部品3では、接続点6b付近の上記除去部分において、異形光ファイバ50の内側クラッド52、デリバリファイバ60のクラッド62は、第2の光除去部材56bにより外周面の全周にわたって被覆されている。
また、第2の光除去部材56bは、内側クラッド52の平面部52aと、異形光ファイバ50の長手方向に垂直な方向において一部が重なるようにして設けられている。この第2の光除去部材56bの屈折率は、第1の光除去部材56aと同様に、内側クラッド52の屈折率以上にされている。従って、第2の光除去部材56bを構成する材料は、例えば、第1の光除去部材56aを構成する材料と同様とされる。また、第2の光除去部材56bの外径は、被覆層54、被覆層63の外径よりも大きくされている。
上記のように、異形光ファイバ50の長手方向の断面において、内側クラッド52の外径は、デリバリファイバ60のクラッド62の外径と概ね等しく、異形光ファイバ50の内側クラッド52の外周面の一部は平面部52aとされる。従って、図7に示すように、内側クラッド52とクラッド62とは、接続点6bにおいて、外形が一致せずに内側クラッド52の平面部52aとクラッド62の外周面との間に段差が生じる。
第2の光除去部材56bは、この段差により露出する異形光ファイバ50の内側クラッド52、及びデリバリファイバ60のクラッド62の端面も被覆している。こうして、接続点6b付近における光学部品3は、コア51と、内側クラッド52と、第2の光除去部材56bとで構成される。
なお、本実施形態では、第2の光除去部材56bと、平面部52aが接する長手方向の面積は、第1の光除去部材56aと平面部52aが接する長手方向の面積に比べて大きくされている。
次に、本実施形態におけるファイバレーザ装置1の動作、作用について説明する。
本実施形態におけるファイバレーザ装置1では、種光源10から出射される種光は、種光ファイバ15のコアを伝播し、カプラ40によって増幅用光ファイバ30のコア31に入射される。増幅用光ファイバ30のコア31に入射した種光は、当該コア31を伝搬する。
一方、励起光源20から出射される励起光は、励起光ファイバ22のコアを伝播し、カプラ40によって増幅用光ファイバ30の内側クラッド32に入射される。内側クラッド32に入射した励起光は、増幅用光ファイバ30における内側クラッド32及びコア31を伝搬し、当該励起光によってコア31に添加される活性元素が励起される。
励起状態にある活性元素は、コア31を伝搬する種光によって誘導放出を引き起こし、当該誘導放出に起因して種光が増幅される。そして、増幅された種光は、増幅用光ファイバ30における他端と融着接続される異形光ファイバ50のコア51に入射し、当該異形光ファイバ50のコア51を伝搬して、デリバリファイバ60のコア61へと入射する。その後、増幅された種光は、デリバリファイバ60のコア61の出射端から外部へと出射される。
ところで、増幅用光ファイバ30のコア31と異形光ファイバ50のコア51との軸ずれやモードフィールドの不整合等に起因して、当該異形光ファイバ50のコア51に入射する光の一部が内側クラッド52に漏れる場合がある。また、増幅用光ファイバ30の内側クラッド32を伝搬する励起光の一部は、増幅用光ファイバ30のコア31に入射せずにドーパントに吸収されず、そのまま内側クラッド32を伝搬する、いわゆるスキューが起こる場合がある。これらの場合、異形光ファイバ50の内側クラッド52に、上記の光が入射してクラッド伝搬光として内側クラッド52を伝搬する可能性がある。
第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bの屈折率は、上記のように内側クラッド52の屈折率以上とされる。このため、内側クラッド52を伝搬するクラッド伝搬光は、第1の光除去部材56aと内側クラッド52との境界面や第2の光除去部材56bと内側クラッド52との境界面に達すると、内側クラッド52の外周面で全反射されにくい。そのため、内側クラッド52の外周面で反射されずに第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bへと入射したクラッド伝搬光は、内側クラッド52から除去されることが可能となる。
また、上記のように、異形光ファイバ50の内側クラッド52の外周面は、円柱の外周面と同じ形状ではなく少なくとも一部が平面から成っている。光ファイバの長手方向に垂直な断面における内側クラッドの外周面が円形である場合には、クラッド伝搬光の内側クラッドの外周面に対する入射角は一定となる。一方、上記の光学部品3では、平面部52aからなる外周面と、断面が円形の一部である曲面部52bとで異なる反射をするため、クラッド伝搬光の内側クラッド52の外周面に対する上記の入射角は一定とならない。そのため、内側クラッド52を伝搬するクラッド伝搬光は、内側クラッド52で不規則な反射を繰り返して伝搬する。この不規則な反射を繰り返す伝搬の過程で、クラッド伝搬光はモード変換し、内側クラッド52の外周面に対する入射角が当初より小さくなる光の成分が増える傾向にある。
従って、第1の光除去部材56aでは、内側クラッド52からより効率的にクラッド伝搬光を除去することができる。同様に、第2の光除去部材56bでも、第1の光除去部材56aで除去されなかったクラッド伝搬光を、内側クラッド52の外周面に対する入射角が小さくされた光の成分が増えた状態で、内側クラッド52から除去することができる。上記ように、内側クラッド52の外周面に対する入射角が小さいクラッド伝搬光は、大きい場合に比べてクラッド内から除去しやすい。
この結果、本実施形態の光学部品3、及びファイバレーザ装置1は、クラッドの外周面に対する入射角が大きいクラッド伝搬光がクラッド内に残留することを抑制して、クラッド伝搬光をクラッド内から効率よく除去することができる。
また、本実施形態の光学部品3は、2つの光除去部材である第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bを備え、第1の光除去部材56aと第2の光除去部材56bとは、異形光ファイバ50の長手方向において重ならずに離間している。そのため、一方の光除去部材でクラッド伝搬光が除去されずとも、他方の光除去部材でクラッド伝搬光を除去することが可能で、クラッド内から効率よくクラッド伝搬光を除去することが可能となる。また、除去する光を分散させることで、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bに放出される光により発熱する場合であっても当該発熱を分散することができる。
ところで、クラッド伝搬光には出射端へ向かって進む順方向の光と、それとは逆方向に進む光が存在する場合がある。逆方向に進む光は、例えば光ファイバ同士の接続点で反射される光や加工対象物から反射されて戻る光である。そのため、クラッド伝搬光のうち順方向とは逆方向に進む光は、デリバリファイバ60から光学部品3の異形光ファイバ50に入射する。この光は異形光ファイバ50を伝搬することで、内側クラッド52の外周面に対する入射角が小さくなる成分が増える傾向にある。特に、接続点6a付近で、内側クラッド52の外周面に対する入射角が小さくなる成分が最も増える傾向にある。
そのため、第1の光除去部材56a、第2の光除去部材56bにおいてクラッド伝搬光の逆方向に進む光は、内側クラッド52の外周面に対する入射角の小さい成分が増えた状態で除去されることが可能となる。即ち、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bは、順方向に進む光及び順方向とは逆方向に進む光のいずれも、外周面に対する入射角の小さい光の成分が増えた状態で、クラッド内から除去することが可能となる。
また、本実施形態では、上記のように第1の光除去部材56a、第2の光除去部材56bは、接続点6a,接続点6bと異形光ファイバ50の長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なる。上記のように、接続点6a,6bではクラッド伝搬光が発生しやすい。そこで、上記の第1の光除去部材56a、第2の光除去部材56bの配置により、クラッド伝搬光が発生する接続点6a,接続点6bでクラッド伝搬光を除去することができる。そのため、効率よくクラッド内からクラッド伝搬光を除去することができる。
また本実施形態では、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bは、それぞれ内側クラッド52の外周面の全周を覆っている。これにより、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bと内側クラッド52との接する面積は大きくなる。従って、内側クラッド52の外周面の一部を覆う場合に比べて、内側クラッド52から効率よくクラッド伝搬光を除去することができる。
また本実施形態では、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bは、接続点6a,6bで、内側クラッド52の外周面の一部が平面部52aであることにより外形が一致せずに生じる段差の領域を被覆し、上記のように、段差により露出する増幅用光ファイバ30の内側クラッド32の端面、及び、デリバリファイバ60のクラッド62の端面も被覆している。従って、増幅用光ファイバ30の内側クラッド32から異形光ファイバ50に向かって伝搬する光の一部は、異形光ファイバ50に入射せずに上記段差において、第1の光除去部材56aに直接入射する。同様に、デリバリファイバ60のクラッド62から異形光ファイバ50に向かって伝搬する光の一部は、異形光ファイバ50に入射せずに上記段差において、第2の光除去部材56bに直接入射する。このように段差が設けられることで、クラッド伝搬光をより効率的に抑制することが可能となる。
以上、本実施形態が一例として説明されたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。以下、本発明の変形例について説明する。
(変形例1)
図9は、変形例1における異形光ファイバの長手方向に垂直な断面図である。図9に示すように、本変形例における内側クラッド52の外周の長手方向の断面は、正五角形である。このように、正五角形の断面形状の場合には、5つの平面部52aが内側クラッド52の外周面を形成することになる。
内側クラッド52を伝搬するクラッド伝搬光は、平面部52aから成る外周面で反射されると、上記のように内側クラッド52内で不規則な反射を繰り返して伝搬する。この不規則な反射を繰り返す伝搬の過程で、クラッド伝搬光はモード変換し、内側クラッド52の外周面において反射するときの内側クラッド52の外周面に対する入射角は、入射した当初よりも小さくなる傾向にある。
従って、本変形例の構成であっても、本実施形態と同様に、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる。
(変形例2)
図10は、変形例2における異形光ファイバの長手方向に垂直な断面図である。図10に示すように、本変形例における内側クラッド52の外周の長手方向の断面は、正六角形である。このように、正六角形の断面形状の場合には、6つの平面部52aが内側クラッド52の外周面を形成することになる。
内側クラッド52を伝搬するクラッド伝搬光は、平面部52aから成る外周面で反射されると、上記のように内側クラッド52内で不規則な反射を繰り返して伝搬する。この不規則な反射を繰り返す伝搬の過程で、クラッド伝搬光はモード変換し、内側クラッド52の外周面において反射するときの当該外周面に対する入射角は、入射した当初よりも小さくなる傾向にある。
従って、本変形例の構成であっても、本実施形態と同様に、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる。
変形例1、変形例2で説明したように、内側クラッド52の外周の長手方向の断面は、多角形であっても良い。即ち、上記実施形態では、内側クラッド52の一部が平面からなっていたが、変形例1、変形例2のように、内側クラッド52は、外周面の全てが平面からなっていても良い。
また、上記実施形態では、異形光ファイバ50の内側クラッド52は、屈折率が内側クラッド以上の第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bにより外周面の全周にわたって被覆されている。ただし、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bの少なくとも一方は、内側クラッド52の外周面の一部を覆うとしても良い。即ち、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bの少なくとも一方が、内側クラッド52の外周面の少なくとも一部を覆い、屈折率が内側クラッド52以上であれば、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる。
また、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bは、内側クラッド52の平面部52aと、異形光ファイバ50の長手方向に垂直な方向において一部が重なるようにして設けられている。ただし、全部が重なるようにして設けても良い。即ち、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bの少なくとも一方は、内側クラッド52の平面部52aと、異形光ファイバ50の長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なるようにして設けていれば良い。
また、上記実施形態の光学部品3では、2つの第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bを用いる構成として説明したが、1つの光除去部材を用いるとしても良い。例えば、第2の光除去部材56bが用いられ第1の光除去部材56aが用いられない場合には、用いられている第2の光除去部材56bを第1の光除去部材と考えることができる。その場合でも、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる。
また、上記実施形態では、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bは、2つの光ファイバが接続する接続点で異形光ファイバ50の内側クラッド52の外周面を覆う構成としているが、接続点に必ずしも限定される必要はない。例えば、第1の光除去部材56a及び第2の光除去部材56bの少なくとも一方は、接続点から離れた異形光ファイバ50の中心に近い位置で内側クラッド52の外周面を覆う構成としても良い。
また、上記実施形態では、光学部品3の異形光ファイバ50とデリバリファイバ60とが融着接続されている。しかしながら、デリバリファイバ60は、例えば異形光ファイバ50でも代替可能である。即ち、異形光ファイバ50が本実施形態におけるデリバリファイバ60と交換され、接続点6aは同じ異形光ファイバ50で初めから繋がっている構成であっても良い。
また、上記実施形態では、異形光ファイバ50と増幅用光ファイバ30及びデリバリファイバ60の直径が概ね等しいとされたが、異形光ファイバ50の直径は上記実施形態と異なっていても良い。例えば、上記実施形態や上記変形例における異形光ファイバ50の内接円の直径が増幅用光ファイバ30及びデリバリファイバ60の直径が概ね等しくされても良い。
また、上記実施形態では、光学部品3の異形光ファイバ50と増幅用光ファイバ30とが融着接続されている。ただし、増幅用光ファイバ30と異形光ファイバ50とは、デリバリファイバを介して接続されるとしても良い。
また、上記実施形態では、レーザ装置として、いわゆるMO−PA型のファイバレーザ装置を例に説明した。ただし、本発明のレーザ装置は、光学部品3を備える限りにおいて、特に上記のファイバレーザ装置に限定されない。例えば半導体レーザを光源部として、増幅用光ファイバを用いないレーザ装置であっても良い。また、いわゆる共振型のファイバレーザ装置であっても良く、他のファイバレーザ装置であっても良い。
また、第1の光除去部材56a、第2の光除去部材56bの外周面を覆うように、金属層が設けられても良い。この場合には、第1の光除去部材56a、第2の光除去部材56bに伝搬したクラッド伝搬光を金属層によって効率よく熱に変換することができる。
また、上記レーザ装置、上記光学部品3における各構成要素は、上述した実施形態や上記の変形例に示された内容以外に、適宜、本願目的を逸脱しない範囲で組み合わせ、省略、変更、周知技術の付加などをすることができる。
以上のように、本発明によれば、クラッド内を伝搬するクラッド伝搬光を抑制することができる光学部品及びレーザ装置が提供される。
1・・・ファイバレーザ装置
3・・・光学部品
6a,6b・・・接続点
10・・・種光源
20・・・励起光源
30・・・増幅用光ファイバ
34,54,63・・・被覆層
40・・・カプラ
50・・・異形光ファイバ
51・・・コア
52・・・内側クラッド
52a・・・平面部
53・・・外側クラッド
56a・・・第1の光除去部材
56b・・・第2の光除去部材
60・・・デリバリファイバ


Claims (6)

  1. コアと、外周面の少なくとも一部が平面からなり前記コアよりも屈折率の低い内側クラッドと、前記内側クラッドを被覆し前記内側クラッドよりも屈折率の低い外側クラッドと、を有する異形光ファイバと、
    前記内側クラッドの前記外側クラッドが除去された領域における外周面の少なくとも一部を覆い、屈折率が前記内側クラッド以上である第1の光除去部材と、
    を備え、
    前記平面と前記第1の光除去部材とは、前記異形光ファイバの長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なる
    ことを特徴とする光学部品。
  2. 前記内側クラッドの前記外側クラッドが除去された領域における外周面の少なくとも一部を覆い、前記内側クラッドよりも屈折率の高い第2の光除去部材を更に備え、
    前記第2の光除去部材と前記平面とは、前記異形光ファイバの長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なり、
    前記第2の光除去部材と前記第1の光除去部材とは、前記異形光ファイバの長手方向において離間している
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
  3. 前記異形光ファイバと他の光ファイバとが接続され、
    前記異形光ファイバと前記他の光ファイバとの接続点と前記第1の光除去部材とは、前記異形光ファイバの長手方向に垂直な方向において少なくとも一部が重なる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学部品。
  4. 前記内側クラッドの前記異形光ファイバの長手方向に垂直な断面の外形は、多角形である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光学部品。
  5. 前記第1の光除去部材は、前記内側クラッドの外周面の全周を覆うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光学部品。
  6. 光源部と、
    前記光源部から出射される光が入射する請求項1から5のいずれか1項に記載の光学部品と、
    を備える
    ことを特徴とするレーザ装置。


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