JP2017181247A - ジッタ検出回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波クロック信号の時間的揺らぎであるジッタを検出することができるジッタ検出回路を提供する。【解決手段】ジッタ検出回路は、クロック信号netAの各周期を複数のグループに分類してクロック信号netAのジッタを検出するジッタ検出回路である。前記ジッタ検出回路は、同一の前記グループに属する前記周期の長さに対応する傾斜状の電圧を生成するスロープ回路10A〜10Cを前記グループ毎に有する。また、ジッタ検出回路は、スロープ回路10A〜10Cの出力に基づいてクロック信号netAのジッタの有無を判定する判定部(コンパレータ12A〜12F及びORゲート13A〜13C)を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、クロック信号の時間的揺らぎであるジッタを検出するジッタ検出回路に関する。
従来より、種々のジッタ検出回路が提案されている。例えば、特許文献1では、クロック信号の分周信号の位相幅を、クロック信号より周波数の高い高速クロックを用いてカウントし、クロック信号のジッタ異常を検出するジッタ検出回路が提案されている。
特開2010−213224号公報
しかしながら、特許文献1で提案されているジッタ検出回路は、検出対象であるクロック信号よりも周波数の高い高速クロックを必要とする構成であるため、高周波クロック信号のジッタを検出することが困難であるという問題を有していた。
本発明は、上記の状況に鑑み、高周波クロック信号の時間的揺らぎであるジッタを検出することができるジッタ検出回路を提供することを目的とする。
本明細書中に開示されているジッタ検出回路は、クロック信号の各周期を複数のグループに分類して前記クロック信号のジッタを検出するジッタ検出回路であって、同一の前記グループに属する前記周期の長さに対応する傾斜状の電圧を生成するスロープ回路を前記グループ毎に有し、前記スロープ回路の出力に基づいて前記クロック信号のジッタの有無を判定する判定部を有する構成(第1の構成)である。
また、上記第1の構成のジッタ検出回路において、前記スロープ回路が前記クロック信号の周期の長さを前記傾斜状の電圧の終端電圧の大きさに変換する構成(第2の構成)であってもよい。
また、上記第1または第2の構成のジッタ検出回路において、前記スロープ回路には、Nを自然数として、(2N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第1スロープ回路と、2N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第2スロープ回路と、の二種類があり、前記判定部は、mを自然数として、前記第1スロープ回路から出力される(2m−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第2スロープ回路から出力される2m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(2m−1)回目の前記周期及び2m回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、前記第2スロープ回路から出力される2m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第1スロープ回路から出力される(2m+1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の2m回目の前記周期及び(2m+1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定する構成(第3の構成)であってもよい。
また、上記第3の構成のジッタ検出回路において、前記判定部は、基準電圧源を有し、前記基準電圧源から出力される基準電圧に基づいてジッタの有無を判定する構成(第4の構成)であってもよい。
また、上記第1の構成または第2の構成のジッタ検出回路において、前記スロープ回路には、Nを自然数として、(2N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第1スロープ回路と、2N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第2スロープ回路と、の二種類があり、前記判定部は、前記第1スロープ回路から出力される(2N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(2N−1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、前記第2スロープ回路から出力される2N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の2N回目の前記周期に関するジッタの有無を判定する構成(第5の構成)であってもよい。
また、上記第5の構成のジッタ検出回路において、前記判定部は、第1基準電圧を出力する第1基準電圧源及び前記第1基準電圧とは異なる値の第2基準電圧を出力する第2基準電圧源を有し、前記第1基準電圧及び前記第2基準電圧に基づいてジッタの有無を判定する構成(第6の構成)であってもよい。
また、上記第1の構成または第2の構成のジッタ検出回路において、前記スロープ回路には、Nを自然数として、(3N−2)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第1スロープ回路と、(3N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第2スロープ回路と、3N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第3スロープ回路と、の三種類があり、前記判定部は、mを自然数として、前記第1スロープ回路から出力される(3m−2)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第2スロープ回路から出力される(3m−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(3m−2)回目の前記周期及び(3m−1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、前記第2スロープ回路から出力される(3m−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第3スロープ回路から出力される3m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(3m−1)回目の前記周期及び3m回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、前記第3スロープ回路から出力される3m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第1スロープ回路から出力される(3m+1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の3m回目の前記周期及び(3m+1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定する構成(第7の構成)であってもよい。
また、上記第7の構成のジッタ検出回路において、前記スロープ回路または前記判定部がオフセット機能を有する構成(第8の構成)であってもよい。
また、上記第1〜第8いずれかの構成のジッタ検出回路において、前記判定部がチョッパ型コンパレータを含む構成(第9の構成)であってもよい。
本明細書中に開示されている車両は、クロック信号を発振する発振器と、前記クロック信号のジッタを検出する上記第1〜第9いずれかの構成のジッタ検出回路と、を有する構成(第10の構成)である。
本明細書中に開示されているジッタ検出回路によれば、高周波クロック信号の時間的揺らぎであるジッタを検出することができる。
ジッタ検出回路の第1構成例を示す図 図1に示すジッタ検出回路によって実行されるジッタ検出動作の一例を示すタイミングチャート チョッパ型コンパレータの一構成例を示す図 ジッタ検出回路の第2構成例を示す図 図4に示すジッタ検出回路によって実行されるジッタ検出動作の一例を示すタイミングチャート ジッタ検出回路の第3構成例を示す図 図6に示すジッタ検出回路によって実行されるジッタ検出動作の一例を示すタイミングチャート 発光装置が搭載される車両の外観図(前面) 発光装置が搭載される車両の外観図(背面)
<第1構成例>
図1はジッタ検出回路の第1構成例を示す図である。図1に示すジッタ検出回路は、スロープ回路10A〜10Cと、サンプルホールド回路11A〜11Cと、コンパレータ12A〜12Fと、ORゲート13A〜13Cと、を有する。
スロープ回路10Aは、クロック信号netAに同期し、図示しない定電流回路、抵抗等で図示しないキャパシタを充放電させることによって傾斜状の電圧を含む電圧信号netBと電圧信号netBに正のオフセットを加えた電圧信号netB’とを生成し、電圧信号netB及びnetB’をサンプルホールド回路11Aに出力する。スロープ回路10Bは、クロック信号netAに同期し、図示しない定電流回路、抵抗等で図示しないキャパシタを充放電させることによって傾斜状の電圧を含む電圧信号netCと電圧信号netCに正のオフセットを加えた電圧信号netC’とを生成し、電圧信号netC及びnetC’をサンプルホールド回路11Bに出力する。スロープ回路10Cは、クロック信号netAに同期し、図示しない定電流回路、抵抗等で図示しないキャパシタを充放電させることによって傾斜状の電圧を含む電圧信号netDと電圧信号netDに正のオフセットを加えた電圧信号netD’とを生成し、電圧信号netD及びnetD’をサンプルホールド回路11Cに出力する。
サンプルホールド回路11Aは、クロック信号netAに同期し、電圧信号netBをサンプルホールドして電圧信号netEを生成し、電圧信号netB’をサンプルホールドして電圧信号netE’を生成する。そして、サンプルホールド回路11Aは、電圧信号netEをコンパレータ12Aの非反転入力端子及びコンパレータ12Fの非反転入力端子に出力し、電圧信号netE’をコンパレータ12Bの反転入力端子及びコンパレータ12Eの反転入力端子に出力する。
サンプルホールド回路11Bは、クロック信号netAに同期し、電圧信号netCをサンプルホールドして電圧信号netFを生成し、電圧信号netC’をサンプルホールドして電圧信号netF’を生成する。そして、サンプルホールド回路11Bは、電圧信号netFをコンパレータ12Bの非反転入力端子及びコンパレータ12Cの非反転入力端子に出力し、電圧信号netF’をコンパレータ12Aの反転入力端子及びコンパレータ12Dの反転入力端子に出力する。
サンプルホールド回路11Cは、クロック信号netAに同期し、電圧信号netDをサンプルホールドして電圧信号netGを生成し、電圧信号netD’をサンプルホールドして電圧信号netG’を生成する。そして、サンプルホールド回路11Cは、電圧信号netGをコンパレータ12Dの非反転入力端子及びコンパレータ12Eの非反転入力端子に出力し、電圧信号netF’をコンパレータ12Cの反転入力端子及びコンパレータ12Fの反転入力端子に出力する。
コンパレータ12A〜12Fは、クロック信号netAに同期して比較動作を行い、非反転入力端子に印加される電圧信号が反転入力端子に印加される電圧信号を超えている場合にハイレベルの信号を出力し、非反転入力端子に印加される電圧信号が反転入力端子に印加される電圧信号以下である場合にローレベルの信号を出力する。ORゲート13Aの出力信号netHは、コンパレータ12Aの出力信号又はコンパレータ12Bの出力信号がハイレベルである場合にハイレベルになり、コンパレータ12Aの出力信号及びコンパレータ12Bの出力信号がローレベルである場合にローレベルになる。ORゲート13Bの出力信号netIは、コンパレータ12Cの出力信号又はコンパレータ12Dの出力信号がハイレベルである場合にハイレベルになり、コンパレータ12Cの出力信号及びコンパレータ12Dの出力信号がローレベルである場合にローレベルになる。ORゲート13Cの出力信号netJは、コンパレータ12Eの出力信号又はコンパレータ12Fの出力信号がハイレベルである場合にハイレベルになり、コンパレータ12Eの出力信号及びコンパレータ12Fの出力信号がローレベルである場合にローレベルになる。なお、コンパレータ12Aの出力信号とコンパレータ12Bの出力信号の双方が同時にハイレベルになることはない。同様に、コンパレータ12Cの出力信号とコンパレータ12Dの出力信号の双方が同時にハイレベルになることはなく、コンパレータ12Eの出力信号とコンパレータ12Fの出力信号の双方が同時にハイレベルになることはない。
次に、図1に示すジッタ検出回路の動作について説明する。図2は、図1に示すジッタ検出回路によって実行されるジッタ検出動作の一例を示すタイミングチャートであり、上から順に、クロック信号netA、スロープ回路10Aから出力される電圧信号netB及びnetB’、スロープ回路10Bから出力される電圧信号netC及びnetC’、サンプルホールド回路10Cから出力される電圧信号netD及びnetD’、サンプルホールド回路11Aから出力される電圧信号netE及びnetE’、サンプルホールド回路11Bから出力される電圧信号netF及びnetF’、並びにサンプルホールド回路11Cから出力される電圧信号netG及びnetG’の各信号波形が描写されている。なお、電圧信号netB’〜 netG’の各信号波形は細実線で描写されている。
スロープ回路10Aは、クロック信号netAの第1回目の周期T1において一定の傾きの傾斜状の電圧を生成し、傾斜状の電圧の終端電圧を第3回目の周期T3でのクロック信号netAの立ち下がり時点まで保持した後、保持していた電圧をリセットする。これより、クロック信号netAの第1回目の周期T1の長さが、クロック信号netAの第2回目の周期T2における電圧信号netBの大きさに変換される。そして、クロック信号netAの第2回目の周期T2における電圧信号netBは、クロック信号netAの第4回目の周期T4が終了するまで電圧信号netEとして保持される。なお、スロープ回路10Aは、クロック信号netAの第4回目の周期T4以降において上記と同様の動作を繰り返し、サンプルホールド回路11Aは、クロック信号netAの第5回目の周期T5以降において上記と同様の動作を繰り返す。
スロープ回路10Bは、クロック信号netAの第2回目の周期T2において一定の傾きの傾斜状の電圧を生成し、傾斜状の電圧の終端電圧を第4回目の周期T4でのクロック信号netAの立ち下がり時点まで保持した後、保持していた電圧をリセットする。これより、クロック信号netAの第2回目の周期T2の長さが、クロック信号netAの第3回目の周期T3における電圧信号netCの大きさに変換される。そして、クロック信号netAの第3回目の周期T3における電圧信号netCは、クロック信号netAの第5回目の周期T5が終了するまで電圧信号netFとして保持される。なお、スロープ回路10Bは、クロック信号netAの第5回目の周期T5以降において上記と同様の動作を繰り返し、サンプルホールド回路11Bは、クロック信号netAの第6回目の周期以降において上記と同様の動作を繰り返す。
スロープ回路10Cは、クロック信号netAの第3回目の周期T3において一定の傾きの傾斜状の電圧を生成し、傾斜状の電圧の終端電圧を第5回目の周期T5でのクロック信号netAの立ち下がり時点まで保持した後、保持していた電圧をリセットする。これより、クロック信号netAの第3回目の周期T3の長さが、クロック信号netAの第4回目の周期T4における電圧信号netDの大きさに変換される。そして、クロック信号netAの第4回目の周期T4における電圧信号netDは、クロック信号netAの第6回目の周期が終了するまで電圧信号netGとして保持される。なお、スロープ回路10Cは、クロック信号netAの第6回目の周期以降において上記と同様の動作を繰り返し、サンプルホールド回路11Cは、クロック信号netAの第7回目の周期以降において上記と同様の動作を繰り返す。
コンパレータ12A及び12Bは、第3回目の周期T3でのクロック信号netAの立ち下がり時点で比較動作を行う。これにより、第1回目の周期T1と第2回目の周期T2との差が上述した正のオフセットの量によって定まる所定時間を超えると、電圧信号netHがハイレベルになり、クロック信号netAのジッタが検出される。なお、コンパレータ12A及び12Bは、クロック信号netAの第4回目の周期T4以降において上記と同様の動作を繰り返す。
コンパレータ12C及び12Dは、第4回目の周期T4でのクロック信号netAの立ち下がり時点で比較動作を行う。これにより、第2回目の周期T2と第3回目の周期T3との差が上述した正のオフセットの量によって定まる所定時間を超えると、電圧信号netIがハイレベルになり、クロック信号netAのジッタが検出される。なお、コンパレータ12C及び12Dは、クロック信号netAの第5回目の周期T5以降において上記と同様の動作を繰り返す。
コンパレータ12E及び12Fは、第5回目の周期T5でのクロック信号netAの立ち下がり時点で比較動作を行う。これにより、第3回目の周期T3と第4回目の周期T4との差が上述した正のオフセットの量によって定まる所定時間を超えると、電圧信号netIがハイレベルになり、クロック信号netAのジッタが検出される。なお、コンパレータ12E及び12Fは、クロック信号netAの第6回目の周期以降において上記と同様の動作を繰り返す。
図1に示すジッタ検出回路は、クロック信号netAの連続する2つの周期の各長さからサイクルトゥサイクルジッタ(cycle to cycle jitter)の有無を判定する処理を間引くこと無く行い、その判定結果に基づいてサイクルトゥサイクルジッタを検出する。また、図1に示すジッタ検出回路は、クロック信号netAの周期の長さを傾斜状の電圧の終端電圧の大きさに変換しているため、クロック信号netAよりも高速なクロックが不要であり、クロック信号netAが高周波信号である場合でもジッタを検出することができる。
ただし、図1に示すジッタ検出回路では、コンパレータ12A〜12E及び12Fがクロック信号netAに対応して比較動作を行う必要がある。このため、コンパレータ12A〜12Fは高速対応が可能な構成であることが望ましい。
ここで、コンパレータ12A〜12Fとして好適である高速対応が可能なコンパレータの一構成例を図3に示す。なお、図3に示すコンパレータを例えばコンパレータ12Aとして用いる場合にはサンプルホールド回路11A及び11Bも図3に示すコンパレータに含まれることになる。図3に示すコンパレータは、スイッチSW1〜SW3と、コンデンサC1と、インバータINV1と、を有するチョッパ型コンパレータである。
入力端子TM1には電圧V1が印加され、入力端子TM2には電圧V2が印加される。入力端子TM1はスイッチSW1を介してコンデンサC1の一端に接続され、入力端子TM2はスイッチSW2を介してコンデンサC1の一端に接続される。コンデンサC1の他端はインバータINV1の入力端子に接続され、インバータINV1の出力端子は出力端子TM3に接続される。また、インバータINVの入力端子と出力端子はスイッチSW3を介して接続される。
上記構成のチョッパ型コンパレータでは、まずスイッチSW1がオフ状態となりスイッチSW2及びSW3がオン状態となる。これにより、コンデンサC1の一端の電位は電圧V2 となり、コンデンサC1の他端の電位はインバータINV1の閾値電圧Vthとなる。このとき、コンデンサC1にはV2−Vthに相当する電荷が充電される。
次に、スイッチSW2及びSW3がオフ状態となりスイッチSW1がオン状態となる。これにより、コンデンサC1の一端の電位は電圧V1となる。そして、電圧V1が電圧V2以上である場合にはコンデンサC1の他端の電位はインバータINV1の閾値電圧Vth以上になってインバータINV1の出力信号はローレベルとなり、出力端子TM3から出力される。一方、電圧V1が電圧V2未満である場合にはコンデンサC1の他端の電位はインバータINV1の閾値電圧Vth未満になってインバータINV1の出力信号はハイレベルとなり、出力端子TM3から出力される。
<第2構成例>
図4はジッタ検出回路の第2構成例を示す図である。図4に示すジッタ検出回路は、スロープ回路20及び21と、サンプルホールド回路22及び23と、コンパレータ24〜27と、基準電圧源REF20〜23と、ORゲート28及び29と、を有する。
スロープ回路20は、クロック信号netAに同期し、図示しない定電流回路、抵抗等で図示しないキャパシタを充放電させることによって傾斜状の電圧を含む電圧信号netBを生成し、電圧信号netBをサンプルホールド回路22に出力する。スロープ回路21は、クロック信号netAに同期し、図示しない定電流回路、抵抗等で図示しないキャパシタを充放電させることによって傾斜状の電圧を含む電圧信号netCを生成し、電圧信号netCをサンプルホールド回路23に出力する。
サンプルホールド回路22は、クロック信号netAに同期し、電圧信号netBをサンプルホールドして電圧信号netDを生成し、電圧信号netDをコンパレータ24の非反転入力端子及びコンパレータ25の反転入力端子に出力する。サンプルホールド回路23は、クロック信号netAに同期し、電圧信号netCをサンプルホールドして電圧信号netEを生成し、電圧信号netEをコンパレータ26の非反転入力端子及びコンパレータ27の反転入力端子に出力する。
基準電圧源REF20から出力される上限閾値電圧VthHがコンパレータ24の反転入力端子に供給され、基準電圧源REF21から出力される下限閾値電圧VthLがコンパレータ25の非反転入力端子に供給される。基準電圧源REF22から出力される上限閾値電圧VthHがコンパレータ26の反転入力端子に供給され、基準電圧源REF23から出力される下限閾値電圧VthLがコンパレータ27の非反転入力端子に供給される。なお、基準電圧源REF20と基準電圧源REF22を共用化し、一つの基準電圧源としてもよい。同様に、基準電圧源REF21と基準電圧源REF23を共用化し、一つの基準電圧源としてもよい。
コンパレータ24は、電圧信号netDが上限閾値電圧VthHを超えている場合にハイレベルの信号を出力し、電圧信号netDが上限閾値電圧VthH以下である場合にローレベルの信号を出力する。コンパレータ25は、電圧信号netDが下限閾値電圧VthLを未満である場合にハイレベルの信号を出力し、電圧信号netDが下限閾値電圧VthL以上である場合にローレベルの信号を出力する。ORゲート28の出力信号netFは、コンパレータ24の出力信号又はコンパレータ25の出力信号がハイレベルである場合にハイレベルになり、コンパレータ24の出力信号及びコンパレータ25の出力信号がローレベルである場合にローレベルになる。なお、コンパレータ24の出力信号とコンパレータ25の出力信号の双方が同時にハイレベルになることはない。
コンパレータ26は、電圧信号netEが上限閾値電圧VthHを超えている場合にハイレベルの信号を出力し、電圧信号netEが上限閾値電圧VthH以下である場合にローレベルの信号を出力する。コンパレータ27は、電圧信号netEが下限閾値電圧VthLを未満である場合にハイレベルの信号を出力し、電圧信号netEが下限閾値電圧VthL以上である場合にローレベルの信号を出力する。ORゲート29の出力信号netGは、コンパレータ26の出力信号又はコンパレータ27の出力信号がハイレベルである場合にハイレベルになり、コンパレータ26の出力信号及びコンパレータ27の出力信号がローレベルである場合にローレベルになる。なお、コンパレータ26の出力信号とコンパレータ27の出力信号の双方が同時にハイレベルになることはない。
次に、図4に示すジッタ検出回路の動作について説明する。図5は、図4に示すジッタ検出回路によって実行されるジッタ検出動作の一例を示すタイミングチャートであり、上から順に、クロック信号netA、スロープ回路20から出力される電圧信号netB、スロープ回路21から出力される電圧信号netC、サンプルホールド回路22から出力される電圧信号netD、サンプルホールド回路23から出力される電圧信号netE、ORゲート28の出力信号netF、及びORゲート29の出力信号netGの各信号波形が描写されている。
スロープ回路20は、クロック信号netAの第1回目の周期T1において一定の傾きの傾斜状の電圧を生成し、傾斜状の電圧の終端電圧を第2回目の周期T2でのクロック信号netAの立ち下がり時点まで保持した後、保持していた電圧をリセットする。これより、クロック信号netAの第1回目の周期T1の長さが、クロック信号netAの第2回目の周期T2におけるクロック信号netAの立ち下がり時点までの電圧信号netBの大きさに変換される。そして、クロック信号netAの第2回目の周期T2におけるクロック信号netAの立ち下がり時点までの電圧信号netBは、クロック信号netAの第4回目の周期T4におけるクロック信号netAの立ち下がり時点まで電圧信号netDとして保持される。なお、スロープ回路20は、クロック信号netAの第3回目の周期T3以降において上記と同様の動作を繰り返し、サンプルホールド回路22は、クロック信号netAの第4回目の周期T4におけるクロック信号netAの立ち下がりより後において上記と同様の動作を繰り返す。
スロープ回路21は、クロック信号netAの第2回目の周期T2において一定の傾きの傾斜状の電圧を生成し、傾斜状の電圧の終端電圧を第3回目の周期T3でのクロック信号netAの立ち下がり時点まで保持した後、保持していた電圧をリセットする。これより、クロック信号netAの第2回目の周期T2の長さが、クロック信号netAの第3回目の周期T3におけるクロック信号netAの立ち下がり時点までの電圧信号netCの大きさに変換される。そして、クロック信号netAの第3回目の周期T3におけるクロック信号netAの立ち下がり時点までの電圧信号netCは、クロック信号netAの第5回目の周期T5におけるクロック信号netAの立ち下がり時点まで電圧信号netEとして保持される。なお、スロープ回路21は、クロック信号netAの第4回目の周期T4以降において上記と同様の動作を繰り返し、サンプルホールド回路23は、クロック信号netAの第5回目の周期T5におけるクロック信号netAの立ち下がりより後において上記と同様の動作を繰り返す。
コンパレータ24が電圧信号netDと上限閾値電圧VthHとを比較しコンパレータ25が電圧信号netDと下限閾値電圧VthLとを比較するので、奇数回目の周期それぞれにおいて、クロック信号netAの周期が上述した上限閾値電圧VthH及び下限閾値電圧VthLによって定まる所定時間範囲外になると、電圧信号netFがハイレベルになり、クロック信号netAのジッタが検出される。
コンパレータ26が電圧信号netEと上限閾値電圧VthHとを比較しコンパレータ27が電圧信号netEと下限閾値電圧VthLとを比較するので、偶数回目の周期それぞれにおいて、クロック信号netAの周期が上述した上限閾値電圧VthH及び下限閾値電圧VthLによって定まる所定時間範囲外になると、電圧信号netGがハイレベルになり、クロック信号netAのジッタが検出される。
図4に示すジッタ検出回路は、クロック信号netAの1周期の長さからジッタの有無を判定する処理を間引くこと無く行い、その判定結果に基づいてジッタを検出する。図4に示すジッタ検出回路は、クロック信号netAの1周期の長さからジッタの有無を判定しているので、図1に示すジッタ検出回路では検出することができなかったロングタームジッタ(long term jitter)も検出することができる。また、図4に示すジッタ検出回路は、クロック信号netAの周期の長さを傾斜状の電圧の終端電圧の大きさに変換しているため、クロック信号netAよりも高速なクロックが不要であり、クロック信号netAが高周波信号である場合でもジッタを検出することができる。
また、図4に示すジッタ検出回路は、図1に示すジッタ検出回路と比較して回路規模が小さいという利点も有する。
なお、クロック信号netAの周波数が非常に高くなった場合でも対応できるようにコンパレータ24〜27にチョッパ型コンパレータを用いてもよい。
<第3構成例>
図6はジッタ検出回路の第3構成例を示す図である。図6に示すジッタ検出回路は、スロープ回路30及び31と、コンパレータ32〜35と、ORゲート36及び37と、チョッパ型コンパレータCH30〜CH33と、基準電圧源REF30及びREF31と、スイッチSW30及びSW31と、を有する。
スロープ回路30は、クロック信号netAに同期し、図示しない定電流回路、抵抗等で図示しないキャパシタを充放電させることによって傾斜状の電圧を含む電圧信号netBを生成して出力する。スロープ回路31は、クロック信号netAに同期し、図示しない定電流回路、抵抗等で図示しないキャパシタを充放電させることによって傾斜状の電圧を含む電圧信号netCを生成して出力する。
スロープ回路30の出力端はスイッチSW30を介してコンパレータ32の非反転入力端子、コンパレータ33の反転入力端子、コンパレータ34の非反転入力端子、及びコンパレータ35の反転入力端子に接続される。スロープ回路31の出力端はスイッチSW31を介してコンパレータ32の反転入力端子、コンパレータ33の非反転入力端子、コンパレータ34の反転入力端子、及びコンパレータ35の非反転入力端子に接続される。
コンパレータ32の出力端子はチョッパ型コンパレータCH30の非反転入力端子に接続され、コンパレータ33の出力端子はチョッパ型コンパレータCH31の非反転入力端子に接続される。基準電圧源REF30の正極が、チョッパ型コンパレータCH30の反転入力端子及びチョッパ型コンパレータCH31の反転入力端子に接続される。基準電圧源REF30の負極は接地される。
コンパレータ34の出力端子はチョッパ型コンパレータCH32の非反転入力端子に接続され、コンパレータ35の出力端子はチョッパ型コンパレータCH33の非反転入力端子に接続される。基準電圧源REF31の正極が、チョッパ型コンパレータCH32の反転入力端子及びチョッパ型コンパレータCH33の反転入力端子に接続される。基準電圧源REF31の負極は接地される。
次に、図6に示すジッタ検出回路の動作について説明する。図7は、図6に示すジッタ検出回路によって実行されるジッタ検出動作の一例を示すタイミングチャートであり、上から順に、クロック信号netA、スロープ回路30から出力される電圧信号netB、及びスロープ回路31から出力される電圧信号netCの各信号波形、スイッチSW30及びSW31の状態、チョッパ型コンパレータCH30及びCH31の状態、並びにチョッパ型コンパレータCH32及びCH33の状態が描写されている。
スロープ回路30は、クロック信号netAの第1回目の周期T1において一定の傾きの傾斜状の電圧を生成し、傾斜状の電圧の終端電圧を第2回目の周期T2が終了する直前まで保持した後、第2回目の周期T2が終了した時点で保持していた電圧をリセットする。これより、クロック信号netAの第1回目の周期T1の長さが、クロック信号netAの第2回目の周期T2における電圧信号netBの大きさに変換される。なお、スロープ回路30は、クロック信号netAの第3回目の周期T3以降において上記と同様の動作を繰り返す。
スロープ回路31は、クロック信号netAの第2回目の周期T2において一定の傾きの傾斜状の電圧を生成し、傾斜状の電圧の終端電圧を第3回目の周期T3が終了する直前まで保持した後、第3回目の周期T3が終了した時点で保持していた電圧をリセットする。これより、クロック信号netAの第2回目の周期T2の長さが、クロック信号netAの第3回目の周期T3における電圧信号netCの大きさに変換される。なお、スロープ回路31は、クロック信号netAの第4回目の周期T4以降において上記と同様の動作を繰り返す。
スイッチSW30は、クロック信号netAの偶数回目の周期が開始してから立ち下がり時点までオン状態になり、それ以外の期間オフ状態になる。スイッチSW31は、クロック信号netAの奇数回目の周期が開始してから立ち下がり時点までオン状態になり、それ以外の期間オフ状態になる。
上述したスイッチSW30及びSW31のオン/オフ切り替わりにより、クロック信号netAの第3回目の周期T3の立ち下がり時点から第3回目の周期T3が終了するまでの間、コンパレータ32は、クロック信号netAの第1回目の周期T1の長さから第2回目の周期T2の長さを引いた値に応じた電圧値の電圧信号を出力し、コンパレータ33は、クロック信号netAの第2回目の周期T2の長さから第1回目の周期T1の長さを引いた値に応じた電圧値の電圧信号を出力する。チョッパ型コンパレータCH30は、事前に基準電圧Vrefをセットしておき、クロック信号netAの第3回目の周期T3の立ち下がり時点から第3回目の周期T3が終了するまでの間においてコンパレータ32の出力をセットする。チョッパ型コンパレータCH31は、事前に基準電圧Vrefをセットしておき、クロック信号netAの第3回目の周期T3の立ち下がり時点から第3回目の周期T3が終了するまでの間においてコンパレータ33の出力をセットする。クロック信号netAの第5回目以降の周期において上記と同様の動作が繰り返される。
上述したスイッチSW30及びSW31のオン/オフ切り替わりにより、クロック信号netAの第4回目の周期T4の立ち下がり時点から第4回目の周期T4が終了するまでの間、コンパレータ34は、クロック信号netAの第4回目の周期T4の長さから第3回目の周期T3の長さを引いた値に応じた電圧値の電圧信号を出力し、コンパレータ35は、クロック信号netAの第3回目の周期T3の長さから第4回目の周期T4の長さを引いた値に応じた電圧値の電圧信号を出力する。チョッパ型コンパレータCH32は、事前に基準電圧Vrefをセットしておき、クロック信号netAの第4回目の周期T4の立ち下がり時点から第4回目の周期T4が終了するまでの間においてコンパレータ34の出力をセットする。チョッパ型コンパレータCH32は、事前に基準電圧Vrefをセットしておき、クロック信号netAの第4回目の周期T4の立ち下がり時点から第4回目の周期T4が終了するまでの間においてコンパレータ35の出力をセットする。クロック信号netAの第6回目以降の周期において上記と同様の動作が繰り返される。
図6に示すジッタ検出回路は、クロック信号netAの連続する2つの周期の各長さからサイクルトゥサイクルジッタ(cycle to cycle jitter)の有無を判定する処理を間引くこと無く行い、その判定結果に基づいてサイクルトゥサイクルジッタを検出する。また、図6に示すジッタ検出回路は、クロック信号netAの周期の長さを傾斜状の電圧の終端電圧の大きさに変換しているため、クロック信号netAよりも高速なクロックが不要であり、クロック信号netAが高周波信号である場合でもジッタを検出することができる。
また、図6に示すジッタ検出回路は、図1に示すジッタ検出回路と比較してスロープ回路の個数が少ないので、図1に示すジッタ検出回路と比較して回路規模が小さいという利点も有する。
<用途>
上述したジッタ検出回路は、発振器から出力されるクロック信号を使用する装置全てに適用することができるが、特に出力にクロック信号のジッタが影響する装置に好適である。さらに、使用期間が長い装置では発振器の経年変化が起こり易いので、上述したジッタ検出回路は、使用期間が長い装置に好適である。したがって、産業機械または車両に搭載される装置に上述したジッタ検出回路を適用することが好ましい。発振器から出力されるクロック信号を使用され、車両に搭載される装置としては、例えば発光素子を駆動する発光素子駆動装置、電圧変換を行う電源装置などがある。
上記した発光素子駆動装置は、例えば、図8及び図9で示す通り、車両X10のヘッドライト(ハイビーム/ロービーム/スモールランプ/フォグランプなどを適宜含む)X11、白昼夜走行(DRL)用光源X12、テールランプ(スモールランプやバックランプなどを適宜含む)X13、ストップランプX14、及び、ター ンランプX15の少なくとも一つを駆動する。上述したジッタ検出回路を適用することにより、クロック信号のジッタに起因してランプ輝度の揺らぎが生じていることを容易に検出することができる。
<その他の変形例>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。例えば、図1に示すジッタ検出回路はスロープ回路10A〜10Cが電圧信号にオフセットを加える構成であったが、当該構成に代わりにサンプルホールド回路11A〜11C又はコンパレータ12A〜12Fが電圧信号にオフセットを加えるようにしてもよい。また、上述したジッタ検出回路は、クロック信号netAの立ち上がりを基準とした周期に関するジッタを検出する構成であったが、当該構成の代わりにクロック信号netAの立ち下がりを基準とした周期に関するジッタを検出するようにしてもよい。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
10A〜10C、20、21、30、31 スロープ回路
11A〜11C、22、23 サンプルホールド回路
12A〜12F、24〜27、32〜35 コンパレータ
13A〜13C、28、29、36、37 ORゲート
C1 コンデンサ
CH30〜CH33 チョッパ型コンパレータ
INV1 インバータ
REF20〜23、REF30、REF31 基準電圧源
SW1〜SW3、SW30、SW31 スイッチ
X10 車両
X11 ヘッドライト
X12 白昼夜走行(DRL)用光源
X13 テールランプ
X14 ストップランプ
X15 ターンランプ

Claims (10)

  1. クロック信号の各周期を複数のグループに分類して前記クロック信号のジッタを検出するジッタ検出回路であって、
    同一の前記グループに属する前記周期の長さに対応する傾斜状の電圧を生成するスロープ回路を前記グループ毎に有し、
    前記スロープ回路の出力に基づいて前記クロック信号のジッタの有無を判定する判定部を有することを特徴とするジッタ検出回路。
  2. 前記スロープ回路が前記クロック信号の周期の長さを前記傾斜状の電圧の終端電圧の大きさに変換する請求項1に記載のジッタ検出回路。
  3. 前記スロープ回路には、Nを自然数として、
    (2N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第1スロープ回路と、
    2N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第2スロープ回路と、の二種類があり、
    前記判定部は、mを自然数として、
    前記第1スロープ回路から出力される(2m−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第2スロープ回路から出力される2m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(2m−1)回目の前記周期及び2m回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、
    前記第2スロープ回路から出力される2m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第1スロープ回路から出力される(2m+1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の2m回目の前記周期及び(2m+1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定する請求項1又は請求項2に記載のジッタ検出回路。
  4. 前記判定部は、基準電圧源を有し、
    前記基準電圧源から出力される基準電圧に基づいてジッタの有無を判定する請求項3に記載のジッタ検出回路。
  5. 前記スロープ回路には、Nを自然数として、
    (2N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第1スロープ回路と、
    2N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第2スロープ回路と、の二種類があり、
    前記判定部は、
    前記第1スロープ回路から出力される(2N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(2N−1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、
    前記第2スロープ回路から出力される2N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の2N回目の前記周期に関するジッタの有無を判定する請求項1又は請求項2に記載のジッタ検出回路。
  6. 前記判定部は、第1基準電圧を出力する第1基準電圧源及び前記第1基準電圧とは異なる値の第2基準電圧を出力する第2基準電圧源を有し、
    前記第1基準電圧及び前記第2基準電圧に基づいてジッタの有無を判定する請求項5に記載のジッタ検出回路。
  7. 前記スロープ回路には、Nを自然数として、
    (3N−2)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第1スロープ回路と、
    (3N−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第2スロープ回路と、
    3N回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧を生成する第3スロープ回路と、の三種類があり、
    前記判定部は、mを自然数として、
    前記第1スロープ回路から出力される(3m−2)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第2スロープ回路から出力される(3m−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(3m−2)回目の前記周期及び(3m−1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、
    前記第2スロープ回路から出力される(3m−1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第3スロープ回路から出力される3m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の(3m−1)回目の前記周期及び3m回目の前記周期に関するジッタの有無を判定し、
    前記第3スロープ回路から出力される3m回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧及び前記第1スロープ回路から出力される(3m+1)回目の前記周期の長さに対応する前記傾斜状の電圧に基づいて、前記クロック信号の3m回目の前記周期及び(3m+1)回目の前記周期に関するジッタの有無を判定する請求項1又は請求項2に記載のジッタ検出回路。
  8. 前記スロープ回路または前記判定部がオフセット機能を有する請求項7に記載のジッタ検出回路。
  9. 前記判定部がチョッパ型コンパレータを含む請求項1〜8のいずれか一項に記載のジッタ検出回路。
  10. クロック信号を発振する発振器と、
    前記クロック信号のジッタを検出する請求項1〜9のいずれか一項に記載のジッタ検出回路と、を有することを特徴とする車両。
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